☆既に合宿中★
Ｗ杯アジア最終予選で日本と対戦する北朝鮮チームが11日に中国南部の海南島に到着し、25日間の強化合宿を開始していたことが13日、明らかになった！当初は16日に海南島入りするとされていた。中国の地元紙では12日付で到着風景を伝え、合宿中に中国のクラブチームと練習試合を行うと報じた。キム・ジョンシク団長率いるチームは11日昼すぎ、海南航空便で選手２２人、コーチ、役員５人の計２７人の陣容で到着。空港で簡単な歓迎式に臨んだ後、夕方から早速練習を始めた。18日ごろには、Ｊリーグ所属の２選手も合流するとしている。中国のスポーツ紙「スポーツ界」は、北朝鮮チームが朝鮮人民軍所属の「４・２５隊」を中心に構成されていると紹介。さらに北朝鮮チームが、日本メディアの動向に強い警戒心を示し「写真撮影は仕方ないが、選手やコーチへの取材は絶対に受けない」とする役員のコメントを紹介した。また、この役員は「日本代表の戦術を分析するためビデオテープを持参したものの、中国のビデオデッキでは再生できなかった」と話した。一方、別の役員は「サッカーは足で戦うものだ。ビデオデッキは必要ない」と、情報分析面での懸念を一蹴した。

【インタビュー】
12日付の中国のスポーツ紙「スポーツ界」が報じたサッカーの北朝鮮代表チームのキム・ジョンシク団長（北朝鮮サッカー協会副書記長）とのインタビューの要旨は次の通り。

−海南島を合宿地に選んだ理由は？
「祖国は現在、氷点下１４、１５度で正常な練習はほとんど不可能だ。海南島は気候も温暖で、交流のある延辺チームなど中国のいくつかのチームも合宿しており、練習試合をするのにも都合が良い。当初は欧州での合宿も考えたが（最終予選）初戦が日本なので、海南島を選んだ」

−チームの構成は？
「朝鮮人民軍所属の『４・２５隊』（軍創建記念日にちなむ）が中心なので、選手が軍人精神を持っている。北朝鮮ではサッカーは人気あるスポーツの一つで、人民も期待しており、勝利を収める義務がある」

−1993年にドイツ人を招いて以降、外国人コーチはいないが？
「技術的には我が国より高いレベルのコーチもいるが、大半はそれほど変わらない。だいたい、外国人コーチは朝鮮民族を良く知らない。自国のコーチだけが、選手を良く知り、特性に合った戦術を生み出すのだ」

【来月7日来日】
日本サッカー協会の川淵三郎会長は13日、2006年Ｗ杯アジア最終予選初戦（2月9日・埼玉）で日本と対戦する北朝鮮が、2月7日に成田着の航空機で来日すると明らかにした。川淵会長は「一行は選手１８人を含む２５人と聞いているし、国内はバス移動だろう」と述べた。また北朝鮮戦で日本協会が負担する警備費用は総額４０００万円程度を見込んでいるという。川淵会長は「費用は通常の国際試合の２倍か、それ以上。Ｗ杯以上の準備が必要かもしれない」と話した。競技場内の緩衝地帯の設置方法や選手、ファンの交通面の配慮など多岐にわたるという。

☆練習見学★
スペインリーガエスパニョーラ、マジョルカＦＷ大久保嘉人が13日、デポルティボ戦（9日）での右膝負傷後、初めて公の場に姿を見せ、本拠地ソンモイスでチームの練習を見学した！ジーンズに黒のジャケット姿で現れ、右足を伸ばした状態でゆっくりと歩いた。「（医者から）膝を曲げるなと言われているから。痛みはだいぶ引いた」と明るい表情で言った。この日はパルマ市内の病院で診察を受けた。23日のレアル・マドリード戦に向けてリハビリを開始する予定だったが、練習見学に切り替えた。週明けにも精密検査を予定している。

☆受験★
フランスリーグ１の強豪、マルセイユの入団テストを「受験中」のＪ１鹿島ＭＦ中田浩二(25)が同クラブの公式サイトで移籍への思いを訴えた！12日の入団テスト初日については「大変気持ちよくプレーでき、ハイレベルな練習だった。素晴らしい選手と一緒で幸せ」とコメント。さらに、来週始まる日本代表合宿については「本音を言うと、このチームに残ってプレーしたい」と話した。13日もミニゲームやダッシュなど約２時間にわたるテストを受け、大きな声でパスを要求するなど積極的なアピールを続けた。獲得を希望するトルシエ監督とは相思相愛。今後はマルセイユと鹿島のクラブ間交渉に焦点が絞られる。

☆ドロー★
スペイン国王杯は13日、３回戦第１戦の１試合を行い、レアル・マドリードは２部リーグのバジャドリードとスコアレスドローに終わった！試合はバジャドリードが終始押し気味で、レアルは引き分けに持ち込むのが精一杯だった。レアルはイングランド代表ＦＷオーウェンがルシェンブルゴ監督の下で初めて先発出場したが、得点につながる活躍はなかった。

☆敗退★
イタリア杯は13日、２回戦第２戦の残り４試合が行われ、ユベントスはアタランタと３−３のドローに終わり、この結果、２試合合計スコアで３−５と敗れたユベントスは、早くもトーナメントから姿を消した！この他の試合では、ローマ、ウディネーゼ、カリアリがベスト８へ駒を進めている。ベスト８が激突する準々決勝は、カリアリvsサンプドリア、インテルvsアタランタ、ローマvsフィオレンティーナ、ウディネーゼvsミランの組み合わせで行われる。

☆正式発表★
イタリアセリエＡ、ユベントスのＤＦマルク・ユリアーノは13日、スペインリーガエスパニョーラ、マジョルカに移籍したと正式に発表した！ユリアーノはパルマ・デ・マジョルカで入団発表の記者会見を行い、「ユベントスで出場機会がなかったことについては話したくないが、マジョルカに来たことは最善の選択肢だと思う」と語った。ユリアーノは1996―1997シーズンにユベントスに入団して以降、リーグ４度制覇に貢献した。リーガエスパニョーラで２０チームで１９位に低迷しているマジョルカは、ユリアーノのほかにＦＷ大久保嘉人ら３選手を獲得している。

☆慈善試合★
国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）と欧州サッカー連盟（ＵＥＦＡ）は13日、スマトラ沖地震による津波被害者支援のための慈善試合を、バルセロナ（スペイン）のホーム、カンプノウで2月15日に行うと発表した！昨年のＦＩＦＡ世界年間最優秀選手のロナウジーニョ（ブラジル）と、昨年の欧州最優秀選手のシェフチェンコ（ウクライナ）がそれぞれ中心のチームが対戦。収益金はＦＩＦＡとアジアサッカー連盟（ＡＦＣ）が共同設立した津波基金に送られる。

☆親善大使★
ベッカムが津波被災者のために立ち上がった！国連児童基金（ユニセフ）は12日、レアル・マドリードのイングランド代表主将ＭＦデイヴィッド・ベッカム(29)をユニセフ親善大使に任命したと発表した！ベッカムは全世界へ向けた３０秒のテレビＣＭに出演し、先月26日に起こったスマトラ沖地震・津波の被害に遭った子供たちの支援を呼びかける。ベッカムは「私はみんなと同じように、津波被害の状況にひどく心を痛めている。多くの方々が愛する人を失い、さらに１００万を超える子どもたちが被災に苦しみ、病気の危険にさらされている」とコメント。「多くの人々がこれまでに惜しみない援助をしているが、これからも寄付をしていくことが大切」と訴えた。ベッカムは12日にマドリードで行われた記者会見でも「（サッカーに関して）昨年は苦しい年だったが、アジアの人たちの不幸を考えれば文句は何も言えない」と語るなど、深く心を痛めていた。日本での放送予定はまだ決まっていないが、ベッカムの熱意は必ずや全世界に伝わる。

☆入団★
日本代表のジーコ監督の三男チアゴ氏(22)が12日、ブラジルの古豪クリチバＦＣと正式契約し、チームに合流した！契約期間は２年。ＭＦのチアゴ氏は、これまで監督ゆかりのフラメンゴ（ジュニア）やパウリスタ（同）、ＣＦＺなどでプレー。クリチバはかつて三浦知良（神戸）が所属したこともある同国プロサッカー界名門の１つ。

【超サカFLASH】

☆ハットトリック★
フィオレンティーナMF中田英寿が13日に行われたユースとの練習試合で３ゴール１アシストを決めた！試合は６−０で勝っている。

☆ＣＭ出演★
フェイエノールトMF小野伸二がＫＤＤＩのＣＭに出演することが決定した！15日からオンエアされる。

☆寄贈★
Ｊ１浦和は13日、昨年のリーグ戦第２ステージ優勝を記念し、地元となる埼玉県内の４カ所の視覚障害者施設に、ブラインドサッカー用ボール計２０個を寄贈すると発表した！更に、さいたま市内の中学校など５９校にもサッカーボール計２３６０個を贈る。

☆完全移籍★
Ｋリーグの水原からＪ１の東京Ｖにレンタル移籍していたDF李康珍(18)が東京Ｖに完全移籍していたことが明らかになった！

☆vsサントス★
Ｊ１神戸が2月24日に神戸ユニバでサントス（ブラジル）とプレシーズンマッチを行うことが明らかになった！

☆就任★
Ｊ１のＣ大阪は13日、昨季までＪ２福岡でコーチを務めていた大熊裕司氏のヘッドコーチ就任を発表した！チーム統括部テクニカルディレクターだった勝矢寿延氏もコーチに就任。昨季途中からトップチームに加わった田坂和昭コーチは退団する。

☆復帰★
Ｊ１大宮は本日、期限付き移籍期間の満了に伴いＤＦ尾亦弘友(21)のＦＣ東京復帰を発表した！尾亦は昨季、ＦＣ東京から大宮に加入したが、公式戦の出場はなかった。

☆契約延長★
Ｊ２湘南は13日、ユニホームの胸スポンサーとして、産業能率大と今季も契約を延長すると発表した！

☆移籍★
Ｊ２甲府は13日、ＤＦ金沢崇文(23)が水戸へ移籍すると発表した！

☆獲得★
Ｊ２鳥栖は本日、元札幌、京都MFビジュ(30)を獲得したと発表した！

☆退団★
ヴォルカ鹿児島の前田浩二監督が13日、同チームを退団することを明らかにした！今後はＪ１神戸のフロントに入る予定。

☆復帰★
イタリアセリエＡ、フィオレンティーナは13日、レアル・マドリードからレンタル移籍していたFWポルティージョがレアル・マドリードに復帰すると発表した！

☆獲得★
スペインリーガエスパニョーラ、レアル・マドリードは13日、イングランドプレミアリーグ、エバートンのデンマーク代表ＭＦトーマス・グラベセン(28)を獲得したと発表した！契約は３年半で、移籍金は３００万ユーロ（約４億６００万円）。

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