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あなたの脳内診断

2008.06.14.SAT
日本代表はタイ代表に3ゴール完勝!!本日の超最新情報

INDEX

劇的決勝弾
ユーロ2008グループリーグ第2戦
グループD
スウェーデン1−2スペイン
ギリシャ0−1ロシア
スペインは終了直前のビジャの劇的決勝弾で決勝トーナメント1位通過が決定!前回王者のギリシャは無得点での敗退が決定!

最終予選進出
W杯アジア3次予選第5戦
グループ2
タイ代表0−3日本代表
バーレーン代表1−1オマーン代表
日本は3ゴール完封で完勝してW杯アジア最終予選進出が決定!

ユーロ展望
ユーロ2008グループリーグ・グループD・第2戦、初戦でそれぞれ快勝したスペインとスウェーデンが激突!

また爆勝
ユーロ2008グループリーグ第2戦
グループC
イタリア1−1ルーマニア
オランダ4−1フランス
オランダがフランスにも大勝し、死のグループ1位での生還が決定!

出場絶望
ユーロ2008に出場しているルーマニアDFラドイが13日のイタリア戦で味方選手と衝突して左眼底骨と鼻骨を骨折し、残り試合の出場が絶望!

出場停止
ユーロ2008で12日のクロアチア戦で退場処分を受けたドイツMFシュバインシュタイガーに1試合の出場停止処分!

暫定首位
W杯アフリカ2次予選第3戦
グループ8
モーリタリア0−1エチオピア
グループ12
ジブチ0−6DRコンゴ
DRコンゴが暫定首位に浮上!

処分撤回
UEFAが過去の審判員買収が発覚したポルトに対し、一度は来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権を剥奪していた処分を撤回!

獲得
アーセナルがカーディフからU-21ウェールズ代表MFラムジー(17)を獲得!

本日の超サカFLASH
U-23日本代表の反町康治監督がタイ代表vs日本代表戦視察のためにタイへ出発ほか


本文
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劇的決勝弾
ユーロ2008(欧州選手権)グループリーグ第2戦結果

グループD:

スウェーデン1−2スペイン
(インスブルック)
≪得点者≫
スウェーデン:イブラヒモビッチ34
スペイン:トーレス15、ビジャ89
≪出場メンバー≫
スウェーデン
GK:
1.イサクソン
DF:
5.ストール
3.メルベリ
4.ペッター・ハンソン
2.ニルション
MF:
11.エルマンデル
(79分18.セバスチャン・ラーション)
19.ダニエル・アンデション
8.アンデルス・スベンション
9.リュングベリ
FW:
10.イブラヒモビッチ
(46分22.ロゼンベリ)
17.ヘンリク・ラーション
(87分16.シェルストレーム)
スペイン
GK:
1.カシージャス
DF:
15.セルヒオ・ラモス
5.プジョル
(24分.2 ラウール・アルビオル)
4.マルチェナ
11.カプデビラ
MF:
6.イニエスタ
19.セナ
8.シャビ・エルナンデス
(59分10.セスク)
21.シルバ
(59分12.カソルラ)
FW:
9.フェルナンド・トーレス
7.ビジャ

ギリシャ0−1ロシア
(ザルツブルク)
≪得点者≫
ロシア:ズリアノフ33
≪出場メンバー≫
ギリシャ
GK:
1.ニコポリディス
DF:
2.セイタリディス
(40分10.カラグニス
5.デラス
16.キルギアコス
15.トロシディス
MF:
3.パツァゾグル
6.バシナス
21.カツラニス
(80分20.アマナティディス)
FW:
9.ハリステアス
23.リベロプロス
(61分17.ゲカス)
20.アマナティディス
ロシア
GK:
1.アキンフェエフ
DF:
22.アニュコフ
8.コロジン
4.イグナシェビッチ
18.ジルコフ
(87分2.ワシリー・ベレズツキー)
MF:
7.トルビンスキー
11.セマク
15.ビリアレトジノフ
(70分9.サエンコ
17.ズリアノフ
20.セムショフ
FW:
19.パブリュチェンコ

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超ユーロ2008特集

 サッカーのユーロ2008(欧州選手権)第8日は14日、オーストリアでグループリーグ・グループDの第2戦の2試合が行われ、インスブルックではスペインがスウェーデンに2−1で競り勝ち、2連勝の勝ち点6で同グループ首位が確定して8強入りした。ザルツブルクでは前回優勝のギリシャがロシアに0−1で敗れ、2連敗でグループリーグ敗退が決まった。
 スペインは前半15分、FWフェルナンド・トーレスが右足で先制。1−1の後半ロスタイムにFWビジャが今大会4得点目となる勝ち越し点を奪った。ロシアは前半33分、MFセマクのパスにMFズリアノフが右足を合わせた。
 勝ち点3で並ぶスウェーデンとロシアは18日の同グループ最終戦で準々決勝進出を懸けて対戦する。得失点差ではスウェーデンが上回るため、引き分け以上で突破可能なスウェーデンが優位。ロシアは勝つしかない。2位通過したチームは、準々決勝でグループC1位のオランダと対戦する。
 本日15日はスイスでグループAの最終戦、スイスvsポルトガル、トルコvsチェコの2試合が行われる。すでにポルトガルの首位とスイスの敗退は決まっているため、トルコとチェコが直接対決でグループリーグ2位通過を狙う。なお、トルコとチェコは勝ち点・得失点差・総得点も並んでいるため、90分間で試合が決着しない場合は、PK戦が行われる。

【スペインは劇的ゴールで決勝T進出】
 決して勝負強くはない印象だったスペインが、終了間際に勝ち越した。ゆっくりとガッツポーズしたアラゴネス監督は「あまり感情的ではない方だが、残りわずかの時間帯だったので格別にうれしかった」と実感を込めた。
 前半15分、愛称「ニーニョ(少年)」のフェルナンド・トーレスがシルバの浮き球パスに右足を伸ばして合わせた。だがエースの今大会初得点でも勢いに乗れず、同点を許した。
 指揮官が「まるでボールの持ち主のようだった」と自賛した後半のボール支配率はほぼ7割。それでも決定機は18分にフェルナンド・トーレスのシュートが惜しくもDFに阻まれたシーンくらいで、ロスタイムに突入した。
 「幸運なことに、うちには信じられないことをやってのけるビジャがいた」と同監督。自陣深くから出たロングボールに走り込んだ背番号7は、DFをさらりとかわしてGKの横を擦り抜けるシュートを流し込んだ。
 「勝てると信じて最後まで集中していたから、あのシュートを打てた」とビジャ。2大会ぶりの8強だが、もっと先も見据えられる勝ち方だ。

【スウェーデン「最悪の負け方」】
 粘りきれなかったスウェーデンのラーゲルベック監督は「最悪の負け方だ」と切り出した。
 0−1の前半34分、右からのパスを受けたイブラヒモビッチがDFのタックルを弾き飛ばし、すかさずシュート体勢に入って右足を振り抜き同点。だが、2試合連続得点の大黒柱が膝痛で退いた後半は守勢に回り、畳み掛ける相手を抑えられなかった。
 勝ち点3で並ぶロシアとの次戦にエースは欠かせないが、同監督は「おそらく出られると楽観しているけれど、はっきりとは言えない」と浮かない表情だった。

【ロシアは8強入りに望みつなぐ】
 ロシアが準々決勝進出に望みをつないだ。序盤から積極的に仕掛け、前半33分に鮮やかな先制点。ゴール右で浮いたボールをセマクがオーバーヘッドで中央に折り返し、ジリアノフが右足で合わせた。
 1−4で大敗したスペイン戦の反省を生かし、速攻狙いのギリシャにきっちり対応。1点を守った選手たちに、ヒディンク監督は「とても誇りに思う。ロシアの将来に重要な勝利だ」と笑顔をのぞかせた。

【前回王者ギリシャはあっさり散る】
 前回王者のギリシャがあっさりと散った。優勝の原動力になった自慢の堅守も、少ない好機をものにする決定力も発揮できなかった。
 DFデラスら守備の要が30歳を超えて衰えを隠せず、相手を威圧するようなプレスは影を潜めた。若手中心で勢いに乗るロシアの猛攻に持ちこたえられずにゴールを割られた。
 昨季のドイツブンデスリーガ得点王のFWゲカスらの台頭で得点力は増したはずだったが、シュートは次々と枠を外れた。4年前に活躍したFWハリステアスが後半23分に右CKを頭で合わせたが、GKに阻まれた。
 前回から指揮を執るレーハーゲル監督は「この大会はもっとうまくやれると思った」と怒りさえのぞかせた。その表情に王者の威厳は全くなかった。


最終予選進出
W杯アジア3次予選第5戦結果

グループ2:

タイ代表0−3日本代表

会場:バンコク・ラジャマンガラ・スタジアム
観衆:27500人
主審:アル・バドワウィ(UAE)
天気:曇り
気温:33℃
湿度:58%
ピッチ:全面良芝

≪得点者≫
日本:闘莉王23、中澤39、中村憲89
≪出場メンバー≫
タイ代表
GK:
18.コーシン・ハタイラタナクン
DF:
2.スリー・スカ
5.ニウェット・シリオン
16.キアトプラウット・サーイウェオ
6.ナタポーン・パンリット
MF:
7.ダサコーン・トーンラオ
10.タワン・スリパン(cap)
13.チャイウット・ワッタナ
(71分12.ニルット・スラシアン
15.ピシットポン・チェイチュー
(85分17.スティー・スックソムギット)
FW:
9.サラーユット・チャイカムディー
(48分11.タナー・チャナブット)
14.ティーラシン・デーンダー
ベンチ:
GK:
1.シワラック・テースーンヌーン
DF:
4.ジェサダー・ジッサワット
3.ナッタポン・サマナ
MF:
8.スチャオ・ヌットヌム

フォーメーション
(4-4-2)

  14  9
 15    7
  13  10
6  16  5  2
   18

日本代表
GK:
18.楢崎正剛(名古屋)
DF:
6.内田篤人(鹿島)
2.中澤佑二(横浜M)(cap)
4.田中マルクス闘莉王(浦和)
3.駒野友一(磐田)
MF:
10.中村俊輔(セルティック)
(70分14.中村憲剛(川崎))
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
7.遠藤保仁(G大阪)
9.松井大輔(サンテティエンヌ)
(70分16.矢野貴章(新潟))
8.香川真司(C大阪)
(83分15.今野泰幸(FC東京))
FW:
11.玉田圭司(名古屋)
ベンチ:
GK:
1.川口能活(磐田)
DF:
5.寺田周平(川崎)
MF:
13.鈴木啓太(浦和)
FW:
12.巻誠一郎(千葉)

フォーメーション
(4-5-1)

   11
 9  8  10
   7  17
3  4  2  6
   18

NEW!
W杯アジア3次予選の
日本代表メンバー24名


≪各種データ≫
タイ代表日本代表
ボール支配率:
43%:57%
シュート数:
7:15
直接FK数:
16:26
間接FK数:
4:2
CK数:
4:10
GK数:
9:7
PK数:
0:0
オフサイド:
4:1

バーレーン代表1−1オマーン代表
(マナマ)
≪得点者≫
バーレーン:アイシュ41
オマーン:アル・アジミ72

W杯大会アジア3次予選順位表
(第5戦終了時)

上段:
順位.チーム・勝ち点
下段:
試合数・勝・分け・敗・得点・失点・得失点

グループ2:

1.バーレーン 11
5 3 2 0 7 4 +3
2.日本 10
5 3 1 1 11 3 +8

3.オマーン 5
5 1 2 2 4 7 -3
4.タイ 1
5 0 1 4 4 12 -8

…アジア最終予選進出

 サッカーの2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アジア3次予選第5戦で日本代表は14日、バンコク(タイ)のラジャマンガラスタジアムでタイ代表に3−0で快勝した。
 同日行われた日本と同じグループ2のバーレーンvsオマーンは1−1の引き分けに終わり、この結果、日本とバーレーンの同グループ2位以上が確定。最終戦を待たずに両チームの最終予選進出が決まった。日本とバーレーンは1位通過を懸け、22日に埼玉スタジアムで激突する。現在の順位は勝ち点11でバーレーンが1位、勝ち点10の日本が2位となっている。
 日本は前半に闘莉王(浦和)と中澤(横浜M)のヘディングゴールで試合の主導権を握り、後半には中村憲(川崎)が加点して試合を決めた。
 W杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会は27日にクアラルンプール(マレーシア)のAFC(アジアサッカー連盟)ハウスで行われ、10チームが2つのグループに分かれ、9月6日から来年6月17日にかけてホーム&アウェー総当たりのリーグ戦を行う。各グループ上位2チームまでが、W杯本大会への出場権を得られる。3位同士はプレーオフを行い、その勝者はさらにオセアニア地区1位との大陸間プレーオフを戦って、W杯出場を目指す。

日本代表・岡田武史監督
「前半はボールを支配してパスをつなぐサッカーができる確信があったが、もし点が入らなければ、勝負に徹するサッカーをするつもりで退路を断っていた。これでこのチームが、また1つ強くなるのではという気がしている」

中村俊輔
「(足首のけがを押しての出場に)大事なゲームなので出たかった。苦しい展開を予想していたが、セットプレーで点が入ったのが大きい。球を取られた後の守備に迫力を出すというチームのコンセプトも実行できた」

田中マルクス闘莉王
「前回の試合は先に失点したことで流れをうまく持っていけなかった。だから先制点を入れられたことがよかった。前半いい形でプレーできたので、後半はあと2点くらい欲しかった」

中澤佑二
「セットプレーから闘莉王が得点したことでいい流れになり、日本のゲームができた。完封はしたが後半押し込まれたし、守備にもまだ改善点がある」

松井大輔
「勝ったのが一番良かった。試合の中では相手の流れになる時間もあるし、(プレスに)行くところと行かないところをはっきりさせることができればいいと思う」

中村憲剛
「駒野からボールがきて、GKもDFの位置も見えていたので落ち着いて決められた。セットプレーでも流れの中でも、両方から点が取れたほうがいい」

タイ代表・チャンビット監督
「日本はセットプレーが強い。日本の立ち上がりからのプレッシャーにビックリした。後半は日本のペースがダウンして、我々の選手も頑張った」

日本サッカー協会・川淵三郎キャプテン
「岡田監督も言っていたようだが、ようやくチームになってきた。守備での連係、狙いも良かった。(中村)俊輔はさすが。改めて値打ちが分かった」

日本サッカー協会・小野剛技術委員長
「この試合は引き気味に守るという選択肢もあったが、日本は自分達のサッカーを貫いた。前からプレスをかけたことが勝利につながった」

【ケガをおして出場の俊輔に大歓声】
 とても右足首をケガをしているとは思えない運動量だった。前半23分の先制点も、39分の2点目へつながるCKを奪うシーンにもからんだ。チャンスなら右足のキックも。役割を果たした中村俊は「大事なゲームなので出たかった。苦しい展開を予想していたが、セットプレーで点が入ったのが大きい」と胸を張った。
 気力と努力、責任感で試合に間に合わせた。オマーン戦直後から、超音波やハリ治療など懸命な努力を続けてきた。ダメを押したのが、前日の岡田監督の言葉。「5日間やっていないし、心肺機能も落ちているかもしれないが、いけるところまで全力でいってくれ」。10年前、自分を初めて代表に呼んでくれた指揮官の願いにも似た指示に、覚悟を決めた。
 この試合が代表通算77試合目。かつてエースとして君臨した中田英寿氏に並んだ。内向的で、かつてトルシエ元監督に「ベンチが暗くなる」とまで言われた男は、ピッチの内外でチームを第一に考え、時間を見つけては自ら若手に歩み寄りアドバイスを送る。近寄りがたい雰囲気を漂わせていた中田氏とは正反対だが、日本サッカーの“主役交代”を名実共に印象づける試合でもある。
 後半25分、ピッチを去る中村俊を大歓声が包んだ。リスク承知でピッチに立った背番号「10」は最終バーレーン戦に向け、「絶対、出て借りを返したい」と前を向いた。

【長谷部や松井ら欧州組が持ち味】
 中村俊だけでなく、長谷部や松井の欧州組が持ち味を出した。長谷部は試合開始早々にドリブル突破から決定機を迎えた。守備的MFとしてフル出場し「周りとの距離感や、チームのやり方に慣れた」と手応えを口にした。
 トリッキーなプレーを随所に披露し、タイに格の違いを見せつけた松井は「普通、並です。勝てたことが一番」と冷静だった。

【両センターバックで2点】
 闘莉王、中澤の両センターバックが力強いヘディングで1、2点目を叩き出した。先取点の闘莉王は「前回の試合(オマーン戦)は失点して流れを変えられなかった。入れることができて良かった」と試合の流れを左右するゴールに満足そう。
 左CKから豪快にこの予選3点目を奪った中澤は「いい流れで日本のゲームができた。ただ、まだまだ守りに改善点が多い」と自身の活躍より本職の守備に目を向けた。

【代表2点目に上機嫌の中村憲】
 途中出場の中村憲が奪った日本の3点目はこの試合で唯一、流れの中から相手を崩した得点だった。駒野のパスに飛び出し、鋭い弾道でネットに突き刺した。
 中村憲は「GKもDFの位置も見えていたので落ち着いて決められた。セットプレーでも流れの中でも、両方から点が取れたほうがいい」と自身の代表2点目に上機嫌だった。

【初先発の香川は反省】
 出場停止の大久保(神戸)に代わり、初先発した香川は「うれしかったし、やるしかないと思った」と大きなチャンスをもらい、意欲満々にピッチを駆け回った。
 岡田監督からの大きな期待を背にトップ下として精力的に動いたが、得点に絡む働きはなかった。19歳のホープは「守備はできたが、攻撃でもっとチャンスをつくらなければならなかった」と反省を口にした。

≪超サカ採点表≫
タイ代表
GK:
18.コーシン・ハタイラタナクン 5.5
3失点も苦心するチームを鼓舞
DF:
2.スリー・スカ 5.0
プレッシャーが甘かった
5.ニウェット・シリオン 5.0
日本のボール回しに翻弄される
16.キアトプラウット・サーイウェオ 5.5
左右をカバー
6.ナタポーン・パンリット 5.0
フィジカルで日本に完敗
MF:
7.ダサコーン・トーンラオ 6.0
縦横無尽に動いて奮闘
10.タワン・スリパン 5.0
中盤からロングボール狙うも合わず
13.チャイウット・ワッタナ 5.0
攻守に見せ場なし
(71分12.ニルット・スラシアン 5.0)
終盤良くなった流れに乗れず
15.ピシットポン・チェイチュー 5.5
後半の動きは及第点
(85分17.スティー・スックソムギット --)
FW:
9.サラーユット・チャイカムディー 5.0
サイドでボール受けてから何もできず
(48分11.タナー・チャナブット 5.0)
目立った仕事できず
14.ティーラシン・デーンダー 5.5
時折トリッキーなプレーを披露
日本代表
GK:
18.楢崎正剛 5.5
仕事がなかった
DF:
6.内田篤人 5.5
判断スピードがやや遅い
2.中澤佑二 7.0
ボンバーヘッド炸裂、守備でもタイの動きを先読み
4.田中マルクス闘莉王 6.5
完璧なヘディングシュート
3.駒野友一 5.0
相変わらずの消極性は辛い
MF:
10.中村俊輔 5.0
右足首痛の影響か、キレなかった
(70分14.中村憲剛 6.5)
短時間で気合のゴール決めた
17.長谷部誠 5.0
キックオフ直後以外は目立たず
7.遠藤保仁 6.5
ボールを落ち着かせた。プレイスキック精度もさすが
9.松井大輔 5.5
前半は積極的に仕掛けるも、後半落ちた
(70分16.矢野貴章 5.5)
裏を狙い、前線からのプレスでも貢献
8.香川真司 5.0
芝に苦労して1タッチ目が雑だった
(83分15.今野泰幸 --)
FW:
11.玉田圭司 5.5
動き、ドリブルにはキレあった


ユーロ展望
ユーロ2008(欧州選手権)グループリーグ第2戦日程

グループD:

日本時間25:00〜
スウェーデンvsスペイン
(インスブルック)

日本時間27:45〜
ギリシャvsロシア
(ザルツブルク)

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超ユーロ2008特集

 ユーロ2008(欧州選手権)は本日14日、グループD第2戦の2試合が行われる。初戦でロシアに4−1と大勝したスペインは、同じく白星スタートを飾ったスウェーデンと激突。また、前回優勝のギリシャは初勝利を目指してロシアと対戦する。
 初戦は、ロシア相手にビジャのハットトリックとセスクのダメ押し弾で4−1と大勝したスペインは、次のスウェーデン戦に勝てばグループ突破が決まる可能性がある。このグループリーグの大一番に向けてアラゴネス監督は、「スウェーデンは大変厄介な相手。恐ろしいFWを擁していて、カウンターアタックはとても速い。警戒が必要なチームだ」と、気を緩めない。
 スペインでは、ロシア戦の先制点を決めた後のパフォーマンスの際、ビジャが右手人差し指を亀裂骨折しているが、今後のプレーには支障がないとのこと。この他に故障者はなく、スウェーデン戦には前の試合と同じメンバーで臨む可能性が強い。
 スペインとスウェーデンは今大会の予選でも同グループだった、かつて知ったる敵同士。予選は勝ち点2差を付けてスペインが首位通過したが、直接対戦成績は1勝1敗の五分だった。スウェーデンのラガーバック監督は、「スペインはハイレベルなチーム。もし向こうのベンチに座っている選手がスウェーデンのパスポートを持っているなら、こちらのチームに加えたいくらいだよ」と、相手を持ち上げる。
 そして、「予選での対戦を通じ、スペインのことは全て把握している。彼らはキープが巧く、攻撃はものすごく危険だ。我々としては(2−0で勝利した)ギリシャ戦同様、我慢して自分達の試合をしなければならない」と展望を話していた。
 スウェーデンでは、MFウィルヘルムションが太ももを傷めて今大会絶望となり、DFアレクサンデションも足の故障で次戦に出場できない。このため、右サイドバックには初戦でも交代出場したストールを起用し、エルマンダーかS・ラーションが中盤サイドでプレーする見込み。なお、初戦で鮮やかな先制弾を記録したFWイブラヒモビッチも膝に故障を抱えているが、プレーには問題ない模様で、H・ラーションとともに先発出場が見込まれる。
 もう1試合では、前回優勝国のギリシャとロシアが対戦。ここで勝たないとグループ突破が難しくなるギリシャは、ロングレンジから狙えるFWリベロポウロスを起用するなどして、より攻撃的な4−3−3システムに変更してくる可能性もある。キャプテンのMFバシナスは、「我々は全く別のチームに変わることを約束したい。勝つか負けるかは言えないが、スウェーデン戦のようなチームにはならないだろう」と、初勝利への決意を話した。
 一方、ロシアのヒディンク監督は、「我々のチームはまだ若く、誰かと誰かを入れ替えてすぐ機能するレベルにはない」と話し、スペインに1−4で敗れて黒星スタートを切ったものの、ギリシャ戦での大幅なメンバー入れ替えを否定していた。

【セスク「ベンチスタートでも辛くない」】
 10日に行われたユーロ2008(欧州選手権)のグループD初戦のロシア戦で、途中出場ながら得点を挙げてみせたスペイン代表MFセスク・ファブレガス。才能豊かな選手がひしめく同代表だが、先発起用されなくても気にしないと語った。
 ロシア戦で代表4得点目を挙げた21歳のセスクは、第2戦のスウェーデン戦を控えた13日に記者会見に臨み、「当然、誰だって先発メンバーに入りたいとは思っている。でも監督がいつもと同じメンバーを発表したら、それを尊重しなくてはならない」とコメント。ベンチスタートでも監督の決定なら受け入れたいと話した。
 セスクはまた「控えメンバーでいることは、自分にとって辛いことではない。代表チームには素晴らしい選手達がいるし、先発だろうと途中出場だろうと、僕はチームに貢献できるよう全力を尽くすんだよ」と謙虚な言葉を残していた。


また爆勝
ユーロ2008(欧州選手権)グループリーグ第2戦結果

グループC:

イタリア1−1ルーマニア
(チューリヒ)
≪得点者≫
イタリア:パヌッチ56
ルーマニア:ムトゥ55
≪出場メンバー≫
イタリア
GK:
1.ブッフォン
DF:
19.ザンブロッタ
2.パヌッチ
4.キエリーニ
3.グロッソ
MF:
21.ピルロ
10.デ・ロッシ
20.ペロッタ
(57分18.カッサーノ)
16.カモラネージ
(85分13.アンブロジーニ)
FW:
9.トニ
7.デル・ピエロ
(77分15.クアリアレッラ)
ルーマニア
GK:
1.ロボント
DF:
2.コントラ
4.タマシュ
15.ゴイアン
3.ラト
MF:
7.フロレンティン・ペトレ
6.ラドゥ
(25分20.ディカ)
5.キブ
8.コドレア
(60分16.ニコリツァ)
FW:
21.ダニエル・ニクラエ
10.ムトゥ
(88分11.コチシュ)

オランダ4−1フランス
(ベルン)
≪得点者≫
オランダ:カイト9、ファン・ペルシ59、ロッベン72、スナイデル89
フランス:アンリ71
≪出場メンバー≫
オランダ
GK:
1.ファン・デルサール
DF:
21.ブラルーズ
2.オーイエル
4.マタイセン
5.ファン・ブロンクホルスト
MF:
17.デヨング
8.エンヘラール
(46分11.ロッベン)
23.ファン・デルファールト
(78分14.ボウマ)
FW:
18.カイト
(55分7.ファン・ペルシ)
9.ファン・ニステルローイ
10.スナイデル
フランス
GK:
23.クペ
DF:
19.サニョール
15.テュラム
5.ギャラス
13.エブラ
MF:
10.ゴブ
(75分8.アネルカ)
6.マケレレ
20.トゥララン
7.マルダ
(60分18.ゴミ)
22.リベリ
FW:
12.アンリ

NEW!
超ユーロ2008特集

 ユーロ2008(欧州選手権)第7日は13日、スイスの2都市でグループリーグ・グループCの第2戦の2試合が行われ、ベルンでは初戦で2006年ワールドカップ(W杯)王者のイタリアを撃破したオランダが同準優勝のフランスに4−1と快勝した。
 オランダは前半9分、右CKにカイトが頭であわせて先制。その後はフランス攻勢の時間帯が続いたが、オランダは後半14分、途中出場のロッベンが左サイドを駆け上がって挙げたクロスに同じく途中出場のファン・ペルシが決めて2点目。同26分にアンリのゴールでフランスに再び1点差とされると、直後にロッベンが豪快なシュートを放って3−1とし、ロスタイムにもスナイデルがダメ押しの4点目を挙げた。
 この結果、オランダは2連勝の勝ち点6で同グループ首位通過が決まり、ベスト8入りした。
 チューリヒではイタリアがルーマニアと1−1で引き分けた。イタリアは後半10分にDFザンブロッタのミスからFWムトゥに先制を許したが、1分後にDFパヌッチが同点とし、36分にはGKブッフォンがPKを止めた。
 イタリアは勝ち点1で並んだフランスと最終戦でぶつかる。

【オランダ、縦横無尽の動きで4得点】
 衝撃的な光景の終演だった。後半ロスタイム、スナイデルが中央で右足を振り抜く。ゴール左隅に4点目が決まるとフランスの選手は呆然と立ち尽くした。オランダが圧倒的な強さで「死のグループ」と呼ばれたグループCを突破した。
 W杯王者イタリアを3−0、W杯準優勝国までも4−1とたたきのめした。「予想もしなかった結果だ」とファン・バステン監督。後半途中出場のファン・ペルシとロッベンが縦横無尽にピッチを駆け、ゴールを奪った。
 2年前のW杯もアルゼンチン、コートジボワール、セルビア・モンテネグロ(当時)が入った「死のグループ」を突破している。世界屈指の実力は誰もが認めるが、まとまりのなさが弱点だった。今大会も監督の起用法に不満を持つセードルフが代表を辞退した。
 だが、以前に監督と不仲だったエースFWファン・ニステルローイは言う。「過去のことはお互い忘れた。監督の信頼に応えたい」。主将のGKファン・デルサールも「僕らは勢いに乗っている。その勢いを全員が楽しんでいる」。一丸となった今のオランダは優勝候補に値する。

【フランスはグループリーグ敗退の危機】
 まさかの大敗でフランスがグループリーグ敗退の窮地に立たされた。
 好機はつくったがオランダの堅守に跳ね返され、1トップで出場したエースFWアンリの1点止まり。果敢にドリブルで仕掛けたリベリーの試合後のやるせない表情が、不完全燃焼のチームを象徴していた。
 W杯決勝で苦杯を舐めたイタリアとの最終戦に命運が懸かる。ドメネク監督は「生き残るには、もう勝つしかないわけだよ」と開き直るように言った。

【イタリアはブッフォンのPKセーブで望み】
 バックパスの痛恨ミスで相手の先制点をお膳立てしたイタリアのDFザンブロッタが溜め息をついた。「闘争心はすごくあるけど、何となく全てがうまくいかない」
 初戦の0−3は、イタリアがこの大会で過去に経験したことがない点差の完敗だった。先発を5人も入れ替えて攻守にプレーが向上はしたが、格下相手に勝てなかった。
 何度も絶好機があった。前半終了直前にはトニがヘディングでゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定。同国サッカー協会のアベテ会長が「見直してほしい」と抗議したほど微妙だった。
 PKのピンチは、ブッフォンが右手と右足を使うアクロバチックなセーブでイタリアを救い、8強入りへ望みをつないだ。ドナドーニ監督は「このアドレナリンを次のフランス戦にぶつけたい」と力を込めた。

【ルーマニアは引き分けに満足】
 ルーマニアはW杯準優勝のフランスに続き、優勝のイタリアとも引き分けに持ち込んだ。予選で1勝1分けのオランダに勝てば、2度目の8強入りを果たせる。ピチュルカ監督は「勝利に値する内容だったが、結果には満足だ」と話した。
 後半10分、イタリアでプレーするムトゥが相手DFのバックパスをさらい、右足で素早く蹴り込んだ。だが、1−1の同36分に蹴ったPKは甘いコースに飛んで名手ブッフォンに止められ、エースは「ブッフォンはラッキーだった」と悔しさを隠せなかった。


出場絶望
 ユーロ2008(欧州選手権)欧州選手権に出場しているルーマニアのDFミレル・ラドイが13日、スイスのチューリヒで行われたグループリーグ・グループCのイタリア戦で味方選手と衝突し、左眼底骨と鼻骨を骨折した。手術が必要な状態で、今大会の残り試合の出場は絶望的となった。
 同選手は前半20分過ぎに、相手のクリアボールを追った際に、DFラーツと頭でぶつかった。


出場停止
 欧州サッカー連盟(UEFA)は13日、ユーロ2008(欧州選手権)で12日に行われたグループリーグ・グループBのクロアチア戦で退場処分を受けたドイツのMFバスティアン・シュバインシュタイガーに1試合の出場停止処分を科したと発表した。
 同選手は後ろからファウルされた相手選手を左腕で押し倒したため、反スポーツマン的行為と判定された。


暫定首位
W杯アフリカ2次予選第3戦結果

グループ8:

モーリタリア0−1エチオピア

グループ12:

ジブチ0−6DRコンゴ

2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アフリカ2次予選は13日、各地で第3戦の2試合が行われ、DRコンゴはアウェーでジブチに6−0で大勝し、勝ち点を6に伸ばしてグループ12の暫定首位に浮上した。
 第3戦の残り試合は本日14日と15日に行われる。


処分撤回
 欧州連盟(UEFA)は13日、ポルトガルスーペルリーガで過去の審判員買収が発覚したポルトに対し、一度は来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権を剥奪したが、処分を撤回した。
 ポルトは既に国内リーグから勝ち点減点の処分を受けており、UEFAに取り消しを求めていた。


獲得
 イングランドプレミアリーグのアーセナルがカーディフ(同国2部)に所属するU-21ウェールズ代表MFアーロン・ラムジー(17)と長期契約を交わしたことが13日、明らかになった。移籍金は公表されていない。
 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)移籍が決定的とされていたラムジーだったが、一転してアーセナル行きが決まった。アーセナルのベンゲル監督は「彼と契約できてうれしい。彼はまだ17歳であるにも関わらず、素晴らしい質を備えた、知的で成熟した選手であることをすでに証明している」と、未来のスターの獲得を喜んだ。
 U-21ウェールズ代表でもあり、カーディフ史上最年少の16歳でデビューを果たしたラムジーだが、同選手は「先日、ベンゲル監督と会ったのがアーセナルを選ぶ大きな要因となった」と語っており、マンチェスターUへ断りを入れた背景には、スイスで行われたベンゲル監督との直接会談があったようだ。


超サカFLASH

到着
 日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンが13日、タイ代表vs日本代表戦視察のためタイ・バンコクに到着した。

出発
 U-23日本代表の反町康治監督が13日、タイ代表vs日本代表戦視察のためタイに向けて出発した。23歳以下の選手や北京五輪でのオーバーエージ候補選手のチェックが目的と見られている。

退団&獲得
 J1札幌は本日、ブラジル人FWノナトの契約解除とFWアンデルソン・ルイス(30)の獲得を発表した。アンデルソンの契約期間は来年1月1日まで。

開催の方向
 明日15日に山形県天童市のNDソフトスタジアム山形で開催予定のJ2の山形vs仙台戦に関して、試合を主管する山形の運営組織・県スポーツ振興21世紀協会の事務局は本日、岩手・宮城内陸地震により交通機関が不通にならない限り「開催の方向で準備を進めている」と話した。


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