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本日の超最新情報
アジアカップ準々決勝、日本は開催国カタールに劇的逆転勝利!!2011.01.21.FRI

INDEX

劇的逆転勝利
アジアカップ準々決勝
日本代表3−2カタール代表
ウズベキスタン2−1ヨルダン
日本は2度リードを許すも、香川真司の2ゴールなどで劇的逆転勝利!日本は4大会連続の4強入り!

移籍交渉
CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(24)の代理人がリバプールなどプレミアリーグの複数クラブと移籍交渉!

正式発表
アリス・サロニカ(ギリシャ)が横浜Mから戦力外通告を受けた元日本代表FW坂田大輔(28)の獲得を正式発表!1年半契約で背番号は『88』!

獲得
鹿島が清水から日本代表MF本田拓也(25)を獲得!

獲得
仙台が鹿島からブラジル人FWマルキーニョス(34)を獲得!

新体制発表
清水が新体制を発表!新加入の元日本代表FW高原直泰は「若い選手にいい影響を与えたい」

新体制発表
京都が新体制を発表!大木武新監督は「J1昇格は避けては通れない目標」

新体制発表
経営再建中の大分が新体制を発表!全25選手の平均年齢は22.5歳!

準々決勝進出
コパ・イタリア5回戦
ミラン3−0バーリ
ミランはイブラヒモビッチの先制弾などで完勝して準々決勝進出!

準決勝進出
スペイン国王杯準々決勝第2戦
アトレティコ・マドリード0−1(TOTAL1−4)レアル・マドリード
レアルはクリスティアーノ・ロナウドの決勝弾で準決勝進出!

全治1ヶ月
ローマの元ブラジル代表FWアドリアーノ(28)が右腕の骨折と右肩の脱臼で全治1ヶ月!

検討せず
FIFAが猛暑を避けるための2022年W杯カタール大会の冬季開催は検討対象外!

本日の超サカFLASH
サウスチャイナ(香港)が元セルビア代表FWケジュマン(31)を獲得ほか


本文
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劇的逆転勝利
アジアカップ準々決勝結果

日本代表3−2カタール代表

会場:アルガラファ・スタジアム
観衆:19479人
主審:モフド・サレハ(マレーシア)
天気:曇り
風:弱風
気温:17℃
湿度:69%
ピッチ表面:乾燥
ピッチ状態:全面良芝

≪得点者≫
日本:香川真司28、70、伊野波雅彦89
カタール:セバスティアン12、モンテシン63

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
DF:
2.伊野波雅彦(鹿島)
22.吉田麻也(VVV)=46分、=61分==警告2枚
4.今野泰幸(FC東京)
5.長友佑都(チェゼーナ)
MF:
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)(cap)
7.遠藤保仁(G大阪)=32分
10.香川真司(ドルトムント)
(90+3分20.永田充(浦和))
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
FW:
11.前田遼一(磐田)
(64分3.岩政大樹(鹿島))
ベンチ:
GK:
21.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
12.森脇良太(広島)
MF:
14.藤本淳吾(名古屋)
15.本田拓也(鹿島)
13.細貝萌(レバークーゼン)
16.柏木陽介(浦和)
FW:
19.李忠成(広島)

フォーメーション
(4-2-3-1)

   11
10   18   9
   7  17
5  4  22  2
    1

カタール代表
GK:
1.ブルハン
DF:
8.メサード
(90+2分9.ジャララ)
6.ラジャブ
18.I・アルガニム=50分
13.I・マジェド
(14分19.KH・ムフタフ)
MF:
2.ハミド
4.ローレンス
7.ウェサム
16.M・エルサイード
(59分11.モンテシン)
FW:
12.Y・アフメド
23.セバスティアン
ベンチ:
GK:
21.M・ムバラク
22.アルシェーブ
DF:
14.カルファン
15.タラル
17.A・アル・スライティ
MF:
5.H・アルハイドス
FW:
20.ヤハヤ

フォーメーション
(4-2-2-2)

  23  12
16       2
   7  4
13 18  6  8
    1

≪各種データ≫
日本カタール
ボール支配率:
59%:41%
シュート数:
11:15
直接FK数:
18:19
間接FK数:
7:4
CK数:
3:8
GK数:
12:4
PK数:
0:0
オフサイド:
6:4

ウズベキスタン2−1ヨルダン
(カリファ・スタジアム)
≪得点者≫
ウズベキスタン:バカエフ47、49
ヨルダン:B・バニヤシーン58

アジアカップ準決勝日程

25日(火)

日本時間22:25〜
日本代表vsイラン代表韓国代表の勝者
(アルガラファ・スタジアム)

日本時間25:25〜
ウズベキスタンvsオーストラリアとイラクの勝者
(カリファ・スタジアム)

 サッカーのアジアカップ第14日は21日、ドーハ(カタール)で準々決勝が行われ、2大会ぶり4度目の優勝を目指す日本は開催国のカタールに3−2で逆転勝ちし、4大会連続で準決勝に進出した。日本は25日午後4時25分(日本時間同10時25分)からの準決勝でイランvs韓国の勝者と対戦する。
 速攻からセバスティアンに先制ゴールを許した日本は前半28分、岡崎(清水)のパスを香川(ドルトムント)が頭で押し込んで同点ゴール。後半に吉田(VVV)が反則で退場となった直後、相手に勝ち越し点を奪われたが、同25分に再び香川が同点とし、同44分にDF伊野波(鹿島)が決勝ゴールを奪った。香川は今大会初得点、伊野波は代表初得点だった。
 もう1試合はグループリーグ・グループAで1位のウズベキスタンが2−1でグループB・2位のヨルダンを振り切り、初の準決勝進出を決めた。

川島永嗣
「(FKの失点は)自分のポジショニングは悪くなかった。1点目もそうだが、守備の部分でもっと細かく詰めていかないといけない。ゴール前では常にあそこを通させてはいけない。この大会を通して1試合1試合成長していかないといけない。毎試合、いろんなアクシデントを乗り越えて上に上がれている。自信になるし、結果を出しながら成長していることを証明していくことが大事。セットプレーのボールへの行き方とかは、こういう試合を通してでないと経験できない。DFがどう行きたかったのか、自分がどうしたかったのか試合が終わった後に毎回話をしている。そういうことを1つ1つ経験していかないといけない。経験しないで修正できることもあるけど、経験しないとできないこともある。成長過程で1人1人がもっとこだわる姿勢が必要」

伊野波雅彦
「なかなか流れが作れなくて、ミスも多かった。攻撃の面でチームに迷惑をかけた部分が大きかったので、最後はチームに恩返しできたのかなと思う。(決勝点の場面は)サウジアラビア戦でもこの試合でもああいう細かいところで抜け出すプレーが何度かあったので、最後こぼれてくるんじゃないかと思って行った。初先発は緊張はないけど、体の問題はあった。サイドバックをやったのは鹿島で2年前くらいで、1試合通してやると、2年間のブランクは結構大きかったと感じた。サウジ戦は相手もああいう状況だったし、半分の時間しかなかったから何も考えずに前にいけた。でも、この1試合を通じて自分のプレーを分析することもできる。(1失点目は)オフサイドかなと思ったけど、それも反省点。前が瞬間的に上げたので、うまく対応できなかった」

吉田麻也
「(退場は)ある程度ジャッジのことは分かっていたのに、そこに対応し切れなかった僕のミス。特に2枚目は僕のミスで招いたことなので、本当にチームメイトとサポーターに申し訳なかったけど、勝ってくれて良かった。(1失点目は)オフサイドは抜きにして、対応の部分でミスもあったし、課題としているところでうまく対応できなかったから悔しい。(逆転勝利は)ホッとしたし、感謝した。外から見ていてハラハラした。初めての退場だったので…」

今野泰幸
「まだまだ隙を与えてしまっているし、今日も2失点してしまった。攻撃陣が3点を取ってくれたことに感謝している。嬉しさも大きいけど、失点シーンを反省しないといけないという気持ちもある。前半は攻めながらもすごくバランスの悪さを感じていた。ボールを取られた後のリスクマネジメントとか、すごくバランスが悪いと感じていた。サイドバックのポジションも曖昧だったし、ボールを取られたら嫌だなと感じていた。前半はボールもうまく回っていなかった。先に失点してしまったし、バランスがすごく悪かったと思う。前半はすごく嫌な感じだった。(1失点目の場面)失点につながるロングボールを蹴られる前に高いボールが佑都(長友)のところに来たけど、オレの方が体勢が良かったからオレがオッケーと言ったけど、佑都が退けなくて2人が重なってしまって、ヘディングで大きく返したかったけど相手も来ていたからうまくできなくて、2人が食い付いてしまった」

長谷部誠
「厳しい試合だったし、レフェリングのことを言ってもしょうがないけど、本当にアジアのサッカーのレベルを上げたいと思うのなら、ああいうレフェリングをしていたら上がっていかないと思う。(伊野波のゴールは)伊野波が何であそこにいたのか分からない。それまでも前に行くなという指示がベンチからあったし、僕も言っていたのに、あそこにいたから僕もビックリしている。あいつの気持ちがあったんだと思う。ただ、90分で試合を決めなければいけないわけじゃなかったので、しっかり守備をするという前提は崩さなかった。(香川のゴールは)点を取ったので勢いに乗ると思う。今までもいいプレーをしていたし、ここから爆発してくれたら嬉しい」

遠藤保仁
「(10人でリードを許す状況になって)まずは失点しないことを第一に考えた。同点に追い付いてからも、僕や長谷部やサイドバックが極端にリスクを負う必要はないんで、(たとえ)延長にいってもまず失点しないことだけは意識した。伊野波もよく詰めていたと思うし、あそこで(ボールを)取られていたらカウンターを食らっていたと思う。シュートで終われるってのはいいことだと思うし、やっぱりどこかで勝負を懸けないといけないところはあるんで、点に結び付けられたのは良かった」

岡崎慎司
「(1点目のアシストは)圭佑(本田)からダイレクトで出てくるのは分かっていたので、一旦引いて出て行った。(揺りかごダンスは)試合前にやろうと言っていた。子供が生まれたのは昨日の練習後に聞いた。夕食の後、みんなに伝えた。真司(香川)が決めてくれて良かった。1−2の時は正直厳しいと思ったけど、シンプルにゴール前に運んで真司がよく決めてくれた。圭佑にボールが来た時、前線に3人いた。相手の守備の隙間を突けたのは良かった。ただ、ペースを掴んでいればこんな試合にはならなかった。勝ったことで優勝へのモチベーションも上がった。(香川の初ゴールは)あいつが悩んでいたことはみんな分かっていた。チームとしても大きなゴールだった」

香川真司
「ゴールだけは良かった。他は全然だった。ミスも多かったし、動きも重たかったし、4試合目で日程的にもきつい中で厳しかった。ゴールが唯一の救いだった。(吉田の退場後は)やることがはっきりした。前の3人で崩さない限り、点は生まれないと感じていたので、多少のリスクを背負うという意味で開き直れた。(2点目は)オカちゃん(岡崎)のところでガチャガチャしたところからうまく自分のところにこぼれてきて、ファーストタッチでうまく抜けた。あとは冷静に枠を狙ってシュートを打てたので良かった。うまく相手をかわしてコースを突くシュートを打てた。1人少ない状況で決められたのは良かった。(3点目は)ハセさん(長谷部)が素晴らしいボールをくれた。自分はシュートで終わりたかったけど、うまくかわせた結果、イノくん(伊野波)のゴールにつながったと思う。あれは自分の良さでもある。本当はシュートで終わりたかったけど、パスで相手がボールウォッチャーになっていたので、ファーストタッチでうまくかわせれば決められると思っていた。(伊野波が高い位置にいたが)なんであんなところにいたんだろうとチームのみんなも言っていたけど、持っているってことじゃないですか?(チームメイトからは)やっと決めてくれたとみんな言っていた。ゴールはみんなの支えがあったからだと思う。ただ、内容はもっと上げていく必要がある。ゴールは一番嬉しいし、もっと大事な局面で決めたい。次で決めないと意味がないと思っている」

本田圭佑
「メンタル的にはこういった厳しい試合に勝てたことで一回り大きくなったんじゃないかと思う。みんな最後まであきらめなかったっていうのは1つ勝因だが、課題は山積みなのでこういう相手にもチャンスを多く作ってもっと多くのゴールを取れるように、もっと日本のペースで進めることができたんじゃないかと思う。ギリギリで勝てたっていうのは僕が思うにこちらが招いたミスだと思っているので、もっと簡単に勝たないといけない相手だったと思う」

岩政大樹
「ちょっと予想以上に出場が早かったのでアップも少し足りないところはあったけど、自分の良さを出すことよりも、後ろがバタバタする状況を作らないことを意識した。焦りはそんなになかったけど、リスクマネジメントをしながらリスクを冒さなければいけなかったので、バランスを崩さないことを心掛けた。(同点に追い付いた時は)いけるかなという気持ちはなかった。基本的に心配性なのであまり楽観的には考えていなかった。ただ、相手にそこまで怖さを感じなかったので、うまく流れを掴めればと思っていた。(勝因は)後半は少し落ちて相手と対等だったと思うけど、その中で勝ち切れたのはチームの団結があったからだと思う」

日本代表・ザッケローニ監督
「苦しい試合になることは分かっていたが、非常に厳しい試合になった。常に上り坂のようなゲームだった。カタールはフィジカルで我々よりも上回っているので、それに付き合ってはいけないと話をしていた。狭いところに行くと相手のフィジカルに押し潰されてしまうので、広いところでプレーしろと話していた。本音を言うと私達のやりたいようにやれたわけではないが、比較的狙い通りにできたと思う。10人になってから長い時間を戦ったが、ボールポゼッションで上回っていた。技術面だけでなく、スコアをひっくり返すことができた。最後にサイドバックの選手(伊野波)がゴールを決めたことは、日本にとって非常に嬉しいこと。(2ゴールを決めた香川に関しては)このチームにおいてはサイドから中央へ切り込むMFとしての役割を担っている。前半はボールをもらいに下がり過ぎていたので、後半はワイドに開いてプレーするようになって、彼の良さが出ていた。いずれにしろ、香川はチームに貢献してくれている。(準決勝では韓国とイランのどちらと戦いたいか?)ここまできたら、強いチームしか残っていない。韓国であっても、イランであっても、特徴が違うだけで強いことに変わりはない。大事なのは我々が勝ちたいという気持ちをどこまで出すかだ。どんな相手であっても自分達のサッカーをやっていきたい。ただ、次の試合は11人で終わりたいね(笑)」

カタール代表・メツ監督
「テクニカルな面でもスキルの面でも、いい試合だったと思う。日本というビッグチームに対して、カタールはフィジカルでもタクティクスでも優位に戦っていた。その点で我々は賞賛されるべきだと思う。カタールはその強さを全世界に披露することができたし、日本は我々を恐れていた。ただし非常にハイレベルな試合だったため、選手達は肉体的に疲弊してしまった。3失点は、いずれも自分達のミスによるもの。だが、敗れこそしたが、誇るべき敗北であった。今日の試合のパフォーマンスについては非常に満足している」

日本代表22名
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
21.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
3.岩政大樹(鹿島)
4.今野泰幸(FC東京)
20.永田充(浦和)
2.伊野波雅彦(鹿島)
12.森脇良太(広島)
5.長友佑都(チェゼーナ)
6.内田篤人(シャルケ)
22.吉田麻也(VVV)
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
14.藤本淳吾(名古屋)
15.本田拓也(鹿島)
13.細貝萌(レバークーゼン)
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
16.柏木陽介(浦和)
10.香川真司(ドルトムント)
FW:
11.前田遼一(磐田)
19.李忠成(広島)
9.岡崎慎司(シュツットガルト)

【日本、激しい消耗戦で劇勝】
 日本代表のザッケローニ監督は試合会場からの帰り際に実感を込めて言った。「戦争だった。選手達は、これまでにないほど疲弊している」。激しい消耗戦の末の劇的な逆転勝利で、イタリア人監督が目指す新しい日本代表の理想像へ、また一歩前進した。
 2度先行されたが、追い付いた。前半28分に岡崎が浮かせたボールを最後は香川が頭で押し込んで1−1とし、後半25分にも香川が鋭い反転から左足を振り抜いて2−2に。延長突入が濃厚と思われた44分、突破した香川がゴール前で倒されたこぼれ球に詰めた伊野波が決勝点を奪った。
 約1万9500人の観衆のほとんどがカタールに声援を送る中、後半16分から吉田の退場で10人になっても攻め続けた。常に「勇気を持て」と訓示してきたという監督は「最後まで決して守りに入らず、あの時間にサイドバックが得点したことが勇気の証しだ」と褒めた。
 次戦は決勝進出を懸けてイランvs韓国の勝者とぶつかる。ザッケローニ監督は「相手がどこでも大差はない。ここから先は、牛乳から(見分けるのが難しい)クリームを取り出すようなものだ」と、独特の表現で準決勝への覚悟を口にした。

【圧巻の香川が2ゴール】
 2ゴールを奪った喜びよりも、その表情には安堵感が広がった。「ゴールすることが一番、自分を落ち着かせてくれる」。噛みしめるように21歳の香川は言った。
 後半25分、吉田の退場で10人になった後に奪った2点目が圧巻だった。ゴール前やや左サイドでこぼれ球を拾うと、GKの動きを最後まで見極め、左足でGK横を狙い澄ましたシュートを突き刺した。今季、ドイツブンデスリーガで8得点を決めて前半戦のMVPに選ばれた実力を見せつけた。
 グループリーグ3試合では無得点。トップ下に入るドルトムントとは違う左MFの位置で、思うようなプレーができずにもがいていた。「ふがいない」と自らを責め、いつもは足を止める報道陣の前を無言で通り過ぎたこともあった。
 悲壮感を持って臨んだ一戦で、前半28分に奪った今大会初ゴールが気持ちを楽にした。終了間際、伊野波の決勝ゴールも香川がドリブルで切れ込み、つぶされた後のこぼれ球から生まれた。
 それでも、この結果に満足はしない。「ミスが多かったし、動きの質…、質じゃないな、体が重かった。まだまだコンディションを上げる必要がある」。さらなる強敵が待ち受ける準決勝で、背番号10に懸かる期待は大きい。
 準決勝は「韓国が来ると思う。アウェーでは負けているので、しっかり準備して勝てるように切り替えたい」と意気込みを語った。

【GK川島、切れ欠き2失点】
 出場停止が明けて先発に戻ったGK川島だが、本来の動きの切れはなく、2失点した。
 2点目はFK。近いサイドを狙われた低いシュートへの反応が遅れ、自らの体ごとゴールラインを割った。「ポジショニングは悪くなかった。誰かが前で触らなきゃいけない」と連係不足を指摘した。

【伊野波が千金弾「恩返しできた」】
 出場停止の内田に代わって先発した伊野波が、2−2の後半44分に決勝点を挙げる大仕事をやってのけた。
 本来はセンターバックだが、17日のサウジアラビア戦で後半に内田と交代して既に右サイドバックでプレーしていた。サウジ戦がフル代表デビュー戦で、この日は初先発。「なかなか攻撃に絡めずにミスが続いたが、最後に恩返しができた」と、ホッとした表情だった。
 2−2の試合終盤、ベンチからは「上がるな!」の指示が出ていた。それでも得点の場面ではゴール前にいた。左サイドバックの長友から「何でいたの?」と冷やかされ、ばつが悪そうな表情だった。

【退場の吉田「真っ白になった」】
 2度の警告を受けたDF吉田は、今回がサッカーを始めて最初の退場だったという。大一番での失態に「どうしていいか真っ白になった。チームメート、サポーターに申し訳ない」と肩を落とした。
 ピッチを離れてからはロッカー室でテレビ観戦し、逆転勝利に胸をなで下ろした。長谷部からは「お前のせいで2倍走った」と手荒い慰めを受けたが、「年上の人はフォローしてくれ、同世代は雰囲気良く扱ってくれた」と仲間に感謝した。
 吉田は準決勝は出場停止。189センチの長身を生かしてグループリーグ初戦のヨルダン戦で当たり千金の同点ゴールを奪うなど存在感を見せてきたが、次の大一番はベンチ外で見守ることになった。

【長谷部「跳ね返す力があった」】
 主将の長谷部誠は試合後「チームが1つになった。(10人になり)厳しかったけど諦めずにゴールを狙った」と振り返った。
 劇的な逆転勝利に「全てがアウェーだったが、跳ね返す力があった。真司が(点を)取ったのが嬉しい。次も絶対勝ちたい」と興奮気味に話した。

【遠藤「あの時にすごく似てる」】
 MF遠藤は「あの時もすごい苦しんだ。すごく似てると思う」と7年前に思いをはせる。地元の反日感情から毎試合が「完全アウェー」だった2004年の中国大会。PK戦にもつれたヨルダンとの準々決勝は、最初の2人が外す劣勢を川口の好セーブで挽回。バーレーンとの準決勝では前半途中に遠藤が不可解判定で退場に追い込まれながら延長戦を制し、最後は頂点にたどり着いた。
 「レフェリングとか、全てにおいてアウェーだったが、それを跳ね返すだけの力がこのチームにはあった」と長谷部。敵地での厳しい経験が、ザックジャパンを一層たくましく磨き上げる。

【覚醒した香川が2ゴール】
 香川がついに覚醒して爆発した。まずは待望の今大会初得点。飛び出すGKの頭上へ岡崎が浮かせたシュートを追い、ヘディングでゴールに押し込んだ。2点目は本田圭の縦パスからのこぼれ球を拾い、素早く反転して左足で落ち着いてに蹴り込んだ。
 ともに1点を追う場面。苦境で決める頼もしさが光った。さらに後半44分、果敢にドリブルでゴール前へ。相手守備につぶされたが、フリーになった伊野波が逆転ゴールを決めた。「チームが一丸となって結果が残せた」と喜びを口にした。
 サウジ戦は見事なアシストを決めたが、満足できなかった。「代表の10番は結果が求められる。点の取れる10番を目指したい」。相手DFに背中を押されながらのしぶとい一発と、本場欧州で磨きのかかったアタッカーらしい鮮やかなシュート。最後は勝利をたぐり寄せる突破とまさにエースの働きだった。

【本田圭「勝って一回り大きくなると思う」】
 左足首捻挫から復帰した本田圭は「精神的に厳しい試合だったが、勝って一回り大きくなると思う。最後まであきらめなかったことが勝因」と振り返った。
 FKを何度か外すなど自らのゴールはなかったが、2得点に絡んだ。1点目はDF裏に走り込む岡崎に送った柔らかいパスが起点。2点目も縦パスが香川のゴールにつながった。ただし「課題はたくさんある」とも話し、納得はしていない様子だった。

【退場者→90分以内での逆転勝利は史上初】
 DF吉田が後半16分に退場となり、10人となりながらも勝利。日本代表が退場者を出した国際Aマッチは通算22試合目。リードを許しながら逆転で勝利したのは2004年アジアカップ準決勝のバーレーン戦で、0−1のビハインドでMF遠藤が前半40分に退場となりながら延長戦の末、4−3で勝利して以来2度目。90分内での逆転勝利は史上初めてだ。
 また、開催国・カタールから勝利。日本のアジアカップでの対開催国は2004年決勝・中国(○3―1)、2007年グループリーグ・ベトナム(○4―1)に次いで3戦全勝となった。

【カタール、2度リードも逆転負け】
 地元カタールは格上の日本に2度リードを奪ったが、生かせずに逆転負けした。それでもメツ監督は「カタールの強さを世界中に証明し、日本を脅かすことができた」。W杯南アフリカ大会で16強入りした日本と、W杯出場経験のないカタールの力量差を踏まえ、満足そうに言った。
 セバスティアン、アハメドの強力2トップで序盤から日本を押し込んだ。後半は数的優位に立って2−1と勝ち越したが、最後に失速した。メツ監督は「ミスで失点を招いてしまったが、多くのプラス材料を持ち帰れる」と選手をねぎらった。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣 5.0
2失点目は課題が残った
DF:
2.伊野波雅彦 5.5
先制点を献上した場面はオフサイドを撮り損ねるも、値千金の決勝点をGET
4.今野泰幸 6.0
吉田と度々ポジションチェンジをして、冷静な対応を見せた
22.吉田麻也 4.0
自身のミスパスからのファウルで退場となり、チームを苦境に追い込む
5.長友佑都 6.0
前半はイスマイルとやり合う。積極的な攻撃参加が光った
MF:
9.岡崎慎司 6.0
2得点に絡む。中央に流れてチャンスを作った
17.長谷部誠 6.5
決勝点を生んだ強烈な縦パスはお見事
7.遠藤保仁 5.5
後方から試合を組み立るも、決定的なパスをもっと期待したい
10.香川真司 7.5
2ゴールを挙げ、決勝点にも絡んだ。ここから一気に調子が上げたい
(90+3分20.永田充 --)
18.本田圭佑 6.0
ゴールこそなかったが、スルーパスから2得点を演出
FW:
11.前田遼一 5.0
サウジアラビア戦で掴んだきっかけを手放した印象
(64分3.岩政 5.0)
セバスチャンの対応に追われた
監督:
ザッケローニ 5.5
中東の笛に悩まされながらも、準決勝進出を手繰り寄せた
カタール代表
GK:
1.ブルハン 5.5
3失点も何度か良いセーブを見せていた
DF:
8.メサード 5.5
前半はミドルシュートなどで日本ゴールを脅かす
(90+2分9.ジャララ --)
6.ラジャブ 5.5
後半のヘディングは決めたかった
18.I・アルガニム 5.5
荒々しいプレーが目立った
13.I・マジェド 4.5
負傷のため前半途中で無念の交代
(14分19.KH・ムフタフ 5.0)
中央に絞る岡崎の動きに付いて行けず
MF:
2.ハミド 5.5
前半は長友とのマッチアップで渡り合うも、後半は沈黙
4.ローレンス 6.5
攻守の中心選手として良いパフォーマンスを連発
7.ウェサム 5.0
ローレンスと比べると仕事量が足りない
16.M・エルサイード 5.5
ドリブルからチャンスメイクも、後半は鳴りを潜める
(59分11.モンテシン 6.0)
FKから同点ゴールを決め、テクニックからも日本を苦しめた
FW:
12.Y・アフメド 6.0
セバスティアンとのコンビネーションは良かった。前半の決定機を決めたかった
23.セバスティアン 6.5
先制点の他にもサイドに流れて度々チャンスメイク
監督:
メツ 5.0
2度もリードを奪い、さらに数的有利になりながらも敗戦

【ウズベクが初の4強】
 アジアカップ第14日は21日、ドーハ(カタール)で準々決勝が行われ、グループリーグ・グループAで1位のウズベキスタンが2−1でグループB・2位のヨルダンを振り切り、初の準決勝進出を決めた。
 ウズベキスタンはFWバカエフが2得点。後半2分にFKに走り込んでヘディングで決め、2分後には左クロスを左足で合わせた。ヨルダンは同13分に一矢を報いたが、及ばなかった。
 ウズベキスタンは25日(日本時間26日深夜)の準決勝でオーストラリアvsイラクの勝者と対戦する。

【ウズベク、背番号2のFWが活躍】
 1996年大会から出場しているウズベキスタンは、初の4強進出を果たした。アブラモフ監督は「開幕当初に話した通り、優勝できると思う」と不敵に笑った。
 背番号2のFWバカエフが活躍した。後半2分に相手守備ラインの裏へ抜け、183センチの身長を生かして跳び上がりながらのヘディングシュートで先制。4分にはゴール前へ突進し、左クロスを左足ダイレクトで蹴り込んだ。同監督は「これで彼は母国では一躍有名人だ」とご満悦だった。

【ヨルダン敗退「5分間だけ…」】
 グループリーグ・グループBの初戦で日本と引き分けて株を上げたヨルダンは、4強の壁に阻まれた。後半2分にFKから守備ラインの裏を突かれて先制点を許し、2分後に速攻から追加点を奪われた。
 味方のシュートがGKに弾かれたこぼれ球を蹴り込んだB・バニヤシーンの一発で盛り返したが、その後は決定的なチャンスを逃した。ハマド監督は「5分間だけ集中力が切れたが、あきらめず反撃した。選手を誇りに思う」と話した。


移籍交渉
 去就が注目されるロシアプレミアリーグ、CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(24)に関して英ニュースサイト「SPORT」は19日、同選手の代理人プルーフス氏がカタールで移籍交渉を行うと報じた。
 プルーフス氏は「複数のクラブが本田に興味を示している。明日(20日)私の息子がカタールに飛び、交渉の席に着く」とコメント。イングランドプレミアリーグのリバプールのほか、アジアカップへスカウトを派遣しているアーセナルとアストンビラも交渉の席に着くと見られる。
 また英ラジオ局「トークスポート」(電子版)は19日に「マンチェスター・ユナイテッドが今夏の獲得を目指す日本代表MF香川真司に関し、ドイツブンデスリーガのドルトムントが2000万ポンド(約26億円)という高額な移籍金を要求」と報じた。一方でドルトムントのツォルクGMは2013年まで契約が残る香川に関し「長期契約を結びたいと考えている。速やかに代理人と交渉に入りたい」と放出の可能性を否定しており、今後が注目される。


正式発表
 J1の横浜F・マリノスから戦力外通告を受けた元日本代表FW坂田大輔(28)が、ギリシャ1部リーグのアリス・サロニカFCに移籍することが決まった。アリスが20日、公式サイトで正式に発表した。1年半の契約期間で、背番号は『88』。
 坂田は横浜M一筋に10年間プレーし、247試合に出場して46得点した。日本代表でも1試合に出場した。
 同日、チームの練習に合流した坂田は、クラブの公式サイトに「加入できて非常にうれしい」と語った。アリスは現在、リーグ16チーム中の8位。

坂田大輔
 1983年1月16日、横浜市生まれ。28歳。2001年に横浜Mユースからトップチームに昇格後、10年間横浜Mに所属。2003、2004年のリーグ2連覇に貢献したが、昨季は20試合1得点にとどまり契約を打ち切られた。2003年ワールドユース選手権得点王。2007年Jリーグフェアプレー個人賞受賞。日本代表1試合出場。愛称はサカティ。

アリス・サロニカFC
 1917年創立。昨季は4位で、今季はギリシャ1部8位。リーグ戦3度の優勝を誇る古豪で、アルゼンチン人の名将ヘクトル・クーペル氏が指揮を執り、ギリシャ代表GKミカリス・シファキスらが所属。ギリシャ北東部のテッサロニキにあるホームのカレンシス・ビケリディス競技場は2万2800人収容。


獲得
 J1の鹿島アントラーズは20日、アジアカップ日本代表MF本田拓也(25)をJ1清水から獲得したと発表した。
 守備的MFが本職の本田拓はJ1通算65試合に出場し、2得点。17日のアジアカップ・グループリーグ、サウジアラビア戦で代表にデビューした。昨季はJ1リーグ戦31試合に出場し、1得点だった。
 本田拓は「レベルの高い中でプレーし、自分自身も成長して優勝に貢献できるように頑張りたい」とクラブを通じてコメントした。


獲得
 J1のベガルタ仙台は本日21日、J1鹿島のブラジル人FWマルキーニョス(34)を完全移籍で獲得したと発表した。2008年に21点を挙げて最優秀選手と得点王に輝くなど、鹿島の2007〜2009年の3連覇に大きく貢献。リーグ戦通算109得点で、昨季は27試合に出場して11得点を挙げた。マルキーニョスは2001年、東京Vに入団して以来、日本で通算6クラブ目となる。
 マルキーニョスは公式サイトで「ベガルタ仙台のサポーターは熱狂的で素晴らしいサポーターだという印象があります。そのサポーターの皆さんを喜ばせることができるよう、そしてチームの目標に少しでも近づけるように、頑張ります」とコメントしている。
 仙台はMFフェルナンジーニョ(30)の退団も発表した。


新体制発表
 J1の清水エスパルスは本日21日、静岡市内で今季の新体制発表記者会見を行い、韓国Kリーグの水原から加入した元日本代表FW高原直泰は「優勝目指して頑張る。プレーはもちろん、それ以外の部分でも若い選手にいい影響を与えたい」と意気込みを語った。
 清水は昨季6位に終わり、6シーズン指揮を執った長谷川健太監督が退任。イラン代表監督のアフシン・ゴトビ氏を迎えて再出発を図る。カタールで開催中のアジアカップに出場しているため欠席した新監督は「エキサイティングに勝つサッカーの幕開けだ。Jリーグのタイトルを取るという夢は必ず実現する」とのコメントを寄せた。


新体制発表
 今季からJ2で戦う京都サンガは本日21日、京都市内で新体制発表を行い、大木武新監督は「J1昇格は避けては通れない目標。皆さんがもう一度見たいと言うようなゲームをしたい」と抱負を語った。
 昨季はJ1で4勝しかできずに、J2に降格した。昨年12月に就任した祖母井秀隆ゼネラルマネジャーは「サッカーは個人の力も大事だが、まとまることも大事。この1年間でどれだけフロントも現場も1つになってやれるか」と話した。
 また、京都は同日、MF工藤浩平が左膝前十字靭帯損傷で全治未定と診断されたことも発表した。


新体制発表
 経営再建中のJ2の大分トリニータは本日21日、大分市内で今季の新体制を発表し、田坂和昭新監督(39)は「若いチームで全員にチャンスがある。全力で勝ちにいきたい」と抱負を述べた。新加入や復帰などで加わった12選手の補強ポイントは若さや伸びしろで、全25選手の平均年齢は22.5歳となった。
 資金難の影響もあり、元日本代表のFW高松や、昨年の広州アジア大会優勝メンバーのMF東ら主力が流出したが、田坂新監督は「現場で結果を出すしか今の情勢は変えられない。新たなチームを僕自身がつくりたい」と力を込めた。


準々決勝進出
コパ・イタリア5回戦結果

ミラン3−0バーリ
≪得点者≫
ミラン:イブラヒモビッチ19、メルケル45、ロビーニョ65

 コパ・イタリア(イタリアカップ)は20日、5回戦の残り1試合が行われ、ミランがホームでバーリに3−0で完勝し、準々決勝進出を果たした。
 国内リーグではここ2戦引き分けと、白星から遠ざかっていたミランは前半19分、ロビーニョのパスからイブラヒモビッチがゴールを決め先手を取ると、前半ロスタイムにも1点を加える。さらにミランは後半20分、ロビーニョが得点して3−0。今季リーグ最下位に沈んでいるバーリを本拠地で下し、準々決勝へと駒を進めた。
 この試合では、今月にミランへ加入したFWカッサーノが移籍後初先発を果たした。なお、ミランは26日、同選手の古巣サンプドリアと準々決勝で顔を合わせる。


準決勝進出
スペイン国王杯準々決勝第2戦結果

アトレティコ・マドリード0−1(TOTAL1−4)レアル・マドリード
≪得点者≫
R・マドリード:クリスティアーノ・ロナウド23

 サッカーのスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)は20日、準々決勝第2戦の残り1試合が行われ、アトレティコ・マドリードvsレアル・マドリードのマドリード・ダービーはレアルが1−0で勝利して2連勝。2試合合計スコア4−1で準決勝へ進んだ。
 13日に行われた第1戦を3−1で制したレアルには、アトレティコサポーターから激しい野次が飛んだ。しかし、先手を取ったのはレアルだった。前半23分、右サイドのセルヒオ・ラモスがグラウンダーのクロスを送ると、これをクリスティアーノ・ロナウドがエリア内中央で合わせて先制に成功。第1戦に続くC・ロナウドのゴールで優位に立ったレアルはこのまま逃げ切った。一方のアトレティコはアグエロを負傷で欠いたためか、後半はほとんど見せ場がなく、この段階で姿を消した。
 試合後、レアルのモウリーニョ監督は「今日の試合では全く問題はなかった。あまり走らされることなく勝利を手にできた。コンパクトに守っていたため、開始から相手にチャンスを与える気配がなかった」と試合内容にも満足感を示した。
 準決勝第1戦は翌週に行われ、レアルは昨季王者のセビージャと対戦。もう1試合ではバルセロナとアルメリアが顔を合わせる。


全治1ヶ月
 イタリアセリエA、ローマに所属する元ブラジル代表FWアドリアーノ(28)が、19日に行われたコパ・イタリア(イタリアカップ)5回戦のラツィオ戦で右腕を骨折し、右肩も脱臼する重傷を負ったことが20日、明らかになった。
 離脱期間などの細かい詳細は明かされていないものの、全治1ヶ月程度は戦列を離れるのではないかと見られている。


検討せず
 国際サッカー連盟(FIFA)は20日、猛暑を避けるため、2022年のワールドカップ(W杯)カタール大会を冬季に開催する案は、現時点で検討対象となっていないとの声明を発表した。
 冬季開催案が検討されるのであれば、まずはカタール協会の主導で行われ、その後にFIFA理事会に諮られるべきだとしている。
 母国のカタールでW杯を開催するアジア・サッカー連盟(AFC)のハマム会長は「FIFAなどの他の利害関係者が違う意見でない限りは、我々は当初の計画通りに6〜7月のW杯開催に向けて準備する」と述べた。


超サカFLASH

発表
 Jリーグは本日、富士ゼロックス・スーパーカップ(2月26日・日産スタジアム)の前座試合で日本高校選抜と対戦するU-18(18歳以下)Jリーグ選抜のメンバーを発表し、FW南(東京Vユース)ら18選手を選出した。試合は35分ハーフで実施する。
 U-18Jリーグ選抜のメンバーは以下の通り。

GK:
鈴木椋大(横浜M)
田尻健(G大阪)
DF:
奈良竜樹(札幌)
菊池翔(大宮)
吉永哲也(千葉)
宮本和輝(横浜M)
山田融(横浜M)
稲森克尚(G大阪)
MF:
橋本拳人(FC東京)
杉本竜士(東京V)
熊谷アンドリュー(横浜M)
渡辺雅樹(甲府)
原川力(京都)
野津田岳人(広島)
FW:
中川義貴(鹿島)
南秀仁(東京V)
柏瀬暁(清水)
久保裕也(京都)

監督就任
 J1名古屋は本日、岡山哲也育成普及部スクールコーチ(37)が中京大付属中京高校サッカー部の監督に就任すると発表した。

始動
 浦和が本日、さいたま市の大原サッカー場で始動した。

契約更新
 J1福岡は本日、J1のG大阪から期限付き移籍しているDF丹羽大輝(25)の移籍期間が来年1月末まで延びたと発表した。2008年8月から福岡に加入していた。

移籍
 J2鳥取は本日、MF中山友規(23)がTOKYO23(関東1部)に移籍すると発表した。

発表
 日本女子サッカーリーグは20日、今季のなでしこリーグを4月から11月にかけて昨季と同じ10チームによる2回戦総当たりで行うと発表した。日時や会場などの詳細は後日発表予定。6〜8月にはカップ戦も行う。2部に当たるチャレンジリーグも昨季と同様に12チームを東西6チームずつに分け、3回戦総当たりで4〜9月に実施する。

就任
 韓国サッカー協会は本日、J1浦和の育成部門で昨季までフィジカルコーチを務めた池田誠剛氏(50)と2年契約を結んだことを明らかにした。韓国協会が日本人指導者と正式にコーチ契約を結ぶのは初めて。池田氏はロンドン五輪出場を目指す韓国のU-22(22歳以下)男子代表、今夏にコロンビアで開催されるU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)に出場するチームで、選手のコンディション面や体力トレーニングを担当するフィジカルコーチに就任する。2003、2004年にJ1を連覇した横浜Mを支えた池田氏は、その後、韓国Kリーグの釜山や2009年のU-20W杯(エジプト)で韓国の臨時コーチを務め、その手腕が韓国側に高く評価されていた。

契約更新
 イングランドプレミアリーグ、ブラックバーンは20日、スティーブ・キーン監督と新たに2013年6月まで契約を結んだと発表した。キーン監督は2009年からコーチを務め、昨年12月に解任されたアラダイス前監督の後を受けて指揮を執っている。

獲得
 香港リーグに所属するサウスチャイナは20日、元セルビア代表FWマテヤ・ケジュマン(31)を獲得したと発表した。昨年11月にパリ・サンジェルマン(フランス)との契約を解除していたケジュマンはかつてPSV(オランダ)、チェルシー(イングランド)などでプレーした。サウスチャイナには、かつてマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)でプレーした元イングランド代表MFニッキー・バットも昨年加入している。


[提携サイト]
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