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PS4版ウイイレ2018完全修正データ

本日の超最新情報
2018年7月11日(水)

INDEX(目次)

4回戦進出
第98回天皇杯全日本選手権大会3回戦第1日結果

川崎フロンターレ(J1)1―1(延長0―0・PK4―2)水戸ホーリーホック(J2)
湘南ベルマーレ(J1)1―1(延長1―1・PK4―3)V・ファーレン長崎(J1)
サガン鳥栖(J1)3―1徳島ヴォルティス(J2)
ヴィッセル神戸(J1)6―1ジェフユナイテッド千葉(J2)
柏レイソル(J1)1―2モンテディオ山形(J2)
FC東京(J1)3―1アルビレックス新潟(J2)
横浜F・マリノス(J1)2―1(延長1―0)横浜FC(J2)
ベガルタ仙台(J1)1―0大宮アルディージャ(J2)
鹿島アントラーズ(J1)5―1町田ゼルビア(J2)
浦和レッズ(J1)2―1松本山雅FC(J2)
関西学院大(兵庫)0―1東京ヴェルディ(J2)
セレッソ大阪(J1)3―0ツエーゲン金沢(J2)
清水エスパルス(J1)0―1ヴァンフォーレ甲府(J2)
ジュビロ磐田(J1)4―1レノファ山口(J2)
北海道コンサドーレ札幌(J1)4―0アビスパ福岡(J2)

日本代表MF山口蛍が欠場した前回王者のC大阪は、清武弘嗣のゴールなどで完勝して4回戦進出!日本代表のDF槙野智章とDF遠藤航が揃ってフル出場した浦和はマウリシオの2ゴールで逆転勝ち、日本代表MF大島僚太が欠場した川崎は延長&PK戦の末に16強入り、日本代表GK中村航輔が欠場したJ1柏はJ2山形に敗れ、J1清水もJ2甲府に敗れて敗退!横浜FCの元日本代表FW三浦知良(51)が主将として先発出場した横浜ダービーは、延長戦の末にウーゴ・ヴィエイラの2ゴールで横浜Mが逆転勝ち!

決勝進出
W杯ロシア大会準決勝結果

フランス1―0ベルギー

フランスはウンティティ(バルセロナ)の決勝ヘッド弾で制し、自国開催だった1998年大会以来20年ぶり2度目の優勝まであと1勝!ベルギーは最後まで守備を固めるフランスのゴールをこじ開けられず、初の決勝進出を逃す!

6.0%
11日未明からNHK総合で生中継されたW杯ロシア大会準決勝のフランスvsベルギー戦(午前2時45分〜午前5時)の平均視聴率が6.0%の高視聴率を記録!シェアを示す占拠率は52.1%!

獲得
イタリアセリエAのユヴェントスが、スペインリーガエスパニョーラのレアル・マドリードからポルトガル代表主将FWクリスティアーノ・ロナウド(33)を獲得!4年契約で移籍金は1億ユーロ(約130億円)、年俸は3000万ユーロ(約39億円)、背番号は「7」!

獲得
イングランドプレミアリーグのマンチェスター・シティが、同リーグで岡崎慎司の所属するレスター・シティからアルジェリア代表MFマフレズ(27)を獲得!5年契約で移籍金はクラブ最高額の6000万ポンド(88億4000万円)、背番号は「26」!

獲得
イングランドプレミアリーグのアーセナルが、イタリアセリエAのサンプドリアからウルグアイ代表MFトレイラ(22)を獲得!5年契約で移籍金は2500万ポンド(約37億円)、背番号は「11」!

独占配信
スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」は、今夏に開催される欧州各国の強豪クラブによる親善試合や、プレシーズン大会のインターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)の独占配信を発表!8月5日のICCではクリスティアーノ・ロナウドを獲得したユヴェントスが、ロナウドの古巣レアル・マドリードと対戦!

本日の超サカFLASH
J3秋田は杉山弘一監督(46)の解任と間瀬秀一氏(44)の新監督就任を発表ほか


本文

4回戦進出
第98回天皇杯全日本選手権大会3回戦第1日結果

川崎フロンターレ(J1)1―1(延長0―0)水戸ホーリーホック(J2)
(Ksスタ/3058人)
≪得点者≫
川崎フロンターレ:
冨田大介(後半45分)
水戸ホーリーホック:
谷口彰悟(前半4分)

ハイライト動画
(You Tube)


湘南ベルマーレ(J1)1―1(延長1―1・PK4―3)V・ファーレン長崎(J1)
(BMWス/2080人)
≪得点者≫
湘南ベルマーレ:
表原玄太(延長後半15+1分)
V・ファーレン長崎:
鈴木武蔵(延長前半5分)

サガン鳥栖(J1)3―1徳島ヴォルティス(J2)
(鳴門大塚/1559人)
≪得点者≫
サガン鳥栖:
原川力(前半25分=PK)
高橋祐治(前半40分)
池田圭(後半22分)
徳島ヴォルティス:
ブエノ(後半27分)

ヴィッセル神戸(J1)6―1ジェフユナイテッド千葉(J2)
(フクアリ/3540人)
≪得点者≫
ヴィッセル神戸:
安井拓也(前半31分)
ウェリントン(前半36分)
三田啓貴(前半39分)
三田啓貴(後半11分)
大槻周平(後半29分)
ウェリントン(後半45+1分)
ジェフユナイテッド千葉:
指宿洋史(後半31分)

柏レイソル(J1)1―2モンテディオ山形(J2)
(NDスタ)
≪得点者≫
柏レイソル:
クリスティアーノ(後半45分)
モンテディオ山形:
坂井達弥(後半22分)
フェリペ・アウベス(後半45+4分)

FC東京(J1)3―1アルビレックス新潟(J2)
(デンカS/2315人)
≪得点者≫
FC東京:
東慶悟(前半23分)
ディエゴ・オリヴェイラ(後半11分)
ディエゴ・オリヴェイラ(後半15分)
アルビレックス新潟:
坂井大将(前半20分)

ハイライト動画
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横浜F・マリノス(J1)2―1(延長1―0)横浜FC(J2)
(ニッパツ/10435人)
≪得点者≫
横浜F・マリノス:
ウーゴ・ヴィエイラ(後半29分)
ウーゴ・ヴィエイラ(延長前半7分=PK)
横浜FC:
戸島章(後半23分)

ハイライト動画
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ベガルタ仙台(J1)1―0大宮アルディージャ(J2)
(NACK/3752人)
≪得点者≫
ベガルタ仙台:
中野嘉大(前半12分)

鹿島アントラーズ(J1)5―1町田ゼルビア(J2)
(町田/5589人)
≪得点者≫
鹿島アントラーズ:
西大伍(前半10分)
鈴木優磨(前半20分)
オウンゴール(後半16分)
鈴木優磨(後半19分)
遠藤康(後半36分)
町田ゼルビア:
戸高 弘貴(後半30分)

ハイライト動画
(You Tube)


浦和レッズ(J1)2―1松本山雅FC(J2)
(松本/12077人)
≪得点者≫
浦和レッズ:
マウリシオ(前半42分)
マウリシオ(後半40分)
松本山雅FC:
永井龍(前半10分)

ハイライト動画
(You Tube)


関西学院大(兵庫)0―1東京ヴェルディ(J2)
(味フィ西/1668人)
≪得点者≫
東京ヴェルディ:
平智広(前半43分)

セレッソ大阪(J1)3―0ツエーゲン金沢(J2)
(石川西部/5540人)
≪得点者≫
セレッソ大阪:
水沼宏太(前半10分)
清武弘嗣(前半26分)
福満隆貴(後半45+3分)

清水エスパルス(J1)0―1ヴァンフォーレ甲府(J2)
(中銀スタ/2682人)
≪得点者≫
ヴァンフォーレ甲府:
田中佑昌(前半7分)

ジュビロ磐田(J1)4―1レノファ山口(J2)
(みらスタ/4948人)
≪得点者≫
ジュビロ磐田:
川又堅碁(前半16分)
上原力也(前半44分)
川又堅碁(後半26分)
大井健太郎(後半39分)
レノファ山口:
高木大輔(後半45+5分)

北海道コンサドーレ札幌(J1)4―0アビスパ福岡(J2)
(レベスタ/1736人)
≪得点者≫
北海道コンサドーレ札幌:
三好康児(前半12分)
ジェイ(後半14分=PK)
チャナティップ(後半20分)
都倉賢(後半40分)

ハイライト動画
(You Tube)


【豪雨の影響で延期】
サンフレッチェ広島(J1)vs名古屋グランパス(J1)
(Eスタ)

第98回天皇杯全日本選手権大会4回戦日程

8月22日(水)

川崎フロンターレ(J1)vs湘南ベルマーレ(J1)
サガン鳥栖(J1)vsヴィッセル神戸(J1)
モンテディオ山形(J2)vsFC東京(J1)
横浜F・マリノス(J1)vsベガルタ仙台(J1)
浦和レッズ(J1)vs東京ヴェルディ(J2)
セレッソ大阪(J1)vsヴァンフォーレ甲府(J2)

9月26日(水)

鹿島アントラーズ(J1)vsサンフレッチェ広島(J1)と名古屋グランパス(J1)の勝者
ジュビロ磐田(J1)vs北海道コンサドーレ札幌(J1)

 サッカーの第98回天皇杯全日本選手権は11日、各地で3回戦が行われ、J1勢はC大阪、横浜M、川崎、鹿島などが4回戦に進んだ。
 連覇を狙うC大阪はJ2金沢を3―0で退けた。前回準優勝の横浜MはJ2横浜FCを延長戦の末、2―1で下した。柏は山形に1―2、清水は甲府に0―1でそれぞれ敗れてJ2勢に屈した。関学大(兵庫)はJ2東京Vに0―1で敗れた。
 広島−名古屋戦(エディオンスタジアム広島)は豪雨の影響で延期され、開催日は未定。4回戦は8月22日、9月26日に行われる。 

【横浜Mはウーゴが逆転導く】
 横浜Mは攻めあぐねたが、後半24分から出場したウーゴ・ヴィエイラが2ゴールでチームを救った。「途中から入るのはすごく難しいが、それでも流れに乗れるのはメンタルの強さと冷静さがあるから」と自賛した。
 先制された直後にピッチに入り、5分後に左クロスを頭で決めた。延長前半7分にはPKを止められたが、こぼれ球を蹴り込んで決勝点を挙げた。逆転勝利に貢献し、「5分でも10分でも90分でも、出た時は結果を求めてピッチに立っている」と胸を張った。

【カズ、久々のダービー】
 横浜FCの51歳の三浦知良が横浜Mとのダービーマッチに、2007年のJ1リーグ戦以来、11年ぶりに出場した。「当時いたのは僕と中澤くらい。また中澤とやれてよかった」と振り返り、11歳下のDFとの対戦を喜んだ。
 後半27分まで献身的にプレー。シュートは放てなかったものの、スルーパスでチャンスを演出する場面もあった。チームは延長戦の末に敗れ、「頑張った、惜しかったと言われても駄目。勝たないと強くなっていかない」と悔しさをにじませた。

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決勝進出
W杯ロシア大会準決勝結果

フランス1―0ベルギー
(サンクトペテルブルク・スタジアム/64,286人)
≪得点者≫
フランス:
サムエル・ウンティティ(後半6分)

ハイライト動画
(You Tube)


ハイライト動画
(streamable.com)


ハイライト動画
(OK.RU)


フルマッチ動画(前半)
(OK.RU)


フルマッチ動画(後半)
(OK.RU)


W杯ロシア大会準決勝日程

11日(水)

日本時間27:00
クロアチアvsイングランド
(ルジニキ・スタジアム)

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W杯グループリーグ順位表

W杯得点ランキング

W杯アシストランキング

W杯セーブランキング

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会第22日は10日、サンクトペテルブルクで準決勝が行われ、自国開催だった1998年大会以来20年ぶり2度目の優勝を狙うフランスがベルギーを1―0で下し、15日(日本時間16日未明)の決勝に駒を進めた。後半6分にCKからウンティティが決勝点を挙げた。ベルギーは初の決勝進出を逃し、3位決定戦に回る。
 準決勝の残り1試合は11日午後9時(日本時間12日午前3時)からモスクワで行われ、イングランドとクロアチアが対戦。28年ぶりに4強入りしたイングランドは、地元開催で初優勝した66年大会以来の決勝進出を目指す。クロアチアは初出場で3位に入った98年大会以来のベスト4で、初の決勝進出が懸かる。

【24歳ウンティティが自画自賛の決勝弾】
 急成長する24歳のセンターバックが、値千金の一撃を決めた。フランスのウンティティは「満足している。とても難しい試合だったけど、全員で団結して戦えた」と笑顔。大舞台で心地良い歓声を一身に浴び、両手を広げて喜んだ。
 後半6分、右CKで近いサイドに飛び込む。183センチの自身より、さらに11センチ高いフェライニとの競り合い。鋭い動きで前を取ると、グリーズマンの正確なキックに頭で合わせ、名GKクルトワの牙城を破った。「大事なのは高さと判断。いいシュートだった」と自画自賛。後半28分には相手パスを顔面で止めた場面もあったが、位置取りが巧みな証拠でもある。
 カメルーンで生まれ、幼少の頃にフランスに移住。リヨンの下部組織で育ち、現在はバルセロナ(スペイン)でプレーする。守備能力に加えてフィードも正確で、2年前の欧州選手権で評価を高めた。
 その欧州選手権決勝では、ポルトガルに敗れて準優勝。悔しさは忘れていない。「決勝まで来ることが大事だった。母国にトロフィーを再び持ち帰りたい」。大きな夢まで、あと一歩だ。

【若手引っ張るフランスGKロリス主将】
 フランスの主将、GKロリスが好守でもり立てた。2試合連続の無失点で、3大会ぶりの決勝進出。それでも「プロとして夢は見ない。全力を尽くすだけ」と浮かれたそぶりはない。
 苦しい序盤にチームを救った。前半22分。CKのこぼれ球から放たれた相手の強烈なシュートを右へ横っ飛びして止めた。エースのグリーズマンも「ロリスが助けてくれた」と感謝。後ろが強固だから、前も速攻に集中できた。
 寡黙な31歳の主将への信頼は厚い。一言一言に重みがあり、口を開くとロッカールームは静かになる。若いチームを引っ張っている。
 消えない記憶がある。昨年6月の欧州予選、スウェーデン戦。自らのパスミスから試合終了間際に決勝点を奪われて敗れた。だからこそ世界の頂点に立つチャンスがある今、「落ち着きが必要。信念が大事になる」と訴える。
 2016年欧州選手権では、準優勝に終わった悔しさがある。「その経験は、若手を正しい道へと導ける。決勝進出は確かに素晴らしいが、その陰にある多くの努力が、勝利への力になる」。同じ過ちは繰り返さない。20年ぶりの栄冠を無心で掴みにいく。

【フランスのムバッペ、夢へ前進】
 フランスの新星ムバッペは、無得点ながらも存在感を示した。速攻や裏への飛び出しで快足を披露し、鮮やかなヒールパスで好機も演出した。終盤には遅延行為で不要なイエローカードをもらう若さも見せたが、試合後は「これ以上最高の夢はない。生涯の夢だし、未来につながる夢だ」と目を輝かせた。
 今大会、強烈な印象を残した一人。19歳でW杯決勝の大舞台へ挑む。「まだもう一歩先に進まないといけない」。落ち着いた口ぶりで、勝負の一戦を見据えた。

【ベルギー、ゴール遠く】
 ルカク、エデン・アザールとともにベルギーの攻撃力の要となっていたデ・ブライネだが、最後まで守備を固めるフランスのゴールをこじ開けられなかった。
 ムニエの出場停止の影響もあり、ブラジル戦の3トップの中央から右に移動してプレー。精度の高いキックは相変わらずで、敵ゴール前で密集に包まれたルカクにパスを通すなど、さすがの場面もあったものの、「最後まで何とかしようと思ったが、させてもらえなかった」。
 試合後の控室は、静まり返っていたという。失望の大きさを物語るが、「ここまでやり遂げてきたことには誇りを持っている。3位になって終わりたい」と気持ちを切り替えていた。

【クルトワ、フランスに皮肉】
 ベルギーの名GKクルトワは、セットプレーからの失点に泣いた。CKに合わせたウンティティの強烈なヘディングシュートに反応し切れず、近いサイドを抜かれる痛恨だった。
 決勝進出を逃した悔しさからか、試合後はフランスの守備偏重のサッカーに皮肉たっぷり。「あんなサッカーをしないようなチームに負けるとは、哀れだ」と話していた。

【ベルギー、「弱者の戦い」に泣く】
 皮肉なものだ。準々決勝のブラジル戦で、ベルギーは守備に人数を割き、攻撃はルカク、E・アザール、デブルイネの3人に託すカウンター戦術を実らせて勝利した。しかし、準決勝でその手法を選択したのはフランス。「弱者の戦い」に笑ったベルギーが、一転泣かされた。
 それだけ、恐れられていたということだ。ただ日本戦でも見せた守から攻に圧倒的な速さで転じ、敵陣のスペースを一気に陥れる高速カウンターを繰り出そうにも、6割ボールを持たされると緩急はつけづらい。ボールを奪った時点で、相手に守備陣形を整えられていた。
 「非常に膠着(こうちゃく)した試合で、大きな場面はなかった」とマルティネス監督。差を分けたのはCKで、改めて今大会のセットプレーの重要性が示された。逆にベルギーが先制していれば、フランスは攻撃を選択せざるを得ず、ベルギーの武器がさく裂する状況になった。まさに紙一重だった。
 準決勝進出自体が、過去最高の4位を記録した1986年大会以来のことだった。「黄金世代」をしても、その上には行けなかったが、「自分たちより優れたチームに負けたわけではない」(コンパニー)という誇りは持った。3位にも、価値は残っている。

【アンリ・コーチ、母国に勝てず】
 元フランス代表のエースで、母国との対戦が注目されたベルギーのティエリ・アンリ・コーチだったが、チームを勝利に導くことはできなかった。今大会、最多得点を誇ってきたベルギーは、フランスの守備戦術を崩せず、アンリ・コーチが手塩にかけて育ててきたルカクもシュートわずか1本に終わった。
 試合後はベルギーの選手1人1人と握手を交わした後、母国の後輩たちとも健闘を称え合い、最後はデシャン監督とハグ。20年前、母国の初優勝を一緒に味わった「敵将」に、エールを送ったことだろう。

【イングランド、心理学者にスポットライト】
 期待を裏切ることが多かったイングランドが、1990年大会以来28年ぶりに4強に進んだ。ファンに希望を持たせたのが、決勝トーナメント1回戦のコロンビア戦でPK戦を制した瞬間だった。
 イングランドはPK戦に弱かった。90年大会の準決勝で西ドイツに敗れ、98年大会の決勝トーナメント1回戦はアルゼンチンに、2006年大会は準々決勝でポルトガルに屈した。負のジンクスを破り、イングランド中を沸かせた功績はサウスゲート監督の周到な準備によるところが大きいが、1人の女性にもスポットライトが当たっている。
 心理学者のピッパ・グレインジ氏は昨年からイングランド・サッカー協会で働き、代表戦に同行。オーストラリアのスポーツ界で20年の実績を持つ同氏は選手の心理状態を調べ、PK戦に適したメンバーを選ぶことに一役買った。
 選手間で個人的な話をさせることで心を開かせ、試合中の意思疎通がスムーズになったという。英メディアによると、MFアリは「素晴らしい人物。誰もが彼女の話に耳を傾ける」と感謝。英メディアはこぞってグレインジ氏の功績を報じるなど、一躍「時の人」となっている。

【決勝の笛、アジア初の可能性も】
 フランスが準決勝でベルギーを下し、決勝の舞台はクロアチア−イングランドの勝者を待つだけとなったが、審判にとってもフィナーレのピッチは名誉な場所だ。
 国際サッカー連盟(FIFA)は9日に準決勝以降の審判員を発表。審判もジャッジの正確性や試合進行能力などを査定され、グループリーグから徐々に絞り込まれた。残った主審候補は12人だ。
 最近の実績では、マジッチ主審(セルビア)が目を引く。昨年のコンフェデ杯決勝や今年5月の欧州チャンピオンズリーグ決勝を裁いた。ただクロアチアが決勝に進んだ場合、地域的な問題で起用しづらいのではないか。
 今回は欧州勢対決。2010年のスペインとオランダの対戦もウェブ氏(イングランド)が笛を吹いており、欧州からの選出は問題ない。しかし、最近2大会は欧州勢が続いており、開幕戦を担当したピタナ氏(アルゼンチン)やリッシ氏(ブラジル)ら南米勢によりチャンスがありそう。
 試合間隔の問題から、準決勝2試合の主審と予備審判に選ばれた4人は外れる可能性が高い。前回決勝はイタリアのリッツォーリ氏。過去2大会続けて同じ国からの選出もないため、日本−セネガル戦を務めたロッキ氏(イタリア)は難しい。
 残った中にはファガニ氏(イラン)や日本−ベルギー戦担当のジジュウ氏(セネガル)が含まれる。ファガニ氏が栄誉を手にすればアジアからは初めてとなる。

【W杯はまずまずの観客動員】
 W杯も残すはわずかとなった。3試合を残した10日までの総入場者数は281万1340人で、1試合平均では4万6088人。まずまずの観客動員となっている。
 10日時点の平均入場者数を当てはめると、32チームが参加して64試合が行われる現行方式となった1998年フランス大会以降の6大会で、4番目の数字。残りは収容力の大きいモスクワとサンクトペテルブルクで開催されるため、もうひと伸びが予想される。
 ロシア国内では当初、日常生活への影響や物価の上昇、テロへの不安などから大会の機運は盛り上がりを欠いていた。だが、開催国ロシアが意地を見せて8強入りと躍進。期待薄だっただけに反動も大きかった。ロシア戦は、試合会場以外の都市でも仲間とともに飲食店などで観戦する人々も多かった。こうした影響でタクシー待ちに2時間かかることもあったという。
 イタリアの予選敗退、ブラジルやドイツの早期敗退などマイナス要因を補った感がある。ここまで大きなトラブルもない。最後まで世界の頂点を争うにふさわしい盛り上がりと運営が期待される。

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6.0%
 11日未明からNHK総合で生中継されたサッカーW杯ロシア大会準決勝のフランスvsベルギー戦(午前2時45分〜午前5時)の平均視聴率が6.0%を記録したことが11日、分かった。
 シェアを示す占拠率は52.1%をマーク。平日未明から明け方にかけての時間帯でも、多くの視聴者が熱戦に注目していたことが明らかになった。
 試合は後半6分、グリーズマンのキックにニアサイドへ走り込んだDFウンティティが、ボールの軌道を変えるヘッド。わずかなコースをつく技ありシュートで先制点を手にした。フランスは1点を守り抜き、ベルギーを破って06年大会以来3大会ぶり3度目の決勝進出を果たした。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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獲得
 イタリアセリエAのユヴェントスは10日、スペインリーガエスパニョーラのレアル・マドリードからポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(33)を獲得したと発表した。クラブによると4年契約で、移籍金は1億ユーロ(約130億円)、年俸は3000万ユーロ(約39億円)。
 ロナウドはレアル・マドリードの公式サイトでコメントを出し、クラブやファンへ感謝の意を示し「人生の次の章に進む時だと感じ、移籍を許してもらった」と述べた。
 ロナウドは2009年にイングランドプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドから当時最高額の移籍金8000万ポンド(約128億円)でレアル・マドリードに加入。公式戦438試合に出場してクラブ歴代最多となる通算451ゴールを挙げ、2度のリーグ優勝と4度の欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献した。欧州CLでは2012〜13シーズンから6季連続で得点王を獲得。
 ワールドカップ(W杯)ロシア大会ではポルトガル代表主将として全4試合にフル出場し、グループリーグのスペイン戦でハットトリックを達成するなど計4得点。チームは決勝トーナメント1回戦でウルグアイに敗れた。

【ユヴェントス、レアルからマルセロも獲得?】
 イタリアのテレビ局メディアセットは11日、前日にポルトガル代表FWのクリスティアーノ・ロナウド(33)を獲得したばかりのユヴェントスが、今度は同じR・マドリードからブラジル代表DFマルセロ(30)の獲得に乗り出す可能性があると報じた。
 マルセロはC・ロナウドの大親友としても知られ、同局によれば、ユヴェントスはブラジル人左サイドバックのアレックス・サンドロ(27)が興味を持たれているパリ・サンジェルマン、またはマンチェスター・ユナイテッドに移籍することがあれば、マルセロの獲得に乗り出す準備をしているという。スペイン国内では数日に渡って、マルセロのユヴェントス入りの噂も流れていたようで、C・ロナウドにユヴェントス移籍を奨めたのもマルセロだったのではないかと報じられているという。
 ユヴェントスはアレックス・サンドロに対し、年俸を税抜き400万ユーロ〜450万ユーロ(約5億円〜5億5000万円)に上積みしての22年までの契約延長オファーを出しているというが、まだ合意に達していないという。

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獲得
 イングランドプレミアリーグのマンチェスター・シティは10日、同リーグで岡崎慎司の所属するレスター・シティからアルジェリア代表MFリヤド・マフレズ(27)を獲得したと発表した。5年契約を締結し、背番号は「26」に決定。移籍金はクラブ最高額の6000万ポンド(88億4000万円)。
 フランス生まれのマフレズは同国のルアーブルから2014年1月にレスターへ加入し、19試合で3ゴールを決めてプレミアリーグ昇格に貢献。2015−16シーズンは37試合で17得点を挙げ、岡崎らとともに奇跡のプレミア初優勝を成し遂げた。シーズン終了後にはアフリカ人選手として初のPFA年間最優秀選手賞を受賞。レスターの選手として通算179試合に出場し、48ゴール38アシストを記録している。
 マフレズは今年1月の移籍市場でマンC加入へと迫っていたが、レスター側がこれを拒否。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下でのプレーを望んでいたマフレズはショックを受け、トレーニングを無断欠席した。
 念願のマンC移籍が決まり、クラブ公式サイト上で「ペップ・グアルディオラ監督の下、素晴らしいサッカーを実践するシティに加入できたことを嬉しく思っている。外から見ていて素晴らしいサッカーだと思った。攻撃的サッカーを実践しており、僕にとっては完璧な環境だ。昨季のシティのパフォーマンスはエクセレントだった」と喜びを語った。

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獲得
 イングランドプレミアリーグのアーセナルは10日、イタリアセリエAのサンプドリアからウルグアイ代表MFルーカス・トレイラ(22)を獲得したと発表した。5年契約で背番号は「11」。
 トレイラは2014−15シーズンにイタリアのペスカーラでプロキャリアをスタートさせると、翌年にサンプドリアへ完全移籍。昨季はリーグ戦36試合4得点を記録するなど、存在感を発揮していた。そしてワールドカップ(W杯)ロシア大会ではウルグアイ代表の主力としてプレー。22歳ながらボランチを主戦場にチームを支え、母国のベスト8進出に大きく貢献した。
 そんな若き新鋭はかねてからアーセナル移籍が噂されており、ウルグアイ代表のW杯敗退を受けて契約交渉の席に就いた。英紙「デイリー・メール」によれば、移籍金2500万ポンド(約37億円)で交渉が成立。晴れてアーセナルの一員となることが決まった。
 アーセナルは今季限りでアーセン・ベンゲル監督が退任し、パリ・サンジェルマンを率いていたウナイ・エメリ監督が就任。トレイラはスイス代表DFステファン・リヒトシュタイナー、ドイツ代表DFベルント・レノ、ギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロスに続き、新監督就任から4人目の補強となった。
 今季のプレミアリーグで6位に終わり、来季の逆襲を狙うアーセナルに頼りになる新戦力が加わった。

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独占配信
 スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」は11日、今夏に開催される欧州各国の強豪クラブによる親善試合や、プレシーズン大会のインターナショナル・チャンピオンズ・カップ(International Champions Cup、以下ICC)の独占配信を行うと発表した。

■欧州各国の強豪クラブによる親善試合

 今月15日から開催される欧州各国の強豪クラブによる親善試合を独占配信。見どころは、29日に放映するFW大迫勇也(ブレーメン)と、MF堂安律(フローニンゲン)の日本人対決や、所属クラブで復活を目指すFW岡崎慎司(レスター・シティ)がトルコの強豪アクヒサルに挑む26日の配信。そのほかプレミアリーグの強豪リヴァプールがイタリアセリエAのナポリ、トリノと対戦する8月5、8日の配信もファンにとっては見逃せない試合となる。

▼親善試合 放映スケジュール
※日本時間表記

15日(日)
02:00
ラピッド・ウィーンvsハンブルガーSV

20日(金)
03:45
ブラックバーンvsリヴァプール

22日(日)
01:05
ベンフィカvsセビージャ

26日(木)
01:00
レスター・シティvsアクヒサル

29日(日)
21:30
フローニンゲンvsブレーメン
22:00
アウエvsシャルケ

8月5日(日)
02:00
リヴァプールvsナポリ

8月8日(水)
03:30
リヴァプールvsトリノ

■インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)

 今月21日から8月12日まで開催されるICCの全試合を独占配信。ICCは欧州5大リーグから各国リーグ戦で上位の成績を収めた強豪クラブがプレシーズンに行う大会で、2013年にアメリカで始まった同大会は年々規模を拡大し、今回は米国、シンガポールのほかイングランド、アイルランドで開催される。
 注目は、ユヴェントスへの移籍が発表されたFWクリスティアーノ・ロナウド。移籍発表から1カ月も経たない8月5日に、古巣のレアル・マドリードと対戦する。そしてフランス代表FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)にも注目。19歳という若さでフランスの10番を背負う若き逸材が所属するパリ・サンジェルマンは21日にバイエルン・ミュンヘンと対戦。ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)は、日本でも記憶に新しい選手で、2人のアタッカー対決が見ものだ。
 また黄金世代といわれるベルギー代表選手も多数登場。FWロメル・ルカクが所属するマンチェスター・ユナイテッドはミラン、リヴァプール、レアル・マドリードと対戦。MFエデン・アザールが所属のチェルシーはインテル、アーセナル、リヨンと対戦する。世界中が注目したサッカーの祭典で活躍した各国のスーパースターが集う強豪クラブ同士の対決は必見だ。

▼ICC2018 放映スケジュール
※日本時間表記

21日(土)
10:05
マンチェスター・シティvsドルトムント
23:05
バイエルン・ミュンヘンvsパリ・サンジェルマン

23日(月)
05:05
リヴァプールvsドルトムント

26日(木)
08:05
ユヴェントスvsバイエルン
09:05
ドルトムントvsベンフィカ
09:05
マンチェスター・シティvsリヴァプール
11:05
ローマvsトッテナム
12:05
ミランvsマンチェスター・ユナイテッド
20:35
アトレティコ・マドリードvsアーセナル

28日(土)
20:35
アーセナルvsパリ・サンジェルマン

29日(日)
02:05
ベンフィカvsユヴェントス
03:05
チェルシーvsインテル
06:05
マンチェスター・ユナイテッドvsリヴァプール
08:05
バイエルン・ミュンヘンvsマンチェスター・シティ
12:05
バルセロナvsトッテナム

30日(月)
20:35
パリ・サンジェルマンvsアトレティコ・マドリード

8月1日(水)
09:05
マンチェスター・ユナイテッドvsレアル・マドリード
09:35
トッテナムvsミラン
11:05
バルセロナvsローマ

8月2日(木)
04:05 アーセナル vs チェルシー
05:05 ベンフィカ vs リヨン

8月5日(日)
03:05
インテルvsリヨン
07:05
レアル・マドリードvsユヴェントス
09:05
ミランvsバルセロナ

8月8日(水)
04:05
チェルシーvsリヨン
09:05
レアル・マドリードvsローマ

8月12日(日)
04:05
アトレティコ・マドリードvsインテル

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超サカFLASH

募金活動
 Jリーグは11日、西日本豪雨の被災者を支援するため、各クラブとともに公式戦の試合会場などで義援金を募ると発表した。J1は18日、J2とJ3は15、16日のリーグ戦から募金活動を実施する。

協定
 J2の東京Vは11日、スペイン1部リーグのエイバルと2年間の戦略的協定を締結したと発表した。トップチームや、なでしこリーグの日テレなど女子チームの強化のほか、営業面でも連携を深めていく方針。東京Vによると、Jリーグとスペインリーグのクラブ間で協定が結ばれるのは初めて。
 エイバルには2017−18シーズンまで日本代表MFの乾貴士が所属していた。

解任&新監督
 J3秋田は11日、昨季から指揮を執っていた杉山弘一監督(46)との契約を10日付で解除し、後任監督に間瀬秀一氏(44)が就任すると発表した。間瀬氏は今年5月までJ2愛媛の監督を務めていた。元日本代表監督イビチャ・オシム氏の千葉時代の通訳としても知られる間瀬氏は2016年まで秋田の監督を務めており、1年半ぶりの復帰となる。
 間瀬新監督は12日の練習からチームに合流、16日の明治安田生命J3リーグ第18節・琉球戦から指揮を執る。

買収
 米ヘッジファンドのエリオットマネジメントは11日、サッカーのイタリアセリエA、ミランを買収すると発表した。クラブを保有する中国の投資家グループは6日の期限までに3200万ユーロ(約42億円)の負債を返済できず、エリオットマネジメントが5000万ユーロ(約65億円)の資金を投入する見込み。

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