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2008.07.06.SUN
G大阪のMF遠藤保仁の五輪日本代表候補合宿の不参加が決定!!本日の超最新情報

INDEX

3位浮上
J1第15節最終日
1−0G大阪
川崎2−1横浜M
京都1−1大分
柏は李忠成の決勝弾で3位浮上!
J2第24節最終日
C大阪0−1鳥栖
広島2−2熊本
横浜FC0−0草津
岐阜2−1山形
鳥栖は終盤の栗山裕貴の決勝ゴールで3位浮上!

不参加決定
G大阪のMF遠藤保仁(28)が体調不良のため、五輪日本代表候補の千葉合宿(7〜9日・千葉県習志野市)の不参加が決定!追加招集はなし!

正式発表
フェネルバフチェがユーロ2008でスペイン代表を44年ぶりの優勝に導いたアラゴネス氏(69)の監督就任を正式に発表!

過去最高売上
totoの今季の売上額が史上2番目の537億9705万8300円となり、過去最高売上額となることが確実に!

首位堅守
J1第15節第1日
札幌2−2清水
東京V3−0千葉
浦和2−0FC東京
新潟2−1名古屋
磐田1−2鹿島
神戸1−0大宮
浦和はエジミウソン&永井雄一郎のゴールで首位堅守!鹿島は暫定2位浮上!
J2第24節第1日
仙台0−1愛媛
湘南0−1水戸
福岡0−2甲府
4位仙台はホームで痛恨の完封負け!水戸は連敗を4で止める!

本日の超サカFLASH
日本代表の岡田武史監督が浦和vsFC東京を視察ほか


本文
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3位浮上
J1第15節最終日結果

1−0G大阪
(柏・10726人)
≪得点者≫
柏:李75

川崎2−1横浜M
(等々力・17993人)
≪得点者≫
川崎:我那覇10、ジュニーニョ89
横浜M:山瀬功42

京都1−1大分
(西京極・12533人)
≪得点者≫
京都:柳沢22
大分:前田25

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Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第15節最終日は本日6日、日立柏サッカー場などで残りの3試合が行われ、柏レイソルは北京五輪代表候補の李の決勝ゴールでガンバ大阪に1−0と競り勝ち、勝ち点26で3位に浮上した。首位浦和レッズとは勝ち点3差。連勝が3でストップしたG大阪は同25のままで5位に転落。
 川崎フロンターレは2−1で横浜F・マリノスを下して連敗を3で止め、勝ち点23で7位となった。横浜Mは14位に下がった。京都サンガと大分トリニータは1−1で引き分けた。
 2位は勝ち点28の鹿島アントラーズ。前節2位だった名古屋グランパスは同26で4位に落ちた。

【柏は李の決勝弾で3位浮上】
1−0G大阪
(柏・10726人)
≪得点者≫
柏:李75
≪出場メンバー≫

GK:
33.菅野孝憲
DF:
23.藏川洋平
5.古賀正紘
13.小林祐三
7.大谷秀和
MF:
14.太田圭輔
(89分22.鈴木達也)
18.山根巌
2.鎌田次郎
(74分34.杉山浩太)
FW:
20.李忠成
11.ポポ
(77分15.菅沼実)
10.フランサ
G大阪
GK:
22.藤ヶ谷陽介
DF:
21.加地亮
2.中澤聡太
5.山口智
13.安田理大
(84分16.佐々木勇人)
MF:
27.橋本英郎
17.明神智和
9.ルーカス
10.二川孝広
(64分20.倉田秋)
18.バレー
FW:
30.山崎雅人
(68分14.平井将生)

 北京五輪代表のエースFWはオレだ」と言わんばかりのゴールだ。柏の李が0−0の後半30分、均衡を破る勝ち越し点を決めた。
 今季初先発したブラジル人FWとの絶妙なコンビネーションだった。ゴール前のフランサからのパスが目の前に。左足を豪快に振り抜く。低い弾道でゴール右隅に吸い込まれた。
 「ボールがくると信じていた」。浦和戦に続く2試合連続の得点。膝まずいて、V川崎(現東京V)や鹿島などで活躍したビスマルクの“祈りのポーズ”をしたが「みんなが(祝福に)飛び込んできたので」と、十分に披露できずに苦笑いした。
 「自分は(日本)国籍を取得したこともあるし、みんなとは(五輪に)懸ける思いが違う」。大久保(神戸)のオーバーエージ枠での招集が消え、ライバルは減ったが「悔いが残らないように死にもの狂いでアピールしたい」と意気込んだ。
 浦和、G大阪と強豪を撃破して柏は3位に浮上。李のゴールはチームにとっても、五輪代表の今後を占う意味でも心強い。

☆柏・フランサが今季初のフル出場
 柏のFWフランサが今季初めてフル出場した。
 前半は相手の守備陣にスペースを与えてもらえずに孤立したが、李が「フランサばかり見ていた」と言う通り、後半は攻撃の起点となって好機を演出。同30分には決勝点をアシストした。
 フランサは「勝ててうれしいが、もっとテンポの速いサッカーを追求したい」と高いレベルを目指している。

★G大阪は単調な攻めで無得点
 G大阪を取り巻く環境は厳しかった。ナビスコカップを含めて12日間で4試合目、そして大黒柱の遠藤が入院中。西野監督は敗戦理由を素直に語った。「かなり消耗していた。(遠藤がいない)影響もあった」
 シュートは相手の倍以上の20本。だが、バレーのシュートは次々と枠を外れた。「攻めが単調だった」と指揮官。リーグ戦では4月の鹿島戦以来、8試合ぶりの無得点だった。
 「遠藤がいれば、ボールを(前線に)配給する中で相手の守備を崩せるし、攻めに変化もつけられる」。西野監督の悩みも深刻だ。2006年シーズンも優勝争いを演じながら、肝炎を患った遠藤の離脱でチームの勢いは失速した。柱を失った不安が、再びG大阪を覆っている。

【川崎、劇的ゴールで連敗ストップ】
川崎2−1横浜M
(等々力・17993人)
≪得点者≫
川崎:我那覇10、ジュニーニョ89
横浜M:山瀬功42
≪出場メンバー≫
川崎
GK:
1.川島永嗣
DF:
4.井川祐輔
18.横山知伸
2.伊藤宏樹
26.村上和弘
MF:
17.菊地光将
29.谷口博之
(68分24.大橋正博)
8.山岸智
(74分7.黒津勝)
14.中村憲剛
FW:
9.我那覇和樹
(68分16.鄭大世)
10.ジュニーニョ
横浜M
GK:
1.榎本哲也
DF:
7.田中隼磨
22.中澤佑二
3.松田直樹
13.小宮山尊信
MF:
18.清水範久
(63分20.水沼宏太)
6.河合竜二■■==88分警告2枚

17.兵藤慎剛
10.山瀬功治
FW:
15.大島秀夫
9.ロニー
(54分11.坂田大輔

 後半ロスタイムに入っても、川崎の誰もが引き分けのまま終わるつもりはなかった。大橋の左CKをGKがパンチングし、その球を横山が頭で折り返す。待ち構えたジュニーニョが右足で劇的な勝ち越しゴール。「ロスタイムに自分が決めてチームが勝つのは気持ちいい」とエースFWは仕事をやり遂げた充実感に浸った。
 蒸し暑さの中では消耗が激しかった。1−1に追い付かれ、後半途中に体力のある山岸さえ足がつって交代。思うようにボールを回せない時間も多く、リーグ3連敗中の川崎には苦しい展開といえた。
 それでも中村は「ホームだし、絶対に勝たなきゃいけなかった。全員の気持ちが最後のCKのチャンスを生んだ」。意地と意地がぶつかる「神奈川ダービー」。土壇場で勝負を分けたのは、わずかに上回った勝利への執着心だったようだ。
 4月に健康上の理由で辞任した関塚前監督も観戦し「勝って良かったね」と笑顔。ただ「もう少しボールを大事にできれば、なお良かった」と、今後に首位戦線へ絡むための課題も付け加えた。

★横浜Mは退場直後の失点で3連敗
 横浜Mは終盤に退場者を出し、その直後に失点して3連敗。前半に直接FKで同点ゴールを決めた山瀬功は「1人少なくなって不利なのは間違いない。(引き分けでよしとするか)チームで意思統一できなかった」と反省した。
 リーグ戦6試合勝ち星なしとなり、14位まで後退。守備の要の中澤は「勝ち点1と0とでは大きな違い。内容は悪くないだけに…」と歯がゆそうだった。

【大分は前田が貴重な同点ゴール】
京都1−1大分
(西京極・12533人)
≪得点者≫
京都:柳沢22
大分:前田25
≪出場メンバー≫
京都
GK:
21.水谷雄一
DF:
24.増嶋竜也
23.大久保裕樹
8.水本裕貴
26.角田誠
MF:
14.佐藤勇人
3.シジクレイ
4.中谷勇介
(46分15.中山博貴)
FW:
22.渡邉大剛
13.柳沢敦
10.フェルナンジーニョ
(87分2.アタリバ)
大分
GK:
1.西川周作
DF:
4.深谷友基
6.森重真人
33.藤田義明
MF:
2.小林亮
(55分20.高橋大輔)
3.ホベルト
5.エジミウソン
8.金崎夢生
11.鈴木慎吾
FW:
10.ウェズレイ
(85分7.西山哲平)
19.前田俊介
(55分21.松橋優)

 大分の前田が前半25分に貴重な同点ゴールを決めた。先制を許した3分後、鈴木が蹴ったFKを近いサイドで頭で合わせ「練習通り。うまい具合に入って良かった」と喜んだ。
 エースの高松が故障で欠場している中、今月2日のナビスコカップに続き公式戦で2試合連続のゴール。シャムスカ監督は「ボールがないところでもいい働きをしてくれた」と合格点を与えた。

★京都、柳沢が10戦ぶりゴール
 京都の柳沢が前半22分、左クロスに滑り込みながら先制した。4月5日の川崎戦以来、10試合ぶりの今季3点目。「後は決めるだけというボールだったからね」と表情が緩んだ。
 自身は復調の兆しを掴んだが、チームはリーグ戦の再開以来、1分け2敗と調子が出ない。「やるからには結果が全て。明日がないというつもりでやらなければ」と厳しい言葉も口にした。

J2第24節最終日結果

C大阪0−1鳥栖
(長居・6118人)
≪得点者≫
鳥栖:栗山83

広島2−2熊本
(広島ビ・7924人)
≪得点者≫
広島:佐藤寿35、55=PK
熊本:木島27、山口67

横浜FC0−0草津
(日産ス・36945人)

岐阜2−1山形
(長良川・3142人)
≪得点者≫
岐阜:片桐75、87
山形:秋葉78

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Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第24節最終日は本日6日、広島ビッグアーチなどで残りの4試合が行われ、首位サンフレッチェ広島はロアッソ熊本と2−2で引き分けて勝ち点49となった。モンテディオ山形はFC岐阜に1−2と敗れたが、同41で2位のまま。
 サガン鳥栖が1−0でセレッソ大阪を破り、勝ち点39で3位に浮上した。C大阪は同38で4位。横浜FCとザスパ草津は0−0で引き分けた。


不参加決定
 日本サッカー協会は本日6日、北京五輪のU-23(23歳以下)日本代表にオーバーエージ(OA)枠でただ1人選ばれたガンバ大阪MF遠藤保仁(28)が体調不良のため、7日から千葉県内で行われる五輪代表候補合宿に参加しないと発表した。
 遠藤は先月29日のリーグ戦の後から発熱し、2日に兵庫県西宮市内の病院に検査入院した。遠藤の不参加による追加招集はない。


正式発表
 トルコスーパーリーグのフェネルバフチェは5日、ユーロ2008(欧州選手権)でスペイン代表を優勝に導いたルイス・アラゴネス氏(69)の監督就任を正式に発表した。フェネルバフチェはユーロ2008の開催中にアラゴネス氏と2年間の仮契約を結んでいた。
 アラゴネス氏は先に、スペインサッカー連盟が契約更新を望まなかったために同国の代表監督を辞任したと語っていた。
 アラゴネス氏は、クラブ側との契約更改が不調に終わって退任したジーコ前監督の後継。
 アラゴネス氏は就任会見で「フェネルバフチェの一員となれたことを大変喜んでいる。私はこのクラブのため、そして成功のためにここに来た」と抱負を語った。新天地でジーコ前監督の成功を超えることができるか、名将の手腕に注目が集まる。


過去最高売上
 日本スポーツ振興センターは5日、スポーツ振興くじ(サッカーくじ、愛称toto)の今季の売上額が537億9705万8300円となり、昨季の511億9891万1800円を抜いて史上2番目になった、と発表した。 
 同センターによると、今季ここまで25回の販売で、昨季の全58回での売り上げを上回った。最終的に55、56回の販売を予定しており、初年度(2001年シーズン)に記録した過去最高額604億1141万5800円を抜くのは確実な状況。同センターではBIGの売り上げが好調なことに加え、今季から発売のBIG1000などが好評を得ているのが要因としている。


首位堅守
J1第15節第1日結果

札幌2−2清水
(札幌厚別・10282人)
≪得点者≫
札幌:ダヴィ29、池内74
清水:西沢12、マルコス・パウロ44

東京V3−0千葉
(味スタ・10069人)
≪得点者≫
東京V:フッキ49、柴崎58、ディエゴ79

浦和2−0FC東京
(埼玉・49218人)
≪得点者≫
浦和:エジミウソン3、永井88

新潟2−1名古屋
(東北電ス・37529人)
≪得点者≫
新潟:松下58、矢野83
名古屋:増川74

磐田1−2鹿島
(エコパ・18479人)
≪得点者≫
磐田:カレン61
鹿島:小笠原3、本山34

神戸1−0大宮
(ホムスタ・9172人)
≪得点者≫
神戸:レアンドロ9

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Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第15節第1日は5日、埼玉スタジアムなどで6試合が行われ、浦和レッズが2−0でFC東京に勝ってリーグ戦の連敗を2で止め、勝ち点を29に伸ばして首位を守った。FC東京は同24のまま。
 鹿島アントラーズはジュビロを2−1で下して3連勝、勝ち点28で暫定2位に浮上した。名古屋グランパスはアルビレックス新潟に1−2で敗れ、同26で暫定3位に順位を下げた。
 ヴィッセル神戸は1−0で大宮アルディージャを破って7試合ぶりの勝利。東京ヴェルディは3−0でジェフ千葉に快勝し、コンサドーレ札幌と清水エスパルスは2−2で引き分けた。

【札幌は厚別で負けなしで連敗回避】
札幌2−2清水
(札幌厚別・10282人)
≪得点者≫
札幌:ダヴィ29、池内74
清水:西澤12、マルコス・パウロ44
≪出場メンバー≫
札幌
GK:
28.高木貴弘
DF:
3.西澤淳二
35.箕輪義信
32.柴田慎吾
(46分5.池内友彦)
19.坪内秀介
MF:
7.藤田征也
(70分24.西谷正也)
15.クライトン
18.芳賀博信
13.中山元気
FW:
10.ダヴィ
11.アンデルソン
(61分8.砂川誠)
清水
GK:
21.西部洋平
DF:
5.岩下敬輔
26.青山直晃
4.高木和道
3.山西尊裕
MF:
6.マルコス・パウロ
(77分19.原一樹)
7.伊東輝悦
10.藤本淳吾
8.枝村匠馬
FW:
18.マルコス・アウレリオ
(63分16.本田拓也)
20.西澤明訓
(84分22.大前元紀)

 札幌はCKから2点を奪って勝ち点1をもぎ取った。会場の札幌厚別公園競技場では高い勝率を誇り、昨季J2では5勝4分け。J1の今季初ゲームも負けなかった。
 2アシストをマークしたクライトンは「チームに貢献できたし、満足している」とリーグ再開後の連敗を避けてホッとした様子。途中出場で2点目のゴールを決めた池内は「この勝ち点1は次につながる」と話し、17、18位の直接対決となる次節の千葉戦へ気合を入れ直した。

★清水は疲労で足止まり2失点
 ナビスコカップから中2日のアウェー戦となった清水は、終盤で完全に足が止まった。CKでの守備に集中力を欠いて2失点。長谷川監督は「疲労が出た。札幌のセットプレーは警戒していたんだが…」と2度のリードを守れなかった展開を悔やんだ。
 先制点を挙げた西澤は「後半の早いうちに3点目を取れればゲームは終わっていた」と嘆き、28度を超えた気温に「北海道のわりには暑かった」とこぼした。

【東京Vはフッキらブラジル選手が活躍】
東京V3−0千葉
(味スタ・10069人)
≪得点者≫
東京V:フッキ49、柴崎58、ディエゴ79
≪出場メンバー≫
東京V
GK:
1.土肥洋一
DF:
14.富澤清太郎
5.那須大亮
17.土屋征夫
22.服部年宏
MF:
7.レアンドロ
(88分2.福田健介)
6.菅原智
11.大野敏隆
(46分8.柴崎晃誠)
10.ディエゴ
FW:
25.平本一樹
(75分16.飯尾一慶)
9.フッキ
千葉
GK:
1.立石智紀
DF:
2.坂本將貴
4.ボスナー
14.池田昇平
31.青木良太
MF:
3.斎藤大輔
(60分43.根本裕一)
6.下村東美
7.工藤浩平
11.新居辰基
(76分9.青木孝太)
FW:
10.レイナウド
18.巻誠一郎
(57分16.谷澤達也

 東京Vはブラジル選手が活躍。フッキが後半4分、豪快に左足で決めると、13分には柴崎晃のプロ初ゴールをお膳立てするパスを送った。34分にはディエゴが左足でダメ押しのネットを揺らした。
 前節の大宮戦の黒星など、ブラジル人の好不調が勝敗を左右している。元日本代表FW大黒が加入し、柱谷監督は「フッキを含めていい選手から使っていきたい」と、外国人頼みから脱却したい考えだ。

★千葉はミラー監督初黒星
 勝てば最下位脱出だった千葉は完敗した。これまでの1トップから2トップに変更したが、機能せずシュート数は計5本とゴールは遠かった。
 ミラー監督は「攻撃の幅を広げようと2トップにしたが、ボールを保持できず、前線につなげなかった」と厳しい表情。同監督が就任して以来、リーグ戦4試合目で初黒星となった。

【浦和は逃げ切って首位キープ
浦和2−0FC東京
(埼玉・49218人)
≪得点者≫
浦和:エジミウソン3、永井88
≪出場メンバー≫
浦和
GK:
23.都築龍太
DF:
22.阿部勇樹
20.堀之内聖
12.堤俊輔
MF:
6.山田暢久
4.田中マルクス闘莉王
13.鈴木啓太
14.平川忠亮
10.ポンテ
(57分21.梅崎司)
FW:
11.田中達也
(54分9.永井雄一郎)
17.エジミウソン
(82分3.細貝萌)
FC東京
GK:
1.塩田仁史
DF:
25.徳永悠平
3.佐原秀樹
8.藤山竜仁
17.金沢浄
MF:
6.今野泰幸
10.梶山陽平
15.エメルソン
22.羽生直剛
(87分18.石川直宏)
FW:
13.平山相太
9.カボレ
(67分20.川口信男)

 電光石火の先制パンチだった。前半3分、守備ラインの裏に抜け出した田中達からのパスをエジミウソンが左足で決めた。敗れれば首位陥落だった浦和にとって、貴重なゴール。エンゲルス監督は「(田中)達也の調子がいいと思って使った。すごく動いてくれた」と今季リーグ戦初先発のFWを称えた。
 先発メンバーの中に高原がいなかった。公式戦5連敗中のチームに刺激が必要と感じていた指揮官は「勝ち負けのこともある。キープレーヤーには責任がある」と説明。高原は期待とともにドイツから帰ってきたが、リーグ戦2得点と目覚めの予感のないままだった。
 代わって出場した田中達は6月の北海道・夕張合宿での好調さを買われた。「いいプレーをしないと次はないと危機感を持っていた」と前半から必死に走り回り、リズムを生んだ。後半9分に交代した際に送られた大きな拍手が、背番号11の貢献度を物語っていた。
 指揮官が下した1つの決断もあり、浦和は5月10日以来、約2ヶ月ぶりの勝利を手にした。競争は強いチームほど自然なこと。闘莉王は「ライバル関係はあっていい。実力のある選手、調子のいい選手が出ればいい。タカ(高原)は力のある選手だから必ず戻ってくる」と言った。

☆ポンテが負傷交代
 右膝の故障から復帰して前節に戻ったばかりの浦和のポンテが、後半12分に負傷交代。右太もも裏を痛めたため大事を取った。
 ポンテは「筋肉をやってしまった。明日精密検査を受けるまで何とも言えない」とポツリ。三都主が左足付け根の大ケガで今季中の復帰が難しくなったチームに、新たな不安材料が生まれてしまった。

★FC東京、開始早々の失点悔やむ
 上位対決に敗れたFC東京の城福監督は試合開始早々の失点を反省。「うちのセンターバックとボランチが(田中達を)つかまえ切れないうちに点を取られた」と悔やんだ。
 後半は追い付こうと攻勢に出たがゴールネットを揺らせず、逆にカウンターから2点目を失った。鹿島、G大阪と強豪との対戦が続くだけに、上位に踏みとどまるには正念場といえそうだ。

【新潟は矢野が貴重な勝ち越し点】
新潟2−1名古屋
(東北電ス・37529人)
≪得点者≫
新潟:松下58、矢野83
名古屋:増川74
≪出場メンバー≫
新潟
GK:
1.北野貴之
DF:
17.内田潤
5.千代反田充
6.永田充
28.松尾直人
MF:
10.マルシオ・リシャルデス
3.千葉和彦
15.本間勲
7.松下年宏
FW:
9.アレッサンドロ
11.矢野貴章
名古屋
GK:
1.楢崎正剛
DF:
30.竹内彬
3.バヤリッツァ
16.増川隆洋
6.阿部翔平
MF:
29.小川佳純
7.中村直志
14.吉村圭司
18.深井正樹
(60分19.杉本恵太)
FW:
11.玉田圭司
(73分17.巻佑樹)
9.ヨンセン
(80分5.米山篤志)

 2連勝の新潟は矢野が後半38分にゴールを決めた。5試合ぶりの今季3点目は貴重な勝ち越し点となった。
 ゴールとの間には相手選手が2人いたが、思い切り良く右足を一振り。24歳のFWは「目の前の選手の股を狙った。(シュートは)次のDFに当たってギリギリだけど入った」と、久しぶりの得点に気持ち良さそうだった。

★名古屋、不運な失点で3位転落
 1−1の後半38分、矢野のシュートが名古屋のバヤリッツァに当たり、コースが変わった。ボールは体勢を崩したGK楢崎の手の先を転がってゴールに吸い込まれた。ストイコビッチ監督が「不運」と嘆いた失点で、名古屋は暫定3位に転落した。
 「不運」を招いた背景に、持ち味の積極性が影を潜めたことがあった。全体的に動きが鈍く、効果的なサイド攻撃をあまり出せなかった。好調時は流れるようだったパス回しが、この日はミスも絡んでぎくしゃくしていた。ストイコビッチ監督は「もっとアグレッシブさがほしかった。以前のグランパスではなかった」と悔しがった。
 2日にナビスコ杯準々決勝第1戦を戦った直後で疲労が溜まっていたこともある。中村は「気持ちは行こうとしても、体がついてこない」と悔しそうに漏らした。
 「切り替えないといけない」と口を揃える選手達は、積極性を取り戻せるか。首位浦和の勝ち点29から5差に5チームがひしめく混戦。2連敗の名古屋にとって正念場だ。

【小笠原、攻撃的MFの嗅覚を発揮】
磐田1−2鹿島
(エコパ・18479人)
≪得点者≫
磐田:カレン61
鹿島:小笠原3、本山34
≪出場メンバー≫
磐田
GK:
21.松井謙弥
DF:
15.加賀健一
5.田中誠
3.茶野隆行
MF:
25.駒野友一
10.成岡翔
(65分17.犬塚友輔)
27.上田康太
14.村井慎二
FW:
8.ジウシーニョ
(76分16.名波浩
22.カレン・ロバート
32.萬代宏樹
(61分18.前田遼一
鹿島
GK:
21.曽ヶ端準
DF:
2.内田篤人
3.岩政大樹
4.大岩剛
7.新井場徹
MF:
15.青木剛
40.小笠原満男
10.本山雅志
(69分16.中後雅喜)
8.野沢拓也
(59分14.増田誓志
FW:
18.マルキーニョス
9.田代有三
(88分19.伊野波雅彦)

 リーグ戦2試合連続のゴールで上位を争う鹿島に勢いを与えている。今の小笠原には風格さえ漂う。
 開始早々に新井場の左クロスに逆サイドから走り込み、ゴール右上隅にけり込んだ。攻撃的MFとしての嗅覚を発揮した瞬間だった。
 持ち前の攻撃力に加え、ボランチとしてプレーするここ数年は、豊富な運動量からの守備力と試合の流れを読む洞察力を遺憾なく発揮。小柄な体格だがピッチでは大きく見える。
 「全員が献身的なプレーをしてくれた」とオリベイラ監督。称賛の対象となった選手の中心にいるのは間違いなく小笠原だろう。小笠原は「パスは回ってるけどゴールまでいってない。3点目が取れれば楽だった」と、さらに上のレベルを目指している。

★磐田・カレンが今季リーグ初ゴール
 磐田のカレンが今季リーグ戦初得点。左クロスがゴール前の混戦を抜けてきたところへ詰めた。「ボールは全く見えなかったが、ゴール前にいれば何かが起こる。左を狙ったら、右に入った」とおどけた。
 チームは敗れたが「ゴールが出てホッとした。次からはもっと積極的にいける」と次節からの巻き返しを誓った。

【神戸が完封で7試合ぶりの勝利】
神戸1−0大宮
(ホムスタ・9172人)
≪得点者≫
神戸:レアンドロ9
≪出場メンバー≫
神戸
GK:
30.徳重健太
DF:
25.石櫃洋祐
2.小林久晃
4.北本久仁衛
15.内山俊彦
MF:
10.ボッティ
(61分18.田中英雄)
26.松岡亮輔
(89分27.岸田裕樹)
6.金南一
8.栗原圭介
FW:
9.レアンドロ
13.大久保嘉人
(78分17.吉田孝行
大宮
GK:
21.江角浩司
DF:
22.田中輝和
3.レアンドロ
5.冨田大介
4.波戸康広
MF:
28.土岐田洸平
15.斉藤雅人
(56分32.小林慶行)
7.佐伯直哉
(72分8.小林大悟)
11.藤本主税
(78分14.森田浩史)
FW:
9.吉原宏太
10.デニス・マルケス

 神戸はリーグ戦では4月27日のG大阪戦以来、7試合ぶりの勝利を無失点で飾った。
 90分間を通して球際での強さや積極的な守備が光り、チーム本来の持ち味を取り戻した。北本は「目に見える形で戦う姿勢を見せられた」と評価した。
 ケガの榎本に代わって今季初出場したGK徳重は「自分が入ってみんなの頑張りを崩さないようにした」とホッとした表情だった。

★大宮、2シーズンぶり3連勝ならず
 大宮は最後まで得点できず、2季ぶりの3連勝はならなかった。
 前半はロングシュートの3本だけで、後半はデニス・マルケスが2度の決定機を決められなかった。吉原は「シュートの意識はあったけど、そこまでいかなかった」と攻撃面を課題に挙げた。

J2第24節第1日結果

仙台0−1愛媛
(ユアスタ・13808人)
≪得点者≫
愛媛:田中61

湘南0−1水戸
(平塚・4973人 )
≪得点者≫
水戸:荒田56

福岡0−2甲府
(レベスタ・7990人)
≪得点者≫
甲府:藤田42、神崎55

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順位表&得点ランキング


 J2第24節第1日は5日、ユアテックスタジアム仙台などで3試合が行われ、ベガルタ仙台は愛媛FCに0−1で敗れた。仙台は勝ち点37の暫定4位で、愛媛は同24の12位。
 水戸ホーリーホックは湘南ベルマーレに1−0で勝ち、連敗を4で止めた。ヴァンフォーレ甲府はアビスパ福岡に2−0で快勝した。
 明日6日の最終日で首位のサンフレッチェ広島はロアッソ熊本、前節2位のモンテディオ山形はFC岐阜、同3位セレッソ大阪はサガン鳥栖と対戦する。


超サカFLASH

視察
 日本代表の岡田武史監督が5日に行われたJ1の浦和vsFC東京戦を視察した。

獲得
 イタリアセリエAのフィオレンティーナは5日、カターニャのペルー代表DFフアン・マヌエル・バルガス(24)を獲得したと発表した。詳しい契約内容は明らかにされていないが、イタリアのメディアは、移籍金は1100万ユーロ(約18億円)になると伝えている。

獲得
 イタリアセリエAのフィオレンティーナは5日、同じイタリアのトリノからDFジャンルーカ・コモット(29)を獲得したと発表した。コモットは2003−2004シーズンにも、レンタル移籍により当時2部に所属していたフィオレンティーナでプレーした経験がある。

獲得
 イタリアセリエAのラツィオは5日、リバープレート(アルゼンチン)所属のアルゼンチン代表GKフアン・パブロ・カリッソ(24)との契約が間もなく完了すると発表した。7日に正式発表を行う。ラツィオは昨年もカリーソの獲得に動いていたが、書類上の問題で契約に失敗していた。また、アル・サード(カタール)からアルゼンチン人FWマウロ・サラテ(21)のレンタル移籍での獲得も発表している。

獲得
 スペインリーガエスパニョーラのビジャレアルは5日、同じスペインのマジョルカからアルゼンチン人MFアリエル・イバガザ(31)を獲得したと発表した。イバガザは2006年にアトレティコ・マドリード(スペイン)から3シーズンぶりにマジョルカに復帰。そのままマジョルカで選手生活を終えるつもりだったが、ビジャレアルから思いがけないほどの好条件を提示されたと語っている。


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