アーセナルが名古屋に快勝!!NEW!
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PS3版ウイニングイレブン2013完全修正データ

本日の超最新情報
2013年07月22日(月)

INDEX

速報
アジアツアー2013
名古屋1−3アーセナル
1968年以来45年ぶりに来日したアーセナルは宮市亮が左ウイングで前半のみ出場し、同26分にPKゴールをGET!42919人と豊田スタジアム史上最多の観客で埋まった試合はアーセナルが快勝!

来日
明日23日にJ1の横浜M(日産スタジアム)と、26日にJ1のC大阪(長居スタジアム)と対戦するイングランドプレミアリーグ王者のマンチェスター・ユナイテッドが5年ぶりに来日!香川真司は休暇を終えてチームに合流!

ドロー発進
東アジアカップ第1戦(開幕戦)
日本代表3−3中国代表
8人がA代表デビューとなった日本は柿谷曜一朗のゴールなどで3−1と逆転するも、後半36分からの2失点で追い付かれて痛恨ドロー!

調整
東アジアカップに出場している男女の日本代表が韓国北部の坡州で、ともに25日の第2戦に向けて調整を実施!男子はオーストラリア、女子は北朝鮮と激突!

18.9%
昨夜フジテレビ系列で生中継された東アジアカップ第1戦、日本代表vs中国代表戦の平均視聴率が18.9%の高視聴率を記録!瞬間最高視聴率は22.5%!

逆転勝ち
東アジアカップ第1戦(開幕戦)
女子韓国代表1−2女子北朝鮮代表
25日になでしこジャパンと対戦する北朝鮮は開催国の韓国に逆転勝ちして白星発進!

2ゴール
プレシーズンマッチ
REビルトン(ベルギー2部)3−5スタンダール・リエージュ
ロケレン(ベルギー)0−1マジョルカ
シャルケ1−1ベシクタシュ(トルコ)
ボルシア・メンヘングラッドバッハ1−5バイエルン
ドルトムント1−0ハンブルガーSV
マレーシア選抜1−4チェルシー
ボーンマス(イングランド2部)0−6レアル・マドリード
ヌマンシア(スペイン2部)2−4アトレティコ・マドリード
ガラタサライ(トルコ)3−3マラガ
ローマ1−1ブルサスポル(トルコ)
永井謙佑は後半開始から出場して2ゴールの活躍!小野裕二は後半15分から出場、川島永嗣は欠場!家長昭博はスタメン出場、内田篤人は後半開始から出場!

獲得
ナポリがレアル・マドリードからスペイン代表DFアルビオル(27)を獲得!4年契約で移籍金は約15億8000万円!

獲得
トッテナムがトゥヴェンテ(オランダ)からベルギー代表FWチャドリ(23)を獲得!4年契約で移籍金は約10億7000万円!

準決勝進出
北中米カリブ海ゴールドカップ準々決勝
アメリカ5−1エルサルバドル
ホンジュラス1−0コスタリカ
3大会ぶり5度目の優勝を目指す開催国のアメリカはドノバンの1ゴール3アシストの大活躍で大勝して準決勝進出!

本日の超サカFLASH
J2長崎がJ1大分からFW小松塁(29)を期限付き移籍で獲得ほか


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速報
アジアツアー2013結果

名古屋1−3アーセナル
(豊田スタジアム/42919人)
≪得点者≫
名古屋:矢野貴章72
アーセナル:ジルー3、宮市亮25=PK、ウォルコット55
≪出場メンバー≫
名古屋
GK:
楢崎正剛(78分高木義成)
DF:
田中隼磨、田中マルクス闘莉王(78分牟田雄祐)、増川隆洋(62分ダニエル)、阿部翔平(46分石櫃洋祐)
MF:
中村直志(46分田口泰士)、藤本淳吾(69分田鍋陵太)、小川佳純(61分ヤキモフスキー)、ダニルソン(75分磯村亮太)、玉田圭司(62分田中輝希)
FW:
ケネディ(66分矢野貴章)
アーセナル
GK:
ファビアンスキ
DF:
サニャ、メルテザッカー、ジェンキンソン、ギブス(59分ミケル)
MF:
ロシツキー(46分ゼラレム)、アルテタ(46分ウィルシャー)、ラムジー(69分アネケ)
FW:
宮市亮(46分ニャブリ)、ウォルコット(69分アクポム)、ジルー(46分ポドルスキ)

 サッカーの国際親善試合、「アーセナル・アジアツアー2013」、は本日22日、愛知・豊田スタジアムで約4万2919人と同スタジアム史上最多の観客が集まって行われ、イングランドプレミアリーグで昨季4位の強豪、アーセナルがJ1の名古屋グランパスに3−1で快勝した。
 アーセナルは圧倒的に試合を支配。試合開始早々にジルーが先制し、地元・愛知県出身の宮市が同26分にPKを決めた。後半にもウォルコットが加点した。名古屋は後半に反撃し、矢野が1点を返した。
 アーセナルのベンゲル監督は1995〜1996年に名古屋の指揮を執り、ストイコビッチ現監督を擁し、天皇杯全日本選手権を制した。
 アジアツアーの一環として45年ぶりに来日したアーセナルは26日に埼玉スタジアムでJ1浦和と対戦する。

【アジアツアーのメンバー24名】
ミケル・アルテタ
ルカシュ・ファビアンスキ
キーラン・ギブス
オリビエ・ジルー
カール・ジェンキンソン
ローラン・コシールニー
ペア・メルテザッカー
イグナシ・ミケル
宮市亮
アレックス・オクスレード・チェンバレン
ルーカス・ポドルスキ
アーロン・ラムジー
トマシュ・ロシツキー
バカリ・サニャ
ボイチェフ・シュチェスニー
セオ・ウォルコット
ジャック・ウィルシャー
セルジュ・グナブリー
ダミアン・マルティネス
クリストファー・オルソン
チューバ・アクポム
トーマス・エイスフェルド
チャックス・アネケ
ジェディオン・ゼラレム


来日
 イングランドプレミアリーグ王者のマンチェスター・ユナイテッドが本日22日、J1横浜Mとの親善試合(23日・日産スタジアム)に向けて来日し、試合会場で公式練習した。記者会見では、休暇を終えて合流したMF香川真司が「自分の良さを出せれば結果を残せる自信がある。開幕前からアピールしたい」と意気込みを述べた。
 27シーズン指揮を執ったファーガソン前監督の後任のモイーズ新監督は就任後初めて、香川と対面した。24歳の日本代表について「若いが非常に素晴らしい選手で、プレミアリーグ最初の年の昨季も活躍した。今後にも期待したい」と語った。
 マンチェスターUが来日するのはトヨタ・クラブワールドカップに欧州代表として出場した2008年以来。26日にはJ1のC大阪(大阪・長居スタジアム)と対戦する。
 練習前にはDFエバンズらが、東日本大震災で被災し神奈川県内で避難生活している福島県出身の児童らと交流した。

【アジアツアーのメンバー21名】
GK:
アンデルス・リンデゴーア
ベン・アモス
ダビド・デ・ヘア
DF:
ラファエル・ダ・シウバ
フィル・ジョーンズ
リオ・ファーディナンド
ジョニー・エバンス
パトリス・エブラ
アレクサンデル・ビュットネル
ファビオ・ダ・シウバ
マイケル・キーン
MF:
マイケル・キャリック
アンデルソン
トム・クレバリー
ライアン・ギグス
ウィルフレッド・ザハ
ジェシー・リンガード
アドナン・ジャヌザジュ
香川真司
FW:
ダニー・ウェルベック
ロビン・ファン・ペルシー


ドロー発進
東アジアカップ第1戦(開幕戦)結果

日本代表3−3中国代表
(ソウルワールドカップスタジアム)
≪得点者≫
日本代表:栗原勇蔵34、柿谷曜一朗59、工藤壮人61
中国代表:ワン・ヨンポ5=PK、81=PK、スン・ケー87
≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
12.西川周作(広島)
DF:
3.駒野友一(磐田)(cap)
16.栗原勇蔵(横浜M)
36.森重真人(FC東京)
5.槙野智章(浦和)=78分
MF:
9.工藤壮人()
17.山口蛍(C大阪)
28.青山敏弘(広島)
(66分20.高橋秀人(FC東京))
11.原口元気(浦和)
(72分32.齋藤学(横浜M))
29.高萩洋次郎(広島)
FW:
30.柿谷曜一朗(C大阪)
(88分21.大迫勇也(鹿島))
ベンチ:
GK:
1.林卓人(仙台)
23.権田修一(FC東京)
DF:
6.徳永悠平(FC東京)
35.千葉和彦(広島)
4.森脇良太(浦和)
26.鈴木大輔()※
MF:
31.扇原貴宏(C大阪)
FW:
33.豊田陽平(鳥栖)
14.山田大記(磐田)

フォーメーション
(4-2-3-1)

    30
11  29   9
  28  17
5  36  16  3
    12

≪各種データ≫
日本中国
ボール支配率:
48%:52%
シュート数:
8:14
直接FK数:
12:24
間接FK数:
3:3
CK数:
2:7
GK数:
5:8
PK数:
0:2

東アジアカップ順位表
(第1戦終了時)

グループA

1位 日本
勝点1 得3 失3
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)

1位 中国
勝点1 得3 失3
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)

3位 韓国
勝点1 得0 失0
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)

3位 豪州
勝点1 得0 失0
得失点差 ±0
1分
(1試合消化)

 サッカーの東アジアカップ第2日は21日、ソウル・ワールドカップ(W杯)スタジアムで男女各1試合を行い、男子の日本は中国に対し代表初出場の柿谷(C大阪)と工藤(柏)が得点したが、終盤に2失点して3−3で引き分けた。
 欧州組らの主力が不在で、国内組の若手中心での編成となった日本は1−1の後半14分に柿谷、同16分に工藤の連続ゴールで2点をリードしたが、守り切れなかった。
 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が37位で、中国は100位。国際Aマッチの対戦成績は日本の11勝6分け7敗となった。25日にオーストラリア、28日に韓国と対戦する。
 女子は北朝鮮が韓国に2−1で逆転勝ちした。

西川周作
「ここぞという時に止めていかないとチームの流れが変わらないと感じていた。最後、勝ち切る質をメンバーが変わったなかでも、チームとしてやっていかないといけない。ちょっとしたところだけど、クロスを上げさせなかったりとか、そういう作業を細かくやっていかないといけないと思う」

連携面は難しかった?
「(3失点目の)あのクロスもちょっと難しいところがあった。こっちが上げさせてしまった分、中のところでもうまく付ききれなかった」

それは新しい選手が多いのが原因か、暑さから来る疲れが原因?
「最後の最後で引いてしまう時間、構えてしまう時間があると決められてしまうし、ちょっと曖昧になってしまった部分があった。サイドでも挟めなかったので、簡単にクロスを上げさせてしまった」

栗原勇蔵
「失点はチームというより、個人の問題でやられているし、そこは完全に反省しなくちゃいけないし、勝てた試合を引き分けになってしまった。ただ、そう言っててもしょうがないので、次に切り替えてまたやるしかない」

PKのシーンは駒野が抜かれ、クリアが短くなって相手に突破されたというミスが3つ続く形だったが?
「1対1で自分が抑えていれば全然問題なかったし、開始早々で足が全く動かなくて、それでフェイントにやられてしまった。本当に個人のせいだし、ああいうので簡単にやられちゃうとどうしようもないので、本当に反省しなくちゃいけない」

3−1になった後、相手が蹴り込んできたが、その対応については?
「跳ね返さなくちゃいけないし、今回に関してはチームとしてやってなかったら、試合をやりながら話していかないといけない」

前からボールを追う動きもなかったが?
「それに関しては前のせいでもないし、後ろから声かけなくちゃいけないこと。特に自分はこの中では一番やってるわけだから、声かけてやらなきゃいけなかった。やっていたけど足りなかったし、もっとやらなきゃいけないと思う」

工藤壮人
「結果を残せたのは非常に良かったと思う。しっかり結果を求めて、しっかりコンセプトを理解したなかでアピールしに来たので、チームは勝てなかったけど、最低限のゴールという形は見せられたかなと思う」

得点シーンについては?
「下のグラウンドが悪かったので、しっかりボールを捉えることと、GKと近かったけど、どうにか自分の形に持っていけた」

柿谷とのコンビネーションだったが、得点以外の部分も含めて前線のコンビネーションはどうだった?
「守備に追われる時間が多い中で、ここぞというタイミングではカキ君も凄い仕事をするし、近くに行けばいいパスも出てくるし、やっていてやりやすい。今日の試合もまだまだ話したい部分はあるけど、反省するところは反省して次に生かせればいい」

前半、特に工藤はサイドへの追い込み方、駒野とのマークの受け渡し方、インサイドに入って駒野を上げるやり方などはコンセプト通りにできていたように見えたが?
「その辺りは昨日、監督にも聞きに行った部分でもあったし、意識して今日の試合に臨んだ。駒さんの方が経験豊富で分かっているので、そういうところで少しずつ、いろんなことを吸収して、分からないことは聞いていきたい」

山口螢
「僕は(先制点の)失点で全然動揺はしなかったし、まだ時間も早かったので全然動揺はなかった」

前半の印象は?
「このチームの役割がある中で考えながらやって、まだまだ判断でできてないところがあったとは思うけど、少なからず平均点くらいはできたんじゃないかなと思う。でも、まだまだ物足りないところがたくさんあるので、次に向けて修正したい」

ボールを奪って、攻めにつなげるシーンもあったが
「自分はセカンドボールを拾ったり、、相手のボールを奪いにいくという特徴があるので、しっかりと僕が奪って、青山君がボールを回すという感じで、役割としてはハッキリしてたと思う」

終盤は相手に蹴られる展開が多かったが、前の選手がもっと守備してくれれば楽になったのでは?
「前の選手どうこうというより、全体に引き過ぎていた。全体的にもうちょっとセンターバックからボランチを含めて、前にラインを設定すれば良かったと思うし、そうすれば僕らがボランチのところにいけて、FWがセンターバックに行けたと思う。それができなかったから、こちらの両サイドのところにロングボールをガンガン放り込まれて、起点を作られてしまった」

高萩洋次郎
「チームが集まったばかりなので、やることをはっきりさせないと最初はうまくいかないと思ったので、シンプルにプレーして、そこから自分たちの良さを出せればいいなと思っていた。前半の途中くらいからしっかり受けて前を向いて、という形が何回か出せたし、3点目に繋がるような、(柿谷)曜一朗が抜け出したボールも出せた。カウンターからゴールが奪えるのは強みになると思うので、そういう形はもっともっと出していければいいと思う」

前半はシンプルにパスしていたが、後半はキープする時間もあった。それはプレーに余裕が出てきたから?
「ワンタッチのコンビネーションだと、いつもやっているメンバーだとうまくいくかもしれないけど、もうワンテンポ遅らせたり、キープしたりすることで動き出す時間が作れると思って、そういう状況が途中からは作れた。タメができた分、みんなが動き出せたというのもあると思う」

3−1から同点にされてしまった原因は?
「ボールを持っている時にもう少しボールを動かしてもいいと思うし、守備の部分で引いて守る時と、ボールを奪いにいくところとをはっきりできれば。自分達からボールを奪いに行ったり、自分達でボールを動かす時間を作れれば、もうちょっと良くなると思う」

柿谷曜一朗
「ミスが今日も多過ぎた。ここまでできたのもいいことなのかもしれないけど、それが勝ちに繋がっていないことが残念」

相手の球際が強かった?
「中国戦というのはそういう試合になっているので、多少のケガだったりは覚悟の上でやっている」

ワンタッチのプレーも多かったが?
「早く周りの(高萩)洋次郎君に落としてあげることで、攻撃が凄く活性化すると思っていた。視野が広くてパスを出せる選手だということは認識しているので、早く渡してあげることは意識していた」

高萩とのコンビネーションでできた部分は?
「チームで(佐藤)寿人さんに出すスルーパスとか凄いのが何回もあるし、それが一番やりやすいプレーだと思うので、いい動き出しをしてゴールに直結するようなプレーを心がけていた。ただ、練習2日でいきなり試合なので、合わないところは一杯あったけど、短い期間であと2試合、また一緒に出られたらもっと合わせて行けると思うし、1試合やっただけだけど、凄いやりやすい選手。普通にうまいなと思った」

得点シーンはニアに入っていったが?
「大きい選手が多いので、普通に入って、上げられても勝てないので、槙野君やコマさん(駒野)に速いクロスをGKとDFの間に上げてと試合前に言っていて、イメージ通りのボールが来たので、しっかり決めた」

DFの間から抜け出した?
「オフサイドになるかならないかくらいで、オフサイドになっても仕方ないけど、オフサイドにならずに行けた」

佐藤寿人のようなストライカー的な点の取り方だったが?
「セレッソでもクロスの入り方にはいろんな種類があって、自分で要求した通りのボールが来たのであとは合わせるだけだった」

アシストの場面は?
「点を取りたかったけど、ディフェンスがグッと寄ってきたし、右に工藤がいるのはわかっていたので、どうぞという感じで出した」

シュートコースはあった?
「あったけど、ボールもちょっとバウンドしていたし、工藤のところが空いていたので、どうぞと」

してやったりのパス?
「シュートを打たれると思って寄ってきたので」

もう1点取るチャンスはあったが?
「ああいうところで決められないのが僕の悪いところだし、今日勝てなかった原因でもあるので、自分のイメージではもう1タッチするところで跳ねてしまった。予想外と言えば予想外だけど、その前にシュートを打てるシーンがあったし、ああいうところのミスは恥ずかしい」

代表初戦の感想は?
「自分の結果というよりも、チームを勝たせる結果が一番欲しかったので残念」

1トップで自分らしさを出すために意識したことは?
「自分らしさというより、中盤の選手にしっかりとボールを落としてあげる、なおかつ自分がゴール前に飛び込むことを徹底してやろうと思っていた。その中で、シュートチャンスだったり、ゴールを決められるチャンスを確実にものにしようと思っていた」

周りに気を遣ってプレーしていたように見えたが?
「それは僕だけじゃないと思う。いきなりの試合なのでそういう部分はあると思う。でも、ゴールする瞬間だったり、ゴールできるタイミングでは逃さずにやろうと思っていた」

1ゴール1アシストの結果だが、感想は?
「残念な思いしかない」

デビュー戦で緊張は?
「緊張はした。交代するまで緊張していた」

それは意外な感情だった?
「いつもセレッソの試合でも緊張している」

後半苦しそうだったが、熱さが原因?
「そういうのもあるけど、それを乗り越えていかないといけない。コンディション、パフォーマンスをもっと上げていって、残り2試合、また試合に出られたらもっといいパフォーマンスを出せるようにコンディションを整えたい」

齋藤学
「あの中で、蹴り合いになってしまった中で、自分に何ができるか。パスが来た時に、間や裏にポイントで来ればチャンスになりそうな局面はあったんだけど」

勝負を仕掛けられるような場面がなかなか無かったが?
「全部蹴り合いになって、自分の上か、外に行ってしまった。自分はフレッシュだったけど、他のメンバーは疲れていたので、ああいう中でどれだけ自分に流れを持っていけるか」

ボールが来なかったのは中国の守りが良かった?
「ポゼッションの形にならなかった。疲れもあるだろうし、繋ぐのか、蹴るのかというところで、つなぐ選手がいたり、蹴る選手がいたので、その差が出たら簡単にはつなげないし、中国もPKを取ったりして、流れが来ていた。チームのまとまりが大事」

時間がない中でまとまるのは難しいと思うが?
「自分の役割的には、残り少ない時間で何ができるかというところなので、悔しい」

左右入れ替わっていたのは?
「監督の指示。セットプレーの流れでまた戻ったりしたけど、工藤とはコミュニケーションを取っていたので別に問題なかった」

ザッケローニ監督が求めるサイドハーフの動きは練習でもやっていると思うが、どれくらいできた?
「凄いやっているけど、僕ができなかった。難しい。でも、ここからだと思う」

日本代表・アルベルト・ザッケローニ監督
「これだけ暑い中で6ゴールが生まれたのは驚いている。普通なら、もっと涼しくてリズムが高い時に出るスコア。この6点の内容を見ると、チームがよくやったところとミスしたところがある。特に後半、これだけ暑い気候の中で、普段は起こらないようなミスが起きてしまった。我々はPKで失点してから10分くらいショックから立ち直れないような状況だったが、その後はチームが徐々に伸びてきて、同点にして、さらに3−1にする内容のいい戦いをしていた。そこから4−1にするチャンスもあったが、その後にチームとして落ちてしまった。3−1の状況でゲームをコントロールしながらカウンターを狙う意図があったが、相手の2点目のPKによってモチベーションが落ちてしまい、逆に相手を勢いづかせた。試合終了の時にはエネルギーが残っていなかった。交代をうまく使いながらケアしようとしたが、チームは非常に疲れていた。3−3にされた最後のシーンは、ディフェンスが戻っている状況だったのにやられてしまった」

若く経験のない選手が多いが、試合内容について満足している?
「前回からメンバーが大きく変わっているのは、それまでの選手の多くが欧州でプレーしているので、今大会には来られなかったのが1つ。もう1つの理由は、国内のメンバーを新しく見てみたかったから。代表に呼ばれても、あまりプレーする機会のない選手達にチャンスを与えたかった。これだけ多くのメンバーを入れ替えると、チームとしてのバランスを取るのも、プレーの精度を高めるのも難しい。3日前に集まったメンバーなので、よくやったとは思う。前半の入りの15分と終了までの15分を除けば、その中でよくやった。個人ではなく、チームとして60分は良かったと思う」

試合前には韓国が一番強いと思っていたと思うが、今日対戦して中国についてはどういう印象を持った?
「中国は開始から入りは良かった。1点目、2点目、3点目と失点する中でショックが大きかったが、特にPKによる2点目で息を吹き返して、詰め切ったという内容だったと思う。我々よりフィジカルが強い印象があるので、そこを前面に出してきたのではないかと思う」

【日本、守備のもろさ露呈】
 メンバーが一新されても、ピッチ上には見慣れた光景が広がった。3−1で迎えた終盤、立て続けの失点で追い付かれた日本。2本目のPKは微妙なジャッジだったとはいえ、W杯アジア最終予選にも残れなかった中国からの3失点は及第点には程遠い。3試合9失点のコンフェデレーションズカップで露呈した守備のもろさを打ち消せず、槙野は「最後、踏ん張る力が足りなかった」と唇を噛んだ。
 それでも、2日間の急ごしらえで3得点に結びつけた点は評価されるべきだろう。ましてやこの日は途中出場の齋藤、大迫を含め、8人が代表デビュー戦だった。
 序盤こそ連係不足を露呈したが、ザッケローニ監督が「早く(適切な)距離感を見つけることができ、中、外と相手に的を絞らせない攻撃ができた」とうなずいたように、時間の経過とともに流れるような攻撃シーンが増え、中国もラフプレーで止めざるを得ない状況を作った。
 槙野は「追い付いて逆転できたのもチームとしてプラス」と強調する。コンフェデ杯初戦のブラジル戦では、立ち上がりの失点で八方ふさがりになったが、この試合は栗原のPK献上で失点した悪い流れを一度は断ち切ってみせた。「もっともっと良くなる」と訴えたのは高萩。オーストラリアとの次戦では、さらに磨きのかかったチームが見られるはずだ。

【柿谷は代表初ゴールも「残念」】
 1トップで先発した柿谷は1−1の後半14分、左クロスを頭で押し込み、代表デビュー戦で初ゴールを決めた。2分後にはMF工藤のゴールをアシストするなど1ゴール1アシストの活躍。試合は格下の中国相手に3−3で引き分けたが、2014年W杯ブラジル大会でのメンバー入りに向け、ザッケローニ監督に猛アピールした。
 胸のエンブレムを、誇らしげに4度叩いた。沈黙を続けていた柿谷が、最初のチャンスをものにした。1−1の後半14分、左サイドを突破した槙野のクロスに反応。ニアサイドに飛び込み、体をひねり頭を振った。試合前に槙野に速いボールを要求しており、狙い通りの一撃。A代表としての初シュートを得点につなげ「(相手に)大きい選手が多いので普通に上げても勝てないと思っていた。要求通りのボールが来た」と振り返った。
 国際Aマッチデビュー戦でのゴールは2010年1月イエメン戦の平山相太(FC東京)以来、史上26人目。後半16分にはドリブルで中央に切れ込み、右サイドの工藤にパスを通してアシストも記録した。W杯メンバー入りへの第1関門となる若手主体のサバイバルマッチで勝負強さを発揮したが、試合は2点差を追いつかれて引き分け。「1トップの仕事はゴールだけじゃない。攻撃を活性化できなかったし、反省が残る。優勝するためには勝ちが必要だった」と満足はしていない。
 2007年U-17W杯で背番号10を背負った逸材。長い回り道の末のA代表デビューだった。度重なる練習への遅刻により、J2徳島への移籍を告げられたのは2009年6月。一時はどん底に陥ったが、徳島での出会いが若き才能をよみがえらせた。自らを誘ってくれた中田強化部長、甘えを許さなかった美濃部監督(現長野パルセイロ監督)、そして自主トレの重要性を気付かせてくれたMF倉貫一毅(現京都)…。今も暇があれば大阪市内から車を約2時間走らせ、徳島の試合に駆けつける。第2の故郷に雄姿を届けるためにも、結果にこだわっていた。
 所属するC大阪で初めて1トップに入ったのは、6月30日のナビスコ杯浦和戦。16歳でプロ契約してから中盤を主戦場としてきただけに戸惑いもあった。それでも前田(磐田)らを参考にし、1ヶ月足らずで徐々に自らのスタイルを確立。3−1の後半19分にはドリブルが大きくなりGKと1対1の決定機を逃しザッケローニ監督から「柿谷が4点目を決められなかったのが残念」とダメ出しされたが、それも期待の裏返しだ。生き残りへ向け、確かなインパクトを残したA代表デビュー戦。遅れてきた天才が、ザックジャパンの最後のピースに名乗りを上げた。

【工藤が1G1A】
 右MFで先発した工藤が柿谷に続いて代表デビュー戦で初ゴール。2−1の後半16分に柿谷のパスを受け、GKをよく見て右足で冷静に蹴り込み「(得点という)結果を残せたのは良かった。しっかり狙って打とうと思った。入って良かった」と話した。
 前半にも栗原のゴールをアシストするなど、90分を通して存在感を存分にアピール。それでも「ペナルティーエリア内ではもっとシュートを打たないと」と反省も忘れなかった。

【高萩はトップ下でフル出場】
 代表デビューの一戦で、高萩はトップ下でフル出場した。
 後半29分にはフリーでミドルシュートを放ったが、惜しくも相手GKの正面。持ち味であるダイレクトパスや絶妙なトラップなど、確かな実力の一端は垣間見せた。セットプレーのキッカーも任され、「得点に絡むこと」を自らに課しながらの奮闘。「最初は合わなかったが、時間がたつにつれて、お互いがやりたいことを理解してプレーできた」と話した。

【槙野、狙い通りのアシスト】
 柿谷の代表初ゴールをアシストした槙野は「試合前、曜一朗(柿谷)から『ここに出して下さい』と言われていた。彼の良さを引き出すことができた」と狙い通りの左クロスに納得の様子だった。
 ただ、本職の守備では3失点。「最後に踏ん張り切れなかったのは残念」と顔をしかめた。

【栗原は悔しい3失点】
 守備を引っ張ることを期待された栗原にとっては悔しい3失点。前半は4分に于大宝を倒してPKを与え、失点に絡んだ。33分にはCKからの好機でヘディングを決めて同点。汚名返上をしたかに見えたが、3−2の後半42分には孫可に前に入られて同点ゴールを許した。
 DF陣では主将を務めた駒野に続く古株。若手が多いメンバーのまとめ役となり、今野(G大阪)と吉田(サウサンプトン)のセンターバックコンビに割り込む活躍を見せたかったが、大味さが目立った。

【西川、インパクト残せず3失点】
 ようやく巡ってきた西川の出番は不完全燃焼に終わった。
 前半42分に体全体で1対1を防ぎ、正守護神の川島に負けない“どや顔”でピンチを救ったものの、2つのPKを含め3点を失った。ザックジャパンには常時招集されながら2番手のGK。「絶対に出場機会はやってくる。今回はラストチャンスだと思っている」と強い決意で臨んだが、強烈なインパクトは残せなかった。

【ザック監督嘆く】
 ザッケローニ監督は一時2点リードしながら追い付かれる内容に「対戦相手はフィジカルを重視してくる。うちはスピードを重視しようと思ったが、気候がなかなか簡単にやらせてくれなかった」とソウルの暑さで集中力が続かなかったと振り返った。
 後半14分に代表初出場の柿谷が勝ち越しゴールを決め、16分には工藤がデビュー戦ゴールとなる3点目と、立て続けに得点。さらに19分には柿谷が抜け出して相手GKと1対1の場面を作ったが、決定的な場面でキャッチされた。指揮官はこのシーンを指し「追い付いて追い越してという展開だったけれども、柿谷が4点目を決めることができれば」と嘆いた。

【代表デビュー戦2人ゴールは42年ぶり】
 後半14分にFW柿谷、同16分にMF工藤が代表デビュー戦で初ゴールを決めた。
 国際Aマッチデビュー戦ゴールは2010年1月6日のイエメン戦での平山以来で、柿谷が歴代26人目、工藤が27人目。1試合で2人が記録は1961年5月28日のマラヤ戦で後半23分に志治、同34分に桑田がマークして以来、42年ぶりの快挙だ(戦前の30年に1試合3人が1試合あり)。
 先発では6人、途中出場で2人の計8人が国際Aマッチデビュー。戦後のAマッチは今回が通算604試合だが、一気に8人以上がデビューしたのは、2010年1月6日のイエメン戦(11人=先発9人)以来、5度目のことだ。

【中国が見事な追い上げ】
 一時は2点差を付けられた中国が、見事な追い上げを見せた。ワールドカップ(W杯)ブラジル大会出場を逃すなどして6月に解任されたカマチョ前監督の後を受ける傅博監督代行は「最高のプレーをしてくれた選手達に感謝したい」と賛辞を惜しまなかった。
 序盤からフィジカルを生かしたプレーで押し込み、PKで先制。1−3とされてからもPKで追い上げ、後半42分に同点とした。監督代行は「強い精神力を見せてくれた」と粘りに手応えを感じていた。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
12.西川周作 5.0
屈辱の3失点も、自身にミスはなかった
DF:
3.駒野友一 4.5
対面のユ・ターパオに手を焼いた。主将としてももの足りない出来
16.栗原勇蔵 4.5
自身のミスを帳消しにする同点ゴールを奪ったが、全体的に低調なパフォーマンス
36.森重真人 5.0
ガオ・リンに競り負ける場面が多かった
5.槙野智章 5.5
柿谷のゴールをアシストするなど攻撃では存在感を見せたが、3失点目では寄せ切れなかった
MF:
9.工藤壮人 6.0
柿谷と同様にデビュー戦で1ゴール1アシストの活躍
17.山口螢 5.5
持ち味のダイナミズムはある程度見せられた
28.青山敏弘 5.5
無難なプレーに終始
(66分20.高橋秀人 5.0)
中盤でフィルターを掛けられなかった
11.原口元気 5.5
中央に絞る動きなど、攻撃に変化を付けようとしていた
(72分32.齋藤学 5.0)
持ち味のドリブル突破はほとんど見せられなかった
29.高萩洋次郎 5.5
なかなか試合に入れなかったが、徐々に攻撃で存在感を出していた
FW:
30.柿谷曜一朗 6.0
デビュー戦で1ゴール1アシストを記録
(88分21.大迫勇也 --)
監督:
ザッケローニ 4.5
相変わらずの選手交代で流れを呼び込めず、格下相手にドロー

日本代表23名
※=代表初選出
GK:
1.林卓人(仙台)
1982年08月09日生/身長187cm/体重82kg/国際Aマッチ出場0試合/0失点
12.西川周作(広島)
1986/06/18/183cm/81kg/8試合/3失点
23.権田修一(FC東京)
1989/03/03/187cm/83kg/1試合/2失点
DF:
3.駒野友一(磐田)
1981/07/25/172cm/76kg/75試合/1得点
16.栗原勇蔵(横浜M)
1983/09/18/184cm/80kg/17試合/2得点
6.徳永悠平(FC東京)
1983/09/25/180cm/76kg/7試合/0得点
35.千葉和彦(広島)※
1985/06/21/183cm/74kg/0試合/0得点
4.森脇良太(浦和)
1986/04/06/177cm/75kg/2試合/0得点
5.槙野智章(浦和)
1987/05/11/182cm/75kg/11試合/1得点
36.森重真人(FC東京)
1987/05/21/180cm/72kg/0試合/0得点
26.鈴木大輔()※
1990/01/29/181cm/78kg/0試合/0得点
MF:
28.青山敏弘(広島)※
1986/02/22/12cm/69kg/0試合/0得点
29.高萩洋次郎(広島)※
1986/08/02/182cm/64kg/0試合/0得点
20.高橋秀人(FC東京)
1987/10/17/182cm/74kg/5試合/0得点
17.山口蛍(C大阪)※
1990/10/06/173cm/72kg/0試合/0得点
31.扇原貴宏(C大阪)※
1991/10/05/184cm/72kg/0試合/0得点
FW:
33.豊田陽平(鳥栖)※
1985/04/11/185cm/79kg/0試合/0得点
14.山田大記(磐田)※
1988/12/27/173cm/66kg/0試合/0得点
30.柿谷曜一朗(C大阪)※
1990/01/03/176cm/65kg/0試合/0得点
32.齋藤学(横浜M)※
1990/04/04/169cm/64kg/0試合/0得点
9.工藤壮人()
1990/05/06/177cm/74kg/0試合/0得点
21.大迫勇也(鹿島)
1990/05/18/182cm/73kg/0試合/0得点
11.原口元気(浦和)
1991/05/09/177cm/63kg/1試合/0得点


調整
 サッカーの東アジアカップに出場している男女の日本代表は本日22日、韓国北部の坡州で、ともに25日の第2戦に向けて調整した。男子はオーストラリア、女子は北朝鮮と顔を合わせる。
 21日の初戦で中国と3−3で引き分けた男子は約1時間、軽めの調整をした。代表デビュー戦で初得点した柿谷(C大阪)と工藤(柏)ら先発した11人はランニングで疲労回復に努め、他の選手は狭い区域で守備役を置いてのボール回しなどで体を動かした。
 女子の「なでしこジャパン」は宮間(岡山湯郷)らが約2時間、ミニゲームをした。右脚に違和感を訴えた有吉(日テレ)は別メニューだった。

【主将・駒野「残り2戦は良くなる」】
 主将の駒野(磐田)によると、21日の中国戦後は選手同士でポジショニングの修正などを意見交換した。「残り2試合は良くなると思う」と駒野。代表初選出が10人に上る選手構成なだけに練習のピッチ以外でも連係向上に余念がない。
 自身は終盤に反則を取られ、相手の2点目につながるPKを与えた。「当たっていないんだけど…。(主審は)前半から少しでも触れば吹いていた。それを認識しないといけなかった。厳しいけど、しっかり受け止めたい」と不満は口にしなかった。

【代表デビューの守備的MF2人は反省】
 21日の中国戦で先発し、ともに代表デビューを果たした守備的MFの青山(広島)と山口(C大阪)は反省を口にした。
 後半途中に退いた青山は「硬さはあった。なかなかボランチが代わることはないが、代えられた。次は実力を出したい」と不完全燃焼だった様子。ボール奪取力が自慢の山口は「持ち味は出せなかった。もう少しできたという部分は、たくさんある」と、自身のプレーにもの足りなさを感じている様子だった。

【ザック・ジャパンに韓国が嫌がらせ】
 韓国で20日に開幕したサッカーの東アジアカップで、韓国が日本代表に様々な嫌がらせをしていると、日本の複数のメディアが21日に報じた。
 報道によると、韓国側は英語の通訳だけを手配し、日本語通訳を入場させなかったという。また、東アジアカップの大部分は日本のスポンサーによる協賛金でまかなっているにも関わらず、試合の前日になっても韓国側は日本のスポンサーにチケットを渡していない。
 これだけではない。日本、中国、オーストラリアの3チームは同じホテルをあてがわれたのに対し、韓国は別ホテルに滞在。日本代表は専属シェフの帯同も拒否された。
 中でも日本代表にとって最大の打撃となったのは、練習が非公開にできなかったこと。今回、日本代表は国内メンバーを主としており、うち6人は初めて代表入りした。数週間前のコンフェデ杯とメンバーが大幅に入れ替わったうえ、メンバーは18日に国内3箇所から韓国に到着したばかりで、19日と20日に非公開練習で、戦術の確認をする意向を持っていた。
 韓国側は、日本代表やほかのチームの練習場をパジュのナショナルフットボールセンターにした。日本の報道によると、同じ場所で4つのチームが練習。そこには日本と対戦する中国チームの姿もあり、中国チームスタッフは日本代表の近くに行って撮影を開始。そればかりか練習場の裏側には韓国代表の宿舎もあり、韓国チームも日本の練習を観察していたという。
 ザッケローニ監督は練習後に「我々は最初の15分だけ練習を公開する予定だったが、非公開にする方法がないと後から知らされた。サッカーの試合は、相手を欺いて得点に結びつける戦術も多く、敵チームには練習を見せたくない」と不満を述べた。
 このほか、日本メディアは韓国が28日に設定した日韓戦の日程にも韓国の休息が1日多いと不満をぶつけた。

女子日本代表23名
GK:
1.福元美穂(岡山湯郷)
18.海堀あゆみ(INAC神戸)
12.山根恵里奈(千葉)
DF:
3.岩清水梓(日テレ)
2.有吉佐織(日テレ)
14.田中明日菜(フランクフルト)
13.宇津木瑠美(モンペリエ)
35.北原佳奈(新潟)
19.山崎円美(新潟)
22.長船加奈(仙台)
4.熊谷紗希(リヨン)
MF:
7.安藤梢(フランクフルト)
8.宮間あや(岡山湯郷)
9.川澄奈穂美(INAC神戸)
20.中島依美(INAC神戸)
24.上尾野辺めぐみ(新潟)
6.阪口夢穂(日テレ)
FW:
37.丸山桂里奈(大阪高槻)
11.大野忍(AS狭山)
17.大儀見優季(チェルシー)
27.菅澤優衣香(千葉)
15.高瀬愛実(INAC神戸)
16.岩渕真奈(ホッフェンハイム)


18.9%
 昨夜フジテレビ系で生中継されたサッカーの東アジアカップの第1戦、日本代表vs中国代表戦の平均視聴率が18.9%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録したことが本日22日、明らかになった。
 韓国・ソウルワールドカップスタジアムで行われた一戦。大会初制覇を目指すザックジャパンは、代表デビューの柿谷曜一朗や工藤壮人が初ゴールを決めるなど、フレッシュな顔ぶれがアピールしたが、中国の反撃を守備陣が踏ん張り切れず、惜しくも勝利を逃し、3−3の引き分けに終わった。
 日本代表にとっては悔いの残る試合となったが、放送では高視聴率を獲得。瞬間最高視聴率は、日本が3−3の同点に追い付かれた直後の午後10時45分(後半43分)や、試合終了の午後10時53分などのシーンで22.5%をマークした。


逆転勝ち
東アジアカップ第1戦(開幕戦)結果

女子韓国代表1−2女子北朝鮮代表

 サッカーの東アジアカップ第2日は21日、ソウル・ワールドカップ(W杯)スタジアムで男女各1試合を行い、女子は北朝鮮が韓国に2−1で逆転勝ちした。
 女子日本代表と第2戦でぶつかる北朝鮮は、DF登録ながら2トップの一角を務めたホ・ウンビョルの2得点で逆転勝ちした。2011年の女子ワールドカップ(W杯)も経験した背番号3について、キム・グァンミン監督は「サッカーへの情熱がある」と絶賛した。
 チームは攻守とも出足が鋭く、終盤まで運動量が落ちなかった。指揮官は「残り試合も全力を尽くす」と言葉に力を込めた。


2ゴール
プレシーズンマッチ結果

REビルトン(ベルギー2部)3−5スタンダール・リエージュ

ロケレン(ベルギー)0−1マジョルカ

シャルケ1−1ベシクタシュ(トルコ)

ボルシア・メンヘングラッドバッハ1−5バイエルン

ドルトムント1−0ハンブルガーSV

マレーシア選抜1−4チェルシー

ボーンマス(イングランド2部)0−6レアル・マドリード

ヌマンシア(スペイン2部)2−4アトレティコ・マドリード

ガラタサライ(トルコ)3−3マラガ

ローマ1−1ブルサスポル(トルコ)

 プレシーズンマッチは21日、各地で行われ、REビルトン(ベルギー2部)と日本代表GK川島永嗣、FW永井謙佑、FW小野裕二の所属するスタンダール・リエージュが対戦した。
 ベルギーのクラブ同士の対戦は、前半10分にスタンダールが先制。スタンダールは21分に同点に追い付かれたが、34分に勝ち越し点を奪い、1点リードで試合を折り返す。
 後半から永井を投入したスタンダールは、10分に失点して再び追い付かれたが、同点直後の11分に永井が得点。17分にも追加点を挙げてビルトンを突き放す。
 スタンダールは、40分にPKから失点して1点差に詰め寄られたが、後半アディショナルタイムに永井が自身2点目となるチーム5点目をマーク。5−3と打ち合いを制した。
 小野は後半15分から途中出場、川島は出場しなかった。

【バイエルンが優勝】
 ドイツブンデスリーガの名門4チームを集めて毎年夏に開催されるテレコムカップは21日、ボルシア・メンヘングラッドバッハvsバイエルンによる決勝が行われ、バイエルンが5−1の大勝で優勝を果たした。
 30分ハーフのフォーマットで行われているこの大会。前日にハンブルガーSVに4−0と大勝したバイエルンは、その試合からメンバーを大きく変更。システムは前日と同じ4−1−4−1で、アンカーには前日と同じくチアゴ・アルカンタラが入ったほか、グアルディオラ監督はサイドバックを本職とするラームを中盤中央の攻撃的な位置で起用した。
 バイエルンは17分、ロッベンのパスからリベリーのボレーで先制。さらに23分にはラームが追加点を挙げ、3分後にはボアテングのクロスをチアゴが胸で押し込み、移籍後初ゴールをマーク。10分間で3ゴールを立て続けに決めたバイエルンは、前半終了間際にPKで1点を返されたものの、後半にロッベンとミュラーのゴールで突き放し、5−1で圧勝した。
 試合後、バイエルンのグアルディオラ監督は「満足している、良いサッカーができた。だがまだ改善する余地はある」と、一定の満足感を示した。ブンデスリーガは8月9日に2013−2014年シーズンが開幕し、バイエルンとボルシア・メンヘングラッドバッハは9日の開幕戦にバイエルンのホームで再び顔を合わせる。

【レアルは6発大勝で敵地のファン沸かす】
 スペインリーガエスパニョーラのレアル・マドリードは21日、ボーンマス(イングランド2部)と敵地でプレシーズンマッチを行い、6−0で大勝した。欧州制覇9度を誇る名門との試合を見るためにスタジアムに集まった相手ファンに対し、レアルはゴールショーで試合を大いに盛り上げた。
 普段のリーグ戦の倍以上の60ポンド(約9200円)のチケット代にも関わらず、スター選手を見ようとボーンマスのファンが徹夜でチケットを求めたこの試合。レアルのカルロ・アンチェロッティ監督はそんな相手ファンの期待を裏切らず、主力選手を先発メンバーに起用した。
 試合は21分にクリスティアーノ・ロナウドがFKで先制点を挙げると、さらに40分にもC・ロナウドが追加点を挙げ、その3分後にはケディラもゴール。3点をリードしたレアルは後半も攻撃の手を緩めず、途中出場のイグアインが立ち上がりに追加点を挙げると、ディ・マリア、カセミロと続き6−0で圧勝した。
 この試合を見るためスタジアムに集まった1万2000人のファンは、スター選手達の技術に拍手を送り、昨季2部昇格を勝ち取ったクラブの昇格祝いの1つとして企画された試合を大いに楽しんだ。


獲得
 イタリアセリエAのナポリは21日、レアル・マドリード(スペイン)からスペイン代表DFラウール・アルビオル(27)を完全移籍で獲得したと発表した。契約期間は4年で、移籍金は1200万ユーロ(約15億8000万円)。
 国内リーグと欧州チャンピオンズリーグでの戦いを見据え、補強を目論むナポリ。同クラブは先ごろ、エースであるウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニをパリ・サンジェルマン(フランス)に放出したが、その代わりに6400万ユーロ(約84億2000万円)と報じられる多額の移籍金を手にしており、補強のための資金は十分に準備されている。
 ナポリでは今季からラファエル・ベニテス監督が新指揮官に就任しているが、同監督がバレンシア(スペイン)を指揮していた2003年、同クラブのユースからアルビオルをトップデビューさせた過去がある。アルビオルはその後、ヘタフェを経て2009年にレアルに移籍。レアルではベンチで過ごす時間も多かった同選手だが、スペイン代表としてはこれまで40キャップを記録。2010年W杯とユーロ2012(欧州選手権)でもメンバーの1人として優勝を経験した。
 ナポリは今オフ、すでにレアルからFWホセ・カジェホンを獲得している。さらに同クラブのアウレリオ・デラウレンティス会長は17日、レアルのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの獲得を目指していることも明かしている。


獲得
 イングランドプレミアリーグのトッテナムは21日、トゥヴェンテ(オランダ)からベルギー代表FWナセル・チャドリ(23)を獲得したと発表した。契約期間は4年で、移籍金は700万ポンド(約10億7000万円)。
 チャドリは多くの欧州トップクラブから関心を寄せられていた。モロッコとベルギーの二重国籍を持つチャドリは、モロッコ代表として国際親善試合1試合に出場した過去があるが、2011年にベルギー代表でプレーすることをを選択。同国代表としてこれまで14試合に出場して2得点を記録している。昨季はトゥヴェンテで26試合に出場して14ゴールを挙げる活躍を見せ、去就が注目されていた。
 トッテナムは今オフ、すでにコリンチャンス(ブラジル)のブラジル代表MFパウリーニョを推定1700万ポンド(約26億円)の移籍金で獲得しており、チャドリは即戦力級としては2人目の補強となった。ウイングのチャドリは、トッテナムではMFアーロン・レノンやMFアンドロス・タウンセンドとサイドのポジションを争う。


準決勝進出
北中米カリブ海ゴールドカップ準々決勝結果

アメリカ5−1エルサルバドル

ホンジュラス1−0コスタリカ

北中米カリブ海ゴールドカップ準決勝日程

24日(水)
メキシコvsパナマ
(アーリントン)
ホンジュラスvsアメリカ
(アーリントン)

 サッカーの北中米カリブ海ゴールドカップは21日、ボルティモアで準々決勝2試合が行われ、3大会ぶり5度目の優勝を目指す開催国のアメリカがエルサルバドルに5−1で快勝し、ホンジュラスはコスタリカを1−0で下して準決勝に進出した。
 エルサルバドルとの準決勝に臨んだアメリカは、今大会で4ヶ月ぶりの代表復帰を果たしたドノバンが躍動。1ゴール3アシストの大活躍を見せ、チームを5−1の大勝に導いた。
 一方、コスタリカと対戦したホンジュラスはスコアレスで迎えた後半立ち上がり、ナハルが頭で決めて先制すると、この1点を最後まで守り抜いて勝利。準決勝への切符を手にした。
 これで今大会のベスト4進出チームが全て決定。24日の準決勝では、アメリカとホンジュラス、パナマとメキシコがそれぞれ決勝進出を懸けて対戦する。


超サカFLASH

スタメン
 ドイツブンデスリーガ2部のボーフムのMF田坂祐介は21日、今季リーグ初戦となるアウェーのウニオン・ベルリン戦でFWとして先発し、後半39分までプレーした。試合は2−1で勝った。

移籍
 J1清水のブラジル人FWバレー(31)が、中国スーパーリーグで昨年アジアチャンピオンズリーグにも出場している天津泰達へ移籍することが21日、明らかになった。大宮、甲府、G大阪でプレーしたバレーは今季清水で5年ぶりにJ復帰を果たしたが、リーグ戦16試合で4得点にとどまっていた。関係者によると、清水では退団のあいさつを済ませており移籍金は約1億円になるという。

レンタル
 J2長崎は本日、J1大分からFW小松塁(29)を期限付き移籍で獲得したと発表した。背番号は「34」で、移籍期間は明日23日から2014年1月31日まで。小松は身長1メートル90を誇る長身ストライカーで、J1通算68試合8得点、J2通算99試合34得点。2006年にも長崎でプレーしたことがあり、7年ぶりの復帰となる。小松は長崎を通じて「大分トリニータから移籍して来ました小松塁です。シーズン途中での加入ですが、長崎の上位進出の為にやってきました。自分の力を最大限に発揮してチームに貢献できるように頑張りますので、応援をよろしくお願いします」とコメントした。


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