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2006.02.22.WED

☆完勝★
2007年アジアカップ予選・グループリーグ・グループA第1戦結果

19:20〜
日本代表6−0インド代表
(日産スタジアム・38025人)
主審:黄俊傑
副審:周徳銓、鄭備祥、万大雪
天気:曇り

≪得点者≫
日本:小野32、巻58、福西68、久保79、89、佐藤83

≪出場メンバー≫
【日本代表】
GK:
23.川口能活(磐田)
DF:
21.加地亮(G大阪)
22.中澤佑二(横浜M)
5.宮本恒靖(G大阪)(cap)
(72分24.茂庭照幸(FC東京))
14.三都主アレサンドロ(浦和)
MF:
15.福西崇史(磐田)
18.小野伸二(浦和)
(72分4.遠藤保仁(G大阪))
8.小笠原満男(鹿島)
35.長谷部誠(浦和)
FW:
9.久保竜彦(横浜M)
36.巻誠一郎(市原)
(75分37.佐藤寿人(広島))

フォーメーション
(4-4-2)

   9  36
 35    8
  18  15
14 22  5 21
    23

【インド代表】
GK:
1.ナンディ
DF:
14.マヘシュ
23.サンジブ
17.スルクマル
41.プラディープ
(82分16.ジェームズ)
3.マンジュ
MF:
18.アジャヤン
4.メラジ
7.メタブ
(77分9.マンジット)
FW:
15.バイチュン(cap)
10.ナビ

≪各種データ≫
ボール支配率:
日本…65%
インド…35%
シュート数:
日本…30
インド…3
枠内シュート数:
日本…21
インド…1
PK数
日本…0
インド…0
CK数
日本…7
インド…1
直接FK数
日本…12
インド…8
間接FK数
日本…1
インド…0
OS数
日本…1
インド…0

2007年アジアカップ予選グループAの第1戦は本日22日、横浜の日産スタジアムで行われ、3連覇を目指す日本代表はインド代表に6―0で完勝した!今年3戦目で初の公式大会となった日本は前半32分、MF小野(浦和)がジーコ監督就任後の代表100点目を決めて先制。後半は力の差を見せつけ、FW久保(横浜M)の2ゴールなど5点を追加した。グループAは両国とサウジアラビア、イエメンがホームアンドアウェー方式で争い、2位までが来年7月の本大会(東南アジア4か国共催)に出場する。 日本はW杯ドイツ大会に向けた強化として、国際親善試合のボスニア・ヘルツェゴビナ戦(28日・ドルトムント)のため25日にドイツに出発する。ボスニア・ヘルツェゴビナ戦の日本代表メンバーは明日23日に発表される。

【小野予告通り】
華麗さは求めていなかった。泥臭くてもメモリアル弾を決めたことに価値があった。前半32分。MF小野がゴール前に張り付く。試合前日には自ら報道陣に100得点の話題を切り出すほどギラついていた。その執念が実る。相手GKへの中途半端な山なりのバックパス。自陣方向へ戻りかけていた体を一気に方向転換すると、落下してきたボールへ向かって滑り込んだ。「絶対に(100点目を)取ってやろうと…。達成できてよかった」と、安堵の表情を浮かべた。2004年9月のインド戦以来、532日ぶりのゴールだが、国内代表戦ではジーコジャパン1号となった2002年10月ジャマイカ戦までさかのぼる。当時も「ジーコ体制での初ゴールは自信になる」と話すほど、得点が与えてきた産物は大きい。仲間の能力も引き出した。トップ下で代表初先発した長谷部と巧みにポジション交換。後半13分には結果的にFW巻の得点となったが、決定的なラストパスも送った。望んでいたトップ下でプレーしたアメリカ戦は結果が出なかったが、存在感は日増しに大きくなっている。「この後浦和でも試合があるし、しっかりコンディションを保ちたい」。100得点は通過点に過ぎない。小野の目指す「ゴール」はドイツにある。

【ジーコジャパン最多ゴール】
久保が着実に、W杯に向けたエースFWの地位を築きつつある。終盤に得意の左足で2ゴールを奪い、これでジーコ監督就任後は15試合で11得点。中村(セルティック)の10ゴールを抜き、チーム最多得点者となった。「一番前にいるわけだから、いつも点は狙ってる。外しまくったから、ホッとした」。決定機のヘディングシュートがGKの正面に行ったり、左足の強烈なシュートがポストを叩いたり…。なかなかゴールを割れなかっただけに、うれしい2得点だったようだ。「ボールをゴールに叩き込む資質を持った稀な選手だ。日本の核になってほしい」と、ジーコ監督の期待も膨らむ。フル出場も果たし、不安を抱える腰の状態も「大丈夫」。明るい表情には、確かな手応えが漂っている。

【寿人が代表初ゴール】
佐藤寿が代表初ゴールを挙げた。ピッチに立ったのは後半31分から。与えられた時間は短かったが、その7分後に加地のパスに鋭く反応。うまく体を使ってマークを外し、左足ダイレクトシュートを決めた。昨季J1では日本人最多の18得点。宮崎合宿から初招集されたが「代表FWでは僕が一番下」と、置かれている状況は自覚している。「1点じゃアピールにならない。取り続けていかないと」と、厳しい言葉が続いた。

【巻は3試合で2ゴール】
巻がFWらしい位置取りで得点した。後半13分、長谷部のシュートをゴール前で体に当てて日本の2点目を決めた。「あそこにいるとGKも取りづらいし、こぼれ球も狙える。(長谷部には後で)触らないでくださいよと言われたが、よける気はなかった。コースを変えようと思った」と誇らしげだ。10日のアメリカ戦から3試合連続で出場し、2点を奪った。「普段は一緒にプレーすることがない選手がほとんどだから、すごく頭を使った。考えて走るオシム・サッカーです」と笑顔で話した。

≪各選手コメント≫

宮本恒靖(ガンバ大阪)
「最初は点が取れず、なかなかリズムが作れなかった。我慢する展開が続いたが、点を取るプロセスは悪くなかった。守備面では1トップの15番(バイチュン)と10番(ナビ)の飛び出しに気を使った。後半になって追加点が取れたけど、もっと早く取れていれば楽だったと思う。4バックということで、自分がインターセプトする以外は、センターバックはなかなか前に出て行けない。こちらが攻めている時も守備の準備はするが、今日は押し込まれる時間帯はほとんどなかった。(海外組が合流することについて)ベースはできているので、チームの雰囲気は変わらずにできると思う」

小野伸二(浦和レッドダイヤモンズ)
「今日はとにかく100ゴール目が懸かっていたので、絶対に決めてやろうと昨日から思っていて、それが達成できたことと、それが大事な先制点だったので、うれしかった。(3試合を終えて)それぞれシステムは違うが、速くシンプルにやるという意識が出てきた。今度のドイツでそれが見せられればいい。(海外組が入ってくることについて)まずは自分が試合に出られるか分からないけど、その前に浦和でポジションを確保しないと。(長谷部については)いい感じで縦のラインができていた。いい動きもしていたし、やりやすかった。シュートは巻に当たって、ちょっとかわいそうだった(笑)」

小笠原満男(鹿島アントラーズ)
「(なかなか点が取れなかったが)ゴール前に人数がいて、こじ開けようと思ったがうまくいかなかった。ボールを回して、相手のディフェンスに穴が空くまで、無理をせずにやった。相手がバテてきて、そのうちスペースができてきた。天皇杯でも高校生相手に苦戦することもある。そういう時は、スペースを作るようにボールを回して、焦らずに自分達のリズムを作っていくことが大事。FWにボールを入れようとしたけど、その前に何度か引っかかってしまった。(4−4−2というシステムは)流動的に動けるという良さがある」

長谷部誠(浦和レッドダイヤモンズ)
「攻撃面ではいい部分が出せた。ただし、まだミスも多い。もっと完璧を目指して、自分に厳しくしないといけない。(4−4−2のシステムについて)なるべく動いて、ボールにたくさん触ることを考えた。満男さんとは離れ過ぎず、でも、中へ中へと行ってしまうと相手も固まるので注意した。伸二さんが上がる時は自分が下がって、流動的に動くことができた。ただ、もっとインパクトのあるプレーや、結果を出していかないと。なるべくワンタッチで抜こうとしていたが、持っていたらボールを取られたり、もっと判断を早くしなければいけない。トップ下のポジションだと相手のプレスは厳しいけれど、前にいたらもっと点に絡めそうだと思う。(次のボスニア戦では)ヨーロッパ組が帰ってくるので、自分がメンバーに選ばれるかどうかは分からない。もし選ばれなくても、浦和でいいプレーをすることが大事。(今回の代表招集の)最後の試合でチャンスをもらえたのは、ある程度認められたことだと思うので、あきらめずにやっていきたい」

巻誠一郎(ジェフユナイテッド市原・千葉)
「(2点目について)長谷部には『触らないでくださいよ』と言われた(笑)。胸ではなく腹に当たった。あのポジションにいればこぼれ球も拾えるし、相手GKも取りずらいと思っていたから待っていた。当たると思った瞬間、コースを変えようと意識した。でもゴールはゴールなので。(前半について)相手DFが固まっていたので、崩すのが難しかった。くさびは作れていたが、もっと工夫できたと思う。(これからまた競争が厳しくなるが)高いレベルで競うのはいいことだと思う」

佐藤寿人(サンフレッチェ広島)
「加地君からいいパスが来た。ワンタッチで欲しいというイメージが共有できていた。いいパスが来て、スペースもできていたので、絶対に決めないといけないと思った。三ツ沢でのトレーニングがゴールに結び付いたので良かった。(久保のゴールについて)福西さんがスルーした時に、僕は横にいたので、『出してくれ!』と思った。1点取っていたけど、2点3点決めたかった。あそこに竜さん(久保)がいるとは思わなかったので、より角度のある選択だったと思う。(途中出場について)ベンチにいたら、みんな最初から出たいと思うはず。でもピッチに出られるのは11人なので、ベンチでどれだけいい準備ができるか、それがチーム力につながると思う。広島ではスタメンで出ることが多いけど、代表では途中から出る難しさがある。でも、出たら結果を残す選手が多いので、一緒にやっていて勉強になった。アメリカ戦での巻さんのように、途中出場でも結果を出せば、スタメン出場もある。自分は代表のFWでは一番下なので、1点だけではまだまだ。今日も初ゴールを狙っていたけど、あともう1点は欲しかった」

日本代表・ジーコ監督
「点を取られずに後半につなぐことがポイントだった。後半は硬さが取れて本来の良さが出た。大事な大会の第1戦で勝ち点3が取れて、新しい選手達が結果を出してくれたことがうれしい。長谷部に関しては、彼は後ろからのスペースへの飛び出し、彼は常にゴールに向かうことができる選手。運動量の豊富さで、味方にスペースを与えることができる。レッズでの良いプレーを代表でも生かしてくれている。ただ、まだ若いので、今は順番待ちの列に並んでもらっているような状況だが、これからもクラブで自分の良さを出し続けて、(選手選考で)自分の悩みの種になってほしい。将来は日本サッカー界を背負って立つ存在だ。今日も良さが出ていたし、本当に満足している。久保は今回の合宿の頭から参加して、全部のトレーニングをこなしている。今回、一番私が感じていたのは、彼の目つき。そして「本当にワールドカップに出たいのか」と尋ねた時、「行きたい」と答えた。あの一言で、相当にやれるだろうと確信した。ただ、腰に問題があることは事実なので、気持ちだけでは無理ということで、メディカルの担当とも話し合って進めている。体をいじめるべきところはいじめて、メリハリをつけながら90分間使える状態にしてほしいということで、里内コーチとも相談しながらやっている。そうした成果が、今日の試合のように90分間動ける状態になって出ているのだと思う」

インド代表・ナイムディン監督
「日本は強いチームだが、こんなに失点してはいけない。最初の失点が転換点。あのパスミスはしてはいけない。そこから崩れてしまった」

日本サッカー協会・川淵三郎キャプテン
「6点取ったのは良かったが、前半で4、5点取って、後は軽く流すぐらいにしてほしい。ボスニア・ヘルツェゴビナ戦では一味変わったなというところを見せてほしい」

日本サッカー協会・田嶋幸三技術委員長
「前半だけを見ていた人は何をしてるかと思っただろうが、あれぐらい引かれてしまって、格下となると、こういう試合も十分あり得る。慌てず、最後に点が取れて良かった。こういう試合も必要。 次のボスニア戦は切り替えていくだろう。寿人(佐藤)と久保がゴールを決めたことはポジティブに捉えたい」

≪採点表≫
【日本代表】
GK:
23.川口能活 6.0
DF:
21.加地亮 6.0
22.中澤佑二 6.0
5.宮本恒靖 6.0
(72分24.茂庭照幸 6.0)
14.三都主アレサンドロ 5.5
MF:
15.福西崇史 6.5
18.小野伸二 7.0
(72分4.遠藤保仁 5.5)
8.小笠原満男 6.5
35.長谷部誠 6.5
FW:
9.久保竜彦 7.0
36.巻誠一郎 6.5
(75分37.佐藤寿人 7.0)

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