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本日の超最新情報
2006.07.06.THU

☆伊vs仏★
 W杯サッカーは5日に準決勝を終了し、9日午後8時(日本時間10日午前3時)からの決勝はイタリアとフランスの対戦となった。イタリアは24年ぶり4度目、フランスは8年ぶり2度目の王座を目指す。
 両国とも、今大会では徐々にチーム状態を上げた点が共通している。2戦を終え、イタリアは1勝1分け、フランスは2分けというスタート。ともにグループリーグ3戦目に勝って突破を決めると、その後は3連勝。通算4連勝中だ。
 フランスは3戦目の勝利が1998年大会決勝以来という白星。それで吹っ切れたのか、MFジダン、ビエラ、FWアンリらのベテランが本領を発揮し、好調スペイン、大本命ブラジル、勢いのあるポルトガルと連破した。イタリアは地元ドイツを下した準決勝での攻撃姿勢が光る。イタリアは6試合でオウンゴールによる1失点、フランスも2失点と守備の堅さをバックボーンにしているのも同じだ。
 ただ、全体の守備力はイタリアがやや上か。フランスは今大会限りで現役を退くMFジダンが、最後の戦いで2度目の世界一に挑む。控え選手を含めた総合力ではイタリア、主力選手の経験ではフランスにやや分がありそうだ。
 W杯での通算はイタリアの2勝1敗1分け(1PK負けは引き分け扱い)。1998年大会準々決勝では0−0からのPK戦を制してフランスが勝ち上がっており、「あの時の悔しさは忘れていない」(カンナバーロ主将)というイタリアにとって雪辱戦になる。

【期待感に影落とす「求刑」】
 豊富な運動量と強靱な精神力を発揮したイタリアが、開催国ドイツを退けて3大会ぶりに決勝へ進出した。チームは期待感に包まれているが、多くの選手にとって、W杯後のシーズンはばら色とはいきそうにない。
 同国1部リーグ(セリエA)を揺るがす不正問題が、快進撃に影を落としているからだ。4日の準決勝が始まる約9時間前、同国サッカー協会の調査スタッフは、代表23人中13人の所属先である4チームについて、下部リーグへの降格処分を科すよう求めた。
 事情に詳しいガゼッタ・デロ・スポルト紙のルッジエロ・パロンボ記者は「調査スタッフの仕事は入念で、4チームの弁護側は勝ち目が薄い。処分が軽くなる見通しは暗い」と言い切る。
 選手達はまるで何も知らなかったかのように試合に集中していたが、当該チームのユベントス所属のGKブッフォンは「試合前に聞いた悪い知らせを、頭から追い払えなかった。試合の方が重要だと考えることに必死だった」と打ち明けた。
 リーグ2連覇を成し遂げたユベントス所属はブッフォンのほか、主将カンナバーロ、ドイツ戦でダメ押しの2点目を決めたデル・ピエロら5選手もいる。だが欧州屈指の名門には、その2連覇の剥奪と3部への降格が“求刑”された。
 準決勝のドイツ戦でアシストを記録したピルロとジラルディーノは、今季2位だったミランでプレー。W杯開幕当初は降格処分を免れるとみられていたが、ミランも2部落ちを科されそうだ。
 決勝進出を決めた直後、ピルロは「小さい頃からの夢まで、もう一歩に迫った」と笑顔で言った。周囲は騒がしいが、希望と意欲を保って決勝を迎えられるだろうか。

【薄型テレビ販売急増】
 W杯ドイツ大会を機に、欧州で液晶やプラズマの薄型テレビの販売が急増している。日米に比べ普及が遅れていたが、W杯での欧州勢の活躍が追い風になっているようだ。
 ドイツの調査会社GfKマーケティング・サービシズが5日まとめた市場調査結果によると、開会直前の1週間だけでドイツ、フランス、英国など欧州6カ国で薄型テレビが前年同期に比べ1・6倍の32万1000台売れた。
 5月はテレビ購入者で薄型を選ぶ率は半数止まりだったが、最近は32型を中心に80%に急伸。1台あたり平均価格も昨年の548ユーロ(約8万円)から、W杯開始時は720ユーロ(約10万6000円)に跳ね上がったという。
 W杯ではグループリーグで敗退した日本だが、販売合戦では日本のメーカーは健闘。松下電器産業は欧州での4−6月期の出荷台数が「液晶テレビが前年同期比4倍、プラズマは2倍」に拡大。ソニーは世界での薄型テレビ販売に占める欧州の比重を、昨年の2割から3割に引き上げた。

☆決勝進出★
2006年ワールドカップドイツ大会・準決勝結果

ポルトガル0−1フランス
(ミュンヘン・66000人)

主審:ホルヘ・ラリオンダ(ウルグアイ)
天気:晴れ
気温:28℃
マン・オブ・ザ・マッチ:リリアン・テュラム(フランス)

≪得点者≫
フランス:ジダン33=PK

≪出場メンバー≫
【ポルトガル】
GK:
1.リカルド
DF:
13.ミゲル
(62分2.パウロ・フェレイラ)
16.リカルド・カルバーリョ
5.フェルナンド・メイラ
14.ヌーノ・バレンテ
MF:
6.コスティーニャ
(75分23.ポスティガ)
18.マニシェ
7.フィーゴ
20.デコ
17.クリスティアーノ・ロナウド
FW:
9.パウレタ
(68分11.シモン)

フォーメーション
(4-5-1)

    9
17  20   7
  18  6
14 16  5 13
    1

【フランス】
GK:
16.バルテズ
DF:
19.サニョル
15.テュラム
5.ギャラス
3.アビダル
MF:
4.ビエラ
6.マケレレ
22.リベリー
(72分9.ゴブ)
7.マルダ
(69分11.ヴィルトール)
10.ジダン
FW:
12.アンリ
(85分14.サハ

フォーメーション
(4-5-1)

  12
7     10  22
  6   4
3  5   15  19
   16

≪各種データ≫
ボール支配率:
ポルトガル…59%
フランス…41%
シュート数:
ポルトガル…12
フランス…5
枠内シュート数:
ポルトガル…5
フランス…4
PK数:
ポルトガル…0
フランス…1
CK数:
ポルトガル…8
フランス…3
FK数:
ポルトガル…11
フランス…22
OS数:
ポルトガル…4
フランス…0

NEW!
ポルトガルvsフランス戦
徹底詳細


【深夜のパリに歓喜の声】
 W杯ドイツ大会準決勝でフランスがポルトガルを破った5日深夜、パリでは試合終了とともに市民が開け放した窓から一斉に歓声を上げ、勝利を祝った。
 試合の間、車の流れが途絶えていた通りに、車のクラクションが鳴り響いた。車の窓からフランス国旗を振る人も多い。目抜き通りのシャンゼリゼでは、カフェやレストランから出てきた人達が「決勝だ」と声をそろえ、花火が夜空を彩った。
 多人種・多民族の選手で構成するフランス代表が地元でW杯初優勝を遂げた1998年大会の記憶が今も根強く、市民はその再現を強く願っている。コートジボワール系フランス人の会社経営者ダウテさん(52)は「選手全員が素晴らしい。様々な人種が参加する今回のチームは神の贈り物だ」と強調し「決勝での勝利を確信している」と話した。

☆代表引退★
 イタリア代表チームを率いるマルセロ・リッピ監督は5日、MFフランチェスコ・トッティ(29)が、今大会を最後に代表を引退する見込みであると明らかにした。
 リッピ監督は会見で「私の承知する限りでは、彼(トッティ)は90%の確率で代表を辞めると言った」と語った。
 トッティは4日に行われた準決勝のドイツ戦に先発すると、延長戦を含め120分間フル出場を果たしてチームの勝利に貢献した。9日に行われるフランスとの決勝戦が、トッティにとって代表ラストゲームとなる可能性が高い。

☆1400万円★
 ドイツ代表が1人10万ユーロ(約1400万円)の「ボーナス」を受け取ることが明らかになった。ドイツサッカー協会が5日、同国23選手とコーチ陣に支給する金額を発表した。チームは準決勝でイタリアに敗れたが、地元開催ということもあり、額を引き上げ、過去最高となった。優勝すれば30万ユーロ(約4200万円)を得ていた。
 準優勝した2002年の日韓大会は1人7万1600ユーロ(約1050万円)だった。

☆手術★
 W杯ドイツ大会に出場し、3得点を記録した、スペインリーガエスパニョーラ、レアル・マドリード所属のブラジル代表FWロナウドが、2006−2007シーズンの開幕を前に膝の手術を受けることが5日、明らかになった。
 ブラジル代表のチームドクターは、「W杯の敗退が決まって、恐らくこのオフ中に手術を受けることになると、ロナウドは私に話した。彼は8ヶ月間膝の痛みを抱えていた」と事情を明らかにした。
 これまでも度々足にメスを入れてきたロナウド。その状態が心配されるものの、チームドクターは「もし私の考えている通りならば、難しい手術になることもなく、ロナウドは今シーズンの開幕前に準備を整えられるだろう」と話し、数週間で復帰できるとの見通しを示した。

☆トルコ入り★
 トルコの名門フェネルバチェ監督に就任する前日本代表監督のジーコ氏(53)が5日、ブラジルのリオデジャネイロからイスタンブール入りした。「欧州で監督をやりたかったからうれしい。クラブにとって特別な時(来年が創立100周年)に行けるのもいい。自分にとっては間違いなく挑戦。いい結果を残したい」と話した。
 同じポルトガル語を話すMFアレックスらブラジル人選手3人とともに、イタリア語が話せるMFアッピア(ガーナ)やFWアネルカ(フランス)らがいるため、コミュニケーションは日本代表当時よりもスムーズ。”本領”を発揮できる素地がある。
 実兄で日本代表テクニカル・アドバイザーだったエドゥー氏、1982、1986年のW杯をともに戦ったサンターナ・フィジカルコーチも「入閣」し、ファミリーで新たな世界に挑む。

☆正式発表★
 スペインリーガエスパニョーラのバレンシアは5日、元スペイン代表FWフェルナンド・モリエンテス(30)がメディカルチェックをパスし、に正式に移籍したと発表した。
 モリエンテスはバレンシアと3年契約にサイン。移籍金は600万ユーロ(約8億8000万円)。
 モリエンテスはレアル・マドリードからイングランドプレミアリーグのリバプールへ移籍したが、61試合出場で12ゴールと精彩を欠いていた。

【超サカFLASH】

☆全治3週間★
 J1大分は5日、FW市原大嗣が右足首捻挫で全治3週間と診断されたと発表した。6月27日の練習中に負傷した。

☆手術★
 J2の東京Vは5日、MF大野敏隆が6月30日に外傷性腰部椎間板ヘルニアの手術を受けたと発表した。同選手は6月21日の試合中に腰に痛みを訴え途中交代した。

☆獲得★
 J2の横浜FCは5日、元韓国代表で三星水原(韓国)のMF崔成勇(30)を期限付きで獲得したと発表した。
 同選手は2002年W杯日韓大会の代表メンバー。Jリーグでは、1999、2000年に所属したJ1神戸で51試合に出場している。

☆準加盟申請★
 2008年からのJ2入りを目指すJFLの栃木SCは本日、準加盟申請書をJリーグに提出した。来季からのJ2入会を目標とするJFLのロッソ熊本に次いで2番目。Jリーグは8月15日の理事会で両者の準加盟の可否を審議する。

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