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2010.06.05.SAT
日本代表が南アフリカに向けて出発!!本日の超最新情報

INDEX

出発
W杯に出場する日本代表が11日間のスイス合宿を打ち上げ、南アフリカのベースキャンプ地ジョージへ向けて出発!

初戦欠場
4日のコートジボワール戦で負傷退場したDF今野泰幸(27)は右膝内側靱帯損傷で全治2週間!14日のカメルーン戦は欠場!

勝利
練習試合
日本代表1−0コートジボワール代表
控え組中心で行われた45分間の練習試合は日本が勝利!

暫定首位
ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第6節第1日
グループA
仙台0−0名古屋
大宮2−1C大阪
グループB
神戸1−1横浜M
山形3−0湘南
山形は3ゴール完勝で暫定首位浮上!神戸、名古屋は敗退が決定!
J2第16節第1日
草津1−1札幌
横浜FC2−0岐阜
富山2−1鳥栖
徳島3−1水戸
岡山0−2
今季唯一無敗の柏は5連勝で首位堅守!

完封負け
国際親善試合
フランス0−1中国
スロベニア3−1ニュージーランド
前回W杯準優勝のフランスは格下の中国にまさかの完封負け!

リスト公表
FIFAがW杯出場全32チームの最終登録選手のリストを公表!北朝鮮代表のJリーグ勢は大宮MF安英学=アン・ヨンハと川崎FW鄭大世=チョン・テセが選出も、仙台MF梁勇基=リャン・ヨンギが落選!

W杯欠場
イングランド代表主将DFファーディナンド(31)が練習中に負傷し、右膝靭帯損傷の全治4〜6週間でW杯を欠場!トッテナムDFドーソン(26)が追加招集され、主将の座はMFジェラード(リバプール)が引き継ぎ!

W杯微妙
4日の日本戦で負傷退場したコートジボワール代表主将FWドログバ(32)は右腕の骨折でW杯出場は微妙!

完敗
国際親善試合
日本代表0−2コートジボワール代表
日本はW杯前最後の強化試合で完敗して4連敗!

本日の超サカFLASH
イタリア代表MFピルロは右ふくらはぎ肉離れで全治2週間ほか


本文
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出発
 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場する日本代表は本日5日、大会直前合宿を行ったザースフェー(スイス)から、南アフリカのベースキャンプ地ジョージへ出発した。ヨハネスブルクを経由して6日正午(日本時間同日午後7時)ごろに南アでの拠点となる南部の町ジョージに到着する予定。
 本大会への対策として標高約1800メートルの高地で実施した11日間のスイス合宿を振り返り、岡田監督は「高地でかなり選手を追い込んだ。イングランド、コートジボワールという強い相手との試合も必要なことだった」と話し、連敗した強化試合にも収穫があったことを強調した。選手の疲労を考慮し、今後3日間ほどは練習の負荷を下げて調整を進めるという。
 W杯グループリーグ・グループEのカメルーンとの初戦(14日)に向けたポイントには「コンディションを整えることとセットプレーの練習、後は戦い方の意思統一」を挙げ、ジョージではW杯出場チームと練習試合を行うために交渉中であることも明かした。

【日本の拠点ジョージ、高まる歓迎ムード】
 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に臨む日本代表は6日に南アでのベースキャンプ地となるジョージに入る。空の玄関口となるジョージ空港には日の丸も掲げられ、日本代表の歓迎ムードは高まっている。
 南部の保養地として知られるジョージは緑が多く、落ち着いた町並み。日中は強い日差しが照り付け、半袖でも十分に過ごせる気候だ。
 代表が宿泊するのは、南ア屈指の高級リゾート「ファンコート」。敷地面積613ヘクタールの緑溢れる空間に、コテージ風のしゃれた客室棟が並ぶ。温水プールやジムなどの施設も充実し、14日のグループリーグ・グループE初戦のカメルーン戦に向けて集中力を高めるには、絶好の環境だ。
 練習場はファンコートから車で5分ほどの距離にある。普段はラグビー場だが、サッカー用の芝生に張り替えられ、代表の到着を待ち受ける。日本協会は練習場の隣にメディアセンターを設置。報道陣もここを拠点とし、情報を発信することになる。


初戦欠場
 サッカー日本代表の岡田武史監督は4日のコートジボワール戦で右膝内側の靱帯を痛めたDF今野泰幸(27)=FC東京=について、14日のワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のカメルーン戦を欠場させる方針を本日5日、明らかにした。
 岡田監督は、サイドバックで最近3試合に先発出場した今野のケガを軽度としながらも「ドクターは初戦に間に合うかどうか、と言っているが、使わない方がいいと思う」と話した。右膝内側靱帯の軽い損傷で、回復には2週間を要する見込み。
 代表23選手に負傷者が出た場合、初戦の24時間前までは入れ替え可能だが、同監督は「入れ替えは考えていない」と話し、今後もチームに同行させる意向を示した。


勝利
練習試合結果

日本代表1−0コートジボワール代表
≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.楢崎正剛
DF:
6.内田篤人
13.岩政大樹
27.山村和也
3.駒野友一
MF:
20.稲本潤一(Cap)
14.中村憲剛
10.中村俊輔
(18分12.矢野貴章)
8.松井大輔
24.香川真司
FW:
19.森本貴幸
(34分26.永井謙佑)

 サッカー日本代表は4日、スイスのシオンでワールドカップ・南アフリカ大会前の最後の強化試合となるコートジボワール戦に臨み、0−2で敗れた。90分間の試合の後、控え組中心でコートジボワールと45分間の練習試合を行い、サポートメンバーの永井謙佑のゴールで1−0で勝利した。
 日本は6日に南アフリカ・ジョージへと入り、W杯本大会の初戦となる14日のカメルーン戦(ブルームフォンテーン)に備える。


暫定首位
Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第6節第1日結果

グループA:

仙台0−0名古屋
(ユアスタ・9862人)

大宮2−1C大阪
(NACK・7081人)
≪得点者≫
大宮:村上21、石原90+4
C大阪:丸橋70

グループB:

神戸1−1横浜M
(ホームズ・6049人)
≪得点者≫
神戸:ポポ60
横浜M:斎藤75

山形3−0湘南
(NDスタ・5723人)
≪得点者≫
山形:田代7、秋葉34、増田90+3

Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第6節最終日日程

6日()
グループA:
15:00〜
FC東京vs京都
(味スタ)
グループB:
13:00〜
清水vs磐田
(アウスタ)

 Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ第7日は本日5日、ユアテックスタジアム仙台などで4試合が行われ、グループリーグを行い、グループBは山形が湘南に3−0で快勝し、勝ち点を10に伸ばした。横浜Mは神戸と1−1で引き分けて同8。神戸は湘南に続いてグループリーグ敗退が決まった。
 グループAは仙台が名古屋と0−0で引き分け、勝ち点9となった。名古屋は敗退が決定。大宮は石原の終了間際の決勝点でC大阪に2−1で競り勝ち、同7とした。

【神戸、またグループリーグ敗退】
 ナビスコカップのグループリーグを突破したことがない神戸は、またしても敗退。三浦監督は「勝てそうな試合で勝ち切れなかった」と悔やんだ。
 横浜Mに対し、後半途中まではペースを握った。だが後半15分にポポの直接FKで先制した後は、攻撃の厚みを増した相手に押し込まれ、追い付かれた。ポポは「相手がリスクを負って出てきたところで耐えられなかった」と話した。

J2第16節第1日結果

草津1−1札幌
(正田スタ・9382人)
≪得点者≫
草津:高田56
札幌:近藤21

横浜FC2−0岐阜
(ニッパ球・3887人)
≪得点者≫
横浜FC:大黒36、西田57

富山2−1鳥栖
(富山・3139人)
≪得点者≫
富山:黒部23、朝日45
鳥栖:木谷74

徳島3−1水戸
(鳴門大塚・3224人)
≪得点者≫
徳島:平繁47、佐藤50、浜田89
水戸:大橋72

岡山0−2
(カンスタ・8917人)
≪得点者≫
柏:パク・ドンヒョク17、工藤79

J2第15節最終日日程

6日(日)
13:00〜
栃木vs福岡
(栃木グ)
13:00〜
大分vs東京V
(大銀ド)
16:00〜
千葉vs愛媛
(フクアリ)
16:00〜
北九州vs甲府
(本城)

NEW!
Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第16節第1日は本日5日、ニッパツ三ツ沢球技場などで5試合が行われ、今季負けなしで首位の柏は岡山を2−0で下し、5連勝で勝ち点39とした。
 5位鳥栖は富山に1−2で敗れ、勝ち点25は変わらなかった。徳島は水戸に3−1で快勝して同23に伸ばし、横浜FCは岐阜に2−0で勝って同19となった。


完封負け
国際親善試合結果

フランス0−1中国
≪得点者≫
中国:チョーシャン68

スロベニア3−1ニュージーランド
≪得点者≫
スロベニア:ノバコビッチ6、30、キルム44
ニュージーランド:ファロン20

ルクセンブルク0−0フェロー諸島
スーダン1−1パレスチナ

 ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に臨むフランスは4日、W杯前最後の国際親善試合で中国と対戦し、0−1で敗れた。
 インド洋上に位置するフランスの海外県・レユニオンで初めて試合に臨んだフランスは、コスタリカ戦、チュニジア戦と、これまでのテストマッチと同様、FWアンリを外した。ボール支配率では上回りながらも、なかなかチャンスを作り出すことができない。前半13分のギャラスのゴールはオフサイドで認められず、グルキュフのシュートは相手GKの好セーブに阻まれ、前半を無得点で終了した。
 後半に入ってフランスは攻勢を強めるが、一向に得点が奪えずにいると、逆に23分、中国に25メートルの距離からFKを叩き込まれ、リードを奪われる。同点に追い付きたいフランスは、終盤にディアビーが強烈なシュートを見舞うも、結局これも得点を奪うには至らず、試合は0−1で終了。前回W杯準優勝のフランスは、今大会のアジア3次予選で敗退を喫した中国を相手に致命的な完封負けを喫した。


リスト公表
 国際サッカー連盟(FIFA)は4日、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場する全32チームの最終登録選手(各チーム23名)のリストを公表し、日本がグループリーグ・グループEで対戦するチームは既に発表されていたメンバーから変更はなかった。カメルーンはともにジュニア年代で他国代表の出場経験があるDFボング(バランシエンヌ)とFWチュポモティング(ニュルンベルク)も名を連ねた。
 北朝鮮代表の合宿に同行していたJ1仙台MF梁勇基=リャン・ヨンギは最終登録から外れた。
 北朝鮮はブラジル、ポルトガル、コートジボワールと同じグループGに属しており、15日に初戦でブラジルと対戦する。
 北朝鮮代表メンバー23名は以下の通り。
 なお、登録締め切りは1日だが、ケガ人が出た場合に限り、各チームのグループリーグ初戦の24時間前までは入れ替えができる。

GK:
李明國(リ・ミョングク/ピョンヤンシティ)
金明吉(キム・ミョンギル/アムロガン)
金明元(キム・ミョンウォン/アムロガン)
DF:
車正赫(チャ・ジョンヒョク/アムロガン)
李勇俊(リ・ジュンイル/ソベクス)
李光駿(リ・グァンヒョン/4・25)
リ・グァンヒョク(キョンゴンゴプ)
朴哲鎮(パク・チョルジン/アムロガン)
朴南哲(パク・ナムチョル/アムロガン)
南成哲(ナム・ソンチョル/4・25)
MF:
朴南哲(パク・ナムチョル/4・25)
志尹南(チ・ユンナム/4・25)
文人國(ムン・イングク/4・25)
金永峻(キム・ヨンジュン/ピョンヤンシティ)
安英学(アン・ヨンハ/大宮)
リ・チョルミョン(ピョンヤンシティ)
キム・ギョンイル(リムヨンス)
パク・スンヒョク(ソベクス)
FW:
金琴一(キム・グムイル/4・25)
安哲赫(アン・チョルヒョク/リムヨンス)
鄭大世(チョン・テセ/川崎)
洪映早(ホン・ヨンジョ/ロストフ:ロシア)
崔金哲(チェ・グムチョル/4・25)


W杯欠場
 イングランド協会(FA)は4日、同国代表チーム主将のDFリオ・ファーディナンド(31)=マンチェスター・ユナイテッドが4日の練習中に負傷し、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会を欠場する見込みであることを明かした。
 ファーディナンドは大会期間中のチームの拠点となるルステンブルクでの練習中、右膝の靭帯を損傷した。
 病院で検査を受けた結果、復帰には4〜6週間かかることが判明した。ファーディナンドに代わってDFマイケル・ドーソン(26)=トッテナムが招集された。主将の座はMFスティーブン・ジェラード(リバプール)が引き継ぐ。
 ファビオ・カペッロ代表監督は「とても残念なニュース。チームの誰もがひどく落胆しており、リオのことを気の毒に思っている。」と話している。


W杯微妙
 コートジボワール代表の主将で、4日に行われた日本との強化試合で負傷退場したディディエ・ドログバ(32)=チェルシー=が右腕を骨折したことが明らかになった。代表チームの広報担当者が明らかにした。
 ドログバは前半16分、ピッチ中央でドリブル突破を図った際、自身の右腕と闘莉王が振り上げた右膝が接触。ドログバはしばらく倒れこみ、駆けつけたチーム関係者とチームメートに抱えられてピッチを後にしていた。
 広報担当者はドログバのW杯出場について「現時点ではまだわからない」と語った。
 また、同チームのスベン・ゴラン・エリクソン代表監督は「負傷箇所は右肘だ。とても心配している」と落胆しながらも、「故意ではなく不運な事故だった。サッカーはコンタクトスポーツだ」と語り、闘莉王を責めることはなかった。


完敗
国際親善試合結果

日本代表0−2コートジボワール代表

会場:スタッド・ドゥ・トゥルビオン
観衆:4919人
主審:シュトゥーダー(スイス)
天気:晴
気温:23℃
湿度:42%
ピッチ:全面良芝

≪得点者≫
コートジボワール:オウンゴール13、コロ・トゥーレ80

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
21.川島永嗣(川崎)
DF:
15.今野泰幸(FC東京)
(67分3.駒野友一(磐田))
22.中澤佑二(横浜M)
4.田中マルクス闘莉王(名古屋)=16分
5.長友佑都(FC東京)
MF:
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
(46分10.中村俊輔(横浜M))
2.阿部勇樹(浦和)
(46分20.稲本潤一(川崎))
7.遠藤保仁(G大阪)
(46分14.中村憲剛(川崎))
16.大久保嘉人(神戸)
(65分19.森本貴幸(カターニャ))
17.長谷部誠(ボルフスブルク)(cap)
FW:
9.岡崎慎司(清水)
(55分11.玉田圭司(名古屋))
ベンチ:
GK:
23.川口能活(磐田)
1.楢崎正剛(名古屋)
DF:
13.岩政大樹(鹿島)
6.内田篤人(鹿島)
25.酒井高徳(新潟)
MF:
8.松井大輔(グルノーブル)
24.香川真司(C大阪)
27.山村和也(流通経済大)
FW:
12.矢野貴章(新潟)
26.永井謙佑(福岡大)

フォーメーション
(4-5-1)

    9
16   17   18
   7  2
5  4  22  15
    21

コートジボワール代表
GK:
1.バリ
DF:
20.ドゥメル
4.コロ・トゥーレ
5.ゾコラ
17.ティエネ
MF:
21.エブエ
6.トゥーレ・ヤヤ
9.ティオテ
(88分14.E・コネ)
FW:
15.ディンダン=66分
(73分10.ジェルビーニョ)
11.ドログバ(cap)
(19分7.ドゥンビア)
(63分18.カデル・ケイタ)
8.カルー
ベンチ:
GK:
16.ゾグボ
23.イエボア
DF:
2.アングア
3.ボカ
6.ゴフリ
22.バンバ
MF:
12.ゴソ
13.ロマリッチ

フォーメーション
(4-3-3)

 8  11  15
   9  21
     6
17  5  4  20
    1

≪各種データ≫
日本コートジボワール
ボール支配率:
38%:62%
シュート数:
6:9
直接FK数:
7:12
間接FK数:
1:1
CK数:
1:3
GK数:
8:7
PK数:
0:0
オフサイド:
1:1

 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に備えて直前合宿中の日本代表は4日、シオン(スイス)でコートジボワール代表と国際親善試合を行い、0−2で完敗した。
 日本にとってW杯本大会前最後の強化試合。前半13分にドログバのFKからオウンゴールで先制を許し、後半もセットプレーから失点した。
 これで、両チームの対戦成績は日本の2勝1敗となった。国際サッカー連盟(FIFA)の世界ランキングはコートジボワールが27位、日本は45位。
 日本は前半、パスが思うようにつながらず、決定機を作ることができなかった。唯一のチャンスは、こぼれ球に左足を合わせた本田の左足ボレーだったが、惜しくもゴール左上に外れた。また守備では、カウンターから一本の縦パスでシュートまで持ち込まれるシーンもあった。
 後半は中村俊らを投入したが簡単にボールを失う場面が多く、攻撃の形を作れなかった。逆にコートジボワールは、体の強さを生かした突破から縦パスを入れて日本ゴールを襲ったが、こちらもなかなかシュートに持ち込むことができなかった。
 日本は結局、強化試合で白星を挙げられないまま、本大会が行われる南アフリカへ乗り込むこととなった。
 日本は6日に南アフリカ入りし、14日にグループリーグ・グループE初戦のカメルーン戦を迎える。

日本代表・岡田武史監督
「前半、ディフェンスはそこそこ計算できたが、マイボールになってからみんなが怖がっていた。後半になってボールが回るようになった。こういう相手に戦える選手、戦えない選手がはっきりした。先に点を取られてしっかりゾーンを作られるとゴール前のシーンはそんなに多くは作れない。(カメルーン戦に向けて)今までやってきたことを劇的に変えるつもりはない」

田中マルクス闘莉王
「(オウンゴールは)来ると思わなかった。カバーしにいこうと横から入ったので分からなかった。
(流れの中から失点はしていないが?)相手が強かった。ボールを取りにいっても取れない。すごいレベルの高い相手だった。W杯じゃなくて良かった。このままやったら決勝まで行くんじゃないかと思うほど強かった」

長谷部誠
「動き出しが少なかったけど、今日は1対1で9割くらい負けた。ああなるとサッカーにならない。もっと戦う気持ちを出していかないと。そこで勝てないから引いてしまったところはあった。その辺は練習からやっていくしかない。イングランド戦の方が戦っていた。今日はもっと戦えたと思う」

本田圭佑
「相手の嫌なところを突くのが唯一の手段なのに、相手が分かっているところにつなげても崩せないし、プレッシャーをかけられてカウンターを食らってしまう。サイドを使えたときはセンタリングをいい感じで上げられたシーンもあったし、ああいうのを徹底するのかカメルーン戦での形になればいいと思う。あとはミドル(シュート)。つないでいると相手はなかなか出てこない。後半、上から見ていてもそう思った」

大久保嘉人
「左サイドが使われていなかった。チャンスを使い切れていない感じだった。(前半はサイドバックが上がるチャンスがあったが?)もっとあっても良かった。ボールが右から回って、そのまま右しか見れていないのはキツい」

岡崎慎司
「自分が1トップで使われているのは裏が狙えるからだと思っている。自分の特徴を消して、ポストプレーをやっても意味がないと思う。でも、裏に抜けたボールはシュートまで持っていけるようにしないといけない。じゃないと、いる意味がない」

日本代表23名
GK:
23.川口能活(磐田)
1975/08/15
1.楢崎正剛(名古屋)
1976/04/15
21.川島永嗣(川崎)
1983/03/20
DF:
22.中澤佑二(横浜M)
1978/02/25
4.田中マルクス闘莉王(名古屋)
1981/04/24
3.駒野友一(磐田)
1981/07/25
13.岩政大樹(鹿島)
1982/01/30
15.今野泰幸(FC東京)
1983/01/25
5.長友佑都(FC東京)
1986/09/12
6.内田篤人(鹿島)
1988/03/27
MF:
10.中村俊輔(横浜M)
1978/06/24
20.稲本潤一(川崎)
1979/09/18
7.遠藤保仁(G大阪)
1980/01/28
14.中村憲剛(川崎)
1980/10/31
8.松井大輔(グルノーブル)
1981/05/11
2.阿部勇樹(浦和)
1981/09/06
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
1984/01/18
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
1986/06/13
FW:
11.玉田圭司(名古屋)
1980/04/11
16.大久保嘉人(神戸)
1982/06/09
12.矢野貴章(新潟)
1984/04/05
9.岡崎慎司(清水)
1986/04/16
19.森本貴幸(カターニャ)
1988/05/07

予備登録メンバー7名

DF:
徳永悠平(FC東京)
槇野智章(広島)
MF:
小笠原満男(鹿島)
石川直宏(FC東京)
香川真司(C大阪)
FW:
前田遼一(磐田)
田中達也(浦和)

サポートメンバー4名

DF:
酒井高徳(新潟)
MF:
香川真司(C大阪)
山村和也(流通経済大)
FW:
永井謙佑(福岡大)

【W杯初戦へ乏しい収穫】
 W杯前の最後の強化試合は収穫に乏しく、日本の課題ばかりが浮き彫りになった。岡田監督は「身体能力が高く技術もあるのはカメルーンも同じレベル。先に失点しないことが大事だったが…」と振り返った。本番初戦を想定した試合で力負け。0−2の現実は重く、このままでは勝算は低いことが明確になった。
 先発メンバーは5月30日のイングランド戦と同じ。だが敵のプレッシャーをまともに受け、中盤でボールを回せない。身体能力差は歴然で、球際では競り負け、味方が連動してサポートに動けなかった。早々にFKから失点し、好機は本田のシュートくらいだった。
 後半は中村俊、中村憲、稲本を一気に投入。中盤の選手の距離が縮まってワンタッチのパスがつながるようになったが、ゴール前まで迫る力強さを欠いた。全体の動きが足りず、長谷部は「もっと前に出て行かないと駄目。戦う気持ちも出さないと」と悔やんだ。運動量でも相手に劣るようでは、勝ち目はなかった。
 これで国際Aマッチ4連敗。士気が上がらないままスイス合宿を終え、南アフリカへ旅立つことになる。「負けてもともとの気持ちでやるしかない」と本田。大事なのは強化試合ではなくW杯だが、自信を掴めなかった日本は、果たして本番で白星を掴めるのか。不安だけが膨らんでいく。

【岡田監督が「戦える選手はっきりした」】
 日本代表は、南アW杯前最後の強化試合となるコートジボワール戦に0−2で敗れ、4連敗でW杯に臨むこととなった。日本は前半12分の相手FKから闘莉王のオウンゴールで先制点を許すと、後半35分にもセットプレーからシュートを押し込まれた。
 敗戦に岡田武史監督は「(前半は)DFはそこそこ計算できたが、マイボールになって怖がっていた。後半になってボールは回るようになったが、最後まで崩しきれなかった」と振り返った。
 また、この試合では17人の選手を試し「こういう相手に戦える選手、戦えない選手がある程度はっきりした」と語り、本大会初戦で対戦するカメルーン戦について「今までやってきたことを劇的に変えるつもりはない」と断言。開幕戦のメンバーがほぼ固まっていることを明かした。

【日本、不安抱えW杯本番へ】
 日本代表はコートジボワールと最後の強化試合に臨んだが、ほとんど見せ場もつくれないまま0−2で完敗。不安を抱えたまま本番に臨むことになった。
 試合は平日の昼間で、スタジアムは空席が目立ったが「ガンバレ、ニッポン」の声援がアルプスの山々に囲まれたスタンドに響いた。
 オウンゴールとフリーキックからの失点に、日本サポーターは唖然。コートジボワール代表メンバーで、柏レイソルなどでも活躍したドゥンビア(22)の通訳をしていたという大学院生赤司智己さん(26)は「彼を応援していたけど、試合は日本に勝ってほしかった」とポツリ。
 森本貴幸(22)のユニホームを着てイタリアから駆けつけたというスポーツトレーナー東風徹さん(26)は「まだ本番まで時間がある。切り替えてほしい」と言葉を搾り出した。

【闘莉王、完敗認める】
 闘莉王は2試合連続でオウンゴールを記録した。前半13分、ドログバのFKが壁に跳ね返った球をクリアし切れず、足に当てて日本ゴールに入れてしまった。先に失点しないことがテーマだっただけに「カバーしに行ったんだけど…」と悔しそうに振り返った。
 コートジボワールの強さを実感したようで「ボールが取れなかった。本当にレベルが高い。これがW杯じゃなくて良かった」と完敗を認めた。ドログバを負傷退場させたことについては「わざとじゃない。何でもないことを祈っている」と神妙だった。

【今野が右膝負傷】
 守備面で評価が急浮上していた今野は後半途中、相手タックルをひざ付近に受けて倒れ、担架に乗って退いた。しかし、日本の広報担当によると、チームドクターは「それほど深刻ではない」と診断したという。
 今野は退場する際は顔をゆがめ、試合後も「右膝の内側を痛めた。すぐには練習できない感じ」と話したが、表情は穏やかだった。

【本田、持ち味出せず】
 本田は右サイドで先発したが、前半40分にこぼれてきたボールを左足で鋭いシュートを放った以外は攻撃で目立つ場面は少なかった。
 調子を落としている中村俊に代わってチームの主軸に、との期待は高いが、前半だけで交代。韓国戦、イングランド戦に続いてゴールを奪えずに終わり「相手の方が判断が速くて、ボール回しもうまかった」と悔しそうだった。

【岡崎「シュート打てない」】
 またもFW陣から得点は生まれなかった。1トップの岡崎は見せ場すらつくれずに後半10分に交代。「シュートを打てていない。打てる場面もなかった」と反省した。
 5月10日に代表メンバーが発表されてからの3試合で奪ったのは、イングランド戦でCKに合わせた闘莉王の1点のみ。左MFに定着している大久保はこの日も守備に追われ、前半終了間際のミドルシュートは大きく枠を外れた。
 岡崎と交代した玉田も相手ゴールを脅かせず、後半20分から出場した森本は後方からの数少ない好パスをトラップせずに、誰もいないスペースへ頭でパスした。
 エースとして期待されながら3月以来、代表でのゴールがない岡崎は「全体的に(敵陣で)怖い動きができなかった」。長年の課題を拭い去れないまま本大会に臨む。

【俊輔、“輝き”放てず】
 後半5分、ゴールから約30メートル。中村俊が左足から放ったボールは右にカーブしながら枠の中に飛んだ。GKに止められたが、久しぶりに見るきれいなFKだった。
 中村俊は後半から本田に代わってピッチに入った。「先発とか、そういうことは全く考えていない。日本の勝利のためにできることをやる。執着はしてないよ」と、先発を外れても腐った様子を見せてなかった。
 左足首痛でコンディションが上がらず、午後の練習が休みだった2日は1人だけグランドに出て、黙々と調整を続けた。
 この日は中村憲のパスで積極的にゴール前へ飛び出すなど、コンディションは上がっている様子。守備でも自陣ゴール前まで下がるなど、ピッチを走り回った。
 だが、低調なチームの中で起点になる場面はなかった。悪くはないが、良くもない。W杯で先発メンバーに入るほどの特別な輝きを放つことはできなかった。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
21.川島永嗣 5.5
失点はどうしようもない
DF:
15.今野泰幸 5.0
守備で奮闘も、攻撃面に課題
(67分3.駒野友一 4.5)
前線にフィードを供給するが、動いて貰えず
22.中澤佑二 5.0
裏を取られる癖は相変わらず
4.田中マルクス闘莉王 5.0
前線に上がっていく際、後ろとの確認は取れているのか疑問視
5.長友佑都 5.0
パワフルなFWに手こずる
MF:
18.本田圭佑 4.5
ボレーシュート以外は見せ場なし
(46分10.中村俊輔 5.0)
気持ちが入っていることはアピールしていた
2.阿部勇樹 4.5
ボール奪取の能力を発揮できず
(46分20.稲本潤一 5.0)
体の強さは発揮した
7.遠藤保仁 4.0
低い位置で受けることしかできなかった
(46分14.中村憲剛 4.0)
ボールにあまり絡めず
16.大久保嘉人 4.5
積極性は買えるが、確実性がない
(65分19.森本貴幸 5.5)
シュートへの積極性は見せた
17.長谷部誠 4.5
不慣れなトップ下で良さが消えた
FW:
9.岡崎慎司 4.5
身体能力の高い相手DFに封じられる
(55分11.玉田圭司 -)
得意のドリブルを披露する機会はなかった
監督:
岡田武史 4.5
やりたいことはできたのか疑問視
コートジボワール代表
GK:
1.バリ 6.0
脅かされた場面は1回だけ
DF:
20.ドゥメル 6.5
前半からアップダウンを繰り返した
4.コロ・トゥーレ 6.5
ディフェンスラインを統率すると共に、前線にも攻め上がる
5.ゾコラ 6.5
センターバックに対応できることを証明した
17.ティエネ 6.0
守備でバランスを取った
MF:
21.エブエ 6.5
アーセナルでもやっている右センターハーフを率なくこなした
6.トゥーレ・ヤヤ 7.0
ボールを奪う力はさすがの一言
9.ティオテ 6.0
時折、ドリブルで突破を図る積極性を見せた
(88分14.E・コネ --)
FW:
15.ディンダン 6.0
ドゥメルとのコンビで右サイドを崩す
(73分10.ジェルビーニョ --)
11.ドログバ --
(19分7.ドゥンビア 6.0)
後半16分の反転からのシュートなど、大器の片鱗をのぞかせる
(63分18.カデル・ケイタ 6.0)
攻撃を活性化
8.カルー 6.0
ドリブルで相手を手玉に取るシーンがあった
監督:
エリクソン 6.0
ほぼ理想的な試合運び


超サカFLASH

支援
 宮崎県内で春季キャンプを行うJ1大宮の選手会は本日、口蹄(こうてい)疫による被害が出ている畜産農家を支援するため、10〜16日に公式サイトでチャリティーオークションを行うと発表した。売上金は、宮崎県西都市口蹄疫対策本部を通じて全額寄付する。

全治2週間
 3日に行われたメキシコとの国際親善試合で負傷したイタリア代表MFアンドレア・ピルロが、14日に行われるW杯グループリーグの第1戦、パラグアイ戦を欠場することが4日、明らかになった。右ふくらはぎ肉離れで全治2週間。ピルロは一旦イタリア代表の合宿地を離れ、自宅で療養している。

W杯欠場
 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に臨むナイジェリア代表のMFミケル(チェルシー)が5日の練習中に足首を負傷し、W杯を欠場することになったと、同国サッカー協会の広報担当者が同日、明らかにした。23歳のミケルは4月に膝の簡単な手術を行っており、プレトリアでのチームの練習にこの日から本格的に加わったばかりだった。W杯本番では、中盤を引っ張る存在として期待されていた。


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