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本日の超最新情報
2006.11.15.WED

☆首位通過★
アジアカップ2007予選・グループリーグ・グループA・第6戦(最終戦)結果

19:10〜
日本代表3−1サウジアラビア代表
(札幌ドーム・40965人)

主審:シールド(オーストラリア)
天気:屋内

≪得点者≫
日本:闘莉王20、我那覇29、50
サウジアラビア:アルカフタニ33=PK

≪出場メンバー≫
【日本代表】
GK:
23.川口能活(磐田)(cap)
DF:
30.阿部勇樹(千葉)
45.田中マルクス闘莉王(浦和)
26.今野泰幸(FC東京)
MF:
21.加地亮(G大阪)
55.鈴木啓太(浦和)
31.駒野友一(広島)
53.中村憲剛(川崎)
14.三都主アレサンドロ(浦和)
(65分60.山岸智(千葉))
FW:
65.我那覇和樹(川崎)
(74分80.高松大樹(大分))
36.巻誠一郎(千葉)
(87分51.羽生直剛(千葉))

フォーメーション
(3-5-2)

  36 65
 14   53
31  55  21
 26 45 30
   23

【サウジアラビア代表】
GK:
41.アルムサイリム
DF:
2.アルドサリ
(77分45.H・ファラタ)
3.R・ファラタ
4.ムンタシャリ■■=89分警告2枚
51.アルクサクリ
MF:
7.ハイダル
(63分10.サフルフーブ)
16.アルタケル
24.スリマニ(cap)
37.アルガムディ
19.アルマイアニ
(56分31.アルスワイル)
FW:
20.アルカフタニ

フォーメーション
(4-5-1)

   20
  19 37
 24 16  7
51  4  3  2
   23

≪各種データ≫
ボール支配率:
日本…51%
サウジアラビア…49%
シュート数:
日本…15
サウジアラビア…12
PK数:
日本…1
サウジアラビア…1
CK数:
日本…3
サウジアラビア…2
直接FK数:
日本…14
サウジアラビア…19
間接FK数:
日本…2
サウジアラビア…1
OS数:
日本…2
サウジアラビア…1

 アジアカップ予選グループA最終戦で日本代表は15日、サウジアラビア代表と対戦し、3−1で快勝した。ともに本大会出場を決めていた日本、サウジは5勝1敗で並んだが、日本が直接対戦成績で上回り、1位突破となった。サウジとの通算対戦成績は6勝1分け2敗。同グループのもう1試合、イエメンvsインドは1−1で引き分けた。
 日本は前半20分に闘莉王(浦和)が代表初ゴールを挙げて先制。同29分に我那覇(川崎)が頭で決めた後に1点を許したが、後半5分に我那覇が再び蹴り込んで加点した。
 日本代表にとっては今年最後の試合で、7月にスタートしたオシム・ジャパンは通算成績を5勝2敗とした。来年は2月の合宿で始動する予定。

【より高い次元見据え苦言】
 今年を締めくくる一戦で、オシム新体制発足4ヶ月の日本代表は、9月のアウェー戦で敗れたアジアのライバルに借りを返す3点を奪い、予選首位通過も引き寄せた。
 しかし、オシム監督は収穫より先に「インド戦より出来はよくなかった。今日の試合では、何が良くなかったかを話す必要がある」と、まるで謎掛けのように、反省点を並べ立てた。
 好条件に恵まれたドームの環境で誰もがよく走り、1タッチのパスをつないだ。好機とみればポジションに関係なく前線に飛び出しゴールに迫った。前半20分のセットプレーからの闘莉王のゴールを口火に、6試合ぶり先発の我那覇の2得点で後半5分までに3ゴールを奪ったが、その後は運動量が落ちて、もたついた。オシム監督は「もっと強い相手ならあの時間帯に失点してしまう」と、渋面で話した。
 好機につながった場面では、就任以来監督が強調してきた「考えて走る」「リスクを冒して攻める」意識が浸透し、着実な進歩がうかがえた。しかし「世界の強豪と互角に戦えるチームにしたい。その方向で今何が必要かを考えている」と、より高い次元を見据えるオシム監督の目には細かい修正点の方が映った。
 サイドではなく内側のポジションで持ち味を発揮した三都主は「攻撃面はいい形がつくれた」。選手達は手応えを口にする。実験途上で着実な進歩を示したオシム・ジャパン。来年7月のアジアカップに向け、さらにどう進化できるか。

【成長を実感する我那覇】
 流れの中で奪った日本の2点は、どちらも我那覇が決めた。チームが一体となった攻めを結実させ「今までになかった形だと思う」と、2ゴールに手応えを感じていた。
 まずは1−0の前半29分、攻め上がった今野のラストパスを頭で合わせた。右後方からのボールの角度を変え、ゴール左隅へ。「位置は見ていた」と、相手GKの届かないコースへ巧みに決めた。追い上げられた後半5分には、ニアサイドで相手を引きつけた加地の動きにも助けられ、左センタリングを蹴り込んだ。
 オシム監督となってから代表入りを果たした。これで出場は6試合目だが、途中出場が続いていた。「途中出場で悔しかったのでそれをぶつけた」と、久しぶりの先発で意地を示した。
 代表に入り「多くの人に見られることで、自分が変わる」と自らの成長を実感している。「FWは最後は数字で評価される」と、ゴールが全てであるとの自覚も生まれた。自信を深めたストライカーは「この勢いを続けたい」と声を弾ませた。

≪各選手コメント≫

川口能活(ジュビロ磐田)
「ディフェンスラインも自分も、ボールを奪ってから速く攻撃するという意識があった。その前へ前へという意識が、ゴールへとつながった。これまで練習でやってきたグラウンドを広く使うということや、早い時間帯に点を取るようなサッカーがそのまま形になった。
 (最終ラインにボランチが本職の選手が入ることも多いが?)彼らにはボールキープできるという良さがある。ボランチは守備せざるを得ないポジションなので、それをどこでやっているかの違い。ビルドアップの重要性が問われているし、そういう選手が必要とされている。自分も今まで以上に、足元の技術が要求されている。速いフィードは昔から意識していたが、それを速くするか遅くするかで緩急をつけたい」

阿部勇樹(ジェフユナイテッド市原・千葉)
「相手は縦の関係の2トップだったので、そこをしっかりと抑えることが大切だった。2列目からの飛び出しに対して、どのように(マークを)受け渡すか意識してプレーしていた。ボールを回されてしまう時間があったので、皆少しずつ運動量が落ちてきて、やられてしまった」

田中マルクス闘莉王選手(浦和レッドダイヤモンズ)
「最後の試合(今年最後の代表戦)なので非常に気持ちは入っていた。オシム監督がやろうとしているサッカーは、前半ある時間帯は出来たのではないかと思う。短いパスで相手を崩していく、サイドを突破するというサッカーは、ある時間帯、少しは出来たのではないかと思う。ゴールシーンについては、巻がいいヘディングをしてくれたので、もしこぼれたらな、という感じだったが、自分の目の前にこぼれてくれたので、あとは蹴るだけだった。
 PKについては、PKになった瞬間、自分が蹴ろうと思っていた。外してはいけなかったが外してしまったので、次はないでしょう(笑)。最後の試合、いい形で終わることが出来たので、あとは次に向けてJでも天皇杯でも良い結果残せるように頑張るだけ。代表があったり 優勝争いがあったり、切り替えの部分は非常に難しいが、またリーグ戦の方に切り替えて、レッズを優勝させられるように 楽しいサッカーを見せたいと思う」

今野泰幸(FC東京)
「(2点目のアシストについて)加地さんが相手を引き付けてくれて、自分が中に入っていったら、大きい選手がいたのでシュートを打つよりクロスを上げた方が確率が高いと思った。(積極的な攻め上がりについて)結果につながったという点は良かった。攻め上がる回数よりも、それが得点につながるかどうかが大事。
 (ストッパーとしての守備は)まだ慣れていないし、完璧でもない。ただ、球際の強さが自分の特徴なので、そこで負けてしまってはまずい。自分の間合いの中なら、球際では負けない。
 (PKを与えてしまったが)あれは最悪。自分はファウルはしない方だが、ペナルティーエリアでやってしまったのは残念。自分でもバカだったなと思う」

鈴木啓太(浦和レッドダイヤモンズ)
「相手のサイド攻撃を意識し過ぎて、中央を空けてしまう時があったので、修正していきたい。2−0になるまではいい流れだったが、自分のミス(PKにつながるパスミス)で雰囲気を少し悪くしてしまった。ミスをしないことが一番」

駒野友一(サンフレッチェ広島)
「相手の最終ラインが高かったので、裏を突くことを意識してプレーした。アレックス(三都主)がキープした時には、自分がサポートして2対1の状況を作ることを考えた。これからも2人の関係をいい方向に持っていきたい。(これまでは右サイドでのプレーの方が多かったが?)視野の違いなど色々あるが、自分の場合は複数のポジションでプレーできるということもアピールしていかないと。左サイドでもしっかりアピールするということは考えていた」

中村憲剛(川崎フロンターレ)
「空いたスペースで、相手のDFラインだったり、ボランチのところだったり、色んなところに顔を出してボールを受けようと、前だけに限らず、少し下がって受けたりとか、ボールの流れが停滞した時に 受けてはたいて、というのを、いつもと変わらないようにやろうと思った。
 自分のところに16番がマンマークでついていたので、上手く引きつけながら周りの選手がフリーになったところを使ったり、自分がボールをもらわなくてもいいから、他の選手をもっと上手く使えればいいなと思っていた。2点入るところまでは上手く行っていたと思うが、1点返されて相手が元気になってしまったので、2−0になった時のサッカーというのがとても課題になるなと思った。
 全体的に、2点取ってからちょっとホッとしてしまったというか、足が止まってパスの流れが全体的に悪くなったので、そういうところで相手の出足の方が良かったのかなと思う。もっとボールに絡んで、もっともっと自分でサッカーがやれれば良かったなと思う」

三都主アレサンドロ(浦和レッドダイヤモンズ)
「(前回のアウェーでのサウジ戦と比べて)簡単には比較できないが、今日はホームということで、自分達のリズムで最初からいい感じでできた。それが自信になり、早い段階で点に結び付いたのだと思う。90分間で修正すべき点もあった。簡単にPKを与えてしまったところは修正しないといけない。(最後のPKについては)闘莉王が蹴りたがっていたから。気持ちが入り過ぎていたのかもしれない。
 啓太(鈴木)とのコンビネーションをしっかり取ることを意識してプレーした。攻撃面ではいい形を何度か作れたが、守備はやはりハードだった。サイドで勝負するような場面は少なかったけれど、ポストプレーヤーの2人(巻と我那覇)をうまく使って攻撃できていた。最近は前で落ち着かないことが多かったので、それはすごく良かったと思う。足りなかったものはミドルシュート。それができれば攻撃にもっと幅が出たし、サイドでも2対1が作りやすくなったと思う」

我那覇和樹(川崎フロンターレ)
「今年最後の試合で、結果にこだわっていたので勝ててよかった。お互いに予選突破が決まっていたけれど、消化試合にはしたくなかった。(2得点は)川崎でやってきたことがつながったと思う。1点目は今野がいいボールを出してくれた。GKの位置は見ていた。2点目も必ずこぼれてくると思って走った。勝つことしか考えていなかった」

羽生直剛(ジェフユナイテッド市原・千葉)
「残り時間が少ない状況で出たので、相手陣内でチームがボールを持てればいいと思ってやっていた。代表には自分よりうまい選手がたくさんいる。それを練習の時に肌で感じることがいい経験になる。ボールを持っている時に、何ができるかが、自分の課題。うまい選手からどんどん吸収していきたい」

高松大樹(大分トリニータ)
「得点できる決定的なチャンスがあったので、そこをしっかりと決められるように、練習やリーグ戦で意識してやっていきたい。PKは自分が取ったが、闘莉王が蹴る気満々だったし、まだ自分はチームになじんでいないので、蹴りたい人が蹴った方がいいかなと思った。短い時間だったけれど、自分の持ち味を出せたと思う」

サウジアラビア代表・マルコス・カストロ監督
「素晴らしい試合をした日本を褒めたい。最初の30分で2ゴールを決められてしまったことが試合を決めた。2点差を追いかけるということで、カウンターをもらう危険性を犯しながらも我々も前に行かざるを得なかった。なんとか前半で1点返すことができたが、こういう結果になった。ただ、私もサウジアラビアの選手達を讃えたい。
 (具体的に日本の良かった点は)日本はパスの精度が高く、選手の動き出し、連動性もあった。そういった点は監督の指導によく従っていて、噛み合ったチームという印象を受けた」

【日本代表・オシム監督Q&A】

前回からチームは良い方向に向かい始めている言ったが、今日の試合で良い方向に向かう確信は強まった?

「インド戦よりも出来がよくなかったと思っている。悪くなっているということだ。もちろん相手が違う。サウジアラビアはインドよりも強いし、ピッチの状況も全く違う。インドではミスが出ても、ピッチコンディションのせいにすることができた。今後、もっとよいチームを作るためには、今日の試合で何がよくなかったか、話し合う必要ある。
 最初、立ち上がりはイライラする展開だった。普通なら失わないようなボールを相手に渡してしまった。その後に、普通というか、よい時間帯もあった。しかしその時間帯でも、もっとアイデアを発揮してよかった。例えば、これは中村憲剛への批判ではないが、彼以外の選手がもっとアイデアを出してほしかった。そして全体のコンビネーションを考えてほしかった。その次の時間帯は、日本のチームの典型だが、自分のミスで自分をピンチに追い込んでしまった。ここは修正しないといけない。簡単に相手に主導権を渡してしまい、PKをプレゼントし、1点まで与えてしまった。後半、立ち上がりはまあまあだったが、時間の経過とともに問題が出た。それは何かというと、フィジカルの問題だ。これは昨日の会見でもお話したとおり、リーグの終盤戦であること(が原因だ)。ジャンプするどころか、ボールの方から逃げられてしまう。相手がもっと強かったら、その時間帯に失点してしまうこともある。そこは気をつけなければならない時間帯だった。
 もちろんサウジが弱いといっているわけではない。だが、彼らはボール回しに熱中しているようだった。つまりサウジの選手同士のパス回しが主要な関心事であり、ゴールは二の次のようにも見えた。結果として、我々の努力もあり、サウジにはチャンスらしいチャンス与えなかった。これは評価してもよい。こういう話はしたくないのだが、そういった状況では一般的にはオール・オア・ナッシングでやってくるものだ。2トップの両方に足の速い選手を使ってカウンターを狙う。そういう戦術が一般的だ。そういうふうにはならなかったが、あとはどの点を修正するか、皆さんにではなく選手に直接伝えたいと思う。
 そうそう、よい点について言うのを忘れていた。一番よかったのは、次の試合のPKキッカーが誰でないかがわかったこと(笑)。それは大きな収穫だったと思う」

後半、フィジカルの問題があったと言った。サウジが選手交代したことで左サイドにスペースを作られて混乱していたようだが、それに対して選手はうまく対応していた?

「それは大きな問題ではない。走れるかどうか、走れない選手がいるところでどうするか、ということ。よく誤解される方がいるようだが…。対戦チームが、あるサイドからプレスをかけてくる。実際には、我々がピンチになるのは反対側のサイドなのだ。ことわざというほどではないが、危険に見えるところほど、そんなに危険ではない。
 例えば日本の左サイド、アレックス(三都主)や駒野が疲れ始める。そこで一番問題なのは、逆サイドの加地が攻められたら大変だということ。あるいは逆に加地が先に疲れたら、反対のことが言える。連鎖反応が一番怖い。まず、ある選手がミスして、それをカバーするために他の選手が余計に走る。そこでまたミスをしたら、第3の選手がもっと余計に走る。そこで疲労して、その選手が間違えてしまえば、第4の選手が追いつく前に失点してしまう。だから、明らかに「これはミスだ」というのは気がつくから簡単なのだが、そういうふうに見えない。相手選手との距離が不正確で、はっきり目に見えないミスというものが、最も(相手に)押し込まれる原因になる。サウジはスキルの高い選手が揃っていたから、それを利用して攻めてきた。相手の交代選手を見ても、サウジがそれを理解して、日本の弱点を突いてきているのが分かった。それは選手が疲れたから代えたのではなくて、日本を研究した結果、あの交代になったのだと思う。日本のパフォーマンスが落ちたから、そこを突かれそうになった。
 そういう見えない、分かりにくいことについて、もっと分析した記事を(メディアの)皆さんが書いてくだされば、もっとサッカーへの理解は深まると思う」

サウジの攻撃では、24番(スリマニ)がパス回しの中心になっていた。彼をもっとマークすべきだったのでは?

「そういうふうにしようとしたが、向こうの方が上回っていた。つまり、相手チームのベストプレーヤーをマークする。それによって試合を作る、あるいは壊すことは、はっきりと説明はしやすい。例えば極端な例だが、バルセロナと戦う時、有名なロナウジーニョとかメッシとか、そういう選手にマーカーをつけたとする。その場合、マークするこちら側が怖がっているわけだ、必要以上に。マークする役割の選手は、向こうの良さを消すというところでしかプレーしていない。例えば、こういうふうに考えられないだろうか。それまでロナウジーニョをマークしていた選手が、マークをほっぽり出してゴールに向かう。そしてパスをもらおうとする。その時、ロナウジーニョはどうするだろうか。誰が追うのか。ロナウジーニョが追うだろうか?ロナウジーニョは一番近くにいたから、走らなければならない。もしロナウジーニョが戻って守備をするところまで追い込んだら、彼はロナウジーニョではなくなる。だから、最も良い選手を何とかしようとするには、そういやり方での対策というものが考えられる。今日も24番については、そうしようと思った。彼をマークする係の選手達は、24番が攻撃で果たした役割よりも、もっと素晴らしい役割を果たした。つまり、日本の攻撃に役立ったということだ」

今後も巻には先発のチャンスを与える?

「巻が駄目だというのか?」

駄目というわけではないが、他にももっといいFWがいると思うが?

「具体的な名前を出してくれ」

播戸

「ナシとリンゴを比べて、どちらがいい果物かということか?他には?」

高松

「巻と高松の髪の色を比べてはどうか(笑)?」

髪の色はどちらが好き?

「色の問題ではない。高松には高松のクオリティーがある。他の例を挙げよう。攻撃は最大の防御である。逆に、最大の防御は攻撃の中にある。巻はその点で実践している。つまり、攻撃の先頭の選手でありながらディフェンスもする。攻撃の能力という点で問題がないわけではない。しかし巻が果たす役割は、汚れ役だ。大事な役割を果たしていることを忘れてならない。相手のゴールとハーフウエーラインの間を走り回り、時にはスライディングタックルまでする。そういうFWが他にいるだろうか?エネルギーを使っているし、非常に消耗するわけだ。消耗する中で、ボールをもらった時に、もっと集中力があれば、もっといいパフォーマンスができるだろう。
 私は巻をよく知っているので、ここで巻がいいとか駄目だとか別の評価をするつもりはない。もう少し、呼ばないでおこうか、と思ったこともある。しかし結果として、今回は呼んで正解だったと思う。お願いだから、この選手とこの選手はどっちが素晴らしいか、と比べるのは控えていただきたい」

今日は三都主がいつもと異なるポジションでプレーしていたが、特に今日の試合で特別な役割、意図があった?

「どんな役割だったと思うか?教えてほしい」

試合を見る限り、あえて内側の位置からサイドに競り出して、そこで駒野とのコンビネーションを引き出すように見えたが?

「その通り。それでバランスを取ろうとした。左サイドにアレックス、右サイドには対照的に中村憲剛。相手の7番(ハイダル)と24番を加地と駒野が対応する。サウジの選手の方も、中に入ってくる傾向があった。その結果、サイドにスペースができて、そこをサイドバックが上がってくる。そういう作戦を向こうは立てていた。こちらも同じやり方をして、我々の方が成功した。つまりサウジのサイドバックよりも、加地と駒野の方が、より相手に脅威を与えた。それは相手の戦術に対する我々なりの回答だ。
 もしブラジルに勝ったなら、会見ではなくお祭りをしたいものだ(笑)」

≪超サカ採点表≫

【日本代表】
GK:
23.川口能活 6.0
DF:
30.阿部勇樹 6.0
45.田中マルクス闘莉王 6.5
26.今野泰幸 6.0
MF:
21.加地亮 6.0
55.鈴木啓太 5.5
31.駒野友一 5.5
53.中村憲剛 5.5
14.三都主アレサンドロ 5.0
(65分60.山岸智 5.5)
FW:
65.我那覇和樹 7.0
(74分80.高松大樹 6.0)
36.巻誠一郎 5.5
(87分51.羽生直剛 --)

【サウジアラビア代表】
GK:
41.アルムサイリム 5.0
DF:
2.アルドサリ 5.0
(77分45.H・ファラタ 5.0)
3.R・ファラタ 5.5
4.ムンタシャリ 4.5
51.アルクサクリ 5.5
MF:
7.ハイダル 5.0
(63分10.サフルフーブ 5.5)
16.アルタケル 5.5
24.スリマニ 6.0
37.アルガムディ 5.0
19.アルマイアニ 5.5
(56分31.アルスワイル 5.5)
FW:
20.アルカフタニ 6.0

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