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2005.04.07.THU

☆CL★
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦最終日結果

チェルシー(イングランド)4−2バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
≪得点者≫
チェルシー:J・コール4、ランパード60、70、ドログバ81
バイエルン:シュバインシュタイガー52、バラック90
≪出場メンバー≫
【チェルシー】
GK:
1.ツェフ
DF:
2.ジョンソン
(65分29.フート)
6.カルバーリョ
13.ガラス
26.テリー
MF:
4.マケレレ
8.ランパード
10.J・コール
(82分30.ティアゴ)
11.ダフ
FW:
15.ドログバ
(90分32.フォセル)
22.グジョンセン
【バイエルン】
GK:
1.カーン
DF:
2.サニョル
3.ルシオ
5.R・コバッチ
69.リザラズ
MF:
8.フリングス
11.ゼ・ロベルト
(73分7.ショル)
13.バラック
23 ハーグリーブス
FW:
20.サリハミジッチ
(45分31.シュバインシュタイガー)
33.ゲレーロ

欧州チャンピオンズリーグは6日、準々決勝第1戦の残り2試合が行われ、スタンフォード・ブリッジでのチェルシーvsバイエルン・ミュンヘンの一戦は、チェルシーがランパードの2ゴールの活躍で、4−2と勝利を収めた!ジョー・コールのミドルシュートが相手DFに当たるラッキーな形で開始4分に先制したチェルシーに対し、バイエルンも52分、FKから最後は途中出場のシュバインシュタイガーが決めて1−1の同点に追い付いた。アウェーゴールを許したチェルシーを救ったのは、ランパードだった。60分にドログバがヘッドで落としたところを鮮やかなミドルシュートを沈めると、70分にはマケレレからのクロスを胸でワントラップして反転しながら左足で決めるという、この日1番のファインゴール。これで勢い付いたチェルシーは81分、それまで前線のターゲットとしてバイエルンを苦しめてきたドログバが、CKのこぼれ球に詰め、4−1とリードを広げた。それでも粘るバイエルンはロスタイム、バラックがエリア内でカルバーリョに倒されたとしてうまくPKを得ると、セカンドレグに望みをつなぐ2点目を挙げた。2試合のベンチ入り禁止処分となったモウリーニョ監督の不在を感じさせないプレーを見せたチェルシー。ブリート・アシスタントコーチはボスとは試合中のコンタクトはなかったとした上で「監督の存在はとても大きいから、いなくて大変だったけど、私たちのために試合に向けた準備をしっかりとしてくれていた」とモウリーニョを称えるのを忘れなかった。また、勝負強さを発揮したチェルシーのランパードは「最後のシーン(バラックのPK)のことがあるから今はガッカリだ。4−1だったら最高だったのに…。4−2でも悪くないけど」とコメント。セカンドレグに向けては「どこへ行っても、僕らは点を取る自信がある。でも、まだ勝負は終わっていない」と気を引き締めた。一方、バイエルンのマガト監督は「1−4だったら絶望的だったが、2−4ならセカンドレグで巻き返すチャンスは十分ある」と2点目の重要性を強調した。

ミラン(イタリア)2−0インテル(イタリア)
≪得点者≫
ミラン:スタム45、シェフチェンコ74
≪出場メンバー≫
【ミラン】
GK:
1.ジーダ
DF:
2.カフー
(92分5.コスタクルタ)
3.マルディーニ
13.ネスタ
(71分4.カラーゼ)
31.スタム
MF:
8.ガットゥーゾ
20.セードルフ
21.ピルロ
22.カカ
FW:
7.シェフチェンコ
11.クレスポ
(84分23.アンブロジーニ)
【インテル】
GK:
1.トルド
DF:
2.コルドバ
4.サネッティ
11.ミハイロビッチ
16.ファバッリ
MF:
6.ザネッティ
(81分7.ファン・デル・メイデ)
14.ベロン
(70分21.カラグニス)
19.カンビアッソ
25.スタンコビッチ
FW:
9.クルス
(55分32.ビエリ)
30.マルティンス

2年ぶりの優勝を目指すミランは、スタムの先制ヘッドにシェフチェンコの追加点とセットプレーから2ゴールを奪い、2−0とインテルとのダービーマッチに先手を取った!アドリアーノを膝のケガで欠き、ビエリもコンディション不良のためベンチスタートと、エース2人を欠いて劣勢が予想されたインテル。しかし、立ち上がりから積極的に攻めにかかると開始10分、ゴール正面25メートルからミハイロビッチの鋭いFKがゴールを襲う。これはGKジーダのスーパーセーブに阻まれたものの、この後もクルスの惜しいシュートやベローンのFKなどで好機を作り、完封負けを喫したリーグ戦のリベンジへの意気込みを窺わせる。一方のミランは、シェフチェンコが1カ月半ぶりの実戦となるせいか、なかなかフィニッシュまで持ち込めない時間が続く。それでも前半ロスタイム、ライン際でFKを獲得すると、ピルロの蹴ったボールにスタムが頭で合わせて手堅く先制に成功する。インテルは55分にクルスに代えてビエリを送り込んで反撃にかけるが、試合巧者のミランへ傾いた流れは動かない。74分、FKから今度はシェフチェンコがヘッドで決め、セットプレーからの2発でミランが2−0とインテルを突き放した。敗れたインテルのマンチーニ監督は、「2点とも同じような形から集中力の切れた瞬間にやられてしまった。あの瞬間、選手たちは眠っていたとしか思えない」と失点の場面を振り返る。しかし、「前半は良かったし、点差ほど内容に差があったとは思わない。まだ90分間残っているし、アドリアーノがセカンドレグに間に合えば、また違う展開にできるはず。来週の試合を楽しみにして欲しい」と、巻き返しを誓っていた。一方、ミランのアンチェロッティ監督は「拮抗した試合だった。インテルはこの試合でも見せたように、我々が隙を見せればそこを突いてくるだけの力がある。このまますんなりと勝ち抜けるとは考えていない」と、あくまで慎重な姿勢を崩さない。復帰戦を自らのゴールで飾ったシェフチェンコについては、「(ほお骨骨折というケガを考えると)ゴール前の混戦からヘッドで決められたというのも大きい。全体としても全てが完調していることを示してくれたと思う」と、エースの復帰を歓迎していた。なお、当のシェフチェンコは試合前、監督に先発から行けるか尋ねられたという。「ためらいなく先発すると答えた。本当にプレーできるのが待ち遠しかった。1カ月半ぶりとあって、最初はとまどいもあったし、チーム全体としても慎重になり過ぎた面もある。だが、最終的にはみんなが団結してミランのサッカーができた」と明るい表情で話していた。なお、準々決勝第2戦は、12日、13日に開催される。

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