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本日の超最新情報
2008.01.06.SUN

★藤枝東vs流経大柏★
第８６回全国高校選手権大会準決勝結果

高川学園(山口)０−１藤枝東(静岡)
(国立)
≪得点者≫
藤枝東：河井陽介11

流経大柏(千葉)６−０津工(三重)
(国立)
≪得点者≫
流経大柏：大前元紀(前半26分、後半6、26、28分)、保戸田春彦(後半21分)、田口泰士(後半32分)

第８６回全国高校選手権大会決勝日程

14日(月)

14:05〜
藤枝東(静岡)vs流経大柏(千葉)
(国立)

第８６回全国高校選手権大会トーナメント表

遠　　野─┐
江 の 川─┘┐
羽　　黒┐　│┐
近大和歌┘┐┘│
前橋育英┐┘　│
奈良育英┘　　│
岐 阜 工┐　　│┐
高川学園┘┐　││
星　　稜┐┘┐││
近 大 附┘　│┘│
埼 玉 栄─┐┘　│
ルーテル─┘　　│
日大藤沢─┐　　│┐
徳 島 商─┘┐　││
藤 枝 東┐　│┐││
香 川 西┘┐┘│││
室蘭大谷┐┘　│││
　境　　┘　　│┘│
三　　鷹┐　　│　│
高知中央┘┐　│　│
矢板中央┐┘┐│　│
大分鶴崎┘　│┘　│
宮 城 工─┐┘　　│
鹿児島実─┘　　　│
　　　　　　　　　├
流経大柏─┐　　　│
久 御 山─┘┐　　│
北　　越┐　│┐　│
島 原 商┘┐┘│　│
水戸短大┐┘　│　│
日章学園┘　　│　│
松商学園┐　　│┐│
東 福 岡┘┐　│││
韮　　崎┐┘┐│││
野　　洲┘　│┘││
中大中京─┐┘　││
佐 賀 北─┘　　│┘
富山第一─┐　　│
津　　工─┘┐　│
福 井 商┐　│┐│
那　　覇┘┐┘││
秋 田 商┐┘　││
神戸科学┘　　│┘
帝　　京┐　　│
済　　美┘┐　│
尚　　志┐┘┐│
広島皆実┘　│┘
青森山田─┐┘
作　　陽─┘

　サッカーの第８６回全国高校選手権大会第６日は本日6日、東京・国立霞ヶ丘競技場で準決勝が行われ、流通経大柏（千葉）と藤枝東（静岡）が、成人の日の14日に行われる決勝（国立）に進んだ。流通経大柏は２度目の出場で初めて、藤枝東は３４大会ぶり７度目の決勝進出。
　千葉と静岡の両県勢による決勝は、第６７回大会の清水商vs市船橋以来１９大会ぶり。流通経大柏は昨年の全日本ユース選手権との２冠を目指し、藤枝東は３７大会ぶり５度目の優勝を狙う。
　流通経大柏はＦＷ大前が４点を挙げ、津工（三重）に６−０と大勝した。大前は通算５得点で今大会の得点ランク単独トップに立った。藤枝東は自慢のパスワークが光り、１−０で高川学園（山口）を退けた。

【流通経大柏・大前が４得点】
　準々決勝までの３試合で挙げたゴールはＰＫの１点だけ。昨年はインターハイと全日本ユース選手権で得点王になったが、今大会は体調を崩すなど不振だった流通経大柏の大前が４得点と大暴れした。母校を初の決勝に導いた小柄な点取り屋は「点を取る自信はあったが、４点は出来過ぎ」と恥ずかしそうに笑った。
　この日は「調子が悪いのに徹底マークを受けていた」という本田監督の判断で、ＦＷではなく攻撃的ＭＦとしてプレー。相手のマークが薄い位置から何度もゴール前に飛び出した。
　前半２６分に左寄りの位置から右足でゴール右隅に先制点。勢いづくと後半は次々とチャンスをものにした。通算５ゴールでいきなり得点王争いのトップに立ち、３つ目の個人タイトルにも迫った。
　巧みなドリブルと細かい技術がアルゼンチン代表のリオネル・メッシに似ているため、大前のあだ名は「リオネル」。卒業後にＪ１の清水エスパルスへ進む逸材は「ここまで来たら（得点王を）取りたい。決勝でもゴールしたい」と、自らの得点でチームを初優勝に導くつもりだ。

【津工、自慢の攻撃封じられ大敗】
　津工は自慢の攻撃サッカーを封じられ、まさかの大敗を喫した。藤田監督は「圧倒的な点差をつけられたことより、うちの持ち味が通用しなかったことが悔しい」とショックを受けていた。
　準決勝から会場が国立競技場に変わったこともマイナスになった。ＤＦ真田は「みんな緊張して動きが硬かった」と大舞台に呑まれた様子だった。

【藤枝東、伝統のパスサッカーで翻弄】
　藤枝東のふじ色のユニホームが久々に頂点を懸けた舞台に帰ってくる。前半は自在なパスで主導権を握り、後半は堅い守りで危なげなく逃げ切った。鳥羽主将は「決勝では流通経大柏にリベンジして、最後に花を咲かせたい」。昨夏の全国高校総体で敗れた因縁の相手との決戦に気持ちを高めた。
　４度の優勝を誇る古豪復活へ、伝統のパスサッカーは健在だ。前半１１分の得点シーンでは、複数の選手が細かいパスをつないで相手守備を翻弄。河井の決勝点につなげた。服部監督も「前半はいいサッカーができた」とほおを緩めた。
　服部監督は藤枝東が前回決勝に進んだ３４年前の第５２回大会で選手だった。チームは北陽（大阪）に敗れて準優勝。「あの時以来なんだな。自分が残した結果より上に行ってもらいたい」としみじみ話す。
　静岡県勢による優勝も、1995年度の第７４回大会で鹿児島実（鹿児島）と両校優勝だった静岡学園を最後に出ていない。同監督は「１０年前なら静岡で勝つ方が難しかったが、今は全国の方が難しい」とレベルの拮抗を実感している。あと１つとなった全国制覇へ、藤枝東は「サッカー王国」復活の期待も背負う。

【高川学園、２度目の準決勝も無得点】
　初めての４強入りは、多々良学園として最後の出場となった前々回大会。校名を変更した高川学園は国立競技場の舞台まで勝ち進んできたが、準決勝は再び０−１の敗戦となった。白井監督は「国立のゴールは遠い」と落胆し、藤枝東のＤＦ陣に封じられたＦＷ斎藤も「相手は全員がうまかった」と負けを認めた。
　現在の３年生は多々良学園の経営破綻や民事再生法適用、校名変更など激動期を経験。転校を選んだ同級生もいたが、斎藤は「この学校に入った以上、ここで卒業したかった」という。他校からの誘いを断って残留した白井監督も「選手との絆があった」と結束力を強調した。
　この日は高川校長が初めてベンチ入りした。選手達の必死の戦いぶりを目にし「今後も我が校の特色として支援したい」と、１５大会連続出場が続く強豪の支援を約束した。

★スタメン★
　フランスカップは5日、１部勢が登場する９回戦の２５試合が行われ、ＭＦ松井大輔のルマン（１部）はセロンジェ（５部）を延長戦の末３−２で下し、１０回戦に進出した。松井は先発出場し、後半５分に右ＣＫから先制点につなげたが、１−１の後半１８分に退いた。
　退場者を出したチームは大苦戦。１−１で突入した延長前半に２点を奪って突き放した。
　このほか、カーンがセダン（２部）に２−３と敗れる波乱が起きたほか、１部同士の対戦となったオセールとサンテティエンヌの一戦は、オセールが３−２で勝利。ロリアンもバランシエンヌを２−１で下している。そのほか、ストラスブール、ニースなどが下部リーグのチームに苦戦しながらも勝利。マルセイユ、パリ・サンジェルマンなども順当に勝ち上がった。

★リーガ★
スペインリーガエスパニョーラ第１８節結果

マジョルカ０−２バルセロナ
≪得点者≫
バルセロナ：マルケス63、エトー89

エスパニョール３−０ビジャレアル
≪得点者≫
エスパニョール：タムード9、36、バルド14

　スペインリーガエスパニョーラは5日、新年最初の試合となる第１８節の２試合が行われ、２位バルセロナはマルケスとエトーのゴールでマジョルカに２−０で勝利した。
　2007年最後の試合であったレアル・マドリードとの「クラシコ」に、ホームで０−１で敗れたことを受け、強いプレッシャーに晒されていたバルセロナだったが、ウィンターブレイク明けとなる08年の初公式戦ではしっかりと白星を挙げて、好スタートを切った。
　ＦＷグイサに危ないシュートを放たれるなど、前半からマジョルカにゴールを脅かされる場面も見られたバルサだったが、後半１８分にマルケスがヘッドを叩き込んで先制。さらに約１ヶ月ぶりに復帰してきたＦＷアンリも途中出場させたバルサは、ロスタイムにボージャンのお膳立てから最後はエトーがロングレンジからのダメ押し弾を叩き込んで、試合を決めた。

★ＦＡ杯★
　イングランド協会（ＦＡ）カップは5日、３回戦が行われ、エバートンがオールドハム（３部）に０−１で敗れた。また、バーミンガム、ブラックバーン、ボルトンもそれぞれ下部リーグ所属チームに黒星を喫し、１部勢４チームが早くも姿を消した。
　ホームのエバートンは前半終了間際に１点を奪われると、最後までこれを取り返すことができず。「こんなチャンスは滅多にないのだから、心底楽しんでこい」と選手を送り出したオールドハムのシェリダン監督の前で、屈辱の敗退となった。
　また、バーミンガムがハダーズフィールド（３部）に１−２で競り負け、ブラックバーンはコベントリー（２部）に１−４と大敗。ボルトンもシェフィールド・ユナイテッド（２部）に０−１で敗れており、ともに４回戦進出を逃した。
　プレミア勢同士の対戦では、トッテナムがレディングと２−２で引き分け、ウェストハムとマンチェスター・シティーも０−０で引き分け、これらのカードは再戦となった。
　一方、マンチェスター・ユナイテッドはクリスティアーノ・ロナウドとルーニーのアベック弾でアストンビラに２−０で快勝、ウィガンもサンダーランドを３−０と破ってそれぞれ次ラウンドへ駒を進めた。
　そのほか、ミドルスブラ、ポーツマスが４回戦進出を果たした。チェルシーはＱＰＲ（２部）にオウンゴールで１−０と薄氷の勝利を収めた。

【ドログバが復帰】
　イングランドプレミアリーグ、チェルシーで、12月に左膝を手術したコートジボワール代表ＦＷディディエ・ドログバが5日、ＦＡカップ３回戦のクイーンズパーク戦の後半途中から出場し、約３週間ぶりに戦列復帰した。
　ドログバは20日に開幕するアフリカ選手権（ガーナ）に出場する同国代表メンバーにも選出されている。

★決勝進出★
　イタリアセリエＡ王者インテルとアヤックス（オランダ）が5日、ドバイでのドバイカップで対戦し、インテルがＰＫ戦の末に勝利を収めて決勝に進出した。
　インテルはクルスが２得点を挙げ、一方のアヤックスはペレスとハイティンハが２点を決め、両チームは２−２で９０分を終えた。そのままＰＫ戦へと突入し、インテルが３−２とこれを制して競り勝った。
　もう１試合、シュツットガルト（ドイツ）vsポルト・アレグレ（ポルトガル）はポルト・アレグレが１−０で競り勝った。

★練習初参加★
　Ｊ１名古屋グランパスのＭＦでU-22（22歳以下）日本代表の主軸として北京五輪出場権獲得に貢献した本田圭佑が5日、オランダエールディビジ、ＶＶＶフェンロの練習に初参加し、約２時間汗を流した。
　パス回しなどを行った後、ミニゲームでもプレー。前日にチームの紅白戦を見たという本田は「やれるという手応えはあった。驚きはなかった」と充実した表情だった。「あくまでもチームの一員になりたい。適応する必要がある」と意欲を見せた。代理人によると、10日ごろまでに契約についての結論を出す予定。

★セリエＡデビュー★
　昨年8月にミラン（イタリア）に加入したU-20ブラジル代表ＦＷアレシャンドレ・パト(18)が、13日のナポリ戦でセリエＡデビューを果たす見込みとなったことが5日、明らかになった。
　昨年7月のU-20ワールドカップ（Ｗ杯）では３ゴールを挙げるなど、17歳（当時）ながら得点能力の高さを見せ付けたパトは、“神童”と称されてビッグクラブが獲得に動く中、8月にインテルナシオナル（ブラジル）からミランへ移籍を果たした。しかし、規定により公式戦への出場は今年1月3日以降と、これまで我慢を強いられていた。

★獲得★
　ＭＦ中村俊輔が所属するスコティッシュプレミアリーグのセルティックは5日、セビージャ（スペイン）から元ドイツ代表ＤＦアンドレアス・ヒンケル(25)を獲得したと発表した。契約期間は３年半。移籍金は公表されていない。
　ヒンケルはセルティックのクラブ公式ＨＰで「欧州の大会でセルティックと対戦したことがあるから、この壮大なスタジアムや情熱的で素晴らしいサポーターにクラブが支えられていることをよく知っている」と、加入の喜びを語った。ヒンケルはすでにセビージャのメンバーとして今季の欧州チャンピオンズリーグに出場しているため、セルティックで同大会のピッチを踏むことはできない。
　ドイツ代表として１７キャップを数えるヒンケルは、2006年にシュツットガルト（ドイツ）からセビージャに移籍したものの、新天地で定位置を得ることができず。このところは代表メンバーからも遠ざかっていた。

★合同合宿★
　2010年ワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会アジア３次予選で、日本代表と初戦（2月6日）で対戦するタイ代表チームが強化策として今月中旬に英国へ遠征し、イングランドプレミアリーグのマンチェスター・シティーと合同合宿を行うことが5日、明らかになった。
　前タイ首相で、マンＣのタクシン・オーナーの招待によるもので、期間は約２週間。イングランド２部、３部リーグのチームとの強化試合も予定されている。タイ代表は昨年12月にもマンＣを訪れ、強化合宿を実施している。

★スタジアム婚★
　Ｊ１ヴィッセル神戸の日本代表ＦＷ大久保嘉人(25)が5日、神戸市兵庫区のホームズスタジアム神戸で莉瑛夫人(24)との結婚披露宴を行った。式には三木谷浩史会長や国見高時代の恩師・小嶺忠敏氏、ＦＣ東京のＦＷ平山相太ら両家の関係者約３００人が出席し、異例の“スタジアム婚”となった。
　２人は2004年12月1日に入籍。すでに2歳になる息子・碧人くんがいるが、入籍当時は大久保のスペイン・マジョルカ移籍や夫人の出産もあり、式は挙げていなかった。
　育ててくれた両親への親孝行の意味を込めて挙式を決断。自分達らしい式にしようと“スタジアム婚”を選んだ。関係者によると、出席者とサッカー大会を行うなど、選手ならではのイベントも開催されたという。

★トライアウト参加★
　Ｊ２の横浜ＦＣから戦力外通告を受けた元日本代表ＦＷ久保竜彦(31)が、15日のＪリーグ合同トライアウト（フクアリ）に参加する方針を固めたことが5日、明らかになった。国際Ａマッチ３２試合１１得点を誇るストライカーにはＪ２のアビスパ福岡から獲得オファーが届いているが、本人は関東圏でのプレーを希望。新たな移籍先を求め、トライアウトに備えてオフ返上で練習に励んでいる。
　元日本代表ＦＷがプライドを捨て、新たな移籍先を探す。関係者によると、久保は15日にフクアリで開催されるＪリーグ合同トライアウトに参加する方針を固め、現在もオフ返上で練習と治療を続けているという。すでにＪ２福岡から獲得オファーが届いているが、家族の問題などから関東圏でのプレーを希望しており、参加に踏み切ったようだ。
　久保は国際Ａマッチ３２試合１１得点を誇るストライカーで、1998〜2006年の９年もの間、日本代表を引っ張ってきた。過去には小倉、上村、米山ら日本代表歴の少ない選手がトライアウトに参加する例はあったが、２ケタの国際Ａマッチ出場歴を持つのは小村、望月の２人だけ。３２試合も代表歴がある選手が、トライアウトに参加するのは異例中の異例といえる。
　筑陽学園から1995年に広島入りし、2003年に横浜Ｍに移籍した久保は、2003、2004年のリーグ連覇に貢献するなど黄金時代を支えた。だが、故障などで出場機会が激減。横浜ＦＣに移籍した昨季も足首、腰痛などに泣き、わずか８試合１得点。推定３０００万円の年俸もネックになり、オフに戦力外通告を受けたばかりだった。
　それでも、戦力外通告を受けた後の昨年12月5日の東洋大との練習試合でゴールを決めるなど、調子は上向いている。指導する竹田和正トレーナーは「体力的にも、まだまだやれる」と太鼓判を押す。納得のいく新天地を求め、ドラゴンがプライドを捨てて自らを売り込む。

【超サカＦＬＡＳＨ】

★練習合流★
　イタリアセリエＡ、カターニャＦＷ森本貴幸が5日、チームの練習に合流し、紅白戦では２ゴールを決めた。

★出発★
　オーストリアブンデスリーガ、ザルツブルクに所属する元日本代表ＤＦ宮本恒靖が本日、関西空港発の航空機でオーストリアに向けて出発した。宮本はリーグ冬季中断期間のオフを利用して12月17日に帰国していた。リーグは2月中旬に再開する。

★移籍★
　Ｊ１磐田ＭＦエンリケ(22)、マルキーニョス・パラナ(30)がクルゼイロ（ブラジル）に移籍することが5日、明らかになった。エンリケはレンタル移籍になる見込み。

★正式発表★
　Ｊ１神戸は5日、大分のＦＷ松橋章太(25)を完全移籍で獲得したと正式に発表した。2007年日本代表、2001年U-20（20歳以下）の日本代表。昨年までＪ１で通算８４試合に出場し、１３得点を挙げた。

★正式発表★
　Ｊ２の横浜ＦＣは5日、元日本代表ＤＦ小村徳男(38)ＪＦＬのがガイナーレ鳥取に完全移籍すると正式に発表した。
　横浜Ｍ、仙台、広島などでもプレー経験を持つ小村は、Ｊリーグ通算３９３試合出場を記録しているほか、日本代表としても３２試合に出場している。

★スコティッシュ★
スコティッシュプレミアリーグ第２２節結果

レンジャーズ２−０ダンディー・ユナイテッド
≪得点者≫
レンジャーズ：ナイスミス9、ファーガソン40

フォルカーク０−０アバディーン
インバーネス３−０グレトナ
セントミレン２−１ハイバーニアン
ハーツ１−１キルマーノック

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