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2010.05.16.SUN
J1第12節最終日、鹿島は名古屋に大勝して3位浮上!!本日の超最新情報

INDEX

3位浮上
J1第12節最終日
磐田3−1川崎
大宮0−0広島
名古屋1−4鹿島
湘南1−3G大阪
鹿島は2位名古屋に大勝して3位浮上!磐田は前田遼一のゴールなどで快勝!G大阪は平井将生の2ゴールなどで逆転勝利!
J2第13節最終日
札幌2−2大分
岡山0−1東京V
福岡2−1横浜FC
栃木1−0富山
6−0徳島
唯一無敗の柏は6ゴール完勝で首位堅守!東京Vと栃木は2連勝!

帰国
CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(23)がロシアから帰国!

出番なし
フランスリーグ1第38節(最終節)
マルセイユ2−0グルノーブル
リヨン2−0ルマン
ソショー1−2オセール
ロリアン2−1リール
パリ・サンジェルマン1−3モンペリエ
ランス4−3ボルドー
松井大輔は欠場、伊藤翔はベンチ入りも出番なし!伊藤は他チームへの移籍を表明!2位リヨン、3位オセールがCL出場権を獲得!

完勝
イタリアセリエA第38節(最終節)
ミラン3−0ユベントス
3位ミランはレオナルド監督のラストマッチを完勝で飾る!

CL出場権獲得
スペインリーガエスパニョーラ第38節(最終節)
アルメリア2−3セビージャ
マジョルカ2−0エスパニョール
アトレティコ・マドリード0−3ヘタフェ
4位セビージャは土壇場劇的勝利でCL出場権を獲得!5位マジョルカ、6位ヘタフェはEL出場権を獲得!

2冠&2連覇
FAカップ決勝
チェルシー1−0ポーツマス
チェルシーはドログバの決勝FK弾で2シーズン連続6度目の優勝!リーグ戦との2冠獲得はクラブ史上初の快挙!

2冠
DFBカップ決勝
バイエルン4−0ブレーメン
バイエルンは4ゴール完勝で2シーズンぶり15度目の優勝!トレブル(3冠)獲得に王手!

優勝
スコティッシュFAカップ決勝
ダンディー・ユナイテッド3−0ロス・カウンティー(2部)
ダンディーが完勝して16年ぶり2度目の優勝!

敗れる
国際親善試合
パラグアイ1−0北朝鮮
W杯出場国同士の対戦は北朝鮮が敗れる!

上り詰めた憲剛
下あご骨折から復帰した川崎の日本代表MF中村憲剛(29)!

本日の超サカFLASH
日本サッカー協会の犬飼基昭会長がスイス・チューリヒから帰国ほか


本文
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3位浮上
J1第12節最終日結果

磐田3−1川崎
(ヤマハ・14760人)
≪得点者≫
磐田:ジウシーニョ2、前田10、成岡66
川崎:レナチーニョ49

大宮0−0広島
(NACK・12420人)

名古屋1−4鹿島
(豊田ス・34098人)
≪得点者≫
名古屋:ケネディ46
鹿島:野沢44、興梠53、マルキーニョス69、本山90+1

湘南1−3G大阪
(平塚・13797人)
≪得点者≫
湘南:阿部11
G大阪:平井41、62、ルーカス55

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Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


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2010年シーズンJ1日程&結果

 J1第12節最終日は16日、豊田スタジアムなどで4試合が行われ、鹿島は野沢、興梠らのゴールで4点を奪い、名古屋に大勝して3位に浮上した。
 磐田はワールドカップ(W杯)日本代表の予備登録メンバー、FW前田が得点するなど川崎を攻守で圧倒して3−1と快勝。G大阪は成長株の平井が2得点するなど、湘南に3−1で逆転勝ち。大宮vs広島は両チーム無得点で引き分けた。
 J1はW杯開催のため、この節で一時中断。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)のため未消化の第11節、残り4試合を7月14日に実施し、リーグ戦が再開する。

【王者鹿島、ACLのショック払う快勝】
 今季最大の目標としてきたアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で、8強入りを逃したショックを感じさせない勝利だった。後半に仕掛ける作戦が的中し、鹿島が名古屋に快勝した。
 オリベイラ監督の読みは「後半になれば、ホームの相手は何としても勝とうと出てくる。その時にできたスペースで確実なプレーができれば、必ず得点できる」というもの。前半終了間際に先制し、後半開始早々に追い付かれたが、一進一退の展開はこの時間帯までだった。
 逆転を狙ってギアを上げた相手の動きを冷静に見極め、興梠が後半8分に勝ち越しゴールを決めた。日本代表GK楢崎、DF闘莉王を擁する名古屋守備陣を崩した。
 名古屋が闘莉王を攻撃参加させて得点を狙いにくると、24分にマルキーニョスが攻守の切り替えが遅れる隙を突き、GK楢崎と1対1となって冷静にゴールネットを揺らし3点目。試合巧者ぶりを見せつけた。守備でも日本代表DF岩政らが体を張り、オーストラリア代表候補ケネディを中心とする名古屋の攻めを1点に抑えた。
 ACL決勝トーナメント1回戦から中3日。「ゴールは二の次。不安はあったが勝てて良かった」と、途中出場で試合終了間際に4点目を挙げた本山。リーグ4連覇を狙う王者が、上位戦線に踏みとどまった。

【鹿島・内田は太ももの違和感で欠場】
 鹿島の日本代表DF内田は左太ももの裏に違和感があり、ベンチ入りしたものの欠場した。
 W杯南アフリカ大会終了後に、ドイツブンデスリーガのシャルケへ移籍することで基本合意し、この試合が鹿島で最後のプレーになる可能性もあった。それだけに、内田は「やる気だったが、ビクビクプレーしてもチームに申し訳ない」と残念がった。
 オリベイラ監督は「若手の移籍は、クラブがそういう選手を育てることができたということで喜ばしい。日本代表のことも考える必要があったし、内田の穴をどう補うかはこれから考えていきたい」と話した。

【名古屋、守り乱れて惨敗】
 名古屋は前半17分に三都主が突然動けなくなってベンチに下がり、前半が終わるとブルザノビッチもめまいを訴え交代した。後半に入ると鹿島の意外性のある動きにも翻弄され、守りが乱れて失点を重ねた。
 この試合でチームはイエローカードを計3枚受けた。ストイコビッチ監督は判定に不満顔で「鹿島のような経験のあるチームに勝とうと思ったら、集中してミスをなくさないといけない。トリッキーなプレーができる選手が、うちにはいなかった」と淡々と振り返った。

【磐田、日韓のW杯代表らが躍動】
 DF駒野にFWの前田、李根鎬=イ・グノと、磐田は日韓のW杯代表選手らが躍動する。前半に猛攻で主導権を握り、後半は相手の反撃をしのいで首位争いする川崎を撃破した。
 前半の流れを呼び込んだのは駒野だ。開始2分、右サイドからゴール前へ絶妙のクロス。相手の最終ラインは揃っていたが、右膝を負傷して昨夏以来の復帰となったジウシーニョの頭にピタリと合わせて先制点を導き出した。
 日本代表に予備登録された前田も続いた。前半10分に相手DFを外してフリーとなり、李根鎬の折り返しに頭で合わせた。今季7点目だ。2年連続の得点王に向け「(李)根鎬のおかげ」と、静かに感謝した。
 後半は反撃に遭ったが、駒野が「上がるのを抑えて、相手の攻撃に気を付けた」と、巧みな位置取りでゴールを死守。川崎の日本代表MF中村らのパスを封じ、リーグ戦ここ3試合で11得点の川崎に1点しか与えなかった。21分には李根鎬が3点目を引き出し、勝利を決定付けた。
 ホームで快勝し、W杯に選手を送り出す柳下監督は「早い時間に2点入り、落ち着いてできた。前田はいつでも代表に合流できるよう、今の状態を保つのが仕事」と、調子の良さに満足げだった。

【川崎は痛恨の黒星】
 川崎は下位の磐田に痛い黒星を喫し、首位清水との勝ち点差を縮められなかった。W杯には4人が出場するが、高畠監督は「勝って送り出したかった」と渋い表情だった。
 日本代表MF稲本と北朝鮮代表FW鄭大世は元気がなく前半で交代。左内転筋を痛めて3試合ぶりに出場した稲本は「脚は大丈夫。あまり無理をしないようにした」。MF中村は、ふがいない敗戦に無言のままスタジアムを後にした。

【G大阪はFW平井が2ゴール】
 左太ももの肉離れから5試合ぶりに復帰したJリーグで、G大阪の平井が2得点と存在感を示した。最大の見せ場は後半17分。スピードに乗ったドリブルで中央突破を図り、4人をかわして右足でゴールを奪った。「前を見たら誰もいなかったので、行っちゃえと思った」と白い歯を見せた。
 フランス代表の名FWにちなみ「浪速のアンリ」とも呼ばれている。やや強引でもゴールへと向かっていく姿勢は頼もしい。近年、外国人FWがエースの座に君臨してきたG大阪において、ユース育ちの生え抜きが地歩を固めつつある。出場7試合7得点のハイペースで、得点ランクは第12節終了時点で2位グループにつけている。
 だが、西野監督は「これからマークもきつくなる。もうワンランク上がらないと厳しい」と甘やかさない。22歳の伸び盛りは、それだけの期待を背負っている。

【G大阪・遠藤、快勝で気持ち良くW杯へ】
 G大阪の遠藤は後半10分、左CKでルーカスの頭に合わせて逆転ゴールを演出した。ボールに良く絡み、攻撃を指揮。チームも浮上へのきっかけを掴んで、中断期間に入る。
 「あの時間帯に点が入って良かった。負けや引き分けより、勝てた方がいいに決まっている」と、気持ち良くW杯へと旅立てそうだ。

【湘南は最下位転落】
 湘南は阿部の華麗な先制ゴールで勢いづいたが、追い付かれた後の前半終了間際に坂本がPKを失敗したのが痛かった。後半は押し込まれて失点を重ね、最下位に転落した。
 反町監督は「最終的に実力差が出た。前半はごまかせたが、後半はごまかしきれなかった」と渋い表情。「これで(順位に)後ろがいなくなった。中断期間でリセットして再スタートしたい」と、7月からの巻き返しを誓った。

J2第13節最終日結果

札幌2−2大分
(室蘭・7208人)
≪得点者≫
札幌:キリノ4、オウンゴール41
大分:森島31、チェ・ジョンハン77

岡山0−1東京V
(カンスタ・7584人)
≪得点者≫
東京V:平本30

福岡2−1横浜FC
(レベスタ・6137人)
≪得点者≫
福岡:田中75、永里82
横浜FC:大黒10

栃木1−0富山
(栃木グ・3330人)
≪得点者≫
栃木:リカルド・ロボ27

6−0徳島
(柏・7010人)
≪得点者≫
柏:茨田5、55、工藤35=PK、60、武富90、田中90+3

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順位表&得点ランキング


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2010年シーズンJ2日程&結果

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 J2第13節最終日は16日、日立柏サッカー場などで5試合が行われ、首位柏は徳島に6−0で完勝、依然負けなしで勝ち点を30とした。福岡は横浜FCに2−1で逆転勝ちし、東京Vと栃木は2連勝。札幌vs大分は2−2で引き分けた。
 J2は6月13日の第17節終了までW杯開催による中断はない。


帰国
 サッカー日本代表としてワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に臨むMF本田圭佑(CSKAモスクワ)が本日16日、ロシアから帰国して成田空港内で記者会見し「(W杯は)自分らしさを出さないと良い結果は出ない。どの相手も格上だが、出る以上は勝たないと意味がない」と大舞台への意気込みを口にした。
 白いシャツとジーンズ、サンダルというラフな格好で、慎重に言葉を選びながら返答を続けた。岡田監督の掲げるベスト4の目標については「実現できるか正直分からないが、実現しようとするかどうかが大事。僕自身は優勝を目指してもいいと思う」と強気に話した。
 1月にCSKAに移籍後、中心選手として活躍。得意のFKなどで公式戦3ゴールを挙げた。「成長の実感はある」という左利きのMFには大きな期待がかかる。


出番なし
フランスリーグ1第38節(最終節)結果

マルセイユ2−0グルノーブル
≪得点者≫
マルセイユ:ニアン41、ベンアルファ90

リヨン2−0ルマン
≪得点者≫
リヨン:ゴミ45、ピャニッチ68

ソショー1−2オセール
≪得点者≫
ソショー:ブラウン47
オセール:アングバール5、90

ロリアン2−1リール
≪得点者≫
ロリアン:ガメイロ37、ジュフル66
リール:リカルド・コスタ33

パリ・サンジェルマン1−3モンペリエ
≪得点者≫
PSG:エルディング79
モンペリエ:デルニス16、58、コンパン47

ランス4−3ボルドー
≪得点者≫
ランス:マウリダ20、ソウ37、ジュマー57=PK、マウリダ64
ボルドー:ベンデウ41=PK、80=PK、オウンゴール49

ブローニュ1−0レンヌ
≪得点者≫
ブローニュ:ティル20=PK

ナンシー1−1バランシエンヌ
≪得点者≫
ナンシー:ハッジ39
バランシエンヌ:アングア66

ニース1−1サンテティエンヌ
≪得点者≫
ニース:レミ2
サンテティエンヌ:リビエール69

トゥールーズ0−0モナコ

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フランスリーグ1
最終順位表&得点ランキング


 フランスリーグ1は15日、最終節の全10試合が行われ、MF松井大輔とFW伊藤翔が所属するグルノーブルは、すでに18季ぶりの優勝を決めていたマルセイユと敵地で対戦し、0−2で敗れた。チームは5勝25敗8分けで、20チーム中で最下位に終わり、来季は2部に降格する。
 松井はケガの治療などのために日本に帰国中で、伊藤はベンチ入りしたが出番はなかった。
 今季限りでチームとの契約が切れる伊藤は、他チームへの移籍の希望を表明した。
 一方、3位リヨンは18位ルマンに2−0で勝利した一方で、2位リールが7位ロリアンに1−2で黒星。さらに4位オセールが16位ソショーに2−1で勝利したことで、リヨンが2位、オセールが3位に浮上し、それぞれ来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権を獲得した。これにより、4位に転落したリールが失意の欧州リーグ出場権獲得に終わった一方、昇格組の5位モンペリエは敵地で11位パリ・サンジェルマンに3−1で快勝。5位でシーズンを終えるという快挙を果たし、欧州リーグ出場権獲得を果たした。


完勝
イタリアセリエA第38節(最終節)結果

ミラン3−0ユベントス
≪得点者≫
ミラン:アントニーニ14、ロナウジーニョ29、67

ラツィオ3−1ウディネーゼ
≪得点者≫
ラツィオ:ヒツルスペルガー16、フロッカーリ45、ブロッキ52
ウディネーゼ:ディ・ナターレ30

 イタリアセリエAは15日、最終節の2試合が行われ、3位ミランが7位ユベントスに3−0で完勝し、白星で今シーズンを締めくくった。
 前日の記者会見で退任を発表し、この試合を最後にミランを去ることとなったレオナルド監督。本拠地サンシーロに集ったサポーターが「レオナルド、いつまでも我々の心の中に」という横断幕を掲げて戦況を見守る中、ミランは前半14分にアントニーニのゴールで先制に成功。アントニーニがそのままレオナルド監督のもとに駆け寄り指揮官を抱え上げると、ほかの選手達もこれに加わり、祝福の輪が広がった。
 レオナルド監督と同じブラジル人のロナウジーニョもこれに続いた。キックオフ前、涙を浮かべてレオナルド監督と抱擁を交わしていた同選手は、28分にネットを揺らすと後半22分にも再びゴール。ユベントスを突き放す2点を挙げてレオナルド監督の恩に報いた。
 試合後、「私にとって(ミランの指揮は)仕事ではなかった」と語ったレオナルド監督。「私とミランとの関係は特別なものだった。今後どうするかは私にも分からない」と続けていた。
 14位ラツィオがホームに12位ウディネーゼを迎えた一戦は、3−1でラツィオに軍配が上がった。ヒツルスペルガー、フロッカーリ、ブロッキが3度ネットを揺らしたラツィオに対し、ウディネーゼはディ・ナターレの1点止まり。なお、ディナターレは今季29ゴール目を挙げ、得点王の座をほぼ確実にした。


CL出場権獲得
スペインリーガエスパニョーラ第38節(最終節)結果

アルメリア2−3セビージャ
≪得点者≫
アルメリア:ソリアーノ44、フアンマ・オルティス79
セビージャ:カヌーテ16、ネグレド53、ロマリック90+4

マジョルカ2−0エスパニョール
≪得点者≫
マジョルカ:ビクトール24、マリオ76

アトレティコ・マドリード0−3ヘタフェ
≪得点者≫
ヘタフェ:ソルダード14、53、パレホ87

アスレティック・ビルバオ2−0デポルティボ
≪得点者≫
ビルバオ:ムニアイン20、J・マルティネス77

サラゴサ3−3ビジャレアル
≪得点者≫
サラゴサ:エリセウ4、コルンガ29、プリート35
ビジャレアル:カソルラ40、56、ロッシ77

 スペインリーガエスパニョーラは15日、最終節の5試合が行われ、4位セビージャは12位アルメリアに3−2で勝利を収め、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権を手にした。一方、5位マジョルカも11位エスパニョールに2−0で勝利したものの、セビージャに勝ち点で及ばず、来季は欧州リーグ出場となった。
 この日の最終節・アルメリア戦に勝利すればCL出場権を確保できるセビージャは、前半16分にカヌーテのゴールで先制するも、前半終了間際にホームのアルメリアに同点とされて前半を折り返す。後半に入りセビージャは、7分に相手のオウンゴールで再びリードを奪うものの、その後ネグレドがレッドカードで一発退場となり、数的不利な状況に陥ると33分に痛恨の失点を喫し、またもや試合を振り出しに戻される。
 しかし、引き分け濃厚かと思われた後半終了直前、セビージャはヘスス・ナバスのクロスから、最後はロマリックが空中で身体をひねりながらのアクロバティックボレーをネットに突き刺し、勝ち越しに成功。ユースチームのロマリックが挙げた値千金のゴールに選手やスタッフは快哉を叫び、興奮したサポーター数人までもがピッチに入り乱れての祝福となった。セビージャはこの劇的な勝利により、勝ち点を63に伸ばして4位の座を確保。来季CL出場権最後の1枠を獲得した。
 一方、マジョルカは今季15勝1分け3敗と強さを誇ったホームにエスパニョールを迎え、前後半に1点ずつを奪い2−0で快勝したものの、セビージャとの勝ち点1差は変わらず、来季は欧州リーグに出場することになった。また、6位ヘタフェがソルダードの2ゴールなどで、9位アトレティコ・マドリードを3−0で下した一方、7位ビジャレアルは15位サラゴサと3−3で引き分けた。これにより、ヘタフェがビジャレアルに勝ち点2差を付けて6位フィニッシュを確定。来季EL出場権を獲得した。


2冠&2連覇
FAカップ決勝結果

チェルシー1−0ポーツマス
≪得点者≫
チェルシー:ドログバ59

 第129回FA(イングランド協会)カップ決勝は15日、英・ロンドン近郊のウェンブリー・スタジアムで行われ、今季のプレミアリーグを制したチェルシーがポーツマスに1−0で競り勝ち、2季連続6度目の優勝を果たした。リーグ戦との2冠獲得はクラブ史上初めて。
 チェルシーは今季リーグ20位で最下位のポーツマス相手に再三チャンスを逃したが、後半14分にFWドログバがFKを直接決めて先制し、その後も優位に試合を進めた。ポーツマスは後半にPKを止められて先制できず、主導権を握れなかった。

【ドログバ、右足FKでチェルシー2冠呼ぶ】
 ゴールに飢えていた。9日にプレミアリーグ優勝を8得点で飾ったチェルシーは、この日は前半だけでシュートが5度もゴールポストやクロスバーに当たり、無得点が続いた。後半14分、今季のリーグ得点王ドログバが王者のフラストレーションを晴らした。
 自らFKのチャンスを得た。相手選手の壁をにらみ「小さな隙間が見えた」。右足から繰り出されたボールはポスト内側に当たり、ゴールに吸い込まれた。「またポストに当たったけど、今度は決めたよ」と約8万8000人の大観衆の中で天を見上げて感激に浸った。
 昨季は出番に恵まれずにリーグで5得点。今季はアンチェロッティ新監督の下で29ゴールを量産した。「リーグ優勝の後で集中するのが難しかった。2冠達成は素晴らしい気分」。32歳のエースは最高のシーズンを終え、コートジボワールの大黒柱としてワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に臨む。

【バラック、タックル受け負傷退場】
 チェルシーのMFバラックは前半、相手のタックルを右脚にもろに受けて倒された。脚を引きずったまましばらくピッチに残ったが、前半44分に退いた。
 ワールドカップ(W杯)ドイツ代表でも中核を担うだけに負傷の程度が注目されるが、アンチェロッティ監督は「それほど悪くはないだろう。W杯は大丈夫だと思う」と話した。


2冠
DFBカップ決勝結果

バイエルン4−0ブレーメン
≪得点者≫
バイエルン:ロッベン35=PK、オリッチ52、をリベリー63、シュバインシュタイガー83

 DFB(ドイツ連盟)カップは15日、決勝が行われ、バイエルンが昨年覇者のブレーメンを4−0で一蹴。2シーズンぶり15度目の戴冠を果たしてドイツブンデスリーガとの2冠を達成し、トレブル(3冠)に王手をかけた。バイエルンは22日の欧州チャンピオンズリーグ決勝で、インテル(イタリア)と対戦する。
 ベルリンのオリンピック・スタディオンで行われたこの試合。昨季王者ブレーメンは開始8分、ピサロのシュートをGKブットが阻んだところをフリンクスが再チャレンジ。さらにその跳ね返りをハントが狙うが、3度の試みもネットを揺らすことはできない。
 対するバイエルンは30分、ロッベンがミュラーとのパス交換から巻いたシュートを放つ。これはクロスバーを越えたが、新加入ながら今季大活躍を見せた同選手はその5分後、相手選手のハンドで得たPKをきっちり決め、先制点をチームにもたらす。
 オランダ代表MFロッベンと、オランダ人のファン・ハール氏を称え、サポーターが「アムステルダムからやってきたチューリップ」と合唱する中、バイエルンは勢いを強め、後半7分にオリッチが追加点を挙げると、18分にはファン・ボメルの絶妙なラストパスをリベリーが押し込み、3−0とリードを広げる。
 何とか一矢報いたいブレーメンだが、大黒柱のフリンクスが32分に2枚目のイエローカードで退場処分となり、ますます苦しい展開に。数的優位に立ったバイエルンは、38分にシュバインシュタイガーがネットを揺らしてゴールラッシュを締めくくり、圧勝で決戦を制した。
 バイエルンは2007−2008年シーズン以来の国内2冠を達成し、残るは22日の欧州チャンピオンズリーグ決勝となった。この試合でインテルに勝利すれば、念願のトレブルを達成することになる。試合後、ファン・ハール監督は「今季最高の試合の1つだったと。我々は優勝に十分値する」とコメント。一方、ブレーメンのシャーフ監督は「いい入り方はしたが、バイエルンに打撃を与える1点が必要な時に、それを決め切れなかった」と、序盤の悔しいシーンを振り返っていた。


優勝
スコティッシュFAカップ決勝結果

ダンディー・ユナイテッド3−0ロス・カウンティー(2部)
≪得点者≫
ダンディー:グッドウィリー61、コンウェイ75、86

 スコティッシュFAカップは16日、グラスゴーのハムデン・パークで決勝が行われ、ダンディー・ユナイテッドがロス・カウンティー(2部)に3−0で完勝し、16年ぶり2度目の優勝を決めた。
 試合は後半16分、グッドウィリーのゴールでダンディーが先制。後半もイアン・コンウェイが2ゴールを挙げ、3−0で快勝した。


敗れる
国際親善試合結果

パラグアイ1−0北朝鮮
≪得点者≫
パラグアイ:サンタクルス86=PK

 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に向けた強化試合、パラグアイvs北朝鮮は15日、スイスのニヨンで行われ、北朝鮮は0−1で敗れた。パラグアイは後半41分にサンタクルスがPKを決めた。
 W杯本大会でパラグアイは、イタリア、スロバキア、ニュージーランドと同じグループF。北朝鮮はブラジル、コートジボワール、ポルトガルと同じグループGを戦う。


上り詰めた憲剛
 一瞬、何が起きたか分からなかった。2月23日のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で中村憲剛(29)=川崎=は城南一和(韓国)の選手と激しく交錯。「痛みが尋常じゃなかった。これは駄目だ、すぐには治らない」と直感したという。下あご2カ所の骨折で長期離脱を余儀なくされた。
 城南戦は口の周りを血に染めながらプレーを続けたが、その夜は韓国のホテルで1人、不安にさいなまれた。いつ復帰できるのか、ワールドカップ(W杯)まで間に合うのか…。「明日からどうなるんだろう」。激痛にも苦しめられ、とうとう一睡もできなかった。
 中大時代は関東大学2部リーグでプレーするなど、プロに入るまで全く無名の存在だった。身長175センチだが、中学入学時は136センチ。体が小さく、当たりで吹き飛ばされる。ボールが回ってくることさえ恐れた時期もあった。
 それでも「背が小さいから駄目じゃなく、どうするか考えた。パスをしないと生き残れないし、敵とぶつからない位置取り、ワンタッチでのコントロールを意識した」。敵陣を切り裂く素早いタイミングのスルーパスや、敵のマークをかいくぐる感覚を研ぎ澄ましていった。足の甲にある硬いこぶは、ひたすらボールを蹴り続けた証しだ。
 小さかった少年が日本代表にまで上り詰め、W杯へという直後に襲った大ケガ。流動食生活に耐え、必死のリハビリで2ヶ月弱でピッチに戻った。ここ数年、代表とクラブの過密日程が続いて突っ走ってきたが、ボールを蹴れない日々が教えてくれたものがある。「やっぱりサッカーが好きだ」。少年の時の原点を見つめ直した先に、夢舞台が待っている。


超サカFLASH

帰国
 日本サッカー協会の犬飼基昭会長が15日、スイス・チューリヒから帰国した。

連敗
 フットサルのアジア選手権に出場する日本代表は15日、神戸総合運動公園体育館でロシア代表との壮行試合第2戦に臨み、1−5で第1戦に続いて敗れた。日本は0−3の前半終了近くに小宮山(浦安)のゴールで1点を返したが後半に2失点した。アジア選手権は23日にウズベキスタンで開幕する。

途中出場
 サッカー女子のドイツカップは15日、ドイツのケルンで決勝が行われ、FW安藤梢の所属するデュイスブルクがイエナに1−0で勝って優勝した。安藤は後半12分から途中出場し、シュートを放ったが得点には絡めなかった。安藤は「優勝してみんなで喜べて実感がわいた。まだ先発では出られないので、来季はもっと信頼されるように頑張りたい」と話した。

続投
 イングランド代表のファビオ・カペッロ監督(63)は15日、ワールドカップ(W杯)終了後も、契約が切れる2012年夏まで指揮を執り続ける考えを示した。契約には同監督が途中解除できる条項が含まれているが、同監督は「私は協会と契約を交わしており、それが終わるのは彼らが私の解任を決める時だ」と話した。9月からはユーロ2012(2012年欧州選手権)の予選が始まる。44年ぶりの優勝を目指すW杯に向けては「最も重要な時が来た。重圧はあるが、チームには自信がある。しっかり集中している」と語った。

奇数年開催
 アフリカサッカー連盟(CAF)は15日、カイロで理事会を開き、2年に1度のアフリカネーションズカップ(アフリカ選手権)を2013年以降は奇数年開催とすることを決めた。ガボンと赤道ギニアで共催の2012年大会は予定通り実施されるが、2014年のリビア開催が決まっていた次々回大会は2013年に前倒しされる。1月にアンゴラで開かれた今年の大会も含め、従来は2大会に1度がワールドカップ(W杯)と同一年の約半年前の開催になり、W杯出場チームへの悪影響が論議になっていた。


[提携サイト]
日本代表ニュース

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