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本日の超最新情報
日本代表が2大会ぶり4度目のアジア王者に君臨!!2011.01.30.SUN

INDEX

アジア王者
アジアカップ決勝
オーストラリア代表0−1日本代表
日本が延長戦の末、2大会ぶりの優勝!李忠成が劇的決勝ゴールを決め、最多4度目のアジア制覇!日本は2013年にブラジルで開催されるコンフェデレーションズカップの出場権を獲得!

MVP
アジアカップの最優秀選手(MVP)に日本代表MF本田圭佑が選出!得点王は5得点で韓国代表FW具滋哲=ク・ジャチョル!

アシスト
オランダエールディビジ第21節
フィテッセ5−2ローダ
AZ6−1VVV
PSV2−1ヴィレムU
安田理大は2戦連続のフル出場で5点目をアシスト!カレン・ロバートは初先発も前半で交代!吉田麻也はアジアカップで欠場!

デビュー
ドイツブンデスリーガ第20節
ザンクトパウリ3−0ケルン
ボルフスブルク0−3ドルトムント
シャルケ0−1ホッフェンハイム
ブレーメン1−3バイエルン
ケルンに移籍した槙野智章はフル出場してドイツデビュー!香川真司、長谷部誠、内田篤人はアジアカップで欠場!

途中出場
イタリアセリエA第22節
カターニャ0−2ミラン
ラツィオ2−0フィオレンティーナ
左膝手術から復帰した森本貴幸は後半37分から7試合ぶりに出場!ミランは完封勝利で首位堅守!

ベンチ外
スペインリーガエスパニョーラ第21節
マジョルカ0−4スポルティング・ヒホン
エルクレス0−3バルセロナ
デポルティボ3−3セビージャ
家長昭博はベンチ外!首位バルセロナはリーガタイ記録となるリーグ戦15連勝を達成!

3連勝
フランスリーグ1第21節
バランシエンヌ2−1リヨン
リール1−0ランス
カーン2−0オセール
首位リールはデ・メロの決勝ゴールで3連勝!2位パリ・サンジェルマンも競り勝ってリールを追走!

5回戦進出
FAカップ4回戦
エバートン1−1チェルシー
サウサンプトン(3部)1−2マンチェスター・ユナイテッド
マンUは逆転勝ちで5回戦進出!前回王者チェルシーは引き分けて再試合!

レンタル
インテルがジェノアからモロッコ代表MFハルヤ(28)を期限付き移籍で獲得!背番号は『14』!

レンタル
サンダーランドがインテルからガーナ代表MFムンタリ(26)を期限付き移籍で獲得!

レンタル
チェゼーナがゼニト・サンクトペテルブルクから元イタリア代表MFロジーナ(26)を期限付き移籍で獲得!

開催国決定
アフリカネーションズカップ(アフリカ選手権)の開催地が2015年モロッコ、2017年南アフリカに決定!

新体制発表
J2岐阜が新体制を発表!木村孝洋新監督は「目標の6位以内を実現したい」

本日の超サカFLASH
磐田MF西紀寛が右アキレス腱断裂で全治6ヶ月ほか


本文
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アジア王者
アジアカップ決勝結果

オーストラリア代表0−1日本代表

会場:カリファ・スタジアム
観衆:37174人
主審:ラブシャン・イルマトフ(ウズベキスタン)
天気:晴れ
風:弱風
気温:20℃
湿度:64%
ピッチ表面:乾燥
ピッチ状態:全面良芝

≪得点者≫
日本:李忠成109

≪出場メンバー≫
オーストラリア代表
GK:
1.シュウォーツァー
DF:
8.ウィルクシャー
2.ニール(cap)
6.オグネノブスキ
3.カーニー
MF:
14.ホルマン=39分
(65分7.エマートン)
16.バレリー=16分
15.ジェディナク
17.マッケイ=112分
FW:
10.キューウェル
(103分23.クルーズ)
4.ケーヒル
(110分22.キルケニー)
ベンチ:
GK:
12.コー
18.ジョーンズ
DF:
13.ノース
20.スピラノビッチ
21.マケイン
MF:
19.オアー
FW:
9.マクドナルド
11.バーンズ

フォーメーション
(4-2-2-2)

   4  10
17      14
  15  16
3  6  2  8
    1

日本代表
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
DF:
6.内田篤人(シャルケ)
(120分2.伊野波雅彦(鹿島))
22.吉田麻也(VVV)
4.今野泰幸(FC東京)
5.長友佑都(チェゼーナ)
MF:
14.藤本淳吾(名古屋)
(56分3.岩政大樹(鹿島))
17.長谷部誠(ボルフスブルク)(cap)
7.遠藤保仁(G大阪)
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
FW:
11.前田遼一(磐田)
(98分19.李忠成(広島))
ベンチ:
GK:
21.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
20.永田充(浦和)
12.森脇良太(広島)
MF:
15.本田拓也(鹿島)
13.細貝萌(アウクスブルク)
16.柏木陽介(浦和)

フォーメーション
(4-2-3-1)

    11
9   18   14
   7  17
5  4  22  6
    1

≪各種データ≫
オーストラリア代表日本
ボール支配率:
48%:52%
シュート数:
23:13
直接FK数:
15:22
間接FK数:
1:3
CK数:
9:6
GK数:
8:17
PK数:
0:0
オフサイド:
1:3

 サッカーのアジアカップ最終日は29日、ドーハ(カタール)で決勝が行われ、日本が延長の末に1−0でオーストラリアを破って2大会ぶりの優勝を果たした。延長後半4分、李忠成(広島)が代表初ゴールとなる劇的な決勝点を挙げて激闘を制し、単独最多4度目のアジア頂点に立った。
 日本は2014年ワールドカップ(W杯)のプレ大会として2013年にブラジルで開催されるコンフェデレーションズカップの出場権を獲得。大会最優秀選手には本田圭佑(CSKAモスクワ)が選ばれた。オーストラリアは初優勝を逃した。
 日本はオーストラリアの高さのある攻撃に苦しんだが、GK川島永嗣(リールセ)が再三の好守を見せた。延長後半、途中出場の李が長友佑都(チェゼーナ)の左クロスを鮮やかな左足ボレーで決めた。
 日本のザッケローニ監督は就任後8試合連続負けなしで、初めて迎えた公式大会を優勝で飾った。

川島永嗣
「(前の試合では岩政ともつれたシーンがあり、前に出るのが難しいと感じることは)自分自身、この大会を通じてまだまだ成長していかないといけないと思ったし、そういった意味ではミスもあったけど、それを引きずっていたら前に進めない。常にゴールを守るために、味方や相手とぶつかったとしても体を張っていくことは変わらない。(個人的な課題は)今回はDFラインも変わったり、チームとしても今までと違って攻撃がベースにある中で守備をしなければいけないので、流れが違う中で自分がどうプレーしていかないといけないのかと考えさせられた。アジアではこういう戦いをしていかないといけないので、そういうところを意識してやっていきたい。(完封で優勝できたことは)数字も大切だけど、自分としては勝つことしか考えていなかった。今日の試合は1点がゲームを大きく左右すると思っていたので、ゼロで終わることができたのは良かった。(チームの成長は)若いチームで臨んだことで、ゲームの中で経験のなさが出たこともあったけど、みんなでカバーする意識のあるチームだったし、こういう試合展開は今後も出てくると思う。頭で分かっていても、こういう経験を通じてしか分からないこともある。今回は勝って終わることができたけど、大会を通して自分達がもっと成長していかないといけない」

今野泰幸
「表彰式の時、本田の隣に行けたのが良かった。(MVPもらって来いって)それは本田に言われたんじゃなくて、ヤットさん(遠藤)に言われた。行けないです。オレが行ったらブーイングです。オーストラリアは高さもあったし、技術もあったし、運動量もあったし、前線にはいい選手がいたし、強かった。(途中から左サイドバックに入ったのは)ビックリした。でも、できるかと聞かれたので大丈夫と答えて、それで監督もそうしたんだと思う。(ボランチに入るのを断ったのは)足を痛めていたからではない。痛めた時はやっちゃったかなと思ったけど、やっているうちに痛みも引いてきたので、これならいけると思った。痛さは関係ない。(オーストラリアの高さ対策は)最初はマークに付く意識があったけど、マークが付いているにも関わらず、フワッとしたボールに相手が頭を当ててきて、もう勝てないということが分かった。だから相手にやらせないことだけを考えた。飛ばせないとか、相手がジャンプした瞬間にちょっと体を当ててバランスを崩させて、後ろにボールをこぼさせてそれを拾うこととかに頭を切り替えた。(考えを切り替えたのは)前半のセットプレーで2回くらいやられたときに、これでは勝つのは不可能だと思った。ファウル、ギリギリだったけど、跳ね返すのは難しかったので相手に触らせないように心掛けた」

吉田麻也
「こういう経験ができることは何回かしかないと思うので、もっともっと上に行けばそういう戦いができると思うし、さらに強い相手とやるためには、僕が代表に入り続けないといけない。ここまでは何とか入ってきたけど、代表は入り続けることが一番難しい。チームに戻っても積み重ねてやっていくだけ。(最後にボールを蹴り出したときの心境は)後はやばかった。後半ロスタイムが長かった。(ケーヒル、キューウェルとのマッチアップは)ケーヒルは凄かった。キューウェルは分からないけど。ボランチとFWの選手がボールを動かして、前半のうちに疲れさせようということだったけど、結果的に2人とも交代したので。ケーヒルはあの身長であれだけ強いというのは、プレミアでやっているだけあると思った。僕がそういう舞台に行きたいのであれば、もっともっとあれくらいの意識を持って勝たないといけない。結果に満足せずにやっていきたい。(ケーヒルは)強い。骨格が違うから。それを言ってもしょうがないけど。(前半30分過ぎから慣れてきたように見えたが)あのボール回しをもっと早くからやらないといけなかったけど、なかなか収まらなくて落ち着かなかった。前半30分過ぎからのボール回しでかなり相手も疲れたと思う。ボールを回しているうちに、みんながこうやった方がいいと何となく分かってきた。それをやろうとはしていたけど、なかなか収まらなかったし、相手もロングボールが多かったので入りは難しかった。(後半の布陣変更は)マサさん(岩政)が強いので任せた。あの形は初めて。練習でもあまりなかった。延長になったらあまりリスクを背負わずに入った。(ザッケローニ監督の求めるサッカーへの理解は)ある程度のことは分かったけど、もっと詰めていかないといけない部分はある。コミュニケーションの部分でどっちがいくのかはっきりしなかったところもあったけど、それはやっていきながら改善していくしかない。ただ、この1ヶ月は密に練習できたと思う。(監督に日本のサッカーにない部分を教えてもらったと感じることは)体の向きについては若干あったけど、基本的には変わらない。Jリーグにも外国人監督はいるし、やっていて違和感はない」

長友佑都
「1対1には自信を持って挑めていたし、絶対にスピードでかわせると自信を持っていたので、あとはいいボールを上げれば点は取れると思っていた。(決勝アシストの場面は)相手が疲れていてボールウォッチャーになっていたので、チュン君(李忠成)の前に入る動きから後ろにスーと抜ける動きで決まったかな。あれで全てが決まったかなと思う。動きが全部見えていたわけじゃないけど、ニアにだけ引っ掛けないようにと思っていた。(ポジションチェンジで攻撃の意識は)スイッチになった。最初はバタバタしていてどうなるのかと思っていたけど、自分も(イタリアで)いろいろ学んで攻撃に自信を持っていたし、しっかりやれば得点に絡めると思っていた。(交代のときに選手や監督といろいろと話していたが)誰がどこに入るのかを監督と話した。今ちゃん(今野)をボランチに上げるという話だったが、(ピッチの)中で話し合った結果、今ちゃんを左サイドバックにしてオレを上げるという方がいいんじゃないかということになった。監督から話が来た後、選手で話して今ちゃんを左に持っていく方がいいと監督に言って変えた」

藤本淳吾
「相手は体が大きくて戸惑った。相手の胸の位置に自分の頭があってどうしようと思った。中を絞って外へ出す対応だけを気を付けてやった。この大会で感じたことを練習、試合で出していかないといけない。今は優勝して興奮しているので、冷静になって思い出しながらこれからしっかりやっていきたい」

長谷部誠
「試合ごとにヒーローが変わる。試合にあまり出られなかった選手も結果を残した。こういう大会ではそういうのがある。相手が落ちてくるというよりも、相手のサッカーは放り込んでヘディングで競って、こぼれ球を拾うというものだったので、向こうとしてはそんなに体力を使わないサッカーだった。自分達がボールを回して走らせることを考えていたが、自分達の方が体力的にキツくて決していいサッカーはできなかった。(李のゴールは)あそこでよく決めてくれた。チュンソン(李)もあまり試合に出ていなかったけど、そういう選手が決めて総力戦で勝てたことが嬉しい。(優勝できた要因は)集まった時に若い選手が“お客さん感覚”だったので、そこをみんなで変えていこうと話した。ただ、まだ甘い部分もたくさんあるが、今大会で間違いなく成長した。ここで止めずに続けてほしい。アジアカップの優勝は頂上じゃない。クラブに帰って高い意識でやってほしい」

遠藤保仁
「前回もロスタイムで失点していたし、それはみんなも分かっていたので、集中が途切れないようにボールが止まったときに声を掛けていた。(決勝点をアシストした長友にパスを出したのは)右サイドバックの8番(ウィルクシャー )がバテバテだった。守備がそんなにいい選手じゃなかったので、佑都(長友)が持ったらどんどん1対1を仕掛けろと言っていた。オカ(岡崎)のヘディングもあったし、いい形を作れていた。(長友を前に上げて、今野を左サイドバックにしたことについては)左サイドで1対1を仕掛けられる選手がいれば、相手は守備がそんなに強くなかった。あれがいい形だと思った。今ちゃん(今野)が後ろにいれば、守備のブロックも作れるし、後半の最後も延長も、仕掛ける選手が相手にとって一番嫌だったと思う。佑都もそれは分かっていたと思う。(前回のアジアカップ優勝と比較して)前回は前回で嬉しかったし、今回も嬉しい。比べようとは思わない。(2004年の)中国大会も厳しくて、アウェーの中で優勝した。今回も10人の試合が2回あったり、開催国とやったり、韓国、オーストラリアと戦って優勝した。今回は今回で嬉しい。(チームの成長は)劣勢に立たされながら勝つというのは、今までの代表になかなかなかった。準決勝、決勝と厳しい試合を勝ち切ったのは成長の証だと思う。若い選手もメンタル的に代表の難しさ、重みを感じられたと思う。次につなげたい」

岡崎慎司
「みんな疲れがきていて、足が出なかったし、オーストラリアが逆にガンガンきていた。サイドで数的優位を作ってきて、最初ロングボールがくるかなと思っていたけど、結構つないできたので戸惑った。佑都(長友)くんが左で上がって、守備で頑張らないといけないなと思った。(藤本との位置関係は)いつもやっている感じでやれたと思うけど、みんなも前に力が入らないという感じで、どちらかというと淳吾さん(藤本)が可哀そうな感じだった。孤立してしまう場面があって、連動できていなかった。相手の方が良かった。(今回は左サイドだったことの影響は)それはなかった。ただ、チーム自体が動けていなかった。(今野、長友のポジションを変えたのは)僕は分からない。今野さんがボランチは無理と言っていた。練習であまりやっていない形だったので、たぶん今野さんが無理だって言ったんだと思う。(後半に持ち直せた理由は)相手が止まってきたというのもあるし、自分達が動き出していった。最初は疲れていたけど、あとあといけるという感じだった」

本田圭佑
「素晴らしい時間になった。チャンピオンになれて満足している。とても難しい試合だった。想像はしていたけど、PKも覚悟した。ボールをキープしようとしたし、日本らしいサッカーをしようとしたが、もっと成長していかないといけない。内容には満足していない。優勝したことは気持ちいいし、チームのみんなに満足している。みんなの力がなければ優勝できなかったし、いろんな意味でチームとして成長できたし、本当に充実した3週間だった。(勝因は)いろいろな要素があると思うが、1つはチュンソン(李忠成)が持っていたということ。あそこで決める決めないは彼個人の能力なので。そういう選手が準々決勝から現れたというのは、日本にとってギリギリの試合を制する状況に必要だったことなので、それが優勝できた1つの大きな要因だと思う。(本田自身のゲームメイク能力は)個人的なことはあまり喋りたくない。自分が見せたかったものがあまり見せられなかったし、悔しさの方が残っている。またチームに戻ってやっていこうと思う。何をやっていくかというと、攻撃においての個を高めていく。それだけかなと。僕がトップレベルの選手と争って、勝つにはそこかなとはっきりしている。(自分の課題を再発見したかは)もっと全試合を通じて圧倒したかった。全部がギリギリで、この優勝は全部が周りの力に助けられた感がある。オレ個人が目指す理想はそういうものじゃない。また、こういう何かの大会で優勝した時に、オレが優勝させたと言えるくらい自分が成長していかないといけない。チームを救える、個人的なプレーで救える存在になりたい。MVPは僕に送られたというより、チームに送られたと思う。今回はチームメイト、スタッフに捧げたい。(チームの成長は)チームとしては成長したと思う。ギリギリのところで競り勝っていくというのは、何か持っていないと勝てないので。(日本が勝ち続けている理由は)分からない。決勝前も自分の準備の仕方が難しかった。前日からどう準備していいのか。いつもとちょっと違った準備の仕方であったり、らしくない準備の仕方をしてイメージトレーニングをしていた。みんながそういうことをしている中で、例えば前回優勝したヤットさん(遠藤)がいるいないで大きく違ったと感じているし、今回1人も優勝を経験している人がいないメンバーで行っていたら、紙一重の差で負けていたと思う。いろんな選手が活躍していたと思うけど、正直ヤットさんの代わりは今大会ではいなかったと思う。代わりが利かなかったと思う。個人的にはMVPだと思っている。(遠藤とは)常に話をしていた。宿舎というよりピッチの上で話していた」

岩政大樹
「昨日も僕だけスタメン組に入ってやっていたので出番はあると思っていた。予想より早かったけど、ハーフタイムのあいだに(ウォーミングアップのペースを)上げろという感じだったので来るかなと思っていた。ミニゲームの時は(スタメン組とサブ組)半々だったけど、セットプレーの練習の時に麻也(吉田)と一緒だったので、麻也と変わるよりも一緒にやることを想定していた。(決勝で出場のチャンスがきたが)あれを生かさなければバカでしかないし、特に周りが疲れていたので、全て僕のところにボールが飛んで来いと思ってやっていた。(DFラインの並びが変わったことについては)今ちゃん(今野)が足の状態が厳しくてボランチが厳しいということだった。最初は今ちゃんをボランチに上げて3ボランチにする感じだったけど、今ちゃんが後ろじゃないとキツいと言っていた。(後半立ち上がりはかなりピンチが多かったが)僕はアップしていたのであまり見ていなかったけど、前半からかなりクロスに対してシュートまで持っていかれていたので、それに対抗するために期待されて出されたと思う。クロスが上がってきても、体をつけてシュートを打たせないとか。それがなければDFラインを変える理由がないし、僕を入れる理由がない。それが僕のストロングポイント」

李忠成
「試合にも出れなかったし、本当にモチベーションを保つのが難しかったけど、絶対に自分にチャンスが来ると信じていた。それを助けてくれたのが、チームのスタッフ、監督、選手だった。チーム一丸となって大会に臨んだ結果だと思う。(ゴールシーンは)ニアに動いたら結構食い付いてきたのでファーに動いた。佑都(長友)もいいボールを蹴ってくれて、ファーにきた。トラップしようかと思ったけど、トラップしたらダメだと勘が働いてダイレクトで打った。この舞台であんな綺麗なゴールはもう決められないんじゃないかと思う。(ゴール後に監督に抱きつきにいったのは)試合に出ているスタメンの11人だけじゃなく、ベンチの選手も結果を出せることをアピールしたかったし、僕はまだスタメンを1回も張ったことがない。これからの目標はスタメンを張ることだと思うので、日々向上心を持ってトレーニングに励んでいかないといけない。(ゴール後のパフォーマンスは)僕は広島の選手なので、広島ならではのパフォーマンスということで弓矢をやった。(モチベーションを保てた理由は)フィジカルコーチとか表には全く出ないスタッフの人達の気遣い、言葉遣いでモチベーションを保てた。このチームで大会に臨めたことを幸せに思う。最高のメンバーで戦った結果、最高の結果が出たと思う。サッカーの神様はいると思う。一生懸命やった結果だと思う。でもこれに一喜一憂するんじゃなくて、これからだと思うんで、日々の練習を頑張っていきたい」

日本代表・アルベルト・ザッケローニ監督
「この結果には非常に満足している。望んでいた結果を出すことができた。試合直前の全体ミーティングで、合宿初日に私が言ったことをもう一度言った。『合宿初日に成長しながら優勝を目指そうと話したが、そこまで来ている。絶対に勝とう』と話した。このチームは非常に若いが、若いから勝てないということはない。この大会は道中が本当に大変だった。先制される戦いが続いたりとか、10人での戦いとかを引き分けではなく勝ち切ることができた。そこにはベンチのメンバーの力が非常に大きい。チームとして戦ってきたと思っている。今日の李のゴールもチーム力を象徴している。細貝、伊野波、岡崎など、後から入った選手が決定的な仕事をしてくれた。本当に選手を誉めてやりたい。全ての試合で全力を出し切ってくれた。決勝にたどり着くまでにかなりエネルギーを使ってきた。消耗は非常に激しかったと思う。大会前からフィジカルコンディションの遅れやばらつきに色々苦労はしたが、この大会で成長しながら、団結しながら最後に勝つことができた。最後に、オーストラリアは非常に完成度の高くて素晴らしいチームだという印象を受けた。(後半10分に長友のポジションを一列前に上げたことが試合の岐路になったと思うが、そのいきさつは)まず考えたのは中盤を厚くしたいということだった。藤本は悪くはなかったが、1ヶ月ぐらい試合から遠ざかっていたので、試合勘がなかったのかもしれない。最初は今野をアンカーに入れようとしたが、今野に聞くとずっとDFでやってきたから中盤に入るのはちょっと、ということだったので、長友を一列前に上げて今野を左サイドバックにすることにした。長友はあそこでもプレーすることができる。システムの変更をしなかったのは、FWやMFの選手を下げてDFの選手を入れるとチームが守りに入ったと相手にも思わせてしまうし、選手達もそういう気持ちになってしまうと思ったから(今回のアジアカップ優勝で監督自身のキャリアの中での位置付けは)イタリアではセリエB以外では全部優勝してきた。個人的にインターナショナルレベルでの優勝が足りなかったが、それを達成することができた。今回、日本代表の監督に就任でき、素晴らしいチームを率いることができて本当に誇りに思う」

オーストラリア代表・ホルガー・オジェック監督
「ロッカールームで選手達は大変失望していたが、ここまで来れたことを誇りに思う。前半にあったチャンスを決めることができなかったのが、勝てなかった最大の要因だろう。短期間で6試合をするという日程だったので、120分間を戦うには疲れがあった。(ハリー・)キューウェルの交代はチャンスを外していたからではない。彼はトーナメントで重要な働きをしてくれていた。(失点シーンについては)唯一のポジションミスだったのかもしれない。日本には『おめでとう』と申し上げたい。日本は韓国と同様、若いタレントが出てきており、チームの世代交代を進めながら素晴らしい成果を挙げたと思う」

日本代表21名
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
21.西川周作(広島)
23.権田修一(FC東京)
DF:
3.岩政大樹(鹿島)
4.今野泰幸(FC東京)
20.永田充(浦和)
2.伊野波雅彦(鹿島)
12.森脇良太(広島)
5.長友佑都(チェゼーナ)
6.内田篤人(シャルケ)
22.吉田麻也(VVV)
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
14.藤本淳吾(名古屋)
15.本田拓也(鹿島)
13.細貝萌(アウクスブルク)
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
16.柏木陽介(浦和)
FW:
11.前田遼一(磐田)
19.李忠成(広島)
9.岡崎慎司(シュツットガルト)

【激戦制して4度目のアジア王者】
 日本は前半、立ち上がりからオーストラリアの高さを使った攻撃に苦しみ、ピンチを数度作ったがDF陣の踏ん張りで無失点で前半を終えた。後半に入ると序盤にDF岩政を投入も流れを代えることはできなかった。後半27分にはオーストラリアが決定的なシーンを作ったがGK川島が好セーブを見せ切り抜けた。
 延長戦に入ると両チームとも運動量が大きく落ちた所で日本はFW李を投入。すると延長後半4分、長友が左サイドで粘りながら突破し、クロス。李が完全フリーの状態でボレーシュートを決めた。
 2大会ぶりにアジア王者に返り咲いた日本。アルベルト・ザッケローニ監督(57)の指導のもと、大会入り後も一戦ごとにチーム力が上昇。準々決勝の地元カタール戦では10人で逆転勝ち、準決勝の韓国戦では延長戦でも決着が付かずPK戦の死闘を制し、決勝への切符を手にした。
 怪我でMF香川真司(ドルトムント)やMF松井大輔(グルノーブル)主力らが離脱する苦しい大会に。しかし、ザックは主力から控えまでを含めたチーム全体を「Grande Compattezza(グランデ・コンパッテッツァ=偉大なる団結力)」と表現し、平均年齢約25歳のチームをまとめ上げ、優勝へ導いた。

【ザック監督は「本当によく見てる」】
 ザッケローニ監督にとって初タイトルを懸けた決勝戦。イタリアで数々の功績を築いた指揮官は劇的勝利に「すごく満足。決勝も総合力でものにした。この選手達と、日本という国の代表チームの監督であることを誇りに思う」と万感の思いで語った。
 道のりは平坦ではなかった。大会前の準備試合は一切なし。ぶっつけ本番でアジアカップに突入した。グループリーグでは格下に苦戦続き。準々決勝のカタール戦では終盤、数的不利になりながら逆転、準決勝の韓国戦も120分+PK戦の激闘となった。際立ったのが、突然の起用に応えた岡崎、伊野波、細貝、李の活躍だ。周囲は自然と“ザックマジック”と呼ぶようになった。
 もちろん偶然ではない、必然の活躍だ。指揮官は練習はもとより食事会場など普段の生活から選手の行動を鋭く観察している。内田は「本当によく見てる。どの選手にいたずらするかも見てます」と笑う。
 ピッチに立てない状況で、どの選手が、どんな準備をしているのか。卓越した眼力で見守った。平均年齢25歳の若いチームは、その指揮官のもと、1戦ごとに成長を重ねていった。

【ザック采配ズバリ的中】
 日本を4度目の王者に導く値千金の左足ボレーだった。延長後半4分、途中出場の李が、長友からのフワリとした左クロスを迷いなく振り切った。オーストラリアの名手、GKシュウォーツァーが一歩も動けない一発。高さ、強さを生かすオーストラリアの攻めを耐えた末、アジア王者の座を奪還した。
 攻め終わると自陣を固める相手に対し、なかなか突破口が開けない。ザッケローニ監督は後半11分、動きの悪い藤本を下げ岩政を投入。今野を左サイドバックに移して長友を前線に上げ、岡崎を右へ移動させて攻撃を活性化した。延長前半9分、イタリア人監督は前田に代えて李を投入。イタリアセリエAの修羅場を知る監督が切った攻めのカードが、歴史に残るゴールをもたらした。

【オーストラリア封じの変則シフト】
 優勝を目指し、ザッケローニ監督は執念の采配も振った。後半11分、MF藤本に代え、1メートル87の長身DF岩政を投入。左サイドバックの長友を2列目に上げる変則的な4−2−3−1に移行した。高さに勝り、徹底して空中戦を仕掛けてくるオーストラリアの攻撃を封じることが最大の狙いだ。決勝の大一番でも、指揮官は冷静に勝つための手を打った。

【MVPは“持ってる”本田圭】
 本田圭は試合後のインタビューで「(優勝もMVPも)正直、実感がない」と率直に語り「うまくいかないこともある中で厳しい試合を競り勝って、(今日も)延長までいって勝てたのが先につながる。大きな大会だった」と総括。MVP獲得に「この賞はチームメートとスタッフに捧げたい。みんながいなければもらえなかった」と感謝の気持ちを伝えた。
 本田圭は第3戦のサウジアラビア戦を欠場したが、他の試合では全て先発出場。第2戦のシリア戦ではPKから決勝点を決め、準決勝の韓国戦ではPK獲得につながる決定的なスルーパスを出すなど多くの得点に絡んだ。

【川島「ゼロで終われて良かった」】
 最後の試合を無失点で締めたGK川島永嗣は「今日は結果にこだわった。こういう形で終われて良かった」と誇らしげにコメント。「自分が後ろから支える、という気持ちで入れたのが結果につながった」と快心の笑みをみせた。
 終了間際に与えたゴール正面の直接FKは「(準決勝の)韓国戦で失点したことで、みんなが集中力を切らさずにやれた。最後までゼロで終われて良かった」と完封勝利を誰よりも喜んだ。
 一方、日本代表の主将としてチームをまとめた長谷部誠は「体力的にも厳しくいいサッカーも出来なかったが、勝ったことに意味がある」と勝利に満足顔。「今大会は毎試合ヒーローが違い、日本の底力をみせられた」と層の厚さに胸を張った。

【李、決勝弾に「信じて待ち続けた」】
 大舞台でA代表初ゴールを決めた李は開口一番に「最高です」と短い言葉に最大限の喜びを込めた。途中出場だったが「ずっと試合に出れなかったんで、絶対にチャンスを掴めると信じて待ち続けた結果、(点が)取れました。本当に嬉しい」と感激に浸った。ずっと「オレがヒーローになると自分に言い聞かせていた」と言い、「このピッチに立てたことが本当に幸せ。これからもアジアのチャンピオンとして頑張る」と顔をほころばせた。

【期待以上だった吉田】
 センターバックの主力として優勝に貢献した22歳の吉田は「ロスタイムが長かった。ギリギリの場面はあったけど、何とか対応できた」と達成感に浸った。189センチの高さを生かし、オーストラリアの攻撃を跳ね返した。後半早々にはゴールラインギリギリで失点を防ぐ場面もあった。
 中澤(横浜M)、闘莉王(名古屋)という日本を代表するDFを欠いた大会で、グループリーグ初戦ヨルダン戦の後半ロスタイムに同点ゴールを決めるなど期待以上の働きを見せた。代表の責任感を感じられた。これからも入り続けたい」と話した。

【期待外れのの藤本】
 右足小指の付け根を骨折した香川(ドルトムント)に代わって起用された藤本は、期待に応えられなかった。大一番で代表初先発となったが、持ち味の積極的な仕掛けはほとんど見られず、後半途中にベンチに退いた。
 昨季はJ1 清水で13得点と活躍し、今季から名古屋へ移籍する26歳。「(本田)圭佑、岡崎としっかりコンビネーションを合わせたい。清水でやっているプレーを出したい」と意気込んでいたが、不完全燃焼に終わった。

【日本人サポーターも喜び分かち合う】
 ドーハで響いた「ニッポン・コール」―。29日にドーハで行われたサッカーのアジアカップ決勝で、日本がオーストラリアを延長戦の末に下し、アジア制覇を果たした。約3万7000人の観衆でほぼ満員となったハリファ・スタジアムには、日本人サポーターも詰めかけ、かつて「ドーハの悲劇」となった地で優勝の喜びを分かち合った。
 日本代表を追って、世界中を飛び回っているという会社員の大沼宏之さん(31)は前日、東京から到着。「日本で見ていてカタール戦と韓国戦の逆転劇が印象的だった」。UAE(アラブ首長国連邦)のドバイ在住の航空会社の客室乗務員、加納美智子さん(27)は準々決勝のカタール戦、準決勝の韓国戦に続く、3度目の観戦。「やっぱり日韓戦が印象的だった。毎試合感動をありがとう」と話した。
 カタールでは2022年ワールドカップ開催が決まったが、日本人ファンで埋まった一角には英語で「ありがとうカタール。2022年に会いましょう」と書かれた横断幕も掲げられていた。

【中田英寿氏も称賛】
 元サッカー日本代表MF中田英寿氏が、アジアカップ優勝の後輩達を称賛した。
 30日は東京・六本木で行われたイベント「Coca‐Cola Zero 3D CHALLENGER’S SUMMIT」に出席。途中から観戦したという前夜の決勝戦を「今回の日本は逆転で勝ち抜いてきたけど、その成果が最後も出た。新しい監督で勝って、次のステップになる」と高く評価。「1つの大会だけに終わらず、次の大会につなげないといけない」と期待を高めた。

【オジェック監督、唯一のミス悔やむ】
 再三好機がありながら、得点に至らなかったオーストラリア。前評判も高く、ここ10年、日本に負けていないことからも“普通にやれば”という思いが選手には強かった。
 しかし、予想外の延長戦。高さを生かした攻撃は結果的に最後まで不発だった。オジェック監督は「好機はあったが、決定力を欠いた。選手は沈んでいる」とガックリ。「失点の場面は、この試合で唯一ともいえる位置取りのミスだった」と最後の最後にほころびが出たことを悔やんだ。

【豪紙「たった一度のミスが痛手に」】
 オーストラリア紙オーストラリアン(電子版)は30日、アジアカップ決勝について、「控えの李忠成が豪州のアジア杯初優勝という夢を砕き、日本に新たな記録となる4度目、そして過去4大会で3度目というタイトルをもたらした」とするAAP通信の記事を掲載した。
 記事は、「サッカールーズ(豪州チームの愛称)は多くのチャンスを手にした。しかし、たった一度のささいなミスが痛手となった」と分析。DFのニールは「複雑な気持ちだ。誇りもあるし、落胆もある」と振り返り、「日本に何度もボールを支配されても、常に試合をコントロールしていると感じていた。本当に日本が我々を負かすとは思いもしなかった」と話した。
 また、「守りは強固だった。一度の集中のミスがあり、たぶん延長戦のせいで疲れが出た瞬間だっただろう。それが日本にゴールを与えることになった。(決勝点が入った瞬間は)みんな疲れていて集中できなかった。それだけだ」と唇を噛んだ。

【韓国紙「在日同胞がやり遂げた」】
 韓国紙、中央日報(電子版)は30日、アジアカップ決勝について、在日同胞の「李忠成がやり遂げた」と、韓国から日本に帰化した李の決勝ゴールを称えた。 
 同紙は、李が「延長戦後半に値千金の決勝ゴールを決め日本を優勝に導いた」、「自身を選んだザッケローニ監督に走り寄り厚い抱擁を交わした」と伝えた。
 同紙によれば、李は2004年U-19(19歳以下)韓国代表チーム候補として国内でテストを受けたがチーム入りはできなかった。在日韓国人をさげすむ「パンチョッパリ」という悪口まで耳にしたという。
 李は、2007年に日本国籍を取得。2008年の北京五輪では日本代表のレギュラーとして出場した。当時、「大きな舞台でゴールを入れ、世界に在日韓国人の可能性をアピールしたい」と話していたという。

【決勝観戦できないトラブル】
 29日に行われたアジアカップ決勝の日本vsオーストラリアで、試合開始直前に警官によってゲートが閉められ、入場券を持った大勢の観客が入場できないトラブルが起きた。
 目撃者の証言によると、入場を求める群衆に対し、警官は警棒を振り回し、チケット完売を理由に立ち去るよう命じたという。観戦できなかった42歳の日本人ファンの不満の声も伝えた。ただし、決勝が始まってから、ゲートは開かれたとの報告もあるとしている。

【次戦は3.25モンテネグロ戦】
 アジアカップを制した日本の次の相手はモンテネグロ。3月25日に国際親善試合、キリンチャレンジカップで対戦する。2006年独W杯にセルビア・モンテネグロとして出場。同年の国家独立と同時に現サッカー協会が設立された。FIFAランクは25位と日本の29位を上回る。
 監督はクロアチア人のズラトコ・クラニツァール氏。旧ユーゴスラビア代表FWとして活躍した熱血漢で、2010年1月に就任した。2007年以降はU-17、U-19、U-21の各欧州選手権に出場エントリーするなど、若い世代も国際舞台で経験を積んでいる。
 中心は主将を務める27歳のFWミルコ・ブチニッチ(ローマ)。代表通算11得点は歴代トップだ。若手の逸材はFWファトス・ベチライ(ディナモ・ザグレブ)。まだ22歳ながら2009年の南アW杯欧州予選で代表に初招集され、2010年11月のアゼルバイジャン戦で初ゴール。期待の大砲だ。
 日本はアジア杯で若手の力が証明された。2014年ブラジルW杯予選に向け、この一戦をさらなる強化の場としたい。

≪超サカ採点表≫
オーストラリア代表
GK:
1.シュウォーツァー 6.0
ほとんどピンチがなく、安定した仕事ぶり
DF:
8.ウィルクシャー 5.5
右サイドから度々クロスを上げてチャンスを演出。ただ、長友に決定的なクロスを2本許し、その1本が失点に繋がる
2.ニール 6.0
強靭なフィジカルを武器に前田に仕事をさせず
6.オグネノブスキ 6.0
190cmを越える高さに日本は手を焼いた
3.カーニー 5.5
前半は自身のサイドから内田に何度もクロスを許した
MF:
14.ホルマン 5.0
チャンスメイクはほとんどできずに途中交代
(65分7.エマートン 5.5)
延長後半に迎えたチャンスは最低でもシュートを枠に飛ばしたかった
16.バレリー 5.5
早い時間帯に警告を受けていたが、最後まで守備で奮闘
15.ジェディナク 5.5
得意のミドルシュートは打てず
17.マッケイ 6.0
中央に飛び込む動きで日本の脅威になる
FW:
10.キューウェル 5.5
後半に迎えた2度の決定機は決めたかった
(103分23.クルーズ --)
4.ケーヒル 6.0
日本の守備陣に恐怖を与え続けたが、最後までネットを揺らせず
(110分22.キルケニー --)
監督:
オジェック 6.0
高さを生かす戦術を徹底。守備の戻りも早く、あとはゴールを奪うだけだった
日本代表
GK:
1.川島永嗣 7.5
何度も訪れたピンチをグレートセーブで防ぎ、勝利の立役者になった
DF:
6.内田篤人 5.5
前半はクロスでチャンスメイク
(120分2.伊野波雅彦 --)
22.吉田麻也 5.0
対人プレーでは良かったが、連係ミスからピンチを招いた
4.今野泰幸 5.5
後半途中から左サイドバックもこなす。ただ、吉田との連係ミスからキューウェルをフリーにしてしまう場面も
5.長友佑都 7.5
豊富な運動量は健在。決定機を2度演出し、そのうちの1つが決勝点となった
MF:
14 藤本淳吾 5.0
初先発も攻撃的な仕事はできなかった
(56分3.岩政大樹 5.0)
後半、ミスからキューウェルに突破を許す。また前線のフィードも悪かった
17.長谷部誠 6.0
体を張って守備で貢献。しかし、これまでのような鋭い縦パスは見られなかった
7.遠藤保仁 5.5
黒子役ながら、前半には飛び出しからチャンスを演出
9.岡崎慎司 6.0
延長に入っても豊富な動きを見せた。後半のダイビングヘッドは決めたかった
18.本田圭佑 6.0
なかなかシュートは打てなかったが、パスで攻撃の起点となった
FW:
11.前田遼一 5.0
ボールが収まらず、後半は疲れも見せてシュートが打てない場面も
(98分19.李忠成 7.0)
起用に応えて値千金の決勝ゴール
監督:
ザッケローニ 7.5
采配がズバリ的中し、最高の一手を打って勝利を呼び寄せた


MVP
 サッカーのアジアカップ最終日は29日、ドーハ(カタール)で決勝が行われ、日本は延長戦の末1−0でオーストラリアを破り、2大会ぶり単独最多となる4度目の優勝を遂げた。最優秀選手(MVP)には日本の本田圭佑(CSKAモスクワ)が選ばれ、得点王には5得点の具滋哲=ク・ジャチョル(韓国)が輝いた。
 日本は豪州の高さに素早いパス回しとサイドからの攻撃で対抗。互いに譲らず延長戦に突入し、その後半4分、長友(チェゼーナ)のクロスを受けた途中出場の李(広島)が、鮮やかなボレーシュートを決め、決勝点を奪った
 日本は、ザッケローニ監督就任後、初のタイトル。2013年にブラジルで行われるコンフェデレーションズカップの出場権を獲得した。豪州はアジア連盟転籍後、2度目の出場で初めての決勝進出だったが、初優勝はならなかった。
 FIFA(国際サッカー連盟)の世界ランキングは日本29位、豪州26位。対戦成績は日本の6勝7敗6分け(日本のPK戦1勝は引き分け扱い)となった。

【ザック「眠れなかった」】
 サッカーのアジア王者を決めるアジアカップは29日、ドーハのハリファ・スタジアムで決勝が行われ、日本は延長後半の李忠成(広島)の決勝ゴールでオーストラリアとの激闘を1−0で制し、単独最多となる4度目の優勝を果たした。
 一夜明けた本日30日、ザッケローニ監督は「試合を振り返って、眠れなかった」と興奮冷めやらぬ様子だった。また、「李は常に準備をして狙っている感じだった。やってくれると思っていた」と交代で起用したFWの活躍に満足そうだった。激戦が続いたが、最高の結果で終わり、ザッケローニ監督は穏やかな表情を浮かべた。試合後の食事の際には「これがスタート地点」と選手に伝えたという。延長後半に決勝点を挙げたFW李忠成(広島)は「時間が経って凄いことをしたんだなと思う。自分を褒めたい」と笑顔を見せた。
 ザッケローニ監督らは本日30日夜(日本時間31日未明)に帰国の途に就く。

【ボレーは祖母と練習】
 途中出場で決勝ゴールを決め、ヒーローとなった李は一夜明けても興奮冷めやらぬ様子。眠ったのは朝7時だったそうで、それまではインターネット動画サイト「ユーチューブ」で自分のゴールシーンを繰り返し見たという。「何度見てもあきない。すげーと思った」と言葉を弾ませ、「外していたことを考えるとゾッとする」とも。鮮やかな左足ボレーは、小学校1年の時から亡き祖母にボールを投げてもらって練習していたといい、「おばあちゃんに感謝しています」と話した。
 また、西東京市で50年近く焼き肉店を営んできた李忠成の父・鉄泰さん(52)のもとには、優勝決定後、日本人サポーターからひっきりなしに祝いの電話がかかってきた。大会前、鉄泰さんが息子に「故郷のために戦ってこい」と声を掛けると、息子は「やるしかない。命懸けで戦ってくる」と力強く返答したという。会心のゴールでの優勝に元サッカー選手の鉄泰さんは「アジア王者になれたのは誇り。忠成には“これからだよ”と言いたい」と言って笑った。


アシスト
オランダエールディビジ第21節結果

フィテッセ5−2ローダ
AZ6−1VVV
PSV2−1ヴィレムU

 オランダエールディビジは29日、第21節の3試合が行われ、15位フィテッセのDF安田理大は、ホームでの5位ローダ戦に2戦連続でフル出場し、後半13分に移籍後初のアシストで5点目を演出するなど、5−2と大勝したチームに貢献した。フィテッセは公式戦で7試合ぶりに勝ち、5勝6分け10敗の勝ち点21で14位に浮上した。
 安田はJ1のG大阪から移籍し、デビュー戦となった22日もフル出場した。
 一方、DF吉田麻也とMFカレン・ロバートが所属する17位VVVは6位AZに1−6で大敗した。カレンは初先発を果たしたが、見せ場をつくることはできず、前半で交代した。チームは1−6で大敗した。今月移籍したカレンは23日のPSV戦で後半開始から起用され、移籍後初出場を果たした。吉田はアジアカップ参加のため、出場していない。
 VVVの次戦は2月5日に行われ、ホームでNACと対戦する。フィテッセは6日にフェイエノールトをホームに迎える。
 首位PSVは最下位ヴィレムUと対戦し、2−1で競り勝った。

【明暗分けた2人】
 今季途中で入団したフィテッセの安田とVVVのカレンが、明暗を分けた。
 2試合連続でフル出場した安田は、自身のホーム初戦で勝利に貢献。アシストも記録して「(日本とは)全然雰囲気が違う。欧州の応援がすごく新鮮だったし、全体を通していいプレーができた」と満足そうだった。
 初先発だったカレンは前半だけで退き、チームは大敗。パスミスもあり「かなりショック。何でだろうという感じ」と冴えない表情だった。


デビュー
ドイツブンデスリーガ第20節結果

ザンクトパウリ3−0ケルン
ボルフスブルク0−3ドルトムント
シャルケ0−1ホッフェンハイム
ブレーメン1−3バイエルン

ニュルンベルク2−0ハンブルガーSV
カイザースラウテルン0−1マインツ

 ドイツブンデスリーガは29日、第20節の6試合が行われ、DF槙野智章が所属する15位ケルンは、アウェーで16位ザンクトパウリと対戦し、0−3で敗れた。槙野はこの試合にフル出場し、ブンデスリーガ・デビューを果たした。
 槙野はアジアカップ(カタール)の日本代表に選ばれていたが、同大会開幕前に左足首を捻挫して離脱し、ドイツでクラブに合流していた。
 MF香川真司が所属する首位ドルトムントは、アウェーでMF長谷部誠の所属する11位ボルフスブルクに3−0で快勝。一方、DF内田篤人が所属する10位シャルケは、ホームで8位ホッフェンハイムに0−1で敗れた。
 今冬の移籍市場でケルンに加入した槙野は、ザンクトパウリとのアウェー戦の先発メンバーに名を連ねた。試合終了までピッチに立ち、フル出場を果たした槙野だったが、チームは0−3で完敗。悔しいデビュー戦となった。なお、長谷部と内田はアジアカップの日本代表に選出されており欠場。また、香川は同大会で右足第5中足骨を骨折したため戦線を離脱している。
 ドルトムントの次節は2月4日、ホームでシャルケと対戦。ボルフスブルクとケルンの次節は5日に行われる。ボルフスブルクはアウェーでハノーバーと対戦し、ケルンはバイエルンをホームに迎える。

【槙野は甘さを痛感】
 槙野は3点を奪われての完敗に「非常に苦いデビュー戦になった。(体の)寄せの甘さなどでは日本との違いを感じた」と素直に反省した。
 左足首の捻挫でアジアカップの日本代表から外れるなど苦難が続いた後の初陣。日本がアジア王者になった同じ日に、力を出し切ることはできなかったが「ここに来るため、試合に出るために準備していた。結果は残念だったけど、自分としては楽しんでやれた」と感慨深そうだった。
 早くもドイツ語で指示する場面も。23歳は「決して下を向く必要はない。しっかり切り替え、次に向けてやっていきたい」と意欲的だった。


途中出場
イタリアセリエA第22節結果

カターニャ0−2ミラン
ラツィオ2−0フィオレンティーナ

 イタリアセリエAは29日、第22節の2試合が行われ、FW森本貴幸が所属する16位カターニャは、ホームで首位ミランに0−2で敗れた。
 左膝手術から復帰した森本は後半37分に投入され、公式戦7試合ぶりの出場。終了間際には惜しいシュートを放つ場面もあったが、ゴールはならなかった。
 ミランは後半9分、バイエルン(ドイツ)から加入したばかりのファン・ボメルが2枚目の警告を受けて退場。先制点が欲しい中で数的不利となったミランだが、その4分後にロビーニョがゴールを決めて何とか先手を取ると、40分にはロビーニョのクロスからイブラヒモビッチが追加点を奪い、ミランが完封で白星を飾った。
 カターニャの次節は2月2日に行われ、DF長友佑都が所属するチェゼーナとアウェーで対戦する。
 4位ラツィオは11位フィオレンティーナを2−0で下し、暫定3位に浮上した。

【香川を元気付けた森本】
 欧州各地でプレーする日本選手達は、母国の優勝を祝福した。昨年のW杯代表だった森本(カターニャ)はテレビ観戦し「良かったと思った」。右足小指付け根の骨折で準決勝を最後に離脱した香川とは電話で話したそうで「励ましの言葉は伝えた」という。
 安田(フィテッセ)はともに北京五輪に出場した李の決勝点に「同世代が活躍してますね。日本は凄い!」と代表への思いを強くした様子。カレン(VVV)は「それ(優勝)を聞いて頑張ろうと思ったが…」と吉報を知った後の試合に完敗し、肩を落とした。


ベンチ外
スペインリーガエスパニョーラ第21節結果

マジョルカ0−4スポルティング・ヒホン
エルクレス0−3バルセロナ
デポルティボ3−3セビージャ

レバンテ2−0ヘタフェ
マラガ1−2サラゴサ
レアル・ソシエダ2−0アルメリア

 スペインリーガエスパニョーラは29日、第21節の6試合が行われ、MF家長昭博が所属する9位マジョルカはホームで15位スポルティング・ヒホンと対戦し、0−4で大敗した。家長はベンチ入りメンバーから外れた。
 マジョルカの次節は2月5日に行われ、アウェーでオサスナと対戦する。
 一方、首位バルセロナは12位エルクレスを3−0で下し、リーグ戦15連勝を達成。1960−1961シーズンにレアル・マドリードが打ち立てたリーグ記録に並んだ。
 昨年9月にホームでエルクレスと対戦した際に0−2で敗れ、これが今季唯一の黒星となっているバルサは、この日も前半20分にトレゼゲにゴール前に迫られるなど苦戦を強いられたが、43分にペドロの6試合連続となるゴールで先制する。
 迎えた後半もなかなか追加点を奪うことができなかったバルサだが、40分にエルクレスが退場者を出した後に試合が動く。直後の42分、メッシがドリブルから左足を振り抜き待望の追加点を奪うと、44分にもメッシが決めてダメ押し。試合はこのまま終了し、3−0で勝利したバルサがリーグ戦15連勝を飾った。
 13位デポルティボと対戦した8位セビージャは、GKパロップが退場処分を受けたことも響き、3−3で引き分けた。


3連勝
フランスリーグ1第21節結果

バランシエンヌ2−1リヨン
リール1−0ランス
カーン2−0オセール

アルル1−2パリ・サンジェルマン
ロリアン2−0ブレスト
サンテティエンヌ2−1トゥールーズ
ソショー5−1レンヌ

 フランスリーグ1は29日、第21節の7試合が行われ、首位リールはデ・メロの決勝ゴールにより、17位ランスを1−0で下し、3連勝を飾った。
 ホームにランスを迎えたリールは、試合を優勢に進めるものの、相手GKの好守に阻まれ、なかなか得点を挙げることができない。それでもリールは後半25分にデ・メロが決めた1点を守り切り、勝ち点3を手にした。
 2位パリ・サンジェルマンも最下位アルルに2−1で競り勝ち、リールとの勝ち点4差を守った。


5回戦進出
FAカップ4回戦結果

エバートン1−1チェルシー
≪得点者≫
エバートン:サハ62
チェルシー:カルー75

サウサンプトン(3部)1−2マンチェスター・ユナイテッド
≪得点者≫
サウサンプトン:チャプロウ45
マンU:オーウェン65、エルナンデス75

スウォンジー・シティー1−2レイトン・オリエント
アストンビラ3−1ブラックバーン
トーキー0−1クローリー・タウン
ワトフォード0−1ブライトン
ボルトン0−0ウィガン
バーンリー3−1バートン・アルビオン
バーミンガム3−2コベントリー
スティーブニッジ・ボート1−2レディング
シェフィールド・ウェンズデイ4−1ヘアフォード

 FA(イングランド協会)カップは29日、4回戦の11試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッドはサウサンプトン(3部)に2−1で勝利し、5回戦へと駒を進めた。一方、前回王者のチェルシーはエバートンと1−1の引き分けに終わった。
 過去11度の優勝を誇るマンUのファーガソン監督はこの日、ルーニー、ベルバトフ、ナニ、ギグスをベンチに置き、GKには昨年11月に加入したリンデゴールを初起用。また、控えメンバーで4バックを構成するなど、主力を温存した。その影響もあってか、マンUは前半45分にサウサンプトンに先制を許してしまう。
 1976年の同大会決勝ではサウサンプトンがマンUを下し優勝を遂げており、ホームのサウサンプトン・サポーターはその再現へと大いに沸いた。しかし、後半にナニとギグスが投入されるとマンUも息を吹き返し、20分にオーウェンがヘッドで同点ゴール。30分には、ギグスの正確なパスを受けたエルナンデスがネットを揺らして逆転し、そのまま2−1で勝ち抜きを決めた。
 一方、大会3連覇を狙うチェルシーは、リーグ戦でなかなか勝てないエバートンと対戦。ベストメンバーで臨んだものの、後半17分に先制点を許してしまう。チェルシーは30分に途中出場のカルーが同点弾を決めるもその後逆転はならず、再試合に臨むことになった。


レンタル
 イタリアセリエAのインテルは29日、同じイタリアのジェノアからモロッコ代表MFフシン・ハルヤ(28)を今季終了までの期限付きで獲得したと発表した。完全移籍のオプションが付帯している。ハルヤの背番号は『14』に決まり、すでにインテルの練習に合流している。
 インテルは同日にガーナ代表MFサリー・ムンタリ(26)を期限付き移籍でサンダーランド(イングランド)に放出しており、ハルヤがその代役になると思われる。


レンタル
 イングランドプレミアリーグのサンダーランドは29日、インテル(イタリア)からガーナ代表MFスレイ・ムンタリ(26)を期限付き移籍で獲得したと発表した。ムンタリは、FWアサモア・ギヤン、DFジョン・メンサーに続く同クラブで3人目のガーナ人プレーヤーとなる。
 今回の移籍について、サンダーランドのスティーブ・ブルース監督は「彼を獲得できたことはクラブにとって素晴らしいこと。たとえ短期であったとしても、彼のような選手を獲得できるチャンスがあるのなら、その機会を逃すことはできない。そして、その機会を生かせたことに満足している。彼はポーツマスでプレーしていたから、このリーグのこともよくわかっている」とコメント。プレミアリーグでのプレー経験を持つムンタリの加入を喜んでいた。なお、ポーツマス時代の2008年には、同クラブのFA杯優勝に貢献している。
 サンダーランドはまた、パリ・サンジェルマン(フランス)からベナン代表MFステファン・セセニョン(26)を完全移籍で獲得したことも発表した。契約期間は3年半で、移籍金は700万ユーロ(約7億8200万円)。


レンタル
 イタリアセリエAで、DF長友佑都の所属するチェゼーナは29日、ゼニト・サンクトペテルブルク(ロシア)から元イタリア代表MFアレッサンドロ・ロジーナ(26)を期限付き移籍で獲得したと発表した。
 チェゼーナは公式サイトで「ロジーナをゼニトからレンタル移籍で獲得したことを発表する。1984年生まれのロジーナは、これまでパルマ、ベローナ、トリノでプレーしてきた。彼は1月29日の午後のチーム練習から合流している」と発表。
 トリノでは主将も務めた技巧派MFは、早ければ2月2日のカターニャ戦から出場可能となる。


開催国決定
 アフリカサッカー連盟は29日、アフリカネーションズカップ(アフリカ選手権)の開催地について、2015年はモロッコ、2017年は南アフリカに決定したと発表した。
 開催に名乗りを上げていたコンゴ民主共和国が撤退したため、モロッコと南アフリカだけが残る形となっていたネーションズカップ招致。ともに2015年の開催を希望していたが、モロッコに軍配が上がる形となった。
 アフリカネーションズカップはこれまで2年に一度の開催だったが、2013年以降は奇数年開催に変更された。2012年大会は赤道ギニアとガボンの共催、2013年はリビアで単独開催の予定。


新体制発表
 J2のFC岐阜は本日30日、岐阜県本巣市で新体制を発表し、今季から指揮を執る木村孝洋監督は「チームを1つにまとめ、目標の6位以内を何としても実現したい」と抱負を述べた。
 今西和男社長は、目標達成へ「新加入の6選手の大きな力が必要」と期待。クラブの現状について「ポジション争いができるようになってきたかな」と手応えを口にした。J2札幌から移籍加入した元北朝鮮代表のMF李漢宰=リ・ハンジェは「熱い気持ちとプレーを存分に見てほしい」と言葉に力を込めた。



超サカFLASH

欧州視察
 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が2月の欧州視察を計画していることが29日、明らかになった。2月上旬にはイタリアに出発する予定で、欧州各国でプレーする日本人選手を視察する計画もある。また、欧州クラブとの関係強化のため、日本代表関係者の欧州行脚を2〜3ヶ月に一度に増加する予定。

途中出場
 サッカーのドイツ女子1部リーグでFW安藤梢が所属するデュイスブルクは29日、敵地でフランクフルトを1−0で破った。安藤は後半23分から途中出場して得点はなかった。

全治6ヶ月
 J1磐田は本日、元日本代表のMF西紀寛が29日の練習で右アキレス腱を断裂したと発表した。全治6ヶ月。29日の練習中に負傷し、31日に手術を受ける。

獲得
 フランスリーグ1のモンペリエは29日、ポーツマス(イングランド2部)からナイジェリア代表FWジョン・ウタカ(29)を獲得したと発表した。契約期間は2年半。ウタカは過去にレンヌとランス(以上フランス)で、合わせて5年間プレーした経験を持っている。


[提携サイト]
日本代表ニュース

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