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本日の超最新情報
2005.02.03.THU

☆快勝★
キリンチャレンジカップ2005結果

日本代表3−0シリア代表
(埼玉・32832人)

≪得点者≫
日本代表:鈴木44、宮本69、小笠原89

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
23.川口能活
DF:
2.田中誠
(81分19.本山雅志)
5.宮本恒靖
22.中沢佑二
MF:
21.加地亮
15.福西崇史
4.遠藤保仁
(71分6.中田浩二)
14.三都主アレサンドロ
8.小笠原満男
FW:
11.鈴木隆行
28.玉田圭司

フォーメーション
(3-5-2)

  28  11
14   8   21
  4   15
 22  5  2
   23

≪各種データ≫
ボール支配率:
日本…58%
シリア…42%
シュート本数:
日本…18
シリア…6
CK数
日本…7
シリア…3
直接FK数
日本…16
シリア…14
間接FK数
日本…0
シリア…7
OS数
日本…0
シリア…6

国際親善試合、キリン・チャレンジカップは2日、埼玉スタジアム2002で行われ、日本代表はシリア代表に3―0で快勝した!日本は前半終了間際、三都主(浦和)の左クロスを鈴木(鹿島)が頭で合わせて先制。相手選手1人が退場となった後の後半24分には3試合ぶりに先発した宮本(G大阪)がヘディングで追加点を決め、試合終了直前にも小笠原(鹿島)が加点した。日本代表は4日に再集合してさいたま市内で合宿、北朝鮮戦に備える。

【国内組が進化】
国内組の意地が、ジーコ監督を突き動かした!シリア戦ではMF遠藤保仁(25=G大阪)ら海外組との定位置争いで当落線上にいる選手たちが活躍。W杯アジア最終予選突入前最後の試合でのアピールに、ジーコ監督は試合後の会見で海外組を先発起用しない可能性まで言及した。前日1日には「1試合2試合ではなく全体の流れを見て決めたい」と話していたが、国内組の奮起に心変わり。監督を迷わせるほどのチーム全体の底上げは、確実に予選突破への力になる。ジーコ監督が試合後の会見で口にしたのは、前日までとはうって変わった言葉だった。「(海外組の)誰を呼ぶかはもう少し考えるが、できるなら今日のスタメンとベンチの選手を最初にぶつけたい気持ちもある。今日の先発を再度、北朝鮮戦で出したい気持ちもある」。1日の公式会見では、シリア戦が9日の北朝鮮戦での選手起用の判断材料にならないことをほのめかしていた。「1試合2試合ではなく、全体の流れを見て決めていきたい」と話していた。だが、1月29日のカザフスタン戦、そしてこの日のシリア戦と2試合続けての国内組の奮起は、ジーコ監督に再考を促すに十分な内容だった。全体的に体の重かった前半は、FW玉田が抜群の動きを見せた。後半24分には右サイドからMF遠藤がアシストを決めた。MF小笠原はチーム最多タイの5本のシュートを放ち、後半45分に左足でとどめの一撃をねじ込んだ。「これだけいいパフォーマンスを見せてくれるのはうれしい悩み」。言葉は、本音だった。この1年間の積み重ねで、国内組への信頼は昨年の比ではないほど強くなっている。昨年2月のオマーン戦は、途中出場のFW久保が決勝弾。苦しんだ3月のシンガポール戦は、MF藤田が決勝ゴールを挙げた。さらに海外組からはMF中村とGK川口だけを加えた昨夏のアジアカップも優勝。1次予選突破を決めた10月のオマーン戦ではFW鈴木が、11月のシンガポール戦では玉田が決勝点を決めている。「今はスタメンも控えもなく、全員が一丸となって勝利を目指している。気持ちの面でもスタメンと控えに差はない。選手が、何をしなければいけないのかを自信を持って判断できているのは、進化だと思う」。監督自ら国内、海外組に差がないことを認め、現在のチーム力に手応えを感じている。チームは一時解散となるが、試合後の控室では全選手に「今のパフォーマンスはみんなの頑張りと気持ちの強さの成果。(再集合の)明後日からまた、気持ちを切り替えていこう」と伝えた。悩むジーコ監督。その悩みがある限り、日本代表は強くなっていく。

≪各選手コメント≫

川口能活(ジュビロ磐田)
「(カウンターが多かったが)相手もそれは意識してやっていたと思う。だけど、どんな不利な状況でも、こちらとしてはしっかり守るしかない。カウンターが多かったことはあまり気にはしていない。(もっと厳しい相手が必要だったのでは?)その方がテストになったかもしれないけれど、それは2試合終わっての結果論でしかない。今の選手たちはどんな状況であっても臨機応変にやっていける。チームとしてもまとまりができている。試合を重ねることで動じなくなった。今も少しずつ成長していると思う」

宮本恒靖(ガンバ大阪)
「緊張感のある試合だった。相手はカウンターを仕掛けてくるし、こっちが攻めている時に、ディフェンスが引き過ぎないように気を付けた。こっちが押し込んでいるときに、悪い形でボールを取られて、しかもボランチが前に2人とも出ているような場面もあったので、気をつけるように言った。(この2試合失点がなかったが)9日に向けて気持ちの入った試合になった。ゴールは(鈴木)隆行が前にいたけれど、ボールに届きそうだったので。特に狙ったわけではない。(松田とのポジション争いに関して)マツとは昔から一緒にやっているし、お互いよく知っているので、いい競争ができていると思う。出場した選手はしっかり結果を残さないといけない」

福西崇史(ジュビロ磐田)
「ハーフタイムに(ジーコからの)指示は特にない。早めの展開が大事だと思った。危ない場面がいくつかあったが、止めるところを止めないと。考えながらやらないといけないと思った。今日は前の試合よりもコンディション的に辛かった。(北朝鮮戦への課題は)まずはコンディションを9日に合わせていくことと、攻撃にしろ守備にしろ、みんなでイメージを1つにして、いい形にしていかないといけない。まだまだばらつきがある」

遠藤保仁(ガンバ大阪)
「(ペナルティエリア内で倒れた場面は)あれはシミュレーション。ホームだっていうのが頭をよぎった。今日の主審はアジアカップで退場させられたレフェリー。だから多分ダメだなと思ったけど。その後は2枚目をもらわないように心がけた。(攻撃参加について)ミドルシュートは不発だったけど、カザフ戦のときよりは攻めに絡めた。体もできてきたし、来週はもっとよくなると思う」

三都主アレサンドロ(浦和レッドダイヤモンズ)
「2週間ここまで練習してきてコンディションは100%ではないけど、それに近いところまでは来ている。北朝鮮戦は最高の状態で戦いたい。チームの仕上がりはいいけど、今日が良かったから9日もいいわけではないので、悪かったところを修正して勝てるようにしたい。課題は、(情報として)言ったらダメなので…(笑)」

小笠原満男(鹿島アントラーズ)
「(この2試合は)自分としてはいいチャンスだった。ある程度つかめたものもある。ビルドアップに加わりつつ、フィニッシュでサイドを生かしたり、点に絡んだりできるようになった。守備に関しても、みんなうまく連動していると思う。決して100パーセント満足しているわけではないけれども、福西なんかと試合前に話していたことができている。ただ、クロスの質だったり、中への入り方に今日は問題があったと思う。(海外組の合流については)去年も同じ状況だったし、オマーンにも苦戦してしまったわけで、なんか1年たっても同じ繰り返しみたいな感じだけれども、自分としてはできることをやらなければと思う」

鈴木隆行(鹿島アントラーズ)
「年始めでチームができにくい時期だけど、いい状態で来れている。玉田とのコンビは動きが重ならないように確認しながらやっているので、まったく問題はない。先制点は真ん中で待っていられる余裕があって、いいクロスが上がったのでフリーで(打てた)。3点目のスルーはオガサ(小笠原)から声がかかったので余裕を持ってスルーできた」

中田浩二(マルセイユ)
「課題は、とりあえず時差ボケを直すこと。みんなと違って、3、4日やってなかったので、もう一度コンディションを上げないといけない。やっぱり最初はキツかった。(自分自身が海外組になって、どこに注意するか)あまりそういうことは考えていない。でも飛行機での移動はキツかったので、今後はうまく調整していくようにしたい。出場するに当たっては、しっかりボールをつなげていければと思ったけれども、あまりうまくできなかった」

日本代表・ジーコ監督
「シリアはかなり引いてきたので、我慢強く外から、そして中央からもいろいろなバリエーションで攻めた。精神的にも強く、かなりタフに戦えた。3点を取ったが、もう少し点が入っていてもおかしくなかったいい試合。コンディション作り、フィジカル的にも強くやったし、練習して自分たちを鍛えたほうがいい結果を残せる。北朝鮮戦に向けては、1日半休みを入れて、金曜日から数日間で最後の準備をしっかりして、いい試合をしたい」

シリア代表・アラブ監督
「今日、日本は非常によく準備ができていた。一方、こちらは2週間前からやっと練習を始めた。それに対して日本はもっと準備する時間があり、試合を見ていても非常にスピードがあった。クロスからの攻撃と、ヘディングシュートにとてもいいものがあった。こちらの方は今日は1人退場になってしまったが、あれがなければもっと違った結果になっていたと思う。(日本がバーレーンと戦うにあたって何かアドバイスは?)バーレーンは非常に強いチーム。最近6人の選手が変わっているという情報がある。ただし、一番大事なのは、やはり初戦の北朝鮮戦でしょう。一つ一つ戦っていくしかないと思う。(バーレーンと日本はどちらが強いか?)バーレーンより、日本の方が上だと私には見える。組織力でも日本の方が優れている。ただし、バーレーンの選手の中には個人技に優れてスキルのある選手がいる。特に、タラル・ユーセフ、モハマド・サルマン、この2人は注意した方がいい」

≪採点表≫

日本代表
GK:
23.川口能活 6.0
DF:
2.田中誠 6.0
(81分19.本山雅志 --)
5.宮本恒靖 6.5
22.中沢佑二 6.5
MF:
21.加地亮 6.0
15.福西崇史 6.0
4.遠藤保仁 6.5
(71分6.中田浩二 5.5)
14.三都主アレサンドロ 6.5
8.小笠原満男 7.5
FW:
11.鈴木隆行 7.0
28.玉田圭司 6.0

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