☆連勝認めず★
Ｊリーグが本日3日までに、引き分けを挟んだ連勝記録を認めない方針を固めた！今季、Ｊ１で首位の鹿島は、開幕からは１分けを挟んで７連勝だが、サッカー界の世界標準の「連勝はあくまで６」として扱う方針。発行している年鑑（公式記録集）も、来年度版から連勝記録の項を見直す。ただ、鹿島が1998年から1999年にかけてつくった１６連勝は引き分けを挟まないため、Ｊ１最多記録は変わらない。

☆Ｊ★
Ｊ２第１０節第１日結果

京都１−０徳島
(西京極･11727人)
≪得点者≫
京都：田原82

Ｊ２第１０節第１日は本日3日、西京極陸上競技場で１試合が行われ、首位の京都は後半３７分に田原が得点し、１―０で徳島を下した！京都は開幕から無敗（２分け）で、勝ち点を２６に伸ばした。徳島は勝ち点１１。第１０節の残り５試合は明日4日に行われる。

☆長者番付★
フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」は本日3日、恒例の世界のサッカー選手「長者番付」を発表し、イングランド代表主将のデイヴィッド・ベッカム（レアル・マドリード）が１位となった！年俸では最高額ではなかったが、ＣＭ出演、肖像権ビジネスなどで推定年収２５００万ユーロ（約３４億円）を稼ぎ出した。監督ではチェルシーをイングランドプレミアリーグ優勝に導いたポルトガル人のモウリーニョ監督が７５０万ユーロ（約１０億円）でトップだった。

☆ＣＬ展望★
欧州チャンピオンズリーグは現地時間の本日3日、準決勝第２戦の１試合が行われる！第１戦をスコアレスドローで終えたチェルシーとリバプールの両チームがファイナル進出を懸けた決戦に臨む。３日前、ボルトンに勝って1955年以来となるリーグ制覇を決定したチェルシー。半世紀ぶりの栄冠に、さぞ興奮につつまれているのかと思いきや、アウェーということもあって祝勝会はチーム内だけで簡素に済ませ、そのままリバプール戦の準備に取りかかるなど、浮かれたムードはない。「この一戦に集中するのは簡単だ。タイトルを勝ち取ったことをひとまず忘れてしまえばいい」。カーリングカップに続く２冠目を勝ち取ったモウリーニョ監督の言葉には自信がみなぎる。「選手達は２つのタイトルを手に入れたものの、まだ満足せず、むしろ試合が待ち遠しいはず。この一戦が終わったら、水曜と木曜はオフにしようと思っている」と選手のモチベーションもしっかりと掌握しているようだ。さらに、「リバプールの方がプレッシャーがあると思う。我々はこの試合の結果がどうあれ、リーグチャンピオンとしてロンドンに凱旋することができる。だが、彼らにとっては残された唯一のタイトルだ」と、相手にプレッシャーをかける。守護神のGKツェフも「ボルトン戦でリーグ優勝が決まったのは良かった。これで、余計なプレッシャーなしにこの試合へ臨めるし、勝利を祝うのはリバプールに勝ってからでいい。昨年ＣＬで優勝しているモウリーニョの経験も、この先の厳しい場面で助けになるはず」と、ＣＬ決勝進出へ向けてチームが一丸となっていることを明かしていた。また、ボルトン戦を欠場したダフとロッベンも、リバプール戦には出場可能な見込みとなっている。一方、それまで３戦全敗と、チェルシーに苦杯を喫していたリバプールだが、ファーストレグでの引き分けに手応えをつかんだ様子。ベニテス監督は「チェルシーには祝福とともにお詫びの言葉を贈らなくてはならない。なぜなら、この対決で我々が勝つからだ」と、挑発気味の言葉で迎え撃つ。そして、「使った金額を比べれば、たしかに彼らが勝っている。しかし、プレーに限れば、ここアンフィールドでは力強いサポーターの後押しもあるし、五分五分だろう」と続け、MFシャビ・アロンソが出場停止ということもあり、「ジェラードがカギになる」とキャプテンの活躍に大きな期待を寄せていた。当のジェラードは、この一戦へ懸ける気持ちを「人生で最も重要な日になるだろう」とコメント。DFキャラガーは、「チェルシーは、ＣＬ獲得のために大金を費やしてきただけに、プレッシャーが大きいんじゃないだろうか。昨年だってＣＬ準決勝まで進出したのに監督は更迭された。ファーストレグの前は『チェルシー絶対優位』と言われていたのに、今は『やや有利』くらいになっているしね」と、自信を見せている。

【超豪華祝勝会】
チェルシーが超豪華なＶパーティーを計画していることが2日、明らかになった！欧州チャンピオンズリーグ準決勝第２戦は本日3、4日にキックオフ。リバプールとの第１戦を０−０で引き分けたチェルシーは本日3日に、敵地で初の決勝進出を目指す。4月30日に５０シーズンぶりの優勝を決めたプレミアリーグに続くタイトル獲得となれば、豪華客船での２億円パーティーを開催。金満軍団は、どこまでもリッチだ。羨望（せんぼう）を通り越して、ファンもあきれ顔。プレミアリーグを制したチェルシーが計画するＶパーティー。欧州制覇ともなれば、その豪華さも欧州一、いやサッカー史上最大のものになりそうだ。その費用は、軽く数億円にも達するという。パーティーの場所は、オーナーのアブラモビッチ氏が所有するヨット「ペルルス号」。昨季の欧州ＣＬラツィオ戦に４−０と大勝したのがうれしくて、衝動買いした１４４億円の船だ。ヨットと言っても動かすだけで４０人が必要な「ミニ豪華客船」。昨年、同オーナーがモウリーニョ氏に監督就任を要請したのも、この船でだった。モナコまでは同氏が所有するジェット機で移動、そこから地中海でＶクルーズを楽しむ。単純なパーティー費用は１００万ポンド（約２億円）だが、スター選手揃いだけに警備がすごい。船の内部では、フラッシュ自動反応システムが作動。たとえパパラッチが潜入しても、カメラのフラッシュを感知して逆に強烈な光を放つ。数多くの警備員が船はもちろん、周囲の海域まで徹底監視。これらの費用に船やジェット機の燃料費まで合わせれば、総額は５億、６億円でも足りない。「決勝に進むのは、我々だ」とモウリーニョ監督。第１戦で決定的なシュートを外したＭＦランパードも「今度は絶対に二流のプレーはしない。我々がどれだけ完璧なチームかを見せつけてやる」と言い放った。自信の裏付けはオーナーのバックアップ。「最高だ」と監督も選手も声を揃える。一昨年7月にチェルシーを買収して以来、アブラモビッチ氏がクラブに使った金額は約１２００億円。それに比べれば、どれほど豪華なパーティーでも、安いもの。あと２試合、初の欧州制覇は目の前だ。

☆プレミア★
イングランドプレミアリーグ結果

ウェスト・ブロムウィッチ０−２アーセナル
≪得点者≫
アーセナル：ファン・ペルシー66、エドゥ90

イングランドプレミアリーグは2日、１試合を行い、アーセナルはアウェーで日本代表ＭＦ稲本潤一が所属するウェスト・ブロムウィッチに２―０で快勝した！アーセナルは後半２１分にファン・ペルシーの１５メートル弾で先制。後半ロスタイムにエドゥーが加点した。２位アーセナルは勝ち点を７７に伸ばし、先日リーグ優勝を決めたチェルシーとは１１差。今季３試合を残して３位マンチェスター・ユナイテッドとの差を４とした。ウェスト・ブロムウィッチは勝ち点３０で、依然ノーウィッチと最下位で並んでいる。稲本は4月23日のミドルスブラ戦で交代出場して以来、２試合連続でベンチ入りメンバーから外れた。

☆欠場★
ブラジル代表ＭＦロナウジーニョ（バルセロナ）が6月のコンフェデレーションズカップ（ドイツ）を欠場すると、2日付の地元紙が伝えた！クラブ関係者が明らかにしたもので、6月中旬の日本遠征を優先したいバルセロナ側がブラジル連盟と話し合い、代表招集しないことで合意したという。代表チーム各大陸王者などで争うコンフェデ杯には日本も出場し、グループリーグ・グループＢでブラジルとも対戦する。バルセロナ関係者らはコンフェデ杯のブラジル代表について「２０代前半を中心にベテランが一部加わるだろう」と話している。

☆優勝★
スパルタ・プラハのチェコリーグ優勝が2日、決定した！この日に行われた１試合で、２位に付けるテプリチェはスラビア・プラハに０−２で敗れた。これによりテプリチェは、4月30日にシグマ・オロムツを下し、勝ち点を６１に伸ばしていたスパルタ・プラハとの差を１８から縮められず。５試合を残して、スパルタ・プラハの過去１０シーズンで７度目のリーグ優勝が決定した。

☆コーチ登録★
Ｊ１神戸は2日、チーム統括本部長の三浦泰年(39)をトップチームのコーチに追加登録すると発表した！レオン新監督を招聘した強化責任者自らがコーチとして新監督を補佐する。和田昌裕ヘッドコーチは育成部長、パベルコーチはチーム統括部へ異動し、チーム統括本部長職は前田浩二強化ディレクターが代理を務める。

☆２試合出場停止★
Ｊリーグ規律委員会は2日、Ｊ１第９節（1日）で退場となった大宮のクリスティアンと、Ｊ２第９節（4月30日）で退場となった京都のアレモンにそれぞれ２試合の出場停止処分を科すことを決め、発表した！クリスティアンは清水戦でプレーと無関係に相手選手を蹴り、アレモンは福岡戦でプレーと無関係に相手選手に体当たりした。アレモンは警告の累積もあり計３試合の出場停止となる。

【超サカFLASH】

☆負傷★
Ｊ１のＦＣ東京は本日、ＦＷルーカスが右足関節内側捻挫で、ＦＷ戸田光洋が右太もも裏側筋挫傷でともに全治約２〜３週間、ＭＦ鈴木規郎は右肩関節前方脱臼で全治約２カ月と診断されたと発表した！いずれも1日の大分戦で負傷した。

☆全治２〜３週間★
Ｊ１名古屋は2日、ＤＦ中谷が右太もも裏の肉離れで全治２〜３週間と診断されたと発表した！1日の浦和戦で負傷し、途中交代していた。

☆全治２週間★
Ｊ２の湘南は本日、ＤＦバリシッチが右膝外側を痛めて全治２週間と診断されたと発表した！4月30日の仙台戦で負傷した。

☆１部復帰★
ドイツ２部リーグで本日、首位の１ＦＣケルンがアウエを２−１で下し、３試合を残して２年ぶりとなる来季の１部（ブンデスリーガ）昇格を決めた！ケルンは元日本代表の奥寺康彦氏も在籍した名門で、１部リーグを３度制している。

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