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2009.05.28.THU
欧州CL決勝、バルセロナが3シーズンぶり3度目の欧州制覇!!本日の超最新情報

INDEX

代表合流
日本代表はキリンカップ第2戦のベルギー戦(31日・国立)に向け、大阪から東京に移動!中村俊輔が代表に合流し、田中マルクス闘莉王と長友佑都は明日合流!

12.2%
27日のキリンカップの日本代表vsチリ代表戦の平均視聴率は12.2%!

連勝ストップ
J2第18節第1日
東京V0−3草津
富山0−1栃木
徳島2−2C大阪
首位C大阪は終了間際に追い付かれて連勝は5でストップ!

視察
日本サッカー協会の犬飼基昭会長が堺市に建設中のナショナルトレーニングセンターに2度目の視察!

給食10万食
元日本代表の中田英寿氏の「テイクアクション」がケニアへ10万食分の学校給食を提供する計画を発表!

三冠達成
欧州チャンピオンズリーグ決勝
バルセロナ(スペイン)2−0マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
バルセロナが3シーズンぶり3度目の欧州制覇!バルサはスペイン史上初の三冠達成!マンUは史上初のCL連覇ならず!メッシ(21)は9得点で大会史上最年少の得点王!

準々決勝進出
アジアチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦
ペルセポリス(イラン)0−1ブニョドコル(ウズベキスタン)
アルイティハド(サウジアラビア)2−1アルシャバブ(サウジアラビア)
アルエティファク(サウジアラビア)1−2パフタコル(ウズベキスタン)
ブニョドコル、アルイティハド、パフタコルが準々決勝進出!

大勝
キリンカップ第1戦
日本代表4−0チリ代表
日本は岡崎慎司の2ゴールなどで4ゴール大勝!

本日の超サカFLASH
右膝後十字靱帯を断裂していた広島GK佐藤昭大は全治3〜4ヶ月ほか


本文
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代表合流
 サッカーの日本代表は本日28日、国際親善試合のキリンカップ第2戦、ベルギー戦(31日・国立競技場)に向けて大阪から東京に移動し、第1戦を欠場したMF中村俊(セルティック)がチームに合流した。4−0で大勝した前日のチリ戦の疲れを取るため、練習は休みになった。
 虫垂炎の初期症状で一時離脱していたDF長友(FC東京)と左太もも痛で出遅れたDF闘莉王(浦和)は明日29日に合流することになった。

日本代表メンバー26名
GK:
楢崎正剛(名古屋)
都築龍太(浦和)
川島永嗣(川崎)
DF:
中澤佑二(横浜M)
山口智(G大阪)
田中マルクス闘莉王(浦和)
駒野友一(磐田)
今野泰幸(FC東京)
長友佑都(FC東京)
槙野智章(広島)
内田篤人(鹿島)
MF:
中村俊輔(セルティック)
橋本英郎(G大阪)
遠藤保仁(G大阪)
中村憲剛(川崎)
松井大輔(サンテティエンヌ)
阿部勇樹(浦和)
長谷部誠(ボルフスブルク)
香川真司(C大阪)
本田圭佑(VVV)
山田直輝(浦和)
FW:
玉田圭司(名古屋)
大久保嘉人(ボルフスブルク)
矢野貴章(新潟)
岡崎慎司(清水)
興梠慎三(鹿島)


12.2%
 27日にTBS系で放送されたサッカーのキリンカップ2009、日本vsチリ戦の平均視聴率は12.2%(関東地区)だったことが本日28日、ビデオリサーチ社の調べで明らかになった。
 試合は、前半に岡崎の2ゴールでリードを奪った日本が優位に試合を進め、後半も阿部とオランダ2部MVPの本田圭のゴールで突き放し、南米の強豪チリ相手に4−0と完勝した。
 キリン杯は6月に行われる2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アジア地区最終予選の前哨戦と位置づけられる大会で、また、2007年10月のエジプト戦以来の長居陸上競技場での日本代表の試合とあって前売り券も完売し、満員の観衆を集めて行われたが、視聴率には結びつかなかった。
 日本はアジア地区最終予選であと1勝すればW杯出場が決まる。


連勝ストップ
J2第18節第1日結果

東京V0−3草津
(国立・2564人)
≪得点者≫
草津:都倉10、高田27、後藤88

富山0−1栃木
(富山・1882人)
≪得点者≫
栃木:鴨志田89

徳島2−2C大阪
(鳴門大塚・2782人)
≪得点者≫
徳島:ペ・スンジン2、石田89
C大阪:前田6、小松47

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Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第18節第1日は本日28日、国立競技場などで3試合が行われ、首位のセレッソ大阪は終了間際に徳島ヴォルティスに追い付かれ、2−2で引き分けて連勝が5でストップした。
 ザスパ草津は東京ヴェルディに3−0で快勝し、栃木SCはカターレ富山に1−0で競り勝った。


視察
 日本サッカー協会の犬飼基昭会長が本日28日、堺市に建設中のナショナルトレーニングセンターに昨年12月以来2度目の視察に訪れた。工事関係者の説明を受けながらクラブハウス内などを見学した犬飼会長は「(前回より)だいぶ進んでいる。予定通り」と話した。
 年内で完成して、来年4月ごろにオープンの予定。日本協会が要請した宿泊施設の建設はまだ検討中となっている。犬飼会長は「宿舎がないと代表は来ることができない。150から200人が泊まれるくらいのスケールにしてほしい」と語った。


給食10万食
 サッカー元日本代表の中田英寿氏が代表理事を務める財団法人「テイクアクションファウンデーション」は本日28日、世界食糧計画(WFP)を通じてケニアへ10万食分の学校給食を提供する計画を発表した。
 同財団内の公式サイト内の専用ページで、利用者が1回クリックすると1食分の給食が提供される仕組み。6月17日にスタートする。中田氏は東京都内で記者会見し「インターネットがあれば誰でも参加できる」と手軽に社会貢献できることを説明し、多くの参加を呼びかけた。


三冠達成
欧州チャンピオンズリーグ決勝結果

バルセロナ(スペイン)2−0マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
(スタディオ・オリンピコ・83000人)
≪得点者≫
バルセロナ:エトー10、メッシ70
≪出場メンバー≫
バルセロナ
GK:
1.バルデス
DF:
5.プジョル
24.トゥーレ
3.ピケ=16分
16.シウビーニョ
MF:
6.シャビ
28.ブスケッツ
8.イニエスタ
(89分27.ロドリゲス)
FW:
10.メッシ
9.エトー
14.アンリ
(72分15.ケイタ)

フォーメーション
(4-3-3)

14   9   10
  8   6
   28
16  3  24  5
    1

マンチェスターU
GK:
1.ファン・デル・サール
DF:
22.オシェイ
5.ファーディナンド
15.ヴィディッチ=89分
3.エブラ
MF:
13.朴智星
(66分9.ベルバトフ)
11.ギグス
(75分18.スコールズ=80分)
16.キャリック
8.アンデルソン
(46分32.テベス)
10.ルーニー
FW:
7.クリスティアーノ・ロナウド=78分

フォーメーション
(4-5-1)

    7
10  8  11  13
    16
3  15  5  22
    1

 サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は27日、ローマ(イタリア)で決勝が行われ、バルセロナ(スペイン)が昨季覇者のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に2−0で快勝し、3季ぶり3度目の欧州制覇を遂げた。
 バルセロナは立ち上がりこそ動きが硬かったが、序盤を過ぎてから自慢のパス回しが冴えた。前半10分にイニエスタのパスを受けたエトーが右から突破して先制し、後半25分にシャビの浮き球パスをメッシが頭で決めた。メッシは今大会9ゴールで得点王に輝いた。
 バルセロナはスペインリーガエスパニョーラとスペイン国王杯も制しており、同国勢初の3冠を達成した。
 マンチェスターUはプレーに精度を欠き、クリスティアーノ・ロナウドも再三の好機を逃した。欧州CLの連続無敗記録は25で止まった。

【バルサ、歓喜の優勝】
 立ち上がりに獅子奮迅の働きをみせたのはマンUのロナウド。試合開始早々、無回転のミドルシュートでGKバルデスのファンブルを誘うと、ここに飛び込んだのが、欧州CL決勝に出場した最初のアジア人プレーヤーとなった朴智星。わずかに届かなかったが、ロナウドその後も立て続けに40メートルのロングシュート、ゴール正面でのヘディングでバルサのゴールをうかがい続けた。
 流れを変えたのは、バルサの中盤、イニエスタのドリブルだった。10分、イニエスタの中央突破から右サイドでパスを受けたエトーが中央に切れ込み、右足アウトサイドでGKファン・デルサールの狭い右横を抜いて先制ゴール。この試合最初のチャンスを見事にものにした。
 これで流れを掴んだバルサは中盤でイニエスタ、シャビ、メッシが正確で速いボール回しでマンUを翻弄し、ゲームを完全に支配した。
 後半開始からテベスを投入したマンUだが、バルサのペースは崩れず、エトーからのスルーパスにメッシがゴール前でわずかに届かず、シャビのFKがポストを叩くなど、惜しいゴールチャンスが続いた。
 そして後半25分、右サイドでフリーとなったシャビが放った絶妙のクロスは195センチのリオ・ファーディナンドの頭上を越え、169センチのメッシが精一杯ジャンプした頭にピタリ。試合を決定づける2点目のゴールとなった。
 マンUはさらにスコールズも投入して流れを変えようとするが、バルサが守りに入らず攻め続け、ついに2−0のまま大会終了のホイッスルを聞いた。
 決勝でもゴールを挙げた21歳のメッシが9得点で大会史上最年少の得点王に輝いた。

【バルサの攻撃陣がマンU守備粉砕】
 バルセロナの攻撃力が、マンチェスター・ユナイテッドの自慢の堅守を粉砕した。
 今季の欧州CLでバルサは12試合で30得点し、1試合平均2.5点と、ここ10年間の決勝進出チームで最多の得点を奪ってきた。特に右サイドに位置するメッシは、今大会トップの決勝まで8得点を挙げ、5アシストと、文字通りの攻撃の要の役割を果たしてきた。
 試合序盤のマンUのペースを、イニエスタが前半10分に先制点を奪って変えると、中盤でイニエスタ、シャビのパス回しにメッシが絡み、マンUの守備網を寄せ付けなかった。
 「中盤をしっかり支配することが重要」とグアルディオラ監督が試合前に話していた戦術がしっかりと実戦でき、1試合平均0.5失点と参加32チームのうち最少と鉄壁な守りを続けたユナイテッドの守備を崩した格好だ。
 これに対し、「勝てる自信がある」と豪語したマンチェスター・ユナイテッドのファーガソン監督は後半早々にアンデルソンに代えてアルゼンチン代表のFWテベスを投入し追撃を試みた。しかし、悪い流れを打開できなかった。
 21分には朴智星をベルバトフに代えて流れを引き寄せようとしたが、その4分後にメッシにダメ押しともいえる2点目を奪われ、欧州CL初の2連覇を阻止された。ただ試合前に「今回は歴史を彩る名勝負になる」と語っていた通りの試合であったことには間違いなさそうだ。

【バルサ・メッシが得点王に輝く】
 バルセロナを引っ張ってきたメッシが今大会得点王となった。ヘディングシュートで2点目を奪うと両手の人差し指を空に突き上げ、喜び一杯にピッチを駆け回った。
 3トップの右から中央へコンバートされた。「中盤を支配するために彼の助けが必要だった」とグアルディオラ監督が話したように、ハーフウエー付近まで下がって組み立てにも加わった。
 3季前の決勝は故障の影響で欠場し「落胆していた。勝利セレモニーにも参加したくなかった」と悔しい思いをした。先発で迎えたこの日の晴れ舞台は、観戦した父親と恋人の前で決定的な仕事をした。

【エトーが先制ゴール】
 就任1年目でバルセロナを欧州王者に導いたグアルディオラ監督は試合後、「立ち上がりは彼らがあれほど前がかりに来るとは予想していなかった。難しい入り方をしたが、エトーの先制点で落ち着いた。勝因は選手の才能と、優勝への思いの強さだ。これ以上望むことは何もない」と話した。
 殊勲のエトーは「大事な時にゴールを決められて良かった。人生いろいろあるが、あの時、神がいた」。一時は戦力外通告を巡って確執もあった新任監督とエースだが、最高の舞台で最高の握手を交わすことができた。

【マンU、攻撃陣が完全沈黙】
 世界最強のマンチェスター・ユナイテッドの分厚い攻撃は、バルサの小刻みなパス回しの前に完全沈黙した。
 開始1分、マンUはバルサゴール前の絶好の位置でFKを獲得。C・ロナウドの強烈な無回転シュートをGKバルデスは弾くのがやっとだったが、詰めたMF朴が一瞬間に合わず、点につながらなかった。
 8分、ロナウドのシュートが右ポストをかすめるなどマンUの独壇場になるかと思わせたが、その2分後、エトーに先制点を奪われると形勢逆転。
 その後は防戦一方となり、後半17分、それまで消えていたFWルーニーが初めて右サイドをドリブル突破し、ロナウドにクロスをあげたもののタイミングが合わずに失敗。
 直後にメッシに2点目を奪われると万事休す。イライラが募ったロナウドは76分、DFプジョルへのファウルでイエローを受けた。
 ダントツの下馬評にも関わらず連覇できなかった67歳のファーガソン監督は「1点目が致命傷だった。彼らにボールを渡したら最後、一晩中でも回し続けるのは間違いない。世界最強のチームに我々は負けた。つまり我々は世界最強ではなかったということだ」と話すと足早にスタジアムを後にした。

【ロナウド、残留「分からない」】
 マンチェスターUのエース、C・ロナウドは序盤こそ見せ場をつくったが、その後は思うような仕事をさせてもらえず「試合をコントロールできずに負けた。バルセロナは我々よりもいいプレーをしたと思うし、勝利に値した」と敗戦の弁を並べた。
 来季のチーム残留の可能性については「分からない」と語った。スペインの強豪クラブ、レアル・マドリードがロナウドの獲得に動いている。


準々決勝進出
アジアチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦結果

ペルセポリス(イラン)0−1ブニョドコル(ウズベキスタン)
(テヘラン)

アルイティハド(サウジアラビア)2−1アルシャバブ(サウジアラビア)
(ジェッダ)

アルエティファク(サウジアラビア)1−2パフタコル(ウズベキスタン)
(ダンマン)

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグは27日、各地で西アジア地区の決勝トーナメント1回戦3試合を行い、優勝2度の強豪アルイティハドがアルシャバブとのサウジアラビア勢対決を2−1で制し、ベスト8入りを果たした。
 このほか、ブニョドコルとパフタコルのウズベキスタン勢が勝ち上がった。ウンムサラル(カタール)を含めた4チームが準々決勝に進出した。
 東アジア地区の鹿島、川崎、名古屋、G大阪のJリーグ勢は6月24日に試合を行う。


大勝
キリンカップ第1戦結果

日本代表4−0チリ代表

会場:長居スタジアム
観衆:43531人
主審:ヘルマンセン(デンマーク)
天気:曇り
気温:23℃
湿度:51%
ピッチ:全面良芝

≪得点者≫
日本:岡崎20、24、阿部52、本田89

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.楢崎正剛(名古屋)
DF:
3.駒野友一(磐田)
22.中澤佑二(横浜M)(cap)
2.阿部勇樹(浦和)
20.今野泰幸(FC東京)
MF:
19.本田圭佑(VVV)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
(78分5.山口智(G大阪))
7.遠藤保仁(G大阪)
(61分27.橋本英郎(G大阪))
9.岡崎慎司(清水)
(71分12.矢野貴章(新潟))
14.中村憲剛(川崎)
(82分25.香川真司(C大阪))
FW:
11.玉田圭司(名古屋)
(39分24.山田直輝(浦和))
ベンチ:
GK:
18.都築龍太(浦和)
23.川島永嗣(川崎)
DF:
21.槙野智章(広島)
6.内田篤人(鹿島)
FW:
16.大久保嘉人(ボルフスブルク)
13.興梠慎三(鹿島)

フォーメーション
(4-4-2)

    11
9   14   19
   7  17
20  2  22  3
    1

チリ代表
GK:
1.ピント
DF:
17.メデル
(46分7.フエンサリダ)
4.フエンテス=56分
18.ハラ
6.セレセダ
(67分2.ロハス)
MF:
8.ミジャル=48分
13.エストラダ
10.バルディビア
(46分5.プッチ)
FW:
14.オレジャナ
11.パレデス
15.ボセジュール
ベンチ:
GK:
12.ベロソ
MF:
3.レアル
16.イトゥッラ
FW:
9.ガサレ

フォーメーション
(4-3-3)

15  11   14
   10
  13  8
6  18  4  17
    1

≪各種データ≫
日本チリ
ボール支配率:
42%:52%
シュート数:
20:9
直接FK数:
16:20
間接FK数:
5:2
CK数:
5:8
GK数:
14:11
PK数:
0:0
オフサイド:
5:2

 サッカーの国際親善試合、今年で30周年を迎えるキリンカップ2009の初戦は27日、大阪・長居陸上競技場に4万3531人の観衆を集めて行われ、日本代表がチリ代表に4−0で大勝した。
 日本は前半20分、本田(VVV)のミドルシュートをGKが弾き、そのこぼれ球を岡崎(清水)が決めて先制。その4分後にも岡崎が加点した。後半7分には右CKから阿部(浦和)が頭で決めて突き放し、終了間際には本田がダメ押し点を入れた。18歳で初招集された浦和の山田直は前半39分から途中出場したが、得点はならなかった。
 4大会連続4度目のワールドカップ(W杯)出場を目指す日本にとっては、6月のアジア最終予選の3試合に向けた重要な強化試合。日本は31日に東京・国立競技場でベルギー代表と対戦する。

今野泰幸
「手応えがあったのかどうか分からない。ゲームに入るまでに時間がかかってしまった。前半にミスが多く出て、反省点は多い」

遠藤保仁
「風があったので多少気になった。(3点目のアシストは)あれでダメを押せた。全体的に意思統一できていて、攻撃に厚みがあった」

本田圭佑
「(試合終了間際に代表戦初ゴール)だが、今日は狙っていたので良かった」

岡崎慎司
「(2得点を)決められてよかった。この勢いでウズベキスタン戦も勝利する」

中村憲剛
「どれだけ自分達がやろうとしていることができるか問われる試合だったし、チリは強いしガンガン来るのでモチベーションは高かった。ファールが多かったかもしれないけど、それくらい戦っていかないとやられてしまう」

玉田圭司
「前半の最初にひねった。その後は蹴ろうとしても足首がびびっていて全然駄目だった」

山田直輝
「緊張したけど、いい雰囲気の中でやれた。消極的なミスがあったので、次にチャンスがあれば頑張りたい。これからも走り続ける」

山口智
「すごい楽に試合に入ることができた。(31歳での代表初出場に)遅くて逆にうれしいです。本当に勉強させてもらっている。楽しんでやれている」

香川真司
「正直、試合に出るとは思ってなかったけど、(本拠地の)長居だから出たかった。2日前まで熱が38度くらいあったけど、もう大丈夫」

日本代表・岡田武史監督
「点差よりも試合自体が財産になった。本田はゴールに絡む仕事を、岡崎は裏へと抜け出す動きを出してほしいと思っていた。満足している。山田(直)はミスはあったが、可能性を感じるプレーをしてくれた」

チリ代表・ビエルサ監督
「日本は非常にボールを回すのが速く、なかなかボールを持たせてもらえなかった。守備が不十分で不正確だった。こちらのFWも好機はあったが、決定力がなかった」

日本サッカー協会・犬飼基昭会長
「だいぶ強くなった。世界ランク26位(チリ)と国際Aマッチでこれだけの試合ができた。選手層も厚くなってきた。ケガで驚かないで済むチームになった。山田直とか香川とか若い選手がアピールする姿勢が見られて良かった」

【オランダでの成長示す存在感】
 うなりを上げる強烈なシュートが、チリのゴールを襲う。前半20分、本田が放った左足の一撃をGKが弾き、先制点が生まれた。さらに試合終了間際にはとどめを刺す代表初ゴール。オランダで大きく成長を遂げたMFが十分に存在感を示し「点を狙いにいったので良かった」と白い歯を見せた。
 ちょうど1年前の5月、U-23(23歳以下)日本代表だった本田はフランスでチリと戦った。北京五輪前哨戦となったトゥーロン国際大会で0−2の完敗。「こういう相手に勝てるようにならないと日本は駄目だ」と唇を噛んだ。五輪は皮肉にも言葉通りとなり、3戦全敗の屈辱を味わった。
 スピードや守備力の欠如を指摘されてきたが「プロとしては長所を伸ばすことが重要」との信念を曲げなかった。今季はオランダ2部リーグで16得点を挙げ、MVPにも輝いた。オランダで学んだという「自分で仕掛けるのが大事」との姿勢を貫き、DFに果敢に挑むプレーを随所に見せた。
 当たり負けしない肉体的な強さも目を引き、フル代表の舞台でチリに雪辱を果たした。欧州で自信を深めた22歳は「これで1つステップアップできた感じがする」と、日本代表で確かな足掛かりを掴んだ。

【岡崎、2ゴールで勝利呼ぶ】
 ゴールへの神経が研ぎ澄まされていた。前半20分、本田のシュートのこぼれ球にDFよりも先に追い付き、岡崎が押し込んだ。さらに4分後、中澤の絶妙なパスに対してDF裏へ抜け出し追加点。「結果を出せて良かった」と勝利の立役者は顔をほころばせた。
 ポジションの重なる田中達が故障。2得点した2月のフィンランド戦以来の先発出場が回ってきた。「緊張はなかった。強い相手なので楽しみだった」。1点目への流れの中ではゴール前でDF2人を背負いながらボールをキープし、本田へパスをつないだ。後半の得点機は逸してハットトリックこそ逃したが、「それはまた取っておきます」と笑った。
 尊敬する中山(磐田)が代表で背負っていた「9」のユニホームを初めて着た。「欲しい時にきっちりと点を取れるのがゴン(中山)さん」。華麗なプレーでなくてもチームに貢献できればいいと思っている

【山田直、見事なデビュー飾る】
 初代表の山田直が1アシストと見事なデビューを飾った。後半ロスタイム。フリーで待つ本田にラストパスを通した。
 18歳327日。得点すれば代表史上最年少ゴールだったが「数的優位だったので、より確率が高い方を選んだ結果。入れてくれて感謝したい」とチームプレーに徹した。
 豊富な運動量と抜群の攻撃センスで浦和のレギュラーを張るホープ。玉田のケガによる突然の出場だったが「少しビックリしたけど、行くかもしれないと言われていたんで」と、冷静に最後までプレーした。
 来年のW杯につながる道の第一歩を踏み出した逸材は「現実に近づいてきたというのは、少なからずある」と、童顔をほころばせた。

【中村憲、トップ下で活躍】
 中村憲がトップ下の司令塔として攻撃を組み立てた。岡田監督が「(中村)憲剛を生かすため」と配置したポジション。「ワンタッチのプレーとかスルーパスとか、プレスの厳しい中でも結構やれた」と手応えを口にした。
 ただ、後半19分はGKと1対1でシュートミス。ハットトリックを狙う岡崎が体勢を崩したため、自らシュートを打ったが右ポストに当たった。「決めないとね。(観客の)ため息が胸に刺さりました」と頭をかいた。

【中澤、攻守に活躍】
 オーバーラップした中澤が、好パスで前半24分の岡崎の2点目をアシスト。中澤は「相手がマンツーマンで守っていたので、走り勝とうと思って上がった。自分ができる最大限のことをした」と笑顔だった。
 本職の守備では阿部とセンターバックを組み、チリの攻撃を危なげなく退けた。中澤は「数的優位をつくってうまく挟み込めた。無失点という結果は良かった」と満足そうだった。

【チリ自慢の守備が崩壊】
 岡田監督が「世界で一番」と評していたチリの前線からの激しい守備は影を潜めた。ビエルサ監督は「不十分で、不正確だった」と渋い表情を見せた。
 18日に早々と来日。福島のJヴィレッジで合宿し、万全の状態で迎えた一戦だった。W杯南米予選3位と本大会出場圏内につけているが、6月6日に控えるアウェーの首位パラグアイ戦に不安を残す結果となった。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
1.楢崎正剛 6.5
終始、安定していた
DF:
3.駒野友一 5.0
相手に何度も弾き飛ばされた
22.中澤佑二 6.0
積極的攻撃参加で2点目をアシスト
2.阿部勇樹 6.0
ゴール決めるも、CBとしての課題あり
20.今野泰幸 5.5
攻撃面での貢献少ない
MF:
19.本田圭佑 6.5
積極的シュート姿勢から先制点に絡む
17.長谷部誠 6.0
様々なシーンでボールに絡む
(78分5.山口智 --)
7.遠藤保仁 6.0
いつもよりパスミスが目立った
(61分27.橋本英郎 5.5)
中盤でバランス保った
9.岡崎慎司 6.5
飛び出しからの2得点はお見事
(71分12.矢野貴章 6.0)
前線で走り回った
14.中村憲剛 5.5
リズム変えれず、絶好機も逃す
(82分25.香川真司 --)
FW:
11.玉田圭司 5.0
不用意なパスミスが多過ぎた
(39分24.山田直輝 5.5)
4点目をアシストも、浦和での持ち味出せず
チリ代表
GK:
1.ピント 5.5
ポジショニング悪かった
DF:
17.メデル 5.5
裏への対応が遅れていた
(46分7.フエンサリダ 5.0)
日本の攻撃に翻弄された
4.フエンテス 5.5
日本のFWのスピードについていけず
18.ハラ 5.5
単純なミスが目立った
6.セレセダ 5.0
本田にメロメロにされていた
(67分2.ロハス 5.0)
ほとんど見せ場なし
MF:
8.ミジャル 5.5
攻撃にほとんど関与できず
13.エストラダ 5.5
中盤のプレスをかけれず
10.バルディビア 6.0
左サイドから何度かチャレンジしていた
(46分5.プッチ 5.0)
攻撃にほとんど絡めず
FW:
14.オレジャナ 5.0
今野に封印されていた
11.パレデス 5.5
本来の怖さ見せれず
15.ボセジュール 6.0
駒野とのマッチアップで勝利


超サカFLASH

2ゴール
 ノルウェー1部リーグでMF小林大悟の所属するスターベクは27日、カップ戦でクビクハルデンに4−1で勝ち、右MFでフル出場した小林は前半20分と後半5分に得点した。

代表選出
 J1広島は本日、DFストヤノフ(32)が母国ブルガリアのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会欧州予選、アイルランド戦(6月6日)の代表メンバーに選出されたと発表した。30日のナビスコカップ第4節の大宮戦後に帰国し、6月8日に再来日する予定。

全治3ヶ月
 J1広島は本日、右膝後十字靱帯を断裂していたGK佐藤昭大が全治3〜4ヶ月と診断されたと発表した。佐藤昭は4月18日の新潟戦で負傷し、1ヶ月の加療後に再検査すると診断されていた。

全治3〜4週間
 J1山形は本日、MF古橋達弥が左大腿(だいたい)二頭筋肉離れで全治約3週間、DFレオナルドが股(こ)関節付近の筋肉損傷で全治約3週間、GK鈴木雄太が左ひざ内側側副靱帯損傷で全治約4週間と診断されたと発表した。古橋とレオナルドは16日の広島戦で、鈴木は16日のトレーニング中に痛めた。

取締役就任
 J2熊本は本日、定時株主総会を開き、前監督の池谷友良氏(46)が同日付で取締役に就任することを承認した。現在のゼネラルマネジャー(GM)職を兼務する。

全治1ヶ月
 J2富山は本日、DF金明輝が27日に右足首の遊離体除去手術を受け、全治1ヶ月と発表した。

死去
 「ドーハの悲劇」で知られるサッカー1993年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の最終戦で、日本のW杯初出場の夢を砕いたイラクを指揮したエマヌエル・ババ氏が27日、がんのため死去した。74歳だった。現役時代はイラクに国際試合の初得点をもたらした英雄で、監督としても2度の五輪出場へと導いた。


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