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本日の超最新情報
欧州CL準々決勝第2戦、ドルトムントが奇跡的な勝利で準決勝進出!!2013.04.09.TUE

INDEX

奇跡的逆転劇
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦
ドルトムント(ドイツ)3−2(TOTAL3−2)マラガ(スペイン)
ガラタサライ(トルコ)3−2(TOTAL3−5)レアル・マドリード(スペイン)
レアルはクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールで逃げ切って3シーズン連続の準決勝進出!ドルトムントは後半ロスタイムの2ゴールで奇跡的な逆転勝利を収め、15シーズンぶりの4強入り!

ドロー
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4節
グループB
パフタコル(ウズベキスタン)2−2レクウィヤ(カタール)
アル・イテファク(サウジアラビア)4−1アル・シャバブ(UAE)
グループD
アル・ラヤン(カタール)2−1アル・アイン(UAE)
エステグラル(イラン)0−1アル・ヒラル(サウジアラビア)
グループF
全北現代(韓国)2−2浦和
ムアントン・ユナイテッド(タイ)1−4広州恒大(中国)
グループH
0−0水原三星(韓国)
貴州人和(中国)2−1セントラルコースト(オーストラリア)
グループH首位の柏は開幕からの連勝が3でストップも、引き分けて決勝トーナメント進出に大きく前進!グループF・3位の浦和は前半2−0リードも、後半終了間際に追い付かれて痛恨のドロー!

ナビスコ展望
ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第4節日程
10日(水)
グループA
19:00〜
大宮vs甲府
(NACK)
19:00〜
川崎vs清水
(等々力)
19:00〜
磐田vs湘南
(ヤマハ)
グループB
19:00〜
新潟vs鹿島
(東北電ス)
19:00〜
名古屋vs大分
(瑞穂陸)
19:00〜
C大阪vsFC東京
(長居)
明日10日はヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第4節!グループA首位の磐田は湘南と、グループB首位のFC東京はC大阪と激突!

途中出場
イングランドプレミアリーグ第32節
マンチェスター・ユナイテッド1−2マンチェスター・シティー
香川真司は後半ロスタイム2分から出場!首位マンUはダービーに敗れ、リーグ戦での連勝が7で止まって19試合ぶりの黒星!2位マンCは2季連続でオールド・トラフォードで勝利!

ドロー
イタリアセリエA第31節
ローマ1−1ラツィオ
7位ローマvs5位ラツィオのローマ・ダービーは、トッティのPK弾でローマが追い付いてドロー!

CL展望
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦日程
9日(火)
日本時間27:45〜
ドルトムント(ドイツ)vsマラガ(スペイン)
第1戦=マラガ0−0ドルトムント
(シグナル・イドゥナ・パルク)
日本時間27:45〜
ガラタサライ(トルコ)vsレアル・マドリード(スペイン)
第1戦=R・マドリード3−0ガラタサライ
(トゥルク・テレコム・アリーナ)
10日(水)
日本時間27:45〜
バルセロナ(スペイン)vsパリ・サンジェルマン(フランス)
第1戦=PSG2−2バルセロナ
(カンプ・ノウ)
日本時間27:45〜
ユベントス(イタリア)vsバイエルン(ドイツ)
第1戦=バイエルン2−0ユベントス
(ユベントス・スタジアム)
第1戦を引き分けたバルセロナはパリSGと、第1戦で完勝したレアルはガラタサライと再激突!

出発
日本代表のザッケローニ監督が欧州クラブに所属する日本人選手の視察に向けて出発!

全治6週間
長友佑都が所属するインテルのイタリア代表FWカッサーノ(30)が右太ももの肉離れで全治6週間!

本日の超サカFLASH
スペインリーガエスパニョーラ第30節結果ほか


本文
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奇跡的逆転劇
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦結果

ドルトムント(ドイツ)3−2(TOTAL3−2)マラガ(スペイン)
(シグナル・イドゥナ・パルク/66000人)
≪得点者≫
ドルトムント:レバンドフスキ40、ロイス90+1、フェリペ・サンターナ90+2
マラガ:ホアキン25、エリゼウ82
≪出場メンバー≫
【ドルトムント】
GK:
バイデンフェラー
DF:
ピシュチェク、スボティッチ、フェリペ・サンターナ、シュメルツァー
MF:
ギュンドアン(86分フンメルス)、S・ベンダー(72分シャヒン)、ブワシチコフスキ(72分シーバー)、ゲッツェ、ロイス
FW:
レバンドフスキ
【マラガ】
GK:
カバジェロ
DF:
ヘスス・ガメス、デミチェリス、セルヒオ、アントゥネス
MF:
ホアキン(87分ポルティージョ)、トゥララン、イグナシオ・カマーチョ、ドゥーダ(74分エリゼウ)
FW:
ジュリオ・バチスタ(83分サンタクルス)、イスコ

ガラタサライ(トルコ)3−2(TOTAL3−5)レアル・マドリード(スペイン)
(トゥルク・テレコム・アリーナ/50000人)
≪得点者≫
ガラタサライ:エブエ57、スナイデル70、ドログバ72
R・マドリード:クリスティアーノ・ロナウド8、90
≪出場メンバー≫
【ガラタサライ】
GK:
ムスレラ
DF:
エブエ(80分エルマンデル)、ギョクハン・ザン、セミー、リエラ
MF:
ハミト・アルトゥントップ(46分アムラバト)、フェリペ・メロ、セルチュク、スナイデル
FW:
ウムト(63分サブリ)、ドログバ
【R・マドリード】
GK:
ディエゴ・ロペス
DF:
エッシェン(31分アルベロア■■=(89分))、ペペ、ヴァラン、ファビオ・コエントラン
MF:
ケディラ、モドリッチ、ディ・マリア、エジル(81分ラウール・アルビオル)、クリスティアーノ・ロナウド
FW:
イグアイン(73分ベンゼマ)

欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦日程

10日(水)

日本時間27:45〜
バルセロナ(スペイン)vsパリ・サンジェルマン(フランス)
第1戦=PSG2−2バルセロナ
(カンプ・ノウ)

日本時間27:45〜
ユベントス(イタリア)vsバイエルン(ドイツ)
第1戦=バイエルン2−0ユベントス
(ユベントス・スタジアム)

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 サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は9日、ドイツのドルトムントなどで準々決勝第2戦の2試合が行われ、ドルトムント(ドイツ)とレアル・マドリード(スペイン)が準決勝に進んだ。
 ドルトムントはホームでマラガ(スペイン)に3−2と逆転勝ちし、2戦合計3−2で15季ぶりの準決勝進出を決めた。1−2の後半ロスタイムにロイスとサンタナがゴールを決めた。
 R・マドリードは敵地でガラタサライ(トルコ)に2−3で敗れたが、2戦合計5−3で3大会連続の4強入りを決めた。クリスティアーノ・ロナウドが2得点した。

【レアルが3季連続のベスト4進出】
 レアル・マドリード(スペイン)は敵地でガラタサライ(トルコ)に2−3で敗れた。それでも、第1戦を3−0で制していたレアルは、2試合合計スコア5−3で上回り、3季連続のベスト4進出を決めた。
 ホームでの第1戦を3−0と快勝し、すでにベスト4に大きく近付いていたレアル。この日も開始7分、ケディラのクロスからクリスティアーノ・ロナウドのゴールが決まり、トータルスコアは4−0と一方的な展開に。さらに、C・ロナウドやディマリアらが追加点に迫るなど、試合を優勢に進める。
 しかし、熱狂的なホームのサポーターからの声援を受けたガラタサライは、前半の終盤から突如牙を剥きはじめる。後半に入り、立ち上がりにレアルが試合を落ち着かせたかに思われたが、12分にスナイデルの折り返しからエブエが強烈なミドルを叩き込んで1点を返すと、これで試合の雰囲気は一変。ガラタサライはさらに25分、スナイデルのゴールで2−1とすると、さらにその直後にドログバが見事なヒールキックで3点目を奪取。2試合合計で4−3と迫った。
 楽勝ムードから一転、相手に逆転の希望も抱かせてしまったレアルは、45分にはアルベロアが退場となる。それでも、この状況からチームを救ったのはクリスティアーノ・ロナウドだった。ロスタイム2分、ベンゼマのお膳立てからC・ロナウドがこの日2点目となるゴールを奪って勝負を決めた。なお、C・ロナウドは今季CLでのゴール数を11とし、単独トップに立っている。
 健闘むなしく敗退したガラタサライだが、テリム監督は「勝とうが負けようが、ガラタサライというチームを誇れる戦いをするとサポーターに約束していた」とコメント。「サポーターは素晴らしかった。見事な雰囲気だったし、彼らが試合を楽しんだ時は我々も楽しめた。我々はレアルを敗退させられなかった。だが、世界中から敬意を払われるに値した」と、この日の戦いぶりに満足感を表した。
 また、同監督は「レアルがCLを制覇するように願っている。そうすれば、我々はチャンピオンに負けたと言えるからね。レアルとモウリーニョ監督に感謝する。世界最高のチームの1つを率いる指揮官が、我々を称えにロッカールームに来てくれたんだから」と、自分達を破ったレアルの優勝を願った。

【冷や汗かいたレアル】
 レアル・マドリードは敗れたものの、3−0で勝った第1戦の貯金が物を言い、準決勝に進んだ。後半は相手の猛反撃にたっぷり冷や汗をかかされた。2得点で貢献したエースのC・ロナウドは「難しい試合だったが、準決勝に進めて良かった」と胸をなで下ろした。
 1−0の後半12分に同点とされると、25、27分と立て続けに失点。約5万人の観客で埋まったホームの大歓声を背に、必死の攻めを見せるガラタサライに押し込まれた。モウリーニョ監督は「ガラタサライは11人ではなく、5万人で戦っていた。11人対5万11人の試合だった。相手は精神的に強いと分かってはいたが、厳しい試合だった」と、苦しんでの突破に疲れ切った表情だった。

【ドルトムントが奇跡の逆転劇】
 ドルトムント(ドイツ)はホームでマラガ(スペイン)を3−2で下した。この結果、2試合合計スコアを3−2としたドルトムントがベスト4進出を決めた。
 マラガのホームで行われた第1戦では0−0の引き分けに終わっていた両チーム。ドルトムントの本拠地に場所を移した第2戦では、序盤アウェーのマラガが押し気味で試合を進め、25分にホアキンが左足でゴールを決めて先制に成功する。アウェーゴールを許し、厳しい展開となったドルトムントだが、ホームの6万6000人のサポーターに背中を押されペースを掴みはじめると、40分に流れるようなパス交換から最後はレバンドフスキがGKもかわしてネットを揺らし、前半のうちに1−1とする。
 ベスト4進出にはもう1点が必要になったドルトムントは後半に攻勢を強めマラガゴールに迫るも、相手GKカバジェロの再三の好セーブに阻まれゴールが遠い。すると37分、劣勢だったマラガがカウンターを仕掛け、バチスタのラストパスからエリゼウがゴール。エリゼウはオフサイドポジションにいたが、ゴールは認められ、マラガがベスト4に大きく前進する。
 これで勝負は決まったかに思われたが、諦めないドルトムントはここからさらに猛攻。そしてこれが実ったのはロスタイム。まずはロスタイム1分、ロイスのゴールで2−2とすると、さらにその2分後にはゴール前の混戦から最後はフェリペ・サンターナが押し込み、ドルトムントがわずか2分間で試合をひっくり返す。サンターナのゴールのシーンでは、2度にわたってオフサイドが疑われるシーンがあったが、マラガの2点目と同様こちらもゴールが認められ、ドルトムントが15年ぶりのCLベスト4進出を決めた。
 一方、初出場ながら躍進を見せてきたマラガは、天国から地獄に突き落とされる展開で敗退が決定。この試合の数日前、父親を亡くすという悲劇に見舞われながらも気丈に指揮を執ったペジェグリーニ監督は試合後、「フットボールは多くの要因が関与するもの。3点目のゴールはオフサイドだった。我々はあらゆる痛手をもらってしまった」とコメント。またFWサンタクルスは「非常に失望している。ベスト4まであと4分というところまで来ていた。なのに本当にわずかな時間で勝利は僕らの手からこぼれ落ちてしまった」と悔しさを滲ませた。
 また、ドルトムントのバツケCEO(最高経営責任者)は「こんな経験は初めてだ。我々はほどんど死にかけていたからね」と喜びをあらわにすると、スポーツディレクターのツォルク氏も「今の心境を言葉にするのは難しい。今日はラッキーだった。多くのチャンスを逃したが、私は信じ続けていた」と、こちらも劇的な勝利に興奮を隠せない様子だった。

【ドルトムント、大逆転呼んだチーム力】
 9日に行われたサッカーの欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦で、ドルトムント(ドイツ)がマラガ(スペイン)を3−2で破った。粘りと勝負強さを印象づけた劇的勝利。後半ロスタイムに2得点して鮮やかに大逆転してみせた。
 昨季のCLではわずか1勝で、グループリーグ敗退。その悔しさを今季の大半のメンバーが経験し、結束していることが、大きな強みとなっている。今季はこれで10試合を戦って無敗を誇る。
 香川真司がマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)へ移籍したが、他の主力は残留。今季から攻撃的MFとしてプレーするドイツ代表のロイスは、ユース時代をドルトムントの下部組織で過ごしており、すぐに溶け込んだことも大きい。
 クロップ監督がチームに求めるのは、前線から追い込み、相手ゴールに近い位置でボールを奪って素早く攻撃に転じるサッカー。攻守ともに運動量と積極性、高度な連係が求められ、試合をこなすごとに熟成している。この日終盤の2点は、その姿勢のたまものだ。
 クロップ監督は「信じられない。今季ワーストの試合だったが、(0−0で引き分けた)アウェー戦との2試合で考えれば勝者に価する」と興奮して話した。ドルトムントの準決勝進出は、CLで優勝した翌年の1998年以来。強さの再現を目指し、また1つ階段を上った。

【マラガは判定に不満「誤審が多すぎ」】
 マラガは高いチームの完成度で4強入りまで、2−2となった後半ロスタイム残り2分まで迫った。
 昨夏、財政難からスペイン代表MFサンティ・カソルラらが移籍したが、ペジェグリーニ監督の下で困難を乗り越えて、チームは結束していた。
 初出場のCLは準々決勝第1戦まで9試合6失点の全員守備と、20歳の新星FWイスコ、ベテランMFホアキン中心のカウンター攻撃で躍進。
 レアル・マドリード、バルセロナの2強の影で、スペイン勢としては目立たない存在だったが、指揮官も「CLで我々が成し遂げたことを誇りに思う」と話した。
 しかし、ロスタイムの2失点はオフサイドにも見えたことなどを意識してか、試合後は「試合を通じて誤審が多すぎた。欧州サッカー連盟も早くハイテク技術導入を検討すべきだ」と、やや歯切れが悪かった。

【メッシ、全体練習に復帰】
 バルセロナ(スペイン)のジョルディ・ロウラ助監督は9日、ハムストリングを負傷しているFWリオネル・メッシについて、順調な回復を見せていることを明かした。同助監督は慎重な姿勢を見せてはいるが、本日10日のチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦で復帰する可能性も出てきた。
 メッシは2日に行われたパリ・サンジェルマン(フランス)とのCL準々決勝第1戦で先制ゴールを挙げたものの、直後にハムストリングを傷め、ハーフタイムでの交代を余儀なくされていた。当初、現地メディアが3週間程度の離脱と報じるなど長期離脱も心配されたが、検査の結果、軽傷であることが判明。6日の国内リーグ・マジョルカ戦は欠場したものの、翌日にはフィットネス練習を再開し、クラブはこの日、同選手が全体練習に参加したことも明かした。
 ただし、9日にパリSG戦の前日記者会見に臨んだロウラ助監督は、メッシの状態について「いい感触を持ってはいるが、最終的には本人の感触と医師の決断を待つことになるだろう」とコメント。「もし彼が試合に出るとすれば、それは適切な状態にまで回復したということになる、試合の数時間前に、どういう状況なのかを判断したい」と、試合当日の朝の練習の様子を見て、起用を決めたいと話した。
 メッシの質問が相次ぐことで徐々に苛立ちも見せていたロウラ助監督は「世界最高の選手が出場できないとなれば、当然ハンディキャップになる。しかし、このチームには高いレベルでプレーできる選手がほかにも多くいる。いい結果を得るために、全力を尽くす」と、メッシが出場できないとしても問題はないと語り、「メッシのポジションでプレーする代わりの選手も、成功を保証してくれる存在だ」と、メッシが欠場したマジョルカ戦で代役を務め、ハットトリックを記録したMFセスク・ファブレガスらへの信頼も示した。
 過去4年で2度CLを制しているバルサは、パリSGとの第1戦では後半ロスタイムに追い付かれ、2−2の引き分けに終わったものの、2つのアウェーゴールを奪ったため、少しのアドバンテージを持って第2戦を迎える。また、バルサは2009年10月にルビン・カザン(ロシア)に敗れて以来、欧州の舞台では20試合ホームで敗れていないため、6年連続のベスト4進出が期待されている。

【パリSG指揮官は「戦略は同じ」】
 本日10日に敵地でバルセロナ(スペイン)との欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦に臨むパリ・サンジェルマン(フランス)のカルロ・アンチェロッティ監督は9日、前日記者会見に臨み、負傷を抱えているバルサのエースFWリオネル・メッシが出場するかどうかは意識していないと話した。
 過去4年連続でCL得点王に輝き、2日の試合でも先制点を奪ったメッシの復帰はパリSGにとっては脅威となる。そのため、この日の記者会見でも報道陣からの質問はメッシに関することに集中したが、パリSGのアンチェロッティ監督は「それは我々の問題ではない。我々の戦術はメッシがいてもいなくても同じだ」と、同選手を意識していないと話した。
 アンチェロッティ監督はその上で、「恐らく世界最高であるチームを相手に難しいスタジアムで試合に臨むにあたって、試合の鍵となるのは自信とパーソナリティーを持って戦えるかどうかだ。第1戦で良い戦いを見せられたことを心に留めておくべきだ。明日の試合も同じことを繰り返せるようにチャレンジする」と、バルサ撃破への意気込みを示した。
 1994−1995年シーズンにバルサを破ってベスト4進出を果たしたパリSGは、今回もその再現を狙うが、守備の要であるDFチアゴ・シウバが膝の負傷により出場が微妙な状況。同選手は2日の第1戦で負傷し、6日に行われた国内リーグのレンヌ戦も欠場している。また、中盤では第1戦の後半ロスタイムに貴重な同点弾を挙げたMFブライズ・マトゥイディが累積警告で出場停止のほか、MFチアゴ・モッタも足の負傷の影響でコンディションが良くない。そのため、MFデイヴィッド・ベッカムがマトゥイディの代役を務めるとみられている。
 第1戦で先発したベッカムについては、パフォーマンスへの批判の声も上がっていたが、アンチェロッティ監督は「(ベッカムに対して)批判する人もいたが、評価した人もいた。私は満足していた。だから、きっとベッカム自身も満足しているはずだ。多くの可能性を秘めたプレーを見せた時に、監督というものは幸せを得るものだ」と、ベッカムを擁護した。
 また、かつてバルサの宿敵であるレアル・マドリード(スペイン)でプレーしていたことで、ベッカムにはバルサ・サポーターから敵意を向けられるのではないかとの質問に対しては「彼は非常に良いイメージを持っている。ここでプレーするのに問題はないはずだ」と語った。

【ユーベの鍵はメンバーチョイス】
 本日10日に行われる欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦で、バイエルン(ドイツ)をホームに迎えるユベントス(イタリア)。2点差を逆転しての準決勝進出を目指すユーベのアントニオ・コンテ監督は、適切なメンバーチョイスがこの試合の鍵となりそうだ。
 昨季コンテ監督が指揮官に就任して以来、ハイテンポなプレスで相手を苦しめてきたユーベだが、敵地で行われたバイエルンとの第1戦では逆にハイプレスに苦しめられることとなり、スコア以上に圧倒されて0−2で敗れた。コンテ監督就任以来、ここまで力の差を見せ付けられての黒星は初めてと言えるが、敗因の1つは、コンテ監督のメンバーチョイスにもあっただろう。
 今季、前線ではミルコ・ブチニッチ、セバスティアン・ジョビンコ、ファビオ・クアリアレッラ、アレッサンドロ・マトリの4人をローテーションしてきたコンテ監督は、第1戦でクアリアレッラとマトリを先発で起用するも、両選手はバイエルンの守備陣をほとんど脅かせなかった。一方、この試合の後半にブチニッチとジョビンコを投入してからは、何度かゴールに迫る場面も作るなど前線が活性化しており、この先発起用には疑問の声が上がった。
 また中盤でも、第1戦では精彩を欠いた司令塔のアンドレア・ピルロの横にフィジカルに強いポール・ポグバのような選手がいれば、ピルロが何度も競り合いに敗れてボールを奪われる場面は減っていたかもしれない。両翼も、右サイドのステファン・リヒトシュタイナー、左サイドのフェデリコ・ペルーゾは揃って存在感を示せなかった。
 第2戦では、メンバーチョイスのミスは許されないが、この試合ではリヒトシュタイナーに加え、第1戦では中盤で奮闘していたアルトゥーロ・ビダルも出場停止と、苦しい状況で試合を迎える。
 それでも、「第1戦の試合の後は、なかなか寝付けなかった」というDFジョルジョ・キエッリーニは、「僕らはミュンヘンで見せたほどの悪いプレーをするチームじゃない。あれよりも遥かにいいプレーができる。少しでも早くあの戦いを払拭し、(ホームの)トリノでは自分達の試合ができることを願っている」とコメント。「テンポを上げる必要がある。第2戦で良いパフォーマンスができれば、まだ突破の望みはある」と逆転への意気込みを表した。ユーベにとってのいいデータは、本拠地「ユベントス・スタジアム」が2011年のオープンして以来、国外のチームに負けていないということだ。
 一方のバイエルンは、6日に行われた国内リーグで、6試合を残して早くも優勝を決めている。だが、伝統的なビールかけなどのお祝いはせず、すぐにユーベ戦に目を向けている。バイエルンのウリ・ヘーネス会長は「最初の目標は達成した。だが、シーズンを見事に締めくくるには、前進し続けなければいけない」とコメント。「次はスーパーなシーズンをさらにスーパーにしたい。CL準決勝進出、そして来週のDFB(ドイツ連盟)カップ準決勝でチャンスを生かせなかったら、致命的だ」と、3冠達成に向け鼻息を荒くした。


ドロー
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4節結果

グループB:

パフタコル(ウズベキスタン)2−2レクウィヤ(カタール)
≪得点者≫
パフタコル:ウルノフ26、オウンゴール56
レクウィヤ:セバスチャン1、ムサクニ68

アル・イテファク(サウジアラビア)4−1アル・シャバブ(UAE)
≪得点者≫
アル・イテファク:サレー・バシル16、72、アル・シェフリ43、アル・サレム80
アル・シャバブ:シエウ52

グループD:

アル・ラヤン(カタール)2−1アル・アイン(UAE)
≪得点者≫
アル・ラヤン:ニウマール59、アル・マリ86
アル・アイン:ユセフ・アハマド78

エステグラル(イラン)0−1アル・ヒラル(サウジアラビア)
≪得点者≫
アル・ヒラル:アル・アベド35

グループF:

全北現代(韓国)2−2浦和
(全州W杯スタジアム/10152人)
≪得点者≫
全北現代:エニーニョ51、ソ・サンミン90+2
浦和:那須大亮3、梅崎司7
≪出場メンバー≫
【全北現代】
GK:
クォン・スンテ
DF:
キム・サンシク(46分キム・ジョンウ)、チョン・インファン、イム・ユファン、パク・ウォンジェ
MF:
チョン・ヒョク(79分レオナルド)、ソ・サンミン、エニーニョ、イ・スンギ、オリス(70分ソンジェホン)
FW:
イ・ドングク
浦和
GK:
加藤順大
DF:
那須大亮、槙野智章、森脇良太
MF:
宇賀神友弥(63分関口訓充)、鈴木啓太、阿部勇樹、梅崎司、柏木陽介(68分マルシオ・リシャルデス)、原口元気
FW:
興梠慎三(89分平川忠亮)

ムアントン・ユナイテッド(タイ)1−4広州恒大(中国)
≪得点者≫
ムアントン:サラウット・マスク54
広州恒大:ムリキ40、43、鄭智57、馮粛霆86

グループH:

0−0水原三星(韓国)
(柏/7269人)
≪出場メンバー≫

GK:
菅野孝憲
DF:
藤田優人、鈴木大輔、増嶋竜也、渡部博文
MF:
大谷秀和、ジョルジ・ワグネル、茨田陽生(60分クレオ)、栗澤僚一、田中順也
FW:
工藤壮人
【水原三星】
GK:
チョン・ソンリョン
DF:
ホン・スンハク、カク・ヒジュ、ボスナー、パク・ヒョンボム
MF:
オ・ジャンウン(84分チョ・チフン)、ホン・チョル、パク・ジョンジン(59分ソジョンジン)、キム・デギュン
FW:
リスティッチ、鄭大世=チョン・テセ(58分ラドンチッチ)

貴州人和(中国)2−1セントラルコースト(オーストラリア)
≪得点者≫
貴州人和:ムスリモビッチ84、曲波88
セントラルコースト:デューク42=PK

アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4節日程

10日(水)

グループA:

日本時間24:40〜
アル・ジャジーラ(UAE)vsエル・ジャイシュ(カタール)

日本時間24:45〜
トラクター・サジ(イラン)vsアル・シャバブ(サウジアラビア)

グループC:

日本時間24:30〜
アル・ガラファ(カタール)vsアル・ナスル(UAE)

日本時間26:45〜
アル・アハリ(サウジアラビア)vsセパハン(イラン)

グループE:

19:00〜
仙台vsFCソウル(韓国)
(ユアスタ)

日本時間20:00〜
ブリーラム・ユナイテッド(タイ)vs江蘇舜天(中国)

グループG:

日本時間19:30〜
浦項スティーラース(韓国)vs広島
(浦項スティールヤード)

日本時間20:30〜
北京国安(中国)vsブニョドコル(ウズベキスタン)

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アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ順位表
(第4節第1日終了時)

グループA:

1位 アル・シャバブ
勝点7 得4 失1
得失点差 +3
2勝1分
(3試合消化)

1位 トラクター・サジ
勝点4 得6 失5
得失点差 +1
1勝1分1敗
(3試合消化)

3位 エル・ジャイシュ
勝点4 得6 失6
得失点差 ±「0
1勝1分1敗
(3試合消化)

4位 アル・ジャジーラ
勝点1 得3 失7
得失点差 -4
1分2敗
(3試合消化)

グループB:

1位 レクウィヤ
勝点8 得7 失4
得失点差 +3
2勝2分
(4試合消化)

2位 パフタコル
勝点7 得5 失5
得失点差 ±0
2勝1分1敗
(4試合消化)

3位 アル・イテファク
勝点4 得4 失3
得失点差 +1
1勝1分2敗
(4試合消化)

4位 アル・シャバブ
勝点3 得3 失7
得失点差 -4
1勝3敗
(4試合消化)

グループC:

1位 アル・アハリ
勝点9 得8 失3
得失点差 +5
3勝
(3試合消化)

2位 アル・ガラファ
勝点6 得7 失5
得失点差 -2
2勝1敗
(3試合消化)

3位 セパハン
勝点3 得6 失7
得失点差 -1
1勝2敗
(3試合消化)

4位 アル・ナスル
勝点0 得3 失9
得失点差 -6
3敗
(3試合消化)

グループD:

1位 エステグラル
勝点7 得7 失5
得失点差 +2
2勝1分1敗
(4試合消化)

2位 アル・アイン
勝点6 得6 失6
得失点差 ±0
2勝2敗
(4試合消化)

3位 アル・ヒラル
勝点6 得6 失6
得失点差 ±0
2勝2敗
(4試合消化)

4位 アル・ラヤン
勝点4 得7 失9
得失点差 -2
1勝1分2敗
(4試合消化)

グループE:

1位 FCソウル
勝点7 得7 失2
得失点差 +5
2勝1分
(3試合消化)

2位 江蘇舜天
勝点4 得3 失5
得失点差 -2
1勝1分1敗
(3試合消化)

2位 ブリーラム
勝点2 得1 失3
得失点差 -2
2分1敗
(3試合消化)

4位 ベガルタ仙台
勝点2 得2 失3
得失点差 -1
2分1敗
(3試合消化)

グループF:

1位 広州恒大
勝点10 得12 失2
得失点差 +10
3勝1分
(4試合消化)

2位 全北現代
勝点6 得8 失6
得失点差 +2
1勝3分
(4試合消化)

3位 浦和レッズ
勝点4 得7 失9
得失点差 -2
1勝1分2敗
(4試合消化)

4位 ムアントン
勝点1 得4 失14
得失点差 -10
1分3敗
(4試合消化)

グループG:

1位 浦項スティーラース
勝点5 得3 失2
得失点差 +1
1勝2分
(3試合消化)

2位 ブニョドコル
勝点5 得4 失2
得失点差 +2
1勝2分
(3試合消化)

3位 北京国安
勝点5 得2 失1
得失点差 +1
1勝2分
(3試合消化)

4位 サンフレッチェ広島
勝点0 得1 失5
得失点差 -4
3敗
(3試合消化)

グループH:

1位 柏レイソル
勝点10 得10 失3
得失点差 +7
3勝1分
(4試合消化)

2位 貴州人和
勝点4 得3 失4
得失点差 -1
1勝1分2敗
(4試合消化)

2位 セントラルコースト
勝点4 得4 失6
得失点差 -2
1勝1分2敗
(4試合消化)

2位 水原三星
勝点3 得2 失6
得失点差 -4
3分1敗
(4試合消化)

 サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は本日9日、各地でグループリーグ第4節が行われ、グループH首位の柏は日立柏サッカー場で水原(韓国)と0−0で引き分けて勝ち点10としたが、決勝トーナメント進出決定は次戦以降に持ち越された。グループFで3位の浦和は韓国の全州で全北(韓国)と2−2で引き分けた。
 柏は3日に6得点した相手を攻めきれなかった。貴州(中国)はセントラルコースト(オーストラリア)に2−1で勝ち、ともに勝ち点4。
 浦和は立ち上がりに那須と梅崎のゴールで先行したが後半開始早々に失点し、ロスタイムに追い付かれた。浦和は勝ち点4、全北は6となった。首位の広州恒大(中国)はムアントン(タイ)に4−1で大勝し、勝ち点を10に伸ばした。

柏・ネルシーニョ監督
「非常に拮抗した試合で、最後まで互いによく走ってタフに戦った。他のチームの結果には期待していない。あくまでも自分達の力で勝ち進みたい」

浦和・ペトロビッチ監督
「終了間際に追い付かれたのは非常に残念だが、試合を通して見れば我々のサッカーはできていた」

【大谷、完封は「前向きに」】
 4連勝を狙った柏は何度か決定機をつくったものの、結果はスコアレスドロー。主将のMF大谷は「勝ちたかったというのが正直な気持ち」と吐露。ただ、ネルシーニョ監督も「難しいゲームになる」と予想していた水原戦。「Kリーグの首位のチーム相手で、激しい消耗戦になった。決めるところを決められれば良かったが、勝ち点を詰めたのは良かった」と首位を快走しているだけに、余裕も見せる。
 また「0点に抑えられたのは前向きに捉えていいと思う」と2月27日の貴州人和戦以来、3戦ぶりとなる完封には手応えを感じているようだった。

【鄭大世は途中交代】
 水原のFW鄭大世(チョン・テセ)は2トップの一角で先発したが、後半12分に交代した。試合開始直後にシュートを放ったが、その後はゴールに迫る場面が少なかった。試合後は「切れのあるプレーを見せられなくて残念」と疲れた表情で話した。
 チームはKリーグで首位に立つが、ACLでは苦戦。今季から韓国でプレーするストライカーは「フィジカルで優位に立てれば良かったけど、技術の戦いでは勝てない。パスサッカーでは日本の方が上」とスタイルの違いに言及した。

【那須、公式戦初ゴールも笑顔なし】
 DF那須が浦和移籍後、公式戦初ゴールをマークした。試合開始早々のCKにタイミング良く飛び込み、頭で先制した。チームに勢いを呼ぶかと思われたが、2点を追い付かれて引き分け「(柏木)陽介のボールが良かっただけ」と喜ぶ様子はなかった。
 グループリーグ突破が危ぶまれる状況だが「残り2勝に向けて、この悔しさをぶつける」と前を見据えた。


ナビスコ展望
ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第4節日程

10日(水)

グループA:

19:00〜
大宮vs甲府
(NACK)
19:00〜
川崎vs清水
(等々力)
19:00〜
磐田vs湘南
(ヤマハ)

グループB:

19:00〜
新潟vs鹿島
(東北電ス)
19:00〜
名古屋vs大分
(瑞穂陸)
19:00〜
C大阪vsFC東京
(長居)

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ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ順位表
(第3節終了時)

グループA:

1位 磐田
勝点6 得8 失3
得失点差 +5
2勝1敗
(3試合消化)

2位 横浜M
勝点6 得3 失1
得失点差 +2
2勝1敗
(3試合消化)

3位 大宮
勝点6 得4 失3
得失点差 +1
2勝1敗
(3試合消化)

4位 川崎
勝点3 得2 失2
得失点差 ±0
1勝1敗
(2試合消化)

5位 湘南
勝点3 得2 失3
得失点差 -1
1勝1敗
(2試合消化)

6位 甲府
勝点1 得1 失4
得失点差 -3
1分2敗
(3試合消化)

7位 清水
勝点1 得2 失6
得失点差 -4
1分1敗
(2試合消化)

グループB:

1位 FC東京
勝点5 得4 失2
得失点差 +2
1勝2分
(3試合消化)

2位 名古屋
勝点5 得3 失2
得失点差 +1
1勝1分1敗
(3試合消化)

3位 新潟
勝点4 得3 失2
得失点差 +1
1勝1分
(2試合消化)

4位 C大阪
勝点4 得4 失4
得失点差 ±0
1勝1分1敗
(3試合消化)

5位 鹿島
勝点3 得3 失4
得失点差 -1
1勝1敗
(2試合消化)

6位 大分
勝点1 得2 失3
得失点差 -1
1分1敗
(2試合消化)

7位 鳥栖
勝点1 得1 失3
得失点差 -2
1分2敗
(3試合消化)

【ケネディがベンチ入りへ】
 昨年11月に腰を手術したJ1名古屋のFWケネディが、明日10日のヤマザキナビスコカップの大分戦(瑞穂陸)でベンチ入りすることになった。ストイコビッチ監督は本日9日、「いいニュースを待っていた。ベンチスタートだが、大きな変化になる」と語り、昨年9月以来の戦列復帰を喜んだ。
 2010、2011年と2季連続得点王に輝いたケネディは「復帰を待ち望んでいた。まだ最初の一歩。これからチームのために働きたい」と話した。


途中出場
イングランドプレミアリーグ第32節結果

マンチェスター・ユナイテッド1−2マンチェスター・シティー
(オールド・トラフォード/68000人)
≪得点者≫
マンU:オウンゴール59
マンC:ミルナー51、アグエロ78
≪出場メンバー≫
【マンU】
GK:
デ・ヘア
DF:
ラファエウ、R・ファーディナンド、P・ジョーンズ、エブラ
MF:
A・ヤング(90+2分香川真司)、キャリック、ギグス、ウェルベック(80分バレンシア
FW:
ファン・ペルシー、ルーニー(85分エルナンデス)
【マンC】
GK:
ハート
DF:
サバレタ、ナスタシッチ、コンパニ、クリシー
MF:
バリー、Y・トゥレ、ミルナー、ナスリ(71分アグエロ)、シルバ(89分レスコット)
FW:
テベス(90+4分ハビ・ガルシア)

イングランドプレミアリーグ順位表
(第32節終了時)

…CL出場権獲得
…EL出場権獲得
…イングランドチャンピオンシップ降格

1.マンチェスター・U 77
2.マンチェスター・C 65
3.チェルシー 58
4.トッテナム 58

5.アーセナル 56
6.エバートン 52
7.リバプール 49
8.WBA 44
9.スウォンジー 41
10.フルハム 39
11.サウサンプトン 37
12.ウェストハム 37
13.ニューカッスル 36
14.ノーウィッチ 35
15.ストーク 34
16.アストン・ビラ 33
17.サンダーランド 31
18.ウィガン 31
19.QPR 24
20.レディング 23


 イングランドプレミアリーグは8日、第32節の残り1試合が行われ、MF香川真司が所属する首位マンチェスター・ユナイテッドと2位マンチェスター・シティーによるダービーマッチは、2−1でアウェイのマンCに軍配が上がった。マンUはリーグ戦での連勝が7で止まり、2012年11月17日のノーウィッチ戦以来、19試合ぶりの黒星を喫した。香川は後半ロスタイムから途中出場した。
 マンUのホーム「オールド・トラフォード」で行われたマンチェスター・ダービーは首位と2位の対戦ながら、残り8試合で勝ち点差15という状況で迎えられた。前半、マンUはリーグ戦で9試合ゴールから遠ざかっているファン・ペルシーを中心に攻撃を展開。一方、マンCはアウェーながら多くの好機を迎えるが、ナスリやミルナー、シルバが決め切れず、得点には至らない。
 それでも試合はスコアレスで迎えた後半6分、ナスリのお膳立てからミルナーのゴールでマンCが先制する。リーグ戦7試合ぶりの失点を喫したマンUも失点から8分後、ファン・ペルシーのFKがオウンゴールを誘って試合を振り出しに戻す。しかし33分、マンCは途中出場のアグエロが見事なドリブルシュートを突き刺して勝ち越しに成功。試合はそのまま終了し、2−1でマンCが勝利を収めた。
 昨シーズンの6−1での大勝に続き、2シーズン連続でアウェーでのダービーを制したマンC。この勝利でマンCはマンUとの勝ち点差を12に縮めたが、マンチーニ監督は試合後の記者会見で「リーグ戦は終了した。我々のサポーターは勝利に値した。15ポイントも勝ち点差をつけられたが、この勝利はサポーターにとって重要だった」と、勝利を喜びながらも、リーグ連覇に関しては諦めの姿勢を見せた。
 一方、マンUのファーガソン監督は試合後、「満足することはないだろう。このクラブの歴史を振り返ってみると、我々はいつも自分達の手で困難な状況を作り出してしまっている。勝ち点は12差あり、今週末はストークとアウェーで対戦する。前進しなくては」と、リーグ優勝を見据えた。
 マンUの次戦は14日に行われ、アウェーでストーク・シティーと対戦する。

【マンCが意地の勝利】
 マンチェスター・シティーは勝ち点差15とリーグ2連覇が厳しい状況で、ダービーマッチを制して意地を見せた。
 互いに激しく攻め合ったが、個人技と組織的プレーで一枚上だった。主将のコンパニーは「我々の方がいいチームだった」と胸を張った。
 先制点のMFミルナーも「大一番でライバルに勝てて嬉しい」と、歴史的勝利(6−1)を飾った昨季に続く勝利を喜んだ。決勝弾となった途中出場FWアグエロのドリブルシュートも見事だった。
 しかし、マンチーニ監督は「優勝争いは終わっている」と語り、「勝っても負けても状況は同じだが、とにかく2位キープが大事」と残り試合を見据えた。

【マンU、Aonとスポンサー契約延長】
 イングランドプレミアリーグで香川真司が所属するマンチェスター・ユナイテッドは8日、アメリカの保険関連会社、Aon(エーオン)とのスポンサー契約を2021年まで延長したと発表した。練習グラウンドの命名権や練習用ユニホームへの社名の掲出などで、英BBC放送(電子版)によると、契約料は総額1億2000万ポンド(約181億円)。
 マンUがAonと結んでいるユニホームの胸スポンサー契約は来季の2013−2014年シーズンで終了するが、別の内容で契約を継続することになった。


ドロー
イタリアセリエA第31節結果

ローマ1−1ラツィオ
(スタディオ・オリンピコ/50000人)
≪得点者≫
ローマ:トッティ57=PK
ラツィオ:エルナネス16
≪出場メンバー≫
【ローマ】
GK:
ステケレンブルフ
DF:
マルキーニョス、トロシディス、レアンドロ・カスタン、マルキーニョ
MF:
フロレンツィ(49分ドドー)、デ・ロッシ(54分デストロ)、ピャニッチ、ブラッドリー
FW:
ラメラ、トッティ
【ラツィオ】
GK:
マルケッティ
DF:
ビアーバ■■=(69分)、ラドゥ(90+1分スタンケビチウス)、カナ、ルリッチ
MF:
A・ゴンサレス、カンドレーバ、オナジ、C・レデスマ(71分シアニ)、エルナネス
FW:
クローゼ(61分コザーク)

イタリアセリエA順位表
(第31節終了時)

…CL出場権獲得
…EL出場権獲得
…イタリアセリエB降格

1.ユベントス 71
2.ナポリ 62
3.ミラン 58

4.フィオレンティーナ 52
5.ラツィオ 51

6.インテル 50
7.ローマ 48
8.カターニャ 46
9.ウディネーゼ 45
10.パルマ 39
10.カリアリ 39
12.ボローニャ 37
12.アタランタ 37
14.サンプドリア 36
15.トリノ 36
16.キエーボ 35
17.シエナ 27
17.パレルモ 27
17.ジェノア 27
20.ペスカーラ 21


 イタリアセリエAは8日、第31節の残り1試合が行われ、7位ローマがホームに5位タイのラツィオを迎えた“ローマ・ダービー”は1−1の引き分けに終わった。ラツィオは勝ち点51の欧州リーグ出場権内5位、ローマは同48の7位。
 ローマは前半16分、エルナネスに豪快なミドルシュートを決められて、先制を許す。後半3分にはマルキーニョスのハンドでPKを献上するピンチも、エルナネスがPKを外して助かる。
 同12分、ピアニッチがエルナネスに倒されてPK獲得すると、主将トッティが決めて追い付く。ローマは同24分、相手DFの退場で数的優位となって猛攻を仕掛けたが、堅守を崩せずに試合を終えた。


CL展望
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦日程

9日(火)

日本時間27:45〜
ドルトムント(ドイツ)vsマラガ(スペイン)
第1戦=マラガ0−0ドルトムント
(シグナル・イドゥナ・パルク)

日本時間27:45〜
ガラタサライ(トルコ)vsレアル・マドリード(スペイン)
第1戦=R・マドリード3−0ガラタサライ
(トゥルク・テレコム・アリーナ)

10日(水)

日本時間27:45〜
バルセロナ(スペイン)vsパリ・サンジェルマン(フランス)
第1戦=PSG2−2バルセロナ
(カンプ・ノウ)

日本時間27:45〜
ユベントス(イタリア)vsバイエルン(ドイツ)
第1戦=バイエルン2−0ユベントス
(ユベントス・スタジアム)

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【ドログバは「第1戦が教訓」】
 本日9日の欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦で、レアル・マドリード(スペイン)をホームに迎えるガラタサライ(トルコ)。FWディディエ・ドログバは、0−3で敗れた第1戦を教訓にしなければいけないと呼びかけた。
 敵地での初戦で3点差を付けられたガラタサライ。こうした中、3−1で勝利した直近の国内リーグの試合で、後半だけで2得点を挙げたドログバは、「僕らはレアルのレベルには達していない。それは何よりも経験不足によるとものだと思う」とコメント。「僕らは成長中の若いチームだ。改善を必要としている箇所がある」と、ガラタサライがまだ発展途上のチームだと強調した。
 その上で、ドログバは「(第1戦は)良い教訓。そこから学んだということを、僕らは第2戦で示さなければいけない。レアルを相手に守りに入ったけど、違うやり方で勝利を狙えば良かった。もっと大胆に、積極的に。チャンスはつくれたのだから、もっと彼らを苦しめることも可能だったはず」と、逆転への意気込みを示した。
 ガラタサライにとって痛手なのは、FWブラク・ユルマズが累積警告で出場停止となること。トルコのメディアは5日、クラブがUEFA(欧州サッカー連盟)に警告取り消しを求めたと報じた。また、ガラタサライはDFダニー・ヌンキュも出場停止となっている。
 一方、レアルは国内リーグ前節でFWクリスティアーノ・ロナウドをベンチスタートするなど、一部主力を温存しつつも、5−1と大勝している。後半から出場し、リーグ29点目を挙げたC・ロナウドは、CLで9ゴールと得点ランクトップに立っている。
 そのC・ロナウドは、ガラタサライ戦について「厳しい試合になる。ラウンド突破は決まっているわけじゃない。3点差はすでに大きなリードだが、僕らは敵地に行って戦い、少なくとも1点は決めたいと思う」とコメント。大量リードに気を緩めてはいけないと語った。

【アクシデント続きのマラガ】
 本日9日の欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦で、ドルトムント(ドイツ)と敵地で対戦するマラガ(スペイン)。大事な一戦を前に、マヌエル・ペジェグリーニ監督の父親が亡くなり、国内リーグでの移動では飛行機が雷に打たれるなど、チームにアクシデントが続いている。
 ホームでの第1戦を0−0のスコアレスドローで終えているマラガは、国内リーグ前節でレアル・ソシエダに2−4と敗れている。ペジェグリーニ監督は試合後、父の訃報を受けてすぐに母国チリへと帰国した。クラブは、同監督がドルトムント戦当日にドイツ入りする予定と明かしている。
 また、ソシエダ戦では、移動の飛行機が嵐に遭い、サン・セバスティアンではなくビルバオに着陸するトラブルも発生。飛行機が数回雷に打たれ、チームはビルバオ到着後、バスでソシエダ戦へと向かった。
 キャプテンのDFヴェリグトンは「忘れ去りたい週末だった。火曜の試合で監督を少しでも喜ばせられることを願っている」と話している。ただし、同選手とMFマヌエル・イトゥラは、ドルトムント戦で出場停止となる。ペジェグリーニ監督はソシエダ戦で、MFイスコやMFホアキン、MFジェレミー・トゥララン、FWハビエル・サビオラといった主力を温存した。
 一方、1997年以来となる欧州制覇を目指すドルトムントは、国内リーグ前節で7人のレギュラーを休ませながらも、アウクスブルクに4−2と快勝。MFマリオ・ゲッツェとFWロベルト・レバンドフスキは後半からの出場で、後者はリーグでの21得点目を挙げている。
 今季のドルトムントは欧州の舞台で負けておらず、ホームではレアル・マドリード(スペイン)、マンチェスター・シティー(イングランド)、アヤックス(オランダ)、を相手に全勝と好調。15年ぶりの準決勝進出に向けて士気が高まっている。

【T・シウバが遠征メンバー入り】
 負傷を抱えているパリ・サンジェルマン(フランス)のDFチアゴ・シウバとDFアレックスとが明日10日に行われる欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦のバルセロナ(スペイン)戦の遠征メンバーに含まれていることが8日、明らかになった。
 ホームでの第1戦のを2−2で引き分けたパリSGは第2戦のへ向け、さらにイタリア代表MFチアゴ・モッタを招集。同選手は鼠径部の負傷により1月以降公式戦に1試合しか出場していない。パリSGは第2戦ではMFブライズ・マトゥイディが出場停止となっている。
 バルサ戦の第1戦のでひざを強打したT・シウバは遠征メンバー入りしたが、出場可能かどうかは明らかになっていない。同選手は6日に行われた国内リーグのレンヌ戦は太ももの負傷のため欠場している。

【ベッカムの先発明言】
 フランスリーグ1、パリ・サンジェルマンのカルロ・アンチェロッティ監督は7日、10日のバルセロナ(スペイン)との欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦で、元イングランドMFデイヴィッド・ベッカムが先発出場することを明言した。
 同監督は2日にホームで行われた第1戦で、ベッカムをボランチで起用。セットプレーやロングパスでチャンスをつくり、2度追い付いて引き分けに持ち込んだ試合に先発出場した。
 パリSGが準決勝に進出するためには、第2戦で勝利するか、3点以上を取っての引き分けが必要となる。


出発
 サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は本日9日、左足首の検査などで帰国中の本田圭佑(CSKAモスクワ)と面会したことを明かし「代表に復帰して活躍したいという気持ちが伝わってきた。総体的なコンディションやトレーニングも順調だという話をした」と語った。欧州のクラブに所属する日本選手の視察のため、ドイツへ向けて出発前に成田空港で取材に応じた。
 3月26日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選のヨルダン戦は、本田に加えて左膝負傷の長友佑都(インテル)も欠場し、1−2で敗れた。同監督は2人について「6月には間に合うだろう」と述べ、本大会出場を懸けた最終予選の次戦のオーストラリア戦(6月4日・埼玉スタジアム)には出場できるとの見通しを示した。
 同監督は欧州クラブ所属選手の視察へ出発。20日間前後の予定で、「6月の最終予選2試合、コンフェデレーションズ杯前の最後の視察。コンディションを見極めたい」と話した。
 最終予選を終えた後の6月、日本代表は各大陸王者によるコンフェデレーションズカップ(ブラジル)にも出場する。


全治6週間
 DF長友佑都の所属するイタリアセリエAのインテルは8日、クラブの公式サイトでイタリア代表FWアントニオ・カッサーノ(30)が右太ももの肉離れで離脱したと発表した。同選手は7日に行われたアタランタ戦で前半途中に同箇所を負傷した。
 インテルは復帰時期について明かしていないが、イタリアの各メディアによれば6週間ほどの離脱になるだろうと報じている。
 インテルはすでにFWディエゴ・ミリート、FWロドリゴ・パラシオが負傷離脱しており、カッサーノまで離脱したため、前線は1月に加入したFWトンマーゾ・ロッキしかいないという緊急事態となってしまった。


超サカFLASH

会場発表
 韓国サッカー協会は本日、男女の代表各4チームが参加する韓国での東アジアカップ(7月20〜28日)の会場を発表し、最終日の男子の韓国vs日本戦は1988年ソウル五輪のメーン会場だった蚕室の五輪スタジアムで行われる。過去のワールドカップ(W杯)、五輪の予選で日韓の名勝負の舞台となった同スタジアムでの対戦は13年ぶり。チームは日本、韓国、中国に、男子はオーストラリア、女子は北朝鮮が加わる。会場はソウルW杯競技場、華城総合競技場も使用される。韓国では2002年W杯開催を機に国内に多くのサッカー専用競技場が新設され、老朽化した蚕室では国際Aマッチを実施していなかった。聯合ニュースによると、昨年10月から芝の全面張り替えや施設改修をした。五輪スタジアムでの最後の日韓戦は2000年4月の国際親善試合で、フィリップ・トルシエ監督率いる日本が0−1で敗れた。

レンタル
 J1名古屋のMF水野泰輔(19)がJ2岐阜へ期限付き移籍することが本日、明らかになった。明日10日にも正式発表される見込み。水野は名古屋ユース出身でリーグ出場経験はないが、高い技術と視野の広さを武器に持つ。「自分が成長するために修業したい。出場機会を求めていたし、岐阜の力になりたい」と話した。

全治5週間
 J1のC大阪は本日、GK武田洋平が右膝内側側副靱帯損傷で全治5週間と診断されたと発表した。8日の練習で負傷した。

手術
 J2岐阜は9日、FW井上平が右膝の半月板、内側側副靱帯、前十字靱帯の損傷と診断され、手術を行うと発表した。4日の練習で負傷した。全治は未定。
 また、DF野垣内俊は左足関節捻挫で全治約2週間と診断された。7日のJ2京都戦で痛めた。

導入検討
 イングランド・サッカー協会(FA)のアレックス・ホーン事務局長は本日、プレミアリーグで来季からゴール判定を補助する先進技術のゴールライン・テクノロジー(GLT)の導入を検討していることを明らかにした。11日に開かれるリーグの会合で是非を話し合う。GLTは昨年12月に日本で行われたクラブワールドカップ(W杯)で初めて使用され、6月にブラジルで開催されるコンフェデレーションズ・カップではドイツ企業が開発した「ゴールコントロール」が採用される。

出場に望み
スペインリーガエスパニョーラ第30節結果

セビージャ2−1アスレティック・ビルバオ
≪得点者≫
セビージャ:ネグレド4、87
ビルバオ:グルペギ55

スペインリーガエスパニョーラ順位表
(第30節終了時)

…CL出場権獲得
…EL出場権獲得
…スペインリーガエスパニョーラ2部降格

1.バルセロナ 78
2.R・マドリード 65
3.A・マドリード 62
4.ソシエダ 51

5.バレンシア 49
6.マラガ 47

7.ベティス 47
8.ラージョ 44
9.ヘタフェ 44
10.セビージャ 41
11.レバンテ 40
12.エスパニョール 39
13.ビルバオ 35
14.バジャドリード 35
15.オサスナ 31
16.グラナダ 28
17.サラゴサ 27
18.デポルティボ 26
19.セルタ 24
20.マジョルカ 24


 スペインリーガエスパニョーラは8日、第30節の残り1試合が行われ、11位セビージャはホームで13位アスレティック・ビルバオを2−1で下し、来季の欧州カップ戦出場へ望みを繋いだ。セビージャは勝ち点41で10位に浮上。欧州リーグ出場権が手に入る6位マラガと勝ち点差6とした。

完成間近
 ブラジルの首都ブラジリアのケイロス知事は8日、6月に行われるサッカーのコンフェデレーションズカップ開幕試合、ブラジルvs日本戦(15日)のスタジアムが今月21日には完成するとの見通しを示した。「非常に良い状態に仕上がっている」という。スタジアムは500万ドル(約4億9500万円)をかけて改築中で、完成すれば約7万1000人の収容能力を持つ。2014年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会の会場としても使用される。現地報道によると、スタジアムは地元では1958年と1962年のW杯連覇に貢献した元ブラジル代表の名選手、ガリンシャにちなんで「マネガリンシャ」と呼ばれているが、国際サッカー連盟(FIFA)は「ブラジリア・ナショナルスタジアム」と名称を改めるよう求めているという。


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