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2009.02.12.THU
日本vsオーストラリア戦の平均視聴率は22.9%!!本日の超最新情報

INDEX

22.9%
11日にテレビ朝日系で生中継されたW杯アジア最終予選、日本vsオーストラリア戦の平均視聴率は22.9%!

出発
日本代表の中村俊輔、稲本潤一、松井大輔、長谷部誠、大久保嘉人が所属クラブに戻るため、欧州に向けて出発!

就任
日本サッカー協会の強化担当の技術委員長に元浦和&FC東京監督の原博実氏(50)が就任!

21日から販売
2009年シーズンのtotoは21日から販売開始!BIGでは39億円超のキャリーオーバー!

出発
パンパシフィック選手権に出場するナビスコカップ王者の大分が米ロサンゼルスに向けて出発!

37位
最新FIFAランキング発表、日本は3ランクダウンの37位!オーストラリアは2ランクアップの27位でアジア最高位!

快勝
国際親善試合
スペイン2−0イングランド
ドイツ0−1ノルウェー
フランス0−2アルゼンチン
ポルトガル1−0フィンランド
チュニジア1−1オランダ
モロッコ0−0チェコ
オーストリア0−2スウェーデン
ギリシャ1−1デンマーク
ルーマニア1−2クロアチア
ペルー0−1パラグアイ
リビア2−3ウルグアイ
コロンビア2−0ハイチ
トルコ1−1コートジボワール
カメルーン3−1ギニア
ジャマイカ0−0ナイジェリア
エジプト2−2ガーナ
南アフリカ0−2チリ
キプロス国際トーナメント
決勝
セルビア0−1ウクライナ
3位決定戦
キプロス3−2スロバキア
ユーロ2008王者のスペインは快勝!ベッカムは代表通算108試合目の出場でイングランド歴代2位の記録に並ぶ!

勝ち点並ぶ
W杯欧州予選第5戦
グループ8
アイルランド2−1グルジア
アイルランドが首位のイタリアに勝ち点で並ぶ!

快勝
W杯北中米カリブ海最終予選第1戦(開幕戦)
アメリカ2−0メキシコ
コスタリカ2−0ホンジュラス
エルサルバドル2−2トリニダードトバゴ
アメリカはホームで快勝!

新監督
チェルシーがロシア代表のヒディンク監督(62)の新監督就任を発表!今季終了までの契約で、ロシア代表監督を兼任!

13日に設定
MLSがミランが希望しているイングランド代表MFベッカムの完全移籍の交渉期限を13日に設定!

心臓手術
ニューカッスルのキニア監督(62)が13日に心臓のバイパス手術を施行!今季中の復帰は微妙!

0−0
W杯アジア最終予選第5戦
グループA
日本代表0−0オーストラリア代表
ウズベキスタン0−1バーレーン
グループB
北朝鮮1−0サウジアラビア
イラン1−1韓国
日本は決定機を決め切れずスコアレスドロー!

本日の超サカFLASH
ノルウェー1部のスタベイクにレンタル移籍した元日本代表MF小林大悟(25)がノルウェーに向けて出発ほか


本文
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22.9%
 昨夜11日にテレビ朝日系で生中継されたサッカーの2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アジア地区最終予選、日本vsオーストラリア戦の平均視聴率は22.9%(関東地区、ビデオリサーチ)だった。
 試合は、日本が強豪・オーストラリアを相手に前半から攻勢に出て主導権を握ったものの、得点を決めることができず試合は0−0で引き分けに終わった。
 ちなみに、4日にTBS系列で生中継された国際親善試合の日本vsフィンランドの平均視聴率は9.4%(関東地区)と伸び悩んでいた。


出発
 サッカー日本代表のMF中村俊輔(セルティック)ら、欧州でプレーしている5人が本日12日、所属クラブに戻るため成田空港から日本を離れた。11日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦は、攻め込みながら0−0で引き分けた。出国前の欧州組が挙げた得点力向上の課題は「強引さ」だった。
 日本が目指している複数の選手が連動し、素早くパスを回すサッカーはできてきた。だが、圧倒している割にはシュート数は11。ゴールへの意識は物足りなかった。
 中村俊は「もう少し強引にゴールをこじ開けるプレーがあってもいい」と言い、MF長谷部誠(ボルフスブルク)も「丁寧にやりすぎた。もっと遠めからシュートを打ってもいい」と反省した。
 FW大久保嘉人(ボルフスブルク)は「積極的にいかないと。ホームだからもっと圧倒してもよかった」と、欲求不満の様子だ。次戦のバーレーン戦(3月28日・埼玉スタジアム)もホームでの開催となる。10月のウズベキスタン戦に続く2試合連続ホーム引き分けの嫌な流れを、ゴールラッシュで断ち切りたい。


就任
 日本サッカー協会は本日12日、東京都内で理事会を開き、技術委員会を技術本部として再編し、強化と育成に分けて2人の技術委員長を置くことを決めた。本部長は大仁邦弥副会長(64)が務め、強化担当の委員長にJリーグの浦和とFC東京で監督を務めた原博実氏(50)が就任。技術委員長の小野剛氏(46)は育成担当委員長となる。
 元日本代表の原氏はJリーグでの指導実績や欧州サッカーへの精通が評価されての抜擢で、特任理事にも就任。フル代表や五輪年代の代表強化を受け持ち、Jリーグ各クラブとの調整や戦術分析、マッチメークなどが主な役割となる。
 育成担当はフル代表の課題を共有してユース年代の指導に反映させる。
 また、U-18(18歳以下)日本代表監督に日本協会ユース育成ダイレクターの布啓一郎氏、U-15(15歳以下)日本代表監督に吉武博文氏も決めた。日本代表とU-20(20歳以下)日本代表の岡田武史監督、U-17(17歳以下)日本代表の池内豊監督は変わらない。


21日から販売
 日本スポーツ振興センターは本日12日、2009年シーズンのスポーツ振興くじ(サッカーくじ、愛称toto)の概要を発表した。種類は昨シーズンと同じで、スポットを含め計7種類。Jリーグ第1節(3月7、8日)を対象にした初回販売は2月21日から始める。最高6億円が当たるBIGでは、39億円を超えるキャリーオーバーが発生している。
 くじの取り扱いはサークルK、サンクスが加わり、8月には全国で約24500店舗に達する見通し。約949億円の史上最高を記録した昨シーズン以上の売り上げを目指すという。


出発
 J1の大分トリニータは本日12日、アメリカ・ロサンゼルスで開催されるパンパシフィック選手権(日本時間19、22日)出場のため、福岡空港発の航空機で出発した。
 大会は昨年のナビスコカップ王者の大分をはじめ、アメリカはロサンゼルス・ギャラクシー、韓国は水原、中国は山東の計4チームが参加し、トーナメント方式で争う。


37位
 国際サッカー連盟(FIFA)は11日、最新の世界ランキングを発表し、日本は37位で前回の34位から後退した。
 ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本と同じグループAでは、オーストラリアが最上位の27位で、ウズベキスタンが72位、バーレーンが74位、カタールが91位。
 上位11位まで変動はなく、1位がスペイン、2位ドイツ、3位オランダ、4位イタリア、5位がブラジルだった。

NEW!
最新FIFAランキング


快勝
国際親善試合結果

スペイン2−0イングランド
ドイツ0−1ノルウェー
フランス0−2アルゼンチン
ポルトガル1−0フィンランド
チュニジア1−1オランダ
モロッコ0−0チェコ
オーストリア0−2スウェーデン
ギリシャ1−1デンマーク
ルーマニア1−2クロアチア
ペルー0−1パラグアイ
リビア2−3ウルグアイ
コロンビア2−0ハイチ
トルコ1−1コートジボワール
カメルーン3−1ギニア
ジャマイカ0−0ナイジェリア
エジプト2−2ガーナ
南アフリカ0−2チリ

ベルギー2−0スロベニア
スイス1−1ブルガリア
ポーランド1−0ウェールズ
ベネズエラ2−1グアテマラ
ラトビア0−0アルメニア
モザンビーク2−0マラウイ
モルドバ1−1マケドニア
リヒテンシュタイン0−2アイスランド
クウェート1−1アゼルバイジャン
アルジェリア2−1ベナン
イスラエル1−0ハンガリー
カザフスタン2−0エストニア
リトアニア3−1アンドラ
トーゴ1−1ブルキナファソ

キプロス国際トーナメント結果

決勝:
セルビア0−1ウクライナ

3位決定戦:
キプロス3−2スロバキア

 サッカーの国際親善試合は11日、世界各地で行われ、ユーロ2008(欧州選手権)覇者のスペインは同大会得点王のビジャが先制点を挙げ、ホームでイングランドに2−0で快勝した。アルゼンチンはメッシが得点し、アウェーでフランスを2−0で下し、アルゼンチンのマラドーナ監督は昨年11月のスコットランド戦に続き、采配2戦目も白星で飾った。
 ユーロ2008準優勝のドイツはホームでノルウェーに0−1で敗れた。ドイツがノルウェーに屈するのは1936年ベルリン五輪以来73年ぶり。
 ポルトガルはクリスティアーノ・ロナウドがPKを決め、フィンランドに1−0で競り勝った。チュニジアvsオランダは1−1だった。

【スペインが欧州王者の力強さを発揮】
 スペインが欧州王者の力強さを存分に見せつけた。得意とするスピーディーなパスワークで徐々にペースを掴んだスペインが快勝した。先制点を決めたビジャは「6試合連続ゴールの上に、イングランド相手の勝利に貢献できて満足」と笑った。
 2010年ワールドカップ(W杯)欧州予選のそれぞれのグループで、ともに4戦4勝で首位を走るチームの対戦だった。ルーニーやジェラードを欠きながらもイングランドが高い位置からプレスを仕掛けて立ち上がりは優位に立ったが、スペインは持ち味を発揮して流れを引き寄せた。
 前半36分、シャビ・アロンソの長いスルーパスを受けたビジャが、2人のDFを巧みにかわして1−0とした。相手がベッカムらを投入した後半も、中盤のシャビやイニエスタを軸にボールを支配し、終盤にダメを押した。
 チームは29試合無敗で、欧州一に輝いた昨年の勢いを持続する。ビジャは「今のスペイン代表は選手の誰もがプレーを楽しんでいるんだよ」と誇った。

【ベッカム、歴代2位タイ】
 イングランド代表のMFデイヴィッド・ベッカム(33)が代表通算108試合目の出場を果たし、ムーアが持つイングランド歴代2位の記録に並んだ。歴代1位はシルトンの125試合。
 期限付き移籍でプレーするミランで活躍する。それを評価されて代表に入ったものの、後半に出場して精彩を欠いた。また1つ歴史に名を刻んだベッカムは「とても名誉なこと。さらに努力したい」と自戒した。

【メッシが美技でゴール】
 サッカーの熱狂的なファンが多いことで知られるフランスの港町マルセイユで、アルゼンチンのエースFWメッシが美技を披露してチームの2点目を奪った。
 後半38分のカウンター攻撃だった。自陣に戻っていたメッシは、相手ボールを奪って駆け上がる味方選手と巧みにパス交換した。相手守備に囲まれながら縦へ突破してわずかな余裕をつくり、鋭く左足を振り抜いてシュートを決めた。ベンチから出て立ちながら観戦し、神経質な表情で指示を送るマラドーナ監督も大喜びしたプレーだった。


勝ち点並ぶ
W杯欧州予選第5戦結果

グループ1:
マルタ0−0アルバニア

グループ3:
サンマリノ0−3北アイルランド

グループ8:
アイルランド2−1グルジア

 サッカーの2010年ワールドカップ(W杯)欧州予選は11日、ダブリンなどで行われ、グループ8のアイルランドはグルジアを2−1で下し、首位のイタリアに勝ち点10で並んだ。
 グループ1のアルバニアはマルタと0−0で引き分け、勝ち点6で3位につけた。グループ3の北アイルランドはサンマリノに3−0で快勝し、勝ち点7で2番手グループに浮上した。


快勝
W杯北中米カリブ海最終予選第1戦(開幕戦)結果

アメリカ2−0メキシコ
コスタリカ2−0ホンジュラス
エルサルバドル2−2トリニダードトバゴ

 サッカーの2010年ワールドカップ(W杯)北中米カリブ海最終予選は11日、米オハイオ州コロンバスなどでスタートし、アメリカはメキシコに2−0で快勝した。
 エルサルバドルはトリニダード・トバゴと2−2で引き分けた。
 同予選は6チームで行われ、上位3チームがW杯出場権を獲得。4位が南米5位とのプレーオフに回る。


新監督
 イングランドプレミアリーグのチェルシーは11日、ロシア代表を率いるフース・ヒディンク監督(62)が新監督に就任し、今季終了まで指揮を執ると発表した。ロシア代表監督を兼任する。チェルシーはリーグ4位ながら、ルイス・フェリペ・スコラリ監督を9日に電撃解任していた。
 オランダ人の同監督は14日に行われるFA(イングランド協会)カップから指揮を執る。オーナーのアブラモビッチ氏と親交の深い同監督は「1週間で準備をするのは十分とはいえないが、今回は例外。チェルシーはいい選手がたくさんいるし強豪だから、私の仕事を優しくしてくれるだろう」と話した。


13日に設定
 米メジャー・リーグ・サッカー(MLS)が、イタリアセリエAのミランが希望しているイングランド代表MFデイヴィッド・ベッカムの完全移籍の交渉期限を13日に設定していることが11日、明らかになった。
 MLS公式サイトが、ガーバー・コミッショナーがベッカムの所属元のロサンゼルス・ギャラクシー側に対し「この問題は13日までに終わらせる。期限を過ぎた場合、不可能ではないが、移籍を進めるのは難しいだろう」とする旨の書簡を送ったと発表した。MLSの3月のシーズン開幕が迫っていることを理由としている。
 期限付き移籍中のベッカムは3月9日にギャラクシーに復帰することになっているが、ミランへの残留意思を表明。先にミランはギャラクシーに正式な獲得オファーを行ったが、移籍金で折り合わず、拒否されている。


心臓手術
 イングランドプレミアリーグ、ニューカッスルのジョー・キニア監督(62)が心臓のバイパス手術を受けることが11日、明らかになった。手術は明日13日に行われる予定で、今季中の復帰を危ぶむ声もある。
 同監督は前週に容体を崩し、入院していた。10年前にも心臓発作を起こしたことがあり、現場からしばらく遠ざかった。
 アイルランド人のキニア監督は昨年9月に、辞任したケビン・キーガン前監督の後任として暫定的に就任し、その後、正式監督として今季終了まで契約を延長していた。


0−0
W杯アジア最終予選第5戦結果

グループA:

日本代表0−0オーストラリア代表

会場:日産スタジアム
観衆:65571人
主審:ムセン・バスア(シリア)
天気:晴れ
気温:8℃
湿度:57%
ピッチ:全面良芝

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
18.都築龍太(浦和)
DF:
6.内田篤人(鹿島)
2.中澤佑二(横浜M)(cap)
4.田中マルクス闘莉王(浦和)
15.長友佑都(FC東京)
MF:
10.中村俊輔(セルティック)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
7.遠藤保仁(G大阪)
8.松井大輔(サンテティエンヌ)
(57分16.大久保嘉人(ボルフスブルク))
FW:
9.田中達也(浦和)
(83分13.岡崎慎司(清水))
11.玉田圭司(名古屋)
ベンチ:
GK:
1.川島永嗣(川崎)
DF:
3.寺田周平(川崎)
MF:
14.橋本英郎(G大阪)
5.今野泰幸(FC東京)
FW:
12.巻誠一郎(千葉)

フォーメーション
(4-4-2)

  11  9
8       10
   7  17
15  4  2  6
   18

オーストラリア代表
GK:
1.シュウォルツァー(フルハム)
DF:
8.ウィルクシャー(ディナモ・モスクワ)=26分
2.ニール(ウェストハム)
3.ムーア(クイーンズランド/豪州)(cap)
11.チッパーフィールド(バーゼル)=21分
MF:
5.クリナ(PSV)
13.グレッラ(ブラックバーン)
16.バレリ(グローセット/イタリア)
18.ブレシアーノ(パレルモ)
(89分10.カーニー(シェフィールド・ユナイテッド))
14.ホルマン(AZ)
(64分7.ガルシア(ハル・シティー))
FW:
4.ケーヒル(エバートン)
(85分9.ケネディ(カールスルーエ))
ベンチ:
GK:
12.ペトコビッチ(シバスポル/トルコ)
DF:
15.ノース(仁川ユナイテッド/韓国)
MF:
6.ジェディナク(ゲンチレルビルリジSK/トルコ)
FW:
17.マクドナルド(セルティック)

フォーメーション
(4-5-1)

    4
 18  14  5
  16  13
11  3  2  8
    1

≪各種データ≫
日本オーストラリア
ボール支配率:
62%:38%
シュート数:
11:3
直接FK数:
19:16
間接FK数:
6:1
CK数:
9:2
GK数:
3:12
PK数:
0:0
オフサイド:
5:1

ウズベキスタン0−1バーレーン
(タシケント)
≪得点者≫
バーレーン:アブドゥルラフマン89

グループB:

北朝鮮1−0サウジアラビア
≪得点者≫
北朝鮮:ムン・イングク28

イラン1−1韓国
≪得点者≫
イラン:ネコウナム59
韓国:パク・チソン81

W杯アジア最終予選順位表
(第5節終了時)

上段:
順位.チーム・勝ち点
下段:
試合数・勝・分け・敗・得点・失点・得失点

グループA:

1.オーストラリア 10
4 3 1 0 6 0 +6
2.日本 8
4 2 2 0 7 3 +4
3.バーレーン 4
4 1 1 2 4 5 -1
4.カタール 4
1 1 2 4 8 -4
5.ウズベキスタン 1
4 0 1 3 1 6 -5

グループB:

1.韓国 8
4 2 2 0 8 3 +5
2.北朝鮮 7
4 2 1 1 5 4 +1
3.イラン 6
4 1 3 0 5 4 +1
4.サウジアラビア 4
4 1 1 2 3 5 -2
5.UAE 1
4 0 1 3 4 9 -5

 サッカーの2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アジア地区最終予選のグループA、日本代表vsオーストラリア代表は11日、横浜市の日産スタジアムで6万5571人の大観衆を集めて行われ、4大会連続でW杯出場を目指す日本は0−0で引き分けた。
 全5チームのグループAは3勝1分け、勝ち点10のオーストラリアが首位を守り、日本は2勝2分けの同8で2位は変わらなかった。日本の次戦は3月28日のバーレーン戦(埼玉スタジアム)。
 2006年W杯ドイツ大会のグループリーグ初戦で1−3の逆転負けを喫した因縁の相手に対し、日本はMFに中村俊(セルティック)、遠藤(G大阪)を起用するなどベストの布陣で臨み、押し気味に試合を進めた。だが守りを固めた相手を最後まで切り崩せず、雪辱は6月のアウェー戦に持ち越された。
 日本は前半4分、内田(鹿島)のクロスをニアサイドで受けた玉田(名古屋)がシュート。その後も玉田や田中達(浦和)の鋭い飛び出しで何度も好機をつくったが、シュートがゴール枠をとらえられず、中村俊、遠藤のFKも精度を欠いた。
 後半に入っても日本ペースで試合が進み、後半42分、内田からのクロスに長谷部(ボルフスブルク)が右足ボレーを合わせるが、枠に飛んだシュートは大久保(ボルフスブルク)に当たってしまい、ラインを割りゴールキックとなる不運も重なり、最後まで得点できなかった。

日本代表・岡田武史監督
「我々のやろうとしたサッカーをしてチャンスをつくれた。勝ちたかったが、よくやってくれた。点が取れなくて残念だが、貴重な勝ち点1だと思う」

オーストラリア代表・ピム監督
「0−0という結果はうれしい。選手達を褒めたい。長旅で時差もあり、準備期間もない中、非常に強い日本に対していい仕事をしてくれた」

日本サッカー協会・犬飼基昭会長
「あれだけ押していたのに決められなかった。残念。ただ、日本のサッカーはどんどん良くなっている。先につながる試合だった」

内田篤人
「日本のやりたいことはできていた。あとちょっと。個人的にはそこそこできたけど、チームが勝たないと意味がない」

中澤佑二
「ホームなので勝ちたかったが、チャンスをつくれていたので悲観することはない。勝ち点1を取ったことを前向きに考えたい」

長友佑都
「悔しい。サイドからのクロスボールの精度や、タイミングのズレもあった。そのあたりを向上させないといけない」

中村俊輔
「欲を言えば、勝ち点3を欲しかった。ゲーム展開だったり、守備、攻撃で形もできた。ただ結果的に引き分けなので相手の思い通りになってしまった。あと一歩のところがとても大きいことだと思う」

遠藤保仁
「日本らしいパス回しができた。落ち着いて回せば、試合をコントロールできると思っていた。次の試合は勝ち点3を取りたい」

松井大輔
「(途中交代で)もうちょっとやりたかった。予選では負けないことが一番大切。いい方向に考えていきたい」

田中達也
「決めるところを決めないといけない。それでも引き分けは前向きに捉えたい。最低限のことはできたと思う」

大久保嘉人
「どんどんシュートを打つべきだと思う。シュートを打てば何かが起きる。こういう試合で結果がついてくれば強いチームだと思う」

日本代表メンバー25名
GK:
都築龍太(浦和)
川島永嗣(川崎)
菅野孝憲()
DF:
寺田周平(川崎)
中澤佑二(横浜M)
高木和道(G大阪)
田中マルクス闘莉王(浦和)
駒野友一(磐田)
長友佑都(FC東京)
安田理大(G大阪)
内田篤人(鹿島)
MF:
中村俊輔(セルティック)
橋本英郎(G大阪)
稲本潤一(フランクフルト)
遠藤保仁(G大阪)
中村憲剛(川崎)
松井大輔(サンテティエンヌ)
今野泰幸(FC東京)
長谷部誠(ボルフスブルク)
香川真司(C大阪)
FW:
玉田圭司(名古屋)
巻誠一郎(千葉)
大久保嘉人(ボルフスブルク)
田中達也(浦和)
岡崎慎司(清水)

【ホームで周到準備も生かせず】
 1ヶ月の周到な準備をしてきた日本と、やっと試合前日にメンバー全員が揃ったオーストラリア。準備期間とホームの優位性を考えれば、日本は勝たなければならない相手と痛い引き分けに終わった。
 日本は前半から攻勢に出た。開始から5分もたたない間に田中達が右サイドの裏に抜け出してクロス。走り込んだ玉田のシュートは惜しくも外れた。その後も流れるようなパス交換でゴールに迫ったが、最終予選を無失点の相手守備は予想通りに堅かった。
 日本は「W杯ベスト4」という大きな目標を掲げている。だが、欧州の主要リーグでプレーする選手を軸に編成したオーストラリアに苦戦し続けている間は、現実味に乏しいと言われても仕方ないだろう。
 岡田監督は「勝負をする世界にいる者として、やってみたい相手。ワクワクする」と対戦を楽しみにしていたが、サポーターは倒してくれること待ち望んでいる。

【豪州と2差のまま後半戦へ突入】
 W杯へ向けた最大の強敵とホームで引き分け、日本はグループA首位の座を奪えなかった。各チーム8試合の最終予選を折り返し、日本は2勝2分けの勝ち点8。オーストラリアとの差は2のまま、後半戦に突入する。
 試合前、岡田監督は「こういう相手に勝つために、ここまでやってきた」と意気込んでいた。W杯ドイツ大会で惨敗を喫し、欧州で活躍中の選手が多数を占めるオーストラリアこそ、日本の力を試す格好の相手だった。
 非公開練習を増やし、選手取材も制限して徹底的に情報漏れを防いだ。緊張感と集中力を高めて臨んだ一戦だが、積み上げた勝ち点は1だけ。2位でも予選を突破できるため大きなダメージにはならないが、昨年10月のウズベキスタン戦に続いてホームの利を生かせなかったのは痛い。
 アジアの勢力図を塗り替える存在になった新参オーストラリアに、このまま1位突破を許すのか。それとも日本が食らいついてアウェーでの直接対決まで踏ん張るのか。残りのホーム試合数は日本の2に対してオーストラリアは3。首位を守った相手の方が優位であることに変わりはない。

【中村俊&遠藤がゲーム作るも…】
 中盤の核となった中村俊と遠藤は的確にゲームを組み立てたが、ゴールにつながる仕事はできなかった。
 得意のCKやFKも不発。後半25分の鋭いミドルシュートを惜しくもGKに防がれた遠藤は「非常に残念。勝てば大きなアドバンテージだったのに」と悔しがった。
 中村俊は「ホームで勝ち点3を取れなかったのはマイナス」と口をとがらせたが「90分ほとんど相手を守らせた。外から攻める意識も徹底できた」と収穫も強調した。

【中澤&闘莉王で守備安定も…】
 中澤、闘莉王の両センターバックが安定した守備を見せた。闘莉王は「失点しないことが重要だった」と、得意のオーバーラップも自重して、相手1トップのケーヒルに仕事をさせなかった。中澤も落ち着いたプレーを見せ、空中戦でも危なげなかった。
 それでも勝ち点3を逃し、2人の表情は厳しい。ゲームキャプテンを務めた中澤は「ホームの利を生かせないというか、こういうゲームを勝ち取ることが日本の課題」と悔しがった。

【玉田「体が伸び切った」】
 フル出場したFW玉田は両チーム最多の3本のシュートを放ったが、ゴールネットを揺らせなかった。
 前半5分に右クロスを合わせたシュートや、後半34分には左クロスを頭で合わせてゴールを脅かしたが、決定力を欠いた。玉田は「ヘディングのところは、もう少し(センタリングが)低ければ自分の身長でもいけた。いいボールだったけど、体が伸び切った」と反省した。

【豪州、狙い通りの勝ち点1】
 試合開始直後から積極的に仕掛けた日本に対し、オーストラリアは守備陣を無理に上げることなく、冷静に対応。“負けないサッカー”を前提にした試合運びで、確実に勝ち点1を積み上げた。ピム監督は「90分間を振り返って、0−0はうれしい結果だ」と余裕の表情を浮かべた。
 ほとんどの選手が欧州でプレー中のため、メンバー全員が揃ったのは試合前日だった。コンディションは万全でなく、より現実的な戦い方を選択した格好だ。じっくり構えては日本の攻撃を跳ね返し続け、シュート数は日本の11に対し、わずか3本。リスクを冒さず、失点を喫しない策に徹した。
 後半25分の遠藤のシュートを防いだGKシュウォーツァーは「5週間も準備してきた日本に、我々はとてもよくやった。自分達の守備陣が強かった」と誇った。オーストラリアのしたたかさと強さが際立つ0−0のドローだった。

【グループBは韓国が首位キープ】
 W杯アジア最終予選グループBは11日、平壌などで行われ、北朝鮮はサウジアラビアに1−0で勝ち、通算2勝1分け1敗とし、勝ち点を7に伸ばして2位に浮上した。サウジは1勝1分け2敗で4位。
 同グループのもう1試合、イランvs韓国はテヘランで行われ、1−1で引き分けた。韓国は2勝2分けで勝ち点を8に伸ばし、同グループ首位を守った。イランは1勝3分けで3位。
 北朝鮮は前半28分にムン・イングクが決勝点を入れ、韓国は終盤にパク・チソンのゴールで追い付いた。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
18.都築龍太 6.0
ピンチはほとんどなかった
DF:
6.内田篤人 6.0
攻撃面で貢献もシュートに課題
2.中澤佑二 6.5
安定した守備見せた
4.田中マルクス闘莉王 6.5
豪州相手に高さで勝っていた
15.長友佑都 6.0
長い距離を走って攻守に貢献
MF:
10.中村俊輔 6.0
セットプレーにいつもの精度なかった
17.長谷部誠 6.0
豊富な運動量を披露
7.遠藤保仁 5.5
もう少しボールに絡みたかった
8.松井大輔 6.0
守備面では貢献した
(57分16.大久保嘉人 6.0)
前線を活性化させた
FW:
9.田中達也 6.5
常に危険な飛び出しを見せた
(83分13.岡崎慎司 --)
11.玉田圭司 5.5
スペース作るも下がり過ぎた
オーストラリア代表
GK:
1.シュウォルツァー 6.5
決定機を阻止する存在感
DF:
8.ウィルクシャー 5.5
長友に攻撃を封じられた
2.ニール 5.5
高さでは強さ見せた
3.ムーア 6.0
日本のスピードに苦慮
11.チッパーフィールド 5.5
内田の対応で後手を踏む
MF:
5.クリナ 5.5
存在感のない右SH
13.グレッラ 6.0
中盤で試合を制御
16.バレリ 5.5
日本の中盤に試合を支配された
18.ブレシアーノ 6.0
攻撃面では貢献できず
(89分10.カーニー --)
14.ホルマン 5.5
目立った攻撃なし
(64分7.ガルシア 5.5)
中途半端なプレーに終始
FW:
4.ケーヒル 4.5
時差ボケのためか、まるで存在感なし
(85分9.ケネディ --)


超サカFLASH

主将決定
 J1大宮からノルウェー1部のスタベイクにレンタル移籍した元日本代表MF小林大悟(25)が11日、ノルウェーに向けて出発した。

主将決定
 J2仙台は本日、MF梁勇基が主将、MF斉藤大介、DF木谷公亮が副主将に決定したと発表した。また、選手会会長にはDF渡辺広大、副会長にはMF田村直也、DF細川淳矢の就任が決定した。

内定
 今季からJ2に参加する栃木は11日、東京農業大DF工藤祐生(22)の加入が内定したと発表した。


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