W杯王者&欧州王者の無敵艦隊スペインがまさかの敗退!!NEW!
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本日の超最新情報
2014年06月19日(木)

INDEX

王者敗退
W杯ブラジル大会グループリーグ第2戦
グループA:
カメルーン0―4クロアチア
グループB:
オーストラリア2―3オランダ
スペイン0―2チリ

W杯王者&欧州王者の無敵艦隊スペインが完敗し、2連敗でまさかの敗退が決定!前回王者が2連敗で敗退が決まるのはW杯史上初で、ブラジルの聖地マラカナンで散る!オランダとチリはともに2連勝し、決勝トーナメント進出一番乗り!クロアチアはマンジュキッチの2ゴールなどで圧勝して初勝利!カメルーンとオーストラリアは2連敗で敗退が決定!

最終調整
W杯ブラジル大会グループリーグ第2戦日程
20日(金)
グループC:
日本時間01:00〜
コロンビアvsコートジボワール
(ブラジリア国立競技場)
グループD:
日本時間04:00〜
ウルグアイvsイングランド
(サンパウロ・アリーナ)
グループC:
日本時間07:00〜
日本代表vsギリシャ代表
(ドゥナス・スタジアム)

日本代表がギリシャとの大一番に向け、試合会場のドゥナス・スタジアムで最終調整を実施!ザッケローニ監督は「決勝トーナメント進出がギリシャ戦次第であることは事実」と正念場を強調!

85人拘束
18日にリオデジャネイロで行われたW杯グループリーグ・グループBのスペインvsチリ戦の開始約1時間前に、入場券を入手できなかったチリのサポーターが腹を立てて会場のマラカナン・スタジアムに柵を破って集団で乱入し、少なくとも85人が地元警察に拘束!

本日の超サカFLASH
FIFAがW杯第9日(20日)の3試合を担当する審判団を発表、開幕戦で主審を務めた西村雄一氏はグループリーグ・グループEのホンジュラスvsエクアドルの第4審判を担当ほか


本文

王者敗退
W杯ブラジル大会グループリーグ第2戦結果

グループA:

カメルーン0―4クロアチア
(アマゾニア・アリーナ/39982人)
≪得点者≫
クロアチア:オリッチ11、ペリシッチ48、マンジュキッチ61、73
≪出場メンバー≫
カメルーン
GK:
イタンジュ
DF:
アス・エコット、エンクル、シェジュ(46分ヌンク)、エムビア
MF:
マティプ、エノー、ソング(40分)、ムカンジョ
FW:
シュポ・モティング(75分サリ)、アブバカル(70分ウェボ)
クロアチア
GK:
プレティコサ
DF:
スルナ、チョルルカ、ロブレン、プラニッチ
MF:
ラキティッチ、モドリッチ、ペリシッチ(78分レビッチ)、サミル(72分コヴァチッチ)
FW:
オリッチ(69分エドゥアルド)、マンジュキッチ

グループB:

オーストラリア2―3オランダ
(ベイラリオ・スタジアム/42877人)
≪得点者≫
オーストラリア:ケーヒル21、イェディナク54=PK
オランダ:ロッベン20、ファン・ペルシー58、デパイ58
≪出場メンバー≫
オーストラリア
GK:
ライアン
DF:
ウィルキンソン、ダヴィッドソン、スピラノビッチ、マッゴーワン
MF:
マッカイ、イェディナク、ブレッシャーノ(51分ボザニッチ)、オアー(77分タガート)、レッキー
FW:
ケーヒル(68分ハロラン)
オランダ
GK:
シレセン
DF:
フラール、デ・フライ、マルティンス・インディ(45分デパイ)、ブリント、ヤンマート
MF:
N・デ・ヨング、J・デ・グスマン(78分ワイナルドゥム)、スナイデル
FW:
ロッベン、ファン・ペルシー(87分レンス)

スペイン0―2チリ
(マラカナン・スタジアム/74101人)
≪得点者≫
チリ:E・バルガス20、アランギス43
≪出場メンバー≫
スペイン
GK:
カシージャス
DF:
アスピリクエタ、ハビ・マルティネス、セルヒオ・ラモス、ジョルディ・アルバ
MF:
シャビ・アロンソ(46分コケ)、ブスケッツ、シルバ、イニエスタ、ペドロ(76分サンティ・カソルラ)
FW:
ジエゴ・コスタ(64分トーレス)
チリ
GK:
ブラボ
DF:
イスラ、メナ、メデル
MF:
ハラ、ビダル(88分カルモナ)、アランギス(64分グティエレス)、M・ディアス、F・シルバ
FW:
E・バルガス(85分バルディビア)、A・サンチェス

2014年W杯ブラジル大会・出場登録メンバー
(全32チーム全736名)


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超最新TVスケジュール


 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会第7日は本日18日、リオデジャネイロなどでグループリーグ3試合が行われ、グループBでチリが前回南アフリカ大会覇者のスペインを2―0で破り、オーストラリアを3―2で下した前回準優勝のオランダとともに2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。スペインは2連敗で敗退が決まった。
 チリは前半20分、相手パスを奪ってから細かくボールをつなぎ、最後はバルガスが先制ゴールを決めた。43分にはFKのこぼれ球に反応したアランギスが右足で巧みに蹴り込んで加点した。後半は守備に人数をかけて得点を許さなかった。
 先制を許したスペインは焦りからか、ミスが目立った。相手の倍以上となる15本のシュートを放ったが、ペナルティーエリア内でジエゴ・コスタのシュートが阻まれるなど、再三の好機をものにできなかった。
 オランダは後半の2得点で逆転勝ちした。オーストラリアは2連敗で敗退となった。
 グループAのクロアチアはカメルーンに4―0で大勝して初勝利。2連敗のカメルーンは敗退が決まった。

【沈んだ無敵艦隊】
 無敵艦隊があえなく沈んだ。オランダに1―5で大敗した初戦から5日、待っていたのはグループリーグ敗退という、受け入れがたい現実だった。
 この日もチリに0―2完敗。試合後、デルボスケ監督は「全力を出したが、運にも恵まれなかった。2つのチームよりも、私たちの方が弱かったのかもしれない」と淡々と敗戦を受け止めた。
 グループリーグをまだ1試合残しての敗退決定。2試合で奪った得点は、オランダ戦でPKによる1点だけ。対して失点は7…。「得点が取れなかったのが痛かった」と指揮官。スペイン“最強時代”の終えんか?とする厳しい質問には「今はそれを言う時期ではない」と語ったが、その表情は沈んだままだった。

【史上初、前回王者が2連敗で敗退決定】
 まさかの2連敗で早くもグループリーグ敗退に終わった前回王者スペイン。ビセンテ・デルボスケ監督はスペインには変化が差し迫っているとして、自身の去就についても触れた。
 ユーロ2008(2008年欧州選手権)、2010年W杯、ユーロ2012(2012年欧州選手権)に続き、主要国際大会4連覇という偉業を目指して今大会に臨んだスペインだったが、初戦はオランダに1―5とまさかに大敗。後がない状況で臨んだチリ戦も、開始20分にバルガスのゴールで先制を許すと、43分には追加点を奪われ、反撃できずに敗戦。この結果、1試合を残してグループリーグ敗退が決まった。前回王者がグループリーグ敗退というのは、2002年のフランス、2010年のイタリアなど珍しいケースではないが、開幕から2連敗で前回王者がグループリーグ敗退となったのは史上初。ユーロ2008以降、6年にわたって世界のサッカーの覇権を握ってきたスペインだが、遂にその時代に幕が下ろされた。
 ユーロ2008終了後に指揮官に就任し、2010年W杯、ユーロ2012でスペインを優勝に導いたデルボスケ監督は「W杯でこのようなネガティブなことが起これば、何かしらの影響があるのは事実だ。しかし、この状況に対処して決断を下すためには多くの時間がある。我々は一度冷静になり、スペインにとって何がベストかを見つめ直す必要がある。私自身も含めてだ」とコメント。昨年11月に2016年まで契約を延長した同監督だが、指揮官の座を下りる可能性も匂わせた。
 デルボスケ監督はまた「これまでに成し遂げたことを考えれば、グループリーグで敗退すると事前に言われても、私は信じなかっただろう。今日の我々はスタートからあまりにテンポが遅く、臆病に思えた。失敗を恐れているようだった」と、予期せぬ敗退を振り返った。また「我々の失敗について、私には謝ることしかできない。我々はチリを倒せる程十分に強いチームではなかった」と、述べた。
 一方でDFセルヒオ・ラモスは「ビセンテ・デルボスケ監督は全員からのリスペクトに値するし、彼がどんな決断を下しても僕らは彼をサポートする」と、指揮官への信頼を寄せた。

【スペイン敗退で始まる“戦犯捜し”】
 バルサで勝って、バルサで負けた――。連覇を期待されながら、まさかの連敗でW杯グループリーグ敗退となったスペイン代表に対し、スペインのメディアからは過激報道が続出した。
 見出しでは「スペインはタイタニック号だった」(エルパイス紙)、「スペインは裏門から出て行った」(ムンドデポルティボ紙)などのタイトルが躍り、「ジエゴ・コスタ 失敗した実験」(マルカ紙)といった個人非難も少なくない。
 その中で議論の中心になっているのが、バルセロナとレアル・マドリードの政治的なメンバー選定だという。サッカー番組では、チリ戦で先発から外されたMFシャビ・エルナンデス(34)とDFピケ(27)が2013―2014年シーズンで不振だったバルサ所属選手だったことに言及。レアルが欧州CLを制覇し、バルサの終焉と言われたことがデルボスケ監督の采配に影響したとみられている。
 優勝した2010年W杯で挙げた8得点全てがバルサの選手によるものだったこともあり、反バルサの動きが加速。番組が行った緊急アンケートには「代表が負けたのはマルティーノのせいだ」とバルサの前監督だったヘラルド・マルティーノ氏(51)の責任を問う声もある。
 さらには、FWビジャ(32)が米MLSのニューヨーク・シティーに移籍が決まり、シャビ・エルナンデスもバルサからカタールのアルアラビへの移籍が確実視されていることについて、アス紙では「引退間際の2人を代表に入れること自体、いい兆候とは言えなかったのではないか」と今回の招集メンバーについても厳しく批判した。世界王者の衝撃的な敗退の余波はまだまだ広がっていきそうだ。

【カメルーン報道陣、会見で指揮官糾弾】
 カメルーンの報道陣は大敗後の記者会見で、フィンケ監督に対して矢継ぎ早に厳しい質問を浴びせた。「深い失望を与えた国民に何と説明するのか」「どうせ、あなたはすぐにいなくなる。責任をどう感じているのか」などと問い詰めた。
 歴戦の指揮官もタジタジとなった。「今はそういった問題を語る時ではない」と応じるのがやっとだった。

【初戦終了、ゴール数前回の倍】
 17日は2戦目となったブラジルvsメキシコ戦のほかに2試合が行われ、グループリーグ初戦の全16試合が終了。出場32カ国となった1998年大会以降の初戦データと比較した。

★ゴール
 ここまで計49得点。少なかった前回大会の25得点のほぼ倍増だ。1998年が37得点、2002年が46得点、2006年が39得点で過去5大会では最多。逆にシュート数は計387本と前回大会(398本)より11本少ない。ゴール決定率が大幅にアップしている証拠だ。前後半で見ると前半20得点、後半29得点。途中出場したプレーヤーの得点が早くも10得点と試合終盤の劇的ゴールが多い。

★逆転試合
 日本vsコートジボワール戦など早くも6試合。グループリーグ(全48試合)通算でも1998年が3試合、2002年が6試合、2006年が6試合、2010年が3試合。ひと回りで6試合は異常なペースだ。

★引き分け
 ゴール量産でスリリングな試合が多く、引き分けは2試合だけ。前回大会の16試合時には6試合あった。

★観客数
 16戦合計で79万6113人(1試合平均4万9757人)。前回大会の83万6000人、2006年大会の82万9000人よりわずかに減少。

【マラドーナ氏、W杯に入場できず】
 元アルゼンチン代表のスーパースター、ディエゴ・マラドーナ氏(53)が、15日にリオデジャネイロのマラカナン・スタジアムで行われたサッカーW杯グループリーグ・グループFのアルゼンチンvsボスニア・ヘルツェゴビナでスタジアムへの入場を断られたと、自国のテレビに語った。
 テレビの解説者として入場しようとしたが、席を与えられなかったという。マラドーナ氏は「後半を見るためにホテルに戻った。できることは全てしたが、入れてくれなかった」と語った。国際サッカー連盟(FIFA)の広報担当者は、「メディア用のパスを持っていれば問題ないはず」と語った。
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最終調整
W杯ブラジル大会グループリーグ第2戦日程

20日(金)

グループC:

日本時間01:00〜
コロンビアvsコートジボワール
(ブラジリア国立競技場)

グループD:

日本時間04:00〜
ウルグアイvsイングランド
(サンパウロ・アリーナ)

グループC:

日本時間07:00〜
日本代表vsギリシャ代表
(ドゥナス・スタジアム)
≪予想スタメン≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
DF:
2.内田篤人(シャルケ)
6.森重真人(FC東京)
22.吉田麻也(サウサンプトン)
5.長友佑都(インテル)
MF:
9.岡崎慎司(マインツ)
17.長谷部誠(フランクフルト)(cap)
16.山口蛍(C大阪)
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
4.本田圭佑(ミラン)
FW:
11.柿谷曜一朗(C大阪)

フォーメーション
(4-2-3-1)

   11
10   4   9
  16  17
5  22  6  2
    1

ギリシャ代表
GK:
1.オレスティス・カルネジス(グラナダ/スペイン)
DF:
15.バシリス・トロシディス(ローマ/イタリア)
4.コスタス・マノラス(オリンピアコス)
19.ソクラティス・パパスタソプーロス(ドルトムント)
20.ホセ・ホレバス(オリンピアコス)
MF:
21.コスタス・カツラニス(PAOKサロニカ)
6.アレクサンドロス・ツィオリス(カイセリスポル/トルコ)
2.ヨアンニス・マニアティス(オリンピアコス)
FW:
14.ディミトリス・サルピンギディス(PAOKサロニカ)
9.コスタス・ミトログル(フルハム/イングランド)
7.ゲオルギオス・サマラス(セルティック/スコットランド)

フォーメーション
(4-1-2-3)

7   9   14
  2  21
    6
20 19  4 15
    1

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2014年W杯ブラジル大会・出場登録メンバー
(全32チーム全736名)


 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会でグループリーグ・グループCの日本代表は、本日19日午後7時(日本時間20日午前7時)からブラジル北東部ナタルのドゥナス・スタジアムでギリシャと対戦する。ともに14日の初戦で敗れており、グループリーグ突破のために必勝態勢で臨む第2戦となる。
 18日に試合会場で記者会見したザッケローニ監督は「決勝トーナメント進出がギリシャ戦次第であることは事実」と正念場を強調した。

【香川、緊張感漂わせ「勝つしかない」】
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会のグループリーグ・グループC第2戦のギリシャ戦を前に18日、ナタルの試合会場で公式練習した日本代表の香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)は「勝つしかない」と気持ちを奮い立たせた。日本は初戦の黒星で後がない状況で、選手の表情には緊張感が漂った。
 第1戦のコートジボワール戦でゴールを決めた本田圭佑(ミラン)は、岡崎慎司(マインツ)らとパス交換しながら体をほぐした。岡崎は「自分達の力を出せば結果はついてくる」と自らに言い聞かせるように語り、吉田麻也(サウサンプトン)は「全身全霊で戦わないといけない」と集中力を高めた。
 練習は試合時間とほぼ同じ時間帯に行われた。気温26.7度、湿度79%で、少し体を動かしただけで汗がにじむような蒸し暑さがピッチを覆った。ベテランの遠藤保仁(G大阪)は「暑いので相手の体力を奪う意味でもボール回しは重要になる」と冷静に試合運びを思い描いた。

【本田、ビリヤードで再結束】
 決勝トーナメント進出へ勝利が求められる中、本田がビリヤードによるチーム交流に乗り出した。日本代表宿舎には、ゲームなどオフの時間にリラックスできる様々な娯楽が用意されている。気分転換を図るため、今はビリヤード台に選手達が集まっている模様。清武は「オレはめっちゃ下手。真司君(香川)がうまいし、宏樹(酒井)、高徳(酒井)も。あと圭佑君もうまいっすね」と明かした。
 本田はギリシャ戦に向けて16日に「トゥーマッチなリラックスが、むしろ必要だったりする」とメンタル面のケアの重要性を力説していた。勝利が義務づけられた選手達の緊張感は嫌でも高まってくる中、自らが先頭に立ってキュー(ボールを突く棒)を握り、精神面をリラックスさせるかのようにビリヤード台へと向かい始めた。10日には卓球大会を開催している本田は「ちょっとした気持ちの変化で大きく変わる」とも語っている。結束を深め、緊張を解きほぐして迎える第2戦。ビリヤードの球をポケットに入れるように、相手ゴールへ次々とボールを入れていく。

【長谷部、ギリシャ戦へ闘志】
 19日(日本時間20日)のギリシャ戦に向け、決戦の地・ナタルで前日会見が行われ、長谷部は「初戦のショックは過ぎ去った」としっかり前を向いた。
 リラックスした表情でマイクの前に座った長谷部。「初戦が大事なのは大会前から分かっていたことで、その試合に敗れてしまったことは、少なからずチームにショックはある」と、14日(同15日)のコートジボワール戦での逆転負けを振り返った。
 だが、気持ちの整理はできている。「それを全ての選手が過ぎ去ったものだと。とにかく今は、ありきたりだが、切り替えることが大事だとチーム全員が分かっているので、その初戦をいかに引きずらずに、次の試合プレーできるか、入っていけるかが大事」と強調。グループリーグ突破へ、負けられない一戦に闘志をみなぎらせた。

【長友は強気崩さず】
 土俵際に追い込まれて迎える一戦だが、長友(インテル)は「こういう時こそ力を発揮したい。どういうメンタリティーで臨めるか、自分達も楽しみ」と前向きに語った。初戦のように左サイドの攻防で負けることは許されない中、あくまで強気だ。
 自信を持って臨んだ大会は初戦でつまずいた。それでも「サッカーとは、人生とはこういうもの。こういう時にどれだけポジティブに前に進めるかだと思う」と気持ちを切り替えた。第2戦こそ底力を示せるか。

【岡崎はチリをお手本に】
 岡崎(マインツ)はグループBで前回王者のスペインを破ったチリをお手本に積極的な姿勢を貫くという。「どんどんアタックしていけば、チャンスになると思った。相手に余裕を持たせないことも可能だと思う」と果敢な戦いぶりに刺激を受けた様子だった。
 コートジボワールとのグループC初戦は、勝ちたいと思うあまりに受けに回った。内田(シャルケ)との右サイドのコンビは守備では破綻しなかったが、攻撃面では物足りなかった。ギリシャ戦へ「攻撃でリードできればいい。自分達からアクションを起こすことが大事」と誓った。

【ギリシャ、狙いは日本の左サイド】
 ギリシャ代表が日本の左サイドを再び襲う。17日の会見に出席したFWサルピンギディスは「日本はタフな良いチームだけど、日本戦に向けハードトレーニングを積めた。試合を決定づけるわけではないけど先制点が重要になる」と話した。
 先制点のシナリオとして、ギリシャ紙エスノスのトライアンタフリロポロス記者は「ギリシャの攻撃の中心はトロシディスだ。そこから崩していくだろう」とローマの右サイドバックの突破力を挙げた。トロシディスは豊富な運動量で気迫を前面に押し出してプレーするタイプの選手。ローマではブラジル代表DFマイコンの控え的な存在だが、評価は高い。
 日本戦ではエースFWミトログルが先発復帰することが確実とされ、右サイドからの攻撃とともに日本にとっては脅威となりそうだ。

【明朝のW杯中継は通勤・通学時間帯】
 初戦を落とし、次のギリシャ戦に背水の陣で臨むサッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の日本代表。
 グループリーグ突破をかけた負けられない試合だけに、国内応援組も力が入るが、気になるのが試合が行われる時間だ。キックオフは20日午前7時(日本時間)で、日本がW杯に初出場した1998年フランス大会以来、初めてとなる通勤・通学の時間帯。注目の一戦をどこで、どう見るのか――。

◆何としても 
 「職場近くで試合を見て、会社に走ります」。東京・大手町で働く女性会社員(29)は、そう話す。中野区の自宅からの通勤時間は約40分。午前9時の始業に合わせ、普段は自宅を午前8時に出るが、それではゲーム終盤を丸々見逃すことになる。
 悩んでいたところ同僚が教えてくれたのが、会社に近いJR東京駅前の「丸ビル」で行われるパブリックビューイング(PV)だった。午前6時に自宅を出れば、試合開始から終了直前までほぼ見ることができるため、「即決した」という。
 「どうしても見たかったので、有給休暇を取った」と明かすのは、横浜市在住でJR新宿駅近くの建設会社に勤める事務職の女性(31)。さすがに「サッカー観戦のため」とは会社に言えなかったが、熱烈なサッカーファンだと同僚はもちろん知っている。「気づかれているかもしれないけど、我慢できなかった」と女性は話した。

◆フレックス 
 大企業の3分の1が導入している「フレックスタイム制度」。自分の裁量で出勤時間を決められるため、導入済みの企業の社員は観戦後に出勤することも可能だ。品川区の会社員(45)もその一人で、「最後まで見て会社に行く」と言う。
 ただ、こうした人はまだ少数派。そこで通勤や通学の時間をズラせない人たちの心強い味方が、スマートフォンや携帯電話だ。
 ギリシャ戦は、日本テレビ系列で生中継され、スマホなどにワンセグ機能さえついていれば、外出先でも観戦可能だ。中野区の会社員(28)は「始業時間までスマホでチェックします」。杉並区の予備校生(18)も、「浪人中なので予備校は休めないが、4年に1度のお祭り。ギリギリまで携帯電話で見ます」と語った。

【カズ、自費でブラジル滞在延長】
 日本協会アンバサダー業務を終えた元日本代表FW三浦知良が18日、自費で滞在を延長しギリシャ戦を生観戦するプランを明かした。
 サンパウロ市内の特別養護老人ホームの訪問を終えると「ここまでの大使なんで。(今後は)カズで行こうかと。横浜FCに“クビになりませんか?”と聞いたら返答はなかったけどね」とニヤリと笑ってみせた。「人生そのもの」と言うW杯に触れカズの魂はじっとしていられなかった。当初は18日夜の便で帰国予定も、横浜FCから了承を取り付け、日本協会の大仁会長も理解を示す。現在は第2戦に向けて航空券、ギリシャ戦の入場券手配に当たっている。
 親交ある欧州組とLINE(無料通信アプリ)でつながるカズは初戦に敗れた後もリラックスさせようとレシフェの海辺でひっくり返った写真を送った。吉田は「あのふざけた写真ですよね。何事も楽しむ事が大事ですから」と笑った。その存在だけで周囲を前向きにするカズはアンバサダー改め、日本代表の“最強援軍”となる。

【空港での窃盗被害相次ぐ】
 サッカー・ワールドカップ(W杯)観戦のためブラジルを訪れた50歳代の日本人男性が17日、かばんから財布を盗まれたことが分かった。最大都市サンパウロの空港で乗り継ぎの際に盗まれたとみられる。サンパウロの空港では18日も日本人の窃盗被害が相次いだ。
 日本の在レシフェ出張駐在官事務所によると、50歳代の日本人男性は17日、サンパウロからレシフェのホテルに到着後、被害に気付いた。
 財布には現金7万円と、3万円相当の現地通貨レアル紙幣などが入っていた。
 またサンパウロの空港で日本人男性2人が18日午前に乗り継ぎ中、相次いで財布をすられた。

【コロンビア監督が警戒】
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会グループリーグ・グループCの第2戦で19日(日本時間20日)にコートジボワールと顔を合わせるコロンビアのペケルマン監督は18日、ブラジリアで記者会見に臨み「経験豊富な相手で、初戦より難しい戦いになる」と、初戦で日本に逆転勝ちしたアフリカの強豪に警戒心を示した。
 同じく連勝を狙うコートジボワールのラムーシ監督は「次のラウンドに進むためにチーム全体が集中している」と初のグループリーグ突破を見据えた。

【攻めに自信のイングランド ウルグアイと対戦】
サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会グループリーグ・グループDでともに初戦黒星のイングランドとウルグアイが19日にサンパウロで対戦する。イングランドのホジソン監督は18日の記者会見で「自分達の攻撃的なスタイルに自信がある」と攻める姿勢を強調した。
 ウルグアイのタバレス監督はコスタリカ戦を欠場したスアレスを「たとえ100パーセントでなくてもチームに何かをもたらせる選手」と、大会直前に膝を手術したエースの起用を示唆した。
 イングランドはイタリア戦では若手のスターリングらが奮闘し、好機も多かった。

W杯ブラジル大会・日本代表メンバー23名
GK:
1.川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
1983年03月20日生/身長185cm/体重80kg/国際Aマッチ出場54試合/53失点
12.西川周作(浦和)
1986/06/18/183cm/81kg/12試合/9失点
23.権田修一(FC東京)
1989/03/03/187cm/83kg/2試合/4失点
DF:
15.今野泰幸(G大阪)
1983/01/25/178cm/73kg/78試合/1得点
19.伊野波雅彦(磐田)
1985/08/28/179cm/73kg/20試合/1得点
5.長友佑都(インテル)
1986/09/12/170cm/68kg/67試合/3得点
6.森重真人(FC東京)
1987/05/21/180cm/72kg/7試合/1得点
2.内田篤人(シャルケ)
1988/03/27/176cm/67kg/65試合/1得点
22.吉田麻也(サウサンプトン)
1988/08/24/189cm/81kg/38試合/2得点
21.酒井宏樹(ハノーバー)
1990/04/12/185cm/70kg/15試合/0得点
3.酒井高徳(シュツットガルト)
1991/03/14/176cm/74kg/12試合/0得点
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
1980/01/28/178cm/75kg/141試合/12得点
17.長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)
1984/01/18/177cm/65kg/77試合/2得点
14.青山敏弘(広島)
1986/02/22/174cm/73kg/4試合/0得点
16.山口蛍(C大阪)
1990/10/06/173cm/72kg/9試合/0得点
13.大久保嘉人(川崎)
1982/06/09/170cm/73kg/54試合/5得点
9.岡崎慎司(マインツ)
1986/04/16/174cm/76kg/73試合/38得点
4.本田圭佑(ミラン)
1986/06/13/182cm/74kg/53試合/20得点
10.香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
1989/03/17/172cm/64kg/54試合/17得点
8.清武弘嗣(ニュルンベルク)
1989/11/12/172cm/66kg/24試合/1得点
FW:
11.柿谷曜一朗(C大阪)
1990/01/03/176cm/65kg/9試合/4得点
20.齋藤学(横浜M)
1990/04/04/169cm/68kg/4試合/1得点
18.大迫勇也(ケルン)
1990/05/18/182cm/73kg/7試合/3得点

W杯ブラジル大会・日本代表予備登録メンバー7名
GK:
林卓人(広島)
1982年08月09日生/身長188cm/体重87kg/国際Aマッチ出場0試合/0失点
DF:
駒野友一(磐田)
1981/07/25/172cm/76kg/78試合/1得点
水本裕貴(広島)
1985/09/12/183cm/74kg/5試合/0得点
MF:
中村憲剛(川崎)
1980/10/31/175cm/66kg/68試合/6得点
細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
1986/06/10/177cm/68kg/25試合/1得点
FW:
豊田陽平(鳥栖)
1985/04/11/185cm/79kg/4試合/0得点
南野拓実(C大阪)
1995/01/16/174cm/67kg/0試合/0得点

W杯ブラジル大会・日本代表トレーニングパートナー2名
MF:
坂井大将(大分ユース)
1997年01月18日生/身長165cm/体重59kg
FW:
杉森考起(名古屋ユース)
1997年04月05日生/身長171cm/体重58kg
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85人拘束
 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で18日、リオデジャネイロで行われたグループリーグ・グループBのスペインvsチリの開始約1時間前に、チリのサポーターが会場のマラカナン・スタジアムに柵を破って集団で乱入し、国際サッカー連盟(FIFA)によると少なくとも85人が地元警察に拘束された。
 地元メディアは、入場券を入手できなかったことに腹を立てての行動と伝えた。プレスセンターに入り込み、器物を壊すなどした後、警備員らに囲まれて座り込んだ。
 警察は他にもダフ屋行為をしたとしてチリ人6人を拘束した。
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超サカFLASH

第4審判
 国際サッカー連盟(FIFA)は18日、W杯第9日(20日)の3試合を担当する審判団を発表し、開幕戦で主審を務めた西村雄一氏はグループリーグ・グループEのホンジュラスvsエクアドルの第4審判が割り当てられた。相楽亨氏はこのカードの予備副審を務める。

6億円1口
 サッカーくじ(toto)を運営する日本スポーツ振興センターは19日、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会を対象にした第700回の「BIG」で1等6億円が1口出たと発表した。6億円の当選は通算242口で、繰越金は28億9092万450円となった。日本がコートジボワールに敗れた試合を含むグループリーグの指定13試合の結果を予想した「toto」では1等1億円が2口出た。W杯を対象にしたtotoは今大会で初めて実施されている。

契約解除
 J2福岡は本日、セルビア出身のFWブラティスラフ・プノセバッチ(26)の契約解除を発表した。昨シーズンに加入し、リーグ戦は通算19試合で無得点。

手術
 J2熊本は本日、MF吉井が11日に左足の手術を受け、手術日から2ヶ月の加療が必要との診断を受けたと発表した。4月に負傷しており、診断名は左距骨骨軟骨損傷。

全治3ヶ月
 ドイツブンデスリーガのドルトムントは18日、同クラブに所属するMFイルカイ・ギュンドアン(23)が、かねてより負傷していた背中の手術を受け、復帰まで3ヶ月と診断されたと発表した。背中の神経の炎症により、昨年8月から長期にわたって離脱していたギュンドアン。これにより、今季はドルトムントで満足に試合に出場できなかっただけでなく、2014年W杯に臨むドイツ代表メンバーからも落選していた。ドルトムントは同選手が今週ミュンヘンで手術を受けたことを発表するとともに、9月には復帰できる見込みだと明かした。
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総入場者数(本日の超最新情報)

本日の入場者数

昨日の入場者数


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