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2008.06.16.MON
ユーロ2008、ドイツは主将バラックの決勝FK弾で決勝トーナメント進出!!本日の超最新情報

INDEX

バラック弾
ユーロ2008グループリーグ第3戦(最終戦)
グループB
ポーランド0−1クロアチア
オーストリア0−1ドイツ
ドイツは主将バラックの決勝FK弾で決勝トーナメント進出!クロアチアは3戦全勝!

発表
W杯アジア3次予選最終戦のバーレーン戦(22日・埼玉)の日本代表メンバー25名発表!広島FW佐藤寿人が岡田ジャパン初招集!G大阪のDF安田理大とVVVのMF本田圭佑が復帰!

ユーロ展望
ユーロ2008グループリーグ・グループB・第3戦(最終戦)、決勝トーナメント進出を懸け、ドイツと開催国オーストリアが激突!

大逆転勝利
ユーロ2008グループリーグ第3戦(最終戦)
グループA
スイス2−0ポルトガル
トルコ3−2チェコ
トルコが0−2の残り15分からの大逆転勝利で決勝トーナメント進出!

首位堅守
W杯南米予選第5戦
パラグアイ2−0ブラジル
アルゼンチン1−1エクアドル
ボリビア0−2チリ
パラグアイは快勝で首位堅守!4位ブラジルは初黒星!

3連勝
W杯アフリカ2次予選第3戦
グループ4
赤道ギニア0−1ナイジェリア
グループ6
リベリア2−2セネガル
グループ9
ブルンジ0−1チュニジア
グループ4首位のナイジェリアは3戦全勝!

一番乗り
W杯北中米カリブ海2次予選
第1戦
アメリカ8−0バルバトス
ベリーズ0−2メキシコ
第2戦
プエルトリコ2−2(TOTAL2−6)ホンジュラス
ホンジュラスが3次予選進出一番乗り!アメリカとメキシコは順当に先勝!

セリエA昇格
イタリアセリエA昇格プレーオフ第2戦
レッチェ1−1(TOTAL)2−1アルビノレッフェ
レッチェの3シーズンぶりのセリエA復帰が決定!

ゴール
スペイン2部リーグ第42節(最終節)
アルバセテ3−1ラスパルマス
マラガ2−1テネリフェ
スポルディング・ヒホン2−0エイバル
ラスパルマスFW福田健二が今季3点目をGET!マラガとスポルディング・ヒホンは1部昇格が決定!

本日の超サカFLASH
FC東京はアウェーでFCソウルとドローほか


本文
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バラック弾
ユーロ2008(欧州選手権)グループリーグ第3戦(最終戦)結果

グループB:

ポーランド0−1クロアチア
(クラーゲンフルト)
≪得点者≫
クロアチア:クラスニッチ53
≪出場メンバー≫
ポーランド
GK:
1.ボルツ
DF:
13.ワシレフスキ
14.ジェフワコフ
5.ドゥドカ
3.ワフジニアク
MF:
17.ウォボジンスキ
(55分7.スモラレク)
19.ムラフスキ
18.レワンドフスキ
(46分23.ココシュカ)
8.クジヌベク
20.ゲレイロ
FW:
11.サガノフスキ
(69分21.ザホルスキ
クロアチア
GK:
23.ルニェ
DF:
2.シミッチ
6.ベイッチ
15.クネジェビッチ
(27分5.チョルルカ)
22.プラニッチ
MF:
16.レコ
8.ブコエビッチ
13.ポクリバチ
7.ラキティッチ
FW:
17.クラスニッチ
(74分9.カリニッチ)
21.ペトリッチ
(75分19.クラニチャール)

オーストリア0−1ドイツ
(ウィーン)
≪得点者≫
ドイツ:バラック49
≪出場メンバー≫
オーストリア
GK:
21.マチョ
DF:
17.ヒデン
(55分8.ライトゲプ)
3.シュトランツル
4.ポガテツ
MF:
14.ガリチ
6.アウフハウザー
(63分19.サウメル)
5.フクス
10.イバンシッツ
FW:
20.ハルニク
(67分18.キーナスト)
22.ホッファー
11.コルクマズ
ドイツ
GK:
1.レーマン
DF:
3.アルネ・フリードリヒ
17.メルテザッカー
21.メッツェルダー
16.ラーム
MF:
4.フリッツ
(89分18.ボロウスキ)
8.フリンクス
13.バラック
20.ポドルスキ
(83分10.ノイビル)
FW:
9.ゴメス
(60分15.ヒツルスペルガー)
11.クローゼ

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超ユーロ2008特集

 ユーロ2008(欧州選手権)は16日、オーストリアでグループリーグ・グループB最終戦の2試合が行われ、ウィーンで最多4度目の優勝を狙うドイツが地元オーストリアを1−0で下し、勝ち点6の同グループ2位で3大会ぶりに8強入りした。オーストリアは同グループ3位で敗退。クラーゲンフルトでは首位クロアチアがポーランドを1−0で退けて3戦全勝とした。
 ドイツは後半4分にMFバラックが間接FKから右隅へ蹴り込んだ。クロアチアは昨年に腎臓移植したFWクラスニッチが後半8分に決めた。
 共催のスイスも既に敗退しており、1980年大会でグループリーグを導入して以来、開催国がベスト8に残らないのは初めて。2000年の共催大会はベルギーがグループリーグで敗退したが、オランダが準決勝まで進んだ。
 これでグループリーグ・グループA、Bが終了し、準々決勝2試合の組み合わせが決まった。19日がポルトガル(グループA・1位)vsドイツ(グループB・2位)、20日がクロアチア(グループB・1位)vsトルコ(グループA・2位)の対戦。グループC、Dは17、18日にグループリーグ最終戦を行い、8強が出揃う。

【ドイツ・バラックが決めて8強入り】
 約25メートルの間接FK。ラームとフリンクスが順に軽く蹴った球を、勢いよく走り込んだバラックが力強くキック。足の甲で十分にインパクトを与えたシュートが、弾丸のように真っすぐゴール右隅に突き刺さった。
 「負けたら全てを失う。すさまじい重圧に押され、1人1人の動きが硬かった。ただ、勝ちたい気持ちもすごく強かった」。鮮やかな一発でチームを牽引した主将は、安堵の表情を浮かべた。2大会連続グループリーグ敗退の悪い流れを、ついに止めた。
 4日前にクロアチアに敗れた後、選手間で言い争いが絶えなかったという。起用法に不満も出ていたため、監督を交えず選手だけのミーティングで全てをぶつけ合った。前半は苦戦したが、先制点で呪縛から解き放たれた。
 「チームは上向きだ。積極性を取り戻すためにも必要な勝利だった」。準々決勝の相手はクリスティアーノ・ロナウドが好調なポルトガルだが、31歳の大黒柱は「手強いが、2年前のワールドカップ(3位決定戦)では勝った。楽しみだ」と余裕を漂わせた。

【オーストリアは30年ぶりの勝利ならず】
 オーストリアは1978年のワールドカップ(W杯)アルゼンチン大会で西ドイツに勝利したが、それ以降はW杯、ユーロ=欧州選手権(予選を含む)でドイツに勝利なし。今大会で30年ぶりの勝利を目指したがならなかった。
 1978年当時、代表選手だったヒッカースベルガー監督はドイツのMFバラックの「素晴らしいフリーキックにやられた」と脱帽。「我々は前評判以上に健闘したが、勝利を挙げるまでに至らなかった」と大会を振り返った。

【両監督が同時に退場】
 オーストリアvsドイツの前半41分に、両監督が同時に退場処分となった。暴言が理由と推測されるが、UEFA(欧州サッカー連盟)の担当者は「理由は聞いていない。主審の報告書を待つ」とだけ話した。
 「人生で最大の試合」と意気込んでいたオーストリアのヒッカースベルガー監督は「審判員は冷静さを失ったようだ」とあきれた様子。ドイツのレーウ監督も「何も規則に反してはいない」と不満そうだった。

【敵対感情見られず】
 ユーロ2008(欧州選手権)をスイスと共催しているオーストリアは16日、グループリーグ・グループBの最終戦で隣国ドイツに0−1で敗れ、同リーグ敗退が決まった。ナチス・ドイツの支配下に置かれた暗い過去があるが、サポーターに激しい敵対感情は見られなかった。
 試合前の国歌斉唱では両チームに盛大な拍手を送った。果敢な攻め合いとなった試合を大歓声が包み、試合後は敗れた母国代表を力いっぱいの拍手でねぎらった。歴史的な背景から被害意識が強いとされるが、チームカラーの赤一色で装ったファン達は明るく、潔かった。
 オーストリアは1930年代に世界屈指の強さを誇った。併合された1938年、ドイツとの親善試合でエースのシンデラーは強制されたナチス式の敬礼をせず、ワールドカップ(W杯)のドイツ代表に招集されたが拒否した。翌年にガス中毒死したが、暗殺疑惑もある。
 この日観戦した人々も多くがその事実を知る。だが、ユリウス・グラブナーさん(62)は言う。「そう(粛清だと)語り継がれているが、今になってまで話すべきことではない。過去のことだよ」

【クラスニッチが苦難乗り越えゴール】
 クロアチアを勝利に導いたのは、腎臓移植手術から復帰したFWクラスニッチのゴールだった。
 後半8分、プラニッチの左クロスを左足で合わせた。試合後の表情は感慨に満ちていた。「これは私にとって第2のサッカー人生。ピッチの上を走って、シュートまで決められるなんて夢のようなことだ」
 一時は重い腎臓病で命も危ぶまれた。昨年1月に母の腎臓を移植したが拒絶反応を示し、3月に父の移植を受けて助かった。驚異的な回復で11月にはドイツブンデスリーガのブレーメンに復帰、得点を決めて多くのファンを感動させた。
 「彼は我々に勇気を与えてくれた。昔の健康な時より高いレベルでピッチに戻ってきてくれた」とビリッチ監督。今大会初出場のFWが苦難を乗り越え、輝いている。

【初出場のポーランドは3連敗で敗退】
 初出場のポーランドは1勝も挙げられなかった。17本のシュートを放ったが、ほとんどが枠を外れる決定力のなさ。グループリーグ3試合で得点はわずか1にとどまった。ベーンハッカー監督は「この試合は今大会の我々の状況を反映している」と疲れ果てた様子で語った。
 4年後の大会をウクライナと共催するが、次の開催国としての面目を全く見せられず、指揮官は「大きな野心があっただけに失望している」とうつむいた。


発表
 日本サッカー協会は本日16日、ワールドカップ(W杯)アジア3次予選グループ2最終戦のバーレーン戦(22日・埼玉スタジアム)に臨む日本代表メンバー25名を発表し、J2広島のFW佐藤寿が昨年12月に岡田監督が就任してから初めて選ばれた。
 DF安田理(G大阪)、MF本田圭(VVV)が復帰。欧州組のMF中村俊(セルティック)、松井(サンテティエンヌ)長谷部(ボルフスブルク)も名を連ねた。タイ戦(14日)の代表から19歳のMF香川(C大阪)と故障のDF長友(FC東京)が外れた。
 日本はグループ2で2位以内が確定し、9月にスタートする最終予選進出を既に決めているが、大幅にはメンバー変更をしなかった。
 日本代表メンバー25名は以下の通り。

GK:
川口能活(磐田)
楢崎正剛(名古屋)
川島永嗣(川崎)
DF:
寺田周平(川崎)
中澤佑二(横浜M)
高木和道(清水)
田中マルクス闘莉王(浦和)
駒野友一(磐田)
井川祐輔(川崎)
安田理大(G大阪)
内田篤人(鹿島)
MF:
中村俊輔(セルティック)
遠藤保仁(G大阪)
中村憲剛(川崎)
松井大輔(サンテティエンヌ)
鈴木啓太(浦和)
山瀬功治(横浜M)
今野泰幸(FC東京)
長谷部誠(ボルフスブルク)
本田圭佑(VVV)
FW:
玉田圭司(名古屋)
巻誠一郎(千葉)
佐藤寿人(広島)
大久保嘉人(神戸)
矢野貴章(新潟)

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W杯アジア3次予選の
日本代表メンバー25名


【岡田ジャパン、佐藤寿を初招集】
 すでに日本は9月からのW杯最終予選進出を決めているが、岡田監督はバーレーン戦で「最終予選を見据えた戦いをしたい」意向を持つ。
 佐藤寿の招集については「切り札的に出せる選手がどうしてもほしい」と、試合終盤での決定力を上げたい思いを説明。また、1ヶ月弱を一緒に過ごした中村俊(セルティック)ら海外組は「本人達が希望した」(岡田監督)ため、一体感を失わないよう残した。
 岡田監督は「3次予選の警告が最終予選に持ち越される可能性がある。最終予選初戦で起用が限られないようにする」と警告を受けていない選手の優先起用を示唆。また7日のオマーン戦で退場処分を受けたFW大久保(神戸)が追加処分を受け出場できない場合は不参加になる。

【警告選手の起用見送りも】
 日本代表の岡田武史監督は22日のバーレーン戦で3次予選で警告を受けた選手を起用しない可能性があることを示唆した。
 日本は3次予選5試合を終えて阿部、長谷部、香川、駒野、松井の5選手が1度ずつ警告を受けた。3次予選での警告が最終予選に持ち越されるかは不透明だが、バーレーン戦で5選手が再び警告をもらうと最終予選初戦は出場停止になる可能性がある。岡田監督は「最終予選の初戦は重要。自分が選ぶ選手が(出場停止で)限られることがないようにしたいとは思う」と話した。


ユーロ展望
ユーロ2008(欧州選手権)グループリーグ第3戦(最終戦)日程

グループB:

日本時間27:45〜
ポーランドvsクロアチア
(クラーゲンフルト)

日本時間27:45〜
オーストリアvsドイツ
(ウィーン)

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超ユーロ2008特集
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最新TVスケジュール

 ユーロ2008は本日16日、オーストリアでグループB最終戦の2試合が行われる。第2戦でクロアチアに敗れて首位通過がなくなったドイツは、グループ2位の座を懸けてオーストリアと対戦する。また、ポーランドは、すでにベスト8進出を決定しているクロアチアに挑戦する。
 グループBでは、2連勝で勝ち点6のクロアチアが1試合を残して首位通過を決め、同3のドイツがそれを追う展開。3位オーストリア、4位ポーランドは同1となっている。
 引き分け以上でベスト8進出が決まるドイツは、数字の上ではグループ突破へ最短距離にいる。しかし、かつて常勝を誇った強豪だけに周囲の期待による精神的重圧が一番の敵になりそうだ。DFメッツェルダーは、「我々は、これを危機ではなくてチャレンジと考えている。ドイツというチームで戦う以上、いつでも大きなプレッシャーがのしかかっているし、この試合におけるプレッシャーはとんでもなく大きい。しかし、チームのスピリットは良好だし、あとは、それをピッチ上で発揮すればいいだけ」と、ポジティブに捉える。
 ドイツでは、クロアチア戦で退場処分を受けたMFシュバインシュタイガーが出場停止。肩を傷めたDFヤンセンが欠場する見込みのため、DFラームを左サイドバックに移し、フリッツを中盤から右サイドバックに下げる見込み。また、ここまでドイツの3得点全てを叩き出しているポドルスキも足首に故障を抱えているが出場は可能で、クローゼ、ゴメスとともに攻撃の主役と期待されている。
 これに対し、オーストリアはドイツ戦の勝利が準々決勝進出の最低条件で、その上でポーランドがクロアチアに負けるか引き分けならベスト8への切符を手にできる。近年ではドイツの後塵を拝す形となっているオーストリアだが、1978年W杯では2次リーグで西ドイツ(当時)に3−2と競り勝って、同国の準決勝進出を阻んだこともある。
 それがオーストリアにとって、メジャートーナメントでドイツ相手に挙げた唯一の勝利となっているが、その試合に選手として出場していたのがヒッケルスベルガー監督。それでも、「どのチームであろうとドイツに勝つこと自体が難しいのに、オーストリアではなおさらだ。ドイツが2連敗したという記憶はない」と、慎重な姿勢を崩さなかった。オーストリアではDFプレードルが警告累積のため出場停止。地元エルンスト・ハッペル・シュタディオンを満員に埋める5万人のサポーターの後押しをなんとか結果につなげたいところだ。
 もう1試合では、ポーランドがすでに勝ち抜きを決めているクロアチアと対戦する。ポーランドがこの試合に勝ち、オーストリアがドイツに勝てば、ポーランドとオーストリアがともに勝ち点4で並ぶ。当該チーム成績も並んでいるため、現在ポーランドがオーストリアに対して1点下回っているグループ全体の得失点差を埋めて、ようやくポーランドが2位になることができる。
 ポーランドDFゼブラコフは、「我々はここまでの戦いでサポーターを失望させてしまった。サポーターあってのチームだし、彼らの思いに応えるためにも全力で勝利を追求する。ベスト8進出は100万分の1の確率かもしれないが、チャンスがある限りそれを信じたい」と決意を話した。
 ベーンハッカー監督も「ゴールが必要なので、攻撃的なメンバーで行く」と語り、4−3−3システムでクロアチアに挑むことを示唆。対するクロアチアのビリッチ監督は、警告を持っている選手とケガ人を休ませ、控え中心のメンバーで臨むと明言していた。


大逆転勝利
ユーロ2008(欧州選手権)グループリーグ第3戦(最終戦)結果

グループA:

スイス2−0ポルトガル
(バーゼル)
≪得点者≫
スイス:ハカン・ヤキン71、83=PK
≪出場メンバー≫
スイス
GK:
18.ツーバービューラー
DF:
5.リヒトシュタイナー
(83分13.グリヒティング)
20.ミュラー
4.センデロス
3.マニン
MF:
19.ベーラミ
15.フェルナンデス
8.インラー
22.フォンランテン
(61分16.バルネッタ
FW:
12.デルディオク
10.ハカン・ヤキン
(86分7.カバナス)
ポルトガル
GK:
1.リカルド
DF:
13.ミゲル
15.ペペ
3.ブルーノ・アルベス
2.フェレイラ
(41分14.ジョルジェ・リベイロ
MF:
19.ナニ
6.ラウール・メイレレス
5.フェルナンド・メイラ
18.ベローゾ
(71分10.ジョアン・モウティーニョ)
17.クアレスマ
FW:
23.ポスティガ
(74分9.ウーゴ・アルメイダ)

トルコ3−2チェコ
(ジュネーブ)
≪得点者≫
トルコ:アルダ・トゥラン75、ニハト87、89
チェコ:コラー34、プラシル62
≪出場メンバー≫
トルコ
GK:
23.ボルカン=89分一発退場
DF:
22.ハミト・アルトゥントップ
13.エムレ・ギュンゴル
(58分15.エムレ・アシュク
2.セルべト・チェティン
3.ハカン・バルタ
MF:
6.メフメト・トパル
(57分18.カズム・カズム)
7.アウレリオ
14.アルダ
17.トゥンジャイ
FW:
8.ニハト
9.セミフ
(46分20.サブリ)
チェコ
GK:
1.ツェフ
DF:
2.グリゲラ
21.ウイファルシ
22.ロゼーナル
6.ヤンクロフスキ
MF:
4.ガラセク
7.シオンコ
(84分11.トゥメル)
17.マテヨフスキー
(39分14.アルダ)
3.ポラーク
20.プラシル
(80分13.エムレ・ギュンゴル)
FW:
9.コラー
ベンチ:
15.バロシュ=89分

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超ユーロ2008特集

 サッカーのユーロ2008(欧州選手権)第9日は15日、スイスでグループリーグ・グループA最終戦の2試合が行われ、ジュネーブでトルコが2位に並んでいたチェコに3−2で逆転勝ちし、準々決勝進出を決めた。既に8強入りしたポルトガルはバーゼルで地元スイスに0−2で敗れた。
 トルコは0−2の後半30分にMFアルダが得点。FWニハトが同42分にGKの落とした球を押し込み、44分にはスルーパスを右隅に決めた。スイスは前の試合から先発8人を代えたポルトガルからMFハカン・ヤキンが2得点した。
 ポルトガルはトルコに勝ち点6で並ばれたが、直接対決で勝ったため1位通過となる。

【旋風起こす勢い 3得点で劇的な逆転】
 トルコが劇的な大逆転勝利で準々決勝進出を決めた。終盤に差しかかり、堅守のチェコの前に0−2。敗色濃厚の中、逆襲が始まった。
 後半30分、アルダのゴールが反撃の号砲になった。目の色を変えて攻勢をかけるトルコに、浮足立つチェコ。終了直前にドラマが待っていた。
 42分、ハミトの右クロスを名手のGKツェフがまさかの落球、そこに詰めたニハトが右足で押し込み追い付く。その直後、再びニハトが右足で鮮やかな勝ち越しゴールを決めた。
 スイス戦も後半ロスタイムの得点で逆転勝ち。テリム監督は「あきらめず、主審が笛を吹く瞬間まで試合が続くことを理解している選手達がチームにいて幸せ」と興奮し、ニハトは「試合の最後まで戦うトルコ代表でなければならないんだ」と誇った。
 2002年のW杯日韓大会で3位に輝いたが、ユーロ2004(2004年欧州選手権)、2006年のW杯ドイツ大会の出場を逃し低迷。この大会に復活を懸ける気持ちは強い。「私達は決勝まで戦うために来ている」と指揮官。本当に旋風を巻き起こしそうな勢いだ。

【チェコはミスから逆転許す】
 前回4強のチェコからベスト8入りの切符が、するりとこぼれ落ちた。2−1の終了直前、堅守が持ち味のチームにまさかのミスが続いた。
 相手のクロスを世界屈指のGKツェフが取り損ね、こぼれ球を入れられ同点。直後にも相手に奪われたボールをゴール前に運ばれ、決められた。ブルックナー監督は「本当に信じられない。このようなミスで負けることは誰も望んでいないだろう」と呆然とした表情で語った。

【スイスがホスト国の意地で勝利】
 前半はともに好機を生かせない展開が続いたが、スタンドの大声援をバックに、スイスは後半26分、前線でパスを受けたハカン・ヤキンが相手GKの股下を抜いて先制。同38分にも途中出場のバルネッタが倒されて得たPKをヤキンが決めた。
 主力のクリスティアーノ・ロナウドやデコを休ませ、11日のチェコ戦の先発メンバーから8人を入れ替えて臨んだポルトガルは最後まで相手ゴールを割れなかった。

【控え組から収穫わずか】
 計5得点の2連勝でベスト8に一番乗りしたポルトガルは、GKとフェレイラらDF2人を残して先発をごっそり入れ替えた。初黒星を喫したスコラリ監督は「控えもそれなりのプレーをしてくれたが、結果を残せなかった」と淡々と話した。
 前半8分、左のクアレスマが軸足の後ろから蹴り足を回してクロスを上げる「ラボーナ」で好機を演出。同18分にはナニが強烈なFK。味方選手がコースを変え、GKが弾いてクロスバーを叩いた。序盤はクリスティアーノ・ロナウドの代わりにサイドアタッカーを務める2人を軸に華やかに攻め立てた。
 ただ結局はノーゴールで、あまり収穫はなかった。また前半30分には、フェレイラがラフプレーで警告を受けた。指揮官は「どうせなら11人を丸ごと代えるべきだった」と、苦虫を噛みつぶしたような表情だった。


首位堅守
W杯南米予選第5戦結果

パラグアイ2−0ブラジル
≪得点者≫
パラグアイ:サンタクルス25、カバニャス49

アルゼンチン1−1エクアドル
≪得点者≫
アルゼンチン:パラシオ89
エクアドル:ウルティア68

ボリビア0−2チリ
≪得点者≫
チリ:メデル29、76

 2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会南米予選は15日、アスンシオン(パラグアイ)などで第5戦の3試合が行われ、首位のパラグアイがブラジルに2−0で快勝し、4勝1分けで勝ち点を13に伸ばした。初黒星を喫したブラジルは勝ち点8で4位。
 アルゼンチンはエクアドルと1−1で引き分け、勝ち点10で2位。チリは2−0でボリビアを下し、勝ち点を7とした。ボリビアは勝ち点1。
 パラグアイは前半25分にサンタクルスが先制点を挙げ、後半開始すぐに1人退場したが、カバニャスが2点目を決めた。カカをケガで欠いたブラジルは10人のパラグアイを攻めきれなかった。


3連勝
W杯アフリカ2次予選第3戦結果

グループ1:

モーリシャス0−1カポベルデ諸島

グループ4:

赤道ギニア0−1ナイジェリア
≪得点者≫
ナイジェリア:ヨボ5

グループ5:

レソト0−1リビア

グループ6:

リベリア2−2セネガル
≪得点者≫
リベリア:ウィリアムズ78、マコル88
セネガル:ディウフ47、グエイェ55

グループ7:

マダガスカル1−1モザンビーク

グループ9:

ブルンジ0−1チュニジア
≪得点者≫
チュニジア:ジャイディ70

グループ11:

スワジランド0−0ザンビア

 2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会のアフリカ2次予選は15日、各地で第3戦が行われ、グループ4首位のナイジェリアは赤道ギニアを1−0で下し、3戦3勝とした。
 グループ6のセネガルは残り12分から2失点を喫してリベリアに追い付かれ、2−2で引き分けた。チュニジアはアウェーでブルンジに1−0で競り勝った。


一番乗り
W杯北中米カリブ海2次予選結果

第1戦

アメリカ8−0バルバトス
トリニダード・トバゴ1−2バーミューダ
ベリーズ0−2メキシコ
ジャマイカ7−0バハマ
セントビンセント・グレナディーン0−3カナダ
パナマ1−0エルサルバドル
ハイチ0−0オランダ領アンティル
グレナダ2−2コスタリカ
スリナム1−0ガイアナ
グアテマラ6−0セントルシア

第2戦

プエルトリコ2−2(TOTAL2−6)ホンジュラス

 2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会W杯北中米カリブ海2次予選は14、15日に各地で行われ、第2戦のプエルトリコvsホンジュラスは2−2で引き分け、2試合合計6−2でホンジュラスが3次予選進出一番乗りを決めた。このほかの第1戦の10試合では、アメリカやメキシコなどが順当に先勝した。


セリエA昇格
イタリアセリエA昇格プレーオフ第2戦結果

レッチェ1−1(TOTAL)2−1アルビノレッフェ

 イタリアセリエBで3位のレッチェは15日、ホームで同4位のアルビノレッフェとのプレーオフ第2戦を1−1で引き分け、2戦合計2−1で、3シーズンぶりの1部(セリエA)復帰を決めた。
 優勝のキエーボ、2位ボローニャに届かずの3位で今季セリエB終え、惜しくも自動昇格を逃していたレッチェだが、今月上旬にピサとのプレーオフ準決勝を勝ち抜き、11日に行われた決勝・第1戦で1−0と先勝を収め、昇格に王手をかけていた。


ゴール
スペイン2部リーグ第42節(最終節)結果

アルバセテ3−1ラスパルマス
マラガ2−1テネリフェ
スポルディング・ヒホン2−0エイバル

 スペイン2部リーグは15日、各地で今季最終戦となる第42節が行われ、FW福田健二のラスパルマスはアウェーでアルバセテに1−3で敗れた。先発した福田は後半18分に今季3点目となるゴールを決め、直後に退いた。
 優勝のヌマンシアから、マラガ、スポルティング・ヒホンまで上位3チームが来季1部昇格を決め、ラスパルマスは8位だった。
 今季3得点にとどまった福田は「けがなどもありいろいろと苦しんだシーズンだったけど、このゴールは来季につながる」と話した。
 一方、マラガとスポルディング・ヒホンが来季の1部昇格を決めた。マラガはホームでテネリフェに2−1で競り勝ち、すでに昇格を決めているヌマンシアに次ぐ2位を確定。2006年に降格し、2シーズンを2部で戦ったマラガが、来シーズンはトップリーグで戦うこととなった。一方、スポルディング・ヒホンも本拠地で2−0とエイバルを下し、3位を確保。同クラブは10年の2部生活を経て、久々の1部返り咲きとなった。


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ドロー
プレシーズンマッチ結果

FCソウル1−1FC東京

 J1のFC東京は15日、FCソウルとアウェーでプレシーズンマッチを行い、1−1で引き分けた。前半40分にFWカボレが先制ゴールを決めたが、後半28分に追い付かれた。両チームは2006年から毎年対戦しており、対戦成績はFC東京の2分1敗。

植え替え
 欧州サッカー連盟(UEFA)は本日、ユーロ2008(欧州選手権)グループリーグ・グループAの3試合が行われたバーゼル(スイス)のスタジアムの芝を植え替えると発表した。新しい芝は保冷トラック26台でオランダから運ばれ、明日17日正午までには植え付け作業を完了するという。バーゼルでは19、21日に準々決勝、25日に準決勝が行われる。

新監督
 スペインリーガエスパニョーラのラシン・サンタンデールは15日、現マラガ監督のフアン・ラモン・ロペス・ムニス氏(39)を来季新監督として招聘すると発表した。ラシンは、クラブ史上初となるUEFAカップ出場権獲得に今季チームを導いたマルセリーノ監督が5月下旬に辞任していた。


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