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2008.06.26.THU
ユーロ2008、スペインがロシアに再び大勝し、44年ぶり2度目の優勝に王手!!本日の超最新情報

INDEX

またも大勝
ユーロ2008準決勝
ロシア0−3スペイン
スペインがロシアに再び大勝し、1964年大会以来、44年ぶり2度目の優勝に王手!

明日抽選会
いよいよ明日27日の日本時間午後6時からクアラルンプール(マレーシア)で2010年W杯南アフリカ大会アジア最終予選の組み合わせ抽選会!

OAは2人
北京五輪のサッカー男子の日本代表のオーバーエージ枠はG大阪MF遠藤保仁と神戸FW大久保嘉人の2人を起用!

無免許運転
名古屋のブラジル人MFマギヌン(26)が一時停止義務違反と無免許運転で摘発!

ユーロ展望
ユーロ2008準決勝、グループリーグではスペインがロシアに大勝した両国が再び激突!

優勝王手
ユーロ2008(欧州選手権)準決勝結果
ドイツ3−2トルコ
ドイツがトルコに競り勝ち、1996年大会以来3大会ぶりの決勝進出で4度目の優勝に王手!

先勝
リベルタドーレスカップ決勝第1戦
リガ・デ・キト(エクアドル)4−2フルミネンセ(ブラジル)
キトが高地というホームの利も活かして先勝!

辞任
25日のユーロ2008準決勝でドイツに敗れて敗退したトルコ代表のテリム監督が辞任!

新監督
フェネルバフチェがユーロ2008で準決勝に進出しているスペイン代表のアラゴネス監督(69)と次期監督就任で合意に達したと発表!

辞任
W杯アジア3次予選で敗退したアジア王者のイラク代表のハマド監督(47)が辞任!

「王様の足跡」展
W杯でブラジルが初優勝してから今年で50周年となるのを祝い、元スーパースターのペレ氏にまつわるグッズを展示した「王様の足跡」展がブラジリアの国立美術館で開催!

遠藤を選出
男子の北京五輪の日本代表を率いる反町康治監督がオーバーエージ枠でG大阪MF遠藤保仁(28)を五輪代表に選出!

役員候補推薦委
7月に任期満了で退任する日本サッカー協会の川淵三郎会長(キャプテン)の後任を含む役員候補を選出する第1回次期役員候補推薦委員会を東京都内で実施!

試合も五輪も決めた
J1第11節代替分
鹿島1−0大分
G大阪1−0京都
鹿島は6位から4位に、G大阪は8位から5位に急浮上!
J2第22節
仙台0−0熊本
横浜FC1−0水戸
湘南1−1山形
岐阜0−1福岡
C大阪1−2草津
広島2−1徳島
鳥栖2−1愛媛
広島は1分けを挟んで8連勝で首位猛進!

本日の超サカFLASH
J1千葉が大分DF根本裕一(26)を期限付き移籍で獲得ほか


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またも大勝
ユーロ2008(欧州選手権)準決勝結果

ロシア0−3スペイン
(ウィーン)
≪得点者≫
スペイン:シャビ・エルナンデス50、グイサ73、シルバ82
≪出場メンバー≫
ロシア
GK:
1.アキンフェエフ
DF:
22.アニュコフ
4.イグナシェビッチ
2.ワシリー・ベレズツキー
18.ジルコフ
MF:
9.サエンコ
(57分21.シチョフ)
11.セマク
17.ズリアノフ
10.アルシャビン
20.セムショフ
(56分15.ビリアレトジノフ
FW:
19.パブリュチェンコ
スペイン
GK:
1.カシージャス
DF:
15.セルヒオ・ラモス
5.プジョル
4.マルチョナ
11.カプデビラ
MF:
6.イニエスタ
19.セナ
21.シルバ
8.シャビ・エルナンデス
(69分14.シャビ・アロンソ)
FW:
7.ビジャ
(34分10.セスク)
9.フェルナンド・トーレス
(69分17.グイサ)

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超ユーロ2008特集

ユーロ2008(欧州選手権)決勝日程

29日()
日本時間27:45〜
ドイツvsスペイン
(ウィーン)

 ユーロ2008(欧州選手権)は準決勝最終目の26日、ウィーン(オーストリア)のエルンスト・ハッペルスタジアムで、スペインとロシアが対戦。後半の3得点でスペインが3−0と快勝し、1984年大会以来3度目の決勝進出を決めた。スペインは29日にウィーンで行われる決勝でドイツと対戦する。
 スペインは準優勝した1984年大会以来の決勝進出で、1964年大会以来、44年ぶり2度目の優勝を狙い、ドイツは3大会ぶり、最多となる4度目(旧西ドイツ時代含む)の制覇を目指す。
 グループリーグ・グループD初戦と同じ顔合わせとなった試合は前半は互いに慎重なプレー。だが、後半に入ると、スペインが押し始め、同5分、左サイドから中央に切れ込んだイニエスタのセンタリングにシャビ・エルナンデスがドンピシャのタイミングで合わせて先制。同28分には途中出場のセスクの前方への浮きパスを同じく途中出場のグイサが胸トラップから右足のアウトサイドではたき込んで追加点。同37分にもセスクの右クロスをゴール前で受け取ったシルバが落ち着いてゴールを決め、ダメを押した。
 ロシアはエース、アルシャビンの動きを封じられ、攻撃の形をなかなか作れなかった。

【「これが真骨頂」緩急自在の球回し】
 「オーレ!」。観客の陽気な掛け声に乗り、小柄な技巧派達が屈強な守備陣を擦り抜ける。スペインは緩急自在の球回しでロシアを翻弄した。アラゴネス監督は「これが、このチームの真骨頂だ」と満足げに口元を緩めた。
 後半5分、絶妙なコンビプレーで均衡を破った。イニエスタが左で相手をかわした瞬間、猛然と走り出したシャビがクロスに右足を合わせた。「中盤の呼吸が合うと、守備的なシャビが得点できるほど有機的に球が動く」とアラゴネス監督。
 セスクがダイレクトで出した浮き球からグイサがGKをかわして加点し、イニエスタの縦パスで抜けたセスクの左クロスからシルバがダメ押し。敵将のヒディンク監督は「あまりに見事に回され、影を追っているようだった」と白旗を振った。
 2年前のワールドカップ(W杯)は決勝トーナメント1回戦で敗退。「持ち前の技巧をやっと勝利に結び付けられるようになった」と指揮官は胸を張った。

【スペイン、絶妙な交代でロシア粉砕】
 24年ぶりにスペインを決勝に導いたのは、アラゴネス監督の巧みな選手起用法だった。
 契機は前半34分。今大会4得点のFWビジャが脚を痛めて退いた。監督はあえてパスセンス抜群のMFセスクを投入。本来はFWのシルバをサイドで起用しているため中盤は6人と増えたが、渋滞するどころか一層滑らかに連動し始めた。
 後半5分、イニエスタが左で相手をかわした瞬間、猛然と走り出したシャビがクロスに右足を合わせた。さらにセスクの浮き球をグイサがGKをかわして加点。ダメ押しはシルバ。イニエスタの縦パスで抜けたセスクの左クロスに反応した。
 ロシアのヒディンク監督は「相手は中盤の選手を入れて機動性が増し、ワンタッチでボールを回すのについていくのは難しかった」と脱帽。先制点をアシストしたイニエスタは「大切なのはみんなが一緒に働いたことだ」と絶妙なコンビプレーを評価した。
 決勝で対戦するドイツ戦についてセスクは「タイトルを獲得するためにここに来た。僕らは歴史を変えたいと思っている。ドイツ戦では、今大会で最高のパフォーマンスを見せないといけない。ただ、僕らが今日のようなプレーをすれば、十分に勝てる」とコメント。アラゴネス監督は「決勝を戦ったことのある回数からいえば、ドイツの方が優勝候補なのかもしれないが、私には関係ない。我々には強い精神力がある」と語気を強めた。
 地元メディアと丁々発止のやり取りを繰り返しながら自らの信念を貫く69歳の指揮官に恐れるものはない。

【控えFWグイサが活躍】
 スペインはFWフェルナンド・トーレスが再三の好機を逃したが、後半24分に交代で入ったグイサが得点した。アラゴネス監督は「決勝に誰を起用するかをじっくり考えたい」と話した。
 グイサは同28分、セスクの浮き球パスを受けると右足の外側で引っかける技ありシュートでGKをかわした。出場3試合で2得点。国内リーグの得点王は「与えられたチャンスを大事にしてきた。決勝もゴールを挙げられたら最高だ」と喜んだ。

【ヒディング監督、またも準決勝の壁】
 降りしきる雨で滑りやすいピッチ状態が影響したか。今大会最もセンセーショナルな活躍を見せたロシアのエース、アルシャビンの切れ味鋭いプレーが影を潜めた。
 相手守備に徹底マークされると、得意なドリブルまで持っていけない。前線に1人張るパブリュチェンコが孤立するパターンが目立った。一瞬の隙を突かれて先制された後は追い付こうと攻勢を掛けたが、逆に前がかりになったところを狙われて万事休した。
 ヒディンク監督は「相手はこちらの武器を無力化する方法を知っていた。経験のあるチームに追い付くのは難しかった」とうなだれた。
 W杯で1998年に母国オランダ、2002年に韓国をそれぞれ4強に導き、2006年には豪州を決勝トーナメントに進めたヒディンク監督にとって準決勝は1つの壁だったが、またも阻まれた。それでも若いチームを率いての4強。名将の力量は間違いなく発揮された。
 「我々の成し遂げたことを誇りに思う。W杯予選に、この大会の経験は生きる」。2010年W杯に出場してこの壁を乗り越えられるか。手腕の見せどころだ。

【ロシア、知将の魔法解ける】
 ロシアの知将、ヒディンク監督の魔法も準決勝で解けた。「当然、今は残念。気持ちが落ち着けば、我々が成し遂げたことを誇りに思うだろう」。疲れた様子で振り返った。
 優勝候補のオランダすら粉砕した攻撃的なサッカーが影を潜めた。グループリーグで大敗したスペインに再び中盤を掌握される。パスをつながれ、選手は走らされた。後半のシュート数は3本。反撃のための体力すら残っていなかった。
 平均年齢が今大会で最も低く、国外でプレーする選手はわずか1人。大舞台の経験に乏しいチームを4強に導いたヒディンク監督だが、オランダと韓国を率いたワールドカップ(W杯)に続いて、またも決勝進出の壁に阻まれた。
 「W杯予選に、この大会の経験は生きる」。2010年W杯に出場して壁を乗り越えられるか。若いロシアには、その可能性が感じられる。

【アルシャビン、徹底マークで不発】
 2試合連続ゴール中だったロシアのエースFWアルシャビンが不発に終わった。グループリーグの2戦目まで出場停止だったため、スペインとは今大会初対戦。だが、相手の厳しいマークに仕事ができなかった。
 今大会で最もブレークした27歳には、本人が憧れているバルセロナ(スペイン)などの強豪クラブが獲得に興味を示している。エースにはほろ苦い敗戦となったが、ヒディンク監督は「こういう経験は大事。乗り越えて上達しないといけない」とエールを送った。


明日抽選会
 サッカーの2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アジア最終予選の組み合わせ抽選は明日27日の日本時間午後6時から、クアラルンプール(マレーシア)で行われる。4大会連続4度目の出場を目指す日本のほか、オーストラリア、韓国など3次予選を勝ち抜いた10チームが、5チームずつ2グループに振り分けられる。
 最終予選は9月6日から来年6月17日まで、ホームアンドアウェー方式で実施する。アジアからのW杯出場枠は4.5で、各グループ2位までが本大会出場権を獲得。各グループ3位同士の対戦の勝者がオセアニア代表とのプレーオフに臨む。

W杯アジア最終予選出場国
※グループはW杯アジア3次予選のグループ

グループ1

オーストラリア
カタール

グループ2

日本
バーレーン

グループ3

韓国
北朝鮮

グループ4

ウズベキスタン
サウジアラビア

グループ5

イラン
UAE(アラブ首長国連邦)

【前回W杯の成績でシード】
 最終予選の組み合わせに際し、各国は2006年W杯ドイツ大会の本大会と予選の成績に基づいてシードの順位が付けられいる。抽選方法は以下の通り。
 (1)W杯での成績が同等の日本とサウジアラビアの4、5位をくじ引きで決定(2)7〜10位のウズベキスタン、北朝鮮、アラブ首長国連邦、カタールを2チームずつグループA、Bに分ける(3)5位と6位バーレーンをグループA、Bに分ける(4)3位イランと4位をグループA、Bに分ける(5)1位オーストラリアと2位韓国をグループA、Bに分ける。


OAは2人
 日本サッカー協会の小野剛技術委員長は本日26日、北京五輪のサッカー男子で3人まで採用が認められている24歳以上のオーバーエージ(OA)枠について「2人でいく」と明言した。残りの1枠は負傷など不測の事態のために残しておくという。
 また、2枠のうちの1人として、日本協会がFW大久保嘉人(神戸)に絞ってクラブと交渉を進めていることも明らかにした。小野委員長は「いい方向に持っていけるように、粘り強く話をさせてもらっている」と話した。
 北京五輪代表の反町康治監督は既に、MF遠藤保仁(G大阪)をOA枠で招集するとしている。


無免許運転
 J1名古屋グランパスのブラジル人MFマギヌン(26)が25日、愛知・日進市内で自動車を運転中に一時停止義務違反、同時に無免許運転が発覚し、道路交通法違反で摘発されたことが本日26日、明らかになった。来日3年目のマギヌンはブラジルの運転免許証は保持も、日本での運転に必要な国際免許証は取得中。「無免許」と知りながら、体調を悪くした愛犬を動物病院に連れていくためにハンドルを握ったという。
 Jリーグは今季、不祥事やトラブル続き。4月には柏の当時、日本代表候補のMF茂原岳人が住居侵入と窃盗の罪で逮捕され、5月には鹿島の選手2人が酒気帯び運転を犯している。
 名古屋の久米一正ゼネラルマネジャーは「許されることではない。事実を重く受け止めている。深くお詫びしたい」とし、マギヌンに自宅謹慎を指示。Jリーグ再開の28日鹿島戦(瑞穂陸)の出場自粛も決めた。クラブとしての処分は後日発表されるが、罰金と複数試合の出場停止処分は確実とみられる。


ユーロ展望
ユーロ2008(欧州選手権)準決勝日程

日本時間27:45〜
ロシアvsスペイン
(ウィーン)

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超ユーロ2008特集
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最新TVスケジュール

 ユーロ2008(欧州選手権)は本日26日に準決勝の残り1試合が行われ、スペインとロシアが対戦する。グループリーグではスペインが4−1と大勝している対決だが、ロシアが調子を上げていることもあり、全く違った展開になると予想されている。
 10日に行われたグループリーグ初戦での対戦では、ビジャのハットトリックなどでスペインが4−1と圧勝。グループリーグ3試合で合計8得点と攻撃力を見せ付けたスペインだが、準々決勝のイタリア戦ではゴールを奪うことができず、PK戦の末にベスト4への切符を勝ち取った。
 大会序盤では輝きを見せたスペイン攻撃陣だったが、イタリア戦ではボールより前へ飛び出すようなプレーは影を潜め、リスクを恐れたパス交換を繰り返すばかり。局面を打開するようなチャレンジも見られず、チーム全体としての減速感は否めない。そのせいかアラゴネス監督は、「ヒディンク監督を驚かせるのは難しいが、それに挑戦してみたい」と話し、何らかの手を打ってくることを示唆した。
 そこで注目されるのが、セスクの起用法。控え中心で臨んだギリシャ戦以外はいずれもベンチスタートとなっているセスクだが、攻撃にアクセントをもたらす存在感は大きく、さらには準々決勝で勝負を決するPKを成功させるなどラッキーボーイの条件も満たす。当のセスクは、「ロシアが最初の試合と同じだと考えたら、大きな過ちを犯すことになるよ」と大一番を前に気を引き締めていた。
 これに対し、スペインとは対照的に評価が尻上がりなのがロシアだ。特にグループリーグ最終戦でアルシャビンが出場停止から復帰して以降は、走りを惜しまない小気味良い攻撃を連発し、準々決勝は優勝候補のオランダを3−1と葬り去った。ヒディンク監督も、「我々のプレーはテクニックと才能に裏打ちされ、常に見る人を楽しませる」と語り、自らのサッカーに自信を窺わせる。
 唯一の不安は、組織的なディフェンスをリーダーとして統率していたコロディンが警告累積で出場停止となったこと。代役には今大会わずかしか出場していないV・ベレズツキーが起用される見込みで、イグナシェビッチと組むロシア最終ラインがスペインの誇るF・トーレスやビジャにどう対抗するかがポイントとなりそうだ。


優勝王手
ユーロ2008(欧州選手権)準決勝結果

ドイツ3−2トルコ
(バーゼル)
≪得点者≫
ドイツ:シュバインシュタイガー26、クローゼ79、ラーム89
トルコ:ボラル22、セミフ86
≪出場メンバー≫
ドイツ
GK:
1.レーマン
DF:
3.フリードリヒ
17.メルテザッカー
21.メッツェルダー
16.ラーム
MF:
7.シュバインシュタイガー
6.ロルフェス
(46分8.フリンクス)
13.バラック
15.ヒツルスペルガー
20.ポドルスキ
FW:
11.クローゼ
(89分2.ヤンセン)
トルコ
GK:
1.リュシュトゥ
DF:
20.サブリ
6.メフメト・トバル
4.ギョクハン・ザン
3.ハカン・バルタ
MF:
18.カズム・カズム
(11.テュメル)
22.ハミト・アルティントップ
7.アウレリオ
19.アイハン
(81分21.メフメト・ユルディス)
16.ボラル
(84分10.ギョクデニス)
FW:
9.セミフ

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超ユーロ2008特集

 ユーロ2008(欧州選手権)は25日から、準決勝がスタート。初日の25日はバーゼル(スイス)のザンクト・ヤコブ・パルクスタジアムで、優勝した1996年大会以来の決勝進出を目指すドイツと初の4強入りを果たしたトルコが対戦し、ドイツが試合終了間際のラームの得点で粘るトルコを振り払って3−2で勝ち、旧西ドイツ時代を含め、3大会ぶり4度目の優勝に王手をかけた。
 試合は、立ち上がりからトルコが果敢な攻めを見せ、前半22分、スローインからカズム・カズムが放ったシュートがクロスバーに当たって跳ね返ったところをウグル・ボラルがねじ込んで先制。ドイツは同26分、ロングパスを左サイドで受け取ったポドルスキのセンタリングにゴール前に走り込んだシュバインシュタイガーが右足のアウトサイドであわせて同点に追い付いた。
 後半に入ってもトルコ優勢の展開が続いたが、同34分にラームの左クロスにワールドカップ(W杯)得点王のクローゼが高い打点のヘディングシュートを決めてドイツが勝ち越し。粘るトルコは同41分にセミフのゴールで同点としたが、ドイツはロスタイム直前に左サイドから中央に切れ込んだラームが味方とのワンツーでゴール前に抜け出し、豪快に決勝点を挙げた。
 本日26日にはウィーン(オーストリア)で準決勝のもう1試合、ロシアvsスペインが行われ、29日の決勝戦進出チームが決まる。

【最後に勝つのは“働き者”】
 不屈の「ゲルマン魂」が勝利を呼び込んだ。
 トルコが放った20本のシュートに対し、ドイツは半分以下の9本だったが、後半だけで考えるとトルコの5本に対し、ドイツが6本と上回っている。数字が全てを物語っている。
 序盤、ドイツはボールをなかなか奪えない。快勝した準々決勝ポルトガル戦と同じ4−2−3−1の布陣で臨んだが、好機らしい好機は訪れなかった。
 後半もトルコの個々の選手の技術の高さについていけず、受け身の展開が続いたドイツだが、それでも今大会わずか1得点しかマークしていなかった2006年W杯得点王クローゼが得意の空中戦で勝ち越し点を挙げた。残り5分を切って再び追い付かれたが、終了直前、DFラームがトルコに引導を渡した。
 「信じられない勝利。スリル満点の最高の戦いだった」とレーウ監督。1得点1アシストのラームは「W杯の時の準決勝を超えて決勝戦にいけることがうれしい」と喜びを表した。
 主将のバラックは「我々は頑固者なんだよ」と現在のチームを評したことがある。個々の技術力ではかなわなくとも、最後まで全員が手を緩めずに働き続ける。頑固さが試合終盤の劇的な得点で勝ち進んできたトルコの粘りを打ち破った。
 「サッカーとはシンプルなゲーム。22人の選手が90分間、1つのボールを追いかけて、結局、最後に勝つのはドイツなんだ」。元イングランド代表で現在は英BBCの名物番組「マッチ・オブ・ザ・デイ」の司会役を務めるゲイリー・リネカー氏の有名な言葉だ。“働き者”のドイツに4度目の優勝が見えてきた。

【ドイツのラームが決勝弾】
 ドイツの左サイドバック、ラームが名誉挽回のゴールでチームを勝利に導いた。2−1の後半41分にトルコのDFサブリにかわされ、同点につながるパスを出されたが、その直後に勝ち越し点を決めた。
 後半34分にはFWクローゼの頭にどんぴしゃりのクロスを上げ、1得点1アシスト。母国開催の2006年ワールドカップ(W杯)でも活躍した24歳は「タイトルをドイツに取り戻したい」と決勝に向けて意欲満々だ。

【粘りのトルコ、派手に散る】
 ケガや出場停止で選手8人がいない中、全力で戦い続けてきたトルコに限界が訪れた。後半終了間際、左サイドでドイツのラームをマークしていたカズム・カズムの足が滑った。足をひねり、ピッチにうずくまる。直後に決勝点を奪われた。
 驚異的な粘りで“幸運”を呼び込んできたが、前半14分の絶好機でカズム・カズムのシュートがクロスバーを叩くなど、この日はどこか運にも見放されていた。それでも、個々の高い技術力でボールを保持し続け、大国ドイツを翻弄。後半41分、つま先であわせたセミフの同点ゴールは、ここまで試合終盤の得点で勝ち上がってきた“ミラクル・ターキー”の再現を予感させた。
 チームは本調子にはほど遠かったが、控え選手が入ってもチームとしてのパフォーマンスはほとんど見劣りすることなく、ドイツを相手に堂々の試合を披露した。しかし、今度ばかりはうまくいかなかった。
 試合後、報道陣から「今後もトルコは主要大会で勝ち上がれる力があると思うか?」と訪ねられたテリム監督はキッパリとこう答えた。「その通り。トルコの未来は明るい」。チームを2002年日韓W杯で3位に入って以来の“ひのき舞台”に登場させ、「皇帝」と呼ばれたベテラン監督は言った。「(トルコは)この大会で最もカラフルなチームだった」。その言葉に間違いはない。

【世界規模で映像中断】
 バーゼル(スイス)で25日に行われたユーロ2008(欧州選手権)準決勝、ドイツvsトルコ戦の後半で、国際テレビ映像が一時中断した。欧州サッカー連盟(UEFA)は詳しい原因を調べているが、ウィーンでの雷雨が影響した可能性があるという。今大会はスイスとオーストリアの共催で行われ、拠点となる放送センターはウィーンに置かれていた。
 WOWOWなどによると、中断の影響は世界規模だった模様。UEFAは中断があった後半の映像を再送信する予定。


先勝
リベルタドーレスカップ決勝第1戦結果

リガ・デ・キト(エクアドル)4−2フルミネンセ(ブラジル)

 サッカーの南米クラブ王者を決めるリベルタドーレスカップは25日、ともに初優勝を目指すリガ・デ・キト(エクアドル)とフルミネンセ(ブラジル)がキトで第1戦を行い、ホームのリガが4−2で先勝した。
 リガは前半2分に先制点を挙げるなど攻撃的に試合を展開し、高地というホームの利も活かして強豪クラブを破った。フルミネンセ所属で元浦和のワシントンは先発出場したが、ゴールを挙げることはできなかった。第2戦は7月2日にリオデジャネイロで行われる。
 優勝チームは12月に日本で開催されるクラブ・ワールドカップ(W杯)に出場する。


辞任
 25日に行われたユーロ2008(欧州選手権)の準決勝でドイツに2−3で破れ、ベスト4で大会を去ることとなったトルコだが、試合終了後、ファティフ・テリム監督が職を辞する意向であると表明した。
 ミラン、フィオレンティーナ(以上イタリア)、ガラタサライ(トルコ)でかつて指揮を執った経験のあるテリム監督だが、今回トルコをユーロで初のベスト4に導いた名将は、記者会見の席で「私はこれ以上トルコで仕事はしないと宣言していた。私は約束を守る男だ」と述べ、代表監督から退く意向を示した。


新監督
 スイススーパーリーグのフェネルバフチェは25日、開催中のユーロ2008(欧州選手権)で準決勝に進出しているスペイン代表のルイス・アラゴネス監督(69)と、次期監督就任で合意に達したと発表した。契約期間は2年。
 昨季チームを指揮し、クラブを史上初の欧州チャンピオンズリーグ準々決勝に導いたジーコ前監督の退団を先日発表したフェネルバフチェは、後任にアラゴネス監督が決定したとし、公式HP上で、ユーロ2008終了後に正式な契約を締結すると発表した。
 一方、アラゴネス監督はこのフェネルバフチェの発表について、当惑していると述べながらも、準決勝ロシア戦を控えたスペイン代表チームの準備に影響はないとしている。同監督は先週、代理人がクラブ監督としての受け入れ先を探していたが、フェネルバフチェの指揮官就任についてはいかなる合意にも至っていないと発言していた。


辞任
 サッカーのイラク代表のアドナン・ハマド監督(47)が25日に辞任を発表した。アジアカップ王者のイラクは先週末のW杯アジア3次予選のカタール戦に0−1で敗れ、2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の本大会出場を逃していた。
 ハマド監督は2月に就任したが、同国のサッカー協会などに対する不満から新契約にサインをしなかった。


「王様の足跡」展
 ワールドカップ(W杯)でブラジルが初優勝してから今年で50周年となるのを祝い、元スーパースター選手のペレ氏にまつわるグッズを展示した「王様の足跡」展が25日、ブラジリアの国立美術館で始まった。
 幼少時代に人生初のスパイクを買う金を稼ぐために使ったという靴磨きの道具や、父とともにサッカーの試合を聞いたラジオなどが並んだ。ペレ氏は1958年W杯で、17歳ながら優勝に大きく貢献した。展示会はブラジル国外でも行われる予定。


遠藤を選出
 サッカー男子の北京五輪代表を率いる反町康治監督は25日、24歳以上のオーバーエージ(OA)枠でJ1ガンバ大阪のMF、28歳の遠藤保仁を五輪代表に選出すると明らかにした。
 反町監督は同日夜のJ1のG大阪vs京都戦を視察。この後、試合前にG大阪関係者と接触したことを明かし「監督や社長に話をして、快諾していただいた」と話した。サッカー男子の五輪は原則23歳以下で行われ、3人までOA枠が使える。残る2枠にはFW大久保嘉人(神戸)らが候補に挙がっている。
 日本代表でも主力の遠藤は、国際Aマッチ70試合に出場し、6得点を挙げている。
 五輪代表は30日にOA枠を含めた候補が発表され、7月7日から3日間の国内合宿を行う予定。


役員候補推薦委
 日本サッカー協会は25日、7月に任期満了で退任する川淵三郎会長(キャプテン)の後任を含む役員候補を選出する第1回次期役員候補推薦委員会(川淵委員長)を東京都内で開いた。
 同委員会では、現理事の投票により作成した新理事候補者リストを参考に次の会長、副会長、専務理事の案を作成したとみられる。7月初旬に予定されている第2回委員会で次期役員候補者全体の案をまとめ、7月10日の理事会に諮る。同12日の評議員会、新理事による理事会で最終決定する。会長、副会長は7月12日現在で70歳未満が条件。


試合も五輪も決めた
J1第11節代替分結果

鹿島1−0大分
(カシマ・8286人)
≪得点者≫
鹿島:ダニーロ66
≪出場メンバー≫
鹿島
GK:
21.曽ヶ端準
DF:
2.内田篤人
3.岩政大樹
19.伊野波雅彦
7.新井場徹
MF:
15.青木剛
40.小笠原満男
10.本山雅志
(61分11.ダニーロ)
8.野沢拓也
(83分16.中後雅喜)
FW:
18.マルキーニョス
9.田代有三
(89分13.興梠慎三)
大分
GK:
1.西川周作
DF:
4.深谷友基
6.森重真人
22.上本大海
MF:
2.小林亮
3.ホベルト
(80分19.前田俊介)
5.エジミウソン
8.金崎夢生
11.鈴木慎吾
FW:
10.ウェズレイ
21.松橋優
(63分20.高橋大輔)

G大阪1−0京都
(万博・15840人)
≪得点者≫
G大阪:遠藤54
≪出場メンバー≫
G大阪
GK:
22.藤ヶ谷陽介
DF:
21.加地亮
2.中澤聡太
5.山口智
19.下平匠
(89分13.安田理大)
MF:
27.橋本英郎
17.明神智和
7.遠藤保仁
10.二川孝広
(87分6.福元洋平)
FW:
9.ルーカス
18.バレー
(78分30.山崎 雅人)
京都
GK:
21.水谷雄一
DF:
26.角田誠
23.大久保裕樹
24.増嶋竜也
22.渡邉大剛
MF:
15.中山博貴
3.シジクレイ
14.佐藤勇人
FW:
7.徳重隆明
(46分4.中谷勇介)
9.田原豊
(58分34.フェルナンジーニョ)
13.柳沢敦
(70分2.アタリバ)

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Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第11節最終日は25日、万博記念競技場などで残りの2試合が行われ、ワールドカップ(W杯)アジア3次予選のため1ヶ月以上中断していたリーグ戦を再開。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)のため、未消化だった2試合を行い、鹿島アントラーズ、ガンバ大阪がそれぞれ1−0で競り勝った。
 鹿島はダニーロが頭で決めて1−0で大分トリニータを下し、勝ち点22で4位に浮上。G大阪は遠藤の得点で1−0で京都サンガに勝ち、同22としたが得失点差で5位。
 28、29日の第14節から本格的に再開する。

【ヤットが決めた!五輪代表も決まった!】
 0―0で進んでいた接戦に、G大阪のヤットこと遠藤が決着を付けた。西野監督が「かえのきかない存在」と全幅の信頼を寄せる司令塔である。
 その存在感が際立ったのは後半9分の決勝点。中盤から縦パスを送るとそのまま前線へ。二川、ルーカスを経由したボールを再びゴール前で受け、GKの動きを見て左足でゴール右隅に蹴り込んだ。「トラップが良かったから、あとは冷静に決められた」といつも通りに淡々と喜んだ。
 J1が中断していた6月は日本代表としてワールドカップ(W杯)3次予選の全4試合にフル出場。G大阪に戻って練習に参加したのが、この試合の前日だった。それでも「ずっと休みがない状態だけど、今は楽しくサッカーをやれているから」と過密日程をうまく消化している。
 肌が弱いため、普段は腕が芝生に触れることを嫌って長袖のユニホームを着ることが多い。だが、この日は今季のG大阪では初めて半袖を着用し、90分間チームのために汗をかき続けた。
 観戦していた五輪代表の反町監督は試合後、遠藤をオーバーエージ(OA)枠で五輪代表に選ぶことを明らかにした。

【京都、物足りない攻撃陣】
 京都の加藤監督は「攻撃陣が物足りない」と得点力不足を嘆いた。1点を追う終盤は攻めに人数をかけて敵陣に攻め込んだが、あと一歩のところでゴールできなかった。
 エースの柳沢は動きに精彩を欠き、膝の負傷もあって後半25分に途中後退。加藤監督は「攻撃の中心の彼には、もっとパフォーマンスを上げてもらわないと」と奮起を促した。

【鹿島、価値ある8試合ぶりの勝利】
 試合終了の笛を耳にすると、鹿島イレブンは安堵した表情を浮かべた。アジアチャンピオンズリーグでグループリーグを突破しても、J1での勝利は4月5日の千葉戦以来8試合ぶり。決勝点のダニーロは「この試合がどれだけ大切か分かっていた」と言い、ゴール裏の応援席に入ってファンと喜びを分かち合った。
 試合は互角に近い展開だったが、好機を逃さない抜け目のなさで鹿島が上回った。後半21分。5分前に交代で入ったばかりのダニーロが小笠原の左CKを下がりながらの難しいへディング。ボールはバーに当たってゴールに飛び込んだ。GKには防ぎようがない見事な一撃だった。
 中断期間の5月には所属選手2人の酒気帯び運転が発覚する逆風の中、6月の福島県内でのキャンプで巻き返しを誓ってきた。主将の小笠原は「いろいろ準備してきたし、勝ちと負けでは大きな差がある」と勝利の重みを口にした。
 昨年6月30日にFC東京に負けたのを最後に続く本拠地での無敗ももうすぐ1年になる。首位と勝ち点4差の4位に浮上。これで昨年のJ1王者が追撃態勢に入るか。

【大分、猛攻も1点遠く】
 大分はシュート数で14−10と上回りながら、1点が遠かった。トップ下を担った19歳の金崎は後半の好機でシュートをバーに直撃。「チャンスの数は同じくらいあったのに悔しい」と唇を噛みしめた。
 読みのいい守備で鹿島を苦しめた北京五輪日本代表候補の森重も「少なくとも勝ち点1を取る試合運びができなければ上位に入れない」と表情を曇らせた。
 ただ、大分は昨季最多の10点をマークした高橋が約8ヶ月ぶりに復帰し、後半18分から途中出場したのは好材料。
 スピードが武器の24歳はFWとして動き回り、シュートも放った。「膝は大丈夫だが、チャンスで少し消極的になってしまった。まだまだ」と自己採点は厳しかった。

J2第22節結果

仙台0−0熊本
(ユアスタ・10317人)

横浜FC1−0水戸
(ニッパ球・2772人)
≪得点者≫
横浜FC:難波35

湘南1−1山形
(平塚・7039人)
≪得点者≫
湘南:石原42
山形:宮崎47

岐阜0−1福岡
(長良川・2246人)
≪得点者≫
福岡:久永62

C大阪1−2草津
(長居・5554人)
≪得点者≫
C大阪:小松85
草津:島田30=PK、田中47

広島2−1徳島
(広島ビ・4622人)
≪得点者≫
広島:高萩26、佐藤寿31
徳島:米田18

鳥栖2−1愛媛
(ベアスタ・3869人)
≪得点者≫
鳥栖:高地23、藤田50
愛媛:南77

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Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第22節は25日、長居陸上競技場などで全7試合が行われ、首位のサンフレッチェ広島は2−1で徳島ヴォルティスに逆転勝ちし、勝ち点を48とした。モンテディオ山形は1−1で湘南ベルマーレと引き分けて同38とし、1−2でザスパ草津に敗れたセレッソ大阪に代わって2位となった。
 愛媛FCに2−1で競り勝ったサガン鳥栖が4位、ロアッソ熊本と0−0で引き分けたベガルタ仙台が5位。横浜FCは水戸ホーリーホックを、アビスパ福岡はFC岐阜をいずれも1−0で下した。


超サカFLASH

MVP候補
 アジアサッカー連盟(AFC)は25日、年間最優秀女子選手の第1回候補8人を発表し、5、6月の女子アジアカップで3位となった日本の澤穂希(日テレ)と宮間あや(岡山湯郷)が候補入りした。受賞者は11月20日に発表される予定。

レンタル
 J1鹿島は本日、ブラジル出身のMFマルシーニョ(27)がクルゼイロから期限付き移籍で加入すると発表した。契約期間は来年1月まで。背番号は33。

ボランチ出場
 J1浦和DF田中マルクス闘莉王は28日に行われる柏戦でもボランチでスタメン出場する見込みとなった。

実戦練習復帰
 右ふくらはぎ痛のため別メニューで調整していたJ1磐田FW前田遼一が25日に行われた実戦練習に復帰した。前田は29日に行われる練習試合に出場する予定で、7月5日に行われる鹿島戦で復帰する可能性もあるとみられる。

義援金募集
 J1名古屋は本日、中国・四川大地震と岩手・宮城内陸地震の被災者への義援金を、28日にホームで行う鹿島戦で募ると発表した。試合前には選手も来場者に協力を呼び掛ける。

練習参加
 明大MF橋本晃司(22)が25日、J1名古屋の練習に参加した。明日27日まで参加する予定。

レンタル
 J1千葉がアテネ五輪代表候補だった大分のDF根本裕一(26)を期限付き移籍で獲得することが25日、明らかになった。契約期間は来年1月31日まで。本日26日にも両クラブから発表される。

女子チーム新設
 J1札幌を運営する北海道フットボールクラブの児玉芳明社長は本日、来季に女子チームを新設する計画を明らかにした。2009年からまず中学生を対象に選手の募集を始め、数年後に15歳以下、18歳以下のチームを組織する方針。

レンタル
 J2のC大阪は本日、MF古橋達弥が右大腿部後面筋損傷で全治2週間と診断されたと発表した。24日の練習中に負傷した。

完全取得
 イタリアセリエAのインテルは25日、同じイタリアのカリアリと共同保有するU-21イタリア代表FWロベルト・アクアフレスカの保有権を完全取得したと発表した。なお、アクアフレスカはレンタル移籍という形で、来季もこれまでと同じくカリアリでプレーするとみられている。

獲得
 イタリアセリエAのローマは25日、DFシモーネ・ロリア(31)をシエナから3年契約、移籍金280万ユーロ(約4億7000万円)で獲得したと発表した。また、カリアリと共同保有していたFWマウロ・エスポージトの保有権を完全に買い取ったことも併せて発表している。

獲得
 フランスリーグ1のマルセイユは25日、同じフランスのリヨンからフランス代表FWハテム・ベン・アルファ(21)を獲得すると発表した。ベン・アルファはフランス代表として6試合に出場しているが、同国代表がグループリーグで敗退したユーロ2008(欧州選手権)のメンバーには選ばれていなかった。

辞任
 タイ代表のチャンビット監督は25日、ワールドカップ(W杯)アジア3次予選敗退の責任を取り辞任すると発表した。タイは3次予選で日本と同じグループ2で最下位だった。


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