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本日の超最新情報
2006.02.28.TUE

☆ドロー★
国際親善試合結果

13:20〜
(日本時間21:20〜)
日本代表2−2ボスニア・ヘルツェゴビナ代表
(ウェストファーレンスタジアム・8120人)
主審:ワック
副審:ウェーバー、マイヤー、ウェルツ
天気:雪のち雨

≪得点者≫
日本:高原44、中田英90
ボスニア:ミシモビッチ56、スパヒッチ67

≪出場メンバー≫
【日本代表】
GK:
23.川口能活(磐田)
DF:
21.加地亮(G大阪)
22.中澤佑二(横浜M)
5.宮本恒靖(G大阪)(cap)
14.三都主アレサンドロ(浦和)
MF:
15.福西崇史(磐田)
(70分29.稲本潤一(ウェスト・ブロムウィッチ))
7.中田英寿(ボルトン)
8.小笠原満男(鹿島)
(70分18.小野伸二(浦和))
10.中村俊輔(セルティック)
FW:
32.高原直泰(ハンブルガーSV)
(83分16.大黒将志(グルノーブル))
9.久保竜彦(横浜M)
(71分13.柳沢敦(鹿島))

フォーメーション
(4-4-2)

   9  32
 10    8
  15  7
14  5  22 21
    23

【ボスニア・ヘルツェゴビナ代表】
GK:
1.ハセギッチ
DF:
4.スパヒッチ
2.ベルベロビッチ
3.ムシッチ
(62分11.フルゴビッチ)
6.パパッツ
MF:
8.グルイッチ
(82分17.ヤキロビッチ)
5.バイラモビッチ
(87分13.ビディッチ)
14.ベシュリヤ
(76分16.ブラダビッチ)
9.バルバレス(cap)
(77分18.ラスチッチ)
FW:
10.ミシモビッチ
(69分19.イブリチッチ)
7.バルトロビッチ

≪各種データ≫
ボール支配率:
日本…50%
ボスニア…50%
シュート数:
日本…14
ボスニア…14
枠内シュート数:
日本…10
ボスニア…7
PK数
日本…0
ボスニア…1
CK数
日本…4
ボスニア…4
直接FK数
日本…19
ボスニア…18
間接FK数
日本…0
ボスニア…5
OS数
日本…0
ボスニア…5

日本代表は本日28日、W杯ドイツ大会の会場となるドイツ・ドルトムントのウェストファーレンスタジアムでボスニア・ヘルツェゴビナ代表と国際親善試合を行い、終了間際の中田英(ボルトン)のゴールで2−2で引き分けた!欧州組を含むベストメンバーを招集した日本は、W杯を想定した一戦でMF陣に中田英と中村(セルティック)、小笠原(鹿島)、福西(磐田)を起用し、前半終了間際に高原(ハンブルガーSV)が先制した。後半は守勢を強いられ2点を失ったが、終了直前に中村の右クロスを中田英が頭で合わせて同点とした。W杯では、6月22日に同スタジアムでブラジルと対戦する。チームは明日3月1日に帰国する。

【守備陣に痛恨のミス】
リードしながらそのまま試合を終わらせられない弱さと、後半ロスタイムの中田英の同点ゴール。このチームが持つ2つの面が如実に表れたW杯前哨戦だった。ジーコ監督も「守備のポジショニングが悪かった。以前にできていたことができていない。修正しないといけない」。後半開始から相手の猛反撃を受けた日本は11分、抜け出したバルバレスを中澤が後ろから倒してPKで失点。22分には三都主の不用意な反則で与えた右FKをバルバレスがヘディングシュート。GK川口がファンブルして失点するミスの連鎖が自分達を追い詰めた。W杯グループリーグのクロアチア戦を想定した一戦。雨交じりの雪が間断なく降るピッチで見せつけられたのは、欧州勢の壁の厚さだった。こうした試合で勝ち点を重ねていかなくては、目標のグループリーグ突破はおぼつかない。日本の脅威となったバルバレスの言葉は手厳しかった。「日本がW杯でいい結果を残したければ、全ての部分で一段レベルアップする必要がある」。宮本主将は「後半は前半の運動量のツケが出て、こぼれ球を拾われた」と劣勢の後半を悔やむ。今年初めて欧州組を含めたベストメンバーを招集した日本が、W杯の地ドイツで苦い教訓を得た。

【ヒデの貴重な得点力】
日本代表はW杯グループリーグのクロアチア戦を想定したボスニア・ヘルツェゴビナ戦を2−2で引き分けた!後半ロスタイム、前線に上がった中田英(ボルトン)が中村(セルティック)のクロスに頭で飛び込んだ同点弾。体力的に厳しい時間帯でも衰えない攻撃的姿勢が生んだゴールだった。中田英は福西(磐田)とともに守備的MFで先発。守備に走り回る一方、広い視野を生かし下がり目からの鋭いロングパスで局面打開を狙った。後半22分に勝ち越され、25分に稲本(ウェスト・ブロムウィッチ)、小野(浦和)が守備的MFに入るとポジションを前へ。ゴールに近い位置取りが土壇場のゴールに結実した。20歳の代表デビューから攻撃的MFが定位置だったが、最近は代表でも所属クラブでも下がり目での起用が定着。代表で約2年8カ月ぶりの得点にも「自分のプレーのことは考えない。チームのことだけ考える」と意に介さないが、ジーコ監督は「後ろでも前でも状況、状況に応じてプレーできる」と改めて信頼を厚くした様子だ。決定力不足を抱える日本にとって、やはり中田英の得点力は貴重。稲本、小野、中田浩(バーゼル)の復調でボランチの層は厚みを増している。中田英を生かす中盤の構成が改めて焦点となりそうだ。

≪各選手コメント≫

川口能活(ジュビロ磐田)
「2失点は気持ち良くないが、それでも追いついて良かった。前半は前掛かりで良かったけれど、後半は相手が出てきて対応できなかった。(2失点目は)シュートが速くて、ツルンと滑ってしまった。いろいろな条件が重なった失点だった。(クロアチア戦は)ワールドカップの本番なので、もっと雰囲気が違う。同じグラウンドでやれたのは、今後に向けて良かったと思う。このスタジアムで試合ができたこと、そして負けなかったことなど、ポジティブな面もあったが、課題もあった。Jリーグや次の(代表の)試合、今後の練習などでトライしていきたい」

宮本恒靖(ガンバ大阪)
「(1点リードされて)本大会でも、追いつかなければいけない時もあるわけで、その意味では(引き分けて)良かった。前半の守備は手応えが感じられたが、後半は相手の運動量に押されて、こちらは(ラインが)間延びしてしまった。ボスニアは最初はつないでいたけれど、次第にロングボールを入れてくるようになった。(日本としては)もっと後ろからコンパクトにできたのではないか。後半は相手を見てしまった。8番が前に出てきて、守備の時間が増えた。1−0でリードした段階で守っても良かった。ボランチも下がって、もっとコンパクトにするように、福西やヒデ(中田英)に言えば良かったと思う。(相手にクロスを入れられたことについて)もっとマークも間合いを詰めて、中を締める人を置かないと。前半のようなプレーをずっと続けるのは無理。本大会は(いいプレーの時間帯を)伸ばすことが大事」

小笠原満男(鹿島アントラーズ)
「(選手間の話し合いは)やることはお互い分かっているから、特にはやらなかった。いつものパスが(相手に)ひっかかってしまった。中盤でボールを回しつつ、FWにボールが入ってからの展開ができなかった。あそこで(ボールが)収まっていれば良かったけれど、失点してから相手を勢いづかせてしまった。俊輔(中村)が引いて自分がFWの近くに入った時に、前を向いて(ボールを)もらえたら良かったんだけど、それができなかった。また、自分達でクリアしたボールもなかなか拾えなかった。(本大会に出場するチームは)もっと強い。そういう相手との対戦が少ない。(なかなか集まれないメンバーと)一緒にできたのは、プラスとして捉えたい」

中村俊輔(セルティック)
「(セットプレーについて)ニアでボールをそらせて、後ろで可能性を広げる練習を日本でしていたみたいなので、今日はニアに蹴るようにしていた。GKを引き出すようなボールを入れて、そういう形で点が入ったのは良かった。2点目もヒデ(中田英)さんが見えていたので、相手DFの頭は絶対に越そうと思った。前半と後半では、あまりにも差があり過ぎた。ペースを上げる前にサイドをやられる。サイドをやられると間延びする。相手がボールを回す時に、バラバラに取りに行って、何度も1対1の場面を作られた。相手のエンジンがかかった後半は、引いて相手のミスを誘うことも考えないと。加地のところで1対1が多くなって、切り込まれてシュートを打たれたりすると、こっちも挟み撃ちの状況が作れない。今日の攻撃については、お互いが分かっているからやりやすかった。1人1人のFWもすごいけれど、2人が絡んでいけばもっと良くなる。そうすればこっちも(ラストパスを)出せたり、追い越す動きもできる。でも、くさびをいれてもDFにかっさらわれてしまったり、今回は集まってすぐだったから、うまくいかない部分もあった。こういう試合は、1試合でも多くやった方がいい」

小野伸二(浦和レッドダイヤモンズ)
「今日は自分は何もしていない。1−2で負けていて、ドローにできたのは良かった。チャンスがあれば前に出ようと思ったけれど、なかなか(試合の)雰囲気に入れなかった。何もできなかった感じ。しばらく代表を離れていたのに、ここまでやらせてもらったので(今日、スタメンから)外れたのは妥当だと思う」

稲本潤一(ウェスト・ブロムウィッチ)
「(前半はベンチで見ていて)コンパクトでいい感じだった。後半は運動量が落ちて間延びして、こぼれ球が拾えず、サイドからやられてしまった。前半はボールをつなぐことができたので、もっと徹底すれば、と思う。アピールする場面で出場できて良かった。伸二(小野)が前の方にいても、数的不利になっても、自分としては後ろには行きたくなかった。こっち(のクラブ)で出場を続けることが(代表への)アピールになると思う」

日本代表・ジーコ監督
「試合の中で好不調の波が激しかったが、最後まであきらめなかったことが同点ゴールにつながった。同点ゴールは、とてもウチらしいものだった。絶対に試合を捨てないという強い気持ちが生んだゴール。本大会まで残り数カ月だが、万全の準備をしていくつもりだ。(今日のスタメンは)これだけ長くやっているので、それぞれの特徴はもう分かっている。ウチのチームの問題として、欧州組がなかなか合流できないこと。最近はボランチの位置で中田英を使っていたが、稲本も小野も好調だったので問題なく、あのポジションに据えることができたので、中田英を前に出した。中田英は前も後ろも状況に応じて自分のプレーを変えることができる。あの時間帯、あのポジションを変えたのは、最初から考えていたことではなく、流れを見ての判断だった。自分のチョイスであり、オプションだ。(今日のスタジアムは)とてもいい雰囲気のスタジアム。ワールドカップでは、雨や雪が降ることもない、いいコンディションで試合ができることを望む。お客さんもいっぱいだろうから、いいサッカーができる環境になっていると思う。ただ、今日は日本人のお客さんも多かったが、応援の元気がよかったのはボスニアの方だった。本大会では日本への大きな声援をお願いしたい。(この試合の意義は)本大会はこのスタジアムでやるわけだし、合宿所についても慣れておくのは大事なこと。選手が長旅で疲れていたり、欧州組が合流に遅れたりしたが、これは今までに何度もあったこと。むしろ悪いコンディションの中で何ができるか、見極めができたことに意義があったと思う。メンバーが揃わない中での気持ちの問題、最後まで相手にリードされながらあきらめずに同点にするという、一番価値あるものを引き出せたという意味でも、大変満足している」

ボスニア・ヘルツェゴビナ代表・スリシュコビッチ監督
「最後の失点によって、厳しい試合結果になってしまった。しかし、日本は本大会に出場するチーム。2−2というスコアで終えたことについては、選手達にとってモチベーションになった。前半よりも後半にいいプレーができた。2つのゴールも果敢な攻撃によって生まれたもの。残念ながら80分以降、自分達らしさを出すことができず、日本にそこをつけ込まれてしまった。とにかく自分のチーム、そして日本のチームにお疲れ様と申し上げたい。それから、日本のフェアプレーを讃えたい。(日本とクロアチアはどちらが強い?)今日の試合に限っていえば、我々の方がいいプレーができた。日本は良かったとは言い難い。今日のような感じだと、クロアチアと戦うのは厳しいだろう。いつもの日本なら、もっとやれるだろうが…」

日本サッカー協会・田嶋幸三技術委員長
「この試合は(アジアカップ予選の)サウジアラビア戦がああいう形(9月に延期)になってできた試合だったが、やって良かったと思う。ワールドカップに向けた(合宿地などの)シミュレーションができたし、クロアチアを想定してワールドクラスのチームと戦うこともできた。課題を確認するために来たわけで、収穫もあった。選手も最後まであきらめない姿勢を出してくれて、(合流して)中1日の中田英も頑張ってくれた。ボスニアはいいチーム。簡単に勝てる相手でないことは最初から分かっていた。高さと強さで仕掛けてきて、こちらが耐え切れなかったところが今後の課題」

≪採点表≫
【日本代表】
23.川口能活 5.5
DF:
21.加地亮 5.5
22.中澤佑二 5.5
5.宮本恒靖 6.0
14.三都主アレサンドロ 5.0
MF:
15.福西崇史 6.0
(70分29.稲本潤一 5.5)
7.中田英寿 6.5
8.小笠原満男 6.0
(70分18.小野伸二 5.5)
10.中村俊輔 6.5
FW:
32.高原直泰 6.5
(83分16.大黒将志 6.0)
9.久保竜彦 6.0
(71分13.柳沢敦 5.5)

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