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PS4版ウイイレ2018完全修正データ

本日の超最新情報
2018年6月24日()

INDEX(目次)

勝ち点4
W杯ロシア大会グループリーグ第2戦結果

グループH:

日本代表2―2セネガル代表

日本は乾貴士と本田圭佑のゴールで2度追い付いて引き分け、勝ち点を4に伸ばして首位を守り、2010年南アフリカ大会以来、2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出に大きく前進!後半27分から出場した本田は日本人初となるW杯3大会連続ゴール!

劇的逆転勝利
W杯ロシア大会グループリーグ第2戦結果

グループF:

韓国1―2メキシコ
ドイツ2―1スウェーデン

グループG:

ベルギー5―2チュニジア

初戦黒星の前回王者のドイツは、スウェーデンに先制されてジェローム・ボアテングが退場となるも、後半45+5分のクロースの劇的決勝弾で逆転勝ちして初白星!ベルギーはエデン・アザール&ロメル・ルカクの2ゴールなど5ゴールの大勝で2連勝、メキシコもハビエル・エルナンデスのゴールなどで快勝して2連勝!

DRAW
明治安田生命J2第20節最終日結果

横浜FC1―0甲府
町田0―0新潟

3位町田は14位新潟とスコアレスドロー、7位横浜FCは齋藤功佑の決勝点で制して6位浮上!W杯ロシア大会の日本戦の観戦から帰国したばかりの三浦知良は後半45+1分から出場し、自身が持つ最年長出場の記録を51歳3カ月29日に更新!

明治安田生命J3第15節第2日結果

秋田1―1鹿児島
福島2―2北九州

首位鹿児島は後半36分の西岡謙太の同点弾で追い付いて引き分けて10戦無敗!

3位浮上
JFL・1stステージ第14節最終日結果

ヴァンラーレ八戸1―2ソニー仙台
FC今治2―3ラインメール青森
奈良クラブ3―1ヴェルスパ大分
流経大ドラゴンズ龍ケ崎0―2ヴィアティン三重
東京武蔵野シティ3―0テゲバジャーロ宮崎
MIOびわこ滋賀1―0マルヤス岡崎

28日にJ1名古屋と第98回天皇杯全日本選手権2回戦のPK戦のやり直しを控える6位奈良クラブは、藤井貴之の先制点などで快勝して4位浮上!3位八戸vs5位ソニー仙台の上位対決は、藤原元輝の決勝弾でソニー仙台が制して3位浮上!


本文

勝ち点4
W杯ロシア大会グループリーグ第2戦結果

グループH:

日本代表2―2セネガル代表
(エカテリンブルク・アリーナ/32,572人)

≪得点者≫
日本代表
乾貴士(前半34分)
本田圭佑(後半33分)
セネガル代表
サディオ・マネ(前半11分)
ムサ・ワゲ(後半26分)

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(メス)
DF:
19.酒井宏樹(マルセイユ)
22.吉田麻也(サウサンプトン)
3.昌子源(鹿島アントラーズ)
5.長友佑都(インテル)
MF:
17.長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)(cap)=90+4分
7.柴崎岳(ヘタフェ)
8.原口元気(ハノーファー)
(75分9.岡崎慎司(レスター・シティ))
10.香川真司(ドルトムント)
(72分4.本田圭佑(パチューカ))
14.乾貴士(エイバル)=68分
(77分11.宇佐美貴史(デュッセルドルフ))
FW:
15.大迫勇也(ブレーメン)
ベンチ:
GK:
12.東口順昭(ガンバ大阪)
23.中村航輔(柏レイソル)
DF:
20.槙野智章(浦和レッズ)
21.酒井高徳(ハンブルガーSV)
6.遠藤航(浦和レッズ)
2.植田直通(鹿島アントラーズ)
MF:
16.山口蛍(セレッソ大阪)
18.大島僚太(川崎フロンターレ)
FW:
13.武藤嘉紀(マインツ)
セネガル代表
GK:
16.カディム・エンディアイェ(ホロヤAC/ギニア)
DF:
3.カリドゥ・クリバリ(ナポリ/イタリア)
12.ユスフ・サバリ(ボルドー/フランス)=90分
22.ムサ・ワゲ(オイペン/ベルギー)
MF:
5.イドリサ・ゲイェ(エヴァートン/イングランド)
6.サリフ・サネ(ハノーファー/ドイツ)
13.アルフレッド・エンディアイェ(ウォルヴァーハンプトン/イングランド)
(65分8.シェイフ・クヤテ(ウェストハム/イングランド))
17.パパ・アリウヌ ・エンディアイェ(ストーク・シティ/イングランド)
(81分11.シェイク・エンドイェ(バーミンガム・シティ/イングランド)=90+1分)
FW:
10.サディオ・マネ(リヴァプール/イングランド)(cap)
18.イスマイラ・サール(レンヌ/フランス)
19.エムバイェ・ニアン(トリノ/イタリア)=59分
(86分9.マメ・ビラム・ディウフ(ストーク・シティ/イングランド))
ベンチ:
GK:
1.アブドゥライェ・ディアロ(レンヌ/フランス)
23.アルフレッド・ゴミス(SPAL/イタリア)
DF:
21.ラミーヌ・ガサマ(アランヤスポル/トルコ)
2.アダマ・エムベング(カーン/フランス)
4.カラ・エムボジ(アンデルレヒト/ベルギー)
MF:
FW:
20.ケイタ・バルデ・ディアオ(モナコ/フランス)
14.ムサ・コナテ(アミアン/フランス)
15.ディアフラ・サコ(レンヌ/フランス)
7.ムサ・ソウ(ブルサスポル/トルコ)

ハイライト動画
(You Tube)


ハイライト動画
(OK.RU)


ハイライト動画
(dailymotion.com)


フルマッチ動画(前半)
(OK.RU)


フルマッチ動画(後半)
(OK.RU)


W杯ロシア大会グループリーグ第3戦日程

28日(木)

グループH:

日本時間23:00
日本代表vsポーランド代表
(ヴォルゴグラード・アリーナ)

日本時間23:00
セネガルvsコロンビア
(サマーラ・アリーナ)

NEW!
超最新TVスケジュール

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会第11日は24日、各地でグループリーグ第2戦が行われ、グループHの日本はセネガルと2―2で引き分けた。ともに通算1勝1分けの勝ち点4として首位を守った。日本は28日のポーランドとの最終戦に勝つか引き分ければ、無条件で同グループ2位以内となり、2010年南アフリカ大会以来、2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出が決まる。
 勝てば、グループリーグ突破の可能性もあった日本は立ち上がりに先制されたが、前半34分に乾(ベティス)のW杯初ゴールで同点。後半再び勝ち越されたが、途中出場した本田(パチューカ)のW杯通算4点目、日本人初となる3大会連続ゴールで追い付いた。
 グループHのもう1試合は、前回ブラジル大会8強のコロンビアがポーランドを3―0で下し、初勝利を挙げて勝ち点3。2連敗のポーランドは敗退決定。日本は最終戦に敗れても、セネガル−コロンビアの結果次第では16強入りの望みがある。
 グループGでは、イングランドがパナマに6―1で大勝。勝ち点6で並んだベルギーとともに決勝トーナメントに進んだ。

【「遺産」生かした日本】
 明らかに、日本はセネガルの速さ、パワーに浮き足立っていた。前半11分の失点。右クロスを原口がバックヘッド。しかし当たり損ね、サバリにシュートを打たれる。今度はGK川島が判断を誤りパンチング。目の前のマネに当たって、ゴールインした。
 コロンビア戦とは対照的に、手痛いミスで劣勢スタートを招いた。だが、そこから必死に食らい付く。一発で止められなくても、敵の威力を少しずつそぎ落とす。柴崎は相手の腕を掴んで奪いにいき、長谷部は体を投げ出しボールに当てた。
 西野監督は「やられてはいるんだが、対応を覚えて、好転していく(と思った)」。ボール保持の割合が逆転しかけた辺りで、前半34分に乾の同点ゴールが生まれた。
 後半、日本が身体能力の差に苦しんだ印象はない。圧巻だったのは大迫で、2メートル近い大男を背負ってのポストプレーを確実にこなし、攻撃を加速させた。「試合を通して、そんなにやられた感覚はない」と長谷部。
 球際の重要性は、ハリルホジッチ前監督が「デュエル(決闘)」という言葉で、植え付けてきたものだ。前任者の「遺産」も生かし、全員の懸命の戦いぶりが、後半33分の本田の同点ゴールとなって結実した。
 勝ち切っていれば16強入りだった。「2つで抜ける最高設定の目標は叶わなかったが、間違いなく有効な結果」と監督。積み上げた勝ち点は1でも、勢いは増した。

【輝き続ける32歳の本田と岡崎】
 貴重な同点弾が決まると、岡崎は殊勲の本田のもとへ駆け寄った。すると笑顔で敬礼し合う歓喜の空間が生まれる。「圭佑がやってきたから。3年ぶりかな」と岡崎。これまでと異なる立場で臨む2人による得点だった。
 後半27分に本田、その3分後に岡崎が入った。お膳立ては、いつもと逆。岡崎が2度も相手GKとつぶれ、流れたボールを本田が押し込む。日本人初の3大会連続得点。岡崎は「3大会で結果を出せるなんて、同級生として素晴らしい」と称える。
 ともに2008年に代表デビュー。10年大会では本田のアシストで岡崎がW杯初ゴールを挙げるなど、ホットラインを築いてきた。でも考え方に違いもある。大会前のオーストリア合宿中、選手たちは縦に速くか、球を保持するかで議論した。その件について、本田は笑いながら「岡崎とは10年間くらい折り合ったことがない。彼は早くボールをもらいたいから」と話した。
 それでも勝利という目的は同じだから認め合える。今回は2人とも控えに回るが、「3大会連続で岡崎にアシストしたい」と本田。32歳の「おっさん」たちの調和は、躍進のカギとなる。

【乾、1ゴール1アシスト】
 今までの日本なら負けていたかもしれない。まさに値千金。乾が1ゴール1アシストで2度の同点ゴールをもたらした。引き分けで貴重な勝ち点1。「先制されても、勝ち越されても追い付くというのは、チームとしてすごく成長しているところ」。胸を張って自らの活躍を振り返った。
 0―1の前半34分。柴崎、長友とつないだボールを拾い、シュートする方向を見定めて鮮やかにゴール右隅へ。「得意のコース。思い切って打った結果だった」。30歳で初出場のW杯で、記念すべきゴール。「うれしかったし、うれしかったけど…。何ですかね」。少年のように、はにかんだ笑顔だった。
 屈強な相手に当たり負けする場面もあったが、逃げることなく前へ向かった。後半15分過ぎには枠をたたく惜しいシュートも。そして再びリードを許した7分後。大迫の右クロスが左の乾まで流れてきた。「誰かが詰めてくれれば」と送った折り返し。願いに応えるように本田が決めた。
 コロンビア戦では好機を生かせずに「悔しさ」を残していた。勝っても、自分のプレーに不満が残れば納得しない性格。「良くないときでも使ってくれた監督の期待に応えたかった」。自分に厳しい男が声を弾ませた。

【柴崎、広い視野でキーマンに】
 ロシアでW杯デビュー。初戦から先発するMF柴崎の存在が頼もしい。長谷部と組む中盤で、攻守のバランスを取る感覚は抜群だ。グループリーグ突破へ前進する好調の日本代表にとって、まさに心臓部を担っている。
 退場者を出したコロンビアが早々に10人となった19日の第1戦。人数で優位に立った試合で、よくボールに絡みリズムをつけた。後半はより前線と連係してボールを回せるようになり、試合を完全にコントロール。セネガル戦では広い視野から長短のパスを使い分け、攻撃のスイッチ役を全うした。速攻へつなげる鋭い守備も光った。
 昨夏2年ぶりに代表復帰。J1鹿島からスペインへ渡った直後は環境になじめない時期を過ごしたが、程なくすっかり適応した。「自分が海外でやってみて、活躍する選手が改めてすごいと思った」。苦しい時間は過去のものとなった。
 冷静な判断力と精度の高いキックで鳴らす26歳。大会直前のパラグアイ戦でアピールに成功し、出番を掴んだ。「前線との連係は良くなっている」ときっぱり。得点を生み出す原動力として、今や欠かせない存在だ。

【長友、快足封じる】
 左サイドバックの長友は快足を誇るセネガルの20歳、サルと対峙(たいじ)。「縦だけの突破だったら、本当に世界のトップじゃないか」と目を丸くしたが、後半になるとうまく間合いを取ってほぼ封じてみせた。
 2―2のドロー。好機も多く、「勝ちたかったというのが正直なところ」と悔しさものぞかせたが、「強いセネガル相手に、2回追い付いたというのは自分たちも自信を持っていい」と評価した。
 試合前、西野監督の「強気にいこうよ」という言葉にも背中を押されたそうで、「強い気持ちが今、1人1人にみなぎっている」と、チームの現状を明るく語った。

【酒井宏、当たり負けせず】
 試合後の酒井宏の声はかすれ気味だった。右サイドバックで相手エースのマネと対峙(たいじ)し、競り合う中で喉を押さえつけられたという。先制点こそ取られたが、当たり負けしない力強さで本来の仕事をさせなかった。「すごく楽しかった。楽しめたということは、いい戦いができたということ」
 4年前は一度もピッチに立てなかったW杯で、2戦フル出場。攻守にわたり、日本に躍動感と推進力を与える存在になった。「引かずに勇敢なプレーができた。でも自分の印象としては勝ち点3を取りたかった」。決戦となるポーランド戦に目を向けた。

【悔しがる吉田】
 守備を統率する吉田にとっては、満足のいく結果とは言えなかった。体格に勝るセネガルに対して体を張ったが、2点を献上。引き分けで乗り切っても、「やっぱり今日、勝ち点3を取って決めたかった。(相手の)個の能力が非常に優れていた」と悔しがった。
 国内組だけで臨んだ試合を除けば、失点は12戦連続で計21点となった。先を見据えれば、1点の価値はますます重くなる。「FW陣に感謝しないといけない。次に無失点を達成できるようにしたい」と誓った。

【川島「試合厳しくした」】
 日本の前半の失点は、川島の判断ミスから生まれた。11分、正面に飛んできたサバリの何でもない低めのシュートをパンチング。「前の選手が気になってしまったのはあるけど、それにしても、自分が想像していたプレーではなかった」。弾いたボールは、目の前にいたマネに当たってゴールへ吸い込まれた。
 その後、チームは2度追い付いて勝ち点1を手にした。「自ら失点してしまって、かなり試合を厳しくしてしまった。チームメートのおかげ」。コロンビア戦に続いてのミス絡みの失点は気掛かり。ポーランド戦では無失点を期待したい。

【大迫、敵将が脱帽】
 2試合連続ゴールはならなかった大迫だが、日本の最前線にいる頼もしさを感じさせた。身長2メートル近いセンターバック、クリバリやサネと競り合っても軸がぶれず、ポストプレーで脅威になり続けた。「僕が戦うことでチームが生きると思った。力になれたと思う」。仕事をやり切った表情で振り返った。
 惜しむらくは後半16分のシーン。柴崎の低いクロスに抜け出て、右足を合わせ損ね、「しっかり決めないといけないプレーだった」と反省した。それでも敵将シセ監督は脱帽。「15番(大迫)の存在が、守備に大きなプレッシャーになっていた」と認めていた。

【日本の決勝トーナメント進出条件】
 グループリーグ・グループHは、第2戦を終えて日本とセネガルが1勝1分けの勝ち点4で首位に並び、1勝1敗で勝ち点3のコロンビアが3位。2連敗のポーランドは1試合を残して、2位以内に入る可能性が消え、敗退した。
 最終戦は日本−ポーランド、セネガル−コロンビアの対戦で、日本時間28日午後11時から2試合同時スタート。日本はポーランドに勝つか、引き分ければ無条件で2位以内が確定し、グループリーグ突破を果たす。
 日本が敗れた場合でも、セネガルが勝てば2位で通過。コロンビアが勝つと、日本とセネガルが勝ち点4で並び、総得失点差の争いとなる。総得失点差でも同じ場合は総得点、フェアープレーポイント、抽選の順で決められる。セネガルとコロンビアが引き分けなら、日本とコロンビアは勝ち点4で並ぶが、2戦目を終えて総得失点差でコロンビアが日本を上回っているため、日本は敗退となる。

【日本、2度の劣勢巻き返す】
 ハリルホジッチ前監督は相手の長所を消し、弱点を突くことに特化した。西野監督の思考は逆だ。自分たちの良さで優位に立つ、そのために何をすべきか−である。
 「良さ」とは紛れもなく、パスサッカーに象徴される技術や敏しょう性を駆使した、指揮官が言う「積み上げてきた日本化したサッカー」だ。
 守備もそのためにあり、受け身ではない。コロンビア戦は、数的優位を生かせなかった前半から一転、後半積極性が生まれたのも攻撃を押し上げる守りをしたから。持ち味を前面に出すのは前回ブラジル大会に近いが、どんな相手、状況でも一つのやり方に固執した4年前と違う対応力もよりどころとする。
 セネガルとの厳しい戦いは、その真骨頂となった。1点を先制される展開も、意欲的にボール保持を高めて、前半34分に乾のゴールで同点。後半、再びリードされたが、岡崎の投入で2トップへ移行。攻撃姿勢を強めて、同じく途中出場の本田の3大会連続得点となるゴールで追い付いた。
 「多少リスクがあっても勝負を懸ける2戦目」と言い切っていた指揮官は、終盤も守りに入らず、最後まで勝ちにいった。勝ち点3は逃したが、2度の劣勢を巻き返した価値ある勝ち点1。自信を持って最終戦に臨む。

【日本、発揮した修正力】
 悪くはない勝ち点1と、勝てたという悔い。強いのは後者ではなかったか。日本の勢いと漂う自信がそう思わせる。
 試合を制御した。序盤こそセネガルの速さ、パワーに気後れ。フィジカル自慢の長友でさえ、相手を捕まえ切れない。
 「(長友の)左サイドですらそうなら、いろんな所で負けてしまう局面が出るのではないか」。前半11分、西野監督の不安が的中し、ミスの連鎖で失点する。
 発揮したのは修正力、対応力。徐々に感覚をつかむと、香川が密集に潜り込んで起点つくりに励み、柴崎の縦への合図で全体が連動を始める。同34分、連係に難があるワゲの背後に柴崎が長いボールを打ち込む。走り込んだ長友が乾につなぎ、同点ゴールが生まれた。
 2メートル近い相手DFをあざ笑うかのような、日本の小兵選手による痛快なゴールシーン。前日会見で、西野監督は「乾に5センチ身長を伸ばせといったら、調整に失敗して」と冗談を飛ばしたが、相手にない技術の質、小回りの良さを駆使した。
 流れを掌握しながら、後半に勝ち越されたが、指揮官は攻撃姿勢を加速させた。本田、岡崎を投入し、2トップに切り替え、激しくプレッシャーをかける。後半33分、乾のクロスに岡崎がつぶれ役となり、フリーの本田で再び追い付いた。
 采配的中は、チームが意思を共有しているからこそ。勝ち点1を守ることも頭に入る残り10分を切ってなお、宇佐美を送り込む強気。「勝ち切れるというメッセージを送り続けたかった」と指揮官。思いは届かずも、壮快感すら残った。
 ちょうど4年前の6月24日、日本はブラジルの地でコロンビアに惨敗を喫した。「4年前は圧倒したいところがあった。それが崩れた時に修正がきかなかった」と岡崎。紆余(うよ)曲折を経て迎えたロシアで、16強が見えた。

【安倍首相「予選突破を期待」】
 安倍晋三首相は25日、サッカーのワールドカップロシア大会で日本代表がセネガルと引き分けたことについて、インターネット交流サイト(SNS)のインスタグラムなどを通じて、「この勢いでポーランド戦では予選突破を期待している」とコメントした。

W杯日本代表メンバー23名
GK:
1.川島永嗣(35=メス/フランス)
12.東口順昭(32=ガンバ大阪)
23.中村航輔(23=柏レイソル)
DF:
5.長友佑都(31=インテル/イタリア)
20.槙野智章(31=浦和レッズ)
22.吉田麻也(29=サウサンプトン/イングランド)
19.酒井宏樹(28=マルセイユ/フランス)
21.酒井高徳(27=ハンブルガーSV/ドイツ)
3.昌子源(25=鹿島アントラーズ)
6.遠藤航(25=浦和レッズ)
2.植田直通(23=鹿島アントラーズ)
MF:
17.長谷部誠(34=アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)
4.本田圭佑(32=パチューカ/メキシコ)
14.乾貴士(29=エイバル/スペイン)
10.香川真司(29=ドルトムント/ドイツ)
16.山口蛍(27=セレッソ大阪)
8.原口元気(27=ハノーファー/ドイツ)
11.宇佐美貴史(26=デュッセルドルフ/ドイツ)
7.柴崎岳(26=ヘタフェ/スペイン)
18.大島僚太(25=川崎フロンターレ)
FW:
9.岡崎慎司(32=レスター・シティ/イングランド)
15.大迫勇也(27=ブレーメン/ドイツ)
13.武藤嘉紀(25=マインツ/ドイツ)

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劇的逆転勝利
W杯ロシア大会グループリーグ第2戦結果

グループF:

韓国1―2メキシコ
(ロストフ・アリーナ/43,472人)
≪得点者≫
韓国:
ソン・フンミン(後半45+3分)
メキシコ:
カルロス・ベラ(前半26分)
ハビエル・エルナンデス(後半21分)

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ドイツ2―1スウェーデン
(フィシュト・スタジアム/44,287人)
≪得点者≫
ドイツ:
マルコ・ロイス(後半3分)
トニ・クロース(後半45+5分)
スウェーデン:
オラ・トイヴォネン(前半32分)

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グループG:

ベルギー5―2チュニジア
(スパルタク・スタジアム/44,190人)
≪得点者≫
ベルギー:
エデン・アザール(前半7分)
ロメル・ルカク(前半16分)
ロメル・ルカク(前半45分)
エデン・アザール(後半6分)
ミシー・バチュアイ(後半45分)
チュニジア:
バセム・スラルフィ(前半18分)
ワハビ・ハズリ(後半45+3分)

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W杯ロシア大会グループリーグ第2戦日程

24日()

グループG:

日本時間21:00
イングランドvsパナマ
(ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム)

グループH:

日本時間27:00
ポーランドvsコロンビア
(カザン・アリーナ)

NEW!
超最新TVスケジュール

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会第10日は23日、各地でグループリーグが行われ、グループFで前回優勝のドイツはスウェーデンに2―1で逆転勝ちし、今大会初勝利を挙げた。後半3分にロイスのゴールで追い付き、試合終了間際にクロースが決勝点を奪った。両チームとも1勝1敗で勝ち点3。メキシコは韓国を2―1で下し、2連勝で勝ち点を6に伸ばした。韓国は2連敗。
 グループGのベルギーはチュニジアに5―2で大勝し、2連勝とした。E・アザールとルカクがともに2得点。チュニジアは2連敗。

【王者ドイツ、薄氷の初白星】
 王者ドイツ、命運尽きたか−。
 前半32分に司令塔クロースのパスミスから逆襲を受けて先制された瞬間、会場は4万4000人の歓声と悲鳴が入り交じった異様な空気に包まれた。ハーフタイムに入り、沈んだ表情で引き揚げてきたイレブンにレーウ監督が檄(げき)を飛ばす。「冷静さを保つように。あと45分ある。集中し続ければチャンスは来る」
 後半、精鋭たちは目を覚ました。ゆっくりとボールを回しながらチャンスを待つ。そして3分。左から切り込んだウェルナーが中央へ低いボール。走り込んできたロイスは左膝の内側にボールを当て、泥臭く同点弾を押し込んだ。
 追加点を奪おうと勢いを増す中、再び窮地が訪れる。37分にDFボアテングが2度目の警告を受けて退場。だが、レーヴ監督はここで攻撃の枚数を減らさない賭けに出た。名将が見せた執念に応えたのが、前半にミスを犯したクロース。引き分けで終わるかと思われた終了間際にFKから鮮やかな一発をネットに突き刺した。
 優勝候補に挙げられながら引いた相手を崩せず、初戦のメキシコ戦ではまさかの黒星発進。この日も薄氷を踏むような内容で、ようやく白星を手にした。「このいい気分を次の試合につなげられれば」とクロース。グループF・1位通過も敗退もあり得る27日の韓国戦で、真価が問われる。

【連続得点、64年ぶり新記録】
 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で23日、グループリーグ・グループGのベルギー−チュニジア戦の前半6分にベルギーのエデン・アザールがPKを決めて先制し、開幕からの連続得点が27試合の新記録となった。この後、グループリーグ・グループFの2試合でも得点が生まれ、記録は29に伸びた。国際サッカー連盟(FIFA)によると、これまでは1954年スイス大会の26試合が最多で、64年ぶりに更新した。
 今大会は14日の開幕戦で開催国ロシアがサウジアラビアに5―0で大勝。15日以降は1日3〜4試合が行われているが、いずれも得点が生まれている。

【FIFA、スイス2選手の調査開始】
 ワールドカップ(W杯)ロシア大会で22日に行われたグループリーグ・グループEのセルビア−スイス戦で、政治的なパフォーマンスをした疑いのあるスイス代表のMFシャカとMFシャキリについて、国際サッカー連盟(FIFA)の規律委員会による調査が23日始まった。
 2人はそれぞれゴールを決めた後、胸の前で両手の甲を交差させ、アルバニアの国旗に描かれた「双頭のワシ」を表現するようなポーズを見せた。2人はともにアルバニア系住民が多数を占めるコソボにルーツを持つ。コソボは2008年に独立を宣言したがセルビアは認めておらず、政治紛争の絡んだ一戦だった。FIFAは全ての政治的なメッセージやシンボルの掲示を禁止している。 
 また、ファンが政治的で攻撃的なメッセージを掲げたなどの問題で、セルビア・サッカー協会に対しても調査を開始。さらに、セルビア代表のクルスタイッチ監督が、PKを認めなかったドイツ人主審について、裁判を受けさせるべきだ、と批判した件も調査する。

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DRAW
明治安田生命J2第20節最終日結果

横浜FC1―0甲府
(ニッパツ/9079人)
≪得点者≫
横浜FC:
齋藤功佑(後半34分)

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町田0―0新潟
(町田/5009人)

ハイライト動画
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J2順位表

J2得点ランキング

 明治安田生命J2リーグは24日、第20節の残り2試合が行われ、3位の町田は14位新潟と0―0で引き分け、勝ち点を36に伸ばした。新潟は勝ち点25で13位浮上。7位横浜FCは10位甲府に1―0で勝ち、勝ち点32で6位に浮上。横浜FCの51歳三浦知良は後半終了間際に出場した。

明治安田生命J3第15節第2日結果

秋田1―1鹿児島
(A‐スタ/2007人)
≪得点者≫
秋田:
前山恭平(前半14分)
鹿児島:
西岡謙太(後半36分)

ハイライト動画
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福島2―2北九州
(とうスタ/1713人)
≪得点者≫
福島:
田村翔太(前半34分)
樋口寛規(前半41分)
北九州:
ダヴィ(前半40分)
ダヴィ(後半10分)

ハイライト動画
(You Tube)


J3順位表

J3得点ランキング

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3位浮上
JFL・1stステージ第14節最終日結果

ヴァンラーレ八戸1―2ソニー仙台
(ダイスタ)
FC今治2―3ラインメール青森
(夢スタ)
奈良クラブ3―1ヴェルスパ大分
(ならでん)
流経大ドラゴンズ龍ケ崎0―2ヴィアティン三重
(龍ケ崎)
東京武蔵野シティ3―0テゲバジャーロ宮崎
(武蔵野)
MIOびわこ滋賀1―0マルヤス岡崎
(東近江)

28日にJ1名古屋と第98回天皇杯全日本選手権2回戦のPK戦のやり直しを控える6位奈良クラブは、藤井貴之の先制点などで快勝して4位浮上!3位八戸vs5位ソニー仙台の上位対決は、藤原元輝の決勝弾でソニー仙台が制して3位浮上!

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