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本日の超最新情報
日本代表はペルー代表とスコアレスドロー!!2011.06.01.WED

INDEX

DRAW
キリンカップ第1戦
日本代表0−0ペルー代表
日本は初めて3−4−3を採用も、スコアレスドロー!GK川島永嗣が終盤に好セーブを連発!

逆転勝利
国際親善試合
U-22日本代表3−1U-22オーストラリア代表
日本は永井謙佑の2ゴールなどで逆転勝利!

発表
4日の東日本大震災復興慈善試合、ANTLERS LEGENDvsWITH HOPE UNITEDの出場メンバー発表!ジーコ氏、アルシンド氏、ラモス瑠偉氏、エムボマ氏らが選出!

総会
有力理事の買収疑惑で揺れるFIFA総会がスタート!ブラッター会長がただ1人の候補となっている会長選は本日1日に実施!

改善要求
FIFA協賛社の最高ランクに当たる公式パートナーのVISAなど各社が会長選を巡る買収疑惑で揺れるFIFAに改善要求!

本日の超サカFLASH
元日本代表FW鈴木隆行(34)がJ2水戸とアマチュア契約ほか


本文
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DRAW
キリンカップ第1戦結果

日本代表0−0ペルー代表

会場:東北電力ビッグスワンスタジアム
観衆:39048人
主審:ハワード・ウェブ(イングランド)
天気:雨
風:弱風
気温:16℃
湿度:71%
ピッチ表面:水含み
ピッチ状態:全面良芝

日本代表
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
DF:
4.栗原勇蔵(横浜M)
15.今野泰幸(FC東京)
2.伊野波雅彦(鹿島)
(75分8.森脇良太(広島))
MF:
20.西大伍(鹿島)
(46分18.本田圭佑(CSKAモスクワ)=74分)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
(90+1分13.細貝萌(アウクスブルク))
7.遠藤保仁(G大阪)
21.安田理大(フィテッセ)
(71分24.興梠慎三(鹿島))
FW:
16.関口訓充(仙台)
(67分5.長友佑都(インテル))
11.前田遼一(磐田)
(67分19.李忠成(広島))
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
ベンチ:
GK:
23.東口順昭(新潟)
12.西川周作(広島)
DF:
3.槙野智章(ケルン)
6.内田篤人(シャルケ)
22.吉田麻也(VVV)
MF:
14.柴崎晃誠(川崎)
10.家長昭博(マジョルカ)
FW:
25.宇佐美貴史(G大阪)

フォーメーション
(3-2-2-3)

 9  11  16
21      20
   7  17
 2  15  4
    1

ペルー代表
GK:
12.サロモン・リブマン(アリアンサ・リマ)
DF:
13.レンソ・レボレド(ウニベルシタリオ)
3.サンティアゴ・アカシエテ(アルメリア/スペイン)=39分
4.ワルテル・ビルチェス(クリスタル)(cap)
19.ヘスス・ラバナル(ウニベルシタリオ)=55分
(63分25.ジョシマル・ジョトゥン(クリスタル))
MF:
16.ルイス・アドビンクラ(クリスタル)
20.ルイス・ラミレス(コリンチャンス/ブラジル)
23.アダン・バルビン(ウニベルシダード)
(62分7.ホセプミル・バジョン(リバープレート/アルゼンチン))
18.リナルド・クルサード(フアン・アウリチ)
(73分27.カルロス・ロバトン(クリスタル))
24.クリスティアン・クエバ(ウニベルシダード)
(61分22.ウィリアム・チロケ(クリスタル))
FW:
10.ジェフェルソン・ファルファン(シャルケドイツ)
(67分9.ラウル・ルイディアス(ウニベルシタリオ))
ベンチ:
GK:
1.ラウール・フェルナンデス(ウニベルシタリオ)
DF:
15.クリスティアン・ラモス(アリアンサ・リマ)
17.ジャンカルロ・カルモナ(サン・ロレンソ/アルゼンチン)
MF:
8.マイケル・ゲバラ(スポーツボーイズ)

フォーメーション
(4-1-4-1)

   10
24 18  20 16
   23
19  4  3 13
   12

≪各種データ≫
日本ペルー
ボール支配率:
51%:49%
シュート数:
5:8
直接FK数:
15:18
間接FK数:
2:13
CK数:
1:11
GK数:
8:8
PK数:
0:0
オフサイド:
2:3

 サッカーの国際親善試合、キリンカップ第1戦は1日、新潟・東北電力ビッグスワンスタジアムに約3万9千人の観衆を集めて行われ、日本代表はペルー代表と0−0で引き分けた。ザッケローニ監督は昨夏の就任以来、5勝4分け(PK勝ち1を含む)で無敗。
 優勝した1月のアジアカップ以来の国際試合には、初招集の西(鹿島)や同監督下では初選出の安田(フィテッセ)らが先発。だが、連係に難があり、何度か積極的に狙った長谷部(ボルフスブルク)のシュートも枠を外れた。
 後半に本田(CSKAモスクワ)や長友(インテル)を投入したが手詰まりで、本田はFKも不発。終盤は相手の猛攻にさらされた。
 日本は最終戦の7日に横浜・日産スタジアムでチェコ代表と対戦する。

川島永嗣
「(後半からの4−2−3−1は)やり慣れているフォーメーションなんで問題なかった。アジアカップから成長するためにチャレンジしないといけない。こういう試合の中ではもっとチャレンジすることが大事。自分達が主導権を握る中で、最後に相手のペースになってしまったが、時間帯によっては仕方ないところもある。自分達がどう盛り返すかが大事だし、意識してやらないといけない。チームとしての共通意識がすごく大切。ワールドカップ予選まで時間がない中、1人1人の役割をしっかりと見直さないといけない。それプラス個人の良さを出さないといけない。(チェコ戦に向けて)自分達がさらに成長するためにもっとチャレンジしないと。結果は毎試合残すことが大切だけど、成長するためのチャレンジが必要」

栗原勇蔵
「3バックは練習でもそんなにやる時間がない中、ぶっつけ本番的なところもあったけど、やれたところもあったかもしれないし、なかなかできないところもあったなという感じです。(ボランチが下がる形は)なかなかでかいグラウンドでやると距離があるから、うちらも練習の時みたいに動かしながらやれば右サイドバックの方へ行けたりする。でも、相手もいるから、そうなると難しいところもあるけど、慣れればもっと良くなると思う」

今野泰幸
「(3−4−3は)すごく機能したとは思わないけど、もう少し時間が経てば連携も良くなると思うし、タイミングさえ掴めればもっと良くなると思う。守備でもそこまでやられなかった。前に運ばれたけど、最後のところでやられなかった。これからという感じ。でも、高い位置でボールを奪えてなかったし、持ち込まれてバイタルエリアで結構パスを回された。あそこでサイドチェンジさせるんじゃなくて、同サイドで数的優位を作ってボールを奪いたかったけど。相手のブロックもしっかりしていたし、サイドチェンジも少なかったから、手詰まり感は出ていた。ちょっと押し込まれた感じがあった。もうちょっと1人1人がコースを切る感じでやって、もうちょっと前で奪いたかった。声は出しているつもりだし、コースも切っているつもりだったけど、相手の技術も高かった。もっとスライドを意識して、早くしてパッと切り替えれば、もっとプレスがハマったと思う」

伊野波雅彦
「新しいシステムは改善するところはある。前でタメが作れる状況があまりなかったし、行ったり来たりすることが多かった。それは選手で考えながらやらないといけない。3バックの1人が攻撃参加してもいいかなと思った」

西大伍
「3−4−3のワイドはやったことがないし、時間がないなかで難しいとは思っていたけど、試合に入るのに時間がかかった。(5バックになることが多かったが)本当は5バックにならないようにやるというのが監督の考えだけど、もう少しどちらかのサイドが押し上げることができれば良かった。(栗原とのマークの受け渡しがあまりなかったが)そこのコンビネーションをもっとやっていかないといけない。なかなか後ろに任せられなくて、ポジションが後ろになったところはあった。でも、外していたら裏をやられていたと思うので、もっと考えていかないといけない。(代表でのデビュー戦は)ウッチー(内田)がケガをしたので。出番は来るかなと考えていた」

遠藤保仁
「うまくサイドを使えなかったのは間違いない。ただ、今日初めて3−4−3をやったわけだし、あまり下を向く必要はないと思う。5バックになることが一番よくないけど、どうしてもサイドが引っ張られてしまうところがあった。3−4−3の型にはまり過ぎず、フィールドでやっている自分達の感覚も大事になってくると思う。相手のフォーメーションによって機能するしないもあるし、まずはやってみて課題が出てきたら、それはそれでいいと思う」

安田理大
「落ち着いてできたと思うけど、もう少し前で仕事ができればもっと良かったと思う。スムーズに試合に入れていたと自分でも思うし、監督がすごくミーティングで話してくれるし、一緒にやっていたメンバーが多いので分かっている。久しぶりに来て積極的にやろうという気持ちはあった。本当はもっとサイドで起点になれれば、もっといい攻撃ができたと思う。ただ、相手のディフェンスラインがすごく低かったから難しかった。(3−4−3の)可能性はすごく感じた。監督もサイドでもっと起点になれと言っていたし、時々オレらがフリーになっていた時は数的優位で崩せそうな場面もあったので、そういう場面を増やしたい。相手はマークにつけないのでチャンスは生まれると思う。(ケガでの交代は)蹴られて電気が走った。こんなの初めてだった。打撲だと思う」

関口訓充
「アルゼンチン戦よりは(出場)時間が長かったし、自分のリズムでやろうとしていたと思う。できた部分と多少のズレが生じた部分があった。コミュニケーションをもっと取れば修正できると思う。ミスもあったけど、自分のリズムでできたと思うし、良さも出せた。ある程度の手応えを感じている。アルゼンチン戦よりは良かった。(遠藤からの縦パスに飛び出した場面は)悔しかった。代表チームは走ることでボールが生きてくる。信じて走ることが大事。触っていれば点も取れていただろうし、位置取りや走るところをしっかりやっていきたい。オフサイドにならないタイミングでヤットさん(遠藤)が出してくれた。試合前からヤットさんに『自分がやりたいようにやっていい』と言われていた。自分とか初出場の選手を気にかけてくれたし、緊張しやすいんで、やりたいことをやってもらっていいと。自分は2回目だったし、ある程度、落ち着いてボールを持てたと思う」

岡崎慎司
「やりたいことが周りから見ても分かるような試合にできたらいいが、終始そういう試合ではなかった。初めて(3−4−3を)やったというのもあるし、いろいろと時間もなかったから。やりたいことが何なのかも、もうちょっと突き詰めていかないといけない。行き当たりばったりでアジアカップは優勝できたけど、自分達が本当にどういう攻めが理想なのかっていうところを今日は見せられなかった。(ワールドカップ予選まで残りは)大事な2試合になってくると思うんで、より明確にしていかないといけないし、より個人が何をすべきかをやっていかないとダメかなと思うような試合だった。自分達はカウンターで(点を)取るのか、ボールを回して崩して取るのか、崩すにしてもクロスなのか、中から行くのかという明確な自分達のストロングポイントを持ってやらないといけない。今日は裏もなかったし、裏を取るタイミングもなかったんで、自分達も迷いながらサッカーをしてしまったのかなと思う」

長友佑都
「もうちょっと自分達のボールで落ち着いて回せれば良かった。自分達のボールでミスが多かった。そこは課題かなと思う。求められていたのは、どんどん仕掛けてチャンスを作るところだったと思う。ミチ(安田)ともうちょっとやりたかったというのはある。あいつとどういうコンビネーションができるか試したかった」

本田圭佑
「(途中出場で流れを)変えるのは当たり前で、その度合いが物足りなかった。1人でどれだけ変えられるかを考えてやろうとしたが、若干サイドとの関係が難しかったし、少しずつメンバーが替わって共通理解が少なかった。いつもやっているメンバーだったら、もっとやりやすいなと思ったりして。でも、本来なら前半で(相手を)バテさせて後半勝負だったから。後半からそれをやろうとしても前半からうまくいってなかったから、後半向こうをイケイケにさせてしまった」

李忠成
「(出場時間が)25分間でもゴールという結果をしっかり出さないといけない。(胸で落とした場面について)岡崎に試合後に『オレをイメージしたんでしょ?』と聞くと、『そうなんだけど足が上がらなかった』と言っていた。(興梠とポジションが被った点は)慎三もやはり真ん中の選手なので、ああいう位置に入ってきてしまって。自分は、自分の役割は真ん中というのを言われてやっていた」

日本代表・ザッケローニ監督
「試合の一番の目的は、新しいシステムがどこまで機能するかというところと、新しい選手がどこまでやれるかをチェックすることだった。3バックの練習を2日間しかできず、3人(本田、長友、吉田)の選手が1日しか練習していない中で、3−4−3のシステムを試してみたいと思っていたが、この試合で私が求めていた情報は収集することができた。(次の試合も3−4−3?)チーム状況、コンディションを把握して決める。現時点で3バックをやるのはリスクが大き過ぎると思われるかもしれないが、私の仕事はこのチームの引き出しを増やすことなので考えようと思う。今日の試合では、多くの交代がケガでやむを得ずしたものだった。チェコ戦までまだ数日あるので考えるが、欲しかった情報はそれ相応に手に入れることができた。(西に怒っているシーンが何度か見られたが?)西に特に怒っていたわけでなく、自分のサイドにいたからそのように見えたのかもしれない。他の選手への指示も西に伝えていたので、そう見えたのかもしれない。西は今日が代表デビューとなったが、少し緊張していたと思う。それは当たり前だと思うし、彼の魅力は走力。今日も前にスペースがあって、もっと走り込むことができたと思うが、まだ代表に慣れていない。トレーニングも重ねていないので、できないのも理解できる。ペルーの5枚の中盤を越すことができれば、最初は関口、その後に岡崎と西で相手のサイドバックに対して数的優位の状況ができるはずだったが、今日はうまくいかなかった。私はこのシステムが機能するようにしていきたいし、代表にはこのシステムに対応できる選手を呼んでいる。いわゆる慣れの問題だったと思う。(前半は5バックになることが多かったが?)5枚になるのは良い傾向ではない。ペナルティエリアのところまで来れば5枚になるのはいいが、基本的にはそうなってはいけない。しかし、あまり練習をやっていないし、ある程度は想定内だった。後ろが5枚になると、前線に3人残しているので、中盤は2人になってしまう。すると中盤で勝負が決まるので負けてしまう。もしくはFWを下げる選択肢があるが、そういうことはあまりしたくない。違ったところでバランスを取らないといけない。(宇佐美を数日間見た感想は?)彼を呼んだのは手元において観察し、会話もしたかったから。認識してほしいのは、彼は五輪の選手であり、A代表の選手ではない。彼には期待しているが、良くなるか悪くなるかは彼次第だと思う」

ペルー代表・マルカリアン監督
「過去の日本代表の試合をいくつも(映像で)見てきた。特に日本がチャンピオンになったアジアカップでの試合は全部見ている。その印象としては、対戦チームと同じ、もしくはそれ以上のレベルだったということ。中でもフィジカルな部分で、日本は対戦相手を上回っているという印象を受けた。遺伝子的な体つきの部分は、選手の力量を測る意味で非常に重要な要素だ。私の印象では、日本人はサッカーに適したフィジカルの遺伝子を持っていると思う。試合前は本田に注目していた。後半に投入されたが、技術的に非常にうまい。ボール保持ができるし、深いパスもできる。ただ今日に限って言えば、我々の守備陣が非常に頑張ってくれたと思う。コパ・アメリカ(南米選手権)に向け、選手に関しては変更ではなく、もともとあるリストに今回のメンバーをプラスするという形になる。今回、残念ながら来れなかった選手と、今回来日した選手を使おうと思っている。それからあえて申し上げるが、ペルーは1982年以降、ワールドカップ(W杯)に出場していない。我々の一番の目標は、W杯の本大会に出場することであり、コパ・アメリカはその準備のための通過点。10月に始まるW杯の予選を勝ち進むことが、我々の本当の目標」

日本代表25名
GK:
1.川島永嗣(リールセ)
23.東口順昭(新潟)
12.西川周作(広島)
DF:
15.今野泰幸(FC東京)
4.栗原勇蔵(横浜M)
2.伊野波雅彦(鹿島)
5.長友佑都(インテル)
3.槙野智章(ケルン)
21.安田理大(フィテッセ)
6.内田篤人(シャルケ)
22.吉田麻也(VVV)
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
14.柴崎晃誠(川崎)
8.森脇良太(広島)
13.細貝萌(アウクスブルク)
10.家長昭博(マジョルカ)
20.西大伍(鹿島)
FW:
11.前田遼一(磐田)
19.李忠成(広島)
16.関口訓充(仙台)
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
24.興梠慎三(鹿島)
25.宇佐美貴史(G大阪)

ペルー代表20名
GK:
1.ラウール・フェルナンデス(ウニベルシタリオ)
12.サロモン・リブマン(アリアンサ・リマ)
DF:
3.サンティアゴ・アカシエテ(アルメリア/スペイン)
4.ワルテル・ビルチェス(クリスタル)
19.ヘスス・ラバナル(ウニベルシタリオ)
13.レンソ・レボレド(ウニベルシタリオ)
15.クリスティアン・ラモス(アリアンサ・リマ)
17.ジャンカルロ・カルモナ(サン・ロレンソ/アルゼンチン)
MF:
7.ホセプミル・バジョン(リバープレート/アルゼンチン)
8.マイケル・ゲバラ(スポーツボーイズ)
18.リナルド・クルサード(フアン・アウリチ)
20.ルイス・ラミレス(コリンチャンス/ブラジル)
23.アダン・バルビン(ウニベルシダード)
24.クリスティアン・クエバ(ウニベルシダード)
25.ジョシマル・ジョトゥン(クリスタル)
27.カルロス・ロバトン(クリスタル)
FW:
9.ラウル・ルイディアス(ウニベルシタリオ)
10.ジェフェルソン・ファルファン(シャルケドイツ)
16.ルイス・アドビンクラ(クリスタル)
22.ウィリアム・チロケ(クリスタル)

【日本、新布陣不発】
 手探りが続いた90分間だった。9月に始まるワールドカップ(W杯)予選に向けて底上げを狙うザッケローニ監督は、初招集の西、就任後初めて呼んだ安田を先発起用。浸透を図る3−4−3の布陣を採用した。だが、「迷いながらやってしまった」とは岡崎。テストという意味合いでは収穫はあったが、好結果を得ることはできなかった。
 3−4−3が機能したとは言い難かった。両サイドMFが下がって5バック気味になる時間が多く、ボールを保持してからも中盤の人数が足りず、攻撃を組み立てられない。後半は本田をトップ下に投入。慣れ親しんだ4−5−1に戻してからは攻撃にやや勢いが生まれたが、最後までゴールは奪えなかった。 7日のチェコ戦までには海外組のコンディションも上向き、ベストメンバーで臨めるはず。長谷部は「しっかり修正して、いい試合をしたい」と次戦を見据えた。

【歴代最高13戦連続不敗】
 日本代表(FIFAランク14位)はペルー代表(同54位)と0−0で引き分けた。ゴールこそ奪えなかったが、日本代表の無敗記録を最長となる13に更新。東日本大震災後初の国際試合で“不敗神話”を守り、日本に勇気を与えた。
 苦境の中でも屈しなかった男たちに、新潟の夜が大きな拍手と歓声に包まれた。
 「熱い声援の中で勝ちたかったけど、引き分けで残念」。DF長友が悔しがれば、主将のMF長谷部も「うまくいかなくて申し訳ない」とスタンドに頭を下げた。
 しかし、昨夏の南アW杯・デンマーク戦から続く国際Aマッチの連続無敗記録を最長となる「13」に更新。ザッケローニ監督の就任からの無敗も「9」に伸ばした。3・11東日本大震災後初の国際試合で、『負けない日本』を示した。
 試合前日に帰国したDF長友と吉田、MF本田が先発外となった。震災の影響で7月のコパ・アメリカ(南米選手権出場)を辞退したため、9月開幕のブラジルW杯予選まで3試合。若手と「3−4−3」の新布陣のテストを両立せざるを得ない状況でもあった。
 逆風が吹く中、後半開始から本田が登場すると、同10分に惜しい高速FKもみせた。同22分には長友も強行出場した。ロシアカップ、コパ・イタリアを制した2人が、過酷な日程の中で奮闘し続けた。
 試合終了間際には、GK川島が相手の決定的なシュート4連打にスーパーセーブを連発。「あれを止めるのが普通でありたい」と“どや顔”を炸裂させた。日本復興を目指す人々に感動と勇気をもたらしたはずだ。
 それでも本田は、「自分が出て流れを変えるのが当たり前の中で、その度合いが物足りなかった」と自身にダメ出しし、長谷部は「次は絶対にいい試合をするので、もう1回見てください」と訴えた。長友も「次は先発?もちろん。もっとやれる」と誓った。
 共通するのは、次は勝利を届けるという思い。暗く沈みがちな日本を支えるのは、常に前を向くサムライたちの姿だ。

【長友、風格漂わせ抜群の存在感】
 後半22分、背番号5が交代でピッチへ駆けだすと、約3万9千人で埋まったスタジアムが、この日一番ともいえる大歓声に包まれた。昨年のワールドカップ(W杯)後にイタリアで急成長を遂げた24歳の長友の存在感は抜群だった。
 まずは攻撃的なMFの位置に入り、左サイドバックの安田と縦の連係で迫力ある攻撃に期待を抱かせた。ただ、4分後に安田が負傷交代。長友は「ミチ(安田)も攻撃的だし、もっとやりたかった。残念」と苦笑いした。ただ、自身がサイドバックに位置を下げてからも、試合前日に帰国したばかりとは思えない動きを披露。40分には李にクロスを送り、岡崎のシュートチャンスへとつなげた。
 世界的強豪のインテルの一員としての風格を漂わせ「誰が出ても同じようなプレーができないと」と意欲十分に話した。

【川島、好セーブ連発で無失点】
 川島が好セーブを連発し、無失点で切り抜けた。ゴールポストに救われた場面もあったが、試合終盤には至近距離からの一撃を止め、強烈なロングシュートも防いだ。守護神は「あれを止めることが普通でありたい」と冷静に振り返った。
 前半には新布陣の3バックを組んだDF陣をまとめたGKは「DFはまだ慣れていなかった。回数をこなせば良くなっていくと思う」と手応えを口にした。

【本田、独特の言い回しで不満】
 後半から出場した本田は、システムを変更した4−5−1のトップ下の位置でプレー。攻撃面は前半より活性化されたが、無得点に終わり「(試合の流れを)変えるのは当たり前。(変える)度合いが足りなかった」と独特の言い回しで不満を口にした。
 後半39分には長友の横パスを受けた瞬間に相手に倒されたが、すぐに立ち上がって放ったミドルシュートが左に外れた。試合前日にロシアから帰国したばかりの司令塔は「1人でどれくらい(流れを)変えられるかなと思ったけど…」と納得していない様子だった。

【関口、代表初先発も守備を打開できず】
 関口が日本代表で初先発。3トップの一角に入って持ち前のスピードを生かしたドリブルで仕掛ける場面もあったが、相手の組織的な守備をなかなか打開することはできなかった。
 東日本大震災で被災したJ1仙台で、今季のリーグ戦で無敗を続けるクラブを支える。「(連係の)ズレは多少あるが、修正できる」と今後への意欲を口にした。

【渋い表情の3バック】
 前半に3バックの最終ラインを組んだ今野、伊野波、栗原は揃って渋い表情だった。
 「3−4−3の特長は高い位置でボールを奪えることだが、それができなかった」と今野。栗原も「探り探りになってしまった」と反省の言葉を並べた。

【ペルー、敏捷性と当たりの強さ見せる】
 1ヶ月後にコパ・アメリカ(南米選手権)を控えるペルーは、日本のザッケローニ監督が「フィジカル面は日本より仕上がっていた」と認める敏捷性と当たりの強さを見せた。シュート数は8−5と上回り、CK数では11−1と圧倒した。
 注目のエースFWファルファンはシュートなしに終わったが、前半27分にMFバルビンが約30メートルの強烈なロングシュートを放ち、試合終盤には何度もゴールを脅かした。マルカリアン監督は「勝てたと思うが満足だ」と納得顔だった。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣 7.0
終盤の危険な時間帯に好セーブを連発してチームを救う
DF:
4.栗原勇蔵 5.5
立ち上がりに危険な場面があったが、その後は安定
15.今野泰幸 6.0
局面で突破を許す場面もあったが、試合を通して冷静な対応を見せた
2.伊野波雅彦 5.5
後半はサイドバックとして高い位置を取れていた
(75分8.森脇良太 6.0)
積極的なプレーでチームを活性化
MF:
20.西大伍 5.5
序盤はやや固さが見られたが徐々に高い位置をとれるようになった
(46分18.本田圭佑 6.0)
本調子ではなかったが積極的にボールを受けてリズムを作った
17.長谷部誠 6.0
徐々に前への推進力を発揮
(90+1分13 細貝萌 --)
7.遠藤保仁 6.0
攻撃の起点になる。ただ、前半は位置が低く、前線に効果的なパスを送れず
21.安田理大 5.5
もうワンテンポ早い判断を期待したかった
(71分24.興梠慎三 5.5)
あまりボールに絡めず
FW:
16.関口訓充 5.5
序盤は良い連係を見せたが、徐々に消えてしまった
(67分5.長友佑都 6.0)
アグレッシブな動きでチームを活気づける
11.前田遼一 5.5
前半は周囲との距離があり、ボールが入ってこなかった
(67分19.李忠成 5.5)
岡崎のシュートチャンスをお膳立てするも、自身の見せ場はなかった
9.岡崎慎司 6.0
献身的な動きでボールを引き出す
監督:
ザッケローニ 5.5
3−4−3は不発も、システム変更で後半は流れを変えた
ペルー代表
GK:
12.リブマン 6.0
安定したパフォーマンスを披露
DF:
13.レボレド 5.5
手堅いプレーで無失点に貢献
3.アカシエテ 6.0
タイトな守備で存在感を示す
4.ビルチェス 6.0
的確なカバーリングでチャンスの目を摘む
19.ラバナル 5.0
攻守にやや中途半端な内容
(63分25.ジョトゥン 6.5)
積極的な攻め上がりでチャンスを作る
MF:
16.アドビンクラ 5.5
攻守に献身的な動きを見せた
20.ラミレス 5.5
序盤は独特のリズムで違いを作った
23.バルビン 5.5
前半はバイタルエリアをしっかりとケア
(62分7.バジョン 6.0)
バイタルエリアでしっかりと目を光らせる
18.クルサード 6.0
豊富な運動量で攻守に奮闘
(73分27.ロバトン 6.0)
スピードを生かした突破でチャンスを作る
24.クエバ 5.5
初代表とは思えぬ落ち着きを見せた
(61分22.チロケ 5.5)
上手く試合に入れず及第点のプレー内容
FW:
10.ファルファン 5.5
瞬間的な動きでは違いを感じさせるもキレなかった
(67分9.ルイディアス 6.0)
終盤に鋭い振りから決定的なシュートを放つ
監督:
マルカリアン 5.5
選手が入れ替わった後もレベルの落ちない手堅いチームだった


逆転勝利
国際親善試合結果

U-22日本代表3−1U-22オーストラリア代表
(東北電力ビッグスワンスタジアム)
≪得点者≫
U-22日本:永井謙佑45、64、大迫勇也84
U-22オーストラリア:ニコルス3
≪出場メンバー≫
U-22日本代表
GK:
1.権田修一(FC東京)
DF:
20.酒井宏樹()
6.村松大輔(清水)
12.濱田水輝(浦和)
5.比嘉祐介(流通経大)
(90分22.吉田豊(甲府))
MF:
17.清武弘嗣(C大阪)
16.山口螢(C大阪)
8.山村和也(流通経大)(cap)
(89分14.山本康裕(磐田))
15.原口元気(浦和)
(63分7.山崎亮平(磐田))
10.東慶悟(大宮)
(77分9.大迫勇也(鹿島))
FW:
11.永井謙佑(名古屋)
ベンチ:
GK:
23.増田卓也(流通経大)
18.安藤駿介(川崎)
DF:
2.實藤友紀(川崎)
3.扇原貴宏(C大阪)
MF:
21.登里享平(川崎)
FW:
19.大津祐樹()

フォーメーション
(4-2-3-1)

   11
15  10  17
   8  16
5  12  6  20
    1

U-22日本代表22名
GK:
1.権田修一(FC東京)
23.増田卓也(流通経大)
18.安藤駿介(川崎)
DF:
2.實藤友紀(川崎)
5.比嘉祐介(流通経大)
22.吉田豊(甲府)
20.酒井宏樹()
12.濱田水輝(浦和)
4.酒井高徳(新潟)
3.扇原貴宏(C大阪)
MF:
14.山本康裕(磐田)
17.清武弘嗣(C大阪)
8.山村和也(流通経大)
6.村松大輔(清水)
10.東慶悟(大宮)
16.山口螢(C大阪)
21.登里享平(川崎)
15.原口元気(浦和)
FW:
11.永井謙佑(名古屋)
7.山崎亮平(磐田)
19.大津祐樹()
9.大迫勇也(鹿島)

 来年のロンドン五輪出場を目指すサッカー男子のU-22(22歳以下)日本代表は本日1日、新潟・東北電力ビッグスワンスタジアムでU-22オーストラリア代表と対戦し、永井(名古屋)の2得点などで3−1で逆転勝ちした。
 日本は前半3分に先制されたが、同ロスタイムに永井が決めて追い付いた。後半19分にも加点した永井は、同39分には大迫(鹿島)のダメ押し点をアシストした。
 5大会連続五輪出場を目指す日本は、19日の五輪アジア2次予選第1戦(豊田スタジアム)でU-22クウェート代表と対戦する。敵地での第2戦は23日に行われる。

【エース永井が活躍も守備に課題】
 エースの永井が快足を生かして2ゴールを奪うなど全3得点に絡んで逆転勝ち。だが、五輪アジア2次予選に向けて弾みがついた、とは言い難い。前半は守備の連係が悪く、相手に主導権を握られる展開。クウェートとの五輪予選まで3週間を切り、課題が見えた一戦だった。
 前半3分に日本のCKからカウンターを浴び、ゴール前でフリーにした相手にあっさり先制点を許した。その後も自陣で体の寄せが甘く、パスのミスも続き、ピンチを招いた。守備的MF山口は「前半はうまくいかなかった。後手後手になった」とうつむいた。相手のシュートは前半だけで10本を数えた。
 10日に予選のメンバー発表を控える。関塚監督は「今日の試合で出た修正点をテーマとして持ちながら、しっかり(クウェート戦へ)準備をしたい」と口元を引き締めた。

【大迫、途中出場で代表初ゴール】
 後半32分から出場した大迫が、7分後にU-22代表での初ゴールを決めた。滑り込みながら、永井の右クロスをそのまま右足で蹴り込み「(ゴール前へ)いい入り方ができた」と喜んだ。
 所属するJ1鹿島でも定位置は確保できていないが、この日は短い出場時間で存在感を示した。21歳のストライカーは「スタメンで出たいので、そのために結果を出したい。こういうのを続けることですね」と自らに言い聞かせるように話した。

【酒井高、軽症も大事取りベンチ外】
 DF酒井高(新潟)は右太もも裏の違和感のため、ベンチ入りしなかった。検査の結果、大事には至らなかったそうで「出たかったけど、やめておけと言われたので大事を取った。歩いていても痛みはない」と軽症であることを説明した。

≪超サカ採点表≫
U-22日本代表
GK:
1.権田修一 6.0
素晴らしい集中力を発揮し、最少失点で凌ぐ
DF:
20.酒井宏樹 6.0
球際で強さを見せ、攻撃にも果敢に参加
6.村松大輔 5.5
守備面は及第点も課題は展開力
12.濱田水輝 5.5
判断のスピードをもう少し早めたい
5.比嘉祐介 5.0
相対したサーナックに翻弄される
(90分22.吉田豊 --)
MF:
17.清武弘嗣 6.0
試合を通して攻守にアグレッシブな動きを見せた
16.山口螢 5.0
攻守に良いところがなかったが、終盤は積極的な飛び出しを見せる
8.山村和也 5.5
同点ゴールをアシストも守備に追われた印象
(89分14.山本康裕 --)
15.原口元気 5.5
果敢な仕掛けから積極的にゴールを狙ったが、守備面に若干の不安を残す
(63分7.山崎亮平 5.5)
豊富な運動量でチームに貢献するも、決定機を生かし切れず
10.東慶悟 5.5
前半は沈黙も後半は相手のバイタルエリアを上手く利用できていた
(77分9.大迫勇也 6.0)
短い時間で結果を残す
FW
11.永井謙佑 7.0
序盤は判断がワンテンポ遅かったが、全3得点に絡む活躍を見せてチームの逆転勝利に貢献
監督:
関塚隆 6.0
ハーフタイムの間に守備を立て直すことに成功


発表
 4日に東日本大震災復興チャリティーイベント「SMILE AGAIN」の一環として行われるチャリティーマッチ、「FOOTBALL STARS AID」の両チームメンバーと背番号が31日に発表された。
 J1鹿島アントラーズのOBで形成される「ANTLERS LEGEND」はジーコ氏が10番をつけ、元日本代表で形成される「WITH HOPE UNITED」の10番はラモス瑠偉氏がつける。両チームの10番対決には大きな注目が集まりそうだ。
 その他にも鹿島OBはアルシンド氏が7番、鈴木隆行氏が30番、秋田豊氏が3番など、鹿島を支えてきたレジェンド達がかつての背番号をまとい、Jリーグでしのぎを削った元代表選手と激突する。
 なお、この試合は『スカパー!』にて無料放送することが決まっており、鹿島の現役選手による解説や、試合に出場した選手達が特別ゲストとして出演する予定。
 チャリティーマッチ出場メンバーは以下の通り。

ANTLERS LEGEND
1 GK 古川 昌明
2 DF 名良橋 晃
3 DF 秋田 豊
4 DF 奥野 僚右
5 DF トニーニョ セレーゾ
6 MF 本田 泰人
7 FW アルシンド
8 MF オズワルド オリベイラ
9 FW 平瀬 智行
10 MF ジーコ
11 FW 長谷川 祥之
13 DF 大野 俊三
14 DF 大岩 剛
15 DF 室井 市衛
16 MF 阿部 敏之
17 DF 賀谷 英司
18 MF 熊谷 浩二
19 DF 金古 聖司
20 MF 石井 正忠
21 GK 高桑 大二朗
22 GK 千葉 修
30 FW 鈴木 隆行

WITH HOPE UNITED
1 GK 小島 伸幸
2 DF 中西 永輔
3 DF 鈴木 秀人
4 DF 小村 徳男
5 DF 米山 篤志
6 MF 山口 素弘
7 MF 名波 浩
8 MF 北澤 豪
9 FW パトリック エムボマ
10 MF ラモス 瑠偉
11 FW 長谷川 健太
13 MF 岩本 輝雄
14 MF 奥 大介
15 MF 澤登 正朗
16 FW 小倉 隆史
17 DF 三浦 淳宏
18 FW 福田 正博
19 DF 上村 健一
20 FW 西澤 明訓
21 FW 山下 芳輝
22 MF 平野 孝
23 DF 福西 崇史
25 FW 城 彰二
33 DF 柳本 啓成
39 GK 都築 龍太


総会
 有力理事の買収疑惑で揺れる国際サッカー連盟(FIFA)は31日、スイスのチューリヒで総会を開き、第1日は開会セレモニーを行った。4選を目指すブラッター会長(スイス)がただ1人の候補となっている会長選は、最終日の6月1日に実施する。
 総会にゲストとして出席した国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長はスキャンダルが続いているFIFAについて「IOCがそうであったように、より強固な組織に生まれ変われると確信している」とスピーチした。IOCはかつて五輪招致をめぐって金銭スキャンダルで混乱したが、その後再建している。
 会長選を巡る買収疑惑では、対立候補だったアジア連盟(AFC)会長のハマム理事(カタール)が5月29日に立候補辞退を表明。その後の倫理委員会でハマム理事とワーナー副会長(トリニダード・トバゴ)が暫定的に活動停止となった。


改善要求
 国際サッカー連盟(FIFA)協賛社の最高ランクに当たる公式パートナー各社は5月31日までに、本日1日の会長選を巡る買収疑惑で揺れるFIFAに対して改善を要求した。
 クレジットカード大手のVISAは「FIFAにこの状況を解決するために必要な全ての手段を講じることを求める」との声明を発表した。公式パートナーの6社のうち、コメントを避けたソニーなどを除く4社がFIFAに対する懸念を表明した。

【FIFAの改革を確信】
 国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は5月31日、ゲストとして出席した国際サッカー連盟(FIFA)の総会の開会式典で、有力理事の買収疑惑で揺れるFIFAについて「IOCがそうであったように、より強固な組織に生まれ変われると確信している」と演説した。
 IOCはかつて五輪招致に絡む金銭スキャンダルで6人のIOC委員が追放となる事態に発展したが、その後の自助努力で再建してきた。
 FIFAは1日に会長選を行う。ただ1人の候補者となっているブラッター会長の4選が確実となっている。


超サカFLASH

練習参加
 山梨学院大付MF白崎凌兵(3年)が31日、J1浦和の練習に参加した。

アマチュア契約
 元日本代表FW鈴木隆行(34)がJ2水戸とアマチュア契約を結んだことが31日、明らかになった。アマチュア契約のため自らスポンサーを探すか、アルバイトをしながらプレーする可能性もある。

鼻骨骨折
 J2水戸は31日、DF加藤広樹が鼻骨骨折と診断されたと発表した。6月6日に手術を受ける。

正式発表
 イタリアセリエAのユベントスは31日、ルイジ・デルネリ監督を解任し、今季は2部のシエナ(以上イタリア)を率いたアントニオ・コンテ氏(41)を来季の新監督に迎えたことを発表した。契約期間は2年。コンテ氏はシエナを来季のセリエA昇格に導いた。今季のユベントスはリーグ戦で7位に終わった。

来日
 オランダエールディビジ、VVVのハイ・ベルデン会長が日本人選手獲得のため11日に来日することが31日、明らかになった。同日行われる横浜Mvs柏戦、大宮vs浦和戦を視察する予定でFW、攻撃的MFの獲得を目指している。


[提携サイト]
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