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本日の超最新情報
2018年5月31日(木)

INDEX(目次)

発表
日本サッカー協会がW杯ロシア大会に臨む日本代表の最終登録メンバー23名を発表!前夜に行われたガーナ戦のメンバーからMF三竿健斗(22=鹿島アントラーズ)、MF井手口陽介(21=クルトゥラル・レオネサ/スペイン2部)、FW浅野拓磨(23=ハノーファー/ドイツ)の3名が落選!

完敗
国際親善試合結果

日本代表0―2ガーナ代表

3バックの新布陣で臨んだ日本代表はガーナに完敗し、W杯前の国内最後の強化試合を勝利で飾れず!4月に就任した西野朗監督は、1992年以降では4人目となる采配初戦黒星!

18.3%
30日にテレビ朝日系(午後7時23分〜6)で生中継された、W杯ロシア大会に向けた国際親善試合、日本代表vsガーナ代表戦の平均視聴率が18.3%の高視聴率を記録!

組み合わせ
U−17女子W杯ウルグアイ大会の組み合わせが決定、前回大会準優勝の女子日本代表「リトルなでしこ」はグループリーグ・グループBに入り、11月13日の初戦でブラジルと激突!16日に南アフリカ、20日に北中米カリブ海予選を突破したチーム(6月に決定)と対戦!

3連敗
国際親善試合結果

オーストリア1―0ロシア
エストニア2―0リトアニア
中央アフリカ共和国1―0ウガンダ

W杯開催国のロシアはW杯に出場しないオーストリアに完封負け!ロシアはこれで国際親善試合6試合未勝利の3連敗!

発表
W杯ロシア大会に初出場するパナマ代表の最終登録メンバー23名発表!FWテハダ(スポルト・ボーイズ)、FWイスマエル・ディアス(デポルティボ・ラコルーニャ)、DFロマン・トーレス(シアトル・サウンダーズ)らが順当に選出!

本日の超サカFLASH
スペインリーガエスパニョーラのレアル・マドリードがブラジル1部グレミオから18歳のFWロドリゴ・ロドリゲスを獲得ほか


本文

発表
 日本サッカー協会は31日、6月14日開幕のワールドカップ(W杯)ロシア大会に臨む日本代表23人を発表し、3大会連続出場となる本田圭佑(パチューカ)の他、香川真司(ドルトムント)、岡崎慎司(レスター)ら主力が順当に選出された。30日の壮行試合のガーナ戦メンバーから井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)、浅野拓磨(ハノーファー)、三竿健斗(鹿島)の3人が落選した。
 日本はグループリーグ・グループHで、6月19日にコロンビア、同24日にセネガル、同28日にポーランドと対戦し、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を目指す。
 日本代表は6月2日に直前合宿を行う欧州へ向け出発。スイス、パラグアイとの強化試合を経て、同13日にロシア国内の拠点となるカザンに入る。

【ダイジェスト】
サッカーW杯ロシア大会代表メンバー発表会見動画
(You Tube)


【ノーカット】
サッカーW杯ロシア大会代表メンバー発表会見動画
(You Tube)


W杯日本代表メンバー23名
GK:
1.川島永嗣(35=メス/フランス)
12.東口順昭(32=ガンバ大阪)
23.中村航輔(23=柏レイソル)
DF:
5.長友佑都(31=インテル/イタリア)
20.槙野智章(31=浦和レッズ)
22.吉田麻也(29=サウサンプトン/イングランド)
19.酒井宏樹(28=マルセイユ/フランス)
21.酒井高徳(27=ハンブルガーSV/ドイツ)
3.昌子源(25=鹿島アントラーズ)
2.遠藤航(25=浦和レッズ)
6.植田直通(23=鹿島アントラーズ)
MF:
17.長谷部誠(34=アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)
4.本田圭佑(31=パチューカ/メキシコ)
14.乾貴士(29=エイバル/スペイン)
10.香川真司(29=ドルトムント/ドイツ)
16.山口蛍(27=セレッソ大阪)
8.原口元気(27=デュッセルドルフ/ドイツ)
11.宇佐美貴史(26=デュッセルドルフ/ドイツ)
7.柴崎岳(26=ヘタフェ/スペイン)
18.大島僚太(25=川崎フロンターレ)
FW:
9.岡崎慎司(32=レスター・シティ/イングランド)
15.大迫勇也(27=ブレーメン/ドイツ)
13.武藤嘉紀(25=マインツ/ドイツ)

【西野監督Q&A】
 サッカー日本代表の西野朗監督がワールドカップ(W杯)ロシア大会に向けた日本代表23人を発表した。発表後の一問一答は次の通り。

 選考のポイントは?

「昨日のガーナ戦が全てではない。総合的に考えた中で、来月19日にベストパフォーマンスを出してくれる選手、いろんな可能性を考えた中で選ばせてもらった」

 期待する選手、キーマンは?

「1人とは言い切れない。選んだ選手全員がそうあってもらいたい。その選手にしか出せない長所を出して戦ってほしい」

 香川と本田の評価は?

「香川はキャンプの中でも非常に(状態が)上がってきた。中盤の攻撃的な位置での彼の独特な感覚、センスは高まっていくと思う。本田も同じ。状態は上がってきているし、彼の影響力はチームにとってプラス。経験値だけではない長所をキャンプで強く感じた」

 W杯の目標は?

 「1試合1試合、ポイントを取ってグループリーグを抜けたい。いかにギリギリの戦いの中で、ポイントを取らせていくか」

 外れた井手口、浅野、三竿については?

「非常に有望な若手の3人。ただ、現時点でトップパフォーマンスを持てなかった」

【個の評価で最後に明暗】
 選考の過程で西野監督を迷わせていた要素に、けがや実戦不足というコンディションの問題があった。ただベースとなっていたのは、個々に対する評価だ。
 例えば乾だ。右脚を痛めてチームに合流し、結局ガーナ戦には出場できなかった。それでも監督は「これから練習に合流できると確証を持っていた」。これに対し、実戦から離れている井手口と浅野は肉体的な問題はないが、「試合勘の確証が持てなかった」。
 もちろん個々の役割や適性、特長と全体のバランスなど判断基準は複雑に絡み合うが、本番に間に合うかを確認したかった選手には、もともと優先順位があったということだろう。同じことはけが明けでメンバー入りした香川、岡崎にも言える。
 全体的には指揮官の志向が伝わる。足元の技術にたけた選手が多く、例えば乾と浅野はともに試合の流れを変える力がある「切り札」だが、テクニックなら乾、スピードは浅野と特長が異なる。走れる、戦えるはハリルホジッチ前監督が評価した部分。基準の転換は、西野監督のチームづくりにも表れるだろう。
 急な監督交代で時間は限られ、監督にもW杯は未知の場所。経験重視の選考は致し方ないのかもしれないが、最後に落選した3人の他にも、メンバー入りの期待があった久保(ヘント)や中島(ポルティモネンセ)ら若手が多く涙をのんだ。前監督の功績の一つは世代交代だった。逆戻りの感は否めない。

【平均年齢は過去最高28.3歳】
 W杯ロシア大会に臨む日本代表23人が発表され、大会開幕時の平均年齢は過去最高の28.3歳となった。
 これまでは2010年大会の27.8歳が最も高かった。前回は26.8歳。30代選手も過去最多の8人。本田、長谷部、岡崎、長友、川島のベテラン5人が3大会連続で出場し、浅野、井手口ら若手の落選も平均年齢を押し上げる要因となった。川島の35歳はW杯で日本の最年長記録。
 海外クラブ所属選手は15人で、最多だった前回の12人を上回った。一人もいなかった初出場の1998年大会以降は海外組が増え、代表の中心を担う傾向が強まった。過去5大会全てで所属選手を送り出した横浜Mと磐田の連続記録は止まり、6度連続でW杯に選ばれた国内クラブはなくなった。前回途切れた鹿島からは昌子と植田が入った。

【西野監督、狙うは2つ目の「奇跡」】
 ポーカーフェースを決め込み、具体的な目標を何とか聞き出そうとする質問にも乗ってこない。ブラジルを破る「マイアミの奇跡」を演じたアトランタ五輪は、2勝しながらグループリーグ敗退。「1試合1試合、勝ち点を取って、グループリーグは抜けたい」。
 もちろんJ1歴代最多勝監督にとって、日本代表監督は念願のポジション。思わぬ形で急きょ出番となったが、重責を意欲に変える。23人のW杯代表選考を、「難しく厳しいが、代表ならではの選考に携われることにうれしく思う。自信を持って23人をリストにあげたい」と言い切った。
 更迭された前監督とは異なるアプローチで選手に接している。自らの考えを押し付けず、ピッチの上でも、個々の特長を引き出すことを第一に考える。「たくさん絵を描きたい。積み上げてきた素晴らしい長所がある。そういうところを生かした代表でありたい」
 初戦のコロンビア戦まで3週間弱。結果次第で、チームは波に乗り、世間の期待値も変わってくると信じる。「コロンビアを倒すということは、今は小さな奇跡かもしれないが、(その期待を)持ちたい」。再び大舞台で名をはせる。

【注目の3人、雪辱目指す】
 当落が注目されていた本田、香川、岡崎の3人は全員がメンバー入り。本田と岡崎は3大会連続のW杯となった。
 本田は所属クラブでの最終戦を終えてから1カ月も実戦から遠ざかっていたが、30日のガーナ戦で先発出場。試合後に「当然、自分は入ると思っているし、そのための準備をしてきたという心境」と自信を見せていた。西野監督も「彼の影響力はプラス。経験値だけでなく強みも感じた」と評した。
 岡崎は西野監督によって8カ月ぶりに招集された。壮行試合では後半途中からの出場でチームの流れは変えられず、「自分は厳しい立場。ただ、(状態が)もっと上がる感覚はある」と言う中での選出。前回1次リーグ敗退の雪辱を目指す。

【川島、初の3大会連続正GKを】
 過去2大会で日本の守護神を務めたGK川島が順当に選ばれた。35歳はチーム最年長。自身のブログで「3度目の夢」と題し、「とても光栄で、身の引き締まる思いでいっぱい」と心境をつづった。
 3大会連続でW杯の正GKを任されれば、川口能活、楢崎正剛も果たせなかった日本初の事例となる。「W杯への思いを抱えた多くの選手、多くの人々、日本全体のパワー、全ての人たちの思いを胸にロシアへ向かいたい」と意気込んだ。

【長谷部、現状打破を確信】
 主将の長谷部は自身の公式サイトにコメントを掲載した。3大会連続のW杯出場だが、監督交代からこれほど短い準備期間で本番を迎えるのは初めて。「現在の日本代表チームの置かれている状況が厳しいことは承知している。しかし、この状況を打破することができるチームだと確信している」と記した。
 精神的支柱であるとともに、導入したばかりの3バックの中心として、担う役割は大きい。「チームメート、スタッフ、どんなときもサポートして下さる日本サポーターの皆さまとともに、ロシアの地で戦ってきたい」と決意を示した。

【長友「やってやる」】
 3大会連続のW杯出場となる長友は、メンバー発表を受けて自身のツイッターを更新した。「やってやる」と一言だけ。4年前は1勝もできずに1次リーグで敗退しており、短い言葉に雪辱の思いを込めた。
 今年1月末には出場機会を求めてトルコへ移籍し、リーグ優勝に貢献した。好調のまま日本代表に合流し、壮行試合のガーナ戦では新布陣の左サイドで躍動。「今は強い気持ちと冷静さがある。どんな状況でもぶれない自分ができた」と話していた。心身の充実した31歳がロシアへ乗り込む。

【香川「集大成」誓う】
 ロシアへ向けて「集大成」という言葉を使う。最後の大会というわけではないにしても、29歳には固い決意がある。長く10番を背負う香川が2大会連続でメンバーに入った。故障明けの不安、積み重なった悔しさとふがいなさ。全てを吹っ切る舞台に立つことになる。
 厳しい状況からはい上がった。2月に左足首を負傷。満足な実戦機会のないまま、壮行試合のガーナ戦を迎えた。後半開始時に投入され、早々にシュートを2本。存在感は薄れていたが、西野監督は「良くなっている。彼の独特な感覚、センスは高まっている」との確証を得た。
 前回は1勝もできず1次リーグ敗退となり、香川も無得点。雪辱への思いは強かったが、W杯出場を決めた昨年8月のオーストラリア戦は出番がなかった。昨秋と今春の欧州遠征はメンバー外。それでも現地へ観戦に訪れるほど、代表に対する思いがあふれていた。
 4年前から何が変わり、進化したのか。「分からない。難しい」と笑う。代表戦90試合で29得点と実績を残すが、大一番で勝利に貢献する記憶こそを残したい。「厳しい環境と立場でやってきた。代表が必ず勝つため、前を向いてチームを引っ張りたい」。光を放つ大会にする覚悟だ。

【山口、守備の貢献誓う】
 C大阪の山口が2大会連続でW杯代表に選出。東京都内で記者会見し、「本当にうれしい。出せるものは全部出して、いい結果を持って帰りたい」。静かな口調の中に喜びをにじませた。
 グループリーグ初戦で当たるコロンビアには、4年前のブラジル大会で1―4で惨敗し、山口も途中出場した。前回大会で得点王に輝いたハメス・ロドリゲスらが健在で、ボランチとして自らにかかる期待は大きい。「自分は守備の部分が一番求められると思う。前回以上の戦いをしたい」。雪辱に向けて貢献を誓った。

【大迫、雪辱の舞台へ】
 2度目の大舞台に臨む大迫はリベンジを期す。前回大会では2試合無得点と不完全燃焼に終わった。「ブラジルでは試合に出たが、何もできなかった悔しさしかない。その雪辱のために、4年間努力を重ねてきた」と自負する。
 ドイツで屈強な相手と戦う中でたくましく成長。当たり負けすることなく前線で起点となり、今や日本の攻撃に不可欠な存在となった。脂の乗った28歳。「W杯で得点し、日本を勝利に導くことは子どもの頃からの目標。実現できるように、日本代表として責任と誇りを持って戦いたい」と意気込んだ。

【原口、勝つための駒になる】
 初代表となった原口が、発表会見直後に同じホテル内で取材に応じた。「4年前やロンドン五輪など、なかなか世界大会に縁がなくて悔しい思いをしてきた。初めてW杯に行けるのは、やはりうれしい」と喜んだ。
 アジア最終予選では初戦を落とした後、4試合連続ゴールでチームを引っ張った。西野監督が試す3バックの新布陣では、主に右ウイングバックとして推進力を発揮することが期待されている。「日本が勝つための一つの駒になりたい。目立った活躍でなくてもいい」と献身的な戦いを誓った。

【槙野、ハリル流も「影響大きい」】
 浦和の槙野が31歳にして初のW杯代表に選ばれた。世界大会を前に、「相手が力のある選手ほど、楽しみで仕方ない。自分の名前を売るチャンスにもつながる」と意気込んだ。
 代表には2009年から招集されていたが、W杯は2大会連続で落選し、「この8年間は苦しい時間を過ごしてきた」。ボールを積極的に奪いに行く守備を磨き、ハリルホジッチ前監督からは「なかなか日本にいないDF」との言葉を受けるなど目をかけられていた。
 監督は交代したが、前任者について「代表にもたらした影響はかなり大きい」。西野監督になって選手間の意見交換が増え、ポジティブなチームになっているとも話す。「これまでの歴史を超える結果とプレーを見せたい」。言葉に熱がこもった。

【東口、ケガ乗り越え夢掴む】
 32歳で初めてW杯代表入りしたG大阪のGK東口は、パナソニックスタジアム吹田で記者会見。「自分の夢だったW杯メンバーに選出され、身の引き締まる思い」と感慨深げに語った。
 今春、アクシデントに見舞われた。4月21日のリーグ戦で味方選手と激しく交錯し、右頬骨(きょうこつ)と右眼窩(がんか)底を骨折。2日後に手術を受けた。「もしかしたら(戻るのは無理か)という思いもあった」。それでも、順調な回復に手応えをつかみ「治ってピッチに立つ姿しか想像しなかった」。5月12日にフェースガード着用で復帰した。
 日の当たるキャリアではなく、「遠回りのサッカー人生。でも、それがなかったらここまで来られなかった。苦労してナンボやな、と」。W杯で控えに甘んじるつもりはない。「先発を狙う強い気持ちを持つ」と誓った。

【中村「率直にうれしい」】
 柏のGK中村は今回のメンバーでただ1人の1995年生まれ。W杯代表初選出に「小さいころから目指していた舞台なので率直にうれしい」と感慨深そうに語った。
 20日の名古屋戦で相手選手と交錯して脳振とうを起こし、頸椎(けいつい)捻挫のけがをした。代表入りも危ぶまれたが、「運が良かった。今の自分があるのはレイソル関係者や病院の方々のおかげ」と感謝の言葉を口にした。
 昨年の東アジアE−1選手権の北朝鮮戦で代表デビュー。持ち前の反射神経の良さで好セーブを連発し、勝利に貢献。強烈な印象を与え、代表に定着した。「日本代表の責任を感じながら、結果で語れるようにしたい」と意欲を見せた。

【大島「ゴールまで導く」】
 川崎の大島は初のW杯代表選出にも満足する様子はなかった。「W杯で戦うイメージはまだできていない。今はきのうの敗戦をチームでどう改善するかを考えている」と、ガーナ戦の反省が何度も口をついた。
 昨年12月、今年3月と日本代表の試合で負傷する不運もあり、国際Aマッチの出場はまだ4試合。しかし、昨季川崎をJ1初優勝に導いた攻撃センスは代表でも認められている。「ボールに強気に関わるプレーでゴールまで導く。結果にこだわって勝ちにいきたい」。冷静な話ぶりに、大舞台に臨む自覚が満ちていた。

【浅野と井手口、立役者2人が落選】
 W杯出場の立役者となった若い2人が落選した。最終予選突破を決めた昨年8月のオーストラリア戦で先制点を挙げた23歳の浅野と、追加点を決めた21歳の井手口。西野監督は「彼らの現状がそういう環境ではなかった」と理由を説明した。
 ともに所属クラブで出場機会が減っていた。快足が武器の浅野は井手口とともに、ハリルホジッチ前監督指揮下で台頭した若手の代表格。ブログに「悔しい。この先、自分が目指すことに1%でも可能性があるなら走り続ける」とつづり、「選ばれたメンバーは全力で頑張ってほしい。感謝」と締めくくった。

【久保、滑り込みならず】
 滑り込みで選出を狙っていた久保裕也(ヘント)は選外だった。ガーナ戦に向けたメンバーから外れていたが、西野監督は所属クラブの最終戦が27日になる可能性がある点を考慮したと説明。久保はベルギーのシーズン終了後に帰国して独自に調整を続けていたが、涙をのんだ。
 2年前のリオデジャネイロ五輪もクラブ事情で棒に振った24歳。「W杯は目標。追加招集を信じて待つしかない」と話していたが、世界の舞台とは縁がなかった。

【選手落選で恩師「あかんか」】
 サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会日本代表から落選した浅野拓磨(23)の母校、四日市中央工業高では31日午後、恩師の樋口士郎サッカー部監督(58)や部員ら約130人が緊張した面持ちで中継を見詰めた。
 落選が分かると「あかんか」と声が上がった。樋口監督は、名選手だったOBの小倉隆史さんに匹敵する能力を感じていただけに「残念の一言。まだ若いので落選を肥やしにして頑張ってもらいたい」と今後の活躍を期待した。

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完敗
国際親善試合結果

日本代表0―2ガーナ代表
(日産スタジアム/64,520人)

≪得点者≫
ガーナ代表
トーマス・パーティー(前半8分)
エマニュエル・ボアテング(後半6分=PK)

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(メス)
DF:
22.吉田麻也(サウサンプトン)
17.長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)(cap)
(76分27.井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ))
20.槙野智章(浦和レッズ)
MF:
8.原口元気(デュッセルドルフ)
(46分21.酒井高徳(ハンブルガーSV))
16.山口蛍(セレッソ大阪)
(59分7.柴崎岳(ヘタフェ))
18.大島僚太(川崎フロンターレ)=82分
5.長友佑都(インテル)
4.本田圭佑(パチューカ)
(59分9.岡崎慎司(レスター・シティ))
11.宇佐美貴史(デュッセルドルフ)
(46分10.香川真司(ドルトムント))
FW:
15.大迫勇也(ブレーメン)
(46分13.武藤嘉紀(マインツ))
ベンチ:
GK:
12.東口順昭(ガンバ大阪)
23.中村航輔(柏レイソル)
DF:
19.酒井宏樹(マルセイユ)
3.昌子源(鹿島アントラーズ)
2.遠藤航(浦和レッズ)
24.植田直通(鹿島アントラーズ)
MF:
14.乾貴士(エイバル)
26.三竿健斗(鹿島アントラーズ)
FW:
25.浅野拓磨(ハノーファー)

ハイライト動画(前半)
(You Tube)


ハイライト動画(後半)
(You Tube)


 サッカーの国際親善試合は30日、横浜市の日産スタジアムで行われ、ワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場する日本代表はガーナ代表に0―2で敗れ、W杯前の国内最後の強化試合を勝利で飾れなかった。4月に就任した西野監督は、1992年以降では4人目となる采配初戦黒星。
 3バックの新布陣で臨んだ日本は前半8分にFKを決められ先制を許すと、後半6分には一瞬の隙を突かれてPKを与えて2点目を失った。後半は香川(ドルトムント)や岡崎(レスター・シティ)らを投入し、4バックへの戦術変更も行ったが、ゴールは奪えなかった。
 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が60位、W杯には出場しないガーナは50位。対戦成績は日本の4勝3敗となった。
 W杯日本代表23人は31日午後4時から発表される。

川島永嗣(メス)
「2失点目は自分のミス。チームに迷惑をかけた。うまくゾーンをつくって守れたという感覚はある」

槙野智章(浦和レッズ)
「結果と内容が伴わなかったのは残念。ただたくさんの課題が見つかったことはDFとしてポジティブに捉えたい。流れの中で失点しなかった手応えもある」

宇佐美貴史(デュッセルドルフ)
「ポゼッションできているときは点を取られそうな感じはなく、そこは前向き。(無得点に)ネガティブになり過ぎてはいけない」

大迫勇也(ブレーメン)
「新しいフォーメーションでトライすることを心掛けたが、戦術的にかみ合わず結果がうまく出なかった。危機感を感じる部分はある」

柴崎岳(ヘタフェ)
「攻撃のアイデアを出してゴールに迫ろうと考えていた。フィニッシュに課題はあるが、前段階まではできていた部分もあった」

乾貴士(エイバル)
「(右太ももの回復は)100%に近い。全力でできる状態。試合には出たかったし、アピールしないといけない。スペインでずっとやってきた自信もある。(W杯メンバーに)選ばれたら役に立ちたい」

日本代表・西野朗監督
「勝ってロシアへ、という思いで準備してきたので申し訳ない。狙いとしてできたことと、そうでない部分があった中で、こういう結果になったが、トライはできた。課題も得られたので、つなげないといけない」

ガーナ代表・アッピア監督
「日本はいいチームだが、フィニッシュが完璧じゃない。W杯前に勝つことが必ずしも重要ではない。(日本代表の)監督には寛大な気持ちでいてほしい。W杯ではいい試合をすると思う」

日本サッカー協会・田嶋幸三会長
「そんなに簡単にはいかない。いろんな課題が見つかってよかった。決して滑らかな道だとは思っていない。挑戦する気持ち」

【日本代表・西野監督Q&A】
 サッカー日本代表の西野監督が30日のガーナ戦で初めて指揮を執った。試合後の一問一答は次の通り。

 狙いとしてできた部分、できなかった部分は?

「決定機がなかったわけではなく、サイド攻撃と中央からのトライはいい形もできた。3バックは、代表がいろんな状況に対応するために挑戦したかった。悪い部分には修正をかけたい」

 メンバーの選考は?

「この1試合を持ってリストをあげる(作る)気はない。これまで試合に入ってこられなかった香川、井手口、岡崎については彼らがプレーできたことはうれしく思う」

 久々に監督としてピッチに立った感じは?

「感じは、広くてスピーディーだなと。自分の頭の中もスピードアップしていかないといけない」

 本番まで時間は少ないが、今後のプランは?

「これからは全て(W杯初戦の)コロンビア戦を照準に、そこに合わせていく。選手の起用、戦略的なことも全てコロンビア戦に合わせていく」

【日本、残された時間少なく】
 W杯初戦が約3週間後に迫る中で迎えた西野監督の初采配。内容や結果で期待を抱けたか否か。終了の笛に反応したサポーターの答えはブーイング。吉田は「恥ずべき試合」と言って顔をしかめた。
 長谷部を中央に据え、吉田と槙野が脇を固める3バック。両翼が張り出す分、逆サイドへ大きく展開した際の形は「縦に速く」に固執した前体制にはなかったものだ。ただ、見せ場は少なく、前線の3人が連動して崩す動きも不足した。
 本田が中央付近でプレーするなど個性を生かそうという配置。ただ、全体での戦術練習に1週間も割けなかったとあって、組織的な動きはもう一つだった。後半開始早々の2失点目は、相手の縦パスに長谷部とGK川島のどちらが対処するのか曖昧になって献上したPKから。長谷部は「小さなミスの連続が失点につながった」と話した。
 既に課題が出たことが収穫と言える時期ではない。それでも終盤は4バックにシフトし、状況打破へ柔軟な姿勢は見せた。選手間を含めた会話が増えているのも救いか。「3バックは、こういう状況はどうかと意思疎通を持ってやってきた。やることの精度を上げたい」と指揮官。期待のしぼむ黒星と、新たな方向性をピッチに示して日本をたつ。

【日本、修正点多い3バック】
 日本は挑戦した3バックで修正点が多く見つかった。サイドチェンジされた際の対応で後手に回る傾向があり、序盤は攻撃時に後ろからの押し上げが足りない面も。長谷部は「重心が後ろになると攻撃の枚数が少なくなる」と反省した。
 国内組のみで臨んだ昨年12月の東アジア杯を除くと、失点したのは8戦連続。本大会でコロンビアのロドリゲスら世界の名手と当たる前に、マークの受け渡しの整理などを明確にする作業が必要になる。吉田は「もう少しできると思う。大崩れしていないのに(点を)取られている」と指摘した。

【日本、サイド攻撃に光】
 停滞ムードは打破できなかったが、サイド攻撃には光明が見えた一戦となった。3バックで臨んだ日本は、苦しい前半に長友、原口が効果的な突破を見せ、早々の失点からペースをつかみ直した。
 ウイングバックは、西野監督が持ち込んだ新システムの象徴と言っていい。原口は相手の背後を積極的に狙って走った。相手DFが整う前にクロスも放り込み、「あとちょっとのところで形にならなかったけど、個人的には悪くなかったかなと思う」と振り返った。
 ベテランの長友も持ち前のスタミナを生かし、推進力を発揮。「サイドは一人しかいない。攻撃のときに厚みを持たせないと、このシステムは機能しない」。自身の役割が重要になることを、実戦を通して再確認できた。
 両サイドでつくった好機から、どう得点するかに課題は残った。ただ、後半に原口と代わった酒井高を含めた3人が見せた動きは、厳しい戦いが待つ本番に向けた希望となった。「可能性を感じたシステム、チームだなと思う」。歴戦の長友は、確かな感触を口にした。

【香川、岡崎に監督の期待、乾と浅野は判断厳しく】
 26人がベンチ入りしたガーナ戦で先発した11人は、西野監督が現段階である程度、主力として計算している選手だろう。31日に控えるW杯代表23人の決定を考える意味では、6人の枠を全て使った交代に指揮官の思考が伝わる。
 6人のうち香川、岡崎、井手口の3人は、戦術的な狙いではなく、状態の確認が最優先だった。香川と岡崎は左足首故障明けで、井手口は所属クラブでプレーしていなかった。ピッチに立つこと自体で、一定の安心感は得たのではないか。
 途中から右ウイングバックに入った酒井高、そして3バックでボランチ、4バックで攻撃的MFをこなした柴崎も計算が立つ内容。一方、武藤は精力的だったが、結果は出せず、評価を上げるには至らなかった。
 ただ23人の選考は、この日起用されなかった選手の立場の方が難しい。右脚故障からの回復を示せなかった乾、実戦から遠ざかっている浅野は、積極的な判断材料に乏しいまま。乾は同ポジションのライバルが多く、浅野は点が欲しい状況で試されなかった。経験の浅い三竿健を含めた3人が、当落線上とみられる。

【日本、保持率上昇もゴール遠く】
 西野監督の初戦で顕著な変化が見られたのは、ボール保持。ガーナ戦は3バック、後半途中から4バックへと移行したが、ボール支配率は58.1%。相手を上回った。
 ハリルホジッチ前監督は、ボールを奪ってから縦に速い攻撃を徹底させ、3年間の在任中で最高の試合内容だった昨年8月のオーストラリア戦のボール保持率は38.4%。西野監督は就任以来、日本の技術を生かした組織的な戦いを掲げたが、数字にその一端が表れた。
 ただ、ボール支配で勝っても、肝心のゴールは奪えなかった。ガーナのアッピア監督は「日本はボールを保持し、クロスもパスも良かったが最後が完璧じゃない」と端的に課題を指摘した。

【本田「甘くない」】
 1トップの後ろの攻撃的な位置でプレーした本田は、CKから惜しいシュートを放つ場面はあったが、得点をもたらせなかった。監督が代わり、新たな布陣で臨んだ一戦。「内容は想定内。今回はゼロ(からの)スタートだと思っている。いきなりあうんの呼吸でやれるほど、サッカーは甘くない」と話した。
 前回のW杯とは異なり、今回は絶対的な存在とは言えない。31日に本大会メンバー発表を控える心境を問われると、「当然、入ると思っている。そのための準備をしてきた」と強気に語った。

【大島、収穫のフル出場】
 代表メンバー発表前日の貴重な機会で、大島が先発出場を果たした。新布陣で攻守の要となる中盤を担い、前半にシュートも放つなど姿勢は積極的。「攻守のスイッチ(となること)がうまくいかなかった。負けている状況で点を取りに行きたかった」。悔しそうに反省の弁を繰り返した。
 それでもフル出場できたことは大きな収穫。「もうちょっと相手のパワーやスピードに付き合えるようになりたい。選ばれたらしっかり準備する」。運命の時を待つ。

【帰ってきた香川】
 後半開始前に香川の途中出場が告げられ、スタンドから大歓声が上がった。まずは1トップの左後方に入り、途中からトップ下などでプレー。2本のシュートも決められなかったが、「選手間の距離感や攻撃に出た際の厚みは、今までにない形が多々あった」と手応えを口にした。
 ハリルホジッチ前監督指揮下の昨年10月を最後に代表戦から遠ざかり、今年2月には左足首を負傷して実戦からも離れた。W杯メンバー発表直前の試合で何とか代表のピッチに復帰。「コンディションは別に悪くない。それを証明しなければいけない」。2度目の大舞台を集大成と位置付け、自らの名前が呼ばれることを信じている。(2018

【岡崎、流れ変えられず】
 約8カ月ぶりの代表戦復帰。岡崎が本田に代わって後半14分から出場した。システム変更後は2トップの一角でプレーしたが、シュートは打てなかった。「出たら点を取る流れにしたかった」と反省しきり。
 W杯の過去2大会で、1次リーグ突破と敗退を知るベテラン。「FKを与えて、点を入れられた。W杯を想定すると難しい立ち上がり」。開始8分で先制を許した場面に、厳しい目を向けていた。

【武藤、絶好機逃す】
 後半から入った武藤は、絶好機を逃した。後半30分過ぎ。ゴール前で井手口が競ったこぼれ球が目の前に。だが、右足のシュートはミートできずに外れ、「FWとして決めなければいけなかった」。西野監督が頭を抱えた場面だった。
 昨年10月のハイチ戦以来の代表戦。チーム最多の3本のシュートを放ちながら、決定的な仕事はできなかった。最終メンバー23人へ当落線上とみられるが、「僕が考えてもしょうがない。選ばれたらしっかりやりたい」と静かに話した。

【歓声とため息、ブーイング】
 サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会に挑む日本代表の発表を翌日に控えた30日のガーナ戦。横浜・日産スタジアムには約6万5000人が詰め掛け、西野朗監督(63)の下で再出発した新生ニッポンの初陣に声援を送った。しかし試合は2点を追う展開に。大歓声が再三の攻撃を後押ししたが、遠いゴールに深いため息が漏れ、ブーイングも響いた。
 試合前からの雨にぬれながらも、ゴール裏には「絆」などと書かれた数十本の旗がはためいた。
 東京都目黒区の会社経営篠原英良さん(49)はフランス、ブラジルのW杯2大会を現地で観戦。「守備の新布陣がどれくらい機能するのか」と見定めに来た。相模原市の主婦柴山弘子さん(46)は「一致団結した絆を見たい」と期待した。熊本市から駆け付けた吉村美帆さん(25)と妹の美樹さん(23)はそれぞれ、大ファンの本田圭佑選手(31)と香川真司選手(29)の得点を祈った。
「おー、バモ(行け)、ニッポン」「ゲット・ゴール」。本田選手や後半から出場した香川選手がゴール前に迫るたび、スタジアムは割れんばかりの歓声に包まれ、「あー」と深いため息が続いた。試合終了を知らせる笛の音と同時に、スタジアムの一角からブーイングが湧き起こった。
 西野監督は「代表のスピリット」を強調していたが、神戸市の会社員千歳大輝さん(21)と友人で東京都北区の大学生本池一成さん(20)は「感じなかった。前半はまだ良かったが、ほとばしる気迫はない」と一蹴。長野県松本市の会社員安藤真人さん(26)は「本番までに修正して」と言葉少なだった。
 友達4人で訪れたさいたま市の高校2年田口喜音さん(16)は「勝ってくれると信じている。まだ期待している」と声援を送った。

【ジーコ氏、日本に厳しい評価】
 2006年W杯ドイツ大会で日本代表監督を務めたジーコ氏が試合を観戦。0−2の完敗に「決定的な違いは決定力の差。シュートを打つ意識が低かった」と厳しく評価した。
 初采配の西野監督が3バックの布陣を試すなど、手探りの中での船出となったことには「いろんなズレが生じるのはやむを得ない」と一定の理解も。その上で「もう時間がないし、西野監督は自分の信念を信じてやり通さないといけない」と指摘した。

【国内代表戦でVAR初採用】
 ロシア大会からW杯で初めて導入されるビデオ判定(VAR=ビデオ・アシスタントレフェリー)が、30日の日本−ガーナ戦で用いられた。国内代表戦では初採用。
 VARの役割は重大な誤審のチェックで、アシスタントと映像を処理するオペレーターとで作業する。誤審があったと判断すれば、主審に無線で連絡を取る仕組み。この日は、20台以上のカメラを用いた映像でプレーを確認したが、使用された場面はなかった。

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18.3%
 30日にテレビ朝日系(午後7時23分)で生中継された、サッカーワールドカップ(W杯)に向けた国際親善試合、日本代表vsガーナ代表戦の平均視聴率が18.3%(関東地区)だったことが31日、ビデオリサーチの調べでわかった。
 日本代表はW杯ロシア大会メンバー発表前日に行われたガーナ戦に0―2で敗れ、西野朗監督(63)の初戦を飾ることが出来なかった。
 前半8分、ガーナにFKを与えると、MFトーマスが右足で直接、狙ったキックはDFの間にスッポリと空いたスペースを通過し、ゴールネットを揺らした。後半4分にはPKを献上。ボアテングに決められ、2点目を許した。攻撃では無得点に終わった。

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組み合わせ
 U―17女子W杯ウルグアイ大会の組み合わせ抽選が30日、スイスのチューリヒで行われ、前回大会準優勝の日本はグループリーグ・グループBに入り、11月13日の初戦でブラジルと対戦することが決まった。16日に南アフリカ、20日に北中米カリブ海予選を突破したチーム(6月に決定)と顔を合わせる。
 大会は16チームが参加し、グループリーグ・グループA〜Dの上位2チームが準々決勝に進む。決勝は12月1日に行われる。

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3連敗
国際親善試合結果

オーストリア1―0ロシア
≪得点者≫
オーストリア:
アレッサンドロ・シェプフ(前半28分)

ハイライト動画
(You Tube)


エストニア2―0リトアニア
中央アフリカ共和国1―0ウガンダ

 国際親善試合は30日、各地で行われ、ワールドカップ(W杯)のホスト国ロシアがW杯に出場しないオーストリアに0―1で敗れた。
 前半28分にMFシェプフ(シャルケ)に先制点を奪われ、そのまま逃げきられた。
 ロシアは昨年10月に韓国に4―2で勝利して以来、6試合白星がなく、今年に入ってからは3月にブラジルに0―3、フランスに1―3で敗れ、これで3連敗となった。
 ロシアは5日にトルコと国際親善試合を戦い、14日のグループリーグ初戦のサウジアラビア戦に臨む。

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発表
 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場するパナマ代表メンバー23人が30日に発表され、FWテハダ(スポルト・ボーイズ)、ディアス(デポルティボ・ラコルニャ)、DFのロマン・トーレス(シアトル・サウンダーズ)らが順当に選出された。
 初出場のパナマはグループリーグ・グループGでベルギー、イングランド、チュニジアと対戦する。

W杯パナマ代表メンバー23名
GK:
ハイメ・ペネド(ディナモ・ブカレスト/ルーマニア)
ホセ・カルデロン(チョリージョ)
アレックス・ロドリゲス(サン・フランシスコ)
DF:
フェリペ・バロイ(ムニシパル/グアテマラ)
ルイス・オバージェ(オリンピア/ホンジュラス)
ハロルド・カミングス(サンノゼ・アースクエイクス/MLS)
ミゲル・ムリージョ(ニューヨーク・レッドブルズ/MLS)
フィデル・エスコバル(ニューヨーク・レッドブルズ/MLS)
アドルフォ・マチャド(ヒューストン・ダイナモ/MLS)
ロマン・トーレス(シアトル・サウンダーズ/MLS)
エリック・ダビス(ドゥナイスカー・ストレダ/スロバキア)
MF:
バレンティン・ピメンテル(プラサ・アマドル)
アニバル・ゴドイ(サンノゼ・アースクエイクス/MLS)
エドガル・バルセナス(カフェタレロス・デ・タパチュラ/メキシコ)
アルベルト・キンテロ(ウニベルシタリオ・デポルテス/ペルー)
ガブリエル・ゴメス(アトレティコ・ブカラマンガ/コロンビア)
アルマンド・クーペル(ウニベルシダ・デ・チリ/チリ)
ホセ・ルイス・ロドリゲス(ゲントU/ベルギー)
FW:
イスマエル・ディアス(デポルティボ・ラコルーニャ/スペイン)
ガブリエル・トーレス(ウアチパト/チリ)
ルイス・テハダ(スポルト・ボーイズ/ペルー)
アブディエル・アローヨ(アラフエレンセ/コスタリカ)
ブラス・ペレス(ムニシパル/グアテマラ)
予備登録メンバー3名
MF:
ミゲル・カマルゴ(ウニベルシダ・サンマルティン・デ・ポレス/ペルー)
リカルド・アビラ(ゲントU/ベルギー)
FW:
ロベルト・ヌルセ(サカテカス/メキシコ)

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超サカFLASH

契約延長
 ドイツブンデスリーガ2部に降格するハンブルガーSVは30日、日本代表の酒井高徳(27)と2020年6月30日まで契約を延長したと発表した。
 酒井は今季、キャプテンとして戦ったがチームは2部降格となった。リーグ最終戦後にクラブとの契約を延長したい意向を明らかにしていた。
 クラブは公式ウェブサイトで、酒井が厳しい状況の中でも模範的な姿勢を示し、落ち着いたプレースタイルで監督の指示をピッチ上で表現してきたと高く評価した。
 チーム編成責任者のヨハネス・シュポルス氏は、「高徳のようなリーダーがクラブにいることは喜びだ。彼はこのクラブをよく知り、責任感がある」とコメントした。

除外
 国際サッカー連盟(FIFA)は30日、ワールドカップ(W杯)ロシア大会の審判員に選出されながら、八百長に関与したとしてサウジアラビア連盟から永久資格停止処分を受けた、同国のミルダシ主審をW杯審判員から除外すると発表した。
 同国から選ばれた2人の副審も外され、日本の山内宏志副審とアラブ首長国連邦の副審が追加された。

獲得
 スペインリーガエスパニョーラのレアル・マドリードは30日、ブラジル1部グレミオから18歳のFWロドリゴ・ロドリゲスを獲得したと発表した。
 レアルのユニフォームを手に練習場で写真撮影したロドリゴは、来季はクラブのリザーブチームであるレアル・マドリード・カスティージャでプレーする予定。
 ロドリゴは代理人が投稿したインスタグラムで「世界最高のクラブのユニフォームを身につけるのは夢」とした上で「選手として成長するうえで最高の場所だと確信している。ファンにたくさんの喜びをもたらし、タイトルを獲得したい」と述べた。

退団
 イングランドチャンピオンシップ(イングランド2部)のアストン・ヴィラは30日、元イングランド代表DFジョン・テリー(37)の退団を発表した。
 テリーは昨夏、21年間在籍したチェルシーを退団し、チャンピオンシップ(2部相当)のアストン・ヴィラに加入。キャプテンとしてリーグ戦32試合に出場し、チームの4位フィニッシュに貢献したが、昇格プレーオフ決勝でフラムに敗れ、プレミアリーグ復帰を逃していた。
 テリーの今後の去就については明らかになっておらず、現役続行か引退か注目が集まりそうだ。

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