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本日の超最新情報
2005.05.22.SUN

☆敗れる★
キリンカップサッカー2005・第1戦結果

日本代表0−1ペルー代表
(新潟・39856人)
≪得点者≫
ペルー:バサージョ90
≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
23.川口能活
DF:
2.田中誠
5.宮本恒靖
26.坪井慶介
MF:
17.三浦淳宏
15.福西崇史
(69分29.稲本潤一)
4.遠藤保仁
14.三都主アレサンドロ
8.小笠原満男
FW:
28.玉田圭司
(53分31.大黒将志)
11.鈴木隆行
(79分19.本山雅志)

フォーメーション
(3-5-2)

  28  11
14   8  17
  4   15
 26  5  2
   23

≪各種データ≫
ボール支配率:
日本…57%
ペルー…43%
シュート本数:
日本…14
ペルー…7
CK数
日本…4
ペルー…3
直接FK数
日本…25
ペルー…18
間接FK数
日本…1
ペルー…2
OS数
日本…1
ペルー…1

国際親善試合、キリンカップサッカー2005の第1戦は22日、新潟スタジアム・ビッグスワンで行われ、日本代表はペルー代表に0―1で敗れた!W杯アジア最終予選に向けた強化試合で、日本は前半、相手の堅守を攻めあぐんだ。後半は途中から大黒(G大阪)、稲本(ウェスト・ブロムウィッチ)らを投入して好機は増えたが無得点。後半ロスタイムに逆襲から決勝点を許した。第2戦は24日、愛知・豊田スタジアムでペルー代表vsアラブ首長国連邦(UAE)代表が行われる。日本は最終戦の27日に東京・国立競技場でUAEと対戦。W杯最終予選のバーレーン(6月3日・マナマ)北朝鮮(同8日・バンコク)2連戦に向かう。

【キレキレのアツ】
初めて右サイドでフル出場したアツこと三浦淳宏(30)が持ち味を存分に発揮した!負傷している左膝の痛み止めを服用しての出場にも、サイドチェンジや効果的な攻め上がりで攻撃参加、右足で強烈なミドルシュートも放ち「積極的にやろうと思っていた」と自身もプレーには納得した様子だった。しかし、ロスタイムに失点し、無得点に終わった結果には不満も残った。「残念。シュート練習をあれだけやったのに…」と無念の表情も見せた。

【イナ&大黒様コンビ】
敗戦を喫した日本の収穫は、途中出場で見せ場をつくったFW大黒将志(25)とMF稲本潤一(25)のガンバ大阪ユースコンビだった!大黒は後半8分、稲本は同24分に登場。代表での同時出場は初めてだったが、1学年違いの2人はガンバ大阪のユース時代から互いを知っており、息は完璧。新たな攻撃パターンを予感させるコンビネーションを見せた。後半27分にはロングパスを大黒がうまく頭で落とし、稲本が右足ハーフボレーでシュート。1分後には稲本が右足アウトサイドで絶妙のスルーパスを送り、大黒のシュートにつなげた。得点こそ奪えなかったが「稲本さんからいいパスが来たし、自分もパスを引き出す動きはできた」と振り返った大黒だが「ただ、点を入れなければ」と悔しさを隠さなかった。稲本も「前の方でプレーするよう指示されていたし、自分のコンディションは保てていると思う」と控えめな表現で手応えを口にした。ここまで10得点でJ1得点王の大黒と、所属クラブの奇跡的なプレミアリーグ残留で気分良く帰国した稲本。定位置獲得を狙う2人の積極的なプレーが光った。

【もどかしい小笠原】
日本はペルーの守りにてこずり無得点。鹿島で見せる効果的なパスが影を潜めた小笠原は「相手のマンツーマンの守りに苦労した。FWにボールを当てて受けたり、と考えていたが、なかなかボールに触れなかった」ともどかしそうだった。ハーフタイムには守備的MFの2人に攻め上がりを求めたという。「僕と入れ替わってもいいし、僕がFWを追い越してもいい。そういうポジションチェンジがあっていい」と、打開策を探っていた。

≪各選手コメント≫

川口能活(ジュビロ磐田)
「(失点について)いいシュートだったし、相手もいい位置にいた。今日は試合の入り方がよくなかった。開始早々、相手のヘディングシュートがあった。あそこはもっと寄せる必要があった。その後、立て直したが、もうちょっとできたと思う。この試合が全てではないけれども、このままではいけない。チームに危機感が生まれてくれば良いと思う」

宮本恒靖(ガンバ大阪)
「点が取れないことは、前線がうんぬんというよりも、チーム全体の責任。選手達は、負けたけれど下を向いてはいない。大事なのは6月の2試合(W杯予選)。次のUAE戦は、内容も結果も伴うようにしたい。あの時間帯に前がかりになったことについては、特に(ジーコからの)指示はない。自分たちで勝ちに行こうとした。ただ、W杯予選ならああいうことはしていなかったと思う。親善試合だったからトライした。この試合から見えてきた課題は、ディフェンスラインからのオーバーラップ。ゴール前のプレーの精度。あと、決定力をもっと付けないと。とはいえ、負けたからといってチームの方向性は変わらない。(中澤から坪井に代わったことで3人の役割分担は変わったのか?)今までは2人のストッパーがいて、1人余るという形を取っていたが、今日は3人でゾーンに近い形でやってみようと話をしていた。ディフェンスのテーマとしては、ある程度できたと思う」

坪井慶介(浦和レッズ)
「(シュートを決めた9番について)自分が付いていたが、向こうが速かった。後ろからスライディングすることもできなかったし。今日は久しぶりの先発なので、プレーの確実性を心掛けた。(宮本、田中との連係は)最後はやられてしまったけれども、それ以外は悪くなかった。(今日はアピールできたか?)自分ではいまいち。後はジーコが判断すること」

三浦淳宏(ヴィッセル神戸)
「今日はゴールが決められなくて残念だったが、攻撃の場面では積極的な姿勢は見せられたと思う。失点の場面では、ホームだから攻める姿勢があるのはいいけれど、あきらめるところはあきらめないと。あれが本番(W杯予選)ではなくてよかった。(今日は内側へ入るプレーが多かったが?)1人だったら縦方向へ、2人いれば内側に行こうと心掛けていた。(惜しいFKは)得意なポジションだったけれど、立ち足が沈んで浮いてしまった。芝がゆるかった。(右サイドでのプレーについて)右の方がいいんじゃないかという意見もあるようだけど(笑)、思ったより違和感はなかった」

三都主アレサンドロ(浦和レッズ)
「(チームとして)気持ちがあまり入っていなかった。テストマッチという感じで、疲れも溜まっていたし、重かった。あまり相手に対するプレッシャーもかけられなかったし、正確なパス回しもできなかった。やっぱり最後にやられてしまったのはよくない。90分間集中することが大事。次のUAE戦は強い気持ちで戦っていきたい」

小笠原満男(鹿島アントラーズ)
「シュートで終わりたかったが、なかなかそれができなかった。決めるところを決めないと。相手も少ないチャンスをものにしているのだから。結果が全て。でも、あまり失点を恐れて後ろに人数をかけてもね。それなりの対応の仕方はあったと思うけど…」

大黒将志(ガンバ大阪)
「コンディションは良かった。連係もうまくいっていたと思う。稲本さんからスルーパスをもらってシュートしたが、あそこはドリブルでも良かったかもしれない。ビデオを見て確認したい。相手の大きさや強さは今日はあまり感じなかった。出してもらったら、やることをやるだけ。FWは点を取らないと。今までの試合の中では、一番持ち味が出たと思う。動きもいい感じだった。ただし、やはりシュートを外したのはよくなかった。これからまた練習しないと…」

日本代表・ジーコ監督
「結果は残念。非常に多くチャンスは作ったが、シュートに正確性を欠いた。ペルーはカウンターだけを狙っていたので、唯一のミスが最後の失点だった。サイド攻撃、中盤でのボール支配はできたので、(UAE戦は)シュートの正確性を高める。(大黒、稲本、本山については)いろいろなコンビを試すことができて収穫になった」

ペルー代表・テルネロ監督
「難しい試合だったが、秩序だったプレーをしてスペースを押さえられた。今回のメンバーでは7、8人を南米予選に投入したい。(決勝点を奪った)バサージョは欧州でプレーするほかの選手と競うことができるだろう」

日本サッカー協会・川淵三郎キャプテン
「一方的に押しての逆襲はバーレーン得意の形。いいシミュレーションになったと思う。いい薬になった。ファンには申し訳ないが、ここで痛い目に遭った方がいいのかもしれない」

≪採点表≫
日本代表
GK:
23.川口能活 5.5
DF:
2.田中誠 5.5
5.宮本恒靖 5.5
26.坪井慶介 5.5
MF:
17.三浦淳宏 6.5
15.福西崇史 6.0
(69分29.稲本潤一 6.0)
4.遠藤保仁 6.0
14.三都主アレサンドロ 5.0
8.小笠原満男 6.0
FW:
28.玉田圭司 5.5
(53分31.大黒将志 6.0)
11.鈴木隆行 5.5
(79分19.本山雅志 --)

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