NEW!
ブンデス&Jリーグを完全収録♪
PS3版ウイニングイレブン2012
完全修正データ販売開始


本日の超最新情報
なでしこリーグはINAC神戸の初優勝が決定!!
2011.11.12.SAT

INDEX

北京で調整
日本代表はW杯アジア3次予選第5戦の北朝鮮戦(15日・平壌)に向け、タジキスタンから北京(中国)に移動して軽めの調整!

J1昇格に王手
J2第35節第1日
札幌2−0大分
栃木0−1徳島
愛媛2−2鳥栖
北九州2−0熊本
千葉1−0鳥取
FC東京2−0水戸
京都1−0東京V
首位FC東京は快勝し、次節19日の鳥取戦に引き分け以上で1年でのJ1復帰が決定!2位鳥栖は豊田陽平の2ゴールで追い付いてドロー!3位徳島、4位札幌は揃って勝利!

初優勝
なでしこリーグ第17節第1日
INAC神戸レオネッサ4−0エルフェン狭山
アルビレックス新潟レディース3−0ジェフ千葉レディース
浦和レッズ・レディース1−0伊賀FCくノ一
INACは川澄奈穂美や大野忍のゴールなどで完勝し、1試合を残して初優勝が決定!

3連勝
JFL後期第15節第1日
SAGAWA SHIGA FC2−0ソニー仙台
アルテ高崎2−1ジェフリザーブズ
首位SAGAWAは鳥養祐矢の2ゴールで競り勝って3連勝!

最終予選進出
W杯アジア3次予選第4戦
グループA
ヨルダン2−0シンガポール
イラク1−0中国
グループB
UAE0−2韓国
クウェート0−1レバノン
グループD
オマーン1−0オーストラリア
サウジアラビア3−0タイ
グループE
バーレーン1−1イラン
カタール4−0インドネシア
グループAは4戦全勝で伏兵ヨルダンの最終予選進出が決定!オーストラリアがオマーンに敗れる波乱!

先勝
ユーロ2012(欧州選手権)プレーオフ第1戦
ボスニア・ヘルツェゴビナ0−0ポルトガル
チェコ2−0モンテネグロ
トルコ0−3クロアチア
エストニア0−4アイルランド
前々回準優勝のポルトガルはアウェーでスコアレスドロー!前回8強のクロアチアは前回4強のトルコにアウェーで完勝!

首位堅守
W杯南米予選第3戦
ウルグアイ4−0チリ
アルゼンチン1−1ボリビア
パラグアイ2−1エクアドル
コロンビア1−1ベネズエラ
コパ・アメリカ王者のウルグアイはスアレスの4得点で圧勝して首位キープ!アルゼンチンはホームで痛恨のドロー!

開幕
W杯アフリカ1次予選第1戦
ギニアビサウ1−1トーゴ
セーシェル0−3ケニア
ジブチ0−4ナミビア
コモロ諸島0−1モザンビーク
赤道ギニア2−0マダガスカル
レソト1−0ブルンジ
エリトリア1−1ルワンダ
スワジランド1−3DRコンゴ
サントメ・エ・プリンシペ0−5コンゴ
チャド1−2タンザニア
W杯アフリカ予選が開幕し、ナミビア、ケニアなどが先勝!

出揃う
W杯北中米カリブ海2次予選第5戦
グループA
スリナム1−3エルサルバドル
ドミニカ共和国4−0ケイマン諸島
グループB
ガイアナ2−1トリニダードトバゴ
バーミューダ2−1バルバドス
グループC
ニカラグア1−0ドミニカ
グループD
セントクリストファー・ネイビス0−0カナダ
セントルシア0−4プエルトリコ
グループE
グアテマラ3−0グレナダ
ベリーズ1−1セントビンセント・グレナディーン
グループF
アンティグア・バーブーダ1−0ハイチ
米領バージン諸島0−3キュラソー
エルサルバドル、ガイアナ、カナダ、アンティグア・バーブーダの2次予選突破が決定し、3次予選出場の全12チームが出揃う!

ドロー
国際親善試合
オランダ0−0スイス
ウクライナ3−3ドイツ
ポーランド0−2イタリア
フランス1−0アメリカ
デンマーク2−0スウェーデン
ギリシャ1−1ロシア
ベルギー2−1ルーマニア
メキシコ2−0セルビア
キプロス1−2スコットランド
パナマ2−0コスタリカ
ギニア1−4セネガル
ハンガリー5−0リヒテンシュタイン
グルジア2−0モルドバ
アルバニア0−1アゼルバイジャン
カメルーン3−1スーダン
ブルキナファソ1−1マリ
2010年W杯準優勝のオランダ、同3位のドイツはともにドロー!

最終予選進出
W杯アジア3次予選第4戦
グループC
タジキスタン代表0−4日本代表
ウズベキスタン1−0北朝鮮
日本は岡崎慎司の2ゴールなどで完勝し、2試合を残して最終予選進出が決定!2010年W杯出場の北朝鮮は敗退が決定!

本日の超サカFLASH
デュッセルドルフが、バイエルンFW宇佐美貴史の獲得を希望ほか


本文
=
INDEXに戻る

北京で調整
 サッカーの日本代表は本日12日、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選グループC・第5戦の北朝鮮戦(15日・平壌)に向け、北京の総合体育施設内の競技場で調整した。
 11日の第4戦でタジキスタンを4−0で下し、最終予選進出を決めた日本はタジキスタンのドゥシャンベから12日早朝、北京に到着。13日も北京で練習し、14日に平壌へ移動する。
 11日に試合を終えて移動したばかりとあって、試合に先発した11選手とFW前田(磐田)はランニングなど軽めの調整。残りのメンバーは5対5のミニゲームを中心に、精力的に体を動かした。
 練習に先立ち、選手やスタッフは北京の北朝鮮大使館でビザ取得の手続きを済ませた。

【長谷部「若手の経験大事」】
 サッカーW杯ブラジル大会アジア3次予選突破を決めた日本代表が、北朝鮮戦の直前合宿地・北京に到着。主将のMF長谷部(ボルフスブルク)は「(3次予選の)残り2試合をどう戦うかはザッケローニ監督が決めるが、若い選手には予選を経験することが大事」と話した。15日のアウェー戦は、これまで出場機会の少ない若手が実戦を積む場と指摘した。
 平壌の競技場は、既に敗退が決まっている相手の応援一色となりそう。長谷部は「自分も行くのは初めてだし、独特の雰囲気の中での試合。貴重な経験となる」と話した。
 ザッケローニ監督は日本サッカー協会を通じ、最終予選進出についてコメントを発表。「前倒しで決めたことは、さらに自信を深める」とし、「あくまで第一歩であり、本大会出場という目標は変わらない。残り2試合もしっかりと戦いたい」と気を引き締めていた。

日本代表23名
GK:
1.川島永嗣(
リールセ/ベルギー)
23.山本海人(
清水)
12.西川周作(
広島)
DF:
3.駒野友一(
磐田)
15.今野泰幸(
FC東京)
4.栗原勇蔵(
横浜M)
2.伊野波雅彦(
ハイデュク・スプリト/クロアチア)
5.槙野智章(
ケルン/ドイツ)
8.安田理大(フィテッセ/オランダ)
6.内田篤人(
シャルケ/ドイツ)
20.吉田麻也(
VVV/オランダ)
MF:
7.遠藤保仁(
G大阪)
14.中村憲剛(
川崎)
22.阿部勇樹(
レスター・シティー/イングランド)
17.長谷部誠(
ボルフスブルク/ドイツ)
13.細貝萌(
アウクスブルク/ドイツ)
FW:
18.前田遼一(
磐田)
19.李忠成(
広島)
9.岡崎慎司(
シュツットガルト/ドイツ)
16.ハーフナー・マイク(
甲府)
10.香川真司(
ドルトムント/ドイツ)
11.清武弘嗣(
C大阪)
21.原口元気(
浦和)


J1昇格に王手
J2第35節第1日結果

札幌2−0大分
(札幌厚別)
≪得点者≫
札幌:内村圭宏8

栃木0−1徳島
(栃木グ)
≪得点者≫
徳島:津田知宏26

愛媛2−2鳥栖
(ニンスタ)
≪得点者≫
愛媛:齋藤学22=PK、東浩史67
鳥栖:豊田陽平39、76

北九州2−0熊本
(本城)
≪得点者≫
北九州:林祐征76、90

千葉1−0鳥取
(フクアリ)
≪得点者≫
千葉:米倉恒貴56

FC東京2−0水戸
(味スタ)
≪得点者≫
FC東京:高橋秀人49、ロベルト・セザー79

京都1−0東京V
(西京極)
≪得点者≫
京都:中村太亮86

J2第35節最終日日程

13日(
)
13:00〜
岐阜vs草津
(長良川)
16:00〜
横浜FCvs湘南
(ニッパ球)
16:00〜
富山vs岡山
(富山)

NEW!
Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第35節第1日は本日12日、味の素スタジアムなどで7試合が行われ、首位FC東京は2−0で水戸を下し、勝ち点71とした。19日の鳥取戦で勝つか引き分ければ3位以内が確定し、昨季以来のJ1に復帰する。負けても他チームの結果次第で昇格となり、優勝が決まる可能性もある。
 2位の鳥栖は愛媛と2−2で引き分け、勝ち点65となった。3位徳島、4位札幌がそれぞれ勝利したため、両チームは鳥栖との勝ち点差を3に縮めた。
 前節4試合ぶりの勝利を手にしたFC東京はこの日、後半4分に高橋秀人のゴールで先制に成功。さらに34分には途中出場のロベルト・セザーが追加点を挙げ、2連勝を飾った。
 敵地で愛媛と対戦した鳥栖は、2度にわたってリードを許したものの、得点ランクトップの豊田陽平が2ゴールを挙げて追いすがり、なんとか勝ち点1を手にした。一方で、徳島は津田知宏が挙げた1点を守り切り、アウェーで8位栃木に1−0で勝利。札幌はホームで11位大分を2−0で下した。
 この結果、FC東京が勝ち点を71に伸ばして首位をキープ。2位鳥栖が勝ち点1獲得に留まり同65とした一方、3位徳島と4位札幌が同62としたため、昇格レースは3試合を残してさらに激しさを増すこととなった。
 5位の東京Vは9位京都に0−1で敗れ、今季のJ1昇格の可能性が消滅した。

【あと勝ち点1でJ1復帰】
 FC東京はJ1返り咲きが目前に迫った。残り3試合で勝ち点を1つでも積み上げれば昇格が決まり、たとえ3連敗しても他チームの結果次第でJ1復帰となる。大熊監督は「ロスタイムに入っている」と独特の言い回しで昇格へのラストスパートへ気合いを入れた。
 後半に右CKで先制点をアシストした石川は「目の前の試合を1つ1つ勝っていくことで昇格も優勝も決まる」と表情を引き締めた。


初優勝
なでしこリーグ第17節第1日結果

INAC神戸レオネッサ4−0エルフェン狭山
(ホームズ・5588人)
≪得点者≫
INAC:近賀ゆかり25、南山千明39、川澄奈穂美69、大野忍89

アルビレックス新潟レディース3−0ジェフ千葉レディース
(五十公野公園・1569人)
≪得点者≫
新潟:児玉桂子17、阪口夢穂21、菅澤優衣香56

浦和レッズ・レディース1−0伊賀FCくノ一
(埼玉・1824人)
≪得点者≫
浦和:安田有希5

なでしこリーグ第17節最終日日程

13日(
)
13:00〜
岡山湯郷Bellevs福岡J・アンクラス
(美作)

NEW!
なでしこリーグ
順位表&得点ランキング


 サッカー女子のプレナスなでしこリーグは本日12日、神戸市のホームズスタジアム神戸などで第17節の3試合が行われ、INAC神戸レオネッサがASエルフェン狭山を4−0で下して12勝3分けの勝ち点39とし、1試合を残して初優勝を果たした。2位で勝ち点35の日テレが最終戦で勝っても、勝ち点で上回ることができず、INAC神戸の初のリーグ制覇が決まった。
 INAC神戸は前半に近賀と南山の得点で2−0とし、後半に川澄らが追加点を挙げた。
 浦和は伊賀を、新潟は千葉をそれぞれ3−0で下した。
 初優勝したINAC神戸は、なでしこリーグ王者として30日に東京・国立霞ヶ丘競技場でアーセナル(イングランド)と慈善試合で対戦する。澤穂希は「チームで海外とやるのはあまりないので楽しみ。スピード、パワーのあるチームにINACがどれだけやれるか」と語った。

【視野の広さ光った澤】
 立ち上がりは動きが重かった澤だが、前半25分に左へのサイドチェンジで先制点の起点をつくった。「右サイドに寄っていたので有効かなと思った」と視野の広さが光った。
 INACではピッチでまんべんなく動く1ボランチをこなす。「思っていた以上に守備ができているんじゃないかな?」と自画自賛すると、星川監督が間髪入れずに「澤じゃないとできないよ」と日本代表主将を褒めちぎった。

【川澄と大野が揃って11点目】
 得点ランキングの首位で並んでいた川澄と大野が、揃って1ゴールを挙げた。川澄は後半24分に左サイドから上げたクロスが直接入るラッキーゴールで、今季11点目。主将を務めた26歳は「ワールドカップでは主力じゃなかったし、引っ張っていける選手になりたいと思っていた。こんなに良い勝ち方をできて…。幸せ」とはにかんだ。
 記者会見では大野を横目に「得点女王になりたい」と宣言。試合終了間際のPKを決めた大野は「2人で取れたら一番良い。と言いつつ、最後は自分がと思っている」と笑わせた。

【川澄「行くぞ」INAC】
 試合後はピッチ脇の特設ブースで祝勝会が行われた。壇上で文会長が「たった3人で始まり、グラウンドの端で練習していたチームが…」としみじみ語り出すと、川澄主将の「行くぞっ!」の掛け声で一斉にノンアルコールのシャンパンなどをかけ合った。澤や米津らベテラン勢も大はしゃぎで瓶を片手に駆け回った。

【INACが3選手獲得】
 なでしこリーグで初優勝したINAC神戸が、来季の戦力としてU-19(19歳以下)日本代表で主力のFW京川舞、MF仲田歩夢(ともに宮城・常盤木学園高)、田中陽子(JFAアカデミー福島)の獲得に動いていることが本日12日までに分かった。クラブ関係者によれば、3選手は入団に前向きな姿勢という。

【INACが中3の八尾をトップ昇格】
 プレナスなでしこリーグで最終節を残して優勝を決めたINAC神戸は本日12日、下部組織のINAC神戸U-18から中学3年で15歳の八尾智奈美をトップチームに昇格させる方針を固めた。八尾は豊富な運動量とスピードを誇り、上背もあるサイドバック。20日の福岡AN戦での起用が見込まれる。


3連勝
JFL後期第15節第1日結果

SAGAWA SHIGA FC2−0ソニー仙台
(佐川守山・919人)
≪得点者≫
SAGAWA:鳥養祐矢84、87

アルテ高崎2−1ジェフリザーブズ
(浜川・335人)
≪得点者≫
高崎:伊藤和基12、山藤健太50
ジェフ:佐藤宏90+3

JFL後期第15節最終日日程

13日(
)
13:00〜
Honda FCvs横河武蔵野
(都田)
13:00〜
佐川印刷vsFC琉球
(桃源郷)
13:00〜
松本山雅vsツエーゲン金沢
(松本球)
13:00〜
MIOびわこ草津vsV・ファーレン長崎
(東近江)
13:00〜
ホンダロックvs町田ゼルビア
(宮崎小林)
13:00〜
カマタマーレ讃岐vs栃木ウーヴァ
(丸亀)
13:00〜
長野パルセイロvsブラウブリッツ秋田
(南長野)

NEW!
JFL
順位表&得点ランキング


 日本フットボールリーグ(JFL)は本日12日、後期第15節の2試合が行われ、首位のSAGAWA SHIGA FCはホームでソニー仙台に2−0で勝利し、3連勝で勝ち点を58に伸ばした。もう1試合のアルテ高崎vsジェフリザーブズは2−1で高崎が逃げ切った。
 残り7試合は明日13日に行われる。


最終予選進出
W杯アジア3次予選第4戦結果

グループA:

ヨルダン2−0シンガポール
≪得点者≫
ヨルダン:イブラヒム15、ディーブ65

イラク1−0中国
≪得点者≫
イラク:ユニス・マハムド90

グループB:

UAE0−2韓国
≪得点者≫
韓国:イ・グノ87、パク・チュヨン90

クウェート0−1レバノン
≪得点者≫
レバノン:アリ57

グループD:

オマーン1−0オーストラリア
≪得点者≫
オマーン:アリ18

サウジアラビア3−0タイ
≪得点者≫
サウジ:ナイフ・ハザジ59、アル・フライディ80、ヌール89=PK

グループE:

バーレーン1−1イラン
≪得点者≫
バーレーン:アル・アジミ45
イラン:ジャバリ90

カタール4−0インドネシア
≪得点者≫
カタール:モハメド・ラザク30、ハルファン・イブラヒム34=PK、ハルファン・イブラヒム64、セバスチャン90

W杯アジア3次予選順位表
(第4戦終了時)

…W杯アジア最終予選進出

グループA:

1位 ヨルダン
勝ち点12 得9 失1
得失点差 +8
4勝


2位 イラク
勝ち点9 得4 失2
得失点差 +2
3勝1敗

3位 中国
勝ち点3 得3 失5
得失点差 -2
1勝3敗

4位 シンガポール
勝ち点0 得1 失9
得失点差 -8
4敗

グループB:

1位 韓国
勝ち点10 得11 失2
得失点差 +9
3勝1分

2位 レバノン
勝ち点7 得6 失9
得失点差 -3
2勝1分1敗

3位 クウェート
勝ち点5 得6 失6
得失点差 ±0
1勝2分1敗

4位 UAE
勝ち点0 得4 失10
得失点差 -6
4敗

グループC:

1位 日本
勝ち点10 得14 失1
得失点差 +13
3勝1分

2位 ウズベキスタン
勝ち点10 得4 失1
得失点差 +3
3勝1分


3位 北朝鮮
勝ち点3 得1 失3
得失点差 -2
1勝3敗

4位 タジキスタン
勝ち点0 得0 失14
得失点差 -14
4敗

グループD:

1位 オーストラリア
勝ち点9 得4 失3
得失点差 +1
3勝1敗

2位 サウジアラビア
勝ち点5 得4 失3
得失点差 +1
1勝2分1敗

3位 タイ
勝ち点4 得4 失5
得失点差 -1
1勝1分2敗

4位 オマーン
勝ち点4 得1 失6
得失点差 -5
1勝1分2敗

グループE:

1位 イラン
勝ち点8 得11 失2
得失点差 +9
2勝2分

2位 カタール
勝ち点8 得8 失3
得失点差 +5
2勝2分

3位 バーレーン
勝ち点5 得3 失7
得失点差 -4
1勝2分1敗

4位 インドネシア
勝ち点0 得2 失12
得失点差 -10
4敗

 サッカーのワールドカップ(W杯)アジア3次予選は11日、各地で行われ、グループAのヨルダンがシンガポールを2−0で破り、4連勝で勝ち点を12とし、最終予選進出を決めた。同グループのイラクは中国に1−0で勝ち、3勝1敗の同9で2位。
 グループBの韓国はアウェーでUAE(アラブ首長国連邦)を2−0で下し、3勝1分けの勝ち点10でトップ。グループDは首位オーストラリアがアウェーでオマーンに0―1で敗れた。
 グループEはイランがバーレーンと1−1で引き分け、4−0でインドネシアに快勝したカタールと並んで勝ち点8となった。


先勝
ユーロ2012(欧州選手権)プレーオフ第1戦結果

ボスニア・ヘルツェゴビナ0−0ポルトガル
≪出場メンバー≫
【ボスニア】
GK:
ベゴビッチ
DF:
スパヒッチ、ヤヒッチ
、ラヒミッチ、ザヒロビッチ
MF:
ピャニッチ、ミシモビッチ(86分イブリチッチ)、サリホビッチ
(68分イビシェビッチ)、ルリッチ、メジュニャニン(67分マレティッチ)
FW:
ジェコ
【ポルトガル】
GK:
ルイ・パトリシオ
DF:
ブルーノ・アルベス、ペペ、ファビオ・コエントラン、ジョアン・ペレイラ
MF:
ミゲル・ベローゾ、ジョアン・モウティーニョ、ラウール・メイレレス(81分ルベン・ミカエル)
FW:
ナニ、クリスティアーノ・ロナウド、ポスティガ
(65分ウーゴ・アルメイダ)

チェコ2−0モンテネグロ
≪得点者≫
チェコ:ピラルシュ63、シボク90

トルコ0−3クロアチア
≪得点者≫
クロアチア:オリッチ2、マンジュキッチ32、チョルルカ51

エストニア0−4アイルランド
≪得点者≫
アイルランド:アンドルース13、ウォルタース67、ロビー・キーン71、88=PK

 サッカーのユーロ2012(欧州選手権)に出場する最後の4チームを決める予選プレーオフは11日、各地で第1戦の4試合が行われ、2004年大会ベスト4のチェコがホームでモンテネグロに2−0で先勝した。
 前々回準優勝のポルトガルはアウェーでボスニア・ヘルツェゴビナと0−0で引き分けた。前回8強のクロアチアは前回4強のトルコに3−0、アイルランドはエストニアに4−0でともに敵地で大勝し、本大会出場に大きく前進した。
 プレーオフはホームアンドアウェー方式で、第2戦は15日に行われる。

【両者譲らず引き分け】
 2010年ワールドカップ(W杯)に続いてプレーオフで対戦するポルトガルとボスニア・ヘルツェゴビナは、両者譲らずに引き分けた。
 前半優勢だったポルトガルは、クリスティアーノ・ロナウドらが決定的なシュートをGKに阻まれた。ロナウドドは「次はホームで有利なのは確かだが、難しい試合になる」と警戒した。
 ボスニア・ヘルツェゴビナは地元の大声援を受け、無失点。2試合とも0−1で屈した2年前より、有利な状況でアウェーでの第2戦に向かう。スシッチ監督は「この結果でチャンスが広がった」と話した。
 一方、ポルトガル代表のベント監督は「プレー内容を考えれば点が取れていても良かったが、そうはならなかった。我々はUEFA(欧州サッカー連盟)が許可を出すべきではないような状況のピッチでも、ベストを尽くそうと努力した」とコメント。ボスニア代表のスシッチ監督も「これほど悪いピッチでは点を取るなど無理な話だ」と不満の表情だった。

【クロアチアが3ゴール完勝】
 クロアチアは敵地でトルコに3−0で完勝し、本大会出場に大きく前進した。前半2分にオリッチが先制し、計3得点。前回大会の準々決勝でPK戦の末に苦杯を舐めさせられた相手に雪辱した。当時も指揮を執っていたビリッチ監督は「選手達は試合を通じて1つもミスをしなかった」とご機嫌だった。
 それでも同監督は「素晴らしい結果だったが、まだハーフタイム。何も決していないのだから、集中を切らしてはいけない」とコメント。前回大会では勝利をほぼ手中にしながら最終的にトルコに敗れた経験があるだけに、気を引き締めていた。
 一方、3点のビハインドを負ったトルコは、トゥランやエムレら主力が次戦出場停止と非常に厳しい状況。ファンの大きなブーイングを浴びたヒディンク監督は「相手は、欧州最高峰のリーグで戦う選手を揃えた経験値の非常に高いチーム。最初の2分でほぼ決まってしまった」とコメントした。

【モンテネグロは先制機逃し黒星】
 モンテネグロは相手の攻勢に耐えて掴んだ数度の先制機を生かせなかった。痛い黒星にブルノビッチ監督は「自分達がやりたい戦いができなかった」と嘆いた。
 イタリアのミランなどで活躍した元スター選手で、モンテネグロのサッカー協会会長を務めるサビチェビッチ氏が「国民全体の悲願」と表現する初の本大会出場は厳しくなった。ホームでの第2戦に向け、FWのヨベティッチは「僕達には苦境をひっくり返す力があると信じている」と気持ちを奮い立たせた。


首位堅守
W杯南米予選第3戦結果

ウルグアイ4−0チリ
≪得点者≫
ウルグアイ:スアレス42、45、68、74

アルゼンチン1−1ボリビア
≪得点者≫
アルゼンチン:ラベッシ59
ボリビア:モレノ55

パラグアイ2−1エクアドル
≪得点者≫
パラグアイ:リベロス46、ベロン57
エクアドル:ロハス90+2

コロンビア1−1ベネズエラ
≪得点者≫
コロンビア:グアリン11
ベネズエラ:フェルチャー79

 サッカーのワールドカップ(W杯)南米予選は11日、各地で第3戦の4試合が行われ、コパ・アメリカ(南米選手権)優勝のウルグアイがスアレスの4得点で4−0でチリに圧勝し、2勝1分けの勝ち点7で首位を守った。アルゼンチンはボリビア、コロンビアはベネズエラと、いずれも1−1で引き分け。パラグアイはエクアドルに2−1で勝って初勝利を挙げた。
 勝ち点4で4チームが並び、得失点差でアルゼンチンが2位。以下コロンビア、パラグアイと続く。


開幕
W杯アフリカ1次予選第1戦結果

ギニアビサウ1−1トーゴ
セーシェル0−3ケニア
ジブチ0−4ナミビア
コモロ諸島0−1モザンビーク
赤道ギニア2−0マダガスカル
レソト1−0ブルンジ
エリトリア1−1ルワンダ
スワジランド1−3DRコンゴ
サントメ・エ・プリンシペ0−5コンゴ
チャド1−2タンザニア

 サッカーのワールドカップ(W杯)アフリカ1次予選は11日、各地で開幕し、ホームアンドアウェー方式の第1戦でナミビア、ケニアなどが先勝した。
 アフリカ予選は出場枠5を争い、1次予選の勝者12チームと、同大陸連盟内の世界ランキング上位28チームとの計40チームが10グループに分かれて2次予選を行う。各グループ1位が最終予選を戦い、5つの出場枠を争う。


出揃う
W杯北中米カリブ海2次予選第5戦結果

グループA:

スリナム1−3エルサルバドル
ドミニカ共和国4−0ケイマン諸島

グループB:

ガイアナ2−1トリニダードトバゴ
バーミューダ2−1バルバドス

グループC:

ニカラグア1−0ドミニカ

グループD:

セントクリストファー・ネイビス0−0カナダ
セントルシア0−4プエルトリコ

グループE:

グアテマラ3−0グレナダ
ベリーズ1−1セントビンセント・グレナディーン

グループF:

アンティグア・バーブーダ1−0ハイチ
米領バージン諸島0−3キュラソー

 2014年ワールドカップ(W杯)北中米カリブ海2次予選は11日、第5戦が行われ、グループAのエルサルバドル、グループBのガイアナ、グループDのカナダ、グループFのアンティグア・バーブーダの3次予選進出が決定した。
 これで北中米カリブ海2次予選は14、15日に行われる最終戦を前に、11日の第5戦で3次予選進出の全6チームが決定した。
 2次予選突破の6チーム(エルサルバドル、ガイアナ、パナマ、カナダ、グアテマラ、アンティグア・バーブーダ)は、3次予選から出場する6チーム(アメリカ、メキシコ、ホンジュラス、ジャマイカ、コスタリカ、キューバ)に加わって、3グループ(4チームずつ)に分かれてリーグ戦を行う。
 3次予選の組み合わせは、今年7月30日に行われた抽選会ですでに決まっている。


ドロー
国際親善試合結果

オランダ0−0スイス

ウクライナ3−3ドイツ
≪得点者≫
ウクライナ:ヤルモレンコ28、コノプリャンカ36、ナザレンコ45
ドイツ:クロース38、ロルフェス65、ミュラー77

ポーランド0−2イタリア
≪得点者≫
イタリア:バロテッリ30、パッツィーニ60

フランス1−0アメリカ
≪得点者≫
フランス:レミー72

デンマーク2−0スウェーデン
≪得点者≫
デンマーク:ベントナー35、クローン・デーリ80

ギリシャ1−1ロシア
≪得点者≫
ギリシャ:カツラニス60
ロシア:シロコフ2

ベルギー2−1ルーマニア
メキシコ2−0セルビア
キプロス1−2スコットランド
パナマ2−0コスタリカ
ギニア1−4セネガル
ハンガリー5−0リヒテンシュタイン
グルジア2−0モルドバ
アルバニア0−1アゼルバイジャン
カメルーン3−1スーダン
ブルキナファソ1−1マリ

 サッカーの国際親善試合は11日、パリ近郊のサンドニなどで15試合が行われ、フランスはアメリカに1−0で勝った。イタリアは来年のユーロ2012(欧州選手権)をウクライナと共催するポーランドを、2−0で下した。
 2010年W杯3位のドイツはアウェーでウクライナと3−3、2010年W杯準優勝のオランダは0−0でスイスと引き分けた。カメルーンは3−1でスーダンに勝った。

【フランスは主力と若手が融合】
 フランスはアメリカ相手に好調なサッカーを見せた。先発はリベリー、ベンゼマらの主力に若手を組み合わせた布陣。序盤はリズムに乗れなかったが、徐々に前線と中盤の連係が良くなり主導権を握った。後半にはレミーがロングボールから抜け出し、右足で豪快に叩き込んだ。
 ブラン監督は「ゴール前での判断に改善の余地はある」と苦言を呈したが「チームワークは非常に良かった」と来夏出場するユーロ2012(欧州選手権)の準備が順調に進んだことに、満足そうだった。


最終予選進出
W杯アジア3次予選第4戦結果

グループC:

タジキスタン代表0−4日本代表

会場:ドゥシャンベ・セントラル・スタジアム
観衆:15000人
主審:金東真=キム・ドンジン(韓国)
天気:晴れ
風:弱風
気温:18℃
湿度:51%
ピッチ表面:乾燥
ピッチ状態:不良

≪得点者≫
日本代表:今野泰幸36、岡崎慎司61、90+2、前田遼一82

≪出場メンバー≫
タジキスタン代表
GK:
1.トゥイチェフ
DF:
6.エルガシェフ
3.サバンクロフ
12.F・バシエフ
4.ラジャボフ
MF:
10.ジャリロフ
(57分18.ファトフロエフ)
9.ダフロノフ
7.ラビモフ
(69分8.サディコフ)
17.D・バシエフ
MF:
15.サイドフ
(67分13.ハムロクロフ)
20.マフムドフ
ベンチ:
GK:
16.ムロドフ
23.シソエフ
DF:
2.コジバエフ
14.サブロフ
19.ハビブロエフ
21.イスモイロフ
22.ナザロフ
MF:
5.チョリエフ
FW:
11.トヒロフ

フォーメーション
(4-2-2-2)

  20  15
17      10
   7  9
4  12  3  6
    1

日本代表
1.川島永嗣(リールセ)
DF:
6.内田篤人(シャルケ)
(89分2.伊野波雅彦(ハイデュク・スプリト))
20.吉田麻也(VVV)
15.今野泰幸(FC東京)
3.駒野友一(磐田)
MF:
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)(cap)
7.遠藤保仁(G大阪)
10.香川真司(ドルトムント)
14.中村憲剛(川崎)
(87分11.清武弘嗣(C大阪))
FW:
16.ハーフナー・マイク(甲府)
(56分18.前田遼一(磐田))
ベンチ:
GK:
23.山本海人(
清水)
12.西川周作(
広島)
DF:
4.栗原勇蔵(
横浜M)
5.槙野智章(
ケルン)
8.安田理大(フィテッセ)
MF:
22.阿部勇樹(
レスター・シティー)
13.細貝萌(
アウクスブルク)
FW:
19.李忠成(
広島)
21.原口元気(
浦和)

フォーメーション
(4-2-3-1)

   16
10  14   9
   7  17
3  15  20  6
    1

≪各種データ≫
タジキスタン日本
ボール支配率:
39%:61%
シュート数:
13:23
直接FK数:
10:11
間接FK数:
3:2
CK数:
1:6
GK数:
16:9
PK数:
0:0
オフサイド:
3:2

ウズベキスタン1−0北朝鮮
≪得点者≫
ウズベキスタン:カパーゼ49

W杯アジア3次予選順位表
(第4戦終了時)

…W杯アジア最終予選進出

グループA:

1位 ヨルダン
勝ち点12 得9 失1
得失点差 +8
4勝


2位 イラク
勝ち点9 得4 失2
得失点差 +2
3勝1敗

3位 中国
勝ち点3 得3 失5
得失点差 -2
1勝3敗

4位 シンガポール
勝ち点0 得1 失9
得失点差 -8
4敗

グループB:

1位 韓国
勝ち点10 得11 失2
得失点差 +9
3勝1分

2位 レバノン
勝ち点7 得6 失9
得失点差 -3
2勝1分1敗

3位 クウェート
勝ち点5 得6 失6
得失点差 ±0
1勝2分1敗

4位 UAE
勝ち点0 得4 失10
得失点差 -6
4敗

グループC:

1位 日本
勝ち点10 得14 失1
得失点差 +13
3勝1分

2位 ウズベキスタン
勝ち点10 得4 失1
得失点差 +3
3勝1分


3位 北朝鮮
勝ち点3 得1 失3
得失点差 -2
1勝3敗

4位 タジキスタン
勝ち点0 得0 失14
得失点差 -14
4敗

グループD:

1位 オーストラリア
勝ち点9 得4 失3
得失点差 +1
3勝1敗

2位 サウジアラビア
勝ち点5 得4 失3
得失点差 +1
1勝2分1敗

3位 タイ
勝ち点4 得4 失5
得失点差 -1
1勝1分2敗

4位 オマーン
勝ち点4 得1 失6
得失点差 -5
1勝1分2敗

グループE:

1位 イラン
勝ち点8 得11 失2
得失点差 +9
2勝2分

2位 カタール
勝ち点8 得8 失3
得失点差 +5
2勝2分

3位 バーレーン
勝ち点5 得3 失7
得失点差 -4
1勝2分1敗

4位 インドネシア
勝ち点0 得2 失12
得失点差 -10
4敗

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選第4戦は11日、各地で行われ、グループCの日本代表はドゥシャンベでタジキスタン代表を4−0で下して3勝1分けの勝ち点10で同グループ首位を守り、来年6月に始まる最終予選進出を決めた。
 グループCのもう1試合でウズベキスタンがタシケントで北朝鮮に1−0で勝ち、残り2試合を待たずに日本とウズベキスタンが最終予選に進む同グループ2位以内になった。前回の2010年W杯南アフリカ大会に出場した北朝鮮は敗退が決まった。
 日本は芝の荒れたピッチに苦しみながらも前半36分に今野(FC東京)の代表初得点で先制。後半には岡崎(シュツットガルト)の2ゴールと前田(磐田)の得点で突き放した。
 ザッケローニ監督が指揮した試合は通算10勝6分け(PK戦勝ち1を含む)で無敗を守った。
 日本は15日の第5戦で、北朝鮮と平壌で対戦し、年内の予選を終える。

日本代表23名
GK:
1.川島永嗣(
リールセ/ベルギー)
23.山本海人(
清水)
12.西川周作(
広島)
DF:
3.駒野友一(
磐田)
15.今野泰幸(
FC東京)
4.栗原勇蔵(
横浜M)
2.伊野波雅彦(
ハイデュク・スプリト/クロアチア)
5.槙野智章(
ケルン/ドイツ)
8.安田理大(フィテッセ/オランダ)
6.内田篤人(
シャルケ/ドイツ)
20.吉田麻也(
VVV/オランダ)
MF:
7.遠藤保仁(
G大阪)
14.中村憲剛(
川崎)
22.阿部勇樹(
レスター・シティー/イングランド)
17.長谷部誠(
ボルフスブルク/ドイツ)
13.細貝萌(
アウクスブルク/ドイツ)
FW:
18.前田遼一(
磐田)
19.李忠成(
広島)
9.岡崎慎司(
シュツットガルト/ドイツ)
16.ハーフナー・マイク(
甲府)
10.香川真司(
ドルトムント/ドイツ)
11.清武弘嗣(
C大阪)
21.原口元気(
浦和)

【敵地で「順応力」】
 2日前の雪雲から一転して晴れ渡ったドゥシャンベの空がこの日の日本を象徴していた。10月のホーム決戦で大勝(8−0)したタジキスタンに序盤は手を焼いたが、終わってみれば4−0で粉砕。試合後、相手チーム関係者からサイン攻めに遭ったザッケローニ監督も満足げな表情だった。
 ホームの大声援に後押しされた相手は、1ヶ月前と表情をガラリと変えてきた。開始直後から日本に圧力をかけ、ボールを奪えば前回より1枚増やした2トップを生かしてのカウンター攻撃。「モチベーションが全然違っていた」と岡崎。それでも日本がたじろぐことはなかった。
 「しっかり締めよう」と活を入れた川島を中心に守備陣が奮闘。流れを引き戻すうち、状態の悪いピッチにも慣れ、攻撃のミスは減っていった。「ああいう状況なので、いつバウンドするか分からない。そこはしっかり集中した」と香川。持ち味のスピードを多少犠牲にしても、丁寧にボールをつないで相手ゴールに愚直に迫り、前半36分に積極的なオーバーラップをみせた今野が先制弾。後半の岡崎の加点ですっかり落ち着きを取り戻すと、終盤には地力を見せつけて2点を追加した。
 「ウズベキスタンのように個が強い相手だったらどうだったか」。岡崎は反省を口にしたが、1対1での明白な力量差を考慮し、劣悪ピッチでのリスクをギリギリまで避ける戦いを敵地で全うする大人びた戦いぶり。監督の求めた「順応力」を見せつけ、アジア王者の風格を漂わせた。

【岡崎が2ゴールの活躍】
 ホームでのタジキスタン戦に続き、2試合連続で2ゴールを記録した岡崎は自身の2得点を振り返り「決めるだけだった。(アシストの)シンジ(香川)とキヨ(清武)のボールが良かった。何度もチャンスがあったので、決められて良かった」とはにかんだ。
 「今回のようなピッチでも自分達のサッカーを貫き通すこともテーマだった」と明かした岡崎は「中盤以降はマンネリ化してしまったが、パスを繋いでゴールに迫れたのは良かった」と一定の満足感。
 アウェーでの試合に関して「相手の気迫、姿勢が違うのでシュートをどんどん打たれた。どんな相手でも厳しい試合になると感じた」としたうえで、平壌での北朝鮮戦(15日)に向けては「チームも完成していないので、もっといいチームになるように頑張りたい」と意気込んだ。

【長谷部は圧勝にも表情は晴れず】
 結果的に圧勝だったが、主将の長谷部の表情は晴れなかった。0−0で迎えた前半32分にポスト直撃の強烈なシュートを浴びる場面もあり、格下のタジキスタンに冷や汗をかいた。
 先制点の起点になるなど、攻守に存在感を発揮した背番号17は「立ち上がりに危ないシーンがあった。集中していかないと、最終予選に行った時に難しくなる」とチームとしての成熟の必要性を口にした。

【期待のハーフナーは精彩欠く】
 2試合連続で先発出場した194センチの大型FWハーフナーは精彩を欠き、後半途中に退いた。空中戦で競り負け、足元のプレーも不安定で「やりにくい部分はあった」とうなだれた。
 復帰の前田がゴールを決め、1トップの定位置争いで一歩後退した。次の試合を見据え「もうちょっとゴールに絡めるように頑張りたい」と話した。

【前田、気迫のプレーでゴール】
 6月のキリンカップ以来の代表復帰を果たした前田が後半途中から出場し、右足シュートを決めた。「(中村)憲剛さんがうまくスペースをつくってくれた」と、横へのドリブルで相手DFからうまく離れ、狙い澄まして蹴り込んだ。
 キリン杯はペルー戦で先発したが、その後に右かかとを痛めてチェコ戦は欠場した。その後も左太もも肉離れで離脱し、代表の定位置を失った。「自分には強さも高さもない。とにかく相手より動いてやろうと思った」と気迫十分のプレーでアピールした。

【拉致担当相「観光はやめて」】
 山岡賢次拉致問題担当相は11日の記者会見で、北朝鮮の平壌で15日に行われるサッカーのワールドカップ(W杯)アジア3次予選の北朝鮮戦に関連し、日本サッカー協会の公式観戦ツアーに組み込まれている観光日程の中止を求めた。
 「本来渡航自粛となっており、観光は趣旨にそぐわない」と述べた。
 閣議後の閣僚懇談会では拉致被害者家族会がツアー客の観光日程に抗議していると説明。藤村修官房長官は「十分検討する」と述べた。
 政府は北朝鮮への経済制裁の一環として渡航自粛を求めてきたが、今回は公式観戦ツアーのサポーターに限り渡航を認めている。

≪超サカ採点表≫
タジキスタン代表
GK:
1.トゥイチェフ 5.0
ハイボールに対する反応が悪かった
DF:
6.エルガシェフ 4.5
臨機応変なポジショニングを見せる場面も
3.サバンクロフ 4.5
鋭い出足を見せるが裏を取られすぎた
12.F・バシエフ 5.0
ハーフナー・マイク相手に粘り強い対応
4.ラジャボフ 5.0
突破を許す場面はほとんどなかった
MF:
10 ジャリロフ 5.0
献身的な上下動でチームに貢献
(57分18.ファトフロエフ 5.0)
あまりボールに絡めず
9.ダブロノフ 5.0
前への反応は良かったがバイタルエリアをカバーできず
7.ラビモフ 4.5
ダブロノフとの距離が開きすぎていた
(69分8.サディコフ 5.0)
何もできなかった
17.D・バシエフ 5.5
日本にとって最も危険な存在だった
FW:
15.サイドフ 5.0
目立った活躍を見せられず
(67分13.カムラクロフ 5.0)
アグレッシブな動きは見せた
20.マフムドフ 5.5
献身的な動きを見せていた
監督:
ラディコフ 4.5
守備があまりにもルーズ過ぎた
日本代表
GK:
1.川島永嗣 5.5
ほとんどプレー機会はなかった
DF:
6.内田篤人 5.5
後半はバランスを考慮であまり攻め上がらず
(89分2.伊野波雅彦 --)
20.吉田麻也 6.0
粘り強い対応で無失点に貢献
15.今野泰幸 7.0
FW2枚が残る中で集中力を切らさず貴重な先制点をGET
3.駒野友一 6.5
効果的な攻め上がりを見せる
MF:
9.岡崎慎司 6.0
裏を狙う動きはさすが
17.長谷部誠 6.5
最終ラインの裏を狙うパスで好機を演出
7.遠藤保仁 6.0
的確な繋ぎで安定感を与える
10.香川真司 6.5
特に後半はスペースを突くプレーで起点となり岡崎のゴールをアシスト
14.中村憲剛 6.5
繋ぎ役としての役目を果す
(87分11.清武弘嗣 --)
FW:
16.ハーフナー・マイク 5.5
ポストプレーで好機に絡む場面もあったが持ち味を生かし切れず
(56分18.前田遼一 6.0)
上手く攻撃に絡めていなかったが結果は残した
監督:
ザッケローニ 6.0
目を引く采配はなかったがしっかりと勝ち点3を積み重ねる


超サカFLASH

獲得希望
 サッカーのドイツブンデスリーガ2部で現在首位のデュッセルドルフが、1部の強豪バイエルンのFW宇佐美貴史の獲得を希望していることが11日、明らかになった。デュッセルドルフの地元紙が報じた。既に何度も宇佐美の試合を視察し、今冬の移籍期間では獲得希望選手リストの最上位に置いて半年から1年半の期限付き移籍契約を考えているという。日本代表選出経験を持つ宇佐美には、アウクスブルクなども獲得に乗り出しているという。デュッセルドルフはここ数年、期限付きで獲得した若手の育成で評価が高く、近隣クラブに日本人選手がいることも利点としている。

全治6週間
 J1川崎は本日、MF稲本潤一が右膝負傷で全治約6週間と診断されたと発表した。4日からチームを離れ、「膝蓋腱(しつがいけん)炎」の治療とリハビリを行っている。元日本代表の稲本は今季、リーグ戦12試合出場と出番が減っている。

全治4週間
 J1山形は11日、DF石川竜也が7日に左膝のたな障害で全治4週間と診断され、11日に手術したと発表した。

新加入
 J2湘南は11日、神奈川大のDF三原向平(21)と大阪学院大のFW大槻周平(22)の来季新加入が内定したと発表した。

新加入
 J2京都は本日、慶大のDF黄大城=ファン・テソン(21)の来季加入が内定したと発表した。2009年にU-20(20歳以下)韓国代表候補になった。


[提携サイト]
日本代表ニュース

日本の超サッカー情報

NEW!
821名に及ぶ夏の移籍市
場完全反映版が完成♪

PS3版ウイニングイレブン2011
完全修正データ限定販売