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本日の超最新情報
2004.06.22.TUE

☆進出★
ユーロ2004グループリーグ・グループB結果

クロアチア2−4イングランド
≪得点者≫
クロアチア:N・コバッチ5、トゥドール73
イングランド:スコールズ40、ルーニー45、68、ランパード79
≪出場メンバー≫
イングランド
GK:ジェームズ
DF:G・ネビル、キャンベル、テリー、A・コール
MF:ベッカム、ジェラード、ランパード(84分P・ネビル)、スコールズ(70分キング)
FW:オーウェン、ルーニー(72分バッセル)

ユーロ2004は21日、グループB最終戦の2試合が行われ、イングランドは18歳のルーニーの2ゴールなどで4−2とクロアチアに快勝、これで勝ち点を6としたイングランドは、同日スイスに勝利したフランスに次いでグループ2位となり、決勝トーナメントへ駒を進めた!17日のスイス戦で大会史上最年少ゴールを挙げ、世界中に名をとどろかせたルーニー。その“新ワンダーボーイ”の勢いが止まらない。まずは1点ビハインドで迎えた40分、18歳とは思えない落ち着いたプレーでアシストを記録する。ランパードのパスに飛び出したオーウェンのシュートが弾かれ、ふわりと浮いたこぼれ球に反応したルーニー。そのまま押し込むかに見えたが、フリーのスコールズを確認すると、ヘッドでピタリとスコールズに合わせた。前半ロスタイムにはクロアチア守備陣の甘いマークの隙を付き、思い切り右足を振り抜くと、ボールはネットに鋭く突き刺さった。そして圧巻だったのは68分、起点となったのセンターライン付近。ここからオーウェンにパスを送り、前へ飛び出す。オーウェンから完璧なリターンを受けると、あとは敵陣中央を独走。GKとの1−1にも冷静に対処し、ゴール左スミに流し込んだ。エリクソン監督はこの逸材にすっかり惚れ込んでしまった。「私は大げさなことを言わないようにしているが、彼は信じられないほど素晴らしい。1958年W杯のペレ以来、こんな衝撃を与えることのできる選手は他に思い浮かばない」と“神様”ペレを持ち出す称賛ぶり。さらに「ルーニーは単なるゴールゲッターじゃない、完璧なフットボーラーのようだ。いてくれて本当によかった」と続け、「自分の思い通りにプレーさせる。何か言う必要はないし、私には言うことができない。彼は生粋のハンターだ。本当に凄い才能を持っている」と全幅の信頼を寄せていた。選手たちも同意見のようで、キャプテンのベッカムが「ルーニーを脅かすものは何もない。本当に驚くべきプレーヤー。チームメイトでよかったよ」と絶賛すれば、「今、ヨーロッパで彼より優れた選手はいないんじゃないかな。ボールをキープできるし、周りを活かすこともできる。そしてゴールも取れるんだから」とジェラードも褒め称えている。当の本人は「2ゴールできてラッキー。今日はみんなの出来がよかった。これからもベストを尽くす」と周囲の喧騒をよそに冷静なコメントを残してる。この試合、先手を取ったのはクロアチア。開始5分、ラパイッチのFKから最後はN・コバッチが押し込んだ。いきなりビハインドを背負ったイングランドは積極的に攻め込むと、引き気味のクロアチアを押し込み、40分に同点とする。さらに前半終了間際にルーニーが勝ち越し点をマークし、後半にもルーニーが追加点。3トップに変更してリズムが出てきたクロアチアに1点を返されるが、79分にランパードがネットを揺らし、試合を決定付けた。イングランドはグループ2位で決勝トーナメント進出が決まり、24日にホスト国ポルトガルとベスト4を懸けて争うことになった。

スイス1−3フランス
≪得点者≫
スイス:フォンランテン26
フランス:ジダン20、アンリ76、84
≪出場メンバー≫
フランス
GK:バルテズ
DF:サニョル(46分ガラス)(90分ブムソン)、テュラム、シルベストレ、リザラズ
MF:ビエラ、マケレレ、ピレス、ジダン
FW:アンリ、トレゼゲ(75分サハ)

ユーロ2004、グループB最終戦のもう1試合は、フランスが3−1とスイスを下した!この結果、グループリーグの最終成績を2勝1分けとしたフランスはグループ首位でベスト8進出が決定。25日の準々決勝ではグループA2位のギリシャと対戦することになった。引き分けでも決勝トーナメントに進めるフランス。肩を傷めていたボランチのマケレレが復帰し、右サイドバックには今大会初先発となるサニョルを投入。また、ジダンとピレスのポジションを左右入れ替えるシステムを組んで、この試合に臨んだ。対するスイスは、出場停止のハースの代わりに、右サイドバックには本来センターバックのアンショスを起用。また、イングランド戦で相手選手につばを吐いたとされているFWフレイは、一度は証拠不十分で不問となったが、その後に新たな映像証拠が出たため、暫定的にこの試合の出場停止となった。試合はグループリーグ突破には勝利が絶対条件のスイスが押し気味に進めるも、先制はフランス。20分、ピレスの右CKを、ニアに走り込んだジダンがヘッドで合わせて、主導権を握る。しかし、早い時間のリードで油断したのか、フランスは6分後に追い付かれる。最終ラインからのシルベストルの不用意なパスをインターセプトされると、最後はフレイに代わって先発出場した18歳4カ月のスイスFWフォンランテンにユーロ最年少ゴールを許し、試合は振り出しに戻った。その後もスイスの捨て身の攻撃に手こずったフランス。しかし、76分に今大会初登場となったサハの投入から流れを変えることに成功する。交代直後のFKでゴール前に放り込まれたボールにサハが競り勝つと、そのこぼれ球をアンリが押し込んで勝ち越し。84分にもアンリのこの日2点目となるゴールでダメを押し、フランスはスイスの反撃を振り切って勝利した。「ここまで3試合、楽な戦いではなかった。我々の第一の目標はグループリーグを突破することで、それは今日達成できた」とフランスのサンティニ監督。キャプテンのジダンは「まずは最初の目標をクリアできてうれしい。何よりアンリがゴールを決めたのは好材料だ」と、ここまで2試合でゴールのなかったエースの復活に決勝トーナメントへの手応えを感じていた。一方、イングランドのルーニーが18歳7カ月で記録したユーロ最年少ゴールを、その4日後に更新したフォンランテンは「もちろんうれしいけど、それは個人的なこと。記録のためにプレーしたわけじゃないし、1−3でやられたら記録なんて意味がない」と肩を落としていた。

グループB最終順位表

1.フランス
勝ち点7
得点7
失点4
得失点差+3

2.イングランド
勝ち点6
得点8
失点4
得失点差+4

3.クロアチア
勝ち点2
得点4
失点6
得失点差-2

4.スイス
勝ち点1
得点1
失点6
得失点差-5

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