NEW!
冬の移籍市場全510名完全修正版☆
ブンデス&イングランド2部&Jリーグ全リーグを完全収録版☆

PS3版ウイニングイレブン2013
完全修正データ限定販売


本日の超最新情報
W杯アジア最終予選・ヨルダン戦の日本代表メンバー23名発表!!2013.03.14.THU

INDEX

発表
W杯アジア最終予選のヨルダン戦(26日・アンマン)の日本代表メンバー23名発表!欧州組は香川真司、大津祐樹ら13名が選出され、負傷などの影響で本田圭佑と長友佑都が外れる!

5位
アルガルベカップ
優勝決定戦
ドイツ0−2アメリカ
3位決定戦
ノルウェー2−2(PK5−4)スウェーデン
5位決定戦
女子日本代表1−0女子中国代表
7位決定戦
メキシコ0−3デンマーク
9位決定戦
ハンガリー1−4アイスランド
11位決定戦
ウェールズ1−1(PK1−3)ポルトガル
なでしこジャパンは大儀見優季の決勝ゴールで競り勝ち、5位で大会を終えてフェアプレー賞を受賞!アメリカがドイツに快勝して2年ぶり9度目の優勝!

8強決定
欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦
バイエルン(ドイツ)0−2(TOTAL3−3)アーセナル(イングランド)
マラガ(スペイン)2−0(TOTAL2−1)ポルト(ポルトガル)
バイエルンはホームで敗れるも、アウェーゴール数で上回って2シーズン連続の準々決勝進出!初出場のマラガは逆転勝ちで8強入り!イングランド勢は17年ぶりにベスト16で全滅!準々決勝の組み合わせ抽選は明日15日の日本時間午後8時から!

準決勝進出
FAカップ準々決勝再試合
ブラックバーン(2部)0−1ミルウォール(2部)
2部勢同士の再戦はミルウォールがアウェーで競り勝ち、準優勝した2004年大会以来の準決勝進出!準決勝では宮市亮が所属するウィガンと対戦!

本日の超サカFLASH
サッカーの世界トップクラブを集めて2年に1度、カタールや湾岸諸国で高額賞金大会を開くことが計画ほか


本文
=INDEXに戻る

発表
 日本サッカー協会は本日14日、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選グループB・第6戦のヨルダン戦(26日・アンマン)に臨む日本代表メンバー23名を発表し、負傷などの影響により最終予選でチーム最多4得点の本田圭佑(CSKAモスクワ)と長友佑都(インテル)の主力2人が。香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)、長谷部誠(ボルフスブルク)ら欧州組13名が選出された。
 初招集はなかったが、2月の国際親善試合のラトビア戦で初選出されたロンドン五輪代表の大津祐樹(VVV)がメンバー入りした。J2に降格したG大阪の遠藤保仁、今野泰幸も選出された。
 4勝1分けの勝ち点13でグループB首位を独走する日本は、ヨルダン戦に勝てば5大会連続の本大会出場が決定する。22日にはドーハでカナダと強化試合を行う。ザッケローニ監督は「このメンバーなら重要な一戦に臨むのに理想的な雰囲気をつくれる。周到な準備をしたい」と話した。
 日本代表メンバー23名は以下の通り。

日本代表23名
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
1983年03月20日生/身長185cm/体重80kg/国際Aマッチ出場40試合/26失点
12.西川周作(広島)
1986/06/18/183cm/81kg/8試合/3失点
23.権田修一(FC東京)
1989/03/03/187cm/83kg/1試合/2失点
DF:
駒野友一(磐田)
1981/07/25/172cm/76kg/72試合/1得点
15.今野泰幸(G大阪)
1983/01/25/178cm/73kg/64試合/1得点
栗原勇蔵(横浜M)
1983/09/18/184cm/80kg/13試合/2得点
2.伊野波雅彦(磐田)
1985/08/28/179cm/73kg/17試合/1得点
6.内田篤人(シャルケ)
1988/03/27/176cm/67kg/53試合/1得点
22.吉田麻也(サウサンプトン)
1988/08/24/189cm/81kg/23試合/2得点
21.酒井宏樹(ハノーバー)
1990/04/12/183cm/70kg/7試合/0得点
3.酒井高徳(シュツットガルト)
1991/03/14/176cm/74kg/3試合/0得点
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
1980/01/28/178cm/75kg/125試合/10得点
14.中村憲剛(川崎)
1980/10/31/175cm/67kg/63試合/6得点
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
1984/01/18/177cm/65kg/64試合/2得点
13.細貝萌(レバークーゼン)
1986/06/10/176cm/69kg/19試合/1得点
20.高橋秀人(FC東京)
1987/10/17/182cm/74kg/4試合/0得点
FW:
18.前田遼一(磐田)
1981/10/09/183cm/80kg/25試合/10得点
9.岡崎慎司(シュツットガルト)
1986/04/16/174cm/76kg/59試合/31得点
ハーフナー・マイク(フィテッセ)
1987/05/20/194cm/86kg/9試合/3得点
14.乾貴士(フランクフルト)
1988/06/02/171cm/59kg/7試合/0得点
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
1989/03/17/172cm/63kg/38試合/12得点
8.清武弘嗣(ニュルンベルク)
1989/11/12/172cm/66kg/13試合/1得点
19.大津祐樹(VVV)
1990/03/24/180cm/73kg/1試合/0得点

【ザック監督Q&A】
 日本代表のザッケローニ監督は、ヨルダン戦でのW杯本大会出場決定へ決意に満ちた緊張感を漂わせた。

 選手選考については?

「これまでの蓄積を重視し、ピッチでそれぞれの仕事を理解している選手ばかりだ。コンディションに差がある欧州組と国内組とを融合させ、体調を最高の状態に上げてヨルダン戦を迎えたい」

 本田の代役は?

「中村はより中盤のバランスを保てる選手で、香川はストライカーの要素が強い。普段は本田が入るトップ下の位置から繰り出されるパスを受け、両サイドのアタッカーが攻め込むのが日本の特長。そこを踏まえて選手の個性を引き出したい」

 ヨルダンの印象は?

「最終予選では(26日の試合と)同じ会場でオーストラリアを下し、自信を膨らませている。(勝ち点5で並ぶ3チームと)まだ勝ち点1差で、必死に戦うはずだ。ピッチ状態は良くないだろう」

 強化試合のカナダ戦の狙いは?

「まずはヨルダン戦をどう戦うべきかの答えを導き出したい。全員は起用できないが、ヨルダン戦に切れ味鋭い選手を並べるために、それぞれの体調を見極めたい」

【「飛車角落ち」で決戦へ】
 日本は「飛車角落ち」で敵地でのヨルダン戦に臨むことになった。本田と長友の中心選手2人を欠くことになるザッケローニ監督は「代わりに入る選手が活躍してくれるだろうという思いは強い」とチームへの信頼を口にした。
 香川が通常通りに左サイドでプレーするとすれば、トップ下の代役は中村か清武が候補になる。左サイドバックは駒野と酒井高の争いだろう。
 日本はヨルダン戦に勝てば、無条件で本大会出場が決まる。日本の試合前に終了するオーストラリアvsオマーンが引き分けなら、ドローでもW杯切符を手にでき、優位な立場にあるのは間違いない。ただ、ヨルダンは昨年9月にオーストラリアを破るなど、ホームではしぶとい。不測の事態に動じないチームの底力が試される。


5位
アルガルベカップ結果

5位決定戦:

女子日本代表0−0女子中国代表
(アルガルベ・スタジアム/200人)
≪得点者≫
女子日本代表:大儀見優季68
≪出場メンバー≫
女子日本代表
GK:
12.山根恵里奈(千葉)
DF:
2.有吉佐織(日テレ)
4.熊谷紗希(フランクフルト)(cap)
7.長船加奈(仙台)
18.加戸由佳(岡山湯郷)
MF:
13.宇津木瑠美(モンペリエ)
19.山崎円美(新潟)
(46分22.田中陽子(INAC神戸))
20.中島依美(INAC神戸)
25.川村真理(福岡AN)
(46分26.田中美南(日テレ))
FW:
11.大滝麻未(リヨン)
(37分15.高瀬愛実(INAC神戸))
17.大儀見優季(ポツダム)
(83分23.小川志保(千葉))
ベンチ:
GK:
1.海堀あゆみ(INAC神戸)
21.久野吹雪(伊賀)
DF:
3.岩清水梓(日テレ)
5.鮫島彩(仙台)
16.川村優理(千葉)
MF:
9.川澄奈穂美(INAC神戸)
14.田中明日菜(INAC神戸)
FW:
24.永里亜紗乃(ポツダム)

優勝決定戦:

ドイツ0−2アメリカ
≪得点者≫
アメリカ:モーガン13、34

3位決定戦:

ノルウェー2−2(PK5−4)スウェーデン
≪得点者≫
ノルウェー:ヘグラン39、ヘガーベリ90+1=PK
スウェーデン:アスラニ16、イェランソン47

7位決定戦:

メキシコ0−3デンマーク
≪得点者≫
デンマーク:ホベソン45+1、ハーダー67、ブック90+2

9位決定戦:

ハンガリー1−4アイスランド

11位決定戦:

ウェールズ1−1(PK1−3)ポルトガル
≪得点者≫
ウェールズ:フィッシュロック77
ポルトガル:ルイス90+3

アルガルベカップ・グループリーグ順位表
(全日程終了)

グループA:

1位 ドイツ
勝点7 得4 失1
得失点差 +3
2勝1分
(3試合消化)

2位 ノルウェー
勝点4 得2 失2
得失点差 ±0
1勝1分1敗
(3試合消化)

3位 日本
勝点3 得3 失4
得失点差 -1
1勝2敗
(3試合消化)

4位 デンマーク
勝点2 得0 失2
得失点差 -2
2分1敗
(3試合消化)

グループB:

1位 アメリカ
勝点7 得9 失1
得失点差 +8
2勝1分
(3試合消化)

2位 スウェーデン
勝点5 得8 失3
得失点差 +5
1勝2分
(3試合消化)

3位 中国
勝点4 得2 失6
得失点差 -4
1勝1分1敗
(3試合消化)

4位 アイスランド
勝点0 得1 失10
得失点差 -9
3敗
(3試合消化)

グループC:

1位 メキシコ
勝点6 得4 失1
得失点差 +3
2勝1敗
(3試合消化)

2位 ハンガリー
勝点4 得3 失2
得失点差 +1
1勝1分1敗
(3試合消化)

3位 ウェールズ
勝点4 得2 失3
得失点差 -1
1勝1分1敗
(3試合消化)

4位 ポルトガル
勝点3 得2 失5
得失点差 -3
1勝2敗
(3試合消化)

 サッカー女子の国際親善大会、アルガルベカップ最終日は13日、ポルトガルのファロなどで行われ、女子日本代表「なでしこジャパン」は5位決定戦で中国を1−0で下し、5位となった。後半に大儀見(ポツダム)の2試合連続となるゴールで決勝点を奪った。佐々木監督は代表監督として通算50勝目。
 最新の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで3位の日本は、先発に加戸(岡山湯郷)ら若手を積極的に起用。同17位の中国の当たりの激しいプレーに戸惑う場面もあったが、無失点で切り抜けた。通算対戦成績は日本の10勝6分け16敗。
 決勝ではアメリカがドイツを2−0で下し、2年ぶり9度目の優勝を遂げた。
 5位となった日本はフェアプレー賞を獲得した。
 ノルウェーvsスウェーデンの3位決定戦は、ノルウェーが2−2からのPK戦を3−2で制した。最優秀選手にはアメリカのMFラピノーが選ばれ、日本はフェアプレー賞を受賞した。
 今大会は日本にとっては昨年のロンドン五輪で銀メダル獲得後初めての国際大会だった。

大儀見優季
「(得点シーンは)決めるだけだった。前半はいいリズムではなかった。中盤に下がって組み立てることを意識して、みんなの良さを引き出そうと思った」

女子日本代表・佐々木則夫監督
「緊張感のある試合ができた。選手達が成長できた一戦だと思う。ミスも多少あったが、後半は落ち着いて試合運びができたのは1つの成長。経験のない選手が国際舞台で感じたものは大きかったと思う」

【5位にも佐々木監督手応え】
 澤や宮間ら大黒柱を招集せず、若手の底上げと中堅の自立を目指して臨んだアルガルベ杯は準優勝した昨年を下回る5位。それでも佐々木監督は5位決定戦の中国戦を振り返り「緊張感ある試合ができて、選手が成長できた。ミスも多少ありましたけど、後半落ち着きながら試合を運べたことは成長じゃないか。経験のない選手も感じたものが大きかったと思う」と評価した。
 中国の攻撃を無失点に封じたDF熊谷も「新しいメンバーになって自分自身やることが増えてきた中で、さらにレベルアップして次につなげたいと思っています」と前を向いた。

女子日本代表23名
GK:
1.海堀あゆみ(INAC神戸レオネッサ)
21.久野吹雪(伊賀フットボールクラブくノ一)
12.山根恵里奈(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
DF:
3.岩清水梓(日テレ・ベレーザ)
5.鮫島彩(ベガルタ仙台レディース)
2.有吉佐織(日テレ・ベレーザ)
16.川村優理(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
7.長船加奈(ベガルタ仙台レディース)
18.加戸由佳(岡山湯郷Belle)
4.熊谷紗希(フランクフルト/ドイツ)
MF:
9.川澄奈穂美(INAC神戸レオネッサ)
14.田中明日菜(INAC神戸レオネッサ)
13.宇津木瑠美(モンペリエ/フランス)
19.山崎円美(アルビレックス新潟レディース)
20.中島依美(INAC神戸レオネッサ)
15.高瀬愛実(INAC神戸レオネッサ)
22.田中陽子(INAC神戸レオネッサ)
25.川村真理(福岡J・アンクラス)
FW:
17.大儀見優季(ポツダム/ドイツ)
23.小川志保(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
24.永里亜紗乃(ポツダム/ドイツ)
11.大滝麻未(リヨン/フランス)
26.田中美南(日テレ・ベレーザ)


8強決定
欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦日程

バイエルン(ドイツ)0−2(TOTAL3−3)アーセナル(イングランド)
(アリアンツ・アレナ/65000人)
≪得点者≫
アーセナル:ジルー3、コシールニー86
≪出場メンバー≫
【バイエルン】
GK:
ノイアー
DF:
ラーム、ファン・ブイテン、ダンテ、アラバ
MF:
ハビ・マルティネス、ルイス・グスタボ、ミュラー、クロース(81分ティモシチュク)、ロッベン
FW:
マンジュキッチ(73分ゴメス
【アーセナル】
GK:
ファビアンスキ
DF:
ジェンキンソン、メルテザッカー、コシールニー、ギブス
MF:
アルテタ、ロシツキー、ラムジー(72分ジェルビーニョ)
FW:
ウォルコット(72分チェンバレン)、ジルー、サンティ・カソルラ

マラガ(スペイン)2−0(TOTAL2−1)ポルト(ポルトガル)
(ラ・ロサレダ/30000人)
≪得点者≫
マラガ:イスコ43、サンタクルス77
≪出場メンバー≫
【マラガ】
GK:
カバジェロ
DF:
ヘスス・ガメス、デミチェリス、ヴェリグトン、アントゥネス
MF:
ホアキン(88分イグナシオ・カマーチョ)、トゥララン、イトゥーラ、イスコ
FW:
ジュリオ・バチスタ(73分サンタクルス)、サビオラ(79分ルーカス・ピアゾン)
【ポルト】
GK:
エウトン
DF:
ダニーロ、オタメンディ、マンガラ、アレックス・サンドロ(70分アツ)
MF:
ジョアン・モウティーニョ(46分J・ロドリゲス)、フェルナンド、L・ゴンサレス
FW:
バレラ(58分マイコン)、デフール■■=(49分)、J・マルティネス

 サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は13日、ミュンヘンなどで決勝トーナメント1回戦第2戦の残り2試合が行われ、バイエルン(ドイツ)が2季連続、マラガ(スペイン)は初めての準々決勝進出を決めベスト8が出揃った。
 バイエルンはホームでアーセナル(イングランド)に0−2で敗れ、2戦合計でも3−3で並んだがアウェーゴール数で上回り、辛くも勝ち上がった。欧州CL初出場のマラガはホームでポルト(ポルトガル)を2−0で下し、2戦合計2−1とひっくり返した。
 ベスト8には2季ぶりの欧州制覇を狙うバルセロナなどスペイン勢3チームが進出。イングランド勢は17年ぶりにベスト16で全滅した。準々決勝の組み合わせ抽選は明日15日の日本時間午後8時からニヨン(スイス)に実施する。

【17年ぶりにプレミア勢がベスト16で全滅】
 アーセナル(イングランド)は敵地でバイエルン(ドイツ)に2−0で勝利した。この結果、2戦合計スコアは3−3で並んだものの、アウェーゴール数で上回ったバイエルンが準々決勝に駒を進めた。
 本拠地で行われた第1戦を1−3で落としたアーセナル。勝ち抜くためには最低でも3点を奪わなければならず、さらにウィルシャーとポドルスキが負傷で欠場という苦しい状況で迎えた第2戦だったが、試合開始早々の3分にいきなり先制。ラムジー、ロシツキーとつないで右サイドに展開すると、ウォルコットのクロスをジルーが合わせた。いきなりのゴールで逆転の希望が見えたアーセナルだったが、13分にエリア外からグスタボにシュートを放たれるなど、その後はバイエルンに試合の主導権を握られ、得点のチャンスを作れないまま前半を折り返す。
 後半に入っても試合はバイエルンペースで試合が進むと、この日負傷欠場のリベリーに代わって先発したロッベンに何度もゴールに迫られたものの、GKファビアンスキがビックセーブを連発して得点を許さない。するとアーセナルは終了間際、ジェルビーニョがエリア内に侵入してシュートを放つもこれはわずかに枠の右へ。それでも、直後の41分、CKにコシールニーが合わせて2点目が生まれ、あと1点取ればトータルスコアで逆転という状況まで迫る。しかし、その1点が遠く、アーセナルはこの日2−0で勝利したものの、バイエルンが逃げ切ってベスト8進出を果たした。
 なお、アーセナルが敗れたことにより、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティー、前回王者チェルシーと、今大会プレミア勢は1チームもベスト8に進出することができなかった。近年隆盛を誇っていたプレミア勢だが、1995−1996年シーズン以来、17年ぶりにベスト16で全滅することとなった。
 3年連続で決勝トーナメント1回戦での敗退が決まったアーセナルのベンゲル監督は試合後、「今日は素晴らしい戦いを見せた」とコメント。その上で「第1戦で最後の5分にくだらない失点を喫してしまったことが悔やまれる。もしホームでの試合を1−2でとどめていたなら…。非常に残念だが今日のパフォーマンスと精神力はポジティブな要素だった」と、第1戦の出来を悔やんだものの、この日チームが見せた勝利への執念には賛辞を贈った。
 一方、バイエルンのCEO(最高経営責任者)を務めるルンメニゲ氏は「ラウンドを突破できたのは幸運だったと言わざるをえない。中盤が機能せず、前半は自分達のリズムを見つけることができなかった。それでも、我々は次のラウンドへの進出を決めた。それが一番重要なこと」と、この日の内容に不満を見せつつも、準々決勝進出に安堵した様子を見せた。

【アーセナル奮闘実らず敗退】
 MFアルテタが「今夜は全てを出し尽くした」と話すほど、チーム全員が奮闘したが、アーセナルはアウェーゴール差で8強に届かなかった。
 試合開始直後、MFウォルコットの早いクロスにFWジルーが合わせて先制。最高のスタートを切ったが、その後はバイエルンの落ち着いた守備にゴールを奪えない。
 後半41分、CKからDFコシールニーが頭で決めて、3点目を奪えば準々決勝進出というところまで迫った。しかし、第1戦ホームで喫した1−3の敗戦を取り返すのは、難しかった。
 守備軽視の補強と一部批判を浴びるベンゲル監督も「第1戦の終盤にまずい失点をしたのが残念」と嘆いた。
 これで欧州CLは3季連続でベスト16止まりで、リーグ戦は首位のマンチェスター・ユナイテッドに大差をつけられ、カップ戦も敗退。8季連続の無冠が決定的となった。

【マラガ、クラブの財政問題にも屈せず】
 マラガ(スペイン)とポルト(ポルトガル)による一戦は、2−0でホームのマラガが制した。この結果、2試合合計スコア2−1としたマラガが逆転でベスト8進出を決めた。
 敵地で行われた第1戦は0−1で敗れたマラガは、立ち上がりこそ2004年王者のポルトに攻め込まれるも、徐々に試合のペースを握る。すると43分、エリア外でボールを受けたイスコが芸術的なミドルシュートを沈めて先制点を記録。トータルスコアを1−1のタイに戻し前半を折り返すと、後半開始直後の3分にはポルトのドフールがこの日2枚目のイエローカードを受け退場となる。これでマラガが数的優位に立つと、32分にはCKにサンタクルスが頭で合わせてトータルでリードを奪う逆転弾。その後はポルトに得点を許さず逃げ切り、マラガが第1戦でのビハインドを跳ね返してスペイン勢3チーム目のベスト8進出を果たした。
 貴重な先制点を記録したイスコは試合後、「アウェーの第1戦ではひどいプレーをしたが、最高の形で巻き返すことができた。少し前まではこんなこと考えられなかった。信じられない」と勝利に喜びを表した。
 2010年6月にカタールの王族が経営権を握って以来、豊富な資金力で多くの選手を獲得してきたマラガだったが、昨年夏、選手への給料や他クラブへの移籍金の未払いが明らかに。この結果、UEFA(欧州サッカー連盟)から来季以降の同連盟主催試合の出場除外処分を科された。ピッチ外で大きな財政問題を抱え、シーズン前には主力選手の放出も余儀なくされたマラガだが、今季CLではグループリーグでミラン(イタリア)を抑えて首位通過。決勝トーナメントの舞台でも、ポルトを破ってベスト8進出と、CL初出場ながら財政問題にも負けずに快進撃を続いている。

【財政難マラガが逆転で8強進出】
 欧州CL初出場のマラガが、第1戦0−1のハンデから逆転で8強入りを果たした。
 1−0で迎えた後半4分、ポルトのFWデフールが2度目の警告で退場となった後は、攻撃に余裕が生まれ、相手に攻め込まれる場面さえなかった。冷静に攻撃を仕掛けると、後半32分CKにFWサンタクルスが頭で叩き込んだ。
 ペジェグリーニ監督は「頭は冷たく血は熱い、インテリジェントな試合ができた」と勝利の要因を語った。
 クラブは給料の遅配や移籍金の未払いなど、財政難から欧州サッカー連盟(UEFA)主催大会からの除外を言い渡されているが、チームは堅実なサッカーで今季もリーグ戦4位と好調を維持し、サポーターもチームを後押し。
 決勝弾を挙げたサンタクルスは「ここまでスタジアムが揺れ動いたのを見たのは初めて」と大歓声に包まれたホームでの逆転劇に声を張り上げた。


準決勝進出
FAカップ準々決勝再試合結果

ブラックバーン(2部)0−1ミルウォール(2部)
≪得点者≫
ミルウォール:シットゥ42

 FA(イングランド協会)カップは13日、準々決勝の再試合1試合が行われ、ミルウォールとブラックバーンによる2部勢同士の一戦は、アウェーのミルウォールが1−0で勝利してベスト4進出を決めた。
 10日に行われた試合で0−0と引き分け、再試合となっていたこの試合は、前半42分にCKから主将のシットゥがゴールを揺らし、2004年のFAカップのファイナリストであるミルウォールが先制点を奪取。結局この1点を守り切ったミルウォールが準決勝に駒を進めた。
 下部リーグ勢で唯一ベスト4に進出したミルウォールは、4月中旬に行われる準決勝で宮市亮が所属するウィガンと対戦する。なお、宮市は10日のFAカップのエバートン戦で右足首の負傷から復帰したものの、その試合で再び足首を傷め、今季中の復帰は難しいと見込まれている。


超サカFLASH

獲得
 清水は本日、昨季柏などに所属したGK三浦雄也(23)が加入すると発表した。

4.1開催
 FA(イングランド・サッカー協会)は13日、FAカップ準々決勝の再試合の日程を発表し、香川真司が所属するマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーの一戦は、4月1日にチェルシーの本拠地「スタンフォード・ブリッジ」で行われることになった。10日に行われた試合では、マンUが前半のうちにエルナンデスとルーニーのゴールで2点を先行するも、チェルシーが後半に追い付き2−2の引き分けに終わっていた。再試合は復活祭で祝日となる4月1日の午後0時30分にキックオフを迎え、勝ち進んだチームは準決勝でマンチェスター・シティーと対戦する。なお、チェルシーは30日に国内リーグ戦のサウサンプトン戦を終えた後、中1日でこの試合を戦う。さらに欧州リーグで準々決勝に進出した場合には、その3日後に第1戦も予定されており、超過酷スケジュールで戦うこととなる。

高額大会計画
 13日付の英紙タイムズはサッカーの世界トップクラブを集めて2年に1度、カタールや湾岸諸国で高額賞金大会を開くことが計画されていると報じた。オイルマネーで潤うカタール王室が、資金面で支えるという。酷暑が心配されている2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会への懸念を払拭する狙いがあるとみられる。大会は24チームが参加して欧州主要リーグ開幕前となる夏に開く計画。話がまとまれば2015年からスタート予定。参加チームには欧州チャンピオンズリーグの優勝賞金の3倍以上となる2億ユーロ(約250億円)を払うという。


日本の超サッカー情報

NEW!
『日本の超サッカー情報』もオススメする安心サイト☆
ここならば確実に出会える
新世代の恋愛コミュニティサイト☆