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本日の超最新情報
慈善試合は日本代表がJリーグ TEAM AS ONEに勝利!!2011.03.29.TUE

INDEX

KAZUゴール
東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ
日本代表2−1Jリーグ TEAM AS ONE
遠藤保仁のFK弾などで日本代表が勝利!Jリーグ選抜は44歳のKING KAZUがゴール!

競り勝つ
国際親善試合
U-22ウズベキスタン代表1−2U-22日本代表
日本は永井謙佑のゴールなどで競り勝ち、1勝1敗で遠征を終える!

練習再開
東日本大震災の影響で活動を休止していたJ1仙台が18日ぶりに練習を再開!

練習再開
東日本大震災の影響で活動を休止していたJ2水戸が17日ぶりに練習を再開!

起訴
元イタリア代表&元ミランのDFで伝説的プレーヤーのマルディーニ氏(42)がイタリア国税局員への贈賄と不正アクセスの容疑で起訴!

準備遅れ指摘
FIFAのブラッター会長(75)が2014年W杯ブラジル大会の準備の遅れを指摘!

本日の超サカFLASH
インテルの日本代表DF長友佑都がディズニー映画「カーズ2」のCMに出演ほか


本文
=INDEXに戻る

KAZUゴール
東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ結果

日本代表2−1Jリーグ TEAM AS ONE

会場:長居スタジアム
観衆:40613人
主審:西村雄一
天気:晴れ
風:弱風
気温:15℃
湿度:35%
ピッチ表面:乾燥
ピッチ状態:全面良芝

≪得点者≫
日本:遠藤保仁15、岡崎慎司19
J選抜:三浦知良82

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
(31分21.西川周作(広島))
(62分23.東口順昭(新潟))
DF:
22.吉田麻也(VVV)
(46分25.栗原勇蔵(横浜M))
15.今野泰幸(FC東京)
(62分3.岩政大樹(鹿島))
2.伊野波雅彦(鹿島)
(78分12.森脇良太(広島))
MF:
6.内田篤人(シャルケ)
(46分14.藤本淳吾(名古屋))
17.長谷部誠(ボルフスブルグ)(cap)
(46分4.槙野智章(ケルン))
7.遠藤保仁(G大阪)
(46分20.阿部勇樹(レスター・シティー))
5.長友佑都(インテル)
(46分16.柏木陽介(浦和))
FW:
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
(46分8.松井大輔(グルノーブル))
11.前田遼一(磐田)
(46分19.李忠成(広島))
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
(46分26.乾貴士(C大阪))
(72分10.家長昭博(マジョルカ))
ベンチ:
MF:
24.本田拓也(鹿島)
13.細貝萌(アウクスブルク)

フォーメーション
(3-4-2-1)

   11
 9    18
5  7  17  6
 2  15  22
    1

Jリーグ TEAM AS ONE
GK:
1.楢崎正剛(名古屋)
(46分12.川口能活(磐田))
DF:
5.駒野友一(磐田)
(62分8.小宮山尊信(川崎))
22.中澤佑二(横浜M)(cap)
(46分3.茂庭照幸(C大阪))
4.田中マルクス闘莉王(名古屋)=86分
7.新井場徹(鹿島)
MF:
14.中村憲剛(川崎)
(62分11.三浦知良(横浜FC))
40.小笠原満男(鹿島)
(46分25.中村俊輔(横浜M))
18.小野伸二(清水)
(62分16.ハーフナー・マイク(甲府)=63分)
FW:
10.梁勇基(仙台)
(62分6.関口訓充(仙台))
9.佐藤寿人(広島)
(62分15.平井将生(G大阪))
13.大久保嘉人(神戸)
(46分24.原口元気(浦和))

フォーメーション
(4-1-2-3)

13   9   10
  18  14
   40
7  4  22  5
    1

≪各種データ≫
日本J選抜
ボール支配率:
49%:51%
シュート数:
13:6
直接FK数:
13:11
間接FK数:
1:3
CK数:
1:7
GK数:
11:12
PK数:
0:0
オフサイド:
1:3

 東日本大震災の復興支援を目的にしたサッカーの慈善試合、日本代表vsJリーグ選抜「JリーグTEAM AS ONE」が29日、大阪・長居スタジアムに4万613人の大観衆を集めて行われ、日本代表が2−1で勝った。
 当初はニュージーランドとの国際試合を予定していたが、震災の影響で会場を東京から大阪に移して開催。収益は全額、被災地に送る。試合前には両チーム主将がメッセージを述べ、選手、観客が犠牲者に黙祷を捧げた。
 日本代表は遠藤保仁(G大阪)らが2得点。Jリーグ選抜は岩手県出身の小笠原満男(鹿島)が先発し、44歳の三浦知良(横浜FC)がゴールを挙げ、スタンドを沸かせた。
 また、日本サッカー協会は26日から慈善試合の前半までの募金活動で集められた義援金総額が2149万3857円になったことを明らかにした。試合終了までの合計金額は後日、発表予定。

日本代表・今野泰幸
「やっぱり代表チームなんで責任感あるプレーが求められると思うし、しっかりしたプレーが求められると思うので。自分が出てた時は無失点で抑えたのはよかったと思うけど、1本少しミスで危ない場面もあったので、そこを監督にもしっかり言われたし、そこを反省しないといけないと思うし。でも勝つことができて良かった」

日本代表・内田篤人
「(カズのゴールは)僕はキング・カズに憧れてサッカーを始めたんで、目の前で見れてすごくうれしかったし、こういう舞台でやっぱり点を取る人なんだなと思った。カズダンスはかっこよかった。敵ながら、すごい見てました、ずっと。(新布陣は)結構ハマったと思う。本田さんも下がらずに済んでたし、うまく僕と長友さんがバランスとって、ボールを前でカットできるというかインターセプトが多かったんじゃないかな?ボールとってすぐ攻撃に移れてたので、狙いはできてたんじゃないかと思うし。まだまだだし、これからもっとよくなると思う」

日本代表・長谷部誠
「今回、3−4−3を試せて良かった。守備のやり方、攻撃のやり方もそうだが、新しいオプションというか、いろんな可能性をこれからも持っていたいと思う。今回は短い期間だったし、良かった悪かったを軽々しくは言えないですけど、これからも継続していろんなことをやっていく必要はあると思う」

日本代表・遠藤保仁
「(FKは)狙いやすい位置だったけど、壁とかGKの位置を見て自分が蹴った方がいいかなと思った。入って良かった。ギリギリまで見て。どっちでもよかったが、自分の方が蹴りやすそうな感じだったので。(あのゴールで)少しでも勇気だったり元気だったりを感じてもらえればうれしいと思いながら試合をしてたし、自分が点に絡めたのも良かった。僕らだけじゃなくてJリーグ選抜の方もそういう思いでやってたと思うけど、向こうの方にも届いて何かを感じてもらえれば嬉しい。(ゴール後のパフォーマンスは)相談というか、試合ギリギリにせっかく集まってるんだから何かやれることをやろうって話していた」

日本代表・長友佑都
「(ミラノダービーに出るかは)わからない。でも準備はしている。今日の試合は一生懸命プレーすることだけだった。(帰ってきたのは)もちろん、もちろん良かったです。(今日は病み上がりの中)ホントに気持ちだけで今日はやったので、自分のコンディションも微妙だったが、気持ちだけ届くように、それだけを考えてやった。(3−4−3のテストは)僕らが崩していかないとサイドをこじあけられないので、僕らが責任感を持って僕だったり岡崎だったりがサイドを崩してやろうって気持ちでやっていた。(熱は)今は下がっている。(得点シーンの一致団結したパフォーマンスは)試合前からみんなで何をしようかと話していたので。ヤット(遠藤)さんとか槙野とかがやろうって話をしたので。誰なんだろう、結局。みんなで話し合ってて、今日は一生懸命プレーするところをまず見せないと届かないと思うので、メッセージがまず届かなくても思いは届くと思うから。気持ちだけ入れてやっていた。(チームワークは)今の代表はどんどん良くなっていってるから。カズさんも終わった後に「もうお前らに任せられるから、思い切りやって日本代表を盛り上げてくれ」って最後言われたので、最後すごくうれしかった。ああいう先輩に言われるのは。(昨日もそういうふうに言われたいと言っていたが)そう。だからカズさんが最後に言ってくれて今回やって良かったなというか。カズさんはホントにキングですね。すごいですね。持ってるというか。(これから欧州に戻って)大きい大会もあるし、欧州チャンピオンズリーグで日の丸を掲げてみんなで日本を意識してもらうのもそうだし、ホントに世界でできることもあると思うし、僕らが中心となってやればね、どんどん良くなっていくと思う」

日本代表・本田圭佑
「僕自身、全力でプレーした。そのプレーがどう受け止められたか分からないけど、今日は全力でやることだけだった。今後もできる限りのことはしたい。それが自分にできる唯一のことなので」

日本代表・岡崎慎司
「被災者と被災地のために、勇気づけるために全力でプレーした。自分も阪神大震災の時、苦しかった思い出がある。それでもあの時から復興したと思う。もう1回、被災者、被災地、東北地方が復興できるように力を合わせられたらいいと思う」

Jリーグ選抜・小笠原満男
「(Tシャツの「東北人の魂」の文字は)短い方が気持ち伝わるなと思って。デカすぎたよね。胸のあたりまで来ちゃって。あれ見たら東北の人達は分かってくれると思って。言葉いらないと思って。でもミスばっかりで不甲斐なかった。それでもみんな助けてくれて、サッカーも助け合いなんだなって実感して。みんなが助け合えば必ず向こうも復興できると思う。(慣れてないアンカーのポジションは)面白かった。やってないところをやってもまた新しい発見がある。これだけいいメンバーでやれてありがたかった。もうちょっといいプレーしたかった。(ウッチー(内田)にパスカットされて)悔しかった(笑)」

Jリーグ選抜・梁勇基=リャン・ヨンギ
「ポジションが3トップのサイドだったんで、自分がサイドに張っていてもなかなか持ち味が出ないと思って中に入って動こうと工夫はしていた。うまくいった場面はあったが、もうちょっと長く一緒にやれればと思うこともあった。今日は自分のベストを尽くすっていうのを肝に銘じて臨んだので、自分なりに出したつもり。後悔はないというか、出し切った結果なのでしょうがないと思う。一番はゴールとかそういう形でできればもっと喜んでもらえたとは思うが、Jリーグも再開するし、そういうところで頑張りたい。もう2度とできないんじゃないかっていうメンバーの中でやれたのですごくいい経験になった」

Jリーグ選抜・関口訓充
「出場時間は短かったが、自分のコンディションを考えてもあのくらいが一番だったんじゃないかなと思う。出場時間というよりは見ている人達に少しでも何か感じ取ってもらえたらうれしいと思っていたんで、そういう部分で一生懸命やる姿勢とかすごく見せられたんで良かった。(カズのゴールは)自分が決めていれば、カズさんが取った時に同点だったんで、もっと盛り上がっていたと思うんですけど。カズさんの得点感覚はさすがだなと思った。試合中とかでもカズさんはみんなに声を掛けていたし。追い付こうとか、そういう言葉を先頭に立って試合中に掛けていたんで、それがベテランとしてチームを引っ張る人なんだなと改めて感じたし、やっていてすごい楽しかった」

Jリーグ選抜・三浦知良
「あまり年齢的なことは言いたくないが、どこに行っても『44歳だ』って言われるし、そんな中で今本当に苦しんでいる人達にはあきらめてほしくない。僕はサッカーであきらめたことはないし、(これからも現役を)続けたいなと思っているから、そういう形で(メッセージを)届けられたらと思う。こうやってメディアの方々がたくさん集まって、こういう(ポジティブな)ニュースを届けていただけたら幸せだなと思う。(チャンスを狙って動き回っていたか)そう。どちらかというと僕は足元でもらってプレーするタイプなので、ああいう形で裏に抜けてというのはね。「来るだろうな」という駆け引きは自分でもしていたので、点を取るとしたらああいう形が一番ベストかなと思っていた。本当に(闘莉王から)いいボールが来た。(カズダンスは久々だが)ちょっと迷いましたけどね、(気分が)暗くなってはいけないなということで、ゴールもそうですけど、ゴールをした後のカズダンスというのも、微力ながら日本中を明るくできたらいいなと。(関口が「勇気と元気をもらった」と言っていたが)今回、本当に関口君や梁君とも話をして、落ち込んでいるというか、自分達の役割にものすごく責任感を感じていて、小笠原もそうだが、みんなで協力して助けてほしいというメッセージが彼らからあったのでね。逆に向こうで被災している人も含めて、自分の方が勇気をもらっている部分もある。ニュースで見たが「オレたちは頑張ってやっている、暗くならないでくれ」というようなメッセージなんかもあったのでね。そういう意味では、自分達が元気でやっていかないといけないという気持ちを持ってやっている。(今後の復興支援について)僕らはサッカーでメッセージを送り続けるというのが役目だと思うし、今回のことがあっていっそう(そういう思いが)強くなったと思う。これだけ素晴らしい仲間が集まって、これだけ大変な時にヨーロッパからも、みんなが1つの気持ちになって集まってというのは素晴らしいことだと思う。試合が終わった後は敵味方なく、みんなでグラウンドを1周して、サポーターの皆さんに声援をいただけて、本当に僕自身も勇気をもらった。(今後も)こうしたことは続けていかなければならない。今日をスタートとして、これからも貢献していかないといけないと思う」

日本代表・ザッケローニ監督
「技術の高い選手が集まって質の高い試合になった。たくさんのサポーターにも感謝したい。少しでも早く復興できるよう力を尽くしたい」

Jリーグ選抜・ストイコビッチ監督
「単なる1試合以上の、意味のある試合だった。(被災者に)決して1人ではなく、我々が一緒にいると伝えたい。ガンバレ日本!」

日本サッカー協会・小倉純二会長
「良い試合ができ、無事に終わってホッとしている。被災地にも伝わったと思う。今後もサッカー界を挙げ、続けて支援していきたい」

Jリーグ・大東和美チェアマン
「多くのファン、サポーターに声援、義援金を送っていただき感謝したい。Jリーグ、日本協会、JリーグOB会が1つにまとまった」

日本代表26名
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
23.東口順昭(新潟)
21.西川周作(広島)
DF:
3.岩政大樹(鹿島)
15.今野泰幸(FC東京)
25.栗原勇蔵(横浜M)
2.伊野波雅彦(鹿島)
12.森脇良太(広島)
5.長友佑都(インテル)
4.槙野智章(ケルン)
6.内田篤人(シャルケ)
22.吉田麻也(VVV)
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
20.阿部勇樹(レスター・シティー)
17.長谷部誠(ボルフスブルグ)
24.本田拓也(鹿島)
13.細貝萌(アウクスブルク)
16.柏木陽介(浦和)
FW:
8.松井大輔(グルノーブル)
11.前田遼一(磐田)
14.藤本淳吾(名古屋)
19.李忠成(広島)
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
10.家長昭博(マジョルカ)
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
26.乾貴士(C大阪)

Jリーグ TEAM AS ONE20名
GK:
12.川口能活(磐田)
1.楢崎正剛(名古屋)
DF:
7.新井場徹(鹿島)
8.小宮山尊信(川崎)
22.中澤佑二(横浜M)
4.田中マルクス闘莉王(名古屋)
3.茂庭照幸(C大阪)
MF:
6.関口訓充(仙台)
10.梁勇基(仙台)
40.小笠原満男(鹿島)
14.中村憲剛(川崎)
25.中村俊輔(横浜M)
18.小野伸二(清水)
5.駒野友一(磐田)
FW:
24.原口元気(浦和)
16.ハーフナー・マイク(甲府)
15.平井将生(G大阪)
13.大久保嘉人(神戸)
9.佐藤寿人(広島)
11.三浦知良(横浜FC)

【ザック、慈善試合も無駄にせず】
 ザッケローニ監督は大幅にメンバーを入れ替えた後半も途中まで3−4−3の布陣を試した。9月に始まるワールドカップ(W杯)ブラジル大会予選へ向けた貴重な強化の機会。慈善が最大の目的とはいえ、1試合も無駄にしなかった。
 「攻撃的なシステム」と選手達が口を揃えるように、サイドで数的優位をつくれ、前線の3選手は攻撃に重きを置ける。加えて、ザッケローニ監督が就任後、徹底してきた縦への意識がピッチ上で表れた。
 遠藤の芸術的なFKで先制した4分後の前半19分、本田圭が中盤でボールを奪うとDFの裏に抜けた岡崎に素早くパスを通し、追加点を奪った。左MFに入った長友は再三、効果的に攻め上がってクロスを送った。
 ザッケローニ監督は「3−4−3は難しい。基本戦術にしようとは思わない」と話したが、実戦の中でオプションとなり得る布陣を試せた意義は大きい。長谷部は「攻撃面は良かったと思う」と収穫を口にした。

【遠藤がW杯彷彿させるFK弾】
 2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会のデンマーク戦を彷彿とさせる遠藤のFKで日本代表が先制点を奪った。
 前半15分、ペナルティーエリアの外、やや右よりの位置で奪ったFK。本田圭と遠藤に主将の長谷部を加えて話し合い、遠藤が蹴った。「こっち(関西)の方は地震の影響はほとんどない。自由に体を動かせる僕らは全力でやらなきゃいけない」と話していた遠藤は自慢の右足でそれを有言実行した。

【本田圭が岡崎ゴール演出】
 本田圭が岡崎のゴールをアシストした。前半19分、中盤でパスをカットし、絶妙なスルーパスを通した。
 この日は前半のみの出場だったが、積極的にドリブルを仕掛けるなど気迫溢れるプレー。「(被災者が)どう受け止めてくれるか分からないが、全力でプレーすることしか考えていなかった」と振り返った。

【長友「気持ちだけでやった」】
 風邪のため27日まで練習を休んだ長友は先発出場し「気持ちだけでやった」と、左サイドで豊富な運動量と突破力を披露した。
 前半にはミドルシュートを放ったが、惜しくも右へ外れた。この日はいつものサイドバックではなく、3−4−3の左MFでプレー。「サイドで数的優位になるからやりやすい」と手応えを口にした。

【ザック「いい試合になった」】
 試合後のインタビューで日本代表のザッケローニ監督は「今日は素晴らしいクオリティーに溢れた選手がいて、いい試合になった」と総括。Jリーグ選抜のカズのゴールには「キャリアを象徴するような素晴らしいゴールを決めた。私も嬉しく思う」と敬意を表した。
 サポーターにはお礼を繰り返し「試合よりもサッカー界、日本全体が一丸となって、何が出来るのかを確かめることが大切だったと思う」と慈善試合の意義を語り、「復興のために強力していきましょう」と呼びかけた。

【カズ被災者に届けた】
 Jリーグ最年長の44歳でJ2からただ1人、Jリーグ選抜の一員で舞台に立った三浦知良(横浜FC)が見事に期待に応えた。後半の途中出場で鮮やかなゴールを決めた。
 37分、闘莉王がヘディングで落としたパスに走り込むと、飛び出してきたGKを見て右足でゴール右に蹴り込んだ。そのままゴール裏のサポーターの前へ走り“カズダンス”を披露。「みんなの気持ちが1つになったゴール」と喜んだ。
 全盛期を過ぎても絶大な人気は健在で、観客席からは何度も「カズコール」が起こった。日本代表のザッケローニ監督も「キャリアを象徴するような素晴らしいゴールを決めた」と絶賛。後半43分には自陣で李からボールを奪うなど、最後まであきらめずに必死にボールを追い続けた。
 試合前には岡田前代表監督らが募金活動を行うなど、日本サッカー界総出で行われたチャリティーマッチに「これが東北の皆さんに届くと祈っています、届いたと思います」と熱い思いを口にした。
 また被災地へ「まだまだ苦しい、大変な生活が続くと思いますが…」と前置きした後「みんながついていると、日本全体、世界全体でこの危機を乗り越えましょう。頑張りましょう」と力強くエールを送った。

【被災クラブ勢は充実の表情】
 Jリーグ選抜は復興支援の象徴として、クラブハウスが損傷した被災地の仙台の関口と梁勇基=リャン・ヨンギが出場。練習から遠ざかっていた2人は明らかに調整不足だったが、関口は「頑張っている姿は見せられた」と充実した表情で、梁も「参加する機会を与えられて良かった」と振り返った。
 関口はゴール左から右隅を狙った惜しいシュートで観衆を沸かす場面も。「もっと落ち着いていたら取れた。Jリーグ再開に向けてしっかり準備したい」と誓った。
 故郷の岩手県と所属する鹿島が被災した小笠原は「一生懸命プレーできた。見てくれた人に伝わったと思う」と話した。

【ピクシー「皆さんは1人じゃない」】
 Jリーグ選抜を率いたストイコビッチ監督は「1試合以上のものがあった。日本のサッカーファミリー、サッカーに関わる人々のハートがこもった試合になった」と振り返った。
 また「この試合は被災者のためのゲーム。皆さんが1人じゃないということをこのゲームに託した」と試合に臨んだ気持ちを明かし、最後に日本語で「ガンバレ、ニッポン」とエールを送った。

【長谷部&中澤が試合前にメッセージ】
 両チームの選手はそれぞれのメッセージが書かれたシャツをユニホームの上から着てピッチに登場した。試合前のセレモニーでは両主将がマイクであいさつ。日本代表の長谷部は「日本の力、サッカーの力を信じて、仲間と一緒に全力で気持ちを込めてプレーします」と宣言し、Jリーグ選抜の中澤は「乗り越えられない困難は決してない」と被災地に力強いメッセージを送った。
 ハーフタイムには大型スクリーンで小笠原、大久保、小野らの映像メッセージが流れ、遠藤は「サッカーを通じてたくさんの方に元気を送れるよう精一杯プレーします」とコメントした。

【岡田前監督らが試合前に慈善活動】
 サッカーの日本代表とJリーグ選抜による慈善試合を前に29日、日本代表の岡田武史前監督や元日本代表選手らが大阪・長居スタジアムで募金活動などを行った。
 全収益が被災地への寄付となる日本代表が着用した特別ユニホームのレプリカが販売され、岡田氏はスタジアム脇のブースで購入者にサインを続けた。「僕らにできることはそんなにたくさんないかもしれない。でも日本中のみんながサポートしていることを忘れないでほしい」と話した。
 Jリーグ選手OB会は募金活動を行い、元日本代表の柱谷哲二氏や井原正巳氏らが協力を呼び掛けた。ラモス瑠偉氏は「関西のみんなも心配している。頑張ってとは言えないけど、希望だけは捨てないでほしい」と被災者へメッセージを送った。

【慈善オークション実施】
 日本サッカー協会とJリーグは29日、東日本大震災の被災者支援の慈善オークションを実施すると発表した。
 29日の慈善試合、日本代表vsJリーグ選抜(大阪・長居)に出場した選手のユニホームや、長友佑都(インテル)が昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で着用したユニホームなどが出品される。
 入札には4月4日からインターネットの楽天オークションで参加できる。収益は全額、日本赤十字社に寄付される。

≪超サカ採点表≫
※慈善試合のため点数なし
日本代表
GK:
1.川島永嗣
佐藤のシュートをファインセーブで止める
(31分21.西川周作)
後半に中村俊のCKを果敢にパンチングし、少ない時間で見せ場作った
(62分23.東口順昭)
相手がKINGだったため、失点を許したのは仕方がない
DF:
22.吉田麻也
競り合った際にヒジ打ちを喰らっても、立ち上がりプレーを続けた
(46分25.栗原勇蔵)
懸命な守備を見せる。相手がKINGだったため、失点を許したのは仕方がない
15.今野泰幸
宮城県出身の今野は前半には果敢なオーバーラップからチャンスを演出
(62分3.岩政大樹)
ハーフナー・マイクに仕事をさせなかった
2.伊野波雅彦
3バックの左でスタメン出場し、日本代表の中で最も長い時間プレー
(78分12.森脇良太)
出場時間は短かったが、日の丸を背負ってピッチに立ったこの経験は次に繋がる
MF:
6.内田篤人
見せ場はミドルだけだったが、逆サイドの長友とのバランスを保った
(46分14.藤本淳吾)
川口に止められはしたものの、シュートを放ち見せ場を作った
17.長谷部誠
キャプテンとして試合前のあいさつでは日本中の心を1つにした
(46分4.槙野智章)
3バックから4バックへの移行に難なく対応した
7.遠藤保仁
華麗なFKで先制点をGET。喪章を天に掲げたゴールパフォーマンスは日本中の心が震えた
(46分20.阿部勇樹)
久し振りに代表に戻ってきた彼の姿は頼もしかった
5.長友佑都
体調が悪い中、果敢なオーバーラップを幾度となく披露して格の違いを見せつけた
(46分16.柏木陽介)
槙野とのゴールパフォーマンスを心の底から求めていたファンは多かったはず
FW:
18 本田圭佑
岡崎の2点目をアシスト。人一倍気合いを入れてプレーしていたことは誰の目にも明らかだった
(46分8.松井大輔)
ループシュートで見せ場を作り、ファンを楽しませるあたりはさすが
11.前田遼一
ゴールネットを揺らしたにも関わらず、ファウルを取られてしまったのは残念
(46分19.李忠成)
闘莉王と熱くなる場面があったが、試合終了まで動き回った
9.岡崎慎司
絶妙なタイミングでの飛び出しから鮮やかなループシュートを披露
(46分26.乾貴士)
少ない出場時間ながら、ループシュートで見せ場を作り、ファンを沸かせた
(72分10.家長昭博)
背番号10を背負い、代表復帰を猛アピールした
監督:
ザッケローニ
試合後にKINGを称え、伊達男は最後まで粋だった
Jリーグ TEAM AS ONE
GK:
1.楢崎正剛
2失点したが本田の強烈シュートをファインセーブ
(46分12.川口能活)
松井のループシュートを止めるなど、大舞台の強さは相変わらず
DF:
5.駒野友一
枠を脅かすセンタリングを放った時、観客はどよめいた
(62分8.小宮山尊信)
ミスパスから危険な場面を生み出したこともあったが、如何に懸命なプレーをした
22.中澤佑二
長谷部同様、試合前の挨拶で日本を1つにした
(46分3.茂庭照幸)
闘莉王が果敢なオーバーラップを見せた後半、最終ラインをしっかりと守った
4.田中マルクス闘莉王
KINGのゴールをアシストしたオーバーラップと落としはお見事
7.新井場徹
前半から積極的なプレーを見せて、フル出場を果たした
MF:
14.中村憲剛
小野や小笠原と魅惑のトライアングルを形成した
(62分11.三浦知良)
KINGは不可能はないことをこの試合で証明してみせた
40.小笠原満男
表情、背中、彼の1つ1つのプレーを見れば、それだけで彼が伝えたいことがわかった
(46分25.中村俊輔)
後半、チームに流れをもたらしたのは日本サッカー史上最高のレフティだった
18.小野伸二
華麗なパスで観客を魅了。特に前半終了間際のロングパスは会場から溜め息が漏れた
(62分16.ハーフナー・マイク)
警告を貰ったのはそれだけ真剣だった証拠
FW:
10.梁勇基
FKからチャンスを演出するなど躍動し、宮城県のサポーターに勇気を与えた
(62分6.関口訓充)
後半には惜しいシュートを放つなど、豪華メンバーの中でも見せ場を作った
9.佐藤寿人
公式戦さながらの抜け目のなさで会場を盛り上げた
(62分15.平井将生)
ミドルを放つなど、少ない時間でも積極的なプレーを見せてくれた
13.大久保嘉人
「復興の証」である神戸の代表として、恥じないプレーを見せた
(46分24.原口元気)
関口の絶好機を演出するなど、試合終了まで奮闘した
監督:
ストイコビッチ
欲を言えば、スタンドからの「ピクシー」コールに応える形で選手として出場して欲しかった


競り勝つ
国際親善試合結果

U-22ウズベキスタン代表1−2U-22日本代表
(JARスタジアム)
≪得点者≫
ウズベキスタン:バリジャノフ82
日本:東慶悟76、永井謙佑78
≪出場メンバー≫
U-22日本代表
GK:
1.権田修一(FC東京)
DF:
22.岡本拓也(浦和)
2.村松大輔(清水)
(66分4.本田慎之介(磐田))
12.濱田水輝(浦和)
20.酒井高徳(新潟)
MF:
8.山村和也(流経大)
(75分6.青木拓矢(大宮))
21.米本拓司(FC東京)
(71分16.山口螢(C大阪))
15.東慶悟(大宮)
(90分5.比嘉祐介(流経大))
19.宇佐美貴史(G大阪)
(60分17.清武弘嗣(C大阪))
7.山崎亮平(磐田)
(81分10.山田直輝(浦和))
FW:
11.永井謙佑(名古屋)
(86分9.大迫勇也(鹿島))
ベンチ:
GK:
18.守田達弥(京都)
23.安藤駿介(川崎)
DF:
14.山本康裕(磐田)
3.扇原貴宏(C大阪)
FW:
13.大津祐樹()

 来年のロンドン五輪出場を目指すサッカー男子のU-22(22歳以下)日本代表は29日、タシケントのJARスタジアムでU-22ウズベキスタン代表と強化試合最終戦が行われ、2−1で勝って1勝1敗で今回の遠征を終えた。
 26日の第1戦で0−1と敗れた日本は後半31分にMF東(大宮)が先制し、勢い付いた2分後にはFW永井(名古屋)が加点した。終盤に1点を返されたが、リードを守り切った。チームは明日30日に帰国する。
 日本は6月にホームアンドアウェー方式で争う五輪アジア2次予選を控える。予選の組み合わせ抽選は30日、クアラルンプール(マレーシア)で行われる。

U-22日本代表・関塚隆監督
「勝てたことで日本の被災者の方々に良い報告ができる。アウェーでの勝利は大事なこと。選手達は練習や試合を重ねるにつれ、戦術の理解度が高まった」

【日本、懸念を吹き飛ばす2得点】
 後半31分、待ち望んだ先制点を東が左足で奪った。「それまで守備陣が無失点だったのが良かった。相手の守備も堅かったけど、取れて良かった」。2分後には永井がドリブルで突進し、右足で蹴り込んだ。第1戦は無得点で敗れた日本だが、得点力不足の懸念をひとまず吹き飛ばした。
 攻撃の積極性を欠いて第1戦で敗れた反省から、日本はシュートへの意識が高まり、決定機も多かった。一方、2試合とも相手の球際の激しさやカウンター攻撃に苦しんだのも事実。永井も「最後の失点はもったいなかった」と満面の笑みとはいかなかった。
 今回の遠征では新戦力も組織的な守備やサイド攻撃の面でチーム戦術になじんだことが収穫。関塚監督は「アウェーでの勝利は大事なこと。試合や日々の練習を重ねるにつれ、選手達のやるべきことへの理解度は高まっている」と手応えを口にした。

【宇佐美「力を発揮できなかった」】
 トップ下で先発した宇佐美は持ち味を出し切れずに後半途中に退き「内容はあんまりだし、途中で代わったので単純に自分の力を発揮できなかった」と残念がった。
 2月の中東遠征では得意のドリブル突破が光ったが、今回の2試合では攻撃にいいリズムをもたらすことができなかった。18歳のMFは「チーム(G大阪)に帰って、切り替えて頑張りたい」と自らに言い聞かせるように話した。

U-22日本代表23名
GK:
1.権田修一(FC東京)
18.守田達弥(京都)
23.安藤駿介(川崎)
DF:
5.比嘉祐介(流経大)
14.山本康裕(磐田)
2.村松大輔(清水)
12.濱田水輝(浦和)
4.本田慎之介(磐田)
20.酒井高徳(新潟)
3.扇原貴宏(C大阪)
22.岡本拓也(浦和)
MF:
6.青木拓矢(大宮)
17.清武弘嗣(C大阪)
8.山村和也(流経大)
10.山田直輝(浦和)
15.東慶悟(大宮)
16.山口螢(C大阪)
21.米本拓司(FC東京)
19.宇佐美貴史(G大阪)
FW:
11.永井謙佑(名古屋)
7.山崎亮平(磐田)
13.大津祐樹()
9.大迫勇也(鹿島)


練習再開
 サッカーJ1のベガルタ仙台が本日29日、仙台市内の練習場で東日本大震災後初めて練習した。地震直前の11日午前の練習以来、18日ぶりの全体練習に臨んだ選手達は約1時間半、ランニングやパス回し、ストレッチなど軽めのメニューで汗を流した。
 練習場のピッチに損傷はなく、練習に支障はなかった。28日にボランティア活動などで被災地を訪れた選手らは、一様に引き締まった表情。手倉森誠監督(43)は「被災者の希望の光になれるようやっていきたい」と気持ちを新たにした。
 通路にコンクリート片が落下するなどの被害があった本拠地のユアテックスタジアムは復旧のめどが立っていないこともあり、チームは4月3日から千葉、埼玉両県でキャンプを行うことを決めた。13日に湘南、16日に大宮と練習試合を行い、23日に予定されているリーグ戦再開に備える。

【東北のスポーツ界が再始動】
 東日本大震災の影響を受けた東北のスポーツ界が動き始めた。29日はサッカーのJ1仙台が練習を再開した。被災地への支援活動も本格化している。ただ、被害の全容が見えない中で、被災者の受け止め方は様々。手探りの中の再始動だ。
 約300人が避難する宮城県石巻市立向陽小学校。28日に元日本代表FW柳沢敦らJ1仙台の選手が訪れ、約50人の小学生とボールを追い掛けた。笑顔で走り回る子供達を、ほほ笑んで見つめる保護者。同市議でPTA会長の遠藤宏昭さん(40)は「こういうのを待っていた。暗い話ばかりだったのでうれしい」と大歓迎した。
 被災者の中には複雑な反応もある。25日に避難所となっている中学校をプロ野球、楽天の三木谷浩史球団会長がスポーツ用品などを持って訪れた。校長は「善意はありがたいが、まだ100パーセント歓迎という気持ちになれない。それどころじゃない部分も、正直ある」。食料や物資の分配など、日々の生活で手一杯な地域もあるのが現状だ。
 スポーツ界としても、関わり方は難しいところだ。J1仙台の選手会長、DF渡辺広大は「本当にサッカーをやっていいのか、今、何をすべきなのか」と悩んだという。仙台の手倉森誠監督は「亡くなった方はもちろん、寝たきりなのに避難所で介護を受けている方もいる。でもそんな状況だからこそ、被災者でもある我々が生きている、元気なんだという希望を伝えなきゃいけない」と訴えた。


練習再開
 東日本大震災の影響で活動を休止していたJ2の水戸ホーリーホックが28日、水戸市内の練習場ホーリーピッチで17日ぶりに練習を再開した。練習場は一部に隆起した場所もあったが、大きな被害はなく、この日から全選手が参加して午前と午後の2回練習を行った。
 ただ本拠のケーズデンキスタジアムは建物のひび割れ、パイプの破損などの被害が見つかっており、来月23日にリーグ戦が再開されても使用できるかどうかは決まっていない。
 また、水戸は同日、MF森賢一(26)の現役引退を発表した。J2の4年間でリーグ戦通算46試合に出場し、得点はなかった。


起訴
 イタリア代表とミラン(イタリア)の伝説的プレーヤーとして名を馳せたパオロ・マルディーニ氏(42)が、イタリア国税局の局員への贈賄と局内情報システムへの不正アクセスの容疑でミラノ検察庁に起訴されたことが28日、明らかになった。
 マルディーニ氏は、イタリア・トスカーナ州内で財産取引をした際に違法行為に及んだとして嫌疑をかけられているが、本人は否定。なお、イタリア国税局では、2009年にも局員1人が警察の調査を受け逮捕されている。
 マルディーニ氏はミラン一筋で24年間プレーし、2009年に現役を引退。その後、ミランやチェルシー(イングランド)からコーチ就任を打診されたが、いずれも断っていた。
 ミラノ検察庁は、過去にも脱税疑惑によりマルディーニ氏と、妻のアドリアーナさんほか数人の調査を実施しており、2010年7月に起訴を要請していた。
 今回の調査は、マルディーニ氏と国税局員ルチアーノ・ブレッシ氏との電話での通話内容が傍受により発覚したことで開始された。ミラノ検察庁は、マルディーニ氏がブレッシ氏の協力により、個人的な利益のために国税局の情報システムに不正アクセスしたとの見方を強めている。


準備遅れ指摘
 国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長(75)は28日、2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の準備が遅れているとの認識を示した。
 同会長はW杯準備大会として2013年にブラジルで予定されているコンフェデレーションズカップについて「今の状況が続けば、リオデジャネイロでもサンパウロでも試合は行われないだろう」と指摘。W杯に向けた取り組みを急ぐよう促した。
 ブラジルのオルランド・シルバ・スポーツ大臣は「我々は良いW杯を開催できる」と語り、スタジアムの完成にも自信を示している。
 また、6月の会長選で再選を目指すブラッター会長は、2014年W杯でボールがゴールラインを割ったかどうかを示すテクノロジーの導入を考えていると改めて語った。FIFA会長選はブラッター会長と、アジアサッカー連盟(AFC)のモハメド・ビン・ハマム会長との間で争われる。


超サカFLASH

CM出演
 イタリアセリエA、インテルの日本代表DF長友佑都がディズニー映画「カーズ2」(7月30日公開)のCMに出演することが28日、明らかになった。

募金活動
 J1柏は本日、柏と柏選手会(村上佑介会長)が27日にJR柏駅前で行った東日本大震災の復興支援を目的とした義援金募金活動で、募金総額が258万3285円になったと発表した。この街頭募金活動は、柏と千葉県柏市を拠点とするJBL・日立サンロッカーズ、WJBL・JXサンフラワーズなど5つのスポーツチームと合同で行われた。

募金活動
 サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)のV・ファーレン長崎は本日、三菱重工長崎(九州リーグ)との27日の復興支援試合で東日本大震災の募金活動などを行い、義援金57万303円が集まったと発表した。4月3日にも宮崎市の生目の杜運動公園陸上競技場で、JFLのホンダロックと復興支援試合を行う。

契約更新
 イングランドプレミアリーグのトッテナムは28日、フランス代表として昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会などに出場したDFウィリアム・ギャラス(33)と、2013年まで契約を延長したと発表した。ギャラスはアーセナルとの契約満了後の昨年8月に1年契約でトッテナムに加入。主将も務めるギャラスは今季ここまで公式戦28試合に出場し、国内リーグで5位、欧州チャンピオンズリーグでベスト8進出と、躍進するチームを支えている。ギャラスは2001〜2006年までチェルシー、2006年から昨年まではアーセナルに所属しており、チェルシー、アーセナル、トッテナムと、ロンドンを本拠地とする3大クラブでプレーした史上初めての選手。

正式発表
 ブラジルの強豪サッカークラブ、コリンチャンスは28日、元ブラジル代表のFWアドリアーノ(29)の加入を正式に発表した。アドリアーノは今季、フラメンゴ(ブラジル)からイタリアセリエAのローマへ移籍したが故障もあって出場機会が乏しく、3月に解雇されて退団していた。


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