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本日の超最新情報
インテルDF長友佑都が復帰戦でいきなりのフル出場!!2013.05.13.MON

INDEX

フル出場
イングランドプレミアリーグ第37節
マンチェスター・ユナイテッド2−1スウォンジー
サンダーランド1−1サウサンプトン
ストーク・シティー1−2トッテナム
エバートン2−0ウェストハム
フルハム1−3リバプール
香川真司は今季限りで現役引退するスコールズらとともにスタメン出場してフル出場!王者マンUはファーディナンドの5年ぶりのゴールで競り勝ち、ファーガソン監督のホーム最終戦を勝利で飾る!股関節の周囲を痛めている吉田麻也はベンチ入りも出番なし!5位トッテナムは逆転勝ちで暫定4位浮上!

フル出場
イタリアセリエA第37節
ジェノア0−0インテル
ナポリ2−1シエナ
ミラン0−0ローマ
フィオレンティーナ1−0パレルモ
ウディネーゼ2−1アタランタ
ラツィオ2−0サンプドリア
左膝のケガから復帰した長友佑都は左サイドハーフでスタメン出場していきなりのフル出場!3位ミランが引き分け、4位フィオレンティーナが勝ったため、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権争いは、最終節にもつれ込む!18位パレルモと19位シエナはセリエB降格が決定!

フル出場
オランダエールディビジ第34節(最終節)
フィテッセ0−1VVV
ユトレヒト3−0ヘラクレス
フローニンゲン0−2アヤックス
トゥヴェンテ3−1PSV
フェイエノールト1−0NAC
ハーフナー・マイクはフル出場、カレン・ロバートは後半36分から出場!安田理大と大津祐樹はベンチ入りも出番なし、高木善朗は左手首のケガで欠場!フィテッセは4位で来季の欧州リーグ出場権を獲得したほか、今季31ゴールを挙げたボニーが得点王に輝く!17位VVVは1部残留を目指してプレーオフに出場!

フル出場
ベルギージュピラーリーグ・プレーオフ第8節
スタンダール・リエージュ2−4クラブ・ブルージュ
ゲンク1−2アンデルレヒト
ロケレン2−3ズルテ・ワレヘム
川島永嗣はフル出場、小野裕二は後半21分から出場、永井謙佑はベンチ外!5位スタンダールは4失点の大敗で優勝の可能性が消滅!

前半出場
ロシアプレミアリーグ第28節
ロコモティフ・モスクワ1−4CSKAモスクワ
ロストフ1−1ゼニト・サンクトペテルブルク
テレク・グロズヌイ1−0アンジ・マハチカラ
ルビン・カザン2−1モルドビア・サランスク
本田圭佑はスタメン出場も、太ももの負傷で前半のみで交代!首位CSKAは大勝し、18日の次節クバン・クラスノダール戦に勝てば6シーズンぶり4度目の優勝が決定!

逆転勝利
スペインリーガエスパニョーラ第35節
アトレティコ・マドリード1−2バルセロナ
ラージョ・バジェカーノ0−4バレンシア
マラガ0−0セビージャ
2シーズンぶり22度目の優勝が決まったバルセロナは3人の交代枠を使い切った後、メッシが負傷して10人となるも、アレクシス・サンチェスのゴールなどで逆転勝利!5位バレンシアは完勝して暫定4位浮上!

優勝決定
フランスリーグ1第36節
リヨン0−1パリ・サンジェルマン
首位パリSGが3位リヨンとの上位対決を制し、1994年以来19シーズンぶり3度目のリーグ優勝が決定!

退団希望
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWルーニー(27)が今季限りでの退団を志願するも、ファーガソン監督が拒否!

現役引退
PSVの元オランダ代表MFファン・ボメル(36)が現役引退を発表!現役最後の試合となった12日のトゥヴェンテでは2枚目の警告を受けてレッドカード!

本日の超サカFLASH
ボーフムMF田坂祐介がFSVフランクフルト戦に右MFでフル出場ほか


本文
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フル出場
イングランドプレミアリーグ第37節結果

マンチェスター・ユナイテッド2−1スウォンジー
(オールド・トラフォード/75572人)
≪得点者≫
マンU:エルナンデス39、R・ファーディナンド87
スウォンジー:ミチュ49
≪出場メンバー≫
【マンU】
GK:
デ・ヘア
DF:
P・ジョーンズ、R・ファーディナンド、ヴィディッチ、エブラ
MF:
キャリック、スコールズ(66分アンデルソン)、香川真司、ウェルベック(66分バレンシア)、エルナンデス(76分ギグス)
FW:
ファン・ペルシー

サンダーランド1−1サウサンプトン
(スタジアム・オブ・ライト/41988人)
≪得点者≫
サンダーランド:バーズリー68
サウサンプトン:パンチョン76
≪出場メンバー≫
【サウサンプトン】
GK:
ボルツ
DF:
クライン、ホーイフェルト、ジョゼ・フォンテ、ショー
MF:
S・デイヴィス、シュネデルラン、コーク(73分ウォード・プラウズ)、ララナ(72分パンチョン)、ロドリゲス
FW:
ランバート

ストーク・シティー1−2トッテナム
(ブリタニア・スタジアム/27531人)
≪得点者≫
ストーク:エンゾンジ3
トッテナム:デンプシー20、アデバヨール83
≪出場メンバー≫
【トッテナム】
GK:
ロリス
DF:
ウォーカー、ドーソン、コーカー、ヴェルトンゲン
MF:
レノン(74分デフォー)、ハドルストーン、パーカー(68分デンベレ)、デンプシー(84分シグルズソン)、ベイル
FW:
アデバヨール

エバートン2−0ウェストハム
(グディソン・パーク/39475人)
≪得点者≫
エバートン:ミララ6、60
≪出場メンバー≫
【エバートン】
GK:
ハワード
DF:
コールマン、ジャギエルカ、ディスタン、ベインズ
MF:
ギブソン、オスマン(89分ヒバート)、ピーナール、ミララ(91分オビエド)、フェライーニ
FW:
アニチェベ(73分イェラビッチ)

フルハム1−3リバプール
(クレイブン・コテージ/25640人)
≪得点者≫
フルハム:ベルバトフ33
リバプール:スターリッジ36、62、85
≪出場メンバー≫
【リバプール】
GK:
レイナ
DF:
ウィスダム(46分ホセ・エンリケ)、コアテス、カラガー、G・ジョンソン
MF:
ヘンダーソン、ルーカス・レイバ、シェルヴェイ(77分ボリーニ)、ダウニング
FW:
コウチーニョ(88分コーディー)、スターリッジ

ノーウィッチ4−0ウェスト・ブロムウィッチ
≪得点者≫
ノーウィッチ:スノッドグラス25、ホルト62、オウンゴール65、ハウソン90

クイーンズ・パーク・レンジャーズ1−2ニューカッスル
≪得点者≫
QPR:レミ11=PK
ニューカッスル:ベン・アルファ18=PK、ギュフラン35

イングランドプレミアリーグ順位表
(第37節第2日終了時)

…優勝&CL出場権獲得
…CL出場権獲得
…EL出場権獲得
…イングランドチャンピオンシップ降格

1.マンチェスター・U 88
2.マンチェスター・C 75
3.チェルシー 72
4.トッテナム 69

5.アーセナル 67
6.エバートン 63
7.リバプール 58
8.WBA 48
9.スウォンジー 46
10.ウェストハム 43
11.ストーク 41
12.ノーウィッチ 41
13.ニューカッスル 41
14.サウサンプトン 40
15.フルハム 40
16.アストン・ビラ 40
17.サンダーランド 39
18.ウィガン 35
19.レディング 28
20.QPR 25


 イングランドプレミアリーグは12日、第37節の7試合が行われ、すでに20度目の優勝を決めている香川真司所属の首位マンチェスター・ユナイテッドは、ホームで9位スウォンジーを2−1で下した。香川は得点に絡まなかったが、左サイドハーフでフル出場して勝利に貢献した。
 27シーズンにわたって指揮を執り、今季限りで退任するアレックス・ファーガソン監督は、試合後に満員の大観衆の前で「マンチェスターUに感謝したい。私の人生で最高の経験だった」とスピーチした。
 2季ぶりのリーグ制覇を祝う式典もあり、香川らの選手が優勝メダルを受け取り、ファーガソン監督とともにトロフィーを掲げた。
 先ごろ、今季限りでの引退を表明したファーガソン監督にとっては、この試合が1986年から指揮を執り続けてきた「オールド・トラフォード」での最後の試合。何としても勝利が欲しいこの試合では、同じく今季限りでの引退を表明したスコールズも先発に名を連ねた。
 序盤からエンジンを掛けるマンUは、38分にエルナンデスがこぼれ球を流し込んで先制に成功。しかし、後半に入るとスウォンジーの反撃を受け、3分にはミチュに同点弾を許す。
 その後、21分にスコールズが大きな喝采を浴びながらピッチを後にしたマンUは、勝ち越しゴールを目指すもスウォンジーの守備を破れない。それでも、マンUは終了が迫った42分、CKからファーディナンドが5年ぶりのゴールで勝ち越し。今季恒例となった終盤の勝ち越しゴールで勝利を手にし、指揮官のホーム最終戦に花を添えた。
 試合後、ファーガソン監督はピッチ上でのセレモニーで「私の引退によって、このクラブとの関わりが終わるわけではない。これからは、選手達の姿を楽しみながら見ることができる。これまでは一緒に苦しんできたからね。それでも、終了間際のゴールや同点弾、敗北でさえも、全てがこの素晴らしいクラブの歴史。本当に素晴らしい経験ができた。感謝します」と、コメントした。
 また、同監督は「素晴らしい形で見送ってもらえる。ちょっと涙が出たよ。信じられないような雰囲気で、サポーターのことを誇りに思う」と述べると、「選手達も素晴らしかった。随所にいいプレーも見られたし、実際にいい試合だったと思う。選手達のことについても本当に誇らしく思う」と続け、サポーターと選手たちへの感謝を語った。
 香川はこの試合にフル出場したが、退団も報じられているルーニーはこの試合でベンチ外だった。
 この日行われたそのほかの試合では、欧州チャンピオンズリーグ出場権争いを続ける5位トッテナムが敵地で11位ストーク・シティーに2−1で逆転勝ちした。トッテナムは追い付いて迎えた後半38分にアデバヨールが値千金の決勝ゴールを挙げて勝ち点3を獲得。勝ち点を69とし、明日14日に試合を控えるアーセナルを暫定ながら上回ってCL圏内の4位に浮上した。
 また、6位エバートンは10位ウェストハムに2−0で勝利。11年チームを指揮したモイーズ監督が今季限りで退任し、マンUの指揮官に就任することが決まっているエバートンも、指揮官のホーム最終戦を勝利で飾った。
 7位リバプールは、スターリッジのハットトリックの活躍で12位フルハムに3−1で逆転勝利。16位ノーウィッチは8位ウェスト・ブロムウィッチを4−0、17位ニューカッスルは最下位クイーンズ・パーク・レンジャーズを2−1でそれぞれ下し、勝った2チームは1試合を残して残留を決めた。
 一方で、15位サンダーランドは吉田麻也が所属する14位サウサンプトンと1−1で引き分け、残留圏内ギリギリの17位まで後退した。前節負傷により先発を外れた吉田は、この日もベンチ入りしながら出番はなく、2試合連続の欠場となった。

【香川、ホーム最終戦で躍動】
 恩師の花道を白星で飾ろうと、マンチェスター・ユナイテッドの日本代表MF香川真司(24)が必死にボールを追った。12日のホーム・スウォンジー戦で4−2−3−1の左MFでフル出場。前半14分に右サイドからエルナンデスに絶妙のクロスを送るなど積極的に攻撃に絡んだ。今季限りの退任を表明したファーガソン監督のオールド・トラフォード最終戦。指揮官から「シンジは来季はもっと良くなる」と太鼓判を押されており、下手なプレーはできなかった。
 試合前には両チームの選手が並んで、1499試合目の采配となる名将の入場を拍手で迎えた。スコールズが今季限りの現役引退を表明したことも注目度に拍車をかけ、ネット上の入場券価格は1000ポンド(約15万6000円)まで高騰。指揮官に直接口説かれて今季から加入した香川にとっても特別な一戦だった。
 既に来季に向けた戦いも始まっていた。この日は移籍が噂されるルーニーはベンチ外。現地メディアによると、来季から指揮を執るモイーズ監督は現在率いるエバートンからベルギー代表MFフェライーニの補強を検討している。新監督を迎えての定位置争いは早くも波乱含みで、香川には今季中にインパクトを残したいとの心理も働いていた。選手、サポーターの思いが結実し、試合は後半42分のファーディナンドの決勝弾で勝利。名将との別れを惜しむように、会場では雨が降り続いていた。

【マンU通算1499試合目】
 マンチェスター・ユナイテッドの指揮官としてホーム最後の試合となったアレックス・ファーガソン監督(71)。同監督は試合後、サポーターと選手に対して感謝の言葉を残した。
 1986年からマンUを指揮してきたファーガソン監督は、これまで多くのタイトルをクラブにもたらし、今季もクラブにとって20度目のリーグタイトルをもたらした。しかし、8日に突如今季限りでの引退を表明したことで、この日が4半世紀以上にわたって指揮を執り続けてきた本拠地「オールド・トラフォード」での最後の試合となった。
 試合後、ファーガソン監督はピッチ中央でマイクを持って挨拶し、「このクラブに関わる全員、そしてサポーターの皆さんと過ごせたことが、私の人生で最も素晴らしい経験です。本当にありがとう。この国を代表する偉大な選手達を指導できたことは幸運だった。みんな素晴らしいプレーでチームにタイトルをもたらしてくれた。よくやってくれた。苦しい時期もあったが、そんな時もサポーターが私を支えてくれた。みなさんはこれからも、どうか新しい監督(現エバートンのデイヴィッド・モイーズ監督)を支えてやってほしい」と、サポーターと選手達への感謝を語った。
 なお、この試合後には優勝セレモニーも行われた。トロフィーを受け取り、ファーガソン監督に手渡した主将DFネマニャ・ヴィディッチは、「今日は特別な日。トロフィーを手にできたことは嬉しい。でも一方で、来年には監督がいないということを考えると悲しい」とコメントした。
 また、この日決勝弾を挙げ、指揮官に勝利をプレゼントしたDFリオ・ファーディナンドは「監督が成し遂げたことは本当に驚異的なこと。(ホームでの)最後の試合を勝利で飾るのは当然」とファーガソン監督を称え、今季マンUに加入しゴールを量産したFWロビン・ファン・ペルシーは「素晴らしい1年になった」と自身初のリーグ優勝を経験できたことを喜びつつも「(ファーガソン監督が引退を発表した時は)悲しかった。1年間、彼のもとでプレーできたことを本当に光栄に思う」と、ファーガソン監督の引退を惜しんだ。また、スタンドからは、「サー・アレックス・ファーガソン。あなたは不可能な夢すらも叶えてくれた」とのメッセージが掲げられた。
 なお、ファーガソン監督にとってはこの日のスウォンジー戦がマンU通算1499試合目。19日に迎えるキャリア最後の一戦は、節目の1500試合目となる。

【移籍希望のルーニーはベンチ外】
 マンチェスター・ユナイテッドのファーガソン監督はイングランド代表FWウェイン・ルーニー(27)を「移籍を希望したのだから、プレーしたいはずがない」とホーム最終戦でベンチからも外した。
 指揮官はルーニーの移籍希望を「拒否した」と述べ「しばらく頭を冷やして考え直すべきだ。彼は今季何度か外されたことを不満に思っているようだが、好調なら外しはしない」と続けた。ルーニーは試合後の優勝セレモニーには参加して仲間と一緒に喜び合った。ただ、しこりが残りそうな扱いを受け、来季もチームに残るかは不透明な状況にある。

【麻也、股関節の周囲を痛める】
 サウサンプトンの吉田麻也はベンチ入りしたが、2試合続けて出番がなかった。股関節の周囲を痛めていることを明かし「痛みは前からあったが、それが強くなった」と説明した。
 それでも「外から見るのも1つの勉強」とベンチから熱心に試合を見守った。チームは敵地で引き分けてプレミアリーグ残留へ前進し「終わり良ければ全てよしということで」と19日の最終戦を見据えた。


フル出場
イタリアセリエA第37節結果

ジェノア0−0インテル
(スタディオ・ルイジ・フェラリス/20000人)
≪出場メンバー≫
【インテル】
GK:
ハンダノビッチ
DF:
パーサ、カンビアッソ、ラノッキア(79分シュペンドルホファー)
MF:
スケロット、クズマノビッチ、コバチッチ、長友佑都、グアリン(84分ベナッシ)、アルバレス(61分カッサーノ)
FW:
ロッキ

ナポリ2−1シエナ
(スタディオ・サンパオロ/39000人)
≪得点者≫
ナポリ:カバーニ73、ハムシーク90+3
シエナ:グリッロ36、
≪出場メンバー≫
【ナポリ】
GK:
ロザーティ
DF:
ロランド、グラーバ(58分インシーニェ)、アルメロ
MF:
P・カンナバーロ、インレル、エル・カドゥリ(79分パンデフ)、メスト
FW:
ジェマイリ、カライオ(64分ハムシク)、カバーニ

ミラン0−0ローマ
(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ/50000人)
≪出場メンバー≫
【ミラン】
GK:
アッビアーティ
DF:
C・サパタ、メクセス、コンスタン、デ・シッリョ
MF:
アンブロジーニ、ムンタリ(41分)、フラミニ(81分パッツィーニ)
FW:
K・ボアテング(79分ノチェリーノ)、バロテッリ、エル・シャーラウィ(72分ロビーニョ)
【ローマ】
GK:
ロボンツ
DF:
マルキーニョス、ブルディッソ、ドドー、レアンドロ・カスタン
MF:
、マルキーニョ(74分フロレンツィ)、ペッロッタ(71分ピャニッチ)、ブラッドリー
FW:
トッティ(90+2分=一発退場)、ラメラ、オスバルド(82分デストロ)

フィオレンティーナ1−0パレルモ
≪得点者≫
フィオレンティーナ:トニ41

ウディネーゼ2−1アタランタ
≪得点者≫
ウディネーゼ:ディ・ナターレ43、52
アタランタ:デ・ルーカ10

ラツィオ2−0サンプドリア
≪得点者≫
ラツィオ:フロッカリ10、カンドレーバ90+4=PK

キエーボ1−1トリノ
≪得点者≫
キエーボ:テレオ10
トリノ:チェルチ19=PK

パルマ0−2ボローニャ
≪得点者≫
ボローニャ:タイデル6、モスカルデッリ76

イタリアセリエA順位表
(第37節終了時)

…優勝&CL出場権獲得
…CL出場権獲得
…EL出場権獲得
…イタリアセリエB降格

1.ユベントス 87
2.ナポリ 78
3.ミラン 69

4.フィオレンティーナ 67
5.ウディネーゼ 63

6.ラツィオ 61
7.ローマ 59
8.カターニャ 55
9.インテル 54
10.パルマ 46
11.キエーボ 44
11.カリアリ 44
13.ボローニャ 43
14.アタランタ 39
14.サンプドリア 39
16.トリノ 38
17.ジェノア 37
18.パレルモ 32
19.シエナ 30
20.ペスカーラ 22


 イタリアセリエAは現地時間12日に第37節の残り8試合が行われ、長友佑都が所属する8位インテルは、敵地で17位ジェノアと0−0で引き分けた。左膝半月板を断裂していた長友はこの試合で復帰し、いきなりのフル出場を果たした。3−6−1の左MFでフル出場。豊富な運動量でチームの連敗ストップに貢献した。公式戦の出場は4月14日のカリアリ戦以来6試合ぶり。最初に左膝を負傷した2月24日のミラン戦から約3ヶ月の離脱を乗り越えて復活を印象づけた。
 なお、インテルは最後までゴールを奪えずスコアレスドローに終わったものの、連敗は3で止めた。
 インテルは19日に行われる今季最終節では、ホームにウディネーゼを迎える。
 一方、3位ミランはホームで6位タイのローマと0−0で引き分けた。一方、4位フィオレンティーナはホームで18位パレルモに1−0で勝利。この結果、残る1枠となっている来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権争いは、最終節にもつれ込むことになった。
 この試合に勝利すれば来季のCL出場権が獲得できるミランだったが、この日のローマ戦では前半41分にアクシデント。興奮したミランのムンタリが審判の腕を掴んで抗議し、一発退場となってしまう。
 さらに後半開始早々には、ローマのサポーターがバロテッリに向けて人種差別的なチャントを浴びせたことで、試合が一時中断する場面も。試合再開後、ミランは1人少ないながらも攻撃を続けるが得点には至らない。一方のローマも、エリア内でラメラが倒される場面もあったが、PK獲得とはならず、後半ロスタイムにはトッティが肘打ちで一発退場に。試合は結局どちらもゴールを奪うことはできず、0−0のままタイムアップを迎えた。
 ミランを4ポイント差で追うフィオレンティーナは、トニが古巣相手に決勝弾を挙げ、ホームでパレルモに1−0で勝利。5位ウディネーゼはディ・ナターレの2ゴールの活躍で14位タイのアタランタを2−1で下した。6位タイのラツィオは14位サンプドリアに2−0で勝利。11位タイのキエーボと16位トリノの一戦はは1−1のドローに終わり、10位パルマは13位ボローニャに0−2で敗れた。
 この日の結果、シエナとパレルモの2部降格が決定。また、3位に与えられるCL出場権争いは、引き分けたミランが勝ち点を69とするにとどまった一方で、フィオレンティーナは同67とし、両チームの勝ち点差は「2」に。3位の座は最終節で決まることなった。なお、最終節では、ミランがシエナ、フィオレンティーナがペスカーラと、どちらもすでに降格が決まっているチームと対戦。最終節の結果、両チームが勝ち点で並んだ場合は直接対決の結果で上回るフィオレンティーナが3位となる。

【復帰の長友に合格点】
 サッカーのイタリアセリエAで、左膝の負傷から復帰して12日のジェノア戦にフル出場したインテルの日本代表DF長友佑都に、13日のイタリア各紙は合格点を与えた。6.5点をつけたトゥット・スポルト紙の評価が最も高かった。
 ガゼッタ・デロ・スポルト紙は「前半の押し上げは着実」と記し、コリエレ・デロ・スポルト紙とともに高めの採点となる6点を与えた。

【差別的行動で試合が中断】
 イタリアセリエAで12日、ローマのサポーターがミランの黒人選手に対して人種差別的な行動をやめず、試合が1分37秒にわたり中断する事態となった。国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は13日、短文投稿サイトのツイッターで「愕然とした」と非難した。
 ミラノでの試合中にバロテッリとボアテングへの差別的な掛け声がやまず、主審が試合を中断した。セリエAで初めてという。


フル出場
オランダエールディビジ第34節(最終節)結果

フィテッセ0−1VVV

ユトレヒト3−0ヘラクレス

フローニンゲン0−2アヤックス

トゥヴェンテ3−1PSV

フェイエノールト1−0NAC

ローダ1−0ヘーレンフェーン

ヴィレムU2−0AZ

ズヴォレ4−2ADO

NEC1−2RKC

オランダエールディビジ順位表
(全日程終了)

…優勝&CL出場権獲得
…CL出場権獲得
…EL出場権獲得
…欧州リーグ・プレーオフ出場
…1、2部残留・昇格プレーオフ出場
…オランダ2部リーグ降格

1.アヤックス 76
2.PSV 69
3.フェイエノールト 69
4.フィテッセ 64

5.ユトレヒト 63
6.トゥヴェンテ 62
7.フローニンゲン 43
8.ヘーレンフェーン 42

9.ADO゙ 40
10.AZ 39
11.ズヴォレ 39
12.ヘラクレス 38
13.NAC 38
14.RKC 37
15.NEC 37
16.ローダ 33
17.VVV 28

18.ヴィレムU 23

 オランダエールディビジは12日、今季最終戦の全9試合が一斉開催され、ハーフナー・マイクと安田理大が所属する4位フィテッセは、ホームで大津祐樹とカレン・ロバートの17位VVVに0−1で敗れた。ハーフナーはフル出場し、カレンは後半36分に投入された。安田と大津はベンチ入りも出番なしだった。
 フィテッセは4位で来季の欧州リーグ出場権を獲得したほか、今季31ゴールを挙げたFWボニーは得点王に輝いた。17位のVVVは1部残留を目指し、プレーオフに回る。
 高木善朗が所属する5位ユトレヒトはホームで12位ヘラクレスに3−0で快勝。左手首を骨折している高木は、最終戦も欠場となった。
 一方、3連覇を決めている首位アヤックスは敵地で7位フローニンゲンに2−0で勝利。最終戦を勝利で飾った。アヤックスと最後までタイトルを争った2位PSVは、敵地で6位トゥヴェンテに1−3で敗れ、黒星でシーズン終了。一方、3位フェイエノールトは本拠地で12位NACを1−0で下した。この結果、PSVとフェイエノールトは勝ち点69で並んだが、得失点差で大きく上回るPSVが2位となり、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権を手にした。
 これでオランダエールディビジは2012−2013年シーズンが終了。ハーフナーは32試合に出場し、11ゴールを記録。安田は7試合出場、カレンは26試合出場2得点、大津は22試合出場2得点、高木は7試合出場となった。

【ハーフナー、最終節は不発】
 フィテッセのFWハーフナー・マイクは今季最終節にトップ下で先発、後半19分からは左MFに入ったが、不発に終わった。
 それでも欧州2季目の今季は通算11得点を記録。日本人の欧州主要1部リーグでの2桁得点は3人目の快挙で充実のシーズンとなった。チームは2連敗フィニッシュとなったが、1999−2000年シーズン以来の4位で来季の欧州リーグ出場権を獲得した。


フル出場
ベルギージュピラーリーグ・プレーオフ第8節結果

スタンダール・リエージュ2−4クラブ・ブルージュ

ゲンク1−2アンデルレヒト

ロケレン2−3ズルテ・ワレヘム

ベルギージュピラーリーグ・プレーオフ順位表
(第8節終了時)

…CL出場権獲得
…EL出場権獲得
…欧州リーグ・プレーオフ出場

1.アンデルレヒト 45
2.ズルテ・ワレヘム 43

3.クラブ・ブルージュ 43
4.ゲンク 39
5.スタンダール 38
6.ロケレン 31

 ベルギージュピラーリーグは12日、プレーオフ第8節が行われ、GK川島永嗣、FW永井謙佑、FW小野裕二が所属する5位スタンダール・リエージュは、ホームで3位クラブ・ブルージュに2−4で敗れ、通算4勝1分け3敗となり、優勝の可能性が消滅した。
 川島はフル出場し、小野は後半21分から出場した。永井はベンチ外だった。
 スタンダールのGK川島は立て続けに失点し、ホームで激しいブーイングを浴びた。屈辱の敗戦で優勝の可能性が消え、試合後は珍しく取材に応じなかった。
 前半6分、相手のシュートに体を伸ばしたが届かずに先制を許すと、31分にはFKから失点。前半終了間際にも頭で決められた。途中出場したものの決定機をつくれなかった小野は「自分がボールを持った時に、周りにどう動いてほしいか言っていきたい」と歯がゆそうに話した。


前半出場
ロシアプレミアリーグ第28節結果

ロコモティフ・モスクワ1−4CSKAモスクワ

ロストフ1−1ゼニト・サンクトペテルブルク

テレク・グロズヌイ1−0アンジ・マハチカラ

ルビン・カザン2−1モルドビア・サランスク

スパルタク・モスクワ1−1クリリア・ソベトフ

ディナモ・モスクワ1−1FCクラスノダール

ボルガ・ニジニー1−0アラニア・ウラジカフカス

クバン・クラスノダール4−0アムカル・ペルミ

ロシアプレミアリーグ順位表
(第28節終了時)

…CL出場権獲得
…EL出場権獲得
…1、2部残留・昇格プレーオフ出場
…ロシア2部リーグ降格

1.CSKAモスクワ 63
2.ゼニト 58

3.アンジ 50
4.ルビン・カザン 47
5.クバン 47

6.ディナモ・モスクワ 47
7.スパルタク 45
8.T・グロズヌイ 44
9.クラスノダール 42
10.ロコモティフ 40
11.ボルガNN 28
12.ロストフ 26
13.アムカル 25
14.クリリア 25

15.モルドビア 19
16.アラニア 16


 ロシアプレミアリーグは12日、第28節の全8試合が行われ、本田圭佑が所属する首位CSKAモスクワは、敵地で10位ロコモティフ・モスクワに4−1で大勝した。本田は先発し、3−0の前半限りで退いたものの、43分に放ったシュートのこぼれ球が3点目につながるなど攻守に貢献した。
 CSKAモスクワのスルツキ監督によると、太ももに痛みが出たために交代したが、深刻なものではないという。
 CSKAはヴァグネル・ラブとムサのゴールで2点をリードした43分、本田がゴール前正面でボールを受け、ワンフェイントでDFをかわして右足でミドルシュート。これをGKが弾いたところをヴァグネル・ラブが詰め、チームは前半だけで3点をリードする。本田は前半のみで交代となり、チームは後半10分に1点を返されたが、29分にダメ押しの4点目を挙げ、4−1で大勝した。
 この結果、CSKAは残り2試合で勝ち点を63とし、次節の試合に勝てば6シーズンぶり4度目の優勝が決定する。
 CSKAモスクワは18日の次節、ホームにクバン・クラスノダールを迎える。


逆転勝利
スペインリーガエスパニョーラ第35節結果

アトレティコ・マドリード1−2バルセロナ

ラージョ・バジェカーノ0−4バレンシア

マラガ0−0セビージャ

ベティス1−0セルタ

スペインリーガエスパニョーラ順位表
(第35節終了時)

…優勝&CL出場権獲得
…CL出場権獲得
…EL出場権獲得
…スペインリーガエスパニョーラ2部降格

1.バルセロナ 91
2.R・マドリード 81
3.A・マドリード 72
4.ソシエダ 59

5.バレンシア 59
6.マラガ 54

7.ベティス 52
8.セビージャ 47
9.ヘタフェ 47
10.ラージョ 46
11.エスパニョール 44
12.バジャドリード 43
13.レバンテ 42
14.ビルバオ 41
15.グラナダ 36
16.オサスナ 36
17.サラゴサ 34
18.デポルティボ 32
19.セルタ 31
20.マジョルカ 29


 スペインリーガエスパニョーラは12、第35節の4試合が行われ、前日に2位レアル・マドリードが引き分けたため、2シーズンぶり22度目の優勝が決まったバルセロナはアウェーで3位アトレチコ・マドリードを2−1で下した。
 後半序盤に先制されたバルセロナは、3人の交代枠を使い切った後に、FWメッシが負傷でピッチを後にするアクシデント。10人で戦うことになったが、同27分FWアレクシス・サンチェスが決めて追い付くと、終盤にFWビジャのシュートが相手DFに当たるオウンゴールで逆転に成功。そのまま、反撃を許さずに逃げ切って、優勝決定後の試合を逆転勝利で飾った。
 5位バレンシアはアウェーで10位ラージョ・バジェカーノを4−0で下し、暫定ながら欧州チャンピオンズリーグ出場圏内の4位に浮上。降格圏の19位セルタはアウェーで7位ベティスに0−1で敗れ、1部残留が厳しい状況となった。6位マラガは9位セビージャと0−0で引き分けた。

【メッシが再び太もも痛める】
 スペインリーガエスパニョーラ、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが12日のアトレティコ・マドリード戦で右太もも裏の故障を再発させた。クラブが発表した。本日13日に検査を受ける。
 メッシは4月2日の試合で痛めた部位が悪化し、後半23分に退いた。
 メッシは今季ここまでリーガで46ゴールを記録。残り3試合で4ゴールを挙げれば昨季自身が打ち立てたリーグの最多得点記録に並べる状況にあるが、今回の負傷で記録更新は難しくなった。


優勝決定
フランスリーグ1第36節結果

リヨン0−1パリ・サンジェルマン

ロリアン3−1サンテティエンヌ

エビアン4−0ニース

フランスリーグ1順位表
(第35節終了時)

…優勝&CL出場権獲得
…CL出場権獲得
…EL出場権獲得
…フランスリーグ2降格

1.パリSG 77
2.マルセイユ 70
3.リヨン 63

4.リール 60
5.ニース 60

6.サンテティエンヌ 59
7.ロリアン 53
8.ボルドー 52
9.モンペリエ 51
10.トゥールーズ 45
11.バランシエンヌ 45
12.レンヌ 45
13.バスティア 43
14.ソショー 40
15.アジャクシオ 39
16.S・ランス 39
17.エビアンTG 37
18.ナンシー 35
19.トロワ 34
20.ブレスト 29


 フランスリーグ1は12日、第36節の残り3試合が行われ、首位パリ・サンジェルマンは敵地で3位リヨンを1−0で下した。この結果、パリ・サンジェルマンは2位マルセイユとの勝ち点差を残り2試合で7とし、1994年以来19季ぶり3度目のリーグ優勝を決めた。
 2011年にカタールの投資ファンドがクラブを買収し、巨費を投じてスウェーデン代表FWイブラヒモビッチや元イングランド代表MFベッカムらを今季補強した。
 チェルシーを率いてイングランドプレミアリーグを制し、母国のイタリアセリエAでもミランを優勝に導いた経験があるアンチェロッティ監督は「フランスでタイトルを獲得できて嬉しい。我々は優勝に値した」と喜んだ。
 勝てば優勝が決まるパリSGは開始早々にゴミのヘッドでゴールを脅かされるが、GKが好守を見せ事なきを得る。パリSGもその直後にリーグトップの27ゴールを挙げているイブラヒモビッチがゴールに迫るが、シュートは相手DFにクリアされる。
 その後は互いになかなかチャンスを作れない展開が続いたが、迎えた後半8分、パリSGはカウンターからメネズの強烈なシュートで均衡を破る。リードを奪ったパリSGはその後ボールを保持してリヨンに反撃を許さず、19年ぶりのリーグ優勝を決めた。
 パリSGのアンチェロッティ監督は試合後「今季は凄く努力してきたからとても嬉しい。我々は優勝に値したと思うし、今は優勝を祝う時だ」と喜びのコメント。また、ミラン(イタリア)、チェルシー(イングランド)に続いてパリSGでもチームをリーグ制覇を導いたことについて「ここフランスでタイトルを取ることができて、本当に幸せだ」と語った。


退団希望
 12日に行われたイングランドプレミアリーグのスウォンジー戦で、ホームで2−1と勝利したマンチェスター・ユナイテッド。今季限りでの引退を表明しているアレックス・ファーガソン監督にとっては本拠地ラストゲームとなったが、エースのイングランド代表FWウェイン・ルーニー(27)はこの大事な一戦でベンチから外れた。同監督は試合後、ルーニーから移籍を志願されたことを明かした。
 ファーガソン監督を勝利で送り出したいマンUだったが、この試合でルーニーはベンチ入りせず。それでも、チームはDFリオ・ファーディナンドの決勝弾でスウォンジーを下し、27年間マンUを指揮したファーガソン監督に勝利をプレゼントした。
 ファーガソン監督は試合後、「ウェイン(・ルーニー)から移籍を志願されたが、私は拒否した」と、ルーニーが退団を希望していることを明かし、「彼は今日の試合に出たくないようだった。私もその方がいいと思った」と、欠場させた理由を明かした。
 2004年、18歳でエバートン(イングランド)からマンUに加入したルーニーは、その後チームの中心選手に成長し、5度のリーグ制覇や2008年の欧州チャンピオンズリーグ制覇に貢献。しかし今季はFWロビン・ファン・ペルシーがチームに加わってからは調子を落としている。
 ルーニーは今季、ファン・ペルシーの加入によりサイドや中盤での起用が増え、ビッグゲームで先発を外れることも多かった。3月に行われた今季最大の試合とも言える欧州チャンピオンズリーグのレアル・マドリード(スペイン)戦でも先発落ちしていた。
 また、ルーニーは、来季からマンUの指揮官に就任するデイヴィッド・モイーズ監督とも過去に衝突している。モイーズ監督率いるエバートンでプロとしてのキャリアをスタートさせたルーニーだが、2006年に出版した自伝の中で、同監督がプライベートをマスコミにリークしたせいでエバートンを退団せざるを得ない状況になったと主張。これを受け、モイーズ監督がルーニーを名誉毀損で訴えるほどの騒ぎとなったという過去がある。
 なお、ルーニーは2010年にもマンUからの退団を希望したことがあり、その際は同じ街に本拠を置くマンチェスター・シティーへの移籍が噂されたが、ファーガソン監督の説得により移籍を思いとどまっている。なお、今回はパリ・サンジェルマン(フランス)が同選手の獲得に乗り出すと噂されている。


現役引退
 オランダエールディビジ、PSVに所属する元オランダ代表MFマルク・ファン・ボメル(36)が12日、同日に行われた今季のエールディビジ最終戦を最後に、現役を引退すると発表した。
 この日行われた今季最終戦で、トゥヴェンテに1−3と敗れたPSV。ファン・ボメルはこの試合で、後半26分にこの日2枚目の警告を受け、退場となっていた。
 試合後、ファン・ボメルは報道陣に対し「自分の将来について、長い間疑念を持っていた。昨季アキレス腱を負傷してから、今季はコンディションを保つのが難しかった」と、引退を決意した理由を語った。同選手はまた、自分の口から引退を発表したかったとも話した。
 16歳の時にフォルトゥナ・シッタート(オランダ)でプロとしてのキャリアをスタートさせたファン・ボメルは、その後オランダの強豪PSVでチームの中心として活躍し、在籍6シーズン中に4度のリーグ制覇を経験。2005年にはバルセロナ(スペイン)に移籍し、欧州チャンピオンズリーグ制覇も経験した。その後、バイエルン(ドイツ)、ミラン(イタリア)と各国の強豪を渡り歩いた同選手は、今季から古巣のPSVに復帰していた。
 同選手はまた、オランダ代表としても79試合に出場して10ゴールを記録。2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会では決勝のピッチにも立った。


超サカFLASH

フル出場
 サッカーのドイツブンデスリーガ2部、MF田坂祐介のボーフムは12日、アウェーのFSVフランクフルト戦に右MFでフル出場したが、試合は1−2で敗れた。チームは14位以上が確定し、2部残留を決めた。アーレンの阿部拓馬は3−0で勝った本拠地のディナモ・ドレスデン戦で、トップ下として後半26分までプレーした。

得点王
 サッカー女子のドイツ1部リーグ最終節は12日、各地で行われ、FW大儀見優季とFW永里亜紗乃が所属するポツダムはアウェーでギュータースローに2−0で勝った。大儀見はFWでフル出場し、後半17分にゴールを決めた。大儀見は通算18点で初の得点王に輝き、チームは2位となった。永里はベンチ外。FW安藤梢とDF熊谷紗希のフランクフルトはホームでバイエルンに1−2で敗れ、3位となった。安藤はFWでフル出場し、熊谷はセンターバックとして後半24分までプレー。ボルフスブルクが初優勝を決めた。

フル出場
 サッカーのドイツ女子2部リーグは12日、各地で行われ、FW岩渕真奈が所属するホッフェンハイムは敵地でフランクフルトのセカンドチームに2−1で勝った。岩渕はフル出場した。ポツダムのFW永里亜紗乃はセカンドチームでクロッペンブルク戦にフル出場。チームは0−2で敗れた。

フル出場
 サッカー女子のフランスカップは12日、フランスのモンペリエ近郊で準決勝が行われ、FW大野忍とFW大滝麻未が所属するリヨンは1−1からのPK戦を制し、MF宇津木瑠美のモンペリエを退けて決勝に進出した。大野と大滝はベンチ外。宇津木は守備的MFでフル出場した。

レンタル
 J1のC大阪は本日、MF岡田武瑠(18)が日本フットボールリーグ(JFL)の長野パルセイロに期限付きで移籍したと発表した。期間は来年1月31日まで。

死去
 J1川崎は本日、同クラブに所属するFW大久保嘉人の実父・大久保克博さんが逝去したと発表した。享年61歳。14日に通夜、15日に告別式が福岡県北九州市の「明善社 大手町斎場」で行われる。喪主は長男である大久保と母の千里さんが務める。

プロA契約
 J1新潟は本日、DF川口尚紀との契約をプロC契約からプロA契約に変更したことを発表した。川口はフル出場した第10節の甲府戦で、通算試合出場時間がプロA契約締結条件である450分を超えた。

復帰
 J1湘南は12日、ボリビア代表経験を持つFWエジバウド(27)がムアントン・ユナイテッド(タイ)に復帰すると発表した。ボリビアとブラジルの国籍を持つエジバウドは1月にムアントンから加入。J1は3試合に出場して無得点だった。

契約解除
 J2札幌は本日、ブラジル出身のFWテレ(23)との契約を解除したと発表した。昨季途中に加入したが、ここまで無得点だった。

提携
 J2の横浜FCは12日、総合格闘技団体のパンクラスとの提携を発表した。運営ノウハウの共有や両団体が拠点を置く横浜の活性化に向けた共同企画の実施などを目指す。横浜FCの奥寺康彦会長は「多くのファンに知ってもらい、サッカーと総合格闘技を楽しんでほしい」と話した。

契約延長
 イングランドプレミアリーグのウェストハムがサム・アラダイス監督(58)と新たに2年契約を結んだことが12日、明らかになった。共同オーナーを務めるデイヴィッド・ゴールド氏が自身のツイッター上で明らかにした。これまでボルトンやニューカッスル(以上イングランド)などを率いたアラダイス監督は、ウェストハムが2部降格となった2011年6月に指揮官に就任すると、チームを1年でのプレミア復帰に導いた。今季限りで契約満了となる同監督は以前、契約を更新するのはチームが残留を決めた場合のみとコメントしていたが、チームは2試合を残して降格圏と8ポイント差の10位としており残留は確実。同監督も10日、近日中に契約を延長する意向だと語っていた。ゴールド氏はこの日、ツイッター上で「サム・アラダイス監督と新たに2年契約を結んだことを報告します」と綴り、正式に契約を延長したことを明かした。

今季欠場
 スペインリーガエスパニョーラ、レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督は11日、同日に行われたエスパニョール戦で負傷退場となったDFラファエル・ヴァランについてコメントし、スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)を含め今季残り試合は欠場すると発表した。20歳と若手ながら、スター揃いのレアルで好パフォーマンスを見せ、レギュラーとして定着しつつあるヴァランはエスパニョール戦の序盤に負傷。ディレクターのエミリオ・ブトラゲーニョ氏は「半月板をやってしまったようだ。明日の朝に検査を受けさせ、その結果を待つ」とコメントした。また、ジョゼ・モウリーニョ監督は試合後の記者会見で「ドクターの診断が出る前にあまり話したくはないが、重傷と思われる。国王杯決勝を含め、残り試合は欠場することになる」と語った。


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