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本日の超最新情報
2008.04.30.WED

INDEX

3位転落
J1第9節最終日
鹿島2−2神戸
G大阪2−3大宮
3位鹿島は3戦連続ドローで3位転落!大宮は終盤の2ゴールで逆転勝ちして6位浮上!G大阪は2連敗で10位転落!

「死ね!」発言
29日のJ1第9節のFC東京vs大分戦で西村雄一主審(36)が試合中、大分DF上本大海に「死ね!」などと暴言を吐き、日本協会とJリーグが共同で事情聴取開始!

聴聞会
川崎FW我那覇和樹(27)のドーピング処分取り消し問題で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が東京都内で聴聞会!

CL展望
本日30日は欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦、チェルシー(イングランド)vsリバプール(イングランド)!

9季ぶり決勝進出
欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)1−0(TOTAL1−0)バルセロナ(スペイン)
マンUが9シーズンぶりの決勝進出!イングランド勢同士の決勝は史上初!

先勝
オランダエールディビジ・プレーオフ1回戦第1戦
トゥヴェンテ3−0NAC
欧州CL出場権を懸けたプレーオフはトゥヴェンテが先勝!

解任?
マンチェスター・シティーのエリクソン監督が今季終了後に解任の可能性!タクシン・オーナーが通告!

移籍金65億円
バルセロナがブラジル代表FWロナウジーニョの移籍金を約65億円以上に設定し、ミランとの交渉が難航!

退団
元スペイン代表GKカニサレス(38)が今季終了後にバレンシアを退団!

女装売春婦から恐喝
ミランFWロナウドが女装した売春婦から口止め料として300万円を恐喝される!

暫定首位浮上
J1第9節第1日
0−2清水
磐田2−0京都
新潟0−0東京V
浦和4−2札幌
FC東京1−0大分
横浜M3−0千葉
名古屋1−2川崎
浦和は逆転勝利で暫定首位浮上!名古屋は6連勝後の連敗で2位転落!
J2第10節
山形1−0湘南
水戸1−3岐阜
徳島1−4広島
仙台3−0鳥栖
熊本2−1甲府
福岡1−1草津
愛媛1−4C大阪
広島は圧勝で首位堅守!仙台は2位に、C大阪は3位に浮上!

本日の超サカFLASH
発熱とへんとう腺の腫れのため離脱していた浦和MF鈴木啓太が練習を再開ほか


本文
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3位転落
J1第9節最終日結果

鹿島2−2神戸
(カシマ・10221人)
≪得点者≫
鹿島:マルキーニョス65、88
神戸:吉田70、大久保87

G大阪2−3大宮
(万博・10081人)
≪得点者≫
G大阪:ルーカス11、中澤68
大宮:吉原38、藤本84、森田89

NEW!
Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第9節最終日は本日30日、カシマスタジアムなどで残り2試合が行われ、昨季王者の鹿島アントラーズはヴィッセル神戸と2−2で引き分けた。鹿島は3試合連続の引き分けで勝ち点18の3位に転落。ともに試合がなかった浦和レッズと名古屋グランパスが同19で並び、得失点差で浦和が首位に立った。
 大宮アルディージャは終盤の連続得点でガンバ大阪に3−2で逆転勝ちし、勝ち点15で6位浮上。4試合勝ち星なしのG大阪は同12で10位に下がった。

【勝利が遠い鹿島】
鹿島2−2神戸
(カシマ・10221人)
≪得点者≫
鹿島:マルキーニョス65、88
神戸:吉田70、大久保87
≪出場メンバー≫
鹿島
GK:
21.曽ヶ端準
DF:
19.伊野波雅彦
3.岩政大樹
4.大岩剛
(68分16.中後雅喜)
22.石神直哉
MF:
15.青木剛
40.小笠原満男
10.本山雅志
(75分11.ダニーロ)
8.野沢拓也
FW:
18.マルキーニョス
9.田代有三
(81分13.興梠慎三)
神戸
GK:
1.榎本達也
DF:
25.石櫃洋祐
2.小林久晃
32.柳川雅樹
20.鈴木規郎
MF:
8.栗原圭介
(61分17.吉田孝行
26.松岡亮輔
10.ボッティ
16.古賀誠史
FW:
22.馬場賢治
(70分18.田中英雄)
13.大久保嘉人

 鹿島の勝利が何とも遠い。アジアチャンピオンズリーグの敗戦も含め、公式戦ここ5試合で3分け2敗。右足甲の裂傷から復帰したマルキーニョスの2得点で、何とか勝ち点1を挙げた。
 先制、同点ゴールでリーグトップの7得点としたブラジル人ストライカーは「引き分けに持ち込んだのは評価すべき」と前向きに言ったが、表情は浮かない。
 DF岩政は「情けない。2失点は僕が統率しきれなかった責任」と自分を責めた。ケガ人が出て陣容が変わった守備網はもろく、簡単にゴールを割られた。
 パスミスが目立ち、個々の体の切れも神戸に比べて見劣りした。連戦の疲れはピークなのだろう。本山は「1−2からよくあきらめないで攻めた」と話す。今は耐える時だ。

★大久保「もったいない」
 神戸は前節でG大阪を破ったのに続き、強豪と互角に渡り合った。松田監督は「アウェーで勝ち点を取って帰れるのをよしとしなければ」と合格点を与えた。
 大久保は後半42分に勝ち越しの2点目を挙げたが「うれしくない。もったいない」とぶぜん。直後に追い付かれて勝利を逃した結果を消化しきれない様子だった。

【大宮は選手交代策が的中】
G大阪2−3大宮
(万博・10081人)
≪得点者≫
G大阪:ルーカス11、中澤68
大宮:吉原38、藤本84、森田89
≪出場メンバー≫
G大阪
GK:
1.松代直樹
DF:
21.加地亮
2.中澤聡太
5.山口智
13.安田理大
MF:
17.明神智和
27.橋本英郎
10.二川孝広
(82分20.倉田秋)
7.遠藤保仁
FW:
9.ルーカス
18.バレー
(87分10.播戸竜二)
大宮
GK:
21.江角浩司
DF:
19.村山祐介
3.レアンドロ
5.冨田大介
4.波戸康広
MF:
8.小林大悟
(82分14.森田浩史)
32.小林慶行
6.片岡洋介
23.金澤慎
(72分11.藤本主税)
FW:
9.吉原宏太
(68分13.ペドロ・ジュニオール
10.デニス・マルケス

 大宮は後半の選手交代策が的中し、敵地で見事な逆転勝ち。5試合負けなしとなった。
 1点を追う後半27分に藤本、37分に森田を投入。するとその2分後に藤本が左足で同点とし、ロスタイムには藤本のFKを森田が頭で合わせた。
 樋口監督は「ビックリするくらい当たったね」と大喜び。188センチの長身を生かして今季初ゴールを決めた森田は「(藤本)主税さんが入った後もまだ交代枠があったので、必ず出番が来ると思っていた。難しい角度だったが、いいコースに飛んでくれた」と笑顔で振り返った。

★4試合勝ちがないG大阪
 後半ロスタイム、セットプレーから途中出場の森田に逆転ゴールを許した。G大阪の選手達は肩を落とし、ゴール裏のサポーターは静まり返った。昨季は一度もなかったリーグ戦での2連敗。4試合勝ちなしという現実を、誰もが受け入れられないようだった。
 2度のリードを守り切れなかった。ルーカスが先制したものの、前半38分に最終ラインの裏をあっさりと突かれて吉原に同点とされた。後半には中澤のヘディングで2−1としたが、残り10分を切ってからの大宮の猛攻を止められなかった。
 西野監督は「最終ラインはコンビネーションもできてきたので、変えたくない」と話していた。この日はケガから戻った右サイドバックの加地が今季初先発し、中盤も今季初めて遠藤、二川、明神、橋本という昨季のメンバーが揃った。その試合でのまさかの展開。今後に不安を残す、嫌な逆転負けとなった。


「死ね!」発言
 東京・味の素スタジアムで29日に行われたJ1第9節のFC東京vs大分トリニータ戦で、大分のDF上本大海が西村雄一主審から試合中に「死ね!」などと暴言を受けたことが本日30日、明らかになった。
 冷静さを求められる主審が暴言を吐くことは極めて異例。大分の原靖強化部長は選手らから証言を集めた上で、日本サッカー協会審判委員会に抗議文を提出する意向を示した。
 チーム関係者によると、判定に異議を申し立てた大分の上本に対し、主審が「うるさい」「死ね」などと言ったという。原強化部長は「選手の人権に関わる問題で、(発言が)本当なら大ごと。たとえ選手に非があったとしても、そういう発言は次元が違うと思う」と話した。同日午後にも、選手から事情を聴く予定。
 大分が0−1で敗れた試合では、大分の4選手が計6度の警告を受け、そのうち2選手が退場処分となった。
 この件についてJリーグは抗議文を待たず、大分の選手、関係者などから事情聴取をした上で対応を協議する意向を示した。

【日本協会とJリーグが事情聴取開始】
 日本サッカー協会とJリーグは本日30日、東京・味の素スタジアムで29日に行われたJ1のFC東京vs大分トリニータ戦で、大分の選手が西村雄一主審から試合中に「うるさい」「死ね」などと暴言を受けたとされる問題で、試合を担当した審判団や両クラブの選手、関係者の事情聴取を共同で開始した。
 日本協会の田嶋幸三専務理事は審判委員会にも調査するように指示し、「協会として重く考えている。いろいろ調査して対処する」との談話を発表した。
 日本協会は試合を担当したマッチコミッショナーの報告書の内容を明らかにしなかったが、同協会副会長を兼ねるJリーグの鬼武健二チェアマンは、選手が主審に「死ね」と言われたとする大分側の主張が報告書に含まれていたことを明言した。
 ある協会幹部によると、西村審判員は松崎康弘審判委員長に対し「そんなことは言っていない」と暴言を否定した。
 協会側は「何もないところで『死ね』という言葉が出てくるとは思えない。きっちり調べ、なるべく早く発表したい」としている。

【前代未聞の「死ね!」発言】
 Jリーグで前代未聞のトラブルが起きた。29日に行われたJ1のFC東京vs大分戦(味スタ)で、西村雄一主審(36)が試合中、選手に「死ね」と暴言を吐いたことが明らかになった。後半37分過ぎの接触プレー後、判定に異議を申し立てた大分DF上本大海(25)に言い放った。居合わせた両軍の複数の選手も耳にしており、事態を重くみた大分側は証言を集めて文書を作成し、日本サッカー協会審判委員会に提出する方針を固めた。
 選手達は誰もが、自分の耳を疑った。一進一退の攻防が続いていた後半37分過ぎだった。FC東京のFW赤嶺と大分DF深谷がボールを競り合って接触。西村主審は、赤嶺のファウルと判断して大分ボールでの試合再開を促した。しかし、約17分前に赤嶺からファウルを受けていた上本が歩み寄り「赤嶺の肘が(深谷の体に)入ってました。今日2度目ですよ」と主張。警告が出ないことに異議を申し立て、その直後に「事件」は起こった。
 上本をはじめ、その場に居合わせた大分とFC東京の複数の選手達の証言によると、西村主審は「うるさい!お前は黙ってプレーしておけ。死ね!」と言ったという。侮辱的な言葉を浴びせられた上本は試合後、審判団が引き上げる際に「日本協会に報告しますよ」と伝えると、同主審は再び「お前は黙っとけ!イエローカード(警告)を出すぞ」とどう喝した。
 上本は「ショックでした。同じことを僕らが言ったら退場です。選手はカードを持っていないけど、あの審判はレッドカードです。絶対に許せない」とやり場のない怒りに体を震わせた。FC東京の選手も「間違いなく(西村主審は)言っていました」と証言。試合は大分側のみ4選手が計6度の警告を受け、そのうち2人が退場処分を受けて完封負けした。
 選手達の動揺ぶりに事態を重く受け止めた大分側は試合後、河内耕一郎マッチコミッショナーに抗議。クラブ関係者によると、同コミッショナーは西村主審が「うるさい、お前はあっちに行ってろ」と言ったことは認めたが「死ね」の発言については明言しなかったという。クラブ側との協議後、河内氏は報道陣に対しては「何もないですよ。選手も興奮していたんでしょう」と詳細を語らずにスタジアムを後にした。大分の原靖強化部長は「選手達の証言を文書に取りまとめて、審判委員会に提出したい」と話した。
 西村主審は、2004年にプロ審判「スペシャルレフェリー」の資格を取得。2007年9月のU-17(17歳以下)W杯では、日本人審判員としては初めて、FIFA(国際連盟)主催の世界大会決勝で笛を吹いた。AFC(アジア連盟)エリート審判員にも選ばれ、2010年W杯南アフリカ大会のレフェリー有力候補。国内でも有数の実績があるだけに、今回の暴言事件が選手に与える影響は計り知れない。
 前日28日には、審判団への侮辱行為で柏FW李が4試合の出場停止処分を受けたばかり。今後の協会やJリーグの対応次第では、日本サッカー界の信用を地に落とす最悪の事態になりかねない。


聴聞会
 J1川崎フロンターレのFW我那覇和樹(27)がドーピング禁止規定違反で受けた処分の取り消しを求めてスポーツ仲裁裁判所(CAS)にJリーグとの仲裁を申し立てた問題で、CASは本日30日、東京都内で聴聞会を開き、3人の仲裁人が両者を直接聴取した。聴取は明日5月1日にも継続して行われることになった。
 Jリーグは昨年5月、発熱や下痢などの症状を訴えてビタミン入り生理食塩水の静脈内注入(点滴)を受けた我那覇をドーピング禁止規定違反として公式戦6試合の出場停止処分などとした。我那覇はこの点滴が正当な医療行為で違反ではないなどと主張してきた。
 午前11時ごろ始まった聴聞会は、我那覇本人や点滴を施した当時のチームドクター、後藤秀隆氏らも出席。休憩を挟んで午後7時ごろまで実施された。聴聞会の内容は一切明らかにされなかったが、Jリーグ側の関係者は「7、8割(の聴取)は終わった」と説明した。
 CASは明日1日の聴聞会を終了後も、裁定を出すまでにさらに時間がかかる見通しを示している。


CL展望
欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦日程

30日(水)
日本時間27:45〜
チェルシー(イングランド)vsリバプール(イングランド)
(スタンフォード・ブリッジ)

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最新TVスケジュール

 欧州チャンピオンズリーグは本日30日、準決勝第2戦の残り1試合が行われる。対戦するのは、イングランドプレミアリーグでも鎬を削るチェルシーとリバプール。第1戦は1−1の引き分けながらチェルシーがアウェーゴールを挙げているだけに、史上初の決勝進出への期待が高まっている。
 CL準決勝でチェルシーとリバプールが激突するのは、過去4シーズンで3度目。対戦成績は、2005年、2007年ともリバプールが勝ち、決勝の舞台ヘ駒を進めている。
 しかし今回は、チェルシーがアウェーの第1戦を1−1の引き分けに持込み優位に立った。そして4日前には、国内リーグで首位のマンチェスターUを2−1と破って勝ち点で首位に並んだ勢いもある。さらにチェルシーは2004年2月以来、4年間以上も国内勢相手にホーム無敗を誇り、対リバプールでも、ベニテス監督がリバプールを率いた2004年以降はホームで一度もゴールを許していない。
 チェルシーでは、母親の葬儀のためにチームを離れていたランパードが日曜から練習に合流。グラント監督がマンチェスターU戦から先発メンバーを変更する可能性は少なそうだが、苦しい時の切り札となりそうだ。
 今シーズンの決勝が行われるのはモスクワのルジニキ・スタジアム。チェルシーのロシア人オーナー・アブラモビッチ氏のお膝元だけに、得意のホームでチーム史上初のCL決勝進出を引き寄せたいところだ。
 一方、リバプールはすでに国内リーグ優勝の可能性が遠のいているため、26日の国内リーグ・バーミンガム戦で9人メンバーを入れ替えるなど、主力を温存。第2戦は0−0の引き分けでは及ばないため、4年ぶりにチェルシーから敵地でゴールを奪えるかが焦点となる。
 注目は、加入1年目ながら今季公式戦43試合で30ゴールを挙げてチームをここまで引っ張ってきたフェルナンド・トーレス。そして、苦しい試合こそ真価を発揮するキャプテンのジェラード。得点源の2人をどう機能させるかがリバプールにとって2年連続決勝進出へのカギとなる。

【ベニテス監督がドログバ批判】
 欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦で同じイングランドのチェルシーと対戦するリバプールのラファエル・ベニテス監督が29日の前日会見に臨み、チェルシーのコートジボワール代表FWドログバを「倒れやすい選手」と表現し、牽制とも取れる発言をした。
 ホームでの初戦で1−1の引き分けに終わり、苦しい状況に追い込まれているリバプールのベニテス監督が、大一番を前日に控えて、相手のエースであるドログバについて、「彼は大変強いが、簡単に地面に倒れるし、よく転んでいる」とコメント。ドログバのプレーにはシミュレーションが多いと示唆した。
 さらにスペイン人指揮官は、「これは(ドログバの出場した)全ての試合で誰もが目にする明らかなこと。欧州の舞台でも経験を積んでいるイタリア人レフェリーも、同じ目線で判断することを望む」と語り、試合で主審を務めるイタリア人レフェリーのロセッティ氏にプレッシャーをかけている。
 また、リバプールは2004年のベニテス監督が就任以降、一度もチェルシーのホーム「スタンフォード・ブリッジ」で得点を挙げたことがない。このため、第2戦を0−0で終えても、アウェーゴールルールにより敗退が決定するリバプールにとって、厳しい戦いになると予想されていることについては、「そんな記録もあるが、すぐにでも変えられる」と、得点を奪うことに自信を見せる。さらに、「(第2戦で)勝つ必要はない。2−2のドローでも十分なんだ」と語り、決勝進出に向けて勝算があると話していた。

【母の死を乗り越えて復帰】
 チェルシーのイングランド代表MFフランク・ランパードが、本日30日に行われる欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦のリバプール(以上イングランド)戦に出場することが29日、明らかになった。
 1−1の引き分けに終わった22日のCL準決勝第1戦には出場したランパードだが、その後母親が死去したため、チェルシーが2−1で勝利した26日のプレミアリーグ、マンチェスターU戦は欠場していた。
 本日30日のCL準決勝第2戦には試合出場を果たす見込みとなっているが、MFバラックが好調なだけに、ベンチスタートとなる予定。


9季ぶり決勝進出
欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦結果

マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)1−0(TOTAL1−0)バルセロナ(スペイン)
(オールド・トラフォード・76000人)
≪得点者≫
マンU:スコールズ14
≪出場メンバー≫
マンU
GK:
1.ファン・デル・サール
DF:
4.ハーグリーヴス
5.ファーディナンド
6.ブラウン
3.エブラ
(89分27.シルベストル)
MF:
17.ナニ
(77分11.ギグス)
16.キャリック
18.スコールズ
(77分24.フレッチャー)
13.朴智星
FW:
7.ロナウド
32.テベス
バルセロナ
GK:
1.バルデス
DF:
11.ザンブロッタ
5.プジョル
3.G・ミリート
22.アビダル
MF:
24.ヤヤ・トゥーレ
(88分7.グジョンセン)
6.シャビ
20.デコ
8.イニエスタ
(60分14.アンリ)
FW:
19.メッシ
9.エトー
(72分27.ボージャン)

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)は29日、英マンチェスターで準決勝第2戦の1試合が行われ、9シーズンぶりの優勝を狙うマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)がバルセロナ(スペイン)を1−0で下し、2試合合計1−0で決勝に進出した。
 マンチェスターUは前半14分、相手DFのクリアミスを拾ったMFスコールズが右足でミドルシュートを決めた。チェルシーとリバプール(ともにイングランド)が本日30日に行う準決勝残り1試合の勝者と、5月21日の決勝(モスクワ)で対戦する。イングランド勢同士の決勝は史上初めて。
 2季前の覇者バルセロナは、MFデコやFWアンリが惜しいシュートを放ったが及ばなかった。

【史上初のイングランド勢対決】
 欧州チャンピオンズリーグで29日、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)が準決勝でバルセロナ(スペイン)を下し、決勝が史上初のイングランド勢対決になることが決まった。準決勝の残り一方で、チェルシーとリバプール(ともにイングランド)が決勝進出を懸けて争うため。
 欧州の頂点を争う大会で同一リーグ勢による決勝対決は3度目で、1999−2000年のスペイン勢(レアル・マドリードvsバレンシア)、2002−2003年のイタリア勢(ミランvsユベントス)の対戦がある。
 イングランドは今季、アーセナルを含めCLで初めて同一リーグから4チームが8強入りする快挙を達成した。

【マンUが9季ぶりの決勝進出】
 出だしの5分間と終盤の5分間。サッカーで最も危険ともいわれる時間帯で、マンチェスター・ユナイテッドは相手の猛攻をしのいだ。ファーガソン監督は「勝利の決め手は粘り強い守備だった。選手の頑張りに感激している」と誇った。
 1998−1999年シーズンにベッカムらを擁して優勝してから、昨季を含め、準決勝の壁に2度跳ね返された。前半14分に相手ミスからスコールズが先制すると、なりふり構わず、執念で負けないサッカーに徹した。主将のファーディナンドは「一丸になれた」と振り返った。
 得点を宣言していたクリスティアーノ・ロナウドは自慢のドリブルに精彩を欠き、決定機にほとんど絡めなかった。それでも終了間際、味方ゴール前で値千金のヘディングクリア。期待された攻撃面で調子が出なくても、最後まで集中力を切らさなかった。
 2連覇に向け首位を走る国内リーグでは、26日の大一番でチェルシーに敗れて勝ち点で並ばれた。試合後にチェルシーの職員らと衝突したファーディナンドとエブラが、この日は冷静さを保って堅守を支えた。
 66歳の名将が手綱を締め、世界屈指のスター達がチームに献身した。「完全優勝」を目指し、無敗のまま決勝に臨む。

【スコールズが決勝弾】
 マンチェスター・ユナイテッドを決勝に導いたのは元イングランド代表のMFスコールズ。前半14分、相手DFが左から力なくクリアした球に走り込み、右足の外側で回転をかけて右隅へ突き刺した。
 欧州CLでは過去に20得点しているが、今季はこれが初。ファーガソン監督は「今日は、いつもより攻撃を意識させた。その気になれば決められる男だ」と、33歳の生え抜き選手を手放しで褒めた。

【バルサは悔い残る敗戦】
 圧倒的なボール支配率を武器に勝ち上がってきたバルセロナは、この日も巧みにパスを回して攻め込んだ。だが2試合で1点も奪えず、悔いの残る敗退となった。
 試合後、ライカールト監督は「イングランドのチームは守りに徹するので、それを相手に勝つのは難しい。観客を喜ばせるより勝つことにばかりこだわる。残念だ」と言った。だが、バルセロナの攻撃自体も物足りなかった。前半に2度放ったデコのシュートはいずれも枠のわずか外へ。後半にはアンリがそれぞれ頭と右足で狙ったシュートがGKのほぼ正面へ飛んだ。
 3月上旬から負傷離脱したロナウジーニョの穴はやはり大きかった。国内リーグでは急に失速して優勝争いから脱落し、この日で今季無冠が決まった。


先勝
オランダエールディビジ・プレーオフ1回戦第1戦結果

トゥヴェンテ3−0NAC

 オランダエールディビジは29日、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権を懸けたプレーオフ1回戦第1戦の1試合が行われ、今季リーグ戦を4位で終えたトゥヴェンテがホームで同3位のNACを3−0と粉砕。プレーオフ決勝進出に向けて大きく前進した。
 エールディビジでは、欧州CL出場権が優勝チームと、2〜5位チームによるプレーオフ勝者に与えられる。なお、プレーオフ1回戦第1戦のもう1試合、ヘーレンフェーン(リーグ5位)とアヤックス(同2位)の一戦は、明日5月1日に行われる。


解任?
 イングランドプレミアリーグ、マンチェスター・シティーのエリクソン監督が、今季終了後に解任される可能性があることが29日、明らかになった。英BBC放送(電子版)によると、成績に不満を持つタクシン・オーナーと同監督が28日に会談。その席で、同オーナーが「この仕事はあなたにふさわしくない」と通告したという。
 元イングランド代表監督のエリクソン氏は3年契約を結んで、今季から就任。シーズン中盤までは好調だったが、後半に失速し、残り2試合でリーグ戦9位となっている。


移籍金65億円
 スペインリーガエスパニョーラのバルセロナが、今季終了後の移籍の可能性が高まっているブラジル代表FWロナウジーニョの移籍金を4000万ユーロ(約65億円)以上に設定していることが29日、明らかになった。ラポルタ会長がイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトに語った。
 ロナウジーニョを巡っては、選手側と条件面で基本合意したミラン(イタリア)がバルセロナと事前交渉を行ったものの不調に終わった。ミランの提示した移籍金は要望額と倍近い開きがあるとみられており、交渉が難航する可能性もある。AFP通信によると、獲得に関心を示したインテル(イタリア)のモラッティ会長も、「金額が少し高すぎる」と感想をもらした。
 マンチェスター・シティー(イングランド)も既にロナウジーニョの代理人と接触している。


退団
 スペインリーガエスパニョーラ、バレンシアの元スペイン代表GKサンティアゴ・カニサレス(38)が、今シーズン終了後に同クラブを退団することが29日、明らかになった。
 クーマン前監督から戦力外の扱いを受け、約4ヶ月に渡って実戦を離れていたカニサレスだが、ボロ新監督のもとで戦列復帰を果たし、先週末の試合には先発出場したものの、試合後に「クラブと契約解除で合意に達した」と明かし、退団を明言した。
 なお、引退は考えていないとのことで、今後は移籍先を探す予定。


女装売春婦から恐喝
 イタリアセリエA、ミランの元ブラジル代表FWロナウドが、移籍話や手術した左膝の回復情報ではない“女性問題”で思わぬ騒動に巻き込まれている。
 ロナウドは29日のブラジル各紙の一面を飾った。リオデジャネイロのホテルで女装した“売春婦”から口止め料として5万レアル(約300万円)払うよう恐喝された。初めは男性だと気付かなかったと、地元警察の事情聴取で話しているという。
 警察もロナウドの犯罪関与は否定。渦中のストライカーはテレビ出演などをキャンセルし、息を潜めている。


暫定首位浮上
J1第9節第1日結果

0−2清水
(柏・11012人)
≪得点者≫
清水:フェルナンジーニョ41、岡崎72

磐田2−0京都
(ヤマハ・11642人)
≪得点者≫
磐田:田中3、西36

新潟0−0東京V
(東北電ス・35788人)

浦和4−2札幌
(埼玉・48031人)
≪得点者≫
浦和:阿部24、闘莉王28、エジミウソン50、86
札幌:砂川6、柴田25

FC東京1−0大分
(味スタ・20283人)
≪得点者≫
FC東京:赤嶺14

横浜M3−0千葉
(日産ス・20220人)
≪得点者≫
横浜M:中澤22、小宮山44、田中隼47

名古屋1−2川崎
(瑞穂陸・15061人)
≪得点者≫
名古屋:ヨンセン21
川崎:村上28、ジュニーニョ36

NEW!
Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第9節第1日は29日・埼玉スタジアムなどで7試合が行われ、浦和レッズがエジミウソンの2得点などでコンサドーレ札幌に4−2で逆転勝ちし、勝ち点19で暫定首位に立った。
 名古屋グランパスは川崎フロンターレに1−2で敗れて2連敗となり、得失点差で浦和に首位を譲った。勝ち点17の鹿島アントラーズは本日30日にホームでヴィッセル神戸と対戦。
 FC東京は1−0で大分トリニータを下して同17で暫定4位。ジェフ千葉に3−0で完勝した横浜F・マリノスが5位。千葉は依然白星がない。ジュビロ磐田は京都サンガを、清水エスパルスは柏レイソルをそれぞれ2−0で下した。アルビレックス新潟と東京ヴェルディは無得点で引き分けた。

【藤本が攻守で存在感を発揮】
0−2清水
(柏・11012人)
≪得点者≫
清水:フェルナンジーニョ41、岡崎72
≪出場メンバー≫

GK:
21.南雄太
DF:
23.藏川洋平
5.古賀正紘
4.石川直樹
7.大谷秀和
MF:
14.太田圭輔
(66分15.菅沼実)
2.鎌田次郎
6.アレックス
22.鈴木達也
(46分17.永井俊太)
FW:
27.大津祐樹
(79分9.北嶋秀朗)
11.ポポ
清水
GK:
21.西部洋平
DF:
25.市川大祐
26.青山直晃
4.高木和道
2.児玉新
MF:
7.伊東輝悦
16.本田拓也
10.藤本淳吾
17.フェルナンジーニョ
FW:
9.矢島卓郎
19.原一樹
(64分23.岡崎慎司)

 清水の藤本が2得点に絡んだ。「自分で点を取れなかったので残念」と素っ気なかったが、攻守でその存在感が際立った。
 前線からボールを追い回して守備に貢献しつつ、正確なキックでチャンスメークも。藤本が生き生きとプレーした試合を長谷川監督は「言うことがない」と満足そうに評した。
 右もも裏を痛めていた藤本が26日のFC東京戦で先発に復帰してから今季初の2連勝。24歳は「やっと連勝できたので、もっと続けたい」と先を見据えた。

★柏はいいところなく2連敗
 柏はいいところがなく2連敗を喫した。主力選手を欠く中盤はボールを保持できず、リズムがつくれない。李はこの試合から4試合出場停止で、ゴール前の迫力もなかった。
 過密日程の中、中心選手不在のチームを立て直すのは容易でない。石崎監督は「今いるメンバーでやっていくしかない」と沈痛な表情で話した。

【上田が正確な左足で貢献】
磐田2−0京都
(ヤマハ・11642人)
≪得点者≫
磐田:田中3、西36
≪出場メンバー≫
磐田
GK:
1.川口能活
DF:
2.鈴木秀人
5.田中誠
15.加賀健一
MF:
25.駒野友一
6.河村崇大
27.上田康太
14.村井慎二
(56分17.犬塚友輔)
11.西紀寛
FW:
8.ジウシーニョ
(80分16.名波浩)
32.萬代宏樹
(62分9.中山雅史
京都
GK:
21.水谷雄一
DF:
20.平島崇
(39分7.徳重隆明)
24.増嶋竜也
6.森岡隆三
(46分4.中谷勇介)
5.手島和希
MF:
16.斉藤大介
3.シジクレイ
14.佐藤勇人
22.渡邉大剛
FW:
11.林丈統
(69分25.西野泰正
13.柳沢敦

 正確な左足が磐田に今季初の連勝をもたらした。U-23日本代表MFの上田は「まだ課題もあるが、点に絡めたのはうれしかった」と笑顔を交えて言った。
 試合序盤はFKで田中の得点をアシスト。36分には走り込んだ西に、左からカーブをかけたピンポイントのパスを送り、2点目につなげた。
 東京出身だが、高校から磐田の下部組織でプレー。元日本代表MF名波とプレースタイルが似ていることから名波2世と言われてきた。
 パスセンスに長けた守備的MFは「まだ自分でゲームをコントロールすることはできていない。もっとやれる」と貪欲だ。内山監督も「バックパスが多いという課題があったが、前に球を運ぶ意識が高まった。彼の展開力をもっと生かしたい」と信頼する。
 北京五輪を目指す21歳は「五輪に出るためにも結果を出し続けたい」とキッパリ言った。

★京都は無得点で3連敗
 京都は3試合連続の無得点で3連敗となった。加藤監督は「前半は前節までの悪い流れを引きずり、後手に回った」と語るなど、チームは浦和に大敗したショックからうまく切り替えることができなかったようだ。
 浦和戦でCKから失点したのに続き、この日もFKから先制点を献上。佐藤はセットプレーでの守りについて「集中力の問題かもしれない」と首をひねった。

【新潟は3連勝逃す】
新潟0−0東京V
(東北電ス・35788人)
≪出場メンバー≫
新潟
GK:
1.北野貴之
DF:
17.内田潤
5.千代反田充
3.千葉和彦
28.松尾直人
MF:
16.寺川能人
13.木暮郁哉
(51分8.ダヴィ
10.マルシオ・リシャルデス
(83分23.田中亜土夢)
7.松下年宏
FW:
9.アレッサンドロ
(76分20.河原和寿)
11.矢野貴章
東京V
GK:
1.土肥洋一
DF:
4.和田拓三
5.那須大亮
17.土屋征夫
22.服部年宏
MF:
14.富澤清太郎
(84分8.柴崎晃誠)
6.菅原智
11.大野敏隆
10.ディエゴ
FW:
9.フッキ
7.レアンドロ
(79分33.河野広貴)

 新潟は無得点の引き分けで3連勝を逃した。決定機は、後半8分にアレッサンドロのシュートがポストを叩いた1度だけだった。
 鈴木監督は「サイドを動かして攻撃を仕掛けたがあまり効果的ではなかった。質の高い試合ではなかった」と精度を欠いた攻めを残念がった。

★フッキ復帰も無得点
 東京Vは出場停止から戻ったフッキが噛み合わず。12本のシュートを放ったものの強引さが目立ち、決定機は限られた。
 柱谷監督はフッキについて「孤立する場面があった。直していかないと」と注文をつけ、服部も「フッキを使った連係を深めないと相手は怖くない」と話した。

【浦和、暫定首位に浮上】
浦和4−2札幌
(埼玉・48031人)
≪得点者≫
浦和:阿部24、闘莉王28、エジミウソン50、86
札幌:砂川6、柴田25
≪出場メンバー≫
浦和
GK:
23.都築龍太
DF:
12.堤俊輔
20.堀之内聖
22.阿部勇樹
MF:
6.山田暢久
3.細貝萌
4.田中マルクス闘莉王
14.平川忠亮
FW:
21.梅崎司
(87分16.相馬崇人)
7.高原直泰
(87分15.エスクデロ・セルヒオ)
17.エジミウソン
(89分26.高崎寛之)
札幌
GK:
28.高木貴弘
DF:
5.池内友彦
32.柴田慎吾
2.吉弘充志
19.坪内秀介
MF:
8.砂川誠
(81分9.石井謙伍)
29.ディビッドソン純マーカス
18.芳賀博信
24.西谷正也
(64分17.岡本賢明)
FW:
15.クライトン
22.西大伍

 2試合連続の4ゴール。浦和が力強く勝利をもぎ取り、暫定ながら今季初めて首位に立った。エンゲルス監督が「後半は攻撃のパワーが良かった」と満足げに話せば、ホーム初得点を含む2ゴールのエジミウソンは「ゴールは自然とやってくるもの。焦りはなかった。今日はチーム全体が良かった」と笑った。
 2度の先行を許す展開だったが、分厚い攻めで逆転した。今季2度目の先発で2アシストと活躍した梅崎は「後半はFWから中盤に下がった。(前線と後ろが)別々になると流動性がなくなるんで、自分からどんどん絡んでいった」。前半は3トップの右に構えていたが、後半に入ると中盤でボールに触る回数を増やし、活性化させた。
 闘莉王とともに守備的MFに入った細貝も、攻撃参加で存在感を見せた。細貝は「闘莉王さんが残っている時は、必ず攻め上がるようにと言われている」。2人が代わる代わる攻めに絡むことで、波状攻撃も可能となった。
 エンゲルス監督は「うちには得点力があるエジミウソン、闘莉王、高原がいる。チャンスを与えれば、当然結果が出てくる」と言った。大型補強で実現した強力な戦力の歯車が、いよいよ噛み合ってきた。

★札幌は2度のリード実らず
 札幌は前半の立ち上がりは互角以上の戦いをした。「25分くらいまでは、我々のやりたい形だった」と三浦監督。前半6分に縦パスに反応した砂川が先制すると、同25分には新人の柴田が直接FKを頭で決めた。
 しかし、後半に突き放されて逆転負け。2000年9月以来となる浦和戦の白星はならなかった。

【FC東京・赤嶺が決勝点】
FC東京1−0大分
(味スタ・20283人)
≪得点者≫
FC東京:赤嶺14
≪出場メンバー≫
FC東京
GK:
1.塩田仁史
DF:
25.徳永悠平
2.茂庭照幸
3.佐原秀樹
5.長友佑都
MF:
10.梶山陽平
6.今野泰幸
17.金沢浄
(70分7.浅利悟)
27.栗澤僚一
(59分30.大竹洋平)
FW:
24.赤嶺真吾
9.カボレ
(89分20.川口信男)
大分
GK:
1.西川周作
DF:
4.深谷友基
6.森重真人■■==86分警告2枚
22.上本大海
(83分18.市原大嗣)
MF:
3.ホベルト
5.エジミウソン
(70分2.小林亮)
11.鈴木慎吾
17.根本裕一
(57分19.前田俊介)■■==89分警告2枚
33.藤田義明
FW:
8.金崎夢生
21.松橋優

 FC東京のFW赤嶺が序盤にゴールネットを揺らし、これが決勝点に。「思い切りシュートを打った方が後悔しない。入らなくても跳ね返ったり、可能性が広がる」と照れた。
 負傷者に代わって21日からの日本代表候補合宿に参加したが、今は代表入りに関心がないという。「呼ばれている人はチームの主力ばかり。でも自分は違う」と、不動のレギュラーの座を勝ち取ることに躍起だった。

★大分は終了前に2人が退場
 大分はリーグ戦4試合ぶりの黒星。シャムスカ監督は「前線でのキープやボール回しが効果的にできなかった。守備も今日は機能しなかった」と残念がった。
 試合終了前に2度目の警告で2人が相次いで退場となり、敗戦ムードが一層濃くなった。判定についてシャムスカ監督は「対応はクラブに任せてある。自分は現場に集中したい」とコメントを避けた。

【連敗ストップも山瀬は課題挙げる】
横浜M3−0千葉
(日産ス・20220人)
≪得点者≫
横浜M:中澤22、小宮山44、田中隼47
≪出場メンバー≫
横浜M
GK:
1.榎本哲也
DF:
7.田中隼磨
4.栗原勇蔵
22.中澤佑二
26.田中裕介
MF:
13.小宮山尊信
3.松田直樹
(62分17.長谷川アーリアジャスール)
10.山瀬功治
8.ロペス
(76分17.兵藤慎剛)
FW:
9.ロニー
(67分11.坂田大輔)
18.清水範久
千葉
GK:
30.岡本昌弘
DF:
3.斎藤大輔
4.ボスナー
14.池田昇平
MF:
2.坂本將貴
15.中島浩司
6.下村東美
22.米倉恒貴
(34分8.馬場憂太)
31.青木良太
(61分7.工藤浩平)
16.谷澤達也
(78分9.青木孝太)
FW:
11.新居辰基

前節は敗れている横浜Mは危なげなく千葉に快勝。ただ引いた相手の崩し方に課題もあったようで、山瀬功は「連敗しないのはいいけど…」と、内容には満足はできないようだった。
 先制ゴールを挙げた中澤は「ゴール前でFKを与え過ぎた」と辛口に自己評価し、次節に向けて気持ちを切り替えていた。

★2季ぶりの泥沼5連敗
 トンネルの出口がまるで見えない。未だJ1で唯一開幕から白星のない千葉は、2シーズンぶりとなる泥沼の5連敗。最下位脱出の光明が見えないクゼ監督は「簡単にゴールされすぎ。良い形も何度かあったが、得点を決める力もなかった」と不機嫌に振り返った。
 負けが込んでいる時ほど先制点の重要性は増すが、前半22分、相手のCKでマークが甘く、あっけなくゴールを許した。さらに小宮山のシュートが中島に当たってコースが変わり、不運な失点。リーグ最多失点の守備が踏ん張れず、全く勝機を見い出せなかった。
 オフに水野、羽生、山岸、佐藤、水本ら日本代表クラスがごっそり抜けた。当初から苦戦は予想されていた上に、巻やフルゴビッチの故障が苦境に追い打ちをかける。さらに毎試合のようにシステムやメンバーが変わり、方向性が見えないのも気掛かりだ。
 9試合で勝ち点2は、あまりに寂しい。坂本は「何と言っていいのか…。もう一度チームの方向性を決める必要がある」と危機感を口にした。まだシーズン序盤なのに、J2降格の不安が頭をよぎる。

【川崎、2戦連続の逆転勝ち】
名古屋1−2川崎
(瑞穂陸・15061人)
≪得点者≫
名古屋:ヨンセン21
川崎:村上28、ジュニーニョ36
≪出場メンバー≫
名古屋
GK:
1.楢ア正剛
DF:
2.三木隆司
3.バヤリッツァ
16.増川隆洋
6.阿部翔平
MF:
8.マギヌン
7.中村直志
(80分10.藤田俊哉)
13.山口慶
(56分19.杉本恵太)
18.深井正樹
(56分29.小川佳純)
FW:
11.玉田圭司
9.ヨンセン
川崎
GK:
1.川島永嗣
DF:
4.井川祐輔
13.寺田周平
2.伊藤宏樹
MF:
17.菊地光将
(89分18.横山知伸)
29.谷口博之
14.中村憲剛
26.村上和弘
(80分6.田坂祐介)
8.山岸智
FW:
16.鄭大世
(62分7.黒津勝)
10.ジュニーニョ

 先制を許しても慌てず、前半28分に中村のパスを受けた村上が右足で決めて同点。同36分には相手GKがシュートを弾いたこぼれ球にジュニーニョが詰めて勝ち越し。勝利への意欲がみなぎる激しいプレーを展開、高畠監督は「選手が判断してやってくれた」と頼もしそうだった。
 後半は名古屋に押し込まれる場面もあったが、体を張ってリードを守り切った。指揮官は「この勝利をともに戦っているサポーターに捧げたい」と気持ち良さそうに言った。

★名古屋、2連敗で首位陥落
 名古屋は6連勝の後に2連敗。勝ち点19で浦和に並ばれ、得失点差で首位を明け渡した。
 前半21分にヨンセンのヘディングで先制したが、主導権を握れなかった。ゴールへ向かう強い姿勢が見られた川崎の攻撃陣に対応しきれず、前半に2失点。GK楢崎は「相手に簡単にやられ過ぎた」と悔しさをにじませた。
 昨季も開幕から4連勝したものの、その後は失速して最後は11位に沈んだ。昨年からチームが成長したことを示せるか。5月3日の次節はG大阪が相手。正念場に、楢崎は「自分達が自信を持ってプレーしないといけない」と課題を口にした。

名古屋・ストイコビッチ監督
「前半は相手にスペースを与えすぎた。後半は目を覚ましてくれた。次はいいゲームを見せたい」

J2第10節結果

山形1−0湘南
(NDスタ・4787人)
≪得点者≫
山形:長谷川50

水戸1−3岐阜
(笠松・1971人)
≪得点者≫
水戸:荒田40
岐阜:森山26、片山76、89

徳島1−4広島
(鳴門大塚・7254人)
≪得点者≫
徳島:西河12
広島:森崎浩9、14、佐藤10、86

仙台3−0鳥栖
(ユアスタ・13461人)
≪得点者≫
仙台:平瀬57、岡山73、関口84

熊本2−1甲府
(熊本・4464人)
≪得点者≫
熊本:小森田26、矢野52
甲府:藤田48=PK

福岡1−1草津
(レベスタ・6432人)
≪得点者≫
福岡:久永59
草津:島田73

愛媛1−4C大阪
(ニンスタ・3782人)
≪得点者≫
愛媛:横山20
C大阪:小松24、アレー27、ジェルマーノ33、香川89

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Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第10節は本日29日、茨城県笠松運動公園陸上競技場などで7試合が行われ、サンフレッチェ広島は佐藤寿と森崎浩がそれぞれ2得点し徳島ヴォルティスに4−1で圧勝、勝ち点20で首位を守った。
 ベガルタ仙台はサガン鳥栖を3−0で破って同16で2位、愛媛FCに4−1で逆転勝ちしたセレッソ大阪が得失点差で3位にそれぞれ浮上した。
 モンテディオ山形は湘南ベルマーレを1−0で下した。FC岐阜は水戸ホーリーホックを3−1で退け、ロアッソ熊本は2−1でヴァンフォーレ甲府に競り勝った。
 アビスパ福岡とザスパ草津は1−1で引き分けた。


【超サカFLASH】

練習欠席
 スコティッシュプレミアリーグ、セルティックMF中村俊輔が29日、風邪のため練習を欠席した。

練習合流
 右足首骨挫傷で離脱していたスコティッシュプレミアリーグ、セルティックMF水野晃樹が29日、トップチームの練習に合流した。

練習再開
 発熱とへんとう腺の腫れのため離脱していたJ1浦和MF鈴木啓太が29日、練習を再開した。

全治4週間
 J1神戸は本日、DF北本久仁衛が左脛(すね)の骨挫傷で全治約4週間と診断されたと発表した。27日のG大阪戦で負傷した。

全治2週間
 J2福岡は本日、MF久藤清一が左ハムストリング筋挫傷で全治約2週間と診断されたと発表した。26日の山形戦で負傷した。


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