速報!W杯日本代表メンバー23名発表!!NEW!
2014年シーズンのJリーグ、ブンデスリーガ、イングランド2部、メキシコリーグまで全13リーグを同時一斉収録!!
PS3版WE2014完全修正データ

本日の超最新情報
2014年05月12日(月)

INDEX

発表
6月に開幕するW杯ブラジル大会に臨む日本代表メンバー23名発表!本田圭祐、香川真司、長友佑都らが順当に選ばれ、昨季J1得点王の大久保嘉人がサプライズ選出!細貝萌、乾貴士、ハーフナー・マイク、槙野智章、塩谷司、中村憲剛、豊田陽平、工藤壮人らは落選!

帰国
6月に開幕するW杯ブラジル大会の日本代表メンバー23名に選出された香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)、内田篤人(シャルケ)らが帰国!香川は代表選出は「機長から教えてもらった」

ACL展望
明日13日、14日はアジアチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦!休養のためにフォルランが同行しなかったC大阪は、W杯メンバー入りした山口蛍と柿谷曜一朗が中国入りし、広州恒大戦に向けて最終調整!大久保嘉人を擁する川崎はFCソウルと、青山敏弘を擁する広島はウェスタン・シドニーと再激突!

6試合ぶり白星
J2第13節最終日
札幌0―1愛媛

18位愛媛はシュート3本ながらも藤直也の決勝弾で競り勝ち、6試合ぶりの白星で17位浮上!13位札幌はシュート14本を放つも完封負けし、5試合連続未勝利で16位後退!

フル出場
ベルギージュピラーリーグ優勝プレーオフ第8節
スタンダール・リエージュ0―1クラブ・ブルージュ
アンデルレヒト4―0ゲンク
ズルテ・ワレヘム3―1ロケレン

約10ヶ月ぶりに練習復帰した小野裕二はベンチ外、川島永嗣は24試合連続でフル出場!首位スタンダールはホームで完封負けを喫して3位陥落!3連覇を目指すアンデルレヒトが大勝し、今季初の首位に浮上!

フル出場
ドイツブンデスリーガ2部第34節(最終節)
ウニオン・ベルリン1―11860ミュンヘン
FSVフランクフルト2―0ケルン
パダーボルン2―1アーレン
グロイター・フュルト2―0ザントハウゼン

長澤和輝は後半12分から出場、大迫勇也はフル出場も、3試合連続ゴールはならず!2位パダーボルンの来季1部昇格が決定し、3位グロイター・フュルトは1部2部入れ替え戦で、1部16位のハンブルガーSVと対戦!

前半のみ出場
イングランドプレミアリーグ第38節(最終節)
サウサンプトン1―1マンチェスター・ユナイテッド
ノーリッジ0―2アーセナル
マンチェスター・シティー2―0ウェストハム
リバプール2―1ニューカッスル
カーディフ・シティ1―2チェルシー
ハル・シティー0―2エバートン
トッテナム3―0アストン・ビラ
フルハム2―2クリスタル・パレス
サンダーランド1―3スウォンジー
ウェスト・ブロムウィッチ1―2ストーク・シティー

首位マンCはナスリの先制弾などで快勝し、5連勝で2シーズンぶり4度目の優勝!マンCはキャピタルワンカップと2冠を獲得!2位リバプールは逆転勝ちするも、勝ち点2差で24年ぶりの優勝は叶わず!吉田麻也と宮市亮はケガで欠場、香川真司は2試合連続で先発出場も、前半のみで交代!マンUは7位に終わり、24年ぶりに欧州カップ戦出場権を逃す!18位ノーリッジの降格が決定!得点王は31得点を記録したスアレス(リバプール)が輝く!

前半のみ出場
イタリアセリエA第37節
アタランタ2―1ミラン
ローマ0―1ユベントス
サンプドリア2―5ナポリ
リボルノ0―1フィオレンティーナ
ボローニャ1―2カターニャ
カリアリ0―1キエーボ
サッスオーロ4―2ジェノア
トリノ1―1パルマ

本田圭佑は得意のトップ下で先発出場も、見せ場皆無で前半のみで交代!7位ミランは逆転負けして8位後退!2位ローマvs首位ユベントスの大一番は終了直前にオスバルドが決勝弾を決めてユベントスが劇的勝利!ユベントスは勝ち点を99に伸ばし、最終節で引き分け以上の結果を残せば、セリエA史上初の勝ち点100を達成!18位タイのボローニャとカターニャ、20位リボルノのセリエB降格が決定!

最終節持ち越し
スペインリーガエスパニョーラ第37節
アトレティコ・マドリード1―1マラガ
エルチェ0―0バルセロナ
セルタ2―0レアル・マドリード
アスレティック・ビルバオ1―1レアル・ソシエダ
ヘタフェ1―0セビージャ
グラナダ0―2アルメリア
ベティス4―3バジャドリード
エスパニョール1―1オサスナ

首位アトレティコと2位バルセロナが揃って引き分け、優勝争いは18日の最終節での直接対決に持ち越し!バルサの本拠地「カンプ・ノウ」での直接対決では、アトレティコは勝つか引き分ければ優勝、バルサは勝てば優勝!クリスティアーノ・ロナウドとベイルが不在の飛車角落ちの3位レアルは完敗し、優勝の可能性が消滅!

本日の超サカFLASH
サッカーの試合終了後に互いの健闘を称え、ユニホームを交換する。こんな見慣れた光景が、6月開幕のW杯のイラン戦ではなくなるほか


本文

発表
W杯ブラジル大会・日本代表メンバー23名
GK:
川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
1983年03月20日生/身長185cm/体重80kg/国際Aマッチ出場54試合/53失点
西川周作(浦和)
1986/06/18/183cm/81kg/12試合/9失点
権田修一(FC東京)
1989/03/03/187cm/83kg/2試合/4失点
DF:
今野泰幸(G大阪)
1983/01/25/178cm/73kg/78試合/1得点
伊野波雅彦(磐田)
1985/08/28/179cm/73kg/20試合/1得点
長友佑都(インテル)
1986/09/12/170cm/68kg/67試合/3得点
森重真人(FC東京)
1987/05/21/180cm/72kg/7試合/1得点
内田篤人(シャルケ)
1988/03/27/176cm/67kg/65試合/1得点
吉田麻也(サウサンプトン)
1988/08/24/189cm/81kg/38試合/2得点
酒井宏樹(ハノーバー)
1990/04/12/185cm/70kg/15試合/0得点
酒井高徳(シュツットガルト)
1991/03/14/176cm/74kg/12試合/0得点
MF:
遠藤保仁(G大阪)
1980/01/28/178cm/75kg/141試合/12得点
長谷部誠(ニュルンベルク)
1984/01/18/177cm/65kg/77試合/2得点
青山敏弘(広島))
1986/02/22/174cm/73kg/4試合/0得点
山口蛍(C大阪)
1990/10/06/173cm/72kg/9試合/0得点
大久保嘉人(川崎)
1982/06/09/170cm/73kg/54試合/5得点
岡崎慎司(マインツ)
1986/04/16/174cm/76kg/73試合/38得点
本田圭佑(ミラン)
1986/06/13/182cm/74kg/53試合/20得点
香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
1989/03/17/172cm/64kg/54試合/17得点
清武弘嗣(ニュルンベルク)
1989/11/12/172cm/66kg/24試合/1得点
FW:
柿谷曜一朗(C大阪)
1990/01/03/176cm/65kg/9試合/4得点
齋藤学(横浜M)
1990/04/04/169cm/68kg/4試合/1得点
大迫勇也(1860ミュンヘン)
1990/05/18/182cm/73kg/7試合/3得点

※読み上げられた順に掲載

 日本サッカー協会は本日12日、6月に開幕するワールドカップ(W杯)ブラジル大会に臨む日本代表メンバー23選手を発表し、MF本田圭佑(27=ミラン)、MF香川真司(25=マンチェスター・ユナイテッド)、DF長友佑都(27=インテル)らザックジャパンの主力選手が順当に選出されたほか、昨季26得点を挙げてJリーグ得点王に輝き、今季もJ1で日本人最多の8得点をマークしているFW大久保嘉人(31=川崎)もサプライズ選出された。
 都内のホテルで午後2時から行われた会見で、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(61=イタリア)が次々と名前を発表。欧州主要リーグの日本人最多記録となる15ゴールをマークしたFW岡崎慎司(28=マインツ)や故障明けとなる主将のMF長谷部誠(30=ニュルンベルク)、DF内田篤人(26=シャルケ)、DF吉田麻也(25=サウサンプトン)ら欧州組が多数選出された。
 Jリーグ勢からは、MF遠藤保仁(34=G大阪)が2006年ドイツ大会、2010年南アフリカ大会に続いて3大会連続でメンバー入り。今季リーグ戦で1ゴールにとどまっているFW柿谷曜一朗(24=C大阪)や進境著しいMF山口蛍(23=C大阪)、“ハマのメッシ”ことドリブラーのFW齋藤学(24=横浜M)らも名を連ねた。
 グループリーグ・グループCの日本は6月14日(日本時間15日)にブラジル・レシフェでコートジボワールとの初戦に臨む。

【選考基準は「和」「戦術の理解力」「ユーテリティー」】
 都内のホテルで行われた会見で、アルベルト・ザッケローニ監督(61)は、悩んだ末の選考だったことを明かした。「能力的な部分については該当する選手が23人以上いた」と前置きし、「チームの和を大切にすること」「戦術的な理解力の高さ」「複数のポジションをこなせるユーテリティー」、そして「自分達がやりたいサッカーを出せる選手」などが選考基準になったと説明した。
 また「同じ実力の選手が2人いたら若い選手を連れていく」とも言い、その理由としてブラジル大会でのタフな移動、気候条件などを考慮し「フレッシュな選手を使いたいから」。一方で「これまでの積み上げてきたもの、代表に名を連ねてきた選手を大事にした」とも付け加えた。
 悩んだ部分は「ボランチを1枚増やすかどうか?」という点。結果として攻撃的な選手が多くなったのは「ブラジルで自分達が主導権を握って自分達のサッカーをするためだ」と強調。「(本番で)日本のサッカーが成長していることの証明したい」と言い切った。

【平均年齢は26.8歳】
 W杯ブラジル大会の日本代表メンバー23人は、開幕時の平均年齢が26.8歳となる。初出場だった1998年フランス大会と2002年日韓大会がともに25.3歳。2006年ドイツ大会は27.2歳、前回南アフリカ大会が27.8歳だったから、やや若返った格好だ。
 最年長の遠藤は34歳135日で6月12日の開幕を迎える。これは南アフリカ大会を34歳300日で迎えた川口、日韓大会で34歳250日だった中山に次ぐ。歴代単独1位の国際Aマッチ141試合出場と豊富な経験を誇る。
 遠藤は3度目のW杯代表入り。最多4度のW杯に選出されているGKの川口、楢崎には及ばないが、それ以外のポジションでは中田英、小野、稲本と並び最多となった。
 最年少は23歳90日で開幕を迎える酒井高で、過去4大会と比べ特段に若さは目立たない。10代で選ばれた例はフランス大会に18歳256日で臨んだ小野しかない。

【21日から合宿、27日壮行試合、6月7日にブラジルへ】
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会に臨む日本代表メンバー23人を12日に東京都内で発表したアルベルト・ザッケローニ監督は「最善の努力をして、できるだけ前に進みたい。チームの潜在能力には最大の信頼を寄せている」と開幕が迫る大舞台での躍進に意欲を示した。
 チームは21日から鹿児島県指宿市内で合宿を開始する。
 欧州でのシーズンを終えた香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)や内田篤人(シャルケ)らは12日相次いで帰国し、W杯への決意をあらたにした。遠藤保仁(G大阪)ら国内クラブ所属の選手も吉報を受けて各地で記者会見した。
 5大会連続5度目の出場で過去最高のベスト16を超える成績を目指す日本は、グループリーグ・グループCで6月14日(日本時間15日)にコートジボワール、19日(同20日)にギリシャ、24日(同25日)にコロンビアと対戦する。
 チームは5月27日にさいたま市の埼玉スタジアムでキプロスとの壮行試合に臨む。29日にチャーター機で米フロリダ州へ出発し、暑さ対策のための事前合宿を行う。決戦の地となるブラジルには6月7日に入る。

【16番目に呼んだ「オオクボ」】
 昨季のJリーグ得点王に輝いたFW大久保嘉人(31=川崎)が前回の2010年南アフリカ大会に続いてワールドカップ(W杯)メンバーに選ばれた。
 「カワシマ、ニシカワ…」。GKから順番にアルベルト・ザッケローニ監督(61)が読み上げたリストの16番目。同じく当落線上にいたMF青山敏弘(28=広島)に続いて「オオクボ」の声が響くと、会場を埋めたマスコミ関係者からも思わずどよめきがあがった。
 ザッケローニ監督はメンバー選考について「最後の最後まで考えた」と明かし、「悩みどころはボランチを1枚多く連れて行こうか…と。そうなるとFWを1枚削るのか、DFラインを1枚削るのか。リストを見て見てもらえば分かる通り、最終的には攻撃の選手を多く連れて行くことにした」とし、前線では大久保に加えてドリブラーを得意とするFW齋藤学(24=横浜)を選出。主将で主力ボランチのMF長谷部誠(30=ニュルンベルク)が故障明けで不安が残ることからJリーグ2連覇の広島で中盤の底を仕切る青山を選んだ。
 大久保にとっては、昨年他界した父・克博さん(享年61)の一周忌にあたる5月12日に届いた吉報。「日本代表になれ 空の上から見とうぞ」と遺書にしたため、最期まで息子の代表復帰を願った最愛の父に2度目の大舞台でその実力を見せつける。

【大久保招集はサプライズじゃない】
 12日発表されたワールドカップ(W杯)ブラジル大会に臨む日本代表メンバーで最も“サプライズ”と言えるのは、FW大久保嘉人(=川崎)の招集だった。
 選考基準として「積み上げてきたものを大事にした」と説明する一方で、長く代表を離れていた大久保を選出したことについて問われたザッケローニ監督は「これまでどうして呼ばなかったかを説明した方が早いだろう」と切り出し、「経験があり(得点への)嗅覚があり、どう動いたらチャンスが生まれるか、よくわかっている選手」と大久保の長所を列挙。「これまでは、彼以外の選手達を成長させることが大切だったと考えていた」と説明した。
 「(大久保だけでなく)ギリギリのタイミングでも、計算のできる選手、チームに何を与えてくれる選手か、という情報は自分の中で持ち続けていた」とも話し、指揮官の中では決して“サプライズ”ではなかったことを強調した。

【大久保はサプライズ選出に「やれる自信ある」】
 日本サッカー協会は本日12日、6月に開幕するワールドカップ(W杯)ブラジル大会に臨む日本代表メンバー23選手を発表し、昨季26得点を挙げてJリーグ得点王に輝き、今季もJ1で日本人最多の8得点をマークしているFW大久保嘉人(31=川崎)がサプライズ選出された。
 羽田空港で会見した大久保は2大会連続の選出に「選ばれたらサプライズと思っていた」というベテランは「経験がある分、やれる自信はある」と頼もしく答えた。求められるのはもちろん得点だが、最近の日本代表については「ゴール前でワクワク感がないような気がする。そういうプレーができればいい」とザック・ジャパンでの存在感をアピールしていく。

【ザック監督、ブラッター会長に直訴】
 6月に開幕するワールドカップ(W杯)ブラジル大会に臨む日本代表メンバーを発表したザッケローニ監督がFIFAのブラッター会長に電話し、メンバー枠の拡大を直訴したことを明かした。
 今回の選考で「最も悩んだこと」の質問に対し「4年間、代表に貢献してくれた選手を外したことと若い選手を選べなかったこと」を挙げ「ブラッター会長に電話して“23人以上呼べないか”と掛け合ったが、叶わなかった」と話した。

【海外組は過去最多の12人】
 日本サッカー協会は本日12日、6月12日に開幕するワールドカップ(W杯)ブラジル大会に臨む日本代表23選手を発表した。海外組は、香川(マンチェスター・ユナイテッド)や本田(ミラン)ら歴代最多となる12人が選ばれた。これまでの最多は2006年ドイツ大会の6人。2010年南アフリカ大会、2002年日韓大会は4人、1998年フランス大会は0人だった。

【“常連”細貝らが落選】
 日本サッカー協会は本日12日、6月に開幕するワールドカップ(W杯)ブラジル大会に臨む日本代表メンバー23選手を発表。前回の2010年南アフリカ大会メンバーで、逆転でのW杯メンバー入りを果たした大久保のチームメートでもあるMF中村憲剛(33=川崎)に吉報は届かなかった。
 代名詞でもある精度の高いスルーパスに加えて自らゴールを決める決定力も併せ持つ中村は、メンバー発表前ラストマッチとなった10日の鹿島戦(等々力)でも2アシストをマーク。ボランチやトップ下など複数のポジションをこなせるユーティリティー性もあるが、2大会連続での出場は叶わなかった。
 Jリーグを沸かせる若手選手たちの多くもメンバーから漏れた。ドリブルを武器にサイドからカットインしてのシュートが魅力のFW原口元気(23=浦和)は2012年ロンドン五輪に続いての落選。開幕前の左腓骨筋腱脱臼から復帰したFW宇佐美貴史(22=G大阪)も逆転での選出は叶わず、1995年1月生まれのFW南野拓実(19=C大阪)は1998年フランス大会のMF小野伸二(34=ウェスタン・シドニー)以来となる10代でのW杯メンバー入りはならなかった。
 また、ザックジャパンの常連だったMF細貝萌(27=ヘルタ・ベルリン)、FW乾貴士(25=フランクフルト)も自身初のW杯メンバー入りは叶わず。“ベテラン枠”として一部でメンバー入りを熱望する声もあったFW三浦知良(47=横浜FC)、MF中村俊輔(35=横浜M)、DF中澤佑二(36=横浜M)、DF田中マルクス闘莉王(33=名古屋)らもメンバーに名前はなかった。

【豊田、初のW杯叶わず】
 豊田(鳥栖)は、初めてのW杯出場は叶わなかった。メンバー入りしなかった場合は記者会見しない予定だったが、「僕に少しでも期待してくれた方々にメッセージを残さないと」と、佐賀市内で会見。「残念だったけど、僕のサッカー人生がこれで終わるわけじゃない。しっかり切り替える、いい機会にしたい」とはきはきと語った。
 発表時は自宅で家族とテレビ中継を見ていたという。J1得点ランキング3位の7点を挙げているが、「自分の実力が足りなかった。アピールしきれなかった点は、今後の糧にしないといけない」と受けとめた。
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帰国
 6月に開幕するW杯ブラジル大会の日本代表メンバー23人に選出された香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)は本日12日に帰国、羽田空港で取材に対応し、本番への意気込みを語った。
 選出は「機長から教えてもらった。ご配慮いただきました」という香川。「率直に嬉しい」と言いつつも「今はメンバーに入ることが目標じゃないんで」とエースの自覚をにじませた。
 2010年南アフリカ大会はサポートメンバー。その悔しさをバネにドイツに渡り、自分を高めてきた。だが、今季は厳しい立場に置かれている。「去年までの3年間は優勝したけど、今年は環境が変わり、監督が変わって難しい1年だった。それがワールドカップ前だったのも意味があるんだと思う」と香川。アフリカからの4年間の経験を「ピッチで表現したい」と静かに闘志を燃やした。
 シャルケの内田篤人らも帰国した。

【香川、4年前の雪辱を】
 朗報がプレミアリーグでの悔しい思いをしばし忘れさせた。「小さい頃から、夢見ていた。楽しみたい」。4年前は落選し、破れたW杯出場の夢。晴れてメンバー入りした香川真司は、1ヶ月後に迫った大舞台を思って目を輝かせた。
 南アフリカ大会には、サポートメンバーとして同行。「南アフリカでは悔しい思いをした」。グループリーグを突破したチームの歓喜の輪を外から眺める悔しさは、並大抵ではなかった。
 その思いを胸に、ドイツへ渡ってドルトムントで2連覇。昨季からは世界屈指のビッグクラブであるマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に移籍し、1年目で優勝を味わった。世界のトップレベルで4年間戦い続けた日本人は、香川しかいない。
 今季は定位置を確保できず、公式戦ノーゴールに終わった。その苦しみも「精神的なものなど学ぶことはたくさんあった」と今は振り返れる。様々な経験が、W杯で躍進を目指す日本には大きな力になるはずだ。
 落選した細貝萌(ヘルタ・ベルリン)からは、さっそく激励の連絡を受けたという。その悔しさを、香川はもちろん知っている。仲間の思いと多くの期待を背負い、ブラジルへ旅立つ。

【本田「最高の準備を」】
 ミランの本田は2大会連続の代表選出。イタリアでリーグ最終戦を残す本人はブログを更新し、「全てを出してプレーすることで、結果として何か伝わってくれれば満足。個人的な思いも入っている大会なので、最高の準備をしたい」とのコメントを載せた。
 石川・星稜高の恩師、河崎護監督は金沢市の同校で取材に応じ、本田の代表での役割についてコメント。前回南アフリカ大会の活躍を「そこまで彼が中心になるとは思わなかった。うまく周りの選手に生かされてゴールを奪うことができた」と振り返った。ブラジルに向けては「今回は期待されていると思う。彼の活躍なくして日本代表の勝利は簡単ではない」と期待を寄せた。

【長谷部はW杯不選出組にも思い】
 ニュルンベルクの日本代表主将・長谷部誠(30)が本日12日、自身のブログを更新し代表選出に感謝と喜びをつづった。
 「ブラジルW杯の日本代表メンバーに選ばれ大変光栄に、そして嬉しく思います」とつづり、「それと同時に、W杯予選を共に戦ってきた仲間をはじめ選ばれなかった選手達が沢山います。その選手達の気持ちを想像すると彼らの思いを背負って戦うとは到底言う事は出来ませんが、身の引き締まる思いです」とW杯に行けない選手らにも思いをはせた。
 最後に「怪我をしてから今日まで本当に多くの方々に支えられてきました。僕を支え背中を押して下さる全ての方々の想いと共に戦っていきたいと思っています」と右膝を手術し10日のシャルケ戦で140日ぶりに復帰がかなったことを感謝し、1ヶ月後の本番への意気込みを語って締めくくった。

【長友はブログで喜び】
 インテルのDF長友佑都が自身のブログを更新。前回の2010年南アフリカ大会に続き2度目のW杯日本代表選出に「きっとこの感動は何度出場しても変わらないものだと思います」と喜んだ。
 長友にとってW杯は、両親や友人を始めとした応援してくれる人々へ「恩返しできる最高の舞台」。メンバーに選ばれ改めて思うことは、強い責任と誇り。「W杯をずっと目指してきた選手。惜しくも選出されなかった選手。子供の頃からこの大会に出るのが夢だったけど怪我をしてサッカーを断念した人。僕達に夢を託しているサポーターのみなさん。全ての人達の想いを、選ばれた選手は背負って、プレー、行動していかなくてはならない」と大舞台に立てない選手やサポーターの想いを胸に戦うことを誓った。

【遠藤、今野も目標は優勝】
 W杯日本代表に選出されたG大阪のMF遠藤保仁とDF今野泰幸が揃って会見。ともに優勝を目標に掲げた。
 2006年ドイツ大会、2010年南アフリカ大会に続き3度目のW杯代表選出となる遠藤は「メンバーの誰よりもワールドカップを経験していると思いますし、チーム全体として1つにまとまって大会に臨めるような雰囲気を作っていければ」と最年長としてまとめ役を買って出た。
 今野は前回大会の直前に左膝靭帯を痛め、本大会は第3戦のデンマーク戦に後半43分から途中出場するにとどまった。「前回のことは忘れていますし、全く関係ないです」ときっぱり。「今の僕は後々のことを考えるといろいろ考えてしまってネガティブになってしまうので、今を頑張ろうということだけ意識してやっています」と話した。
 DF内田篤人(シャルケ)、DF吉田麻也(サウサンプトン)、MF長谷部誠(ニュルンベルク)ら故障の影響が心配されるメンバーについて遠藤は「まだ1ヶ月近くありますし、十分コンディション戻せる時間はあると思います」と心配はしていないという。
 FW本田圭佑(ミラン)、DF長友佑都(インテル)ら優勝を目標に掲げるメンバーもいることを引き合いに、目標を問われた2人は「優勝を狙えるチャンスがある限りは優勝を狙います」(遠藤)、「ものすごく難しいとは思いますけど、やってみないとサッカーはわからないし、高いところ目指している選手がたくさんいるので、僕もまずは優勝目指してそれに向けてしっかりトレーニングしたいなと思っています」と決意を口にした。

【森重と権田が会見】
 サッカーW杯ブラジル大会に臨む日本代表に選出されたFC東京のDF森重真人、GK権田修一が本日12日、味の素スタジアムで会見を行い、抱負を述べた。
 昨年7月の東アジアカップでザックジャパンに初招集され代表切符を掴みとった森重は「選ばれたことは素直に嬉しい気持ちでいっぱい。それと同時に責任感を感じている。スタメンに名を連ねて戦いたい思いが強いので、しっかり準備したい」とレギュラー奪取を誓った。
 各年代で代表に選ばれ、2012年ロンドン五輪の守護神を務めた権田は「W杯は強豪国と真剣勝負ができる場。ロンドン五輪の時は(目標を)全部の試合に出ますと言って3位決定戦になってしまったので、今回は全部の試合に勝ちたい」と意気込んだ。

西川周作(浦和)
「名前が呼ばれるまではドキドキした。選ばれて大変光栄に思う。やっとスタートラインに立てた。嬉しさよりも、どうやってゴールを守るかだけを考えて、いい準備をしてW杯に臨めるようにしたい。試合で使う、使わないはザックさんの判断。どの役割を任されても、その役割を全うしたい」

伊野波雅彦(磐田)
「小さい頃から夢だったW杯に出場する権利をもらえてすごく嬉しい。先発を目指してやっていきたい」

内田篤人(シャルケ)
「2月の怪我から回復するためサポートしてくださった全ての方々に感謝しています。シャルケは日本で治療したいと言う僕の想いを理解してくれました。医療スタッフの方々は僕を元通りにするために全力を尽くしてくれました。またJISS(国立スポーツ科学センター)で出会ったお互いに怪我で苦しんでいたアスリートには刺激を貰いました。コートジボアール戦までの1ヶ月、毎日を大事にしながら万全の準備をしてブラジルのピッチに立ちたいと思います。応援宜しくお願い致します」

酒井宏樹(ハノーバー)
「発表までの間、こんなにソワソワすると思いませんでした。小さい頃からの夢を1つ叶えたことをとても誇りに思います。その夢の舞台の大きさを噛みしめ、全力でプレーします」

酒井高徳(シュトゥットガルト)
「日の丸を背負って、日本代表として、新潟代表として、“酒井高徳”らしくやっていきたいです。一言で言うとホッとしました。こっちでシーズンを通して懸命にやってきて、選ばれなくても悔いはないと思っていましたが、いざ発表の瞬間は本当にドキドキしていました。『4年後は自分がこの舞台にいる』と決めて必死にやってきたので、掴めたことにホッとする思いと、嬉しさがあります。ワールドカップで特定のどのチーム、どの選手と戦いたいという気持ちは特にありませんが、どことやるのであっても、自分の100%をぶつけたいと思っていますし、日本が目標とする優勝のために、どのチームとの対戦もとても楽しみです」

青山敏弘(広島)
「自分の名前を呼ばれて、あらためて責任を自覚しています。とても光栄なブラジルW杯の日本代表メンバーに選ばれて、感謝の思いしかありません。僕はサンフレッチェで育ち、ここまで大きくしていただいたクラブや関係者、監督、スタッフ、チームメート、サポーターの皆さんに感謝したいです。ブラジルで頑張ってきます!」

山口蛍(C大阪)
「自分1人の力では選ばれなかっただろうし、いろんな方のサポートがあって、この選出になったと思います。自分に関わってくれた全ての方に感謝し、ワールドカップという大きな舞台で、しっかりと自分のプレーをしたいです。また、セレッソの代表としていくので、最後までそれを忘れずにしっかりと戦っていきたいと思います」

本田圭佑(ミラン)
「個人的な思いも入っている大会なので、最高の準備をしたい。全てを出してプレーすることで、結果として(子供達に)何かが伝わってくれれば満足」

柿谷曜一朗(C大阪)
「セレッソ大阪の選手としてワールドカップ代表に選ばれたのは、森島(寛晃)さんや西澤(明訓)さんだけだったので、そういう選手になりたいと思ってやってきました。その夢が叶って今は本当に嬉しく思います。選ばれたからには責任だったり、みんなからの期待の大きさだったりがあると思うし、いろいろなプレッシャーがこれから大きくなってくると思うけれど、日本人の代表として世界でしっかり日本のサッカーをアピールしたいです。セレッソの代表だということを忘れずにプレーしていきたいです」

齋藤学(横浜M)
「選ばれたことは嬉しいが、ここからがスタート。自分が日本代表を勝たせられるように頑張りたい。日本の歴史をつくる思いを持って挑みたい」

大迫勇也(1860ミュンヘン)
「1月に、ドイツへ移籍した最大の理由は成長してワールドカップで活躍するためだったので、まずはメンバーに選ばれて嬉しく思います。個人的にはワールドカップが初めての大きな国際大会になるので、自分の力がどこまで通用するのか楽しみですし、必ず結果を残したいと思っています。僕のゴールで、応援してくださっている方々を熱狂させられるよう、良い準備をして本番に臨みたいです」
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ACL展望
アジアチャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦第2戦日程

13日(火)

日本時間19:30〜
浦項スティーラース(韓国)vs全北現代(韓国)
第1戦=全北現代1―2浦項スティーラース

日本時間21:00〜
広州恒大(中国)vsC大阪
第1戦=C大阪1―5広州恒大
(天河体育中心体育場)

日本時間25:00〜
アル・アイン(UAE)vsアル・ジャジーラ(UAE)
第1戦=アル・ジャジーラ1―2アル・アイン

日本時間26:45〜
アル・シャバブ(サウジアラビア)vsアル・イティハド(サウジアラビア)
第1戦=アル・イティハド1―0アル・シャバブ

14日(水)

日本時間18:30〜
ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)vs広島
第1戦=広島3―1ウェスタン・シドニー
(パラマタ・スタジアム)

日本時間19:30〜
FCソウル(韓国)vs川崎
第1戦=川崎2―3FCソウル
(ソウルW杯スタジアム)

日本時間24:00〜
フゼスタン(イラン)vsアル・サッド(カタール)
第1戦=アル・サッド0―0フゼスタン

日本時間27:00〜
アル・ヒラル(サウジアラビア)vsブニョドコル(ウズベキスタン)
第1戦=ブニョドコル0―1アル・ヒラル

ACLグループリーグ順位表
(全6節終了)

…決勝トーナメント進出

グループA:

1位.アル・シャバブ
5勝0分1敗(勝ち点15)
得点12・失点8・得失点差+4

2位.アル・ジャジーラ
3勝1分2敗(勝ち点10)
得点12・失点10・得失点差+2


3位.エステグラル
2勝1分3敗(勝ち点7)
得点7・失点7・得失点差±0

4位.アル・ラヤン
1勝0分5敗(勝ち点3)
得点9・失点15・得失点差-6

グループB:

1位.フゼスタン
4勝2分0敗(勝ち点14)
得点11・失点3・得失点差+8

2位.ブニョドコル
2勝2分2敗(勝ち点8)
得点7・失点7・得失点差±0


3位.エルジャイシュ
2勝2分2敗(勝ち点8)
得点6・失点6・得失点差±0

4位.アル・ファテ
0勝2分4敗(勝ち点2)
得点3・失点11・得失点差-8

グループC:

1位.アル・アイン
3勝2分1敗(勝ち点11)
得点14・失点7・得失点差+7

2位.アル・イティハド
3勝1分2敗(勝ち点10)
得点8・失点6・得失点差+2


3位.ラフウィヤ
2勝1分3敗(勝ち点7)
得点5・失点10・得失点差-5

4位.トラクトールサジ
1勝2分3敗(勝ち点5)
得点4・失点8・得失点差-4

グループD:

1位.アル・ヒラル
2勝3分1敗(勝ち点9)
得点12・失点7・得失点差+5

2位.アル・サッド
2勝2分2敗(勝ち点8)
得点8・失点14・得失点差-6


3位.アル・アハリ
1勝4分1敗(勝ち点7)
得点6・失点6・得失点差±0

4位.セパハン
2勝1分3敗(勝ち点7)
得点9・失点8・得失点差+1

グループE:

1位.浦項スティーラース
3勝3分0敗(勝ち点12)
得点12・失点7・得失点差+5


2位.C大阪
2勝2分2敗(勝ち点8)
得点10・失点9・得失点差+1


3位.ブリーラム・ユナイテッド
1勝3分2敗(勝ち点6)
得点5・失点9・得失点差-4

4位.山東魯能
1勝2分3敗(勝ち点5)
得点9・失点11・得失点差-2

グループF:

1位.FCソウル
3勝2分1敗(勝ち点11)
得点9・失点6・得失点差+3


2位.広島
2勝3分1敗(勝ち点9)
得点9・失点8・得失点差+1


3位.セントラルコースト
2勝0分4敗(勝ち点6)
得点4・失点7・得失点差-3

4位.北京国安
1勝3分2敗(勝ち点6)
得点7・失点8・得失点差-1

グループG:

1位.広州恒大
3勝1分2敗(勝ち点10)
得点10・失点8・得失点差+2

2位.全北現代
2勝2分2敗(勝ち点8)
得点8・失点7・得失点差+1


3位.メルボルン・ビクトリー
2勝2分2敗(勝ち点8)
得点9・失点9・得失点差±0

4位.横浜M
2勝1分3敗(勝ち点7)
得点7・失点10・得失点差-3

グループH:

1位.ウェスタン・シドニー
4勝0分2敗(勝ち点12)
得点11・失点5・得失点差+6

2位.川崎
4勝0分2敗(勝ち点12)
得点7・失点5・得失点差+2


3位.蔚山現代
2勝1分3敗(勝ち点7)
得点8・失点10・得失点差-2

4位.貴州人和
1勝1分4敗(勝ち点4)
得点4・失点10・得失点差-6

 J1のC大阪は中国の広州で明日13日午後8時(日本時間同午後9時)に、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦第2戦で広州恒大(中国)と対戦する。本日12日は会場で最終調整し、公開された練習冒頭ではワールドカップ(W杯)代表に選出された柿谷や山口らがリラックスした表情でパスゲームなどに汗を流した。
 ホームの第1戦で1―5と大敗し、準々決勝進出は難しい状況にある。練習前に記者会見したポポビッチ監督は「チャンスは大きくないが、可能性がある限り全力で戦う。第1戦で見せられなかった戦う姿勢を示したい」と意気込んだ。

【C大阪はフォルランら同行せず】
 明日13日にACL決勝トーナメント1回戦第2戦、広州恒大戦を控えるC大阪が11日、広州入りした。ウルグアイ代表FWフォルラン、DF酒本は同行せず。ルーキーDF小谷の初のベンチメンバー入りが確実となった。
 C大阪はホームでの第1戦で1―5で大敗。準々決勝に進出するためには、大量得点での勝利が必要となる。ポポビッチ監督は主力2人を同行させなかった理由について「日程を考えた。試合数も多いので、休ませないといけない。次の(17日の)浦和戦がある」と説明した。
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6試合ぶり白星
J2第13節最終日結果

札幌0―1愛媛
(札幌ド/6646人)
≪得点者≫
愛媛:藤直也20

J2順位表
(第13節終了時)

…J1昇格
…J1昇格プレーオフ出場
…J2残留・昇格プレーオフ出場
…J3降格

1位.湘南
13勝0分0敗(勝ち点39)
得点37・失点6・得失点差+31


2位.磐田
8勝3分2敗(勝ち点27)
得点24・失点12・得失点差+12


3位.松本
8勝2分3敗(勝ち点26)
得点23・失点13・得失点差+10


4位.京都
6勝5分2敗(勝ち点23)
得点21・失点12・得失点差+9


5位.北九州
7勝1分5敗(勝ち点22)
得点16・失点14・得失点差+2


6位.長崎
5勝5分3敗(勝ち点20)
得点19・失点14・得失点差+5


7位.栃木
6勝2分5敗(勝ち点20)
得点15・失点11・得失点差+4

8位.水戸
5勝4分4敗(勝ち点19)
得点12・失点10・得失点差+2

9位.岡山
5勝4分4敗(勝ち点19)
得点10・失点10・得失点差±0

10位.福岡
5勝4分4敗(勝ち点19)
得点18・失点19・得失点差-1

11位.大分
5勝4分4敗(勝ち点19)
得点12・失点15・得失点差-3

12位.山形
4勝5分4敗(勝ち点17)
得点14・失点13・得失点差+1

13位.岐阜
5勝2分6敗(勝ち点17)
得点18・失点18・得失点差±0

14位.熊本
4勝5分4敗(勝ち点17)
得点15・失点17・得失点差-2

15位.千葉
4勝5分4敗(勝ち点17)
得点16・失点21・得失点差-5

16位.札幌
4勝4分5敗(勝ち点16)
得点11・失点12・得失点差-1

17位.愛媛
3勝4分6敗(勝ち点13)
得点10・失点12・得失点差-2

17位.群馬
4勝1分8敗(勝ち点13)
得点10・失点17・得失点差-7

18位.東京V
3勝3分7敗(勝ち点12)
得点10・失点16・得失点差-6

19位.横浜FC
3勝3分7敗(勝ち点12)
得点10・失点17・得失点差-7

21位.富山
1勝2分10敗(勝ち点5)
得点7・失点25・得失点差-20


22位.讃岐
0勝2分11敗(勝ち点2)
得点7・失点29・得失点差-22


J2得点ランキングベスト10
(第13節終了時)

1位.大黒将志(京都)11
2位.船山貴之(松本)9
3位.ウェリントン(湘南)8
3位.前田遼一(磐田)8
5位.瀬沼優司(栃木)7
6位.ナザリト(岐阜)6
7位.佐藤洸一(長崎)5
7位.難波宏明(岐阜)5
9位.大槻周平(湘南)4
9位.武富孝介(湘南)4
9位.遠藤航(湘南)4
9位.岩上祐三(松本)4
9位.三平和司(京都)4
9位.池元友樹(北九州)4
9位.馬場賢治(水戸)4
9位.石津大介(福岡)4
9位.城後寿(福岡)4
9位.ケンペス(千葉)4

 J2第13節最終日は本日12日、札幌ドームで残りの1試合が行われ、愛媛がアウェーで札幌に1―0で勝ち、勝ち点を13に伸ばして17位に上がった。札幌は同16で16位に後退。
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フル出場
ベルギージュピラーリーグ優勝プレーオフ第8節結果

スタンダール・リエージュ0―1クラブ・ブルージュ
(スタッド・モーリス・デュフラン/29000人)
≪得点者≫
クラブ・ブルージュ:ソボタ57
≪出場メンバー≫
【スタンダール】
GK:
川島永嗣
DF:
オパレ、シマン、カヌ、ヴァン・ダメ
MF:
デ・サール、バイエンス(70分ビュロ)、カルセラ・ゴンサレス、ムジャンギ・ビア(31分ムポク)
FW:
デ・カマルゴ(74分エゼキエル)、バチュアイ

アンデルレヒト4―0ゲンク
≪得点者≫
アンデルレヒト:ブルーノ17、ナハル44、ブルーノ54、プラート81

ズルテ・ワレヘム3―1ロケレン
≪得点者≫
ズルテ・ワレヘム:T・アザール13、コンテ16、シラ90
ロケレン:デ・パウ90

ベルギージュピラーリーグ優勝プレーオフ順位表
(第8節終了時)

…CLプレーオフ出場
…ELプレーオフ出場

1.アンデルレヒト(45)+8
2.クラブ・ブルージュ(45)+4

3.スタンダール・リエージュ(43)0
4.ズルテ・ワレヘム(41)+4

5.ロケレン(34)-7
6.ゲンク(29)-9

 ベルギージュピラーリーグ優勝プレーオフは11日、第8節が行われ、日本代表GK川島永嗣の所属する首位スタンダール・リエージュはホームで3位クラブ・ブルージュと対戦し、0―1で敗れた。川島は24試合連続のフル出場。約10ヶ月ぶりに練習に復帰したFW小野裕二はベンチ入りしなかった。
 優勝プレーオフは第7節を終えて、スタンダールが勝ち点43で首位につけているが、勝ち点1差で2位アンデルレヒト(得失点差+4)、3位クラブ・ブルージュ(+3)が並んでいる。スタンダールは残り3試合で勝ち点を取りこぼすことなく、首位で終えて、優勝と来季の欧州チャンピオンズリーグの出場権獲得を狙う。
 前節、6試合ぶりの白星を挙げたスタンダールは、試合開始から相手ゴールに迫った。前半18分、右クロスをFWミッキー・バチュアイが頭で合わせたが、GKに阻まれる。さらに同39分には右FKから、ゴール前に走り込んだDFカヌが右足で合わせたが、GKの正面を突き、なかなか先制点を挙げることができない。
 0―0で折り返した後半もスタンダールが試合を優位に進める。しかし、なかなかゴールネットを揺らせないでいると同13分に痛恨の先制点を許してしまう。PAの外でボールを回され、最後はMFバルデマル・ソボタにドリブルで中央を突破されて右足シュート。川島も懸命に飛びついたが、右手をかすめて、ゴールに収まった。
 1点を追う展開となったスタンダールはさらに攻勢を強める。しかし、クラブ・ブルージュの守備を突破できず、1点が遠い。スタンダールは終盤の猛攻も実らず、そのまま0―1で上位対決を落とし、首位陥落。さらにアンデルレヒトが大勝したため、3位にまで後退した。3連覇を目指すアンデルレヒトは今季初の首位に浮上した。
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フル出場
ドイツブンデスリーガ2部第34節(最終節)結果

ウニオン・ベルリン1―11860ミュンヘン

FSVフランクフルト2―0ケルン

パダーボルン2―1アーレン

グロイター・フュルト2―0ザントハウゼン

ドイツブンデスリーガ2部順位表
(全34節終了)

…優勝&1部昇格
…1部昇格
…1、2部残留・昇格プレーオフ出場
…2、3部残留・昇格プレーオフ出場
…3部降格

1. ケルン(68)+33
2. パダーボルン(62)+15
3. グロイター・フュルト(60)+26
4. カイザースラウテルン(54)+16
5. カールスルーエ(50)+13
6. デュッセルドルフ(50)+1
7. 1860ミュンヘン(48)-3
8. ザンクト・パウリ(48)-5
9. ウニオン・ベルリン(44)+1
10.インゴルシュタット(44)+1
11.アーレン(44)-3
12.サンドハウゼン(44)-6
13.FSVフランクフルト(41)-5
14.E・アウエ(41)-12
15.ボーフム(40)-13
16.ビーレフェルト(35)-18
17.D・ドレスデン(32)-17
18.コットブス(25)-24


 ドイツブンデスリーガ2部は11日、最終節の全9試合が行われ、FW大迫勇也の所属する7位1860ミュンヘンは敵地で11位ウニオン・ベルリンと1―1で引き分けた。大迫はフル出場したが、3試合連続ゴールはならず。最終節は無得点でドイツでのシーズンを終えた。
 1860ミュンヘンは前半17分、MFモリッツ・シュトッペルカンプの右CKにDFグジェゴジ・ボイトコビアクが頭で合わせて先制。前半を1点リードで折り返したが、後半4分に追い付かれた。結局、試合はそのまま1―1で終了。1860ミュンヘンの連勝は3で止まり、最終節を勝利で飾ることはできなかった。
 今年1月の移籍市場で1860ミュンヘンに加わった大迫は15試合全てに先発出場し、6ゴール2アシストを記録。2部リーグとはいえ、加入からの半年間でしっかりと得点力を発揮した。
 MF長澤和輝の所属する王者ケルンはFSVフランクフルトに0―2で敗戦。長澤は後半12分から出場した。
 2位パダーボルンの来季ドイツブンデスリーガ1部昇格が決定し、3位グロイター・フュルトが1部2部入れ替え戦で、1部16位のハンブルガーSVと対戦する。
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前半のみ出場
イングランドプレミアリーグ第38節(最終節)結果

サウサンプトン1―1マンチェスター・ユナイテッド

香川真司タッチ集
vsサウサンプトン戦
(You Tube)


ノーリッジ0―2アーセナル

マンチェスター・シティー2―0ウェストハム

リバプール2―1ニューカッスル

カーディフ・シティ1―2チェルシー

ハル・シティー0―2エバートン

トッテナム3―0アストン・ビラ

フルハム2―2クリスタル・パレス

サンダーランド1―3スウォンジー

ウェスト・ブロムウィッチ1―2ストーク・シティー

イングランドプレミアリーグ順位表
(全38節終了)

…優勝&CL出場権獲得
…CL出場権獲得
…EL出場権獲得
…イングランドチャンピオンシップ降格

1. マンチェスター・シティー(86)+65
2. リバプール(84)+51
3. チェルシー(82)+44
4. アーセナル(79)+27

5. エバートン(72)+22
6. トッテナム(69)+4

7. マンチェスター・ユナイテッド(64)+21
8. サウサンプトン(56)+8
9. ストーク・シティー(50)-7
10.ニューカッスル(49)-16
11.クリスタル・パレス(45)-15
12.スウォンジー(42)0
13.ウェストハム(40)-11
14.サンダーランド(38)-19
15.アストン・ビラ(38)-22
16.ハル・シティー(37)-15
17.ウェスト・ブロムウィッチ(36)-16
18.ノーリッジ(33)-34
19.フルハム(32)-45
20.カーディフ・シティー(30)-42


 イングランドプレミアリーグは11日、最終戦の全10試合が行われ、首位マンチェスター・シティーがホームでウェストハムを2―0で下して、2シーズンぶり4度目の優勝を決めた。2位リバプールはホームでニューカッスルに2―1と勝利したものの、24年ぶりのリーグ制覇には届かなかった。
 勝てば自力で優勝決定、引き分けでも優勝濃厚のマンCは、前9分にヤヤ・トゥーレからのパスを受けたナスリが低い弾道のシュートで先制点を挙げる。後半立ち上がりの4分に主将のコンパニーのゴールでリードを広げると、冷静な試合運びで完封勝利。ホームで最終戦にしっかりと勝って戴冠を決めると、ピッチ上にサポーターがなだれ込み、歓喜の瞬間を迎えた。
 就任1年目でチームをプレミアリーグとキャピタルワンカップ(イングランドリーグカップ)の2冠に導いたペジェグリーニ監督は、「非常に特別な時間だ。最初のこの1年間でイングランドサッカーに慣れるのは簡単ではなかったが、私は素晴らしい選手達のグループをまとめられたと思う。本当に特別だった。我々はずっと首位に立てずにいたが、残り6試合となった時、私は選手達に変化が必要だと伝え、彼らは私を信頼してくれた」と、優勝の喜びを語った。
 勝ってマンCの敗戦を願いたいリバプールは、開始20分にシュクルテルのオウンゴールで先制を許す。それでも後半18分にアッガーのゴールで試合を振り出しに戻すと、2分後にスターリッジが決めて一気に試合をひっくり返す。そのまま2―1で勝利を収めて勝ち点3を手にしたが、吉報は届かず。マンC(同86)と勝ち点2差で2位に終わった。
 リバプールの主将ジェラードは「とてもショックを受けている。個人的にはサポーターのことを思うと、はらわたが煮えくり返る気分だ。しかし落ち込んでばかりはいられない。素晴らしいシーズンだったし、来季に向けて立ち直らなければならない。このまま成長し続けることを願っているが、今はシティーを祝福しないといけない。彼らが38試合を通じてのベストだったからね」と、悔しさを滲ませながらも来季を見据え、マンCに賛辞を送った。
 このほか、チェルシーはカーディフを2―1で下して3位フィニッシュ。宮市亮所属の4位アーセナルはノーリッジに2―0で勝利。負傷中の宮市はメンバーから外れた。
 香川真司が所属する7位マンチェスター・ユナイテッドは吉田麻也が所属するサウサンプトンと1―1のドロー。この結果、マンUは今季を7位で終え、24年ぶりに欧州カップ戦出場権を逃すこととなった。香川は先発するも前半のみでピッチを後にし、無得点のままシーズン終了を迎えた。また、負傷中の吉田はベンチ入りメンバーから外れた。
 トッテナムはアストン・ビラに3―0で快勝して6位で終え、欧州リーグ出場権を獲得。今季躍進を見せたエバートンはハル・シティーを2―0で下し、5位でフィニッシュを迎えた。このほか、フルハムはクリスタル・パレスと2―2で引き分け、サンダーランドはスウォンジーに1―3で黒星。ストーク・シティーはウェスト・ブロムウィッチに2―1で競り勝った。
 プレミアリーグはこれで今季の全日程を終了し、マンC、リバプール、チェルシー、アーセナルが来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権を獲得。EL出場権はエバートンとトッテナムの手に渡った。また、ノーリッジ、フルハム、カーディフの降格が決まった。得点王には31得点を記録したスアレス(リバプール)が輝いた。
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前半のみ出場
イタリアセリエA第37節結果

アタランタ2―1ミラン

本田圭佑タッチ集
vsアタランタ戦
(You Tube)


ローマ0―1ユベントス

サンプドリア2―5ナポリ

リボルノ0―1フィオレンティーナ

ボローニャ1―2カターニャ

カリアリ0―1キエーボ

サッスオーロ4―2ジェノア

トリノ1―1パルマ

イタリアセリエA順位表
(第37節終了時)

…優勝&CL出場権獲得
…CL出場権獲得
…EL出場権獲得
…イタリアセリエB降格

1. ユベントス(99)+54
2. ローマ(85)+48
3. ナポリ(75)+34

4. フィオレンティーナ(64)+21
5. インテル(60)+24
6. トリノ(56)+10

7. パルマ(55)+10
8. ミラン(54)+7
8. ベローナ(54)-2
10.ラツィオ(53)-1
11.アタランタ(50)-7
12.サンプドリア(44)-14
13.ウディネーゼ(43)-11
14.ジェノア(41)-10
15.カリアリ(39)-16
16.サッスオーロ(34)-28
17.キエーボ(33)-21
18.ボローニャ(29)-29
18.カターニャ(29)-33
20.リボルノ(25)-36


 イタリアセリエAは11日、第37節の残り8試合が行われ、本田圭佑が所属する7位ミランはアウェーで11位アタランタに1―2で敗戦。来季の去就が不透明なセードルフ監督にはさらなるプレッシャーがかかる結果となった。本田は得意とするトップ下で先発し、0―0の前半終了で交代した。前線へパスを出して積極的にゴールを狙ったが、見せ場は皆無だった。
 アタランタとのアウェーゲームに臨んだミランは、後半立ち上がりの6分にムンタリのクロスが相手のオウンゴールを誘って先制に成功する。しかし、23分にデニスのPKで試合を振り出しに戻されると、ロスタイムには25メートルの位置からブリエンザにロングシュートを叩き込まれ、逆転負けを喫した。この試合ではミランのガーナ人DFコンスタンに対し、アタランタのサポーターの陣取るスタンドからバナナが投げつけられる人種差別的な行動も見られた。
 1月にセードルフ監督が就任して以降、チームは一定の改善を見せたものの、同監督はすでにオーナーであるベルルスコーニ氏の信頼を失ったと報じられており、今後の去就が話題となっている。同監督は試合後、「私は自分の全てを捧げているから、自分の心はハッキリとしている。最後の試合に向けて集中している」と語った。
 前節3連覇を決めたユベントスは、アウェーで2位ローマと対戦し、終了間際のオスバルドの決勝弾で1―0の白星。勝ち点を99に伸ばし、最終節で引き分け以上の結果を残せば、セリエA史上初の勝ち点100達成となる。また、3位が確定しているナポリはアウェーでサンプドリアに5―2で大勝している。
 この日行われたそのほかの試合では、フィオレンティーナはリボルノを1―0で下し、カターニャはボローニャに2―1で勝利。キエーボはカリアリに1―0で競り勝ち、サッスオーロはジェノアを4―2で下した。トリノとパルマの試合は1―1の引き分けに終わった。
 なお、今節黒星を喫したミランは勝ち点を54から伸ばせず8位タイとなっているが、トリノ(勝ち点56)とパルマ(同55)が引き分けに終わったため、わずかながら来季の欧州リーグ出場権獲得の可能性が残った。また、18位タイのボローニャ、18位タイのカターニャ、20位リボルノの3チームは、来季のセリエB降格が決定した。

【イタリア各紙が本田に低評価】
 サッカーのイタリアセリエAで11日、1―2で敗れたアタランタ戦の前半で退いたミランの本田圭佑に、本日12日付のイタリア各紙は低評価を下した。ガゼッタ・デロ・スポルト、コリエレ・デロ・スポルト、トゥット・スポルトは全て4.5点にとどまった。
 ガゼッタ・デロ・スポルトは「最も落胆した1人」「当初から疑問だったが、それは事実となり、困惑を生んだ」と酷評だった。
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最終節持ち越し
スペインリーガエスパニョーラ第37節結果

アトレティコ・マドリード1―1マラガ

エルチェ0―0バルセロナ

セルタ2―0レアル・マドリード

アスレティック・ビルバオ1―1レアル・ソシエダ

ヘタフェ1―0セビージャ

グラナダ0―2アルメリア

ベティス4―3バジャドリード

エスパニョール1―1オサスナ

スペインリーガエスパニョーラ順位表
(第37節終了時)

…CL出場権獲得
…EL出場権獲得
…スペインリーガエスパニョーラ2部降格

1. アトレティコ・マドリード(89)+51
2. バルセロナ(86)+67
3. レアル・マドリード(84)+64
4. アスレティック・ビルバオ(69)+27

5. セビージャ(60)+15
6. レアル・ソシエダ(59)+8

7. ビジャレアル(56)+15
8. セルタ(49)-4
9. レバンテ(48)-7
10.バレンシア(46)-3
11.ラージョ(43)-33
12.エスパニョール(42)-8
13.マラガ(42)-8
14.エルチェ(40)-18
15.アルメリア(39)-28
16.ヘタフェ(39)-20
17.グラナダ(38)-25
18.オサスナ(36)-31
19.バジャドリード(36)-21
20.ベティス(25)-41


 スペインリーガエスパニョーラは11日、第37節の残り8試合が行われ、首位アトレティコ・マドリードはホームでマラガと1―1で引き分け、2位バルセロナもアウェーイでエルチェと0―0のスコアレスドローに終わった。一方で、3位レアル・マドリードはセルタに0―2で敗れ、1試合を残してリーグ制覇の可能性が消滅。優勝争いはアトレティコとバルサに絞られ、最終節の直接対決で王者が決定することになった。
 1996年以来の優勝に迫るアトレティコは後半20分に先制点を奪われるが、29分にアルデルヴァイレルトのゴールで試合を振り出しに戻す。バルサとレアルの結果次第では、この試合に勝てば優勝が可能なアトレティコは、終盤にもゴールに迫るが逆転弾は生まれず。勝ち点1を得るにとどまった。
 一方、自力優勝の可能性が復活したバルサも足踏み。立ち上がりにイニエスタがボレーでエルチェゴールに迫るもクロスバーに阻まれる。その後もメッシやサンチェスがチャンスを迎えるが、最後までネットを揺らすことができずに0―0で引き分けた。
 3位レアル・マドリードはアウェーでセルタに0―2で敗れ、優勝の可能性が完全に消滅した。この試合を前にすでに優勝の可能性が限りなく低くなっていたレアルは、24日に行われるアトレティコとの欧州チャンピオンズリーグ決勝を見据え、負傷中のクリスティアーノ・ロナウドのほか、ベイルやディ・マリアといった主力を温存し、その結果黒星を喫した。
 この結果、優勝争いは残り1試合で首位アトレティコ(勝ち点89)と2位バルサ(同86)に絞られた。両チームは18日の最終節で、タイトルを懸けてバルサの本拠地「カンプ・ノウ」で直接対決する。アトレティコはこの試合に引き分け以上で優勝が可能。敗れた場合は勝ち点で並ぶものの、直接対決の結果によりバルサの逆転優勝となる。
 なお、最終節で直接対決を制したチームが優勝というドラマティックな展開となるのは、リーガの歴史のなかで1951年以来3度目。この時はアトレティコがセビージャを破って優勝している。
 アトレティコのシメオネ監督は試合後の記者会見で「もしシーズン序盤に我々が勝ち点3のリードを持ってカンプ・ノウでの最終節を迎えると言われても、誰も信じなかっただろう。これで(優勝の確率は)50−50だ。我々のライバルはそうした瞬間に慣れている。我々は謙虚な気持ちを持っているし、このチームが成し遂げてきたことは信じられないほど素晴らしい。多くの努力を必要としたし、最終節ではそれがいい方向に動くことを願っている」と、チームのここまでの躍進を称え、タイトルへの意気込みを示した。
 この日行われたそのほかの試合では、アスレティック・ビルバオがレアル・ソシエダと1―1で引き分け、セビージャはヘタフェに0―1で敗れた。アルメリアはグラナダを2―0で下し、ベティスはバジャドリードとの打ち合いに4―3で勝利。エスパニョールとオサスナの試合は1―1の引き分けに終わった。
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ゴール
 サッカー女子のイングランド協会(FA)カップ準決勝は11日、各地で行われ、大野忍と近賀ゆかりが所属するアーセナルが大儀見優季のチェルシーを延長の末に5―3で下し、決勝に進んだ。アーセナルは3―2の延長前半10分に大野がゴールを決めた。チェルシーは後半33分の大儀見の得点などで2度リードしたが、終盤に失点を重ねた。近賀と大儀見はフル出場し、大野は試合終了間際に退いた。アーセナルは2大会連続13度目の優勝を懸け、6月1日の決勝でエバートンと対戦する。

代表選出
 J2大分は本日、DFカン・ユング(21)が5月17日から6月2日に行われるトゥーロン国際大会(フランス)に出場するU-21韓国代表に選出されたと発表した。カンはクラブを通じ、「代表に選ばれて嬉しく思います。大分トリニータの代表として頑張ってきますので、応援をお願いします」とコメントした。

接触事故
 J2千葉は本日、FW戸島章(22)が5月11日午後4時ごろ、千葉市内で接触事故を起こしたと発表した。戸島が運転する自動車が千葉市内の道路上で車線変更を行った際、後方の確認不足により後方から直進してきた車両と接触したという。クラブは「再発防止に努めるとともに、相手の方に対して深くお詫び申し上げます。なお、軽度の接触のため、相手の方および戸島選手に怪我はありません」としている。

全治4週間
 J2山形は本日、MF汰木康也(18)が右膝外側側副靱帯損傷で全治4週間と診断されたと発表した。3日の練習中に負傷し、7日に山形市内の病院で検査を受けた。

売却
 イングランドプレミアリーグ、アストン・ビラのオーナーを務めるアメリカ人実業家のランディ・ラーナー氏は本日、クラブを売却することを明らかにした。2006年にクラブを購入したラーナー氏は「新しいオーナーとリーダーシップを探す時だ」と語った。バーミンガムが本拠地のアストン・ビラは、1890年代などリーグを7度優勝し、FA杯も7度制した古豪。2006年に就任したマーティン・オニール監督のもと、2007年から3年連続でリーグ6位の好成績を残した。しかし、2010年夏にラーナー氏が主力選手を放出すると、反発したオニール監督が開幕直前に辞任。そのシーズンから監督交代を繰り返し、ここ3年は下位に低迷し、今季も15位でリーグ戦を終えた。

ユニ交換禁止
 サッカーの試合終了後に互いの健闘を称え、ユニホームを交換する。こんな見慣れた光景が、6月開幕のワールドカップ(W杯)ブラジル大会のイラン戦ではなくなるかもしれない。イランサッカー協会が資金難を理由に「ユニホームは1着に限る」と通達したためだ。核開発に対する米欧の経済制裁の余波が、こんなところにも表れた。イランのファルス通信によると、イランサッカー協会は「毎試合ユニホームを捨てるのは無駄。選手は丁寧に扱わねばならない。お湯での洗濯は(縮むから)避けるべきだ」とした。地元記者によると、イラン代表のスポンサーの国営石油会社が昨年末に200億リアル(実勢レートで約6100万円)の提供を予定していたが、滞納。米国などによる制裁で原油輸出量が6割減った影響だという。イランサッカー協会は「選手には身なりの大切さを説いただけで、予算がないわけではない」としている。国際サッカー連盟(FIFA)の男子世界ランキングでイランは37位(日本は47位)の実力だが、予算不足でW杯直前の強化試合も強豪国とは組めなかった。W杯公式ボールを練習に使うこともできず、選手は不満を募らせている。今回のW杯でイランは2大会ぶり4回目の出場。アルゼンチン(同ランク7位)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(25位)、ナイジェリア(44位)とグループリーグで対戦する。
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