J2第33節、首位湘南の史上最速でのJ1昇格が決定!!NEW!
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本日の超最新情報
2014年09月23日()

INDEX

4連勝
J1第25節
仙台0―1鹿島
清水0―3G大阪
新潟0―2浦和
FC東京4―0徳島
横浜M1―0広島
大宮1―3川崎
甲府2―0神戸
2―0鳥栖
C大阪1―2名古屋

浦和は興梠慎三の先制弾などで快勝し、4連勝で首位堅守!2位川崎も出場停止明けの大久保嘉人のハットトリックで快勝!4位鹿島は土居聖真の決勝弾で競り勝って3位浮上!3位鳥栖は敗れて4位後退!5位G大阪は宇佐美貴史の先制弾などで完勝して4連勝!

J2第33節
福岡0―1東京V
札幌3―1岡山
栃木1―1山形
横浜FC1―1大分
富山0―1群馬
岐阜2―3熊本
愛媛2―2千葉
水戸4―1磐田
讃岐0―1長崎
京都2―2湘南
北九州0―0松本

首位湘南は終了間際に島村毅の同点弾で追い付いてドロー!3位磐田が敗れたため、湘南は9試合を残して2位以内を確定させ、Jリーグ史上最速でのJ1昇格が決定!2位松本はスコアレスドロー、3位磐田は惨敗して松本との勝ち点差が8に広がる!

首位通過
仁川アジア大会サッカー女子グループリーグ第3戦(最終戦)
グループB:
女子中国代表5―0女子ヨルダン代表
女子日本代表3―0女子台湾代表

なでしこジャパンは負傷者が出た影響で2トップの一角に入った守備的MFの阪口夢穂の先制弾などで快勝し、首位通過での決勝トーナメント進出が決定!なでしこジャパンは準々決勝でグループA・3位のインドと対戦!2位通過の中国は準々決勝でグループA・1位の北朝鮮と対戦!

3連勝
スペインリーガエスパニョーラ第4節
ヘタフェ0―3バレンシア

2位バレンシアはスペイン代表FWパコ・アルカセルの先制ゴールなどで快勝して3連勝!

本日の超サカFLASH
ミランのMF本田圭佑は疲労を考慮されて本日23日のエンポリ戦では今季初のベンチスタート?ほか


本文

4連勝
J1第25節結果

仙台0―1鹿島
(ユアスタ/17006人)
≪得点者≫
鹿島:土居聖真43

清水0―3G大阪
(アイスタ/15093人)
≪得点者≫
G大阪:宇佐美貴史21、丹羽大輝84、リンス90+5

新潟0―2浦和
(デンカS/28303人)
≪得点者≫
浦和:興梠慎三22、森脇良太50

FC東京4―0徳島
(味スタ/22187人)
≪得点者≫
FC東京:河野広貴33、エドゥー52=PK、武藤嘉紀77、渡邉千真90+1

横浜M1―0広島
(日産ス/23438人)
≪得点者≫
横浜M:伊藤翔87=PK

大宮1―3川崎
(NACK/12848人)
≪得点者≫
大宮:オウンゴール86
川崎:大久保嘉人21、51、79

甲府2―0神戸
(中銀スタ/9916人)
甲府:クリスティアーノ35、ジウシーニョ80

2―0鳥栖
(柏/9022人)
≪得点者≫
:工藤壮人70、78

C大阪1―2名古屋
(ヤンマー/17807人)
≪得点者≫
C大阪:カカウ67
名古屋:川又堅碁19、オウンゴール45

J1第26節日程

27日()
14:00
横浜Mvs甲府
(ニッパ球)
15:30
広島vs神戸
(Eスタ)
16:00
FC東京vs
(味スタ)
18:00
大宮vs清水
(NACK)
18:00
G大阪vs鳥栖
(万博)
19:00
徳島vs鹿島
(鳴門大塚)
19:00
川崎vs仙台
(等々力)
19:00
C大阪vs浦和
(ヤンマー)
19:30
名古屋vs新潟
(瑞穂陸)

J1順位表
(第25節終了時)

…ACL出場権獲得
…J2降格

1位.浦和
16勝5分4敗(勝ち点53)
得点44・失点20・得失点差+24


2位川崎
14勝5分6敗(勝ち点47)
得点46・失点29・得失点差+17


3位.鹿島
14勝4分7敗(勝ち点46)
得点46・失点28・得失点差+18


4位.鳥栖
14勝2分9敗(勝ち点44)
得点33・失点23・得失点差+10

5位.G大阪
13勝4分8敗(勝ち点43)
得点43・失点24・得失点差+19

6位.FC東京
10勝9分6敗(勝ち点39)
得点36・失点22・得失点差+14

7位.神戸
10勝9分6敗(勝ち点39)
得点39・失点34・得失点差+5

8位.
10勝8分7敗(勝ち点38)
得点33・失点31・得失点差+2

9位.広島
10勝7分8敗(勝ち点37)
得点31・失点29・得失点差+2

10位.横浜M
10勝6分9敗(勝ち点36)
得点29・失点23・得失点差+6

11位.名古屋
10勝6分10敗(勝ち点33)
得点34・失点36・得失点差-2

12位.新潟
8勝7分10敗(勝ち点31)
得点19・失点28・得失点差-9

13位.甲府
6勝9分10敗(勝ち点27)
得点20・失点28・得失点差-8

14位.仙台
6勝7分12敗(勝ち点25)
得点22・失点38・得失点差-16

15位.清水
7勝4分14敗(勝ち点25)
得点29・失点46・得失点差-17

16位.C大阪
5勝8分12敗(勝ち点23)
得点27・失点31・得失点差-4


17位.大宮
5勝7分13敗(勝ち点22)
得点32・失点49・得失点差-17


18位.徳島
3勝3分19敗(勝ち点12)
得点11・失点55・得失点差-44


J1得点ランキングベスト10
(第25節終了時)

1位.大久保嘉人(川崎)15
2位.ペドロ・ジュニオール(神戸)13
3位.小林悠(川崎)10
3位.興梠慎三(浦和)10
3位.豊田陽平(鳥栖)10
3位.ダヴィ(鹿島)10
3位.マルキーニョス(神戸)10
3位.ノバコビッチ(清水)10
9位.武藤嘉紀(FC東京)9
10位.宇佐美貴史(G大阪)8
10位.エドゥー(FC東京)8

 J1第25節は本日23日、デンカビッグスワンスタジアムなどで全9試合が行われ、首位の浦和は興梠などのゴールで新潟に2―0で快勝し、4連勝で勝ち点を53に伸ばした。2位の川崎は大久保が3得点の活躍で大宮を3―1と退け、47とした。
 鹿島は仙台を1―0で振り切り、勝ち点46。柏に敗れた鳥栖を抜き、3位に浮上した。仙台は5連敗。G大阪は清水に3―0で快勝し、4連勝で同43とした。甲府は神戸に勝ち、13位に上がった。FC東京は徳島に大勝し、横浜Mは広島、名古屋はC大阪を下した。

【浦和・森脇は奇跡のゴールで寿命縮んだ?】
 浦和が前半22分にFW興梠慎三(28)、後半5分にDF森脇良太(28)のゴールで快勝した。前半から新潟は、ほぼオールコートマンツーマンで運動量豊富な守備。決定的なチャンスを迎えるが、浦和GK西川周作(28)の好セーブにはばまれる。前半浦和のチャンスらしいチャンスはわずか1度だけだったが、その1回を確実に興梠が決めた。槙野からのロングパスを関根がダイレクトでクロス。それを興梠が楽々と流し込み先制。後半も攻め上がった森脇がタイミングのいいキックフェイントでDFをかわすと、左足で確実に決めた。
 森脇は「奇跡的なゴールが決められているので寿命が縮んでいるんじゃないですか?」と笑わせ「今季は3点目。1ゴールにつき5年は縮んでいるから15年は縮んでいる」と破顔一笑だった。

【川崎は大久保が大爆発のハットトリック】
 この男が決めてみせた。3試合ぶりに出場したFW大久保嘉人(32)が今季J1初のハットトリックを達成。大爆発で勝利に貢献した。
 前半21分、MF中村憲剛(33)の縦パスに反応。裏へ抜け出すと、ゴール右寄りから右足で逆サイドに決めた。8月30日の名古屋戦で広告看板を蹴飛ばしてリーグ戦2試合出場停止の鬱憤を晴らすと、もう止まらない。
 後半6分にDF田中裕介(28)の右クロスを左足で押し込み追加点。同34分には右サイドから相手DFと競り合いながら強引に持ち込み、右足アウトサイドでダメを押した。
 C大阪時代の2004年9月19日市原(現千葉)戦以来、10年ぶりの快挙に「いつもは2点取ったら満足して後ろに下がるけど、今日は絶対取ってやろうと思ってみんなにも要求した」と満足げ。終盤は両脚がつり大失速したが、久しぶりのピッチで大暴れし、得点ランクも再び首位に浮上する15点とした。

【鹿島・土居、値千金の決勝ゴール】
 鹿島がアウェーに乗り込み手堅い試合運びで2試合連続完封勝利を飾った。序盤から好機をいかせずジリジリした試合展開となったが、前半43分に左サイドを突破したFWダヴィ(30)の折り返しをMF土居聖真(22)が角度のないところから右足で合わせて流し込み、先制点を奪取。終盤は仙台の猛攻にさらされたが、DF青木剛(31)、昌子源(21)らを中心とした守備陣が耐え切った。
 値千金の決勝点を挙げた土居は「1本目(のチャンス)を外していたので。結果的にチームの勝ちにつながるゴールだったので良かったですけど。首位に立つためにはもっと突き詰めないと。取れる時に得点を取るとか、いらない失点をなくすとか」と話していた。また、堅守の中心になった昌子は「相手がロングボールばかりだったので、青木さんに競ってもらって、僕はこぼれ球への準備をしていた。1―0の試合を取っていくのは、優勝争いでは良い勝ちだと思う」と冷静に振り返っていた。
 視察に訪れた日本代表のアギーレ監督も「若く興味深い選手が頑張った」と目に留めたようだ。それでも22歳の土居は「ちらっと見てくれるだけでいい。あんまり注目しなくても大丈夫」と色気を見せなかった。

【J1入場者が1億人突破】
 Jリーグは本日23日、J1第25節でJ1の通算入場者数が1億人を突破したと発表した。1993年のリーグ開幕から6045試合での大台到達で、1億13万3251人がスタジアムで観戦した。
 村井満チェアマンは「この記録は、全国のJクラブが地域に愛されるクラブとなるべく地道な努力を重ねた大きな成果。今後もより多くのお客さまに安心してスタジアムに足を運んでいただけるよう、まい進してまいります」とコメントした。

J2第33節結果

福岡0―1東京V
(レベスタ/4252人)
≪得点者≫
東京V:中後雅喜88

札幌3―1岡山
(札幌ド/12804人)
≪得点者≫
札幌:都倉賢4、85、前田俊介30
岡山:後藤圭太25

栃木1―1山形
(栃木グ/4428人)
≪得点者≫
栃木:廣瀬浩二20
山形:川西翔太56

横浜FC1―1大分
(ニッパ球/5288人)
≪得点者≫
横浜FC:オウンゴール68
大分:若狭大志90+1

富山0―1群馬
(富山/4698人)
≪得点者≫
群馬:ダニエル・ロビーニョ53

岐阜2―3熊本
(長良川/7328人)
≪得点者≫
岐阜:阿部正紀13、遠藤純輝21
熊本:澤田崇77、巻誠一郎86、園田拓也90+2

愛媛2―2千葉
(ニンスタ/3107人)
≪得点者≫
愛媛:村上巧36、西田剛90
千葉:谷澤達也50、森本貴幸68

水戸4―1磐田
(Ksスタ/7033人)
≪得点者≫
水戸:田中雄大9、吉田眞紀人48、83、山村佑樹80
磐田:松井大輔55

讃岐0―1長崎
(丸亀/2501人)
≪得点者≫
長崎:深井正樹87

京都2―2湘南
(西京極/7976人)
≪得点者≫
京都:大黒将志49、80
湘南:岡田翔平11

北九州0―0松本
(本城/3855人)

J2第34節日程

28日()
13:00
松本vs札幌
(松本)
13:00
富山vs福岡
(富山)
13:00
岡山vs水戸
(カンスタ)
13:00
熊本vs北九州
(うまスタ)
13:00
大分vs長崎
(大銀ド)
16:00
山形vs讃岐
(NDスタ)
16:00
磐田vs愛媛
(ヤマハ)
18:00
群馬vs栃木
(正田スタ)
18:00
京都vs横浜FC
(西京極)
19:00
千葉vs東京V
(フクアリ)
19:00
湘南vs岐阜
(BMWス)

J2順位表
(第33節終了時)

…J1昇格
…J1昇格プレーオフ出場
…J2残留・昇格プレーオフ出場
…J3降格

1位.湘南
26勝6分1敗(勝ち点84)
得点70・失点18・得失点差+52


2位.松本
18勝10分5敗(勝ち点64)
得点50・失点27・得失点差+23


3位.磐田
16勝8分9敗(勝ち点56)
得点56・失点44・得失点差+12


4位.北九州
15勝8分10敗(勝ち点53)
得点40・失点38・得失点差+2


5位
.岡山
13勝13分7敗(勝ち点52)
得点39・失点34・得失点差+5

6位.大分
13勝11分9敗(勝ち点50)
得点39・失点42・得失点差-3


7位.千葉
12勝12分9敗(勝ち点48)
得点40・失点37・得失点差+3

8位.山形
12勝10分11敗(勝ち点46)
得点37・失点33・得失点差+4

9位.京都
11勝13分9敗(勝ち点46)
得点47・失点44・得失点差+3

10位.横浜FC
11勝12分10敗(勝ち点45)
得点36・失点31・得失点差+5

11位.札幌
12勝9分12敗(勝ち点45)
得点38・失点37・得失点差+1

12位.福岡
12勝8分13敗(勝ち点44)
得点42・失点43・得失点差-1

13位.長崎
10勝13分10敗(勝ち点43)
得点37・失点34・得失点差+3

14位.熊本
10勝12分11敗(勝ち点42)
得点36・失点45・得失点差-9

15位.岐阜
11勝8分14敗(勝ち点41)
得点47・失点47・得失点差±0

16位.栃木
11勝8分14敗(勝ち点41)
得点42・失点48・得失点差-6

17位.水戸
10勝10分13敗(勝ち点40)
得点35・失点33・得失点差+2

18位.愛媛
9勝11分13敗(勝ち点38)
得点44・失点40・得失点差+4

19位.群馬
11勝4分18敗(勝ち点37)
得点33・失点43・得失点差-10

20位.東京V
7勝9分17敗(勝ち点30)
得点25・失点43・得失点差-18

21位.讃岐
5勝9分19敗(勝ち点24)
得点28・失点60・得失点差-32


22位.富山
3勝6分24敗(勝ち点15)
得点18・失点58・得失点差-40


J2得点ランキングベスト10
(第33節終了時)

1位.大黒将志(京都)21
2位.ウェリントン(湘南)16
3位.船山貴之(松本)15
4位.前田遼一(磐田)14
4位.ナザリト(岐阜)14
6位.池元友樹(北九州)13
7位.岡田翔平(湘南)12
8位.ディエゴ(山形)11
9位.ケンペス(千葉)10
9位.佐藤洸一(長崎)10
9位.吉田眞紀人(水戸)10
9位.河原和寿(愛媛)10
9位.ダニエル・ロビーニョ(群馬)10

 J2第33節は本日23日、西京極陸上競技場などで全11試合が行われ、首位の湘南は島村の同点ゴールで京都と2―2で引き分け、勝ち点を84に伸ばした。同56の3位磐田が水戸に敗れたため、9試合を残してJ1自動昇格となる2位以内が確定した。1シーズンでのJ1復帰となる。
 2位の松本は北九州と0―0で引き分け、勝ち点を64とした。

【湘南の史上最速昇格が決定】
 湘南が史上最速で来季のJ1昇格を決めた。湘南のキックオフ前に試合が終わった3位・磐田が水戸に1―4で敗れ、湘南は引き分けでも昇格が決まる1戦で京都と2―2でドロー。9試合を残してのJ1昇格決定は、2004年の川崎F(残り8試合)を抜いて史上最速の快挙となった。
 とにかく強かった。開幕から引き分けすらない怒涛の開幕14連勝で首位を突っ走ると、5月24日の愛媛戦(ニンスタ)で喫した今季初黒星も引きずることなく、そこからまた8連勝。ボランチで主将を務める大黒柱のMF永木亮太(26)が怪我で2ヶ月の長期離脱を余儀なくされた間もチームの勢いは止まらず、夏場の3連続ドローも乗り越えて18試合負けなしの3連勝で自動昇格圏内(2位まで)を決めた。
 快進撃の背景には、ブレない強化方針がある。昨季は3年ぶりの挑戦となったJ1舞台で34試合を戦って6勝(7分け21敗)しか出来ず、16位に終わってわずか1年でJ2へUターン。
 レギュラーだった韓国代表MF韓国栄(ハン・グギョン)、MF高山薫の2人がJ1柏へ移籍(韓国栄はその後カタールSCへ移籍)するなど戦力の流出はあったが、フロントや選手からのチョウ・キジェ監督(45)への信頼は変わらずに続投。J1鳥栖から期限付き移籍で今季加入したFW岡田翔平(25)が前半11分にヘッドで突き刺して今季12得点目を決めるなど、新戦力も効果的に機能した。後半には京都の元日本代表FW大黒将志(34)に2得点されて逆転を許したが、後半39分にDF島村毅(29)が左足で豪快に今季初ゴールを叩き込んでJ1昇格を決める勝ち点1をもぎ取った。
 どんなに勝っても、首位を独走しても「去年はもっといい内容で勝てなかったので…」と気を緩めずにここまで来たチョウ・キジェ監督も、試合終了の瞬間、両手で大きなガッツポーズ。喜びを爆発させた。

【チョウ監督「僕は幸せ者」】
 湘南らしい、そして気配りの人で知られるチョウ・キジェ監督(45)らしい光景だった。
 今季9試合を残し、史上最速でのJ1昇格を決めた京都戦。試合後のインタビューを受ける前にアウェーの地へ駆けつけてくれたゴール裏のサポーター席に歩み寄った指揮官は、時間をかけてサポーターの1人1人と握手を交わすと、サポーターをバックにした選手との集合写真に笑顔で収まった。
 そして、選手達の笑顔が並ぶ輪の中では、韓国で行われている仁川アジア大会に出場していて不在のU-21日本代表DF遠藤航(21)の背番号3がついたユニホームが誇らしげに揺れる。
 「選手は向こう(平塚)に残って応援してくれた選手も含め…真摯(し)に真面目に頑張ってくれたと思っている」と驚異的な強さでJ1復帰を決めたこの1年を振り返ったチョウ監督は、「今年初めてスタメンで出た島村がいいシュートを決めてくれて…」と黒星寸前の後半39分にドロー弾を決めたDF島村毅(29)の名前を出すと数秒絶句。そして、絞り出すように「僕は幸せ者だと思います」と声を震わせた。
 「過去最強の湘南になる」を合言葉にして1年間を戦って来た。豊富な資金はない。ザックジャパンやアギーレジャパンに呼ばれた選手もいない。だが、「まだまだ何も足りない。まだ何も残せていないですけど、ひたむきさとサッカーに対する真剣な気持ちだけは負けちゃいけないと思ってずっとやっている」と指揮官は話す。
 目標通り、過去最強の湘南になるためには、昇格を決めてもまだ足りない。「僕らの目標は優勝なんで、次はホームで勝って決めたいです」。殊勲のゴールを決めた人格者の島村が言い切った。
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首位通過
仁川アジア大会サッカー女子グループリーグ第3戦(最終戦)結果

グループB:

女子中国代表5―0女子ヨルダン代表

女子日本代表3―0女子台湾代表
(ムンハク・スタジアム)
≪得点者≫
女子日本代:阪口夢穂3、吉良知夏32、川澄奈穂美84
≪出場メンバー≫
女子日本代表
GK:
18.山根恵里奈(千葉)
DF:
2.有吉佐織(日テレ)
3.岩清水梓(日テレ)
5.長船加奈(仙台)
15.臼井理恵(浦和)
(89分16.羽座妃粋(日体大))
MF:
7.中島依美(INAC神戸)
(70分14.木龍七瀬(スカイブルー))
6.阪口夢穂(日テレ)
8.宮間あや(岡山湯郷)(cap)
9.川澄奈穂美(INAC神戸)
FW:
11.吉良知夏(浦和)
(63分17.猶本光(浦和))
12.増矢理花(INAC神戸)
ベンチ:
GK:
1.海堀あゆみ(INAC神戸)
DF:
5.長船加奈(仙台)
FW:
13.菅澤優衣香(千葉)
10.高瀬愛実(INAC神戸)

仁川アジア大会サッカー女子決勝トーナメント準々決勝日程

26日(金)
日本時間20:00〜
女子日本代表vs女子インド代表
(ファソン総合運動場)

 仁川アジア大会の女子サッカーは22日、グループリーグ最終戦が行われ、連覇を狙うグループBの女子日本代表「なでしこジャパン」は文鶴で台湾と対戦し、3―0で勝ち、2勝1分けの勝ち点7とした。ヨルダンを下した中国と勝ち点で並んだが得失点差で上回り、グループB・1位で決勝トーナメント進出を決めた。日本は26日の準々決勝でグループA・3位のインドと対戦する。
 前半3分に右サイドを破った有吉がラストパスを出すと、受けた阪口が落ち着いて決めて先制。その後は攻めながらも得点に結び付かなかったが、32分に宮間と阪口がパス交換して抜け出し右に展開、川澄のクロスに吉良が頭で合わせて加点した。前半は2―0で折り返した。
 後半はほとんどの時間を攻めに費やし、何度もゴールに迫るがなかなか得点を奪えない。39分に途中出場の木龍の左からのクロスをGKがパンチング、そのボールを川澄がループ気味のシュート、左ポストに当たり待望の3点目が入った。
 同時刻に行われた中国vsヨルダンは中国が5―0で圧勝、得失点差で日本に迫ったが及ばずグループB・2位となった。
 なでしこジャパンは26日に準々決勝を戦う。

【佐々木監督「勝てるチームに仕上げたい」】
 台湾の粘り強い守備に苦しんだが、なでしこジャパンは3点を挙げて決勝トーナメント進出を決めた。
 開始早々に阪口が先制点を挙げて心理的に優位に立ち、川澄のアシストで吉良が追加点。後半も川澄がこぼれ球をゴールに蹴り込んで勝負をつけた。
 佐々木監督は「(1位通過に)準々決勝へいい形で進める」と、決勝まで地元韓国と負け越している北朝鮮と当たらない組み合わせを確保したことに安堵した。
 ただこの日も新戦力よりも、実績のある川澄、阪口が目立つ形になった。指揮官は「今一つのプレーだった。(決勝まで)勝てるチームに仕上げたい」と新戦力の台頭も期待しつつ、連覇に向け気を引き締めていた。

【阪口がFWで先制点】
 サッカー女子の日本で負傷者が出た影響で2トップの一角に入った守備的MFの阪口が、試合開始早々にクロスを合わせて先制点を奪った。ただ、守備のバランスを欠いたため、本来のポジションに戻り「早い時間に取れたのは良かったけど、すぐボランチに下がって寂しかった」と苦笑いだった。
 体の強さと技巧を兼ね備える中盤のキーマンは「いろんなポジションをできた方がいい」とFWでの起用にも前向きだった。

【増矢は前半の逸機悔やむ】
 サッカー女子の日本で代表初選出の増矢は、前半の逸機を悔やんだ。15分に川澄のパスに抜け出したがシュートが外れ、3分後にもGKとの1対1を逃した。「もっと冷静になれば決められた」と反省した。
 徳島県出身で佐々木監督からは試合前に「点を取ったら阿波おどりをやれ」とゴール後のパフォーマンスも期待されていた。「次は点を取りたい」と決勝トーナメントに向けて気持ちを切り替えた。

【台湾・柳楽監督「選手最後まで頑張った」】
 台湾は格上の日本相手に3失点と粘った。日本サッカー協会のアジア貢献事業で派遣されている柳楽監督は「結果は残念だが、選手はよく最後まで頑張った」と健闘を称えた。
 本格的に指揮を執り始めてからまだ1年に満たず、強化は途上にある。「こういうチームと戦える機会はないので、凄くありがたい」と母国の代表との対戦に感謝した。

女子日本代表18名
GK:
1.海堀あゆみ(INAC神戸)
18.山根恵里奈(千葉)
DF:
3.岩清水梓(日テレ)
2.有吉佐織(日テレ)
4.北原佳奈(新潟)
5.長船加奈(仙台)
15.臼井理恵(浦和)
16.羽座妃粋(日体大)
MF:
8.宮間あや(岡山湯郷)
9.川澄奈穂美(INAC神戸)
6.阪口夢穂(日テレ)
14.木龍七瀬(スカイブルー)
7.中島依美(INAC神戸)
17.猶本光(浦和)
FW:
13.菅澤優衣香(千葉)
10.高瀬愛実(INAC神戸)
12.増矢理花(INAC神戸)
11.吉良知夏(浦和)
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3連勝
スペインリーガエスパニョーラ第4節結果

ヘタフェ0―3バレンシア
≪得点者≫
バレンシア:パコ・アルカセル7、アンドレ・ゴメス20、ロドリゴ72=PK

 スペインリーガエスパニョーラは22日、第4節の残り1試合が行われ、バレンシアはアウェーでヘタフェに3―0で快勝し、2位をキープした。
 2連勝中の好調バレンシアは立ち上がりの7分、DFラインの裏へ抜け出したパコ・アルカセルが、滑り込みながらのシュートでネットを揺らし幸先良く先制。20分にアンドレ・ゴメスがパコ・アルカセルとのワンツーから追加点を挙げると、後半に入った27分、フェグリが得たPKをロドリゴが沈めてダメ押し。直後にロドリゴが2度目の警告で退場処分を受けるも、そのまま3―0で逃げ切り、勝ち点3を手にした。
 この結果、バレンシアは3連勝で勝ち点を10に伸ばし、首位バルセロナと勝ち点2差の2位をキープした。
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ベンチ?
 イタリアセリエA、ミランのMF本田圭佑が本日23日の敵地エンポリ戦で今季初のベンチスタートとなる可能性が出てきた。インザーギ監督が22日、「ユベントス戦(200日)はみんな消耗を強いられた。出ていなかった選手に貢献を求めるかもしれない」と発言。遠征メンバー23人に入った本田についても「回復していなければベンチスタートで、試合終盤に貢献を求めたい」と話した。

全治4週間
 J1のFC東京は22日、20日のアウェー川崎戦で左足首を負傷したMF三田啓貴(24)が検査の結果、左足首の捻挫で全治約4週間と診断されたと発表した。今季はリーグ戦20試合に出場し、2得点をマークしている。 チームには現在、平山が右足首の負傷で全治3〜4ヶ月の長期離脱を強いられているほか、復帰が近いもののMF東、MF石川、DF加賀らケガ人が続出しており、豊富な運動量と強烈な左足を持つ三田の離脱はチームにとって大きな痛手。早期の復帰が待たれる。

4試合入場禁止
 J1徳島は22日、違反行為を行ったサポーター1名に9月23日から10月18日に行われるホームゲーム及びアウェーゲーム4試合の入場禁止処分を科したと発表した。9月20日に行われたJ1第24節・大宮戦(鳴門大塚)において、試合終了後に徳島サポーターが大宮サポーターの車両に対する破損行為を行ったという。
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総入場者数(本日の超最新情報)

本日の入場者数

昨日の入場者数


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