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2010.01.11.MON
高校サッカー決勝は山梨学院大附が初出場で初優勝!!本日の超最新情報

INDEX

初出場初優勝
第88回全国高校選手権大会決勝
山梨学院大附(山梨)1−0青森山田(青森)
初出場の山梨学院大付が山梨県勢として初の高校日本一!初出場での優勝は23大会ぶりの快挙!

途中出場
イタリアセリエA第19節
ジェノア2−0カターニャ
ユベントス0−3ミラン
フィオレンティーナ2−1バーリ
森本貴幸は後半30分から途中出場!3位vs2位対決はロナウジーニョの2ゴールなどでミランが完勝!

出番なし
スペインリーガエスパニョーラ第17節
エスパニョール2−1サラゴサ
テネリフェ0−5バルセロナ
レアル・マドリード2−0マジョルカ
シェレス1−3バレンシア
中村俊輔はベンチ入りも出番なし!首位バルサ、2位レアル、3位バレンシアは揃って快勝!

開幕
アフリカネーションズカップ・グループリーグ第1戦(開幕戦)
アンゴラ4−4マリ
開催国アンゴラは4−0の後半34分からの4失点でまさかのドロー発進!

帰国
アフリカネーションズカップ開幕を前に、チームのバスが銃撃されて関係者に死傷者が出たトーゴ代表が帰国!

二転三転で欠場1
トーゴ代表が二転三転した末にアフリカネーションズカップを欠場!

新体制発表
J1川崎が川崎市内で2010年シーズンの新体制を発表!

残留
横浜FCの元日本代表FW三浦知良(42)が同チーム残留を表明!

本日の超サカFLASH
INACが元日本代表FW鈴木智子(27)の現役引退を発表ほか


本文
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初出場初優勝
第88回全国高校選手権大会決勝結果

山梨学院大附(山梨)1−0青森山田(青森)
(国立)
≪得点者≫
山梨学院大附:碓井鉄平11

第88回全国高校選手権大会トーナメント表
※携帯以外からの閲覧では正しく表示されません。

広島観音─┐
山形中央─┘┐
東  北┐ │┐
一  条┘┐┘│
尚  志┐┘ │
松 山 北┘  │
西 武 台┐  │┐
立正淞南┘┐ ││
松商学園┐┘┐││
作  陽┘ │┘│
矢板中央─┐┘ │
近大和歌─┘  │
武  相─┐  │┐
日章学園─┘┐ ││
富山第一┐ │┐││
山  口┘┐┘│││
帝  京┐┘ │││
ルーテル┘  │┘│
山梨学付┐  │ │
野  洲┘┐ │ │
秋 田 商┐┘┐│ │
立命館宇┘ │┘ │
香 川 西─┐┘  │
前橋育英─┘   │
         ├
鹿  島─┐   │
関大第一─┘┐  │
旭 川 実┐ │┐ │
南 風 原┘┐┘│ │
八 千 代┐┘ │ │
中津工東┘  │ │
北  越┐  │┐│
国  見┘┐ │││
藤枝明誠┐┘┐│││
徳 島 商┘ │┘││
岐 阜 工─┐┘ ││
東 福 岡─┘  │┘
青森山田─┐  │
科学技術─┘┐ │
星  稜┐ │┐│
佐 賀 東┘┐┘││
丸  岡┐┘ ││
高  知┘  │┘
盛岡市立┐  │
四日市中┘┐ │
東久留米┐┘┐│
 境  ┘ │┘
中京中京─┐┘
神村学園─┘

 サッカーの第88回全国高校選手権は本日11日、東京・国立霞ヶ丘競技場で山梨学院大付(山梨)vs青森山田(青森)の決勝が行われ、初出場の山梨学院大付が1−0で勝ち、山梨県勢として初の高校日本一に輝いた。
 初出場での優勝は第65回大会の東海大一(静岡、現東海大翔洋)以来23大会ぶりの快挙。青森山田は青森県勢初優勝を逃した。
 立ち上がりは中盤でボールを支配した山梨学院大付ペース。自慢のパスワークを活かして青森山田陣内へ攻め込み、何度かシュートを試みる。対する青森山田も前半10分、FW成田が相手DFの甘いクリアボールを直接シュート。枠の左へ外すも、山梨学院大付を脅かす。
 試合が動いたのは前半11分。高い位置でのプレスから山梨学院大付がボールを奪い、エリア内左でパスを受けたMF碓井が足元でボールをおさめてから右足シュート。対角線に放ったシュートはGK櫛引政の手をかすめてゴール右上に突き刺さり、山梨学院大付が主将の一撃で先制。前半20分過ぎからは、青森山田が左サイドバックの中島の攻撃参加や守備的MF柴崎のパスなど高い個人技を軸に反撃したが、山梨学院大付も体を張った粘り強い守備でゴールを許さなかった。

【大会優秀選手36人発表】
 サッカーの全国高校選手権の優秀選手36人が本日11日に発表され、初優勝した山梨学院大付(山梨)から主将のMF碓井ら6人が選ばれた。準優勝の青森山田(青森)勢はU-17(17歳以下)日本代表で2年生のMF柴崎ら6人。
 優秀選手で編成する日本高校選抜は2月27日に開催されるJリーグの富士ゼロックス・スーパーカップ(国立)の前座試合でU-18(18歳以下)Jリーグ選抜と対戦。その後、スイスに遠征する。
 優秀選手36人は以下の通り。

GK:
櫛引政敏(青森山田)
菅野一輝(尚志)
村井泰希(四日市中央工)
原田直樹(広島観音)
DF:
横浜充俊(青森山田)
中島龍基(青森山田)
須藤貴郁(矢板中央)
関篤志(山梨学院大付)
中田寛人(山梨学院大付)
藤巻謙(山梨学院大付)
山本真也(藤枝明誠)
小谷祐喜(関大一)
岡崎克也(境)
宇都宮憲司(広島観音)
MF:
椎名伸志(青森山田)
三田尚希(青森山田)
柴崎岳(青森山田)
渡辺裕紀(矢板中央)
益子直樹(矢板中央)
小島秀仁(前橋育英)
長沢和輝(八千代)
碓井鉄平(山梨学院大付)
平塚拓真(山梨学院大付)
辻俊行(藤枝明誠)
久保開立(関大一)
柳直人(作陽)
柳田優介(広島観音)
大楠恭平(神村学園)
福野あさと(神村学園)
FW:
伊東拓弥(山梨学院大付)
宮市亮(中京大中京)
久保綾祐(関大一)
大西晃広(香川西)
赤崎秀平(佐賀東)
山本大貴(ルーテル学院)
黄順旻(神村学園)

【狙い通りの前半勝負】
 試合開始から山梨学院大付の青いユニホームが、猛然とゴールへ迫った。そして前半11分にMF碓井が先制。勝負を懸けた時間帯で狙い通りに決勝点を奪った。「とにかく前半勝負」と見ていた横森監督の読みがズバリと当たった。
 チームを初出場優勝に導いた横森監督は韮崎(山梨)の監督時代に3度の準優勝経験を持つ。それだけに「4度目で初めて勝たせてもらった。何度やっても厳しい試合ばかり」とホッとした表情を浮かべた。
 もともとは攻撃的なチームだが、守備も光った。2回戦からは5試合連続の無失点。170センチと小柄なセンターバック、中田は「前線から追いかけて、全員が連動した守備を意識している」という。青森山田の注目MF柴崎を密着マークするのではなく、守備陣は柴崎が出すパスの受け手へ素早いプレスをかけた。
 決勝前日の練習風景が印象的だった。和んだ雰囲気でボール回しなどに興じる選手達。横森監督はピッチではなく競技場の観客席に座り、ただ眺めていた。「何かがうまくなるわけではない。リラックスして決勝を迎えさせたい」。韮崎時代にはスパルタ指導で選手を引っ張ったが、今は年齢を重ねた余裕がある。
 横森監督は試合後、昨年11月に県大会を制した際には辞退した胴上げをされた。「冗談で『全国で』と言っていたら、まさか。うれしかった」。選手達の手で夢心地で国立の空に舞った。

【碓井、本人も驚く鮮烈ミドル】
 鮮やかなミドルシュートで山梨学院大付を初優勝に導いた主将の碓井が仲間から胴上げされ、3度宙を舞った。「最高の日になった」と無邪気な笑顔を見せた。
 前半11分、左サイドで鈴木のパスを受けた碓井は「前にスペースがあった」と思い切り良く右足を振り抜く。「鳥肌が立った。あんなすごいシュートを打てるとは」と本人も驚く弾道でゴール右上隅に突き刺さった。
 シュート以外でも、J1のG大阪の遠藤を参考にしたパスさばきで攻撃の起点となった。先月の練習中に発症した腰の痛みを押して今大会全6試合にフル出場し、4得点の活躍だった。
 J1のFC東京の下部組織に所属していた時、山梨学院大付と練習試合をした際のプレーが認められ、横森監督にスカウトされた。自分と同様に県外出身者が多数を占めるチームを見事にまとめ上げた18歳は駒大に進学する。「将来的にプロ入りもあれば…。そして指導者にも」と大きな夢を語った。

【井上、無念の負傷も優勝喜ぶ】
 山梨学院大付の横森監督が「一番頼りになるサイドバック」と評する井上は、右足首を負傷して前半32分に無念の途中交代。控室では涙がしばらく止まらなかったという。
 骨折か靱帯損傷の疑いがあるそうで、患部を固定した痛々しい姿。それでも井上は「最初はケガを受け止められなかったけど、みんな最高のプレーをした。一生の宝物」と優勝の喜びに浸った。

【青森山田、序盤の失点が響く】
 頂点に届かなかった悔しさ以上に、力を出し切れなかった無念さが残った。青森山田の攻守の要、2年生の柴崎は「自分達のサッカーができなかった」。青森県に初の優勝旗を持って帰ることはできなかった。
 主将の椎名が「雰囲気に飲まれた」という前半11分の失点で、歯車が狂った。焦点の1つだった中盤の攻防で後手に回り、攻撃を組み立てられない。「いつもより自分のところにボールがこなかった」と柴崎。後半、サイドを起点に好機はつくったが、最後まで1点が重くのしかかった。
 雪国のハンディを乗り越え、着実に力をつけてきた。限られた練習環境、時間の中で工夫を凝らした。「雪は砂よりも負荷が高い。足腰を鍛えられるし、雪とうまく付き合いながらやってきた」と黒田監督。15度目の出場で、やっとたどり着いた決勝の舞台だった。
 「青森の歴史を変えたかった」と椎名は話した。柴崎を含めて登録20選手中、8人が1、2年生。「この経験を生かし、この場に帰って来られるよう頑張る」と誓った柴崎らに県勢の悲願は託された。

【野間、得点王に届かず】
 青森山田の3年生FW野間は無得点に終わり、大会得点王に届かなかった。1点を追う後半、ゴール前の決定的なチャンスでのシュートがGKの好セーブに阻まれ「決めていれば」と小声で悔しがった。
 大会通算は4得点で得点王に1点足りなかった。「相手のプレッシャーがきつかった」とうつむき「後輩には全国優勝してほしい」と話した。


途中出場
イタリアセリエA第19節結果

ジェノア2−0カターニャ
≪得点者≫
ジェノア:メスト36、スクッリ71

ユベントス0−3ミラン
≪得点者≫
ミラン:ネスタ29、ロナウジーニョ72、88

フィオレンティーナ2−1バーリ
≪得点者≫
フィオレンティーナ:ムトゥ38、カスティージョ74
バーリ:バレット25

ボローニャ0−1カリアリ
≪得点者≫
カリアリ:マトリ66

リボルノ2−1パルマ
≪得点者≫
リボルノ:タバーノ22、ルカレッリ62
パルマ:ジェマイリ68

ナポリ1−0サンプドリア
≪得点者≫
ナポリ:デニス71

パレルモ1−0アタランタ
≪得点者≫
パレルモ:カバーニ70=PK

ウディネーゼ1−1ラツィオ
≪得点者≫
ウディネーゼ:ディ・ナターレ27
ラツィオ:フロッカーリ16

 イタリアセリエAは10日、第19節の残り8試合が行われ、FW森本貴幸が所属するカターニャは、アウェーでジェノアに0−2で敗れた。森本は2点を追う後半30分から途中出場した。
 前半28分にDFベルッシが警告2枚目で退場するアクシデントもあって、36分と後半26分に失点。1人少ない0−2の苦しい場面での登場となった森本は「1試合ずつ大事に戦いたい」と話していたが、見せ場をつくるには時間が少なかった。後半41分にはミハイロビッチ監督が審判への異議で退席処分となり、踏んだり蹴ったりの敗戦となった。
 2位ミランと3位ユベントスの直接対決は、3−0でアウェーのミランが快勝したを収めた。不振にあえぐユーベのチーロ・フェッラーラ監督は、解任の危機へと追い込まれた。
 厳しい寒さの中、アウェーのミランはスペクタクルな内容を演じたとは言い難いものの、ホームのユベントスも満足なパフォーマンスを見せられない。すると29分、CKの場面でユーベに移籍してから批判の矢面に立たされているフェリペ・メロがクリアをミスすると、逆サイドでフリーとなったネスタがこれを押し込んでミランが先制。ミランはさらに後半27分、再びCKから今度はロナウジーニョがヘディングで加点。ロナウジーニョは43分にもベッカムのクロスから自身2点目となるゴールを奪った。
 ミランは勝ち点を37とし、1試合消化が少ないながら、首位インテルとの8点差を維持。そのインテルとは24日、ミラノ・ダービーで直接対決を迎える。一方、敗れたユベントスはこれで欧州チャンピオンズリーグと国内リーグを合わせて5戦4敗となり、ロシア代表のフース・ヒディンク監督の就任も報じられている。


出番なし
スペインリーガエスパニョーラ第17節結果

エスパニョール2−1サラゴサ
≪得点者≫
エスパニョール:ベルドゥ13、F・マルケス71
サラゴサ:オウンゴール40

テネリフェ0−5バルセロナ
≪得点者≫
バルセロナ:メッシ36、44、75、プジョル44、オウンゴール85

レアル・マドリード2−0マジョルカ
≪得点者≫
R・マドリード:イグアイン8、グラネロ50

シェレス1−3バレンシア
≪得点者≫
シェレス:カルロス・カルボ25
バレンシア:マタ11、シルバ33、マルチェナ69

デポルティボ1−0オサスナ
≪得点者≫
デポルティボ:フアン・ロドリゲス50

マラガ1−1アスレティック・ビルバオ
≪得点者≫
マラガ:ベリグドン48
ビルバオ:F・ジョレンテ78=PK

スポルティング・ヒホン1−0ヘタフェ
≪得点者≫
ヒホン:カストロ37

 スペインリーガエスパニョーラは10日、第17節の残り7試合が行われ、日本代表MF中村俊輔が所属するエスパニョールは、ホームでサラゴサに2−1で勝利した。中村はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。チームは前半を同点で折り返し、後半に勝ち越した。
 真剣なまなざしで戦況を見つめ、入念にストレッチを繰り返していた中村だったが、最後まで声は掛からなかった。2試合ぶりにベンチで終了の笛を聞いた。未だフル出場はわずかで、得点もなし。年が明けても厳しい状況下は変わらない。だが「それに勝っていくしかない」と淡々と話した。
 経験豊かな31歳に焦る様子はなかったが「(練習では)自分のプレーができている。それを続ければ…」と言葉少なだった。
 首位バルセロナはメッシのハットトリックなどで17位テネリフェに5−0と圧勝。また、2位レアル・マドリードも4位マジョルカを2−0で下した。
 序盤、バルサは相手の激しいプレッシャーを受けてリズムを掴めなかったものの、GKバルデスが3度に渡って1対1のピンチを防ぐ大活躍を見せる。すると36分、ボージャンのアシストからメッシが先制すると、44分にはメッシのFKからプジョルが頭で加点。メッシは45分にもイニエスタ、ボージャンとつないだプレーからゴールを奪うと、後半30分にはエリア外からループシュートを沈めてハットトリックを達成。その後もバルサはオウンゴールで加点し、5−0で圧勝した。
 一方、負傷により1ヶ月以上戦線を離れていたMFカカが戻ったレアルは、開始早々の7分に右サイドから切り込んだイグアインがシュートを叩き込んで先制。後半4分にはイグアインのクロスから途中出場のグラネロがボレーで追加点を奪った。しかし、レアルはファン・デルファールトが筋肉の負傷、シャビ・アロンソが打撲でそれぞれ交代を余儀なくされている。
 また、3位バレンシアは最下位ヘレスに3−1で勝利。前半11分にマタが先制すると、その後一時同点とされたものの、33分にはビジャのアシストからシルバが加点。後半24分にはマルチェナがドリブルで中央を突破し、そのままシュートを沈めて勝負を決めた。


開幕
アフリカネーションズカップ・グループリーグ第1戦(開幕戦)結果

アンゴラ4−4マリ
≪得点者≫
アンゴラ:フラビオ36、42、ジルベルト67、マヌーチョ74=PK
マリ:ケイタ79、89、カヌーテ88、ヤタバレ89

 2010年アフリカネーションズカップ(アフリカ選手権)は10日、開幕戦となるグループリーグ・グループAの第1戦の1試合が行われ、開催国アンゴラvsマリの一戦は、マリが終盤の11分間に4得点を挙げる猛追を見せ、4−4の引き分けに終わった。
 試合開始前には8日のトーゴ代表銃撃事件で亡くなった犠牲者への黙祷が捧げられた開幕戦。グループAに属するアンゴラvsマリの試合は劇的な展開を見せた。開催国であるアンゴラは前半36分、42分とフラビオのヘディングで前半のうちに2点のリードを奪うと、後半22分、29分にはそれぞれPKを沈めて4−0と大きく相手を突き放す。
 一方、MFマアマドゥ・ディアッラ(レアル・マドリード)、ケイタ(バルセロナ)、FWカヌーテ(セビージャ)とスター選手を揃えながら大量リードを許す展開となったマリは、34分にケイタがネットを揺らして1点を返すと、43分にはカヌーテが頭で決めて2点目。さらにロスタイムには再びケイタが決めると、その直後にはヤタバレが起死回生の同点弾。わずか11分の間に4得点を叩き出し、引き分けに持ち込んでいる。


帰国
 サッカーのアフリカネーションズカップ(アフリカ選手権)が10日、アンゴラで開幕したが、チームのバスが銃撃されてコーチらが死亡したトーゴは帰国した。トーゴ政府が大会への出場辞退を決め、同代表チームは開幕日に遺体とともに飛行機で出国した。
 トーゴ代表は8日にアンゴラの飛び地カビンダ州を移動中、同州の分離独立を主張する勢力に銃撃された。
 トーゴでは3日間、犠牲者を追悼し、国全体が喪に服すが、トーゴのチャオ・スポーツ相は喪が明けた後、チームが参加できるよう、アフリカ・サッカー連盟(CAF)に大会の日程再編を求めたことを明らかにした。実現の可能性は分かっていない。
 大会はトーゴを除く15チームが参加し、グループリーグ・4グループに分かれて各グループ上位2位が決勝トーナメントに進む。トーゴの入っていたグループBは3チームで行われる方針。この日は1試合を行い、地元アンゴラとマリが4−4で引き分けた。試合前にはアンゴラのドス・サントス大統領が、「我々はテロ行為を非難する。しかし、大会はカビンダでも行う」と表明。スタジアムでは黙祷が実施された。


二転三転で欠場
 10日開幕のアフリカネーションズカップ(アフリカ選手権)を前に、チームのバスが銃撃されて関係者に死傷者を出したトーゴが、大会を欠場することになった。トーゴ代表のFWドセビが10日、明らかにした。
 トーゴ政府は事件後に大会の出場辞退を発表。その後、代表の選手達が話し合い「死者のためにもプレーしなければならないと考えている」として一転、アンゴラにとどまって大会に出場する意向を示していた。
 しかしトーゴのウングボ首相が10日、代表チームが同大会に出場せずに帰国することを再び求め、帰国用の政府専用機を派遣すると明らかにした。
 ドセビは「我々は十分な安全を保証できないとして帰国を求める政府の決定を理解した」と述べ「選手の立場としては亡くなった人を悼むためにもここにとどまりたいが、どちらの立場も分かる」と話した。

【南アW杯へ“飛び火”懸念】
 サッカーのアフリカネーションズカップ(アフリカ選手権)は10日(日本時間11日未明)の開幕を控え、開催国アンゴラの北部カビンダでトーゴ代表を乗せたバスが8日に銃撃を受ける事件が発生した。6月に開幕する南アフリカのワールドカップ(W杯)を前に、アフリカでの安全対策や大会運営に懸念が広がる事態となっている。
 トーゴ代表はコーチと報道担当者が死亡し、同国政府が出場辞退を発表。しかし、チームは出場の意向を示すなど混乱した状況にある。英BBC放送によると、イングランドプレミアリーグで活躍するアデバヨール主将は「チームメートも銃撃を受けて気絶した。この大会に命を懸けたくはない」と生々しく惨状を振り返った。
 アフリカ初のW杯を目前に起こった悲劇。南アも治安が世界で最も悪い国の1つとされるが、W杯組織委員会のジョーダーン専務理事は「同じ大陸だからと同一視しないでほしい。遠く離れた別世界の出来事だ」と“飛び火”を牽制した。
 今回は分離独立を要求する武装勢力が犯行声明を出した。現地では、そうした問題を抱える地域を開催都市に選んだアンゴラ協会やアフリカ連盟の軽率さも指摘される。一方でアンゴラの運営側は「バス移動は回避するよう呼び掛けていたのに無視された」と明かした。
 昨秋に政情不安のナイジェリアで行われたU-17(17歳以下)W杯は無事終わり、アフリカの大会開催能力を証明した。しかし、今回の事件で積み上げてきたそうした実績は崩れた。アフリカ・サッカー全体のイメージ失墜は避けられない。


新体制発表
 J1の川崎フロンターレは10日、川崎市内で今季の新体制を発表した。リーグ2位、ナビスコカップ準優勝と惜しくも初タイトルを逃した昨季からの底上げを期し、「+α(プラス・アルファ)」をキャッチフレーズに。武田信平社長は「あと一歩のところでタイトルを取れなかった悔しさを忘れず、今季こそは」と思いを込めた。
 ヘッドコーチから昇格した高畠勉新監督は「優勝できる力は十分に備わった。あとは精神面を強くしてフロンターレらしい攻撃サッカーを展開したい」と意気込みを語った。


残留
 サッカーの元日本代表FW三浦知良(42)が10日、今季もJ2の横浜FCでプレーすることを明らかにした。2月26日で43歳になる現役最年長の三浦知は、プロ25年目のシーズンを迎える。
 カズは誘いを受けていたブラジルのクラブに断りの連絡を入れ、横浜FCに残留の意向を伝えたという。「横浜FCの集合日までに体を(ベストの状態に)戻せるようにしたい」と話した。
 カズは昨季のJ2で30試合に出場し、1得点だった。


超サカFLASH

前座試合
 Jリーグは10日、富士ゼロックス・スーパーカップ(2月27日・国立霞ヶ丘競技場)の前座試合でU-18(18歳以下)Jリーグ選抜と日本高校選抜が対戦すると発表した。日本高校選抜は第88回全国高校サッカー選手権の大会優秀選手から選ばれ、試合は35分ハーフで行われる。

結婚
 サッカーJ1の清水はFWの原一樹(25)が本日11日に、千葉県出身の麻梨子さんと結婚したことを発表した。原は「家族という守るべきものが増え、結婚を機にこれから新たなスタートだと思っています。エスパルスでしっかりと結果を出せるように、より一層頑張ります」などとコメントを寄せている。

現役引退
 サッカー女子のプレナスなでしこリーグ1部、INACは本日、元日本代表FW鈴木智子(27)の現役引退を発表した。鈴木はリーグ通算148試合で56得点、代表では3試合で2得点だった。

大雪で延期
イングランドプレミアリーグ第21節結果

リバプールvsトッテナム
(大雪で延期)
ウェストハムvsウォルバーハンプトン
(大雪で延期)

10回戦進出
クープ・ドゥ・フランス9回戦結果

マルセイユ2−0トレリサック(5部)
≪得点者≫
マルセイユ:ベン・アルファ15、シェルー74


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