NEW!
あなたの脳内診断

2008.06.19.THU
ユーロ2008、ドイツが逃げ切って準決勝進出!!本日の超最新情報

INDEX

ドイツが4強
ユーロ2008準々決勝
ポルトガル2−3ドイツ
ドイツはシュバインシュタイガーの1ゴール2アシストの活躍で準決勝進出!

ドロー
練習試合(30分×2本)
日本代表1−1流通経大
日本は1トップのFW玉田圭司がゴールを決めるもドロー!

3試合出場停止
7日のオマーン戦で相手GKを蹴って退場となった日本代表FW大久保嘉人(神戸)に3試合の出場停止処分!W杯アジア最終予選の初戦まで出場停止!

S級認定
日本サッカー協会が元北朝鮮代表の金光浩氏(52)と元日本代表の鈴木康仁氏(48)を公認S級コーチに認定!

退団
G大阪がU-23日本代表の主将DF水本裕貴(22)の退団を発表!

ユーロ展望
本日よりユーロ2008は決勝トーナメント準々決勝に突入し、ポルトガルとドイツが激突!

出揃う
ユーロ2008グループリーグ第3戦(最終戦)
グループD
ギリシャ1−2スペイン
ロシア2−0スウェーデン
ヒディング監督率いるロシアが完勝して決勝トーナメント進出が決まり、8強が出揃う!

ベンチ入り禁止
16日のユーロ2008・オーストリア戦で退席処分となったドイツのレーウ監督が本日のポルトガル戦でベンチ入り禁止処分!

全治2ヶ月
17日のユーロ2008・イタリア戦で負傷退場したフランス代表MFリベリー(バイエルン)は左足首靱帯断裂で全治2ヶ月!

0−0
W杯南米予選第6戦
ブラジル0−0アルゼンチン
ボリビア4−2パラグアイ
エクアドル0−0コロンビア
ブラジルvsアルゼンチンはスコアレスドロー!

獲得
セビージャがマジョルカからスペイン代表DFフェルナンド・ナバーロ(25)を獲得!5年契約で移籍金は約8億4000万円!

獲得
ローマがリバプールからノルウェー代表DFリーセ(27)を獲得!4年契約で移籍金は約8億4000万円!

新監督
リヨンの新監督にリール現監督のピュエル氏(46)が就任!

本日の超サカFLASH
W杯北中米カリブ海2次予選、ジャマイカの3次予選進出が決定ほか


本文
=INDEXに戻る

ドイツが4強
ユーロ2008(欧州選手権)準々決勝結果

ポルトガル2−3ドイツ
(バーゼル)
≪得点者≫
ポルトガル:ヌーノ・ゴメス40、ポスティガ87
ドイツ:シュバインシュタイガー22、クローゼ26、バラック61
≪出場メンバー≫
ポルトガル
GK:
1.リカルド
DF:
4.ボジングワ
16.リカルド・カルバーリョ
15.ペペ
2.フェレイラ
MF:
11.シモン
10.ジョアン・モウティーニョ
(31分6.ラウール・メイレレス)
8.ペティート
(73分23.ポスティガ
20.デコ
7.クリスティアーノ・ロナウド
FW:
21.ヌーノ・ゴメス
(67分19.ナニ)

フォーメーション
(4-5-1)

   21
7       11
  20  10
    8
2  16  15  4
    1

ドイツ
GK:
1.レーマン
DF:
3.アルネ・フリードリッヒ
17.メルテザッカー
21.メッツェルダー
16.ラーム
MF:
7.シュバインシュタイガー
(83分4.フリッツ)
15.ヒツルスペルガー
(73分18.ボロウスキ)
6.ロルフェス
20.ポドルスキ
13.バラック
FW:
11.クローゼ
(89分2.ヤンセン)

フォーメーション
(4-5-1)

   11
   13
20       7
   6  15
16 21  17  3
   18

NEW!
超ユーロ2008特集

 ユーロ2008(欧州選手権)は19日、スイスのバーゼルで準々決勝1試合が行われ、最多4度目の優勝を目指すドイツが前回準優勝のポルトガルを3−2で破り、4強一番乗り。優勝した1996年大会以来の準決勝進出を決めた。
 2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会3位決定戦と同じ顔合わせとなった試合は、前半22分に左サイドを突破したポドルスキからのセンタリングにシュバインシュタイガーが滑り込んでドイツが先制。ドイツは同26分にもシュバインシュタイガーのFKからクローゼが頭であわせて追加点を奪った。
 ポルトガルは同40分にクリスティアーノ・ロナウドのシュートを相手GKがセーブしたこぼれ球をヌーノ・ゴメスが決めて2−1としたが、ドイツは後半16分に再びシュバインシュタイガーのFKをバラックが決めて2点差に。後半42分に途中出場のポスティガのゴールで再び1点差としたポルトガルだったが、及ばなかった。
 ドイツは25日にバーゼルでトルコvsクロアチアの勝者と準決勝を戦う。

【ドイツの“組織”がポルトガルの“個”を制す】
 ドイツの“組織”とポルトガルの“個”の戦いだった。
 ドイツはこれまでの4−4−2の布陣を改め、クローゼの1トップに、2列目の両サイドにポドルスキとシュバインシュタイガーを配し、真ん中の司令塔役にバラックを置く4−2−3−1のシステム。サイドに強力なロナルドらを擁するポルトガル対策だが、これが奏功。守備の負担が減った分、バラックが積極的に攻撃にからみ、両サイドと連動して好機を演出した。
 前半22分の先制点は左サイドのポドルスキがクローゼ、バラックと壁パスをつないで相手マークをかわしながら、ゴール前まで駆け上がったところから生まれた。即興のプレーではなく、よく練れたプランのたまものだった。
 この試合、レーウ監督はグループリーグのオーストリア戦での退席処分を受け、ベンチ入りが禁止されていた。だが、全員が歯車のように正確に動くチームには指揮官の不在はさほど影響を与えなかった。
 代わって指揮を執ったフリック・アシスタントコーチは「我々は試合前に全てを詳細まで計画した。よく準備した結果だ」。出場停止明けで全ての得点にからんだシュバインシュタイガーは「純粋に自分の強さを信じ、チームやコーチを信じた結果」と胸を張った。
 「我々はトーナメントに強いチームだ」とフリック・アシスタントコーチ。強いドイツが復活した。

【ドイツ、首相の助言で4強入り?】
 ドイツを準決勝進出に導いたのはメルケル首相の助言だった?
 ポルトガルとの準々決勝で全ての得点にからみ、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたシュバインシュタイガーが明かした。
 グループリーグ最終戦のオーストリア戦の際、前の試合でレッドカードを受けて出場停止だったシュバインシュタイガーはメルケル首相と対面。「もう愚かなことはしないようにしないと」と出場停止について諭された後、「(2006年W杯3位決定戦でポルトガルを破った)2年前と同じようにプレーすべき」とアドバイスを受けたという。
 3位決定戦でも2得点を挙げているシュバインシュタイガーは「その言葉通りにした。(首相の言葉には)従わないと…」と助言の“ご利益”を認めていた。

【ポルトガル、監督退任で揺らぎ】
 前回準優勝のポルトガルは8強で散った。「選手のテンションが上がらなかった」とスコラリ監督。動きが鈍く、エンジンがかかったのはあっさり2点を奪われてからだった。
 グループリーグの2戦目でチェコに快勝した直後にスコラリ監督がイングランドプレミアリーグの強豪チェルシーの監督に就くことが発表された。ポルトガルを率いて5年半。「スコラリ・ファミリー」と言われた鉄の結束に何らかの影響を及ぼしたのか。
 チェルシーの監督が決まって2連敗。それを問われたスコラリ監督は「負けたのはプレーの質がよくなかったからだ」。だが試合後、エースFWのC・ロナウドだけが他の選手を残して足早にピッチを後にした姿が、結束の揺らぎを感じさせた。


ドロー
練習試合結果(30分×2本)

日本代表1−1流通経大

 サッカーのワールドカップ(W杯)アジア3次予選グループ2最終戦のバーレーン戦(22日・埼玉スタジアム)に臨む日本代表は本日19日、千葉県習志野市内で流通経大と変則的な練習試合(30分ハーフ)を行い、岡田監督は時折プレーを止めながらポジショニングなど細かな指示を与えた。
 主力組とみられる前半は玉田(名古屋)の1トップで、2列目に中村憲(川崎)、本田圭(VVV)、山瀬功(横浜M)が並ぶ形だった。後半は全選手を入れ替え、右足首痛で別メニュー調整だった中村俊(セルティック)とチームを離脱した大久保(神戸)を除く23選手がプレー。試合は玉田のゴールで1−1で引き分けた。
 日本は既に勝ち点10でグループ2での2位以内を確保し、9月からの最終予選進出を決めている。

NEW!
W杯アジア3次予選の
日本代表メンバー25名


【バーレーンを想定】
 練習試合はバーレーン戦を想定して行われた。岡田監督は流通経大に戦術を指示。「基本的なやり方を言った。(前後半の)最後の5分くらいは(守備ラインの)後ろに放り込むように伝えた」と、流通経大に5バック気味の布陣でロングボールを多用するように要請。3月の敗戦の雪辱へ向けて対策に余念がなかった。

【大久保は風邪をひいた?】
 大久保への3試合の出場停止処分が下されたことに、岡田監督は「しょうがない。風邪をひいたと思えばいい」と動じなかった。
 処分が確定しない間は代表チームに残して練習に参加させていたが、バーレーン戦に出場できないことが決定。練習試合では本田圭をトップ下に起用するなど、指揮官は攻撃陣の再編を求められることになった。

【本田圭がフル代表デビュー?】
 流通経大との練習試合で、北京五輪世代の3人が主力組でプレーした。4バックの両サイドに20歳の内田(鹿島)と安田理(G大阪)、そして22歳の本田圭(VVV)は本来の中盤左ではなくトップ下に入った。2006年11月に初招集された左利きのMFが、ついにフル代表にデビューする可能性が高まった。
 1トップの玉田は名古屋時代の同僚で、連係に大きな不安はない。前半17分、息の合ったワンツーで玉田のゴールをアシスト。「互いのことは良く知っているので」と、慣れない位置でのプレーをそつなくこなした。
 U-23日本代表では中軸だが、フル代表で同じように存在感を示せるか。「最初に選ばれてから結構長い時間が経った。試合に出たい思いは増している。先発で出るつもりで準備している」と胸の高鳴りを押さえるように話した。
 岡田監督は「あまり動かないイメージがあったが、よく走っている。あのキック、特にブレ球(無回転のボール)はものすごいね」と左足の高いFKの技術にも惚れ込む。
 この日はU-23日本代表の反町監督も視察に来た。故障から復帰した安田は「自分のプレーを出したい。試合に出たら最初から全力でいく」と意気込む。バーレーン戦は、五輪を控える若手の活躍にも注目だ。

【俊輔が帰国後初めてピッチに姿現す】
 中村俊がタイ戦からの帰国後、初めてピッチに姿を現した。
 前日まで痛みがあったが、軽めのランニングから徐々にスピードを上げ、最後は感触を確かめるようにロングボールやシュート性のボールを蹴った。中村俊は「違和感はない。監督の判断で試合に向けて上げていきたい」と話した。
 岡田監督も「ほぼいいんじゃないか。明日(全体)練習をする」と回復ぶりに手応えを感じているようだ。


3試合出場停止
 日本サッカー協会は本日19日、ワールドカップ(W杯)アジア3次予選のオマーン戦(7日・マスカット)で相手GKを蹴って退場となった日本代表FW大久保嘉人(神戸)が、国際サッカー連盟(FIFA)から3試合の出場停止処分を科されたと明らかにした。また、日本サッカー協会には罰金5000スイスフラン(約52万円)が科された。
 対象試合は既に消化した14日のタイ戦を含む。22日のバーレーン戦に出場できない大久保は代表チームを離れ、神戸が合宿中の韓国に向かった。

【W杯アジア最終予選初戦が出場停止】
 日本代表FW大久保嘉人(神戸)が国際サッカー連盟(FIFA)から科された3試合の出場停止処分の処分対象が不透明だった3試合目について、FIFA理事の小倉純二・日本協会副会長は本日19日、対象はワールドカップ(W杯)アジア最終予選初戦になるとの見解を示した。
 大久保の出場停止試合の対象は、14日のタイ戦と3次予選最終戦となる22日のバーレーン戦以外の残りの1試合が、オーバーエージ枠で参加する可能性がある北京五輪男子のグループリーグ初戦か、アジア最終予選初戦かが分からなかった。
 また日本協会はFIFAから罰金5000スイスフラン(約52万円)を科されたとしていたが、田嶋幸三専務理事は罰金の対象が大久保個人であると明かした。大久保は裁定の経費1000スイスフラン(約10万4000円)も支払う。

【3試合出場停止にうつむく大久保】
 3試合の出場停止処分が下された大久保は、代表チームの宿舎で「残念だけど、自分が一番悪い」とうつむき加減で話した。
 7日の敵地でのオマーン戦で相手GKと接触後に蹴ってしまい、退場処分を受けた。その後もチームに同行して練習を続けてきたが、一旦所属クラブに戻ることになった。
 処分の知らせが届いた後に岡田監督と直接話したという大久保は「(3試合は)長いですけど、はっきりしたので切り替えてやるしかない」と自らに言い聞かせた。

【闘莉王には警告なし】
 ワールドカップ(W杯)アジア3次予選のオマーンvs日本(7日・マスカット)で、イエローカードを出されたとみられたDF田中マルクス闘莉王(浦和)は公式記録上、警告は出されていないことが本日19日、明らかになった。日本サッカー協会が確認した。
 大久保(神戸)が退場となった混乱時に警告を受けたという情報があった。


S級認定
 日本サッカー協会は本日19日の理事会で、元北朝鮮代表で神戸朝鮮高級学校総監督と北朝鮮代表コーチを兼任する金光浩氏(52)と元日本代表GKの鈴木康仁氏(48)を公認S級コーチに認定した。公認S級は日本協会が定める最高ランクの指導者資格で、Jリーグのクラブで監督を務める条件。両氏を含めて保持者は265人となった。
 また、中学生年代のエリート選手を育成するために来年4月に熊本県宇城市で開校する「JFAアカデミー」の入校生として男子18人を募集することを決めた。11月まで3次の試験で選考する。募集要項は後日発表される。


退団
 J1のガンバ大阪は本日19日、北京五輪に出場するU-23(23歳以下)日本代表で主将を務めるDF水本裕貴(22)が退団すると発表した。水本は出場機会を求めて移籍を希望、本人交渉を含めたクラブ間の交渉をしている。
 今季、J1ジェフ千葉から加入した水本は、リーグ戦で開幕から2試合先発出場しただけで、不調が続いてその後は5試合に短時間途中出場しただけだった。
 この日、G大阪で最後の練習に参加した水本は「クラブと話し合って(移籍先の)結論を出す。チームに迷惑をかけて申し訳ない」とコメント。西野朗監督は「まだこれからチャレンジして欲しかった。強く慰留したが、一緒に仕事ができないのは残念だ」と話した。


ユーロ展望
ユーロ2008(欧州選手権)準々決勝日程

日本時間27:45〜
ポルトガルvsドイツ
(バーゼル)

NEW!
超ユーロ2008特集
NEW!
最新TVスケジュール

 ユーロ2008(欧州選手権)は本日から決勝トーナメントに突入し、準々決勝第1日ではポルトガルとドイツが対戦する。グループリーグを余裕で勝ち抜き、最終戦で主力を休ませたポルトガルに対し、ギリギリでベスト8の座を掴んだドイツ。両国のコンディションの差が勝負をどう分けるかが注目される。
 前回大会の準優勝を越える結果を手に入れるべく驀(ばく)進中のポルトガルは、グループリーグでは開幕からトルコとチェコ相手に2連勝を飾り、1試合を残して突破を決めた。これで3戦目のスイス戦を控えメンバーで戦うことが可能となり、主力に休養を取らせることもできた。
 有利と言われる状況にもポルトガルのスコラリ監督は、「戦術的に言えば、ドイツより優れたチームはない」と気を引き締める。さらに、「(勝った)2試合とも後半がとても良かった。我々は何よりフットボールというゲームをやっていて、ボールを中心に考えている。それが我々の特性を生み出しているのだろう」と語り、持ち前のスペクタクルなサッカーを貫く気持ちを強調していた。
 ポルトガルはグループリーグ最初の2試合と同じ先発で準々決勝に臨む見込みで、活躍を期待されるクリスティアーノ・ロナウドは、「個人的には、優勝候補と言われることに意味は感じない。ただ、ポルトガルがベストなゲームをできることだけを願っている」と抱負を話していた。
 休養十分なポルトガルに対し、ドイツは3日前にオーストリアと勝ち抜きを懸けた全力勝負を行っている。この試合中にレーブ監督が退席処分となって準々決勝ベンチ入り禁止処分が下されただけでなく、ポドルスキがふくらはぎを傷め、フリンクスは肋骨骨折を負う満身創痍の陣容。目下、メディカルスタッフが懸命の手当てを行っているが、負傷者のポルトガル戦への出場は微妙となっている。
 ここまでの戦いで見えてきたドイツの課題はFW陣の得点力不足だろう。攻撃陣テコ入れのため、レーブ監督は出場停止の明けたシュバインシュタイガーを今大会初先発させることが濃厚。シュバインシュタイガーは2006年W杯3位決定戦ではポルトガル相手に2ゴールを決めて3−1と勝利の原動力となっているだけに、チームを救う起爆剤として期待を集めている。


出揃う
ユーロ2008(欧州選手権)グループリーグ第3戦(最終戦)結果

グループD:

ギリシャ1−2スペイン
(ザルツブルク)
≪得点者≫
ギリシャ:ハリステアス42
スペイン:デ・ラ・レッド61、グイサ88
≪出場メンバー≫
ギリシャ
GK:
1.ニコポリディス
DF:
11.ビントラ
16.キルギアコス
(62分19.アンザス)
5.デラス
4.スピロプロス
MF:
21.カツラニス
6.バシナス
10.カラグニス
(74分21.カツラニス)
FW:
14.サルピンギディス
(86分8.ヤナコプロス)
9.ハリステアス
20.アマナティディス
スペイン
GK:
23.レイナ
DF:
18.アルベロア
2.ラウール・アルビオル
20.グティエレス
3.ファビオ・ナバーロ
MF:
16.セルヒオ・ガルシア
22.デ・ラ・レッド
14.シャビ・アロンソ
10.セスク
6.イニエスタ
(58分12.カソルラ)
FW:
17.グイサ

ロシア2−0スウェーデン
(インスブルック)
≪得点者≫
ロシア:パブリュチェンコ24、アルシャビン50
≪出場メンバー≫
ロシア
GK:
1.アキンフェエフ
DF:
22.アニュコフ
4.イグナシェビッチ
8.コロジン
18.ジルコフ
MF:
17.ズリアノフ
20.セムショフ
11.セマク
15.ビリアレトジノフ
(66分9.サエンコ)
FW:
10.アルシャフィン
19.パブリュチェンコ
(89分23.ブイストロフ)
スウェーデン
GK:
1.イサクソン
DF:
5.ストール
3.メルベリ
4.ペッター・ハンソン
2.ニルション
(79分20.アルベック)
MF:
11.エルマンデル
19.ダニエル・アンデション
(56分16.シェルストレーム)
8.アンデルス・スベンション
9.リュングベリ
FW:
17.ヘンリク・ラーション
10.イブラヒモビッチ

NEW!
超ユーロ2008特集

決勝トーナメント準々決勝日程:

19日(木)
日本時間27:45〜
ポルトガルvsドイツ
(バーゼル)

20日(金)
日本時間27:45〜
クロアチアvsトルコ
(ウィーン)

21日()
日本時間27:45〜
オランダvsロシア
(バーゼル)

22日()
日本時間27:45〜
スペインvsイタリア
(ウィーン)

 ユーロ2008(欧州選手権)第12日は18日、オーストリアでグループリーグ・グループDの最終戦2試合が行われ、ロシアが準々決勝進出を決めてベスト8が出揃った。インスブルックでロシアはスウェーデンを2−0で下し、勝ち点6の2位で突破。ザルツブルクでは同グループ首位のスペインが前回覇者ギリシャに2−1で逆転勝ちした。
 ロシアは前半24分、FWパブリュチェンコが右足で先制。後半5分にはFWアルシャビンが左クロスを右隅へ流し込んだ。準々決勝はグループC首位のオランダと当たる。
 スペインは後半16分にMFデ・ラ・レッド、同43分にFWグイサが決めた。

【知将の采配的中で8強入り】
 知将ヒディンク監督の魔法にかかったのか。初戦でスペインに1−4と大敗して窮地に陥ったロシアが、2連勝でベスト8入りを決めた。
 引き分けでもグループリーグ敗退となるため攻めなければいけない一戦で、指揮官はスウェーデンの中盤の守りに難があることを見抜き、その裏のスペースを狙わせた。
 采配は当たる。出場停止明けのエースFWアルシャビンらが次々とスペースに飛び込み、相手の守りを崩す。前半24分、流れるようにパスをつなぎ、パブリュチェンコが決めて先制。後半5分に速攻からエースがネットを揺らした。
 国内リーグの選手中心で国際経験に乏しい若手ばかりのチーム。「スペイン戦は子供のようだった」と落胆した同監督も「素晴らしい発展をしている」と目を丸くした。
 ワールドカップ(W杯)では日韓大会で韓国を4強、ドイツ大会でオーストラリアを決勝トーナメントに導いた。今大会の予選でもイングランドをけ落とした。決して強くない国で結果を残す手腕は「ヒディンク・マジック」と呼ばれる。
 準々決勝では圧倒的な強さの母国オランダにどんな手を打つのか。「とてもおもしろい試合になると思うよ」と不敵に笑っていた。

【スウェーデン、エース頼みも惨敗】
 試合後の光景がスウェーデンの現状を象徴していた。固まったまま、動けないチームメートを尻目に、エースFWイブラヒモビッチだけがぶぜんとした表情でピッチを後にした。
 左膝に故障を抱えるエースにボールを集めるだけの単調な攻め。ほとんどロシアに跳ね返された。だが、2点をリードされ、ラーゲルベック監督も満身創痍のFWを使い続けるしかなかった。
 今大会は代表を引退していた36歳のH・ラーションが復帰。だが、高齢化が進む主力の衰えは、若手中心で勢いに乗るロシアと対照的。26歳のイブラヒモビッチにしか頼れないチームはもろかった。
 同監督は「確かに年齢は上がっているが、年を取ったからこういう結果になったわけではない」と強がったが、北欧の雄は世代交代の時期にきている。

【スペインは逆転勝ちで3戦全勝】
 スペインはMFイニエスタだけを残し、前戦の先発を10人も休ませた。後半にリズムに乗り、好機を量産して逆転。アラゴネス監督は「全員、体調はとても良い」と手応えを口にした。
 国内リーグ得点王のグイサが2点に絡んだ。ロングパスを頭で落としてデ・ラ・レッドの右足シュートをアシストし、セルヒオ・ガルシアの右クロスを頭で叩き込んだ。
 準々決勝の相手はイタリア。69歳の指揮官は「前向きな姿勢で臨めば結果はついてくるだろう」と自信ありげだった。

【前回王者は3戦全敗】
 ギリシャは前半42分に左FKをFWハリステアスが頭で合わせて今大会のチーム初得点を挙げたが、後半に逆転を許して3戦全敗。レーハーゲル監督は「タレント集団のスペインに押されて持ちこたえられなかった」と悔しがった。
 代表を引退するGKニコポリディスが、試合直前に主将に任命された。後半16分にデ・ラ・レッドが放った強烈なハーフボレーに左手を伸ばしたが止めきれず、スーパーセーブで有終の美を飾ることはできなかった。

【今日から決勝トーナメント】
 ユーロ2008(欧州選手権)は18日で8強が出揃った。本日19日から始まる決勝トーナメントには、4年前の前回大会でグループリーグ敗退したドイツ、イタリア、スペインという強豪が顔を揃えた。
 一方で前回の王者ギリシャ、4強のチェコ、W杯ドイツ大会準優勝のフランスが敗退した。
 2大会連続で決勝トーナメント進出は、前回準優勝のポルトガルとオランダだけ。ポルトガルは4大会連続、オランダは6大会連続で、ともに今大会も危なげなくグループリーグを首位で通過、ユーロでの強さを実証した。
 主催国のオーストリア、スイスが敗退。現行方式になって初めてホスト国のいない決勝トーナメントを迎えるが、グループリーグでドイツを倒したクロアチア、劇的な勝利で勝ち上がったトルコ、名将ヒディンク監督率いるロシアがどこまで旋風を巻き起せるかなど、楽しみは尽きない。


ベンチ入り禁止
 欧州サッカー連盟(UEFA)の規律委員会は18日、開催中のユーロ2008(欧州選手権)で8強入りしたドイツのレーウ監督に対し、ポルトガルとの準々決勝(19日・スイス・バーゼル)でのベンチ入り禁止処分を科した。控室への入室など、試合会場でチームと接触することが一切禁止される。
 レーウ監督は16日のグループリーグのオーストリア戦で、相手監督及び予備審判と激しく口論したとして退席処分となった。処分への異議申し立てはできない。
 同時に退席処分を受けたオーストリアのヒッカースベルガー監督は、チームが敗退したため、2010年ワールドカップ(W杯)予選のリトアニア戦(9月10日)のベンチ入りが禁じられる。


全治2ヶ月
 17日に行われたユーロ2008(欧州選手権)のグループリーグ・グループCの最終戦でイタリアに0−2と敗れ、グループリーグ敗退が決まったフランスだが、同試合で負傷したMFフランク・リベリー(バイエルン)が、全治までに2ヶ月を要する見込みであることが18日、明らかになった。
 決勝トーナメント進出を懸けて臨んだ宿敵イタリアとの一戦。リベリーは開始わずか10分でイタリアDFザンブロッタと競り合ってピッチに倒れ込み、左足の足首と膝を負傷。ストレッチャーで運び出され、ドイツのテレビなどは骨折したかもしれないと報じていた。
 18日に記者会見に臨んだフランスのドメネク監督は、「彼は左の足首の靱帯を断裂している。松葉杖を使って歩いており、足を(地面に)着けることができない」と、リベリーのケガの状態を説明。また、同選手の所属するバイエルン(ドイツ)はクラブ公式HP上で、全治2ヶ月の離脱となる見込みで、19日にミュンヘンで手術を行うと発表している。


0−0
W杯南米予選第6戦結果

ブラジル0−0アルゼンチン

ボリビア4−2パラグアイ
≪得点者≫
ボリビア:ボテロ23、70、ロナウド・ラサロ・ガルシア26、モレノ76
パラグアイ:サンタクルス66、ネルソン・アエド・バルデス83

エクアドル0−0コロンビア

 サッカーの2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の南米予選第6戦は18日、各地で行われ、ブラジル−アルゼンチンは0−0で引き分けた。アルゼンチンは勝ち点11で2位、ブラジルは同9で4位。パラグアイはボリビアに2−4で敗れたが、同13で首位を守った。3位のコロンビアはエクアドルと0−0で引き分けた。


獲得
 スペインリーガエスパニョーラのセビージャは18日、マジョルカからスペイン代表DFフェルナンド・ナバーロ(25)を獲得したと発表した。契約期間は5年、移籍金は約500万ユーロ(約8億4000万円)。
 バルセロナ(スペイン)のユース出身で、左サイドを主戦場とするナバーロは、2005年にマジョルカへ移籍。セビージャでは、昨季リーガエスパニョーラ開幕戦のヘタフェ戦の試合中に昏倒し、その後に他界したアントニオ・プエルタ氏のポジションを埋める選手として期待されている。
 セビージャはU-20アルゼンチン代表FWラウタロ・アコスタをすでに獲得しており、今オフ2人目の補強となった。


獲得
 イタリアセリエAのローマ(イタリア)は18日、リバプール(イングランド)からノルウェー代表DFヨン・アルネ・リーセ(27)を獲得したと発表した。契約期間は4年、移籍金は500万ユーロ(約8億4000万円)。
 左サイドのMFとしてもプレーできるリーセは、モナコ(フランス)から2001年にリバプールに加入。リバプールでは300試合以上に出場していた。


新監督
 フランスリーグ1で、今季7連覇を達成したリヨンは18日、退任したアラン・ペラン前監督に代わる後任として、クロード・ピュエル氏(46)の就任を発表した。契約期間は4年。同氏は今季まで同じリーグのリールを率いていた。
 現役時代は、15年以上に渡ってモナコ(フランス)でプレーし、国内リーグで500試合近くに出場するなど活躍したピュエル氏はその後、同クラブのコーチを経て、2002年からリールの指揮官を務めていた。
 リヨンは昨季、ペラン前監督の指揮のもとリーグ1で7連覇を達成、フランスカップでも優勝を果たし、クラブ史上初の国内2冠に輝いた。しかし、同クラブは欧州チャンピオンズリーグでは準々決勝を突破したことがないため、欧州の舞台でインパクトを与えることがピュエル新監督の目標となりそうだ。


超サカFLASH

義援金
 日本サッカー協会は本日、ミャンマーのサイクロン被災および中国・四川大地震の救済のために募った寄付が総額39万5308円となり、日本赤十字社を通じて被災地に届けられたと発表した。

獲得
 J2徳島は18日、湘南DF松本昂聡(24)を完全移籍で獲得したと発表した。同選手はこれまでにJリーグ通算55試合に出場し、1得点を記録している。

獲得
 スペインリーガエスパニョーラのエスパニョールは18日、同じスペインのレアル・マドリードの下部組織に所属するU-21スペイン代表FWホセ・カリェホンの獲得について合意に達したと発表した。契約期間は4年。カリェホンは、昨季レアルBチーム(3部相当)でプレーし、21ゴールを記録するなど活躍。移籍金は120万ユーロ(約2億円)。

新監督
 スペインリーガエスパニョーラのヘタフェは18日、レクレアティーボ前監督のビクトル・ムニョス氏(51)を新監督に招聘したと発表した。ムニョス氏は、これまでに同じスペインのビジャレアル、サラゴサ、ギリシャの強豪パナシナイコスなどを率いた経験があり、2004年にはサラゴサをスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)優勝に導いた実績を持つ。

3次予選進出
W杯北中米カリブ海2次予選第2戦結果

バハマ0−6(TOTAL0−13)ジャマイカ


[提携サイト]
日本代表ニュース

日本の超サッカー情報
TOP PAGE