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2009.03.15.SUN
J1第2節最終日、王者鹿島が早くも黒星!!本日の超最新情報

INDEX

J王者が黒星
J1第2節最終日
新潟2−1鹿島
広島2−3大宮
新潟が開幕2連勝!王者鹿島は早くも黒星!大宮は新加入のマトの2得点などで逆転勝利!
J2第2節最終日
栃木0−1湘南
富山1−2愛媛
岐阜0−1甲府
鳥栖1−2札幌
草津3−2福岡
東京V1−2C大阪
岡山0−0仙台
C大阪、愛媛、草津、湘南が開幕2連勝!

出番なし
ドイツブンデスリーガ第24節
ボーフム0−3バイエルン
フランクフルト1−1ホッフェンハイム
ヘルタ・ベルリン1−0レバークーゼン
稲本潤一はベンチ入りするも出番なし!小野伸二は体調不良で欠場!首位ヘルタは3連勝!

大勝
イタリアセリエA第28節
ユベントス4−1ボローニャ
2位ユベントスはデル・ピエロ&ジョビンコの新旧エースの活躍で大勝!

大敗
イングランドプレミアリーグ第29節
マンチェスター・ユナイテッド1−4リバプール
アーセナル4−0ブラックバーン
首位マンUがホームでまさかの大敗!リバプールは暫定2位浮上!

大勝
スペインリーガエスパニョーラ第27節
アスレティック・ビルバオ2−5レアル・マドリード
レアルは新加入のフンテラールの2ゴールなどで大勝!

暫定3位浮上
フランスリーグ1第28節
ボルドー2−1ニース
ボルドーは6試合ぶりの勝利で暫定3位浮上!

2位キープ
オランダエールディビジ第27節
ヴィレムU0−2トゥヴェンテ
トゥヴェンテは快勝して2位キープ!

慈善試合
元日本代表の中田英寿氏(32)の慈善事業団体が4月12日に中田氏の出身地の甲府市でチャリティーマッチを開催!

開幕2連勝
J1第2節第1日
大分1−0京都
浦和3−1FC東京
神戸2−1川崎
1−1千葉
清水0−0横浜M
山形0−0名古屋
G大阪4−1磐田
アジア王者のG大阪は公式戦3戦連続の大勝で開幕2連勝!
J2第2節第1日
水戸1−0徳島
横浜FC1−2熊本
横浜FCはFW三浦知良(42)がPKを決め、自らの持つJリーグ最年長得点記録を42歳0カ月16日に塗り替えるも逆転負け!

本日の超サカFLASH
セルティックMF中村俊輔は本日のスコットランドリーグカップ決勝のレンジャーズ戦でもスタメン出場ほか


本文
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J王者が黒星
J1第2節最終日結果

新潟2−1鹿島
(東北電ス・37808人 )
≪得点者≫
新潟:矢野9、ペドロ・ジュニオール12
鹿島:岩政89

広島2−3大宮
(広島ビ・20312人)
≪得点者≫
広島:高萩3、森脇49
大宮:マト41=PK、79、市川72

 J1第2節最終日は本日15日、東北電力ビッグスワンスタジアムなどで残りの2試合が行われ、史上初の3連覇を狙う鹿島アントラーズが1−2でアルビレックス新潟に敗れ、早くも今季初黒星を喫した。新潟は開幕2連勝。
 鹿島は前半立ち上がりに連続失点。試合終了間際に、DF岩政が1点を返したが及ばなかった。新潟は矢野、ペドロ・ジュニオールのFW陣がゴールを挙げた。
 大宮アルディージャは新加入のDFマトの2得点などでサンフレッチェ広島に3−2で競り勝ち、今季初勝利を挙げた。

J2第2節最終日結果

栃木0−1湘南
(栃木グ・5093人)
≪得点者≫
湘南:ジャーン56

富山1−2愛媛
(富山・5214人)
≪得点者≫
富山:渡辺66
愛媛:赤井1、内村38

岐阜0−1甲府
(長良川・6803人)
≪得点者≫
甲府:森田17

鳥栖1−2札幌
(ベアスタ・6572人)
≪得点者≫
鳥栖:島田88
札幌:砂川86、キリノ89

草津3−2福岡
(正田スタ・4782人)
≪得点者≫
草津:都倉14、田中32、広山54
福岡:城後44=PK、黒部73

東京V1−2C大阪
(味スタ・9378人)
≪得点者≫
東京V:河野28
C大阪:香川23、チアゴ67

岡山0−0仙台
(岡山・6455人)

 J2第2節最終日は本日15日、味の素スタジアムなどで残りの7試合が行われ、J1復帰を目指すセレッソ大阪が日本代表MF香川のゴールなどで2−1で東京ヴェルディを下し、開幕2連勝とした。
 湘南ベルマーレは1−0で栃木SC、ザスパ草津は3−2でアビスパ福岡、愛媛FCは2−1でカターレ富山にそれぞれ競り勝ち、連勝スタートとなった。昨季3位のベガルト仙台は0−0で昇格組のファジアーノ岡山と引き分けた。

J1徹底詳細

【新潟、王者・鹿島を粉砕】
新潟2−1鹿島
(東北電ス・37808人 )
≪得点者≫
新潟:矢野9、ペドロ・ジュニオール12
鹿島:岩政89
≪出場メンバー≫
新潟
GK:
1.北野貴之
DF:
17.内田潤
5.千代反田充
6.永田充
29.ジウトン
MF:
15.本間勲
10.マルシオ・リシャルデス
7.松下年宏
(89分3.千葉和彦)
FW:
11.矢野貴章
16.大島秀夫
(75分20.チョ・ヨンチョル)
9.ペドロ・ジュニオール
鹿島
GK:
21.曽ヶ端準
DF:
2.内田篤人
3.岩政大樹
19.伊野波雅彦=42分
7.新井場徹
(46分40.小笠原満男=46分)
MF:
15.青木剛
10.本山雅志
(75分34.大迫勇也)
11.ダニーロ=84分
8.野沢拓也
FW:
13.興梠慎三
(46分9.田代有三)
18.マルキーニョス=76分

 新潟の新たな試みが昨季王者の鹿島を粉砕した。開幕2連勝で計6得点。今季から導入した3トップが機能している。
 昨季はJ1最少の32得点で最終節まで残留争いに巻き込まれた。「昨季は守備の時間が多く、攻撃に時間的余裕をつくれなかった」と鈴木監督。今季は前線で球をキープできるFW大島が加入。これまでの2トップから3トップを採用し、攻めに重点を置いた。
 前半12分の2点目が象徴的だ。相手ボールを奪ったMFマルシオ・リシャルデスはゆっくりキープ。右サイドを走るFW矢野に相手が引きつけられたのを見て、左サイドでフリーになったFWペドロ・ジュニオールに得点につながるパスを出した。
 鹿島には2004年以来の勝利。先制点を決めた矢野は「こういうふうに戦えば強いチームとも戦えると分かった」と新システムに自信を深めている。

★鹿島、2戦目で痛い黒星
 昨季Jリーグ王者の鹿島が新潟に1−2で敗れ、開幕2戦目で早くも黒星を喫した。
 鹿島は前半9分、新潟の矢野貴章に先制ゴールを許すと、さらに3分後の12分、ペドロ・ジュニオールにも追加点を奪われ0−2。前半で2点を追いかける苦しい展開となった。
 後半、小笠原満男、田代有三を投入し、攻撃的布陣にチェンジ。後半30分には大物ルーキー・大迫勇也も登場したが、終了間際の後半42分、岩政のゴールで1点を返すのが精一杯。結局、前半の2失点が響く形となった。

★鹿島、大敗のショック引きずる
 11日のアジアチャンピオンズリーグ、水原(韓国)戦の大敗からわずか4日。そのショックを引きずるかのように、鹿島は同じ過ちを繰り返した。
 前半9分、矢野の技ありのヘディングシュートはゴール左上隅に決まった。GKとしては一番遠い位置であきらめもつく失点だったが、その後がまずかった。3分後に自陣でボールを奪われ、速攻からあっさりと追加点を奪われた。
 水原戦でも前半終了間際に連続失点し、1−4の敗北につながった。堅守が持ち味のチームらしくない試合が続いている。
 DF内田は「あんまり失点し慣れていない」と話す。確かに先制した試合は富士ゼロックススーパーカップのG大阪戦も、J1開幕戦の浦和戦も、余裕たっぷりの守りで完封している。だが、いざ追い掛ける展開になると、焦りからか攻守のバランスが崩れてしまう。
 後半開始からFW田代、MF小笠原を投入した。そんな早い時間帯の交代は、昨季は見られなかった光景だ。オリベイラ監督も「ショック療法が必要だった」と、悪い流れを断ち切ろうと懸命だ。J屈指の完成度を誇る鹿島だが、もろさも見えている。

★大迫、J1ホロ苦デビュー
 鹿島の新人FW大迫がJ1初出場を果たした。2点を追う後半30分に投入されたが、目立った活躍はできず「点を取れば変わると思ったけど力不足だった」と、ほろ苦いデビュー戦を振り返った。
 戦力の厚いFW陣の中でリーグ戦2試合目にして出場できたが、18歳のストライカーは「もっと仕掛けてシュートを打ちたかった」と反省しきりだった。

【大宮の長身DFマトが決勝弾】
広島2−3大宮
(広島ビ・20312人)
≪得点者≫
広島:高萩3、森脇49
大宮:マト41=PK、79、市川72
≪出場メンバー≫
広島
GK:
31.佐藤昭大
DF:
24.森脇良太=40分
2.ストヤノフ=76分
5.槙野智章
MF:
14.ミキッチ
6.青山敏弘
(66分25.高柳一誠)
8.森崎和幸
17.服部公太
(79分33.楽山孝志)
15.高萩洋次郎=39分
(77分18.平繁龍一)
10.柏木陽介
FW:
11.佐藤寿人
大宮
GK:
21.江角浩司
DF:
2.塚本泰史
5.冨田大介
3.マト=74分
4.波戸康広
MF:
23.金澤慎
33.新井涼平
11.藤本主税
17.橋本早十
FW:
13.藤田祥史
(88分30.渡部大輔)
9.石原直樹
(63分27.市川雅彦)

 新加入のDFマトが大宮に今季初勝利をもたらした。前半41分に冷静にPKを決めて今季のチーム初得点。2−2で迎えた後半34分には橋本が蹴った左CKを左足で合わせて決勝点を奪った。
 元クロアチア代表の29歳。昨季まで韓国の水原でプレーし、Kリーグのベストイレブンには3年連続で選ばれた。身長は191センチもあり「自分の長所は高さ。守備だけじゃなくセットプレーから得点を狙う」との通り、空中戦では絶対的な強さを発揮する。
 ただ、広島の速いパス回しには少し戸惑った様子も。「韓国はロングボールが中心。Jリーグはパス回しがうまい」
 それでもこの日のプレーは大きな自信につながったようだ。「勝ち点3を取って大宮に帰ることが大事だ」と笑顔でバスに乗り込んだ。

★広島、守備のミスで逆転負け
 広島は勝てばJ1通算200勝だったが、守備のミスから逆転負け。ホーム開幕戦での達成はならなかった。
 「負けたけど、今日のサッカーは楽しかった」と佐藤寿が話したように巧みにパスをつなぎ、試合は優位に進めていた。それだけにペトロビッチ監督は「私も選手も負けると思っていなかった」と悔しがった。
 DF槙野は前半34分にPKを失敗。「ミスは引きずらないようにしていたんだけど…」と言い、決勝点を奪われたCKの場面でマークを外したことを猛省していた。


出番なし
ドイツブンデスリーガ第24節結果

ボーフム0−3バイエルン
≪得点者≫
バイエルン:ゼ・ロベルト32、ラーム60、デミチェリス89

フランクフルト1−1ホッフェンハイム
≪得点者≫
フランクフルト:フィンク47
ホッフェンハイム:エドゥアルド10

ヘルタ・ベルリン1−0レバークーゼン
≪得点者≫
ヘルタ:ボロニン50

ハノーバー4−4ドルトムント
≪得点者≫
ハノーバー:スタイナー42、バーリッチュ48、ハンケ80、フォーセル83
ドルトムント:フレイ17=PK、65、クリンゲ27、62

ケルン2−4ボルシア・メンヘングラッドバッハ
≪得点者≫
ケルン:ブレコ64、82
ボルシアMG:ブラッドリー25、87=PK、マトムール44、フレンド67

カールスルーエ0−1ビーレフェルト
≪得点者≫
ビーレフェルト:ヤニッチ86

 ドイツブンデスリーガは14日、第24節の6試合が各地で行われ、MF稲本潤一の所属する12位フランクフルトはホームで2位ホッフェンハイムと対戦し、1−1で引き分けた。稲本はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。ホッフェンハイムは4位に後退した。
 MF小野伸二の所属する14位ボーフムはホームでバイエルンと対戦し、0−3で惨敗。小野は体調不良で欠場した。バイエルンは2位に浮上した。
 一方、首位ヘルタ・ベルリンは7位レバークーゼンと対戦し、1−0で競り勝った。11日にドイツ南部の学校で発生した銃撃事件の犠牲者を追悼するため、この日選手達は喪章を腕にはめ、スタジアムでは黙祷が捧げられて試合が行われた。レバークーゼンをホームに迎えたヘルタは、後半5分にボロニンが放ったシュートが一度は相手GKに阻まれるも、こぼれたボールがボロニンに当たりそのままゴールイン。これが決勝弾となって勝ち点3を積み上げた。
 この白星で3連勝を果たし、2位以下との勝ち点を4差に広げたヘルタでは、前節にハットトリックを達成し、6試合で8得点を挙げているボロニンが躍進の原動力となっている。


大勝
イタリアセリエA第28節結果

ユベントス4−1ボローニャ
≪得点者≫
ユベントス:サリハミジッチ49、ジョビンコ71、デル・ピエロ75、88
ボローニャ:ムタレッリ24

カリアリ0−1ジェノア
≪得点者≫
ジェノア:オリベラ85

 イタリアセリエAは14日、第28節の2試合が行われ、2位ユベントスハ16位ボローニャに4−1で大勝した。
 FWアマウリ、トレゼゲら負傷者が続出しているユーベは、ベンチに下部組織の選手が4人が入る、やや苦しい布陣。さらに試合数日前にはトレゼゲとラニエリ監督との間の確執が表面化するなど、厳しい状況でホーム・ボローニャ戦を迎えることとなったが、チームを救ったのは新旧のエースの活躍だった。
 まず輝いたのは22歳の新鋭ジョビンコだ。0−1とリードされて迎えた後半4分、CKからサリハミジッチのヘディング弾をアシストすると、26分には自らゴール。イアクィンタの折り返しを右足で決め、勝ち越し弾を奪ってみせる。すると、ここから10番デル・ピエロも負けじと活躍。30分、43分と熟練の技でゴールを挙げ、チームを4−1での快勝へと導いた。
 この結果、勝ち点を59としたユーベは、同63で首位に立つインテルに暫定ながら4ポイント差と接近。また、同48としたジェノアは翌日に試合を控えるフィオレンティーナをかわして暫定で欧州チャンピオンズリーグ出場圏内である4位に浮上した。


大敗
イングランドプレミアリーグ第29節結果

マンチェスター・ユナイテッド1−4リバプール
≪得点者≫
マンU:C・ロナウド23=PK
リバプール:トーレス28、ジェラード44=PK、アウレリオ77、ドッセーナ89

アーセナル4−0ブラックバーン
≪得点者≫
アーセナル:オウンゴール2、アルシャビン65、エブエ88、89=PK

ボルトン1−3フルハム
エバートン3−1ストーク・シティー
ハル・シティー1−1ニューカッスル
ミドルスブラ1−1ポーツマス
サンダーランド1−2ウィガン

 イングランドプレミアリーグは14日、第29節の7試合が行われ、首位マンチェスター・ユナイテッドはホームで3位リバプールに1−4と大敗を喫した。
 マンUは前半23分にクリスティアーノ・ロナウドのPKで先制したまでは良かったが、5分後にリバプールのフェルナンド・トーレスに決められて追い付かれると、そこからあれよあれよと失点。44分にジェラードのPK、後半32分にはアウレリオのFK弾、そしてロスタイムにもドッセーナにゴールを割られ、終わってみれば4失点。3失点目の直前にヴィディッチを退場で失っていたとはいえ、リーグ戦で16試合無敗、14試合連続無失点記録を達成した守備陣からは想像もできない姿で試合を終えることとなった。
 一方、ミッドウィークにはレアル・マドリード(スペイン)を下して欧州チャンピオンズリーグ準々決勝進出も果たしていたリバプールは、この日の逆転勝利で暫定2位に浮上して再び優勝戦線へ。現在1試合消化の少ないマンUと勝ち点4差と依然厳しい状況は続くが、ジェラードが「重要なのは差が小さくなっていること」と語るように、奇跡の逆転優勝に向けて希望の灯がともってきている。
 このほか、5位アーセナルはホームで15位ブラックバーンに4−0と完勝。新加入のアルシャビンが2得点を挙げる活躍を見せている。


大勝
スペインリーガエスパニョーラ第27節結果

アスレティック・ビルバオ2−5レアル・マドリード
≪得点者≫
ビルバオ:オウンゴール36、ジョレンテ44
R・マドリード:ロッベン22、エインセ34、フンテラール47、61、イグアイン85=PK

バレンシア1−1レクレアティーボ
≪得点者≫
バレンシア:P・エルナンデス83
レクレアティーボ:カムニャス55

 スペインリーガエスパニョーラは14日、第27節の2試合が行われ、2位レアル・マドリードは11位アスレティック・ビルバオに5−2で大勝し、勝ち点3を積み上げた。
 序盤からビルバオの選手にイエローカードが続出するなど、ヒートアップが予想されたこの日の試合。アウェーの地に赴いたレアルは前半22分、エリア内に切れ込んだロッベンの強烈なシュートで先手を打つと、34分にはエインセが追加点を挙げる。しかしその後、エインセのオウンゴールで1点を相手に献上してしまう。
 この際、GKカシージャスと口論になったビルバオMFジェステがカシージャスを突き飛ばし、ジェステが一発退場処分に。これでレアルは数的優位に立つことになったものの、44分にはジョレンテに決められて前半のうちに2−2に追い付かれてしまう。
 それでもここ11戦中10勝を挙げるなど地力に勝るレアルは、フンテラールが後半2分、16分と立て続けにゴールを奪うと、40分にはマルセロがファウルを受けてPKも獲得。これをイグアインがしっかり沈め、終わってみれば5−2と大勝した。
 もう1試合では、8位バレンシアが14位レクレアティーボと1−1で引き分けた。バレンシアは後半9分に先制され、29分にはマルチェナが2度目の警告で退場となるなど苦しい展開だったが、37分にパブロ・エルナンデスが同点弾。2月上旬から勝利のないバレンシアだが、なんとか黒星は免れた。


暫定3位浮上
フランスリーグ1第28節結果

ボルドー2−1ニース
モナコ3−2トゥールーズ
カーン0−1リール
ルマン2−2レンヌ
ナント1−1ロリアン
ソショー2−1ナンシー
バランシエンヌ3−2ルアーブル

 フランスリーグ1は14日、第28節の7試合が行われ、4位トゥールーズがアウェーで13位モナコに2−3と敗戦。その一方で5位ボルドーが勝利を収め、暫定3位に浮上した同クラブが優勝戦線に生き残った。
 ここまで12戦無敗、この日の試合で勝利を収めることができれば、翌日に試合を控える2位パリ・サンジェルマンと暫定的に勝ち点が並ぶはずだったトゥールーズは、得点ランキングトップを走るジニャクの今季17得点目、セットの得点で2−1とリードしたまでは良かったが、30分に追い付かれると、ロスタイムには痛恨の決勝点を喫してしまった。この間隙を縫うように、ボルドーはホームで8位ニースに2−1と勝利を収め、6試合ぶりの勝ち点3奪取で優勝戦線、および欧州カップ戦出場権を巡る争いに名にとか食らい付いている。


2位キープ
オランダエールディビジ第27節結果

ヴィレムU0−2トゥヴェンテ
フィテッセ0−3NAC
ヘーレンフェーン5−1スパルタ
ヘラクレス1−1フォレンダム

 オランダエールディビジは14日、第27節の4試合が行われ、2位トゥヴェンテが12位ヴィレムIIを2−0で下し、勝ち点を58に伸ばした。
 トゥヴェンテは開始10分にエンクフォのゴールで先制すると、後半39分にもアルナウトビッチがネットを揺らして完封勝利。勝ち点3を獲得し、翌日に試合を控える首位AZを追走している。


慈善試合
 サッカーの元日本代表、中田英寿氏(32)が1月に設立した慈善事業団体「テイクアクション・ファンデーション」は14日、元プロサッカー選手らでつくるチームのチャリティー試合を、4月12日に中田氏の出身地、甲府市で行うと発表した。
 11日に山梨県昭和町でチームのメンバーによるサッカー教室を開き、12日に甲府市・小瀬スポーツ公園陸上競技場で、地元チームと試合をする。メンバーは未定だが、試合には中田氏も参加する予定という。
 団体は入場料の収益で、世界各地にサッカーボールの寄付などをするとしている。


開幕2連勝
J1第2節第1日結果

大分1−0京都
(九石ド・16841人)
≪得点者≫
大分:ウェズレイ41

浦和3−1FC東京
(埼玉・50802人)
≪得点者≫
浦和:阿部4、エジミウソン48、ポンテ83
FC東京:オウンゴール13

神戸2−1川崎
(ホムスタ・15195人)
≪得点者≫
神戸:須藤47、松橋65
川崎:鄭大世44

1−1千葉
(柏・8723人)
≪得点者≫
柏:李26
千葉:坂本52

清水0−0横浜M
(アウスタ・19172人)

山形0−0名古屋
(NDスタ・12370人)

G大阪4−1磐田
(万博・16128人)
≪得点者≫
G大阪:遠藤35=PK、62=PK、パク・ドンヒョク54、レアンドロ66
磐田:ジウシーニョ56=PK

J1第2節最終日日程

15日():
14:00〜
新潟vs鹿島
(東北電ス)
14:00〜
広島vs大宮
(広島ビ)

 J1第2節第1日は14日、埼玉スタジアムなどで全7試合が行われ、浦和レッズは同点の後半、エジミウソンとポンテが得点してFC東京を3−1で振り切り、今季初勝利を挙げた。初陣を大勝で飾ったモンテディオ山形はホームでの名古屋グランパス戦を0−0で引き分けた。
 ガンバ大阪は4−1でジュビロ磐田に大勝して開幕2連勝を飾り、大分トリニータはウェズレイがゴールを決めて京都サンガに1−0で競り勝った。ヴィッセル神戸は後半20分、途中出場のFW松橋が決勝点を挙げ、2−1で川崎フロンターレに逆転勝ちした。
 千葉ダービーの柏レイソルvsジェフ千葉は1−1、清水エスパルスvs横浜F・マリノスは0−0でともに引き分けた。

J2第2節第1日結果

水戸1−0徳島
(笠松・2057人)
≪得点者≫
水戸:遠藤54

横浜FC1−2熊本
(ニッパ球・5431人)
≪得点者≫
横浜FC:三浦知12=PK
熊本:木島33、宇留野47

J2第2節最終日日程

15日():
13:00〜
栃木vs湘南
(栃木グ)
13:00〜
富山vs愛媛
(富山)
13:00〜
岐阜vs甲府
(長良川)
13:00〜
鳥栖vs札幌
(ベアスタ)
16:00〜
草津vs福岡
(正田スタ)
16:00〜
東京VvsC大阪
(味スタ)
16:00〜
岡山vs仙台
(岡山)

 J2第2節第1日は14日、ニッパツ三ツ沢球技場などで2試合が行われ、ロアッソ熊本が2−1で横浜FCに逆転勝ちした。横浜FCのFW三浦知は先発出場し、前半12分にPKを決めて先制点を挙げ、自らの持つJリーグ最年長得点記録を42歳0カ月16日に塗り替えたが、白星にはつながらなかった。水戸ホーリーホックは徳島ヴォルティスを1−0で下した。

【J最年長得点記録を更新】
 J2の横浜FCの元日本代表FW三浦知良(42)が熊本戦でPKを決め、J最年長得点記録を更新し、自らの持つJリーグ最年長得点記録を42歳0カ月16日に塗り替えた。
 カズは前半12分、PKのチャンスを得ると、落ち着いて左に蹴り込んだ。GKの右手に弾かれたものの、そのままゴールに突き刺さった。
 なお、通算151ゴール目で、ジュビロ磐田の中山雅史(157ゴール)に続いてJリーグ通算得点ランキングは2位。また、最年長得点記録とともに、1993年のJリーグ発足以来17年連続ゴールも達成した。
 カズは後半20分、池元と交代しピッチを退いた。チームは前半に追い付かれ、後半にも失点し、1−2で逆転負けした。

J1徹底詳細

【大分・ウェズレイが決勝弾】
大分1−0京都
(九石ド・16841人)
≪得点者≫
大分:ウェズレイ41
≪出場メンバー≫
大分
GK:
1.西川周作
DF:
22.上本大海
6.森重真人
25.小林宏之
MF:
3.ホベルト=52分
5.エジミウソン
33.藤田義明
8.金崎夢生
(87分2.坪内秀介)
11.鈴木慎吾
FW:
10.ウェズレイ
13.高松大樹
(70分28.清武弘嗣)
京都
GK:
21.水谷雄一
DF:
24.増嶋竜也
4.水本裕貴
14.李正秀
22.渡邉大剛
MF:
11.林丈統
(62分17.安藤淳)
26.角田誠
(87分8.中谷勇介)
3.シジクレイ
10.ディエゴ
FW:
13.柳沢敦
(62分20.パウリーニョ)
9.豊田陽平

 2試合連続ゴールで勝利を呼び込んだウェズレイは「ゴールよりもチームの勝利が大事」と控えめに笑った。
 前半41分、高松の右クロスに豪快な右足ボレーで合わせ、ネットを揺らした。この日は中盤まで下がって攻撃を組み立て、前線で走り回って守備にも貢献した。4月で37歳になるベテラン助っ人はゴール以外にも存在感を示し「しっかり体調を管理する。次の試合も勝ち点3を取る」と頼もしかった。

★京都は期待のディエゴが機能せず
 京都は期待の攻撃陣が機能せず、今季初黒星を喫した。
 3トップに新加入のディエゴを加え、ポジションチェンジを繰り返してゴールに迫ったが、引いて守る相手を崩しきれなかった。同じく今季から加わったFW豊田は「自分の特徴が生きていない。チームのやり方に順応していかないと」と連係不足を反省。加藤監督は「流れの中での1点が遠かった。次はもっとチームの形を出して、結果を残したい」と残念そうに話した。

【浦和、ホーム初戦で快勝】
浦和3−1FC東京
(埼玉・50802人)
≪得点者≫
浦和:阿部4、エジミウソン48、ポンテ83
FC東京:オウンゴール13
≪出場メンバー≫
浦和
GK:
23.都築龍太
DF:
6.山田暢久=63分
2.坪井慶介
4.田中マルクス闘莉王
3.細貝萌
MF:
13.鈴木啓太
22.阿部勇樹
24.原口元気
(57分19.高原直泰)
10.ポンテ
FW:
11.田中達也
(78分34.山田直輝)
17.エジミウソン
(86分20.堀之内聖)
FC東京
GK:
20.権田修一
DF:
5.長友佑都
15.平松大志
2.茂庭照幸
25.徳永悠平
MF:
6.今野泰幸
10.梶山陽平
22.羽生直剛
(66分18.石川直宏)
40.鈴木達也
(58分19.大竹洋平)
FW:
9.カボレ
32.近藤祐介
(60分24.赤嶺真吾)

 フィンケ新監督の下、再起を目指す浦和が開幕2戦目で初白星を手にした。
 5万人以上の観客で埋まったホーム開幕戦を制し、主将の鈴木は「サポーターがいつもいてくれるのは心強い。きょうはどうしても勝ちたかった」と安堵感を漂わせた。
 昨季までの個人の力に頼った単調なサッカーではなく、全員が連動してパスをつなぐサッカーへ。目指す形に一番近かったのは後半38分の3点目か。DF坪井が左サイドのスペースを突いて駆け上がり、中央へパス。18歳の山田直を経由して最後はポンテが蹴り込んだ。
 カウンターから2失点した鹿島との開幕戦に比べて、この日は攻守の切り替えが早く、相手の攻撃を封じた。
 “新生浦和”が踏み出した第一歩。それでも指揮官は慎重な姿勢を崩さない。「シーズンの初めだろうが、途中だろうが勝利の価値は同じ。間違った印象を残さないようにしたいのだが、我々がとても素晴らしかったわけではない」と厳しく手綱を締めた。
 一方、浦和の闘莉王が前半終了間際に相手選手と浮き球を競った際、頭部から流血した。その後も包帯を赤く染めながら奮闘し、フル出場で勝利に貢献した。チームによると、右前頭部の負傷で7針縫ったという。

★浦和に相性悪いFC東京
 FC東京は浦和との相性が悪い。2004年のヤマザキナビスコカップ決勝でPK勝ちして以降、ナビスコ杯を含め2分け9敗となった。
 後半早々に1−2とリードを許すと、その後は運動量が落ちて度々ピンチを招いた。城福監督は「ボールを追う時間が多くて、疲労が大きかった」。開幕2連敗となり、厳しい表情だった。

【神戸は須藤が移籍後初先発ゴール】
神戸2−1川崎
(ホムスタ・15195人)
≪得点者≫
神戸:須藤47、松橋65
川崎:鄭大世44
≪出場メンバー≫
神戸
GK:
1.榎本達也
DF:
25.石櫃洋祐
2.小林久晃=89分
14.宮本恒靖
28.大屋翼
MF:
26.松岡亮輔
6.金南一
10.ボッティ
(46分5.河本裕之)
22.馬場賢治
(78分27.岸田裕樹)
FW:
17吉田孝行=28分
19.須藤大輔
(60分11.松橋章太)
川崎
GK:
1.川島永嗣
DF:
8.山岸智
(66分19.森勇介)
4.井川祐輔
13.寺田周平
2.伊藤宏樹
MF:
14.中村憲剛
29.谷口博之
11.ヴィトール・ジュニオール
(72分6.田坂祐介)
FW:
34.レナチーニョ=44分
(57分12.横山知伸)
9.鄭大世=52分
10.ジュニーニョ

 移籍後、2季目で初めて先発に起用された神戸の須藤がホーム開幕戦でチームを勢いづける貴重な同点ゴール。吉田のパスで抜け出し、GKの上を越すループシュートを決め「得点できて、試合にも勝てて良かった」と喜びを爆発させた。
 8日の開幕戦でFWマルセウらが負傷し、先発の機会が回ってきた。先発起用は12日に監督から告げられたそうで「練習でいいプレーができていた。それを本番でできれば結果につながるという自信があった」と言う。
 甲府から加わった昨季は持病の股(こ)関節障害の悪化で早々と戦列を離脱。それだけに、カイオ・ジュニオール監督は「約1年、ケガで苦しんだ彼を信じていた」とねぎらっていた。

★川崎は後半開始直後の失点悔やむ
 川崎は前半終了間際に先制しながら、後半2分に追い付かれるなど守備がほころび逆転負け。関塚監督は「後半立ち上がり15分を集中して行こうとハーフタイムに話したんだが…」と前節の柏戦に続く、同じ時間帯での失点を悔やんだ。
 シュート数は前半が12本で、後半は4本。11日のアジアチャンピオンズリーグの試合から中2日の影響もあってか、後半は息切れも目立った。それでも関塚監督は「そうではなく、ミスが失点につながっている」と説明した。

【李がサポーター酔わす先制弾】
1−1千葉
(柏・8723人)
≪得点者≫
柏:李26
千葉:坂本52
≪出場メンバー≫

GK:
33.菅野孝憲
DF:
25.村上佑介
5.古賀正紘
13.小林祐三
4.石川直樹
MF:
28.栗澤僚一=32分
34.杉山浩太
FW:
11.ポポ
(69分14.太田圭輔)
20.李忠成
(80分27.大津祐樹)
15.菅沼実
(80分9.北嶋秀朗)
10.フランサ
千葉
GK:
17.櫛野亮
DF:
2.坂本將貴
14.池田昇平
4.ボスナー
31.青木良太
MF:
16.谷澤達也
(89分11.新居辰基)
8.中後雅喜
6.下村東美=82分
9.深井正樹
(66分19.ミシェウ)
5.アレックス
FW:
18.巻誠一郎

 今季初ゴールを挙げた柏のFW李は「2節目で点が取れて、いいスタートになった」。ゴール前に入った球に頭から飛び込んでしぶとくネットを揺らし、ホームのサポーターを酔わせた。
 開幕戦の川崎戦に続き、先制後に追い付かれての1−1。勝ち点3を逃しただけに「引き分けは悔しい」と残念がった。

★千葉のミラー監督は納得
 千葉のミラー監督は「前半は風も強く、難しい条件だった。ドローの結果に納得している」と話した。開幕戦はホームでG大阪に0−3と完敗。敵地で勝ち点1を拾い、安堵感を漂わせた。
 後半の同点ゴールで連敗阻止に貢献したDF坂本は「あの場面はあんまり覚えていない。得点はプラスアルファの仕事。DFとしてしっかり守備をしなければ」と自らに言い聞かせていた。

【清水は2戦連続スコアレスドロー】
清水0−0横浜M
(アウスタ・19172人)
≪出場メンバー≫
清水
GK:
21.西部洋平
DF:
25.市川大祐
3.青山直晃
5.岩下敬輔
2.児玉新
MF:
13.兵働昭弘
(82分10.藤本淳吾)
7.伊東輝悦
17.山本真希
(56分6.マルコス・パウロ)
8.枝村匠馬
FW:
18.ヨンセン
23.岡崎慎司
(76分11.原一樹)
横浜M
GK:
1.榎本哲也
DF:
7.栗原勇蔵
3.松田直樹
22.中澤佑二=80分
MF:
18.清水範久
30.小椋祥平
17.兵藤慎剛=53分
13.小宮山尊信
FW:
14.狩野健太
(79分39.ハーフナー・マイク)
10.山瀬功治
(73分11.坂田大輔)
9.渡邉千真
(68分19.齋藤学)

 清水は開幕2戦連続のスコアレスドローに終わった。序盤からミスを連発し、自滅する場面が多く攻撃の形すらつくれなかった。終盤は横浜Mを攻め立て惜しい場面もつくったが、ゴールまでは至らなかった。移籍後初ゴールをまたしてもお預けとなった清水FWヨンセンは「サポートが少なかったし、パスミスが多すぎた」と肩を落とした。今季初のホーム、アウスタでの試合。「大事なことは、各自が自信を持ってプレーすること」と、ベテランFWは前を向いた。それでも、守備においては2試合連続の完封試合。長谷川健太監督は「きちっと0に抑えた。ミスはあったけど評価したい」と選手を称えた。

★横浜Mは初勝利ならず
 横浜Mは風上の前半に猛攻を仕掛け、新人の渡辺や山瀬功らがゴール前に詰め、試合終盤には194センチのハーフナーを投入したが実らなかった。優位に立ちながら初勝利を飾れなかった木村監督は「狙い通りに攻めたんだが…」と煮え切らない表情だった。
 開幕戦はJ1に復帰した広島に4失点を喫して敗れた。DF中澤は「広島戦を考えれば、0点に抑えたのは大きい。これからですよ」と前を向いた。

【山形、雪のホーム初戦飾れず】
山形0−0名古屋
(NDスタ・12370人)
≪出場メンバー≫
山形
GK:
1.清水健太
DF:
14.宮本卓也
3.レオナルド
23.石井秀典=25分
13.石川竜也
MF:
16.キム・ビョンスク=39分
(69分10.財前宣之=81分)
19.秋葉勝
17.佐藤健太郎
7.宮沢克行
(57分11.北村知隆)
FW:
15.長谷川悠
9.古橋達弥
(78分5.渡辺匠)
名古屋
GK:
1.楢崎正剛
DF:
32.田中隼磨
4.吉田麻也
5.増川隆洋
6.阿部翔平
(67分19.杉本恵太)
MF:
7.中村直志
(73分13.山口慶)
14.吉村圭司=23分
10.小川佳純
8.マギヌン
(82分17.巻佑樹)
FW:
11.玉田圭司
9.ダヴィ

 記念すべき山形のJ1初ホームゲームはあいにくの雪。ピッチは後半開始前に真っ白となり、カラーボールが投入された。
 前半は押し気味に試合を進めた山形も、足下の技術にたけた選手の揃う名古屋に防戦一方となり、GK清水の再三の好セーブで引き分けに持ち込むのがやっと。それでも開幕2戦を無敗でしのぎ、小林監督は「いい形で入れている」と納得の表情を浮かべた。
 ただ殊勲の清水は「できればいい天気の中でやりたかった」と嘆き節。Jリーグの「秋開幕、翌春閉幕」(秋春制)が論議となる中での雪に、名古屋のある選手は「こんなんで秋春とかやったら死んじゃう」と天を仰いだ。ハーフタイムには山形のサポーターが秋春制反対を訴える歌を合唱。改めて雪国の抱える課題が浮き彫りとなった。

★玉田「目が見えなかった」
 名古屋は後半攻め続けたが、1点が奪えなかった。雪の影響で、うまくボールがつながらない場面も多く、ストイコビッチ監督は「難しい試合になった。こういう気候には慣れてないので」と振り返った。
 10日に韓国でアジアチャンピオンズリーグの蔚山戦を消化し、移動続きの厳しい日程だった。同監督は「ゲームの流れは良かった。勝ち点3に値する」と選手をたたえた。
 一時はピッチが真っ白になり、視界が煙るほど激しく雪が降った。ボールを見えやすくするため、後半からオレンジ色の球を使用した。
 名古屋の玉田は「こんな雪でやったのは初めて。目が見えなかった」と苦笑いを浮かべ、山形の古橋は「カラーボールなんて使ったことなかった」。サッカー界では冬にも試合を行う秋春シーズン制導入が議論されているが「これじゃ無理」と話す選手もいた。

【G大阪、新兵器でゴール量産】
G大阪4−1磐田
(万博・16128人)
≪得点者≫
G大阪:遠藤35=PK、62=PK、パク・ドンヒョク54、レアンドロ66
磐田:ジウシーニョ56=PK
≪出場メンバー≫
G大阪
GK:
22.藤ヶ谷陽介
DF:
13.安田理大
(82分4.高木和道)
6.パク・ドンヒョク=67分
5.山口智=56分
19.下平匠
MF:
27.橋本英郎
7.遠藤保仁
16.佐々木勇人
(76分32.大塚翔平)
FW:
9.ルーカス
18.チョ・ジェジン
(76分11.播戸竜二)
23.レアンドロ
磐田
GK:
1.川口能活
DF:
17.犬塚友輔
6.那須大亮
(71分4.大井健太郎)
3.茶野隆行
5.駒野友一
MF:
7.太田吉彰
(83分13.萬代宏樹)
23.山本康裕
16.ロドリゴ=39分
11.西紀寛
FW:
8.ジウシーニョ=72分
(77分24.松浦拓弥)
18.前田遼一

 開幕から2試合で7点を挙げ、2連勝。G大阪が「高さ」という新たな武器を加えてゴールを量産している。
 後半9分が象徴的だった。遠藤が蹴った右CKを朴東赫が相手DFに競り勝ってヘディングで叩き込んだ。7日の開幕戦の千葉戦では後半22分にチョ・ジェジンがFKを頭で合わせて得点している。
 昨季はセットプレーで山口に合わせる場面ばかりだった。今季新加入した朴東赫は187センチでチョ・ジェジンは185センチと長身。ゴール前での制空権を握れる布陣が揃った。
 西野監督は「バリエーションが増えたと感じるし、相手にとっては標的を絞りきれない。選択肢が増えればチャンスが膨らむ」と満足げに話す。キッカーの遠藤も「いいボールさえければ良くなった。誰かに合えばいいし」と充実ぶりを感じ取っている。

【遠藤、コロコロにこだわらない?】
 G大阪の遠藤がPKで2得点。遠藤のPKといえば、GKが跳ぶ方向とは逆へ、あざ笑うかのように転がす「コロコロPK」が有名だが、この日は2本とも力強く蹴り込んだ。
 「2本目は完全にコースを狙った。(GK川口と)日本代表でいっぱい練習していたので、いつもの蹴り方とは変えた」と遠藤。今後のPKについても「その日によって決めたい」と臨機応変な姿勢で臨むようだ。

★川口、2試合で10失点
 日本代表の名が泣く。磐田のGK川口が2試合で何と10失点だ。
 失点の責任はGKばかりにあるわけではないが、後半21分のプレーはまずかった。レアンドロが放った正面へのシュートを弾いて後逸。そのままゴールに吸い込まれてしまった。川口は「あれはもう…。いちいち説明することもない」とさすがに歯切れが悪かった。
 ホームで迎えた開幕戦でJ1に昇格したばかりの山形に2−6。この日は4失点と惨敗続きだ。「(PKで2失点だったので)守備を崩された得点でないことは収穫。次の週に向けて気持ちを切り替え、1つずつよくしていくしかない」とため息交じりに話した。


超サカFLASH

スタメン
 スコティッシュプレミアリーグ、セルティックMF中村俊輔は本日行われるスコットランドリーグカップ決勝のレンジャーズ戦でもスタメン出場する見込みとなった。

6億円4口
 サッカーくじを運営する日本スポーツ振興センターは15日、第376回のBIGで1等6億円が4口出たと発表した。6億円の当選は前回が3口で今季2回で計7口。通算では64口になった。次回繰越金は13億2352万908円。

初優勝
 フットサルの全日本選手権最終日は本日、東京・国立代々木競技場で行われ、決勝で関東第1代表のFUGA MEGURO(東京)が6−4でFリーグ王者の名古屋を破り、初優勝した。3位決定戦はFリーグ3位の神戸が同4位の大阪と対戦し、神戸が2−2からのPK戦を3−1で制した。

死去
 イタリアセリエAのラツィオで会長職を務めたウーゴ・ロンゴ氏が長い闘病生活の末に死去したことが明らかになった。68歳だった。ラツィオの顧問弁護士をしていたロンゴ氏は、2003年にラツィオが財政危機に陥った際、会長職に就任。同クラブの再建に尽力し、翌年に会長職を退いた。


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