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PS4版ウイイレ2018完全修正データ

本日の超最新情報
2018年6月25日(月)

INDEX(目次)

勝ち点4
W杯ロシア大会グループリーグ第2戦結果

グループH:

日本代表2―2セネガル代表

日本は乾貴士と本田圭佑のゴールで2度追い付いて引き分け、勝ち点を4に伸ばして首位を守り、2010年南アフリカ大会以来、2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出に大きく前進!後半27分から出場した本田は日本人初となるW杯3大会連続ゴール!

調整開始
W杯ロシア大会グループリーグ第3戦日程

28日(木)

グループH:

日本時間23:00
日本代表vsポーランド代表
(ヴォルゴグラード・アリーナ)

日本代表はW杯グループリーグ第2戦のセネガル戦に引き分けてから一夜明け、ベースキャンプ地のカザンで、最終戦となる28日のポーランド戦(ヴォルゴグラード)に向けた練習を開始!セネガル戦で1ゴール1アシストの乾貴士ら先発した11人はウオーキングなどで調整、3大会連続得点を挙げた本田圭佑らはシュート練習などで汗!

30.9%
24日深夜に日本テレビ系で生中継されたW杯グループリーグ第2戦、日本代表vsセネガル代表戦(午後11時40分〜午前2時10分)の平均視聴率が30.9%と驚異的な高視聴率を記録!瞬間最高視聴率は午前0時44分、1―1で迎えた前半44分、左サイドの敵陣中央でFKを獲得したセネガルのセットプレーの場面で37.1%!

初勝利
W杯ロシア大会グループリーグ第2戦結果

グループG:

イングランド6―1パナマ

グループH:

ポーランド0―3コロンビア

初戦で日本に敗れた前回大会8強のコロンビアは、主将のファルカオのゴールなどで完勝して初勝利、完敗したポーランドは2連敗で敗退決定!イングランドはケインのW杯史上52度目のハットトリックなどで圧勝し、ベルギーとともに2連勝で決勝トーナメント進出が決定!

本日の超サカFLASH
J1仙台がJ1のG大阪からMF矢島慎也(24)を来年1月31日までの期限付き移籍で獲得ほか


本文

勝ち点4
W杯ロシア大会グループリーグ第2戦結果

グループH:

日本代表2―2セネガル代表
(エカテリンブルク・アリーナ/32,572人)

≪得点者≫
日本代表
乾貴士(前半34分)
本田圭佑(後半33分)
セネガル代表
サディオ・マネ(前半11分)
ムサ・ワゲ(後半26分)

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(メス)
DF:
19.酒井宏樹(マルセイユ)
22.吉田麻也(サウサンプトン)
3.昌子源(鹿島アントラーズ)
5.長友佑都(インテル)
MF:
17.長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)(cap)=90+4分
7.柴崎岳(ヘタフェ)
8.原口元気(ハノーファー)
(75分9.岡崎慎司(レスター・シティ))
10.香川真司(ドルトムント)
(72分4.本田圭佑(パチューカ))
14.乾貴士(エイバル)=68分
(77分11.宇佐美貴史(デュッセルドルフ))
FW:
15.大迫勇也(ブレーメン)
ベンチ:
GK:
12.東口順昭(ガンバ大阪)
23.中村航輔(柏レイソル)
DF:
20.槙野智章(浦和レッズ)
21.酒井高徳(ハンブルガーSV)
6.遠藤航(浦和レッズ)
2.植田直通(鹿島アントラーズ)
MF:
16.山口蛍(セレッソ大阪)
18.大島僚太(川崎フロンターレ)
FW:
13.武藤嘉紀(マインツ)
セネガル代表
GK:
16.カディム・エンディアイェ(ホロヤAC/ギニア)
DF:
3.カリドゥ・クリバリ(ナポリ/イタリア)
12.ユスフ・サバリ(ボルドー/フランス)=90分
22.ムサ・ワゲ(オイペン/ベルギー)
MF:
5.イドリサ・ゲイェ(エヴァートン/イングランド)
6.サリフ・サネ(ハノーファー/ドイツ)
13.アルフレッド・エンディアイェ(ウォルヴァーハンプトン/イングランド)
(65分8.シェイフ・クヤテ(ウェストハム/イングランド))
17.パパ・アリウヌ ・エンディアイェ(ストーク・シティ/イングランド)
(81分11.シェイク・エンドイェ(バーミンガム・シティ/イングランド)=90+1分)
FW:
10.サディオ・マネ(リヴァプール/イングランド)(cap)
18.イスマイラ・サール(レンヌ/フランス)
19.エムバイェ・ニアン(トリノ/イタリア)=59分
(86分9.マメ・ビラム・ディウフ(ストーク・シティ/イングランド))
ベンチ:
GK:
1.アブドゥライェ・ディアロ(レンヌ/フランス)
23.アルフレッド・ゴミス(SPAL/イタリア)
DF:
21.ラミーヌ・ガサマ(アランヤスポル/トルコ)
2.アダマ・エムベング(カーン/フランス)
4.カラ・エムボジ(アンデルレヒト/ベルギー)
MF:
FW:
20.ケイタ・バルデ・ディアオ(モナコ/フランス)
14.ムサ・コナテ(アミアン/フランス)
15.ディアフラ・サコ(レンヌ/フランス)
7.ムサ・ソウ(ブルサスポル/トルコ)

ハイライト動画
(You Tube)


ハイライト動画
(OK.RU)


ハイライト動画
(dailymotion.com)


フルマッチ動画(前半)
(OK.RU)


フルマッチ動画(後半)
(OK.RU)


W杯ロシア大会グループリーグ第3戦日程

28日(木)

グループH:

日本時間23:00
日本代表vsポーランド代表
(ヴォルゴグラード・アリーナ)

日本時間23:00
セネガルvsコロンビア
(サマーラ・アリーナ)

NEW!
超最新TVスケジュール

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会第11日は24日、各地でグループリーグ第2戦が行われ、グループHの日本はセネガルと2―2で引き分けた。ともに通算1勝1分けの勝ち点4として首位を守った。日本は28日のポーランドとの最終戦に勝つか引き分ければ、無条件で同グループ2位以内となり、2010年南アフリカ大会以来、2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出が決まる。
 勝てば、グループリーグ突破の可能性もあった日本は立ち上がりに先制されたが、前半34分に乾(ベティス)のW杯初ゴールで同点。後半再び勝ち越されたが、途中出場した本田(パチューカ)のW杯通算4点目、日本人初となる3大会連続ゴールで追い付いた。
 グループHのもう1試合は、前回ブラジル大会8強のコロンビアがポーランドを3―0で下し、初勝利を挙げて勝ち点3。2連敗のポーランドは敗退決定。日本は最終戦に敗れても、セネガル−コロンビアの結果次第では16強入りの望みがある。
 グループGでは、イングランドがパナマに6―1で大勝。勝ち点6で並んだベルギーとともに決勝トーナメントに進んだ。

【「遺産」生かした日本】
 明らかに、日本はセネガルの速さ、パワーに浮き足立っていた。前半11分の失点。右クロスを原口がバックヘッド。しかし当たり損ね、サバリにシュートを打たれる。今度はGK川島が判断を誤りパンチング。目の前のマネに当たって、ゴールインした。
 コロンビア戦とは対照的に、手痛いミスで劣勢スタートを招いた。だが、そこから必死に食らい付く。一発で止められなくても、敵の威力を少しずつそぎ落とす。柴崎は相手の腕を掴んで奪いにいき、長谷部は体を投げ出しボールに当てた。
 西野監督は「やられてはいるんだが、対応を覚えて、好転していく(と思った)」。ボール保持の割合が逆転しかけた辺りで、前半34分に乾の同点ゴールが生まれた。
 後半、日本が身体能力の差に苦しんだ印象はない。圧巻だったのは大迫で、2メートル近い大男を背負ってのポストプレーを確実にこなし、攻撃を加速させた。「試合を通して、そんなにやられた感覚はない」と長谷部。
 球際の重要性は、ハリルホジッチ前監督が「デュエル(決闘)」という言葉で、植え付けてきたものだ。前任者の「遺産」も生かし、全員の懸命の戦いぶりが、後半33分の本田の同点ゴールとなって結実した。
 勝ち切っていれば16強入りだった。「2つで抜ける最高設定の目標は叶わなかったが、間違いなく有効な結果」と監督。積み上げた勝ち点は1でも、勢いは増した。

【輝き続ける32歳の本田と岡崎】
 貴重な同点弾が決まると、岡崎は殊勲の本田のもとへ駆け寄った。すると笑顔で敬礼し合う歓喜の空間が生まれる。「圭佑がやってきたから。3年ぶりかな」と岡崎。これまでと異なる立場で臨む2人による得点だった。
 後半27分に本田、その3分後に岡崎が入った。お膳立ては、いつもと逆。岡崎が2度も相手GKとつぶれ、流れたボールを本田が押し込む。日本人初の3大会連続得点。岡崎は「3大会で結果を出せるなんて、同級生として素晴らしい」と称える。
 ともに2008年に代表デビュー。10年大会では本田のアシストで岡崎がW杯初ゴールを挙げるなど、ホットラインを築いてきた。でも考え方に違いもある。大会前のオーストリア合宿中、選手たちは縦に速くか、球を保持するかで議論した。その件について、本田は笑いながら「岡崎とは10年間くらい折り合ったことがない。彼は早くボールをもらいたいから」と話した。
 それでも勝利という目的は同じだから認め合える。今回は2人とも控えに回るが、「3大会連続で岡崎にアシストしたい」と本田。32歳の「おっさん」たちの調和は、躍進のカギとなる。

【乾、1ゴール1アシスト】
 今までの日本なら負けていたかもしれない。まさに値千金。乾が1ゴール1アシストで2度の同点ゴールをもたらした。引き分けで貴重な勝ち点1。「先制されても、勝ち越されても追い付くというのは、チームとしてすごく成長しているところ」。胸を張って自らの活躍を振り返った。
 0―1の前半34分。柴崎、長友とつないだボールを拾い、シュートする方向を見定めて鮮やかにゴール右隅へ。「得意のコース。思い切って打った結果だった」。30歳で初出場のW杯で、記念すべきゴール。「うれしかったし、うれしかったけど…。何ですかね」。少年のように、はにかんだ笑顔だった。
 屈強な相手に当たり負けする場面もあったが、逃げることなく前へ向かった。後半15分過ぎには枠をたたく惜しいシュートも。そして再びリードを許した7分後。大迫の右クロスが左の乾まで流れてきた。「誰かが詰めてくれれば」と送った折り返し。願いに応えるように本田が決めた。
 コロンビア戦では好機を生かせずに「悔しさ」を残していた。勝っても、自分のプレーに不満が残れば納得しない性格。「良くないときでも使ってくれた監督の期待に応えたかった」。自分に厳しい男が声を弾ませた。

【柴崎、広い視野でキーマンに】
 ロシアでW杯デビュー。初戦から先発するMF柴崎の存在が頼もしい。長谷部と組む中盤で、攻守のバランスを取る感覚は抜群だ。グループリーグ突破へ前進する好調の日本代表にとって、まさに心臓部を担っている。
 退場者を出したコロンビアが早々に10人となった19日の第1戦。人数で優位に立った試合で、よくボールに絡みリズムをつけた。後半はより前線と連係してボールを回せるようになり、試合を完全にコントロール。セネガル戦では広い視野から長短のパスを使い分け、攻撃のスイッチ役を全うした。速攻へつなげる鋭い守備も光った。
 昨夏2年ぶりに代表復帰。J1鹿島からスペインへ渡った直後は環境になじめない時期を過ごしたが、程なくすっかり適応した。「自分が海外でやってみて、活躍する選手が改めてすごいと思った」。苦しい時間は過去のものとなった。
 冷静な判断力と精度の高いキックで鳴らす26歳。大会直前のパラグアイ戦でアピールに成功し、出番を掴んだ。「前線との連係は良くなっている」ときっぱり。得点を生み出す原動力として、今や欠かせない存在だ。

【長友、快足封じる】
 左サイドバックの長友は快足を誇るセネガルの20歳、サルと対峙(たいじ)。「縦だけの突破だったら、本当に世界のトップじゃないか」と目を丸くしたが、後半になるとうまく間合いを取ってほぼ封じてみせた。
 2―2のドロー。好機も多く、「勝ちたかったというのが正直なところ」と悔しさものぞかせたが、「強いセネガル相手に、2回追い付いたというのは自分たちも自信を持っていい」と評価した。
 試合前、西野監督の「強気にいこうよ」という言葉にも背中を押されたそうで、「強い気持ちが今、1人1人にみなぎっている」と、チームの現状を明るく語った。

【酒井宏、当たり負けせず】
 試合後の酒井宏の声はかすれ気味だった。右サイドバックで相手エースのマネと対峙(たいじ)し、競り合う中で喉を押さえつけられたという。先制点こそ取られたが、当たり負けしない力強さで本来の仕事をさせなかった。「すごく楽しかった。楽しめたということは、いい戦いができたということ」
 4年前は一度もピッチに立てなかったW杯で、2戦フル出場。攻守にわたり、日本に躍動感と推進力を与える存在になった。「引かずに勇敢なプレーができた。でも自分の印象としては勝ち点3を取りたかった」。決戦となるポーランド戦に目を向けた。

【悔しがる吉田】
 守備を統率する吉田にとっては、満足のいく結果とは言えなかった。体格に勝るセネガルに対して体を張ったが、2点を献上。引き分けで乗り切っても、「やっぱり今日、勝ち点3を取って決めたかった。(相手の)個の能力が非常に優れていた」と悔しがった。
 国内組だけで臨んだ試合を除けば、失点は12戦連続で計21点となった。先を見据えれば、1点の価値はますます重くなる。「FW陣に感謝しないといけない。次に無失点を達成できるようにしたい」と誓った。

【川島「試合厳しくした」】
 日本の前半の失点は、川島の判断ミスから生まれた。11分、正面に飛んできたサバリの何でもない低めのシュートをパンチング。「前の選手が気になってしまったのはあるけど、それにしても、自分が想像していたプレーではなかった」。弾いたボールは、目の前にいたマネに当たってゴールへ吸い込まれた。
 その後、チームは2度追い付いて勝ち点1を手にした。「自ら失点してしまって、かなり試合を厳しくしてしまった。チームメートのおかげ」。コロンビア戦に続いてのミス絡みの失点は気掛かり。ポーランド戦では無失点を期待したい。

【大迫、敵将が脱帽】
 2試合連続ゴールはならなかった大迫だが、日本の最前線にいる頼もしさを感じさせた。身長2メートル近いセンターバック、クリバリやサネと競り合っても軸がぶれず、ポストプレーで脅威になり続けた。「僕が戦うことでチームが生きると思った。力になれたと思う」。仕事をやり切った表情で振り返った。
 惜しむらくは後半16分のシーン。柴崎の低いクロスに抜け出て、右足を合わせ損ね、「しっかり決めないといけないプレーだった」と反省した。それでも敵将シセ監督は脱帽。「15番(大迫)の存在が、守備に大きなプレッシャーになっていた」と認めていた。

【日本の決勝トーナメント進出条件】
 グループリーグ・グループHは、第2戦を終えて日本とセネガルが1勝1分けの勝ち点4で首位に並び、1勝1敗で勝ち点3のコロンビアが3位。2連敗のポーランドは1試合を残して、2位以内に入る可能性が消え、敗退した。
 最終戦は日本−ポーランド、セネガル−コロンビアの対戦で、日本時間28日午後11時から2試合同時スタート。日本はポーランドに勝つか、引き分ければ無条件で2位以内が確定し、グループリーグ突破を果たす。
 日本が敗れた場合でも、セネガルが勝てば2位で通過。コロンビアが勝つと、日本とセネガルが勝ち点4で並び、総得失点差の争いとなる。総得失点差でも同じ場合は総得点、フェアープレーポイント、抽選の順で決められる。セネガルとコロンビアが引き分けなら、日本とコロンビアは勝ち点4で並ぶが、2戦目を終えて総得失点差でコロンビアが日本を上回っているため、日本は敗退となる。

【日本、2度の劣勢巻き返す】
 ハリルホジッチ前監督は相手の長所を消し、弱点を突くことに特化した。西野監督の思考は逆だ。自分たちの良さで優位に立つ、そのために何をすべきか−である。
 「良さ」とは紛れもなく、パスサッカーに象徴される技術や敏しょう性を駆使した、指揮官が言う「積み上げてきた日本化したサッカー」だ。
 守備もそのためにあり、受け身ではない。コロンビア戦は、数的優位を生かせなかった前半から一転、後半積極性が生まれたのも攻撃を押し上げる守りをしたから。持ち味を前面に出すのは前回ブラジル大会に近いが、どんな相手、状況でも一つのやり方に固執した4年前と違う対応力もよりどころとする。
 セネガルとの厳しい戦いは、その真骨頂となった。1点を先制される展開も、意欲的にボール保持を高めて、前半34分に乾のゴールで同点。後半、再びリードされたが、岡崎の投入で2トップへ移行。攻撃姿勢を強めて、同じく途中出場の本田の3大会連続得点となるゴールで追い付いた。
 「多少リスクがあっても勝負を懸ける2戦目」と言い切っていた指揮官は、終盤も守りに入らず、最後まで勝ちにいった。勝ち点3は逃したが、2度の劣勢を巻き返した価値ある勝ち点1。自信を持って最終戦に臨む。

【日本、発揮した修正力】
 悪くはない勝ち点1と、勝てたという悔い。強いのは後者ではなかったか。日本の勢いと漂う自信がそう思わせる。
 試合を制御した。序盤こそセネガルの速さ、パワーに気後れ。フィジカル自慢の長友でさえ、相手を捕まえ切れない。
 「(長友の)左サイドですらそうなら、いろんな所で負けてしまう局面が出るのではないか」。前半11分、西野監督の不安が的中し、ミスの連鎖で失点する。
 発揮したのは修正力、対応力。徐々に感覚をつかむと、香川が密集に潜り込んで起点つくりに励み、柴崎の縦への合図で全体が連動を始める。同34分、連係に難があるワゲの背後に柴崎が長いボールを打ち込む。走り込んだ長友が乾につなぎ、同点ゴールが生まれた。
 2メートル近い相手DFをあざ笑うかのような、日本の小兵選手による痛快なゴールシーン。前日会見で、西野監督は「乾に5センチ身長を伸ばせといったら、調整に失敗して」と冗談を飛ばしたが、相手にない技術の質、小回りの良さを駆使した。
 流れを掌握しながら、後半に勝ち越されたが、指揮官は攻撃姿勢を加速させた。本田、岡崎を投入し、2トップに切り替え、激しくプレッシャーをかける。後半33分、乾のクロスに岡崎がつぶれ役となり、フリーの本田で再び追い付いた。
 采配的中は、チームが意思を共有しているからこそ。勝ち点1を守ることも頭に入る残り10分を切ってなお、宇佐美を送り込む強気。「勝ち切れるというメッセージを送り続けたかった」と指揮官。思いは届かずも、壮快感すら残った。
 ちょうど4年前の6月24日、日本はブラジルの地でコロンビアに惨敗を喫した。「4年前は圧倒したいところがあった。それが崩れた時に修正がきかなかった」と岡崎。紆余(うよ)曲折を経て迎えたロシアで、16強が見えた。

【安倍首相「予選突破を期待」】
 安倍晋三首相は25日、サッカーのワールドカップロシア大会で日本代表がセネガルと引き分けたことについて、インターネット交流サイト(SNS)のインスタグラムなどを通じて、「この勢いでポーランド戦では予選突破を期待している」とコメントした。

W杯日本代表メンバー23名
GK:
1.川島永嗣(35=メス/フランス)
12.東口順昭(32=ガンバ大阪)
23.中村航輔(23=柏レイソル)
DF:
5.長友佑都(31=インテル/イタリア)
20.槙野智章(31=浦和レッズ)
22.吉田麻也(29=サウサンプトン/イングランド)
19.酒井宏樹(28=マルセイユ/フランス)
21.酒井高徳(27=ハンブルガーSV/ドイツ)
3.昌子源(25=鹿島アントラーズ)
6.遠藤航(25=浦和レッズ)
2.植田直通(23=鹿島アントラーズ)
MF:
17.長谷部誠(34=アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)
4.本田圭佑(32=パチューカ/メキシコ)
14.乾貴士(29=エイバル/スペイン)
10.香川真司(29=ドルトムント/ドイツ)
16.山口蛍(27=セレッソ大阪)
8.原口元気(27=ハノーファー/ドイツ)
11.宇佐美貴史(26=デュッセルドルフ/ドイツ)
7.柴崎岳(26=ヘタフェ/スペイン)
18.大島僚太(25=川崎フロンターレ)
FW:
9.岡崎慎司(32=レスター・シティ/イングランド)
15.大迫勇也(27=ブレーメン/ドイツ)
13.武藤嘉紀(25=マインツ/ドイツ)

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調整開始
W杯ロシア大会グループリーグ第3戦日程

28日(木)

グループH:

日本時間23:00
日本代表vsポーランド代表
(ヴォルゴグラード・アリーナ)

日本時間23:00
セネガルvsコロンビア
(サマーラ・アリーナ)

NEW!
超最新TVスケジュール

 サッカー日本代表は25日、ワールドカップ(W杯)ロシア大会グループリーグ・グループH第2戦のセネガル戦に引き分けてから一夜明け、ベースキャンプ地のカザンで、最終戦となる28日のポーランド戦(ボルゴグラード)に向けた練習を始めた。
 気温が30度を超える中、セネガル戦で1ゴール1アシストの乾(ベティス)ら先発した11人はウオーキングなどで調整。3大会連続得点を挙げた本田(パチューカ)らはシュート練習などで汗を流した。
 日本はポーランドに勝つか引き分けると決勝トーナメント進出が決定。敗れても可能性がある。

【長谷部、笑顔で調整】
 セネガル戦にフル出場した主将の長谷部は、強い日差しの下で軽めに調整した。練習場をウオーキングしながら笑顔を見せるなど、和やかな雰囲気。2―2で引き分けた結果を「勝ち点3は欲しかったが、2度追い付いたのは悪くない」と捉えた。
 次は既に敗退が決定したポーランド戦。引き分け以上で自力での1次リーグ突破が決まる状況にも「引き分け狙いをして、取れるようなチームじゃない。まだ何も勝ち取っていない。次が運命の試合になる」と気を引き締めた。

W杯日本代表メンバー23名
GK:
1.川島永嗣(35=メス/フランス)
12.東口順昭(32=ガンバ大阪)
23.中村航輔(23=柏レイソル)
DF:
5.長友佑都(31=インテル/イタリア)
20.槙野智章(31=浦和レッズ)
22.吉田麻也(29=サウサンプトン/イングランド)
19.酒井宏樹(28=マルセイユ/フランス)
21.酒井高徳(27=ハンブルガーSV/ドイツ)
3.昌子源(25=鹿島アントラーズ)
6.遠藤航(25=浦和レッズ)
2.植田直通(23=鹿島アントラーズ)
MF:
17.長谷部誠(34=アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)
4.本田圭佑(32=パチューカ/メキシコ)
14.乾貴士(29=エイバル/スペイン)
10.香川真司(29=ドルトムント/ドイツ)
16.山口蛍(27=セレッソ大阪)
8.原口元気(27=ハノーファー/ドイツ)
11.宇佐美貴史(26=デュッセルドルフ/ドイツ)
7.柴崎岳(26=ヘタフェ/スペイン)
18.大島僚太(25=川崎フロンターレ)
FW:
9.岡崎慎司(32=レスター・シティ/イングランド)
15.大迫勇也(27=ブレーメン/ドイツ)
13.武藤嘉紀(25=マインツ/ドイツ)

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30.9%
 サッカー日本代表のワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦、セネガル戦を生中継した24日深夜の日本テレビ(午後11時40分〜午前2時10分)の平均視聴率は30.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが25日、分かった。
 今年放送された全番組の中で最高となった19日の初戦、コロンビア戦(NHK総合・午後9時53分〜)の48.7%には及ばなかったが、日曜深夜の生中継だったにも関わらず大きな注目を集め、驚異的な数字を叩き出した。
 瞬間最高視聴率は深夜0時44分に記録した37.1%。1―1で迎えた前半44分、左サイドの敵陣中央でFKを獲得したセネガルのセットプレーの場面だった。
 日本代表戦の視聴率で過去最高は2002年日韓大会のロシア戦(フジテレビ系)で記録した66.1%(6月9日・午後8時〜)。
 試合は、前半11分にMF原口元気(27=ハノーファー)のクリアミス、GK川島永嗣(35=メス)のパンチングミスから先制を許したが、同34分にMF乾貴士(30=ベティス)が同点弾。後半26分に再びリードを許す。だが直後に投入されたMF本田圭佑(32=パチューカ)が同33分、乾のクロスに反応し左足で起死回生の同点ゴール。このまま2―2で引き分けた。

【日本代表、突破で経済効果215億円】
 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で、日本代表の奮闘に国民が沸く中、経済効果への期待も高まっている。第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストは、日本がグループリーグを突破した場合の経済効果は215億円と試算。サッカー観戦やグッズ売り上げなどで消費が押し上げられると見込む。
 永浜氏は、日本代表がグループリーグを突破しベスト16になった2010年の南アフリカ大会と今回大会について「事前の期待は低かったが、躍進した点で重なる」と指摘する。南ア大会の際は、Jリーグ観客増員やグッズ売り上げなどの直接的効果と観戦時の飲食交通費を含む波及効果が総額215億円規模に上ったと説明。今回も決勝トーナメントに進出すれば、同程度の効果が得られると話す。
 過去のW杯の経済的影響を詳細に分析する三井住友アセットマネジメントの宅森昭吉チーフエコノミストは、コロンビアに勝利した初戦翌日の日経平均株価が大幅反発したのはW杯効果と指摘。「景気は文字通り気持ちが大事。国民の関心が高いスポーツは元気を与え、スポーツ関連を中心に消費や投資が活発になる」と解説する。
 一方、SMBC日興証券の末沢豪謙金融財政アナリストは「今回は海外での大会なので、来日外国人による経済効果はなく、自宅でのテレビ観戦で消費が冷える面もある」と話す。ただ、3氏とも日本代表が「期待以上の快挙」を果たした場合は効果が増すとの見解で一致。宅森氏は「初のベスト8以上なら効果は大きい。最もいいのは優勝。成長率が1%程度高まる可能性がある」と語った。

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初勝利
W杯ロシア大会グループリーグ第2戦結果

グループG:

イングランド6―1パナマ
(ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム/43,319人)
≪得点者≫
イングランド:
ジョン・ストーンズ(前半8分)
ハリー・ケイン(前半22分)
ジェシー・リンガード(前半36分)
ジョン・ストーンズ(前半40分)
ハリー・ケイン(前半45分)
ハリー・ケイン(後半17分)
パナマ:
フェリペ・バロイ(後半33分)

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(You Tube)


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(OK.RU)


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(dailymotion.com)


グループH:

ポーランド0―3コロンビア
(カザン・アリーナ/42,873人)
≪得点者≫
コロンビア:
ジェリー・ミナ(前半40分)
ラダメル・ファルカオ・ガルシア(後半25分)
フアン・クアドラード(後半30分)

ハイライト動画
(You Tube)


ハイライト動画
(OK.RU)


ハイライト動画
(dailymotion.com)


W杯ロシア大会グループリーグ第3戦日程

25日(月)

グループA:

日本時間23:00
ウルグアイvsロシア
(サマーラ・アリーナ)

日本時間23:00
サウジアラビアvsエジプト
(ヴォルゴグラード・アリーナ)

グループB:

日本時間27:00
イランvsポルトガル
(モルドヴィア・アリーナ)

日本時間27:00
スペインvsモロッコ
(カリーニングラード・スタジアム)

NEW!
超最新TVスケジュール

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会第11日は24日、各地でグループリーグ第2戦が行われ、グループHの日本はセネガルと2―2で引き分けた。ともに通算1勝1分けの勝ち点4として首位を守った。日本は28日のポーランドとの最終戦に勝つか引き分ければ、無条件で同グループ2位以内となり、2010年南アフリカ大会以来、2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出が決まる。
 勝てば、グループリーグ突破の可能性もあった日本は立ち上がりに先制されたが、前半34分に乾(ベティス)のW杯初ゴールで同点。後半再び勝ち越されたが、途中出場した本田(パチューカ)のW杯通算4点目、日本人初となる3大会連続ゴールで追い付いた。
 グループHのもう1試合は、前回ブラジル大会8強のコロンビアがポーランドを3―0で下し、初勝利を挙げて勝ち点3。2連敗のポーランドは敗退決定。日本は最終戦に敗れても、セネガル−コロンビアの結果次第では16強入りの望みがある。
 グループGでは、イングランドがパナマに6―1で大勝。勝ち点6で並んだベルギーとともに決勝トーナメントに進んだ。

【コロンビア、見違えるような攻勢】
 もう負けるわけにはいかなかった。スタンドのほとんどを占めたサポーターの大声援を受け、決勝トーナメントへの生き残りを懸けたコロンビア。ポーランドとの決戦は会心の内容だった。
 前半、点取り屋のレヴァンドフスキへつなごうと相手は速攻を狙う。コロンビアはサイドにボールを散らして対抗した。右サイドのクアドラードからの攻めは活発。ファルカオ、ハメス・ロドリゲスを絡めたパス交換で攻撃のペースを掴んだ。
 その攻勢が前半40分に実る。ショートコーナーからクアドラード、キンテロとつないでハメス・ロドリゲスへ。エースは左足で狙い澄ました右クロスを送り、ミナが頭で先制点を叩き出した。
 開始早々に退場者が出た日本戦とは見違えるようだった。後半もしっかりと主導権を掌握。後半25分にはストライカーのファルカオ、30分にはクアドラードがそれぞれカウンターで追加点。攻撃陣が爆発した。
 守備でも個々が球際の強さを見せ、ポーランドが反撃する芽を摘み取り続けた。3大会ぶり出場の相手を圧倒。前回大会の8強はだてではない。ペケルマン監督は「今夜、選手のメンタルは前向きになった。自分たちのW杯を続けようという野心を持っている」。グループリーグ最後のセネガル戦に自信を持って臨む。

【ハメス・ロドリゲスが本領発揮】
 初戦の日本戦で精彩を欠いたコロンビアのハメス・ロドリゲスが2戦目で初先発。2アシストと本領を発揮した。
 前半40分にショートコーナーの流れからパスを受け、左足でふわりと狙い澄ました右クロス。フリーのミナが楽々と頭で合わせ、先制点のアシストとした。後半30分には左サイドから、中央を走るクアドラードにぴたりと合わせるクロスを配球。鮮やかなカウンター攻撃を完成させた。
 4年前のW杯に故障で出られなかったファルカオも後半25分に2点目を決め、攻撃陣が揃い踏み。「ファルカオがいるのは大きい。大事な試合で結果を出せた」。ハメス・ロドリゲスは、ほっとした表情で言った。

【ポーランド、守備にもろさ】
 グループリーグ・グループHで世界ランキング最上位の8位にいるポーランドは、2連敗の不覚を取って敗退が決まった。2戦目のコロンビア戦は0―3の完敗。守備陣が弱点をさらけだした。
 ポーランドは中盤で相手のボールを奪ってからの速攻を狙っていた。ところが、コロンビアの足元の技術に苦戦。ドリブルやパス交換で突破を許し、一方的に押し込まれた。前半40分に先制された後は、カウンター攻撃を受けて後半の2失点につながった。
 3バックの布陣でスタートしたポーランドは、相手の攻撃的MFハメス・ロドリゲス、キンテロ、クアドラードを抑えようと両ウイングが守備に追われ、実質的には5バック。そのためエースのレヴァンドフスキに効果的なボールを配球できなかった。「攻撃的にいこうとしたが、相手のボールの持ち方が優れていて、うまくいかなかった」とナバウカ監督。
 さらにポーランドの守備陣は、敏しょう性に欠ける印象を与えた。日本は乾、香川のドリブルや狭いスペースでパスをつないで崩せば攻略できそうだ。先制点を奪えば、裏のスペースを突くチャンスも生まれる。
 もっとも、レヴァンドフスキの個人技は飛び抜けている。コロンビア戦では縦の単純なロングボールでも巧みにトラップし、シュートにつなげた。日本の守備陣は集中力を保ってマークする必要がありそうだ。

【ケインがハットトリック】
 イングランドのFWハリー・ケインが24日のパナマ戦(ニジニーノブゴロド)でW杯史上52度目のハットトリックを達成した。今大会ではクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)に続いて2人目。イングランドでは1966年のハースト、86年のリネカーに次いで3人目となった。
 イングランドは6―1でパナマに大勝。チームの6得点も15度目の出場で最多だった。

【幸運ケイン、2戦5得点】
 幸運を呼び込むのも、エースの資質と言っていいだろう。ケインが1986年メキシコ大会のリネカー以来、イングランド32年ぶりとなるW杯のハットトリックを決め、大勝に導いた。
 18日のチュニジア戦では2ゴール。3得点と爆発したこの日のパナマ戦は、全てを自分の力で取ったとは言い難い。前半の2点はPK。1点目はリンガードが倒されてキッカーを務め、「能力がある選手が蹴るのは普通だろう」とサウスゲート監督。24歳にして主将を任せる新世代の旗手に、絶大の信頼を寄せている。
 3点目は自ら「ラッキー」と振り返った。ロフタスチークのシュートがケインの足に当たり、コースが変わってゴールへ。ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドがスペイン戦で決めた3得点のような派手さはなかったため、ケインは少し気恥ずかしそうだ。
 とはいえ、23日にベルギーのルカクがマークしたのに続き、2戦連続の複数得点を達成。2試合で5得点とし、ロナウド、ルカクの4点を抜いて得点王争いの単独トップに立った。「勝利につながるし、続けていきたいね」。チームは2大会ぶりのグループリーグ突破。今のところ、ゴールに最も愛されている男であることは間違いない。

【ロシア、ウルグアイと1位争い】
 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会第12日は25日、各地でグループリーグの最終戦が始まる。グループAでは既に決勝トーナメント進出を決めた開催国ロシアとウルグアイが1位を懸けて対戦。敗退が決まったエジプトとサウジアラビアは初勝利を目指す。
 グループBでは勝ち点4のポルトガルと同3のイランが対戦。同4のスペインはモロッコ戦でグループリーグ突破を目指す。
 24日のグループH第2戦では、日本がセネガルと2―2で引き分け、ともに1勝1分けで勝ち点4とした。コロンビアはポーランドに3―0で快勝して同3。日本は28日の最終戦で、敗退が決まったポーランドと当たる。

【英ギャンブル業界、賭け金3600億円にも】
 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会が世界的に盛り上がりを見せる中、英国のギャンブル業界も活況に沸いている。地元イングランド代表の好調な滑り出しなどが追い風となり、業界では掛け金が約25億ポンド(約3600億円)と、4年前の前回大会の約1.5倍に膨らむと見込まれている。
 25日付の英紙タイムズが報じた。今大会は賭けに参加する女性が急増。前回大会では女性の割合は全体の約1割だったが、3分の1程度にまで上昇した。
 18日に行われたイングランド対チュニジアの試合には約1億5000万ポンド(約220億円)が投じられた。この試合以降、大会得点王を当てる賭けでは、賭け金の約95%がイングランド代表FWケインに向けられている。
 賭け金急増の背景にはテレビCMの増加もある。英民放ITVではW杯関連番組中のCMの約5分の1はギャンブル関連となっており、「社会的に許容される範囲を超えている」として制限を求める声も上がっているという。

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 J1の仙台は25日、J1のG大阪からMF矢島慎也(24)が来年1月31日までの期限付きで加入すると発表した。矢島は2016年リオデジャネイロ五輪日本代表で、J1では通算25試合出場で2得点。

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 J2の東京Vは25日、J1のG大阪からMF泉沢仁(26)が期限付きで加入すると発表した。期間は7月1日から来年1月末で、7月21日のリーグ戦から出場可能となる。契約で今季のG大阪との公式戦には出場できない。

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