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本日の超最新情報
2006.07.20.THU

☆本日処分決定★
 W杯ドイツ大会決勝で、フランスのMFジダンが頭突き行為で退場処分になった件で、国際サッカー連盟(FIFA)は本日20日、スイス・チューリヒのFIFA本部で規律委員会を開き、関係者の処分を決定する。
 規律委員会に先立って、ジダンが同本部で事実関係などの事情聴取を受ける。ジダンは既にFIFAに対し、意見陳述書も提出している。ジダンを言葉で挑発したとされるイタリアのDFマテラッツィは14日に事情聴取を受けた。発言内容次第では、マテラッツィにも出場停止などの処分が科される可能性がある。
 ジダンはこの問題に関し、地元フランスのテレビ局のインタビューで、頭突き行為に関しては謝罪したものの、家族を侮辱したマテラッツィにも処分が科されるべきだとの考えを表明した。

☆獲得★
 スペインリーガエスパニョーラのバルセロナがイタリアセリエB降格の決まったユベントスに所属するイタリア代表DFジャンルカ・ザンブロッタ(29)、フランス代表DFリリアン・テュラム(34)と、来週初めにも契約を結ぶ見込みであることが19日、明らかになった。
 「契約には至っていないが、話し合いは完璧」と語ったのは、トリノでの交渉を終えて帰国したスポーツディレクターのチキ・ベギリスタイン氏。「(契約に関して)非常に楽観的に見ている。月曜日には決着が付く」と続け、両選手との契約が間近であることを語った。
 サイドアタッカーとして高いユーティリティー性を持つザンブロッタは、先ごろ閉幕したW杯ドイツ大会でもサイドバックとして活躍し、イタリアの優勝に大きく貢献。イタリア代表58キャップを誇り、ユベントスとの契約も2010年まで結んでいる。また、W杯後の代表引退は表明したものの、フランス代表として121キャップを記録したテュラムは、ジダンらとともに一時代を築いた名ディフェンダー。両選手の移籍金はザンブロッタが1900万ユーロ(約28億円)、テュラムが500万ユーロ(約7億4000万円)になる見込み。

☆正式発表★
 スペインリーガエスパニョーラ、レアル・マドリードは19日、イタリアセリエAの不正行為問題への関与で同2部(セリエB)降格処分を受けたユベントスから、イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ(32)とブラジル代表MFエメルソン(30)を獲得したと正式に発表した。移籍金は両選手合計で2000万ユーロ(約29億4000万円)。
 ユベントスからの主力流出は、処分決定後初めて。レアルはユベントスを退団したカペッロ氏が新監督に就任している。
 カンナバーロは先のW杯で、大会随一と言える守備力でイタリアの優勝に貢献。守備的MFとして屈指の能力を持つエメルソンとともに、3季連続無冠に終わったレアルで守備の中心選手として期待される。

【ブッフォンは残留】
 イタリア代表GKジャンルイージ・ブッフォン(28)が、不正疑惑事件により来季からイタリアセリエBに降格となるユベントスに残留する決意をしたことが19日、明らかになった。同選手の代理人が表明した。
 ユベントスの主力選手のうち、イタリア代表主将のDFカンナバーロとブラジル代表MFエメルソンについては、スペインのレアル・マドリードへの移籍が正式決定している。

☆新たに2クラブ告発★
 イタリア・ナポリの検察当局が、サッカーの同国1部リーグ(セリエA)での不正行為問題で、新たに2クラブを告発することが19日、明らかになった。イタリア紙コリエレ・デラ・セラが報じた。情報筋や告発対象のクラブ名は明らかになっていない。
 同リーグの不正疑惑では、ユベントスなど4クラブが関与があったとして同2部リーグ(セリエB)降格などの処分を受けた。4クラブは処分を不服とし、22日から控訴審が始まることになっている。

☆解任★
 ブラジルサッカー連盟は19日、同国代表のパレイラ監督が成績不振で辞任したと発表した。W杯ドイツ大会で優勝候補の筆頭と期待されながら、準々決勝で敗退した責任を問われていた。
 解任ではなく、家族と一緒に過ごす時間がほしいと訴えたパレイラ氏と同連盟のテイシェイラ会長が話し合って決めたというが、事実上の解任とみられる。また同連盟は今後パレイラ氏との関係はなくなったとし、同氏が代表のテクニカルコーディネーターに就任するとの憶測を否定した。
 地元メディアでは後任の監督候補として、J1鹿島アントラーズを率いるアウトゥオリ監督や、ルシェンブルゴ元ブラジル代表監督の名前が取りざたされている。
 パレイラ氏はW杯で、ロナウドら調子が悪いベテラン勢を起用し続けたとして、地元ファンから強く批判されていた。

☆フル出場★
 スイス・スーパーリーグは19日に開幕し、日本代表MF中田浩二の所属するバーゼルはヤングボーイズとのアウェー戦に臨み1−1と引き分けた。
 開幕戦を白星で飾ることはできなかったものの、中田浩はフル出場。13日に行われたUEFAカップのトボル戦でもフル出場を果たしており、2006年W杯での鬱憤を晴らすべく、順調な滑り出しで今季をスタートしている。
 バーゼルの次節は22日、ホームでシャフハウゼンと対戦する。

☆後半出場★
 日本代表FWで、フランスリーグ2のグルノーブルに所属する大黒将志は19日、グルノーブル(フランス)で契約切れの選手を主体とするチームとの練習試合に後半から出場したが、得点に絡む活躍はなかった。チームは2−1で勝った。
 W杯後、グルノーブルで2試合目の出場となった大黒は「(チームの)課題はいっぱいあるが、自分のコンディションを上げることを優先していきたい」と話した。

【超サカFLASH】

☆GM職新設検討★
 日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンは19日、日本代表を統括するゼネラルマネージャー職を新設したいとの考えを明らかにした。

☆視察★
 日本代表監督に就任するイビチャ・オシム氏が19日、J1の大宮vs磐田戦(駒場)を視察した。オシム氏は「今日の試合はよかった」と話した後、代表選手については「今は言えない」などと述べ、スタジアムを後にした。
 オシム氏は明日21日、日本サッカー協会と正式契約を結ぶ。

☆視察★
 U-21日本代表監督に就任する反町康治氏が19日に行われたJ1の横浜Mvs清水戦を視察した。

☆前半出場★
 オランダエールディビジ、ヘラクレスの平山相太は19日、ドイツのハルツブルクで6チームによるハルツ・カップのキューバ代表との試合に先発出場し、無得点のまま前半で交代した。試合は0−0で引き分けた。

☆全治2ヶ月★
 J1のFC東京は本日、DF吉本一謙が右膝半月板の部分除去手術を受け、全治まで約2ヶ月を要すると発表した。18歳のホープとして期待を集めている。

☆獲得★
 J1名古屋は本日、新外国人選手として元ノルウェー代表FWフローデ・ヨンセン(32)の獲得を発表した。ヨンセンは同国代表として31試合に出場し、10得点を挙げている。これまで同国内リーグのローゼンボリでプレーしていた。明日21日に来日予定。

☆全治1ヶ月★
 J2柏のFW北嶋秀朗が本日、軟骨を損傷した左膝の手術を千葉県内の病院で受けた。全治まで約1ヶ月の見込み。

☆レンタル★
 J2札幌は本日、DF野本安啓(23)が九州リーグのニューウェーブ北九州へ来年1月31日までの期限付きで移籍することを発表した。野本はシンガポールリーグの新潟Sから今季移籍したが、公式戦の出場機会はなかった。

☆辞任★
 W杯ドイツ大会でアルゼンチン代表を率いたホセ・ペケルマン監督が辞任することが19日、明らかになった。

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