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本日の超最新情報
2007.12.19.WED
★打ち上げ★
練習試合結果
日本代表３−０筑波大学
日本代表３−０順天堂大学
日本代表候補は本日19日、千葉県習志野市内で岡田武史監督就任後初の練習を行った。最初のミーティングで岡田監督は2010年ワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会での３位以上という高い目標を掲げ、選手の奮起を促した。
筑波大と順大との３５分ハーフの練習試合２試合では故障の闘莉王（浦和）、風邪の山瀬功（横浜Ｍ）ら４選手を除く２９選手がプレー。筑波大戦は前半に播戸（Ｇ大阪）が連続ゴールを奪い、後半に巻（千葉）が加点。順大戦は後半、矢野（新潟）が２点、大久保嘉（神戸）が１点を挙げ、２試合とも３−０で勝利した。
岡田監督は試合後、「パーフェクトだとは思わないが、最初としてはこれくらいできればいい」と選手の動きに及第点を与え、「長い期間をかけて、やりたいサッカーを浸透させるつもりだったが、もう少し早くできそうだ」と前向きな感触を掴んだことを強調した。
チームは本日19日に解散。Ｗ杯アジア３次予選がスタートする来年は、1月15日から鹿児島県指宿市での合宿で始動する。
【大木コーチも始動】
甲府の大木・前監督が臨時コーチとして練習に参加した。選手の動きをよく見るため観客席に陣取った岡田監督の隣に座って熱心に観察。試合と試合の合間には、積極的に指示を出した。
安田理は「大木さんには甲府のショートパスをつなぐイメージがある。今まで聞いたことがないような指示だったので発見があった」と胸躍らせた。
【ごった返す報道陣】
岡田ジャパンの始動に多数の報道陣が詰め掛けた。
用意した報道用パスは２００枚だったが、それを上回る２３５人が取材に訪れた。足りない分は、スタッフ用のものを書き換えて対応。日本協会の担当者は「オシムさんの時は１５０人くらいだった」と、ごった返す報道陣に驚いていた。
練習試合が行われたスタンドにも多くのファンが訪れ、注目度の高さをうかがわせた。
【播戸が２ゴール】
２得点と気を吐いた播戸は「立ち上げの練習試合で（点を）取れたのはいいこと」と満足そうだった。
札幌に所属していた時にも岡田監督から教えを受けた。朝のミーティングでは「僕を使って笑いを取ることもあった」というほど打ち解けた間柄だ。自身初のＷ杯出場を目指す播戸は「オシムさんに教えてもらったことにプラスアルファして岡田さんのやりたいことを出せればいい」と前向きに話した。
【初招集の岩政が持ち味発揮】
Ｊ１優勝の鹿島から初招集のＤＦ岩政とＦＷ田代はやや緊張気味だった。岩政は「吸ったことのない空気だったので…。でも鹿島でのプレーを見て選んでくれたので、いつもやっているプレーを心掛けた」。練習試合では持ち味のヘディングの強さを随所に見せた。
一方の田代は周囲と呼吸が合わないシーンも目立ち「消化不良です」と苦笑していた。
★日程発表★
日本サッカー協会は本日19日、来年の日本代表などの年間日程を発表、2010年ワールドカップ（Ｗ杯）３次予選初戦となる2月6日のタイ戦は埼玉スタジアムで開催されることになった。
このほかのホーム開催は6月2日のオマーン戦（第３戦）が横浜市の日産スタジアム、同22日のバーレーン戦（最終第６戦）は埼玉スタジアムで行われる。岡田監督就任後、初戦となる1月26日の国際親善試合のチリ戦と、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦は東京・国立霞ヶ丘競技場で実施される。
岡田監督は「Ｗ杯予選の年で選手にとっては非常にハードな日程。一致団結して乗り越えたい」と語った。5月下旬の国際親善試合は１試合をアフリカ勢と、もう１試合を欧州、南米の強豪国との対戦を要望した。
北京五輪に出場するU-23（23歳以下）日本代表は2、5月に海外遠征し、3、6月に国際親善試合を実施。日本女子代表はフル代表と一緒に2月の東アジア選手権（中国）で北朝鮮、中国、韓国と対戦し、U-23代表とともに7月の壮行試合を経て五輪に臨む。
★契約延長★
Ｊ１川崎フロンターレは本日19日、今季の得点王のＦＷジュニーニョ(30)と１年間の契約延長で合意したと発表した。Ｊ１、Ｊ２で通算１２２点を挙げたジュニーニョは来季、川崎で６シーズン目を迎える。
Ｊ２東京Ｖに期限付き移籍したＦＷフッキ(21)の復帰も決まった。フッキは３７点でＪ２得点王に輝き、東京ＶのＪ１昇格の原動力となった。
★就任会見★
日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）のＦＣ琉球の総監督に就任した元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(52)は本日19日、那覇市内で記者会見に臨み「（今季１７位に終わったチームを）完全なプロにし、成功への道、エリートへの道に導きたい。私の経験を生かしたい」と抱負を語った。
ベンチに入って指揮を執るかどうかについては「私は監督ではない」と否定的な考えを示した。
トルシエ氏は1998年に日本代表監督に就任。2002年のワールドカップ（Ｗ杯）日韓大会では、代表チームを初めて決勝トーナメントに導いた。
【不透明な総監督のポスト】
各国の代表監督を歴任したトルシエ氏が選んだ次のポストは、Ｊ２よりさらに下に位置付けられる日本フットボールリーグで１７位に低迷したＦＣ琉球の総監督。本日19日の就任記者会見では、具体的な役回りや契約の内容は明らかにされなかった。
「構想を引っ張っていくリーダー」「哲学的、技術的、戦略的にカリキュラムを決める」。トルシエ氏は会見で総監督の全体像をこう説明。一方で「私の名前、イメージ、ノウハウが役に立つならば」とも話した。どのようにチームに関わるかは、不透明のままだ。
ＦＣ琉球を運営する琉球スポーツキングダムの野口必勝代表(30)は会見後、報道陣に契約内容を問われると「１、２年ではない」と話すにとどめ、足早に姿を消した。
トルシエ氏はこの日、沖縄のかりゆしウエア姿で登場、「ハイサイ」「チバリヨー」などの沖縄方言を時折織り交ぜた。
★準決勝進出★
カーリングカップ（イングランドリーグカップ）は18日、準々決勝の２試合が行われ、ロンドンに本拠を置くアーセナルとトッテナムが、ともに数的不利に陥りながらも準決勝へ駒を進めた。
リーグでは首位を走り、昨季カーリングカップでは準優勝を果たしているアーセナル。同カップでベンゲル監督は主力以外の選手を積極的に起用しているが、この日は延長戦の末にブラックバーンに３−２と勝利し、ベスト４進出を果たした。
ディアビーとダ・シウバのゴールにより開始３０分も立たないうちに２点をリードしたアーセナルだが、その後サンタクルスに２ゴールを奪われて２−２の同点に追い付かれ、さらにブラジル人ＭＦデニウソンが退場となって１０人での戦いを強いられたものの、延長前半にクロアチア代表ＦＷダ・シウバがこの日２得点目となる決勝弾を叩き込み、ブラックバーンに引導を渡した。
もう１試合では、敵地に乗り込んだトッテナムがマンチェスター・シティーに２−０で勝利。開始５分、デフォーのゴールで先制すると、その後にゾコラをレッドカードで失ったものの、終盤にカウンターからマルブランクがネットを揺らし、ベスト４入りを果たした。
★１２０日間資格停止★
ブラジルのスポーツ裁決機関は18日、禁止薬物フィナステリドに陽性反応を示した元ブラジル代表ＦＷロマーリオに、１２０日間の資格停止処分を科すことを決めた。
ロマーリオは聴聞会に出席しなかったが発毛剤としての服用を主張しており、所属するバスコ・ダ・ガマの弁護団は裁定に抗議する方針を明らかにした。10月の試合後の薬物検査で陽性反応が出た。
★現役引退★
来季からＪ２に降格する横浜ＦＣの元日本代表ＭＦ奥大介(31)が今季限りで引退することが18日、明らかになった。クラブからは翻意を促されていたが決意は変わらず、本日19日の契約更改交渉の席で結論を伝え、正式発表される。奥は磐田、横浜Ｍで計４度のリーグ制覇に貢献し、日本代表でも国際Ａマッチ２６試合に出場。今季加入の横浜ＦＣでは１６試合で１得点も、面倒見のいい性格でチーム内外に“奥信者”が多かった。だが、クラブ幹部から「２人とも３年はいてもらう」と言われていた親友のＦＷ久保が突然解雇され、自身も大幅減俸。人間不信も重なり、気力が続かなかった。
★引退試合★
来年からＪ２に降格する横浜ＦＣは18日、昨年引退した元日本代表ＦＷ城彰二氏(32)の引退試合を来年1月27日、横浜市の三ツ沢公園球技場で行うと発表した。
2003年以降に横浜ＦＣに所属した選手による横浜ＦＣオールスターズと、城氏とともにアトランタ五輪、Ｗ杯フランス大会に出た選手で編成されたチームが対戦する。出場選手は後日発表される。
【超サカＦＬＡＳＨ】
★内定
★
Ｊ１のＦＣ東京は本日、来季の新戦力として、明大のＤＦ長友佑都(21)の加入が内定したと発表した。今年は北京五輪アジア最終予選のU-22日本代表に選ばれ、大学などのサッカー部に所属しながらＪリーグに出場できる同チームの特別指定選手にもなっていた。
★新社長
★
来季からＪ２に降格する広島は本日、本谷祐一氏(53)が27日付で新社長に就任すると発表した。現社長の久保允誉氏は会長に就く。
★退団
★
来季からＪ２に降格する甲府は本日、ＦＣ東京からレンタル移籍していたＤＦ増嶋竜也がレンタル移籍期間満了に伴い、退団すると発表した。
★レンタル
★
Ｊ２仙台は本日、ＦＷ大久保剛志(21)が2009年1月31日までの期限付きでＪＦＬのソニー仙台に移籍すると発表した。
★獲得
★
Ｊ２草津は本日、元韓国代表ＭＦで神戸や横浜ＦＣに在籍した崔成勇(31)、仙台のＭＦ熊林親吾(26)を獲得したと発表した。大宮のＭＦ島田雄介(25)は１年間の期限付きで加入する。崔は1998、2002年のワールドカップ（Ｗ杯）代表になった。
★獲得
★
イングランドプレミアリーグのチェルシーは18日、チリのアウダックスに所属するU-20アルゼンチン代表ＦＷフランコ・ディサント(18)と契約合意したと発表した。移籍金は３４０万ポンド（約７億７６００万円）で、移籍解禁となる来年1月1日に契約完了する。
★レンタル
★
イングランドプレミアリーグのマンチェスター・シティーは18日、シャフタール・ドネツク（ウクライナ）所属のメキシコ代表ＦＷネリー・カスティージョ(23)と来年1月から１年間の期限付き移籍で合意に達したと発表した。レンタル料は５００万ユーロ（約８億２０００万円）。
★全治４ヶ月
★
スペインリーガエスパニョーラのマジョルカは18日、カメルーン代表ＦＷアシル・ウェボが右足の第５中足骨を骨折して、４ヶ月の戦線離脱となると発表した。25歳のウェボは9月に同箇所の手術を受けて復帰したばかりだった。
★新監督
★
オランダエールディビジのスパルタは18日、フォエケ・ボーイ氏を新監督に迎えると発表した。契約期間は２年半。
★新監督
★
ブラジルの強豪パルメイラスは18日、ブラジル代表やスペインリーガエスパニョーラのレアル・マドリードなどの監督を歴任したルシェンブルゴ氏の４度目の監督就任を決めた。同氏は過去３度の監督時代に２５８試合で１５８勝を挙げた。
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