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PS4版ウイイレ2018完全修正データ

本日の超最新情報
2017年11月14日(火)

INDEX(目次)

最終調整
国際親善試合日程

14日(火)
日本時間28:45
ベルギー代表vs日本代表
(ヤン・ブレイデル・スタディオン)

日本代表が本日14日(火)のベルギー代表戦に向けて最終調整し、状態が万全でない主将の長谷部誠は別メニュー調整!過去の対戦成績は日本の2勝2分けで、日本が2連勝中!

発表
女子ヨルダン代表との国際親善試合(24日・アンマン)に臨む女子日本代表「なでしこジャパン」メンバー23名発表、DF熊谷紗希、FW田中美南ら20名は10月の女子スイス代表戦と同じメンバーで、GK山根恵里奈が6月の欧州遠征以来の復帰!

敗退
W杯欧州予選プレーオフ第2戦結果

イタリア0―0(2戦合計0―1)スウェーデン

過去4度優勝のイタリアがスウェーデンと0―0で引き分けて2戦合計0―1で敗れ、1958年W杯スウェーデン大会以来60年ぶり2度目の予選敗退で、15大会連続のW杯出場を逃す!スウェーデンは3大会ぶり12度目のW杯出場が決定!

代表引退
イタリア代表がW杯欧州予選プレーオフで敗退し、主将のユヴェントスGKブッフォン(39)、ユヴェントスDFバルザーリ(36)、ユヴェントスDFキエッリーニ(33)、ローマMFデ・ロッシ(34)が代表引退を表明!

勝利
国際親善試合結果

ポーランド0―1メキシコ
ベネズエラ0―1イラン
ブルガリア1―0サウジアラビア
トルコ2―3アルバニア
コソボ4―3ラトビア
イラク1―1シリア
アルメニア3―2キプロス
ジョージア2―2ベラルーシ

メキシコはラウール・ヒメネスの決勝弾でレヴァンドフスキが欠場したポーランドに勝利!

本日の超サカFLASH
JリーグはJ1昇格プレーオフ進出を懸けた19日のJ2最終戦で直接対決となる東京V―徳島戦(味スタ・午後4時キックオフ)をNHK BS1で生中継すると発表ほか


本文

最終調整
国際親善試合日程

14日(火)
日本時間28:45
ベルギー代表vs日本代表
(ヤン・ブレイデル・スタディオン)
≪予想スタメン≫
ベルギー代表
GK:
12.シモン・ミニョレ(リヴァプール)
DF:
5.ヤン・フェルトンゲン(トッテナム)
24.クリスティアン・カバセレ(ワトフォード)
4.リーンデル・デンドンカー(アンデルレヒト)
MF:
15.トマス・ムニエ(パリ・サンジェルマン)
6.アクセル・ヴィツェル(天津権健)
19.ムサ・デンベレ(トッテナム)
25.アドナン・ヤヌザイ(レアル・ソシエダ)
FW:
7.ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)
9.ロメル・ルカク(マンチェスター・ユナイテッド)
14.ドリース・メルテンス(ナポリ)
日本代表
GK:
1.川島永嗣(メス)
DF:
19.酒井宏樹(マルセイユ)
22.吉田麻也(サウサンプトン)
20.槙野智章(浦和)
5.長友佑都(インテル)
MF:
16.山口蛍(C大阪)
25.長澤和輝(浦和)
2.井手口陽介(G大阪)
FW:
18.浅野拓磨(シュトゥットガルト)
15.大迫勇也(ケルン)
8.原口元気(ヘルタ・ベルリン)

NEW!
超最新TVスケジュール

 サッカーの日本代表は14日午後8時45分(日本時間15日午前4時45分)からベルギー代表と国際親善試合を行う。チームは13日、会場となるベルギーのブリュージュのヤン・ブレイデル・スタディオンで最終調整し、非公開で戦術練習に励んだ。状態が万全でない長谷部(アイントラハト・フランクフルト)は別メニューで体を動かした。
 ハリルホジッチ監督は試合会場で記者会見し、「世界トップクラスのチームとの対戦。どの方向に向かって強化すればいいか分かる試合になる」と、ワールドカップ(W杯)に向けた重要なテストと位置付けた。
 10日のブラジル戦は前半で3失点し、1―3の完敗。世界屈指の攻撃陣を擁するベルギーに対し、守備の修正が課題となる。指揮官は「(先発を)2、3人入れ替える」と言及。大半を非公開にした公式練習では、戦術の最終確認が行われた。
 ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督は「日本はブラジルを高い位置から止めに行った。勝利を目指す姿勢は素晴らしい」と評した。
 「先日はメキシコと試合をした。日本はアグレッシブで勇敢なチーム。ヨーロッパとはまた異なる地域のチームと試合ができるのは我々にとっても良いこと」とロシアW杯に向けた重要なテストの機会と捉えている様子。
 ベルギーは10日にはメキシコ代表と親善試合を行い、3―3で引き分けた。現地メディアからは「失点が多いのでは」とのストレートな質問も飛んだが、指揮官は「11月はW杯に向けた準備の期間。我々は何も変えるつもりはない」と反論した。日本戦も3バックのシステムで臨むとみられる。
 国際連盟(FIFA)ランキングは日本44位、ベルギー5位で、過去の対戦成績は日本の2勝2分け。2013年11月には日本が敵地で3―2で競り勝った。ベルギーは昨年前半までFIFAランク1位に立ち、攻撃陣に有力選手を擁している。
 日本は12月に東アジアE−1選手権(東京)に出場するが、海外組を交えての試合はベルギー戦が年内最後になる。

【日本代表、求められる一体感】
 世界トップとの距離を測る機会として臨んだブラジル戦は、早々の失点も響き、日本は自分達のサッカーを試すこともできなかった。ベルギー戦はいわば「追試」。同じ過ちは許されない。
 ブラジルと個々の力量差があったのは当然だが、日本は組織として未熟だった。前から行くのか、引いて守るのか。前から行きたいのに後が続かず、いくタイミングでない時に前が深追いする。そのちぐはぐさが、局面一つ突破されただけで大混乱を招き、おじけづいたプレーになった。
 短期間だが選手の考えは整理されつつある。「僕らの状態と相手の状態を見て、皆の意思疎通が瞬時に共有できていないと」と長友。それを感じ取る個々の意識はもちろん、全体をまとめる長友や長谷部、吉田といった経験者の役目は大きい。
 ベルギーは近年、最も躍進したチームの一つで、攻撃陣はE・アザール、R・ルカク、デブルイネら強者揃い。先に失点して試合を壊さないためにも、一瞬の隙も与えられない。良い守備からボールを奪えれば、3バックの両サイドのスペースは速攻の狙い目。浅野、原口が果敢に突けるか。スピードと精度を高め、ゴールを仕留めたい。
 完敗のブラジル戦から中3日の日程はW杯本番を想定できる。吉田は「もっとがむしゃらに死に物狂いでやらないと」。全く違った姿を見せたい。

【大迫、エースの心意気「迫力出す」】
 ベルギー戦の前日練習を終えた大迫(ケルン)は、手応えがあるように話した。「今日すごくみっちりと練習したので、楽しみですよ、明日」
 完敗したブラジル戦は、前からのプレスがはまらず、大迫は前線で孤立。ピッチでの練習以外でも、監督や選手同士で意見交換し、修正を施してきた。前からいく場合は、大迫の動きが合図となる。「皆で話し合って改善できるチャンス」と前向きだ。
 ブラジル戦ではノーチャンスだったように、チームとして狙い通りにボールを奪えなければ、自らのポストプレーも生きないと分かっている。「僕のところで勝つことができればチャンスも増えるし、僕もゴールに向かえる」。ベルギーは3バック。「サイドのスペースが空くと思う。僕らにとっては攻めやすい」と速攻のイメージを膨らませる。
 4年前の欧州遠征でのベルギー戦も経験。当時はまだ若手の一人だったが、その後、ドイツに渡り、屈強な相手に負けない力強さを身に付けた。厳しい戦いが待つが、「ゴールに向かっていく迫力。そこを出したい」。エースとして日本を引っ張る。

【意気込む守護神・川島】
 ベルギーで5シーズンプレーしたGK川島は「自分にとってゆかりのある国。この対戦が決まった時から楽しみにしてきた」と意気込んだ。
 ベルギー戦では、W杯本大会の公式試合球が使用される。特にGKは慣れるまで神経を使うが、練習での感触を「今までとそこまで大きな変化はない。キーパーには易しい方じゃないかな」。
 ブラジル戦は、ネイマールのPKを1本止めたが、もう1本は決められるなど3失点。「あしたはもっとアグレッシブにいきたい」と鼓舞していた。

【ベルギーに不協和音】
 日本を迎え撃つベルギーに不協和音が生じた。10日のメキシコ戦に3―3で引き分け、デ・ブルイネが「今のシステムは守備的過ぎる。5バックでは前からプレスを掛けられない」と不満を漏らした。
 この発言について、ハリルホジッチ監督は「ベルギーの内部事情は知らないが、個人の能力が高いのに、長年何もタイトルを取れていない」とチクリ。
 ベルギーのマルティネス監督は「デ・ブルイネの発言を受けて、何かを変えることはない」とキッパリ。日本戦ではミニョレ、カバセレらこれまでの控え組を起用する意向を明かした。

【香川が異例の行動】
 サッカー日本代表の欧州遠征メンバーから外れたMF香川真司(ドルトムント)が、異例とも言える行動を取った。10日のブラジル戦を現地で観戦。28歳のワールドカップ(W杯)に懸ける思いが伝わった。
 フランス・リールの試合会場のスタンドに、香川の姿があった。試合後は控室を訪問し、仲が良く、日本の唯一のゴールを決めた槙野(浦和)を祝福したという。「難しい立場の中でも、試合に見に来ることにプロ意識を感じた」と槙野。
 ブラジル戦と14日のベルギー戦(ブルージュ)は、世界の強豪に対し、実力試しの場。それだけに落選直後には「正直、このタイミングかなというのは感じる。(監督に)理由をぜひ聞いてみたいのもある」と思いを打ち明けていた。
 ブラジル戦のトップ下は、ボール奪取や運動量で香川とは持ち味が対照的な井手口(G大阪)が起用された。日本は攻守とも不発だったが、香川の目にどう映ったか。
 ベルギー戦後、W杯本番前の招集機会は来年3月しかない。「代表に呼ばれることは誇りだし、目標が消えることはない。次の1回に照準を合わせてやり続けていくだけ」。「背番号10」は巻き返しを期し、これから寒さの深まる欧州で戦いに挑んでいく。

日本代表メンバー25名
GK:
1.川島永嗣(34=メス/フランス)
23.東口順昭(31=G大阪)
12.西川周作(31=浦和)
DF:
5.長友佑都(31=インテル/イタリア)
20.槙野智章(30=浦和)
22.吉田麻也(29=サウサンプトン/イングランド)
19.酒井宏樹(27=マルセイユ/フランス)
21.酒井高徳(26=ハンブルガーSV/ドイツ)
4.車屋紳太郎(25=川崎)
3.昌子源(24=鹿島)
24.三浦弦太(22=G大阪)
MF:
17.長谷部誠(33=アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)
7.倉田秋(28=G大阪)
16.山口蛍(27=C大阪)
14.森岡亮太(26=ベヴェレン/ベルギー)
25.長澤和輝(25=浦和)
6.遠藤航(24=浦和)
2.井手口陽介(21=G大阪)
FW:
13.興梠慎三(31=浦和)
10.乾貴士(29=エイバル/スペイン)
15.大迫勇也(27=ケルン/ドイツ)
8.原口元気(26=ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
9.杉本健勇(24=C大阪)
11.久保裕也(23=ゲント/ベルギー)
18.浅野拓磨(22=シュトゥットガルト/ドイツ)

ベルギー代表メンバー23名
GK:
1.ティボー・クルトワ(チェルシー/イングランド)
12.シモン・ミニョレ(リヴァプール/イングランド)
13.コーエン・カスティールス(ヴォルフスブルク/ドイツ)
DF:
4.リーンデル・デンドンカー(アンデルレヒト)
23.ローラン・シマン(モントリオール・インパクト/カナダ)
5.ヤン・フェルトンゲン(トッテナム/イングランド)
3.トーマス・フェルメーレン(バルセロナ/スペイン)
15.トマス・ムニエ(パリ・サンジェルマン/フランス)
2.ジョルダン・ルカク(ラツィオ/イタリア)
24.クリスティアン・カバセレ(ワトフォード/イングランド)
MF:
6.アクセル・ヴィツェル(天津権健/中国)
8.ユーリ・ティーレマンス(モナコ/フランス)
16.スティーブン・デフール(バーンリー/イングランド)
22.ナセル・シャドリ(ウェスト・ブロムウィッチ/イングランド)
7.ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/イングランド)
25.アドナン・ヤヌザイ(レアル・ソシエダ/スペイン)
19.ムサ・デンベレ(トッテナム/イングランド)
FW:
9.ロメル・ルカク(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
11.ケビン・ミララス(エヴァートン/イングランド)
14.ドリース・メルテンス(ナポリ/イタリア)
17.ディヴォク・オリジ(ヴォルフスブルク/ドイツ)
21.ローレン・ドゥポワトル(ハダースフィールド/イングランド)
18.トルガン・アザール(ボルシア・メンヘングラッドバッハ/ドイツ)

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発表
 日本サッカー協会は13日、女子ヨルダン代表との国際親善試合(24日・アンマン)に臨む女子日本代表(なでしこジャパン)のメンバー23名を発表し、GK山根恵里奈(ベティス)が6月の欧州遠征以来の復帰となった。田中美南(日テレ)、熊谷紗希(リヨン)ら20名は、10月の女子スイス代表戦と同じメンバー。
 ヨルダンは、2019年ワールドカップ予選を兼ねた来年4月のアジアカップ開催国。高倉麻子監督は日本協会を通じ、「視察の意味合いも込めて遠征する。ホスト国として周到な準備を考えているであろう相手と戦うことで、貴重な強化の場になる」とコメントした。
 招集メンバーは以下の通り。

女子日本代表メンバー23名
GK:
山根恵里奈(ベティス/スペイン)
池田咲紀子(浦和)
松本真未子(浦和)
DF:
鮫島彩(INAC神戸)
宇津木瑠美(シアトル・レイン/アメリカ)
熊谷紗希(リヨン/フランス)
高木ひかり(ノジマステラ神奈川相模原)
大矢歩(愛媛)
三宅史織(INAC神戸)
万屋美穂(マイナビ仙台)
北川ひかる(浦和)
MF:
阪口夢穂(日テレ)
中島依美(INAC神戸)
猶本光(浦和)
中里優(日テレ)
隅田凜(日テレ)
長谷川唯(日テレ)
FW:
櫨まどか(伊賀)
岩渕真奈(INAC神戸)
横山久美(フランクフルト/ドイツ)
田中美南(日テレ)
籾木結花(日テレ)
上野真実(愛媛)

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敗退
W杯欧州予選プレーオフ第2戦結果

イタリア0―0(2戦合計0―1)スウェーデン

ハイライト動画
(You Tube)


 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会欧州予選は13日、イタリアのミラノでプレーオフ第2戦が行われ、過去4度優勝のイタリアがスウェーデンと0―0で引き分けて2戦合計0―1で敗れ、1958年スウェーデン大会以来、60年ぶりの予選敗退を喫した。スウェーデンは3大会ぶり12度目の出場。
 敵地の第1戦で敗れたイタリアは、序盤から激しく攻め続けたが、守りを固めた相手を崩せず、15大会連続のW杯出場を逃した。

【スウェーデン、一丸の守り】
 スウェーデンは一丸の守備でイタリアの猛攻をしのぎ切った。相手に7割以上もボールを支配されながら、GKオルセンを中心に高い集中力を発揮。ホームで挙げた1点のリードを守り切った。
 昨年の欧州選手権を最後に、絶対的な存在だったFWイブラヒモヴィッチが代表から離れ、監督も交代。難しい状況の中、3大会ぶりの本大会出場を決めた。アンデション監督は「感激している。我々はチームとしての強さを示した」と喜びを語った。

【イタリア猛攻実らず、歴史的屈辱に涙】
 イタリアが60年ぶりの歴史的な屈辱を喫した。あまりのショックに、イレブンは呆然とした表情を浮かべ、23歳のベロッティは号泣。4度優勝のW杯常連国が、ロシアの地を踏まずに姿を消すことになった。
 第1戦は敵地で0―1で敗れた。ホームの第2戦ではまずは先制し、勝負を振り出しに戻そうと臨んだ一戦。伝統の堅守を捨て、序盤からスウェーデンを激しく攻め立てた。しかし、冷静さを欠いて空回り。縦への単調な攻撃は何度も相手に跳ね返され、遠目から放つシュートのほとんどは枠を外れた。
 終盤は足が止まりそうになりながらも気力で攻め続け、最後は39歳のGKブッフォンも前線に上がって攻撃参加。しかし、最後までスウェーデンの壁を崩すことはできず、0―0の引き分けで、予選敗退を喫した。
 長くイタリアの顔として活躍してきたブッフォンは、代表からの引退を表明。「イタリアのサッカーに申し訳ない。こんなふうに終わってしまい後悔している」と謝罪し、人目をはばからず涙を流した。

【アズーリ、60年ぶり不覚】
 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会欧州予選で13日、イタリアがミラノで行われたスウェーデンとのプレーオフ第2戦に0―0で引き分け、2戦合計0―1で敗れる波乱があった。4度の優勝を誇る強豪にとって、予選敗退は1958年スウェーデン大会以来60年ぶりの屈辱。14大会連続出場の常連でも一歩間違えば、滑り落ちる怖さをのぞかせた。
 敵地での第1戦は、相手のシュートがDFに当たって軌道が変わる不運もあって0―1で敗れた。逆転を目指したこの日はホームの大歓声に後押しされ、何度も相手ゴールに迫った。しかし、前半40分に裏へ抜けたインモービレのシュートがGKにうまく止められ、再三の好機を物にできなかった。
 激しい攻防の中、相手ペナルティーエリア内で倒され、PKかと思われる場面もあったが、主審は笛を吹かなかった。イタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルト(電子版)は「好機を逃し、少しの不運も。審判はPKを与えなかった」と無念さをにじませた。
 この2年間、チームを率いてきたヴェントゥーラ監督は「この状況を絶対に乗り越えられると信じていたので、この結果は非情に厳しい」と悔やんだ。
 39歳のGKブッフォン、30代のDFバルザーリ、MFデロッシも代表から退く意向。勝負の世界の常とはいえ、長く盛り上げてきた「アズーリ」(イタリア語の青、代表の愛称)がいないW杯は寂しくなった。

【イタリア地元紙は葬式ムード「恥ずかしい終末だ」】
 イタリアの60年ぶりのW杯予選敗退から一夜明けた14日、地元紙は葬式ムードだった。
 ガゼッタ・デッロ・スポルトは「FINE(終局)」とGKブッフォンの写真をバックに1面に見出しを掲げた。社説には提言として「外国人選手の出場率が56%と多い状態の是正や、各クラブがもっと下部組織に資金を投資すること」などを挙げた。
 またヴェントゥーラ監督の後任についても、アンチェロッティ氏やチェルシーのコンテ監督、ユベントスのアッレグリ監督、ゼニトのマンチーニ監督らの名前を挙げていた。
 コリエレ・デッロ・スポルトは「みんな予選落ちだ!」と1面見出しに掲げた。「イタリアは変わる」と掲げ「キエーザやベルディら若手のサイドアタッカーを中心に生まれ変わることになるだろう」と報じた。
 トゥットスポルトは「みんな家に帰る」と1面見出しに掲げ「恥ずかしい終末だ」と報じた。

【イタリアの60年ぶり敗退に長友が悲痛】
 イタリアセリエAのインテルに所属する日本代表DF長友佑都(31)が14日に自身のツイッターを更新。イタリアが60年ぶりにワールドカップ(W杯)出場を逃したことを嘆いた。
 長友は2010年7月にJ1のFC東京からチェゼーナに移籍して以降ずっとセリエAでプレーしているため友人、知人も多く、イタリアは”第二の故郷”のようなもの。それだけに「イタリア負けた。ワールドカップに出れない。ショック…」と悲痛な思いをつづった。
 ロシアW杯欧州予選プレーオフ第2戦に臨んだイタリアは、13日(日本時間14日)ホームでスウェーデンと対戦し、0―0で引き分け。総合成績により敗退が決まり、60年ぶりの予選敗退となった。
 長友は現在、欧州遠征中の日本代表チームに帯同しており、日本時間15日未明に行われるベルギー代表戦を控えてベルギーに滞在している。

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代表引退
 イタリア代表は12日、2018年W杯欧州予選プレーオフの第2戦でスウェーデンと0―0で引き分け、2戦合計0―1で敗退した。1958年大会以来となる60年ぶりの予選敗退。ロシアW杯での引退を表明していた主将ジャンルイジ・ブッフォン(39)は、本大会出場を逃すというよもやの結末で代表キャリアに終止符を打つことになった。
 通算175キャップ目となった一戦で、最後はゴールを目指して2度もCKの際に攻め上がったブッフォン。だが、前人未到のW杯6大会参加という偉業を達成することはできなかった。試合後、守護神は涙を流しながら「最後の試合でW杯に出場できないことになったことには困惑している」とコメント。「残念。僕のことじゃなく、イタリアのことが」と嘆いた。
 イタリアにとって幸いなのは、ミランでレギュラーとして3シーズン目を迎えている18歳のジャンルイジ・ドンナルンマというブッフォンの後継者がいること。ブッフォンは「ドンナルンマや(控えGKマッティア・)ペリンを含む才能ある選手達がたくさんいる。彼らの幸運を祈る」と、後輩たちの成功を祈った。
 さらに、ブッフォンは「必ず未来はある。我々にはプライドと力があるからだ。僕らは頑固で強情だ。ひどく倒れた後でも、我々は立ち上がる道を見つける」と、イタリアが必ず復活するはずだと述べた。
 また、長年にわたり代表チームを牽引した英雄GKブッフォに続き、MFダニエレ・デ・ロッシ(34=ローマ)、DFアンドレア・バルザーリ(36=ユヴェントス)、DFジョルジョ・キエッリーニ(33=ユヴェントス)が代表引退を表明。世界に君臨したディフェンスライン「BBC」は解体となり、DFレオナルド・ボヌッチ(ミラン=30)を残すのみとなった。
 FWカリム・ベンゼマ、FWギャレス・ベイル、FWクリスティアーノ・ロナウドの頭文字から、レアル・マドリードの強力3トップが「BBC」と呼ばれるのに対し、ボヌッチ、バルザーリ、キエッリーニによるイタリア版の「BBC」は“最強の盾”として世界にその名を轟かせた。だが、ブッフォンとともにバルザーリ、そしてキエッリーニも代表の舞台から去ることになった。

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勝利
国際親善試合結果

ポーランド0―1メキシコ
≪得点者≫
メキシコ:ラウール・ヒメネス 13

ハイライト動画

ベネズエラ0―1イラン
≪得点者≫
イラン:アリレザ・ジャハンバフシュ 57

ハイライト動画

ブルガリア1―0サウジアラビア
トルコ2―3アルバニア
コソボ4―3ラトビア
イラク1―1シリア
アルメニア3―2キプロス
ジョージア2―2ベラルーシ

メキシコはラウール・ヒメネスの決勝弾でレヴァンドフスキが欠場したポーランドに勝利!

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超サカFLASH

生中継
 Jリーグは14日、J1昇格プレーオフ(PO)進出を懸け19日の明治安田生命J2リーグ最終戦で直接対決となる東京V―徳島戦(味スタ・午後4時キックオフ)をNHK BS1で生中継すると発表した。
 J2リーグ戦はすでに優勝の湘南、2位の長崎が自動昇格2枠を確定。3位から6位の4チームが出場して最後の1枠を争うJ1昇格POを巡っては勝ち点73の福岡、勝ち点72の名古屋は3位か4位になることが確定してPO出場権を獲得している。
 19日に行われる今季最終節には徳島、東京V、松本、千葉の4チームがPO出場残り2枠を懸けて臨むが、初のPO出場を狙う東京VとPOを制してクラブ初の昇格を決めた2013年以来4年ぶりのPO出場を目指す徳島は東京Vのホームで直接対決。注目が集まっていた。

再来日
 J1の横浜Mは14日、ウーゴ・ヴィエイラ(29)が13日に再来日したと発表した。右膝の治療のため、10月下旬に母国ポルトガルへ一時帰国していた。

続投
 J2山形は14日、木山隆之監督(45)が来季も引き続き監督として指揮を執ると発表した。
 兵庫県伊丹市出身の木山監督は伊丹西高、筑波大を経てG大阪、札幌、水戸でプレー。現役引退後は筑波大監督、神戸ユース監督を経て2008年から3シーズンに渡って水戸監督を務め、2011年は清水ヘッドコーチ、2012年は千葉監督、2013年から神戸コーチ、2015年から愛媛監督と歴任して今季、山形監督に就任した。
 山形は今季リーグ戦1試合を残して13勝17分け11敗で22チーム中11位。

スパイ
 サッカーの2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会出場を懸け、大陸間プレーオフを戦っているホンジュラス(北中米カリブ海4位)は13日、対戦相手のオーストラリア(アジア5位)がドローンを使ってホンジュラスの練習をスパイしていると非難した。
 ホンジュラス協会はツイッターで、シドニーのスタジアム上空を舞うドローンの映像を公表し、「チームに不快感を与えている」と主張した。ホンジュラスでの10日の第1戦は0―0で引き分け。第2戦は15日にシドニーで行われる。

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総入場者数(本日の超最新情報)

本日の入場者数

昨日の入場者数


日本の超サッカー情報