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2010.02.03.WED
東アジア選手権の男子日本代表メンバー23名発表!!本日の超最新情報

INDEX

発表
6日に開幕する東アジア選手権の男子日本代表メンバー23名発表!湘南DF村松大輔、FC東京MF石川直宏、C大阪MF乾貴士、鹿島FW興梠慎三が落選!

練習再開
日本代表が6日に開幕する東アジア選手権に向け、千葉県習志野市内で練習を再開!

12.2%
昨夜フジテレビ系列で生中継された日本vsベネズエラ戦の平均視聴率は12.2%!

日程発表
Jリーグが2010年シーズンの日程を発表!J1、J2とも3月6日に開幕し、最終節は12月4日!

欠場
オランダエールディビジ第21節
VVV3−1ヘーレンフェーン
NAC1−1AZ
負傷離脱中の吉田麻也は欠場!VVVは暫定10位浮上!

ベンチ外
スコティッシュプレミアリーグ第18節延期分
キルマーノック1−0セルティック
水野晃樹はベンチ外!新加入のキーンはいきなりの先発出場も無得点!

ドロー
イングランドプレミアリーグ第21節延期分
ハル・シティー1−1チェルシー
首位チェルシーは引き分け、2位マンUと勝ち点2差!

準決勝進出
フランスリーグカップは2日に準々決勝
ボルドー1−0セダン(2部)
王者ボルドーが準決勝に進出し、国内3冠達成に前進!

練習合流
右太もも痛で離脱していたエスパニョールMF中村俊輔が全体練習に合流!

レンタル
サンダーランドがマンチェスター・シティーからジンバブエ代表FWムワリュワリ(31)を今季終了までの期限付き移籍で獲得!

4連覇へ猛追
4連覇を狙うマンチェスター・ユナイテッドが後半戦を迎えて首位チェルシーを猛追!

泥沼不倫騒動
チェルシーのイングランド代表主将のDFテリー(29)が不倫騒動で泥沼状態!

0−0
国際親善試合
日本代表0−0ベネズエラ代表
日本は攻め切れずスコアレスドロー!

本日の超サカFLASH
FAカップ4回戦再試合、プレミア勢が揃って敗退ほか


本文
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発表
 日本サッカー協会は本日3日、東京で6日に開幕する東アジア選手権の男子日本代表メンバー23名を発表し、鹿児島・指宿での合宿に招集された27名からDF村松大輔(湘南)、MF石川直宏(FC東京)、乾貴士(C大阪)、FW興梠慎三(鹿島)が外れた。
 2日のベネズエラ戦後に選手を絞り込んだ。岡田監督は左膝故障から復帰した石川は試合感覚が戻っていないことなどを理由とし、乾、興梠については「(ワールドカップで対戦する)オランダなどとやるには精神面を含めて厳しさが足りない」と指摘した。村松はケガで合宿を途中離脱した。
 体調不良のDF内田(鹿島)や右脚に不安を抱えるFW玉田(名古屋)はメンバー入り。MF小笠原(鹿島)、FW平山(FC東京)も引き続き代表入りした。
 チームは6日に中国(味の素スタジアム)、11日に香港(国立競技場)、14日に韓国(国立競技場)と対戦する。

日本代表・岡田武史監督
「ナオ(石川)は試合感覚が戻っていなかったので、所属チームで試合に出た方がいいと思った。乾と興梠はまだまだ精神面を含めて厳しさが足りない」

日本代表23名
GK:
1.楢崎正剛(名古屋)
18.川島永嗣(川崎)
23.西川周作(広島)
DF:
22.中澤佑二(横浜M)
4.田中マルクス闘莉王(名古屋)
3.駒野友一(磐田)
12.岩政大樹(鹿島)
15.今野泰幸(FC東京)
21.徳永悠平(FC東京)
5.長友佑都(FC東京)
6.内田篤人(鹿島)
MF:
25.小笠原満男(鹿島)
8.稲本潤一(川崎)
7.遠藤保仁(G大阪)
14.中村憲剛(川崎)
2.阿部勇樹(浦和)
16.大久保嘉人(神戸)
26.金崎夢生(名古屋)
17.香川真司(C大阪)
FW:
11.玉田圭司(名古屋)
13.佐藤寿人(広島)
20.平山相太(FC東京)
9.岡崎慎司(清水)

【過酷な“サバイバル”本格化】
 2日のベネズエラ戦を終え、岡田監督は3日、東アジア選手権に臨む代表23人を絞り込んだ。漏れたのはけがの村松(湘南)、石川(FC東京)、興梠(鹿島)、乾(C大阪)の4人。ワールドカップ(W杯)へ向け、サバイバルレースが本格化してきた。
 興梠と乾について、岡田監督の言葉は厳しかった。今後の招集には含みこそ持たせたものの「まだまだ自分からやらなきゃいけないという厳しさ、タフさが足りない」。今後、Jリーグが開幕し、所属チームでよほどの活躍を見せない限り、2人がW杯の舞台を踏むのは難しいだろう。
 これまでも岡田監督は新しい選手を抜擢する機会は少なく、限られたメンバーの中で戦術を浸透させることを優先させてきた。それだけに今回は残った岡田ジャパンでは新顔の小笠原(鹿島)と平山(FC東京)も「ホッとはしていられない」(小笠原)と強い危機感を持っている。

【犬飼会長が危機感】
 日本サッカー協会の犬飼基昭会長は本日3日、凡戦に終わった日本代表vsベネズエラ戦について、「当事者がいろいろ言っても悪影響を与えるから」とし、岡田ジャパンの試合に物足りなさをにじませた。
 前日2日の試合後は、2008年7月に会長就任以来初めて、試合後の取材に応じず「言うことないよ、あんな試合は」と、怒りを爆発させて車に乗り込んでいた。一夜明け、怒りは幾分かは収まった様子。また、約2万7000人に終わった観客動員についても「2万5000人を割ったら問題と受けとめていた」と、危機感を募らせていた。


練習再開
 サッカーの日本代表は本日3日、東京で6日に開幕する東アジア選手権に向け、千葉県習志野市内で練習を再開した。
 2日の国際親善、ベネズエラ戦でフル出場したDF闘莉王(名古屋)ら主力組はランニングやパス回しなど約30分の軽い調整で終えた。控え組の選手達はピッチ半面での戦術練習などで汗を流した。右太ももの張りを訴えていたFW玉田(名古屋)は全体練習に復帰した。
 日本は東アジア選手権で6日に中国(味の素スタジアム)、11日に香港、14日に韓国(ともに国立競技場)と対戦する。


12.2%
 2日にフジテレビ系列で生中継されたキリンチャレンジカップ、日本vsベネズエラ戦の視聴率(ビデオリサーチ調べ・関東地区)が本日3日、明らかになり、平均視聴率は12.2%だった。
 試合は午後7時3分から同9時14分まで放送されたが、同時間帯に放映されたバラエティ番組「THE料理王」(日本テレビ系列・7時56分〜)が16.0%、歌番組「歌謡コンサート」(NHK総合・8時〜)も16.5%など、いずれも日本代表戦を上回った。
 W杯イヤーの国内初戦にも関わらず、スタンドは空席が目立ち、収容人員4万人の九州石油ドームで観客数は2万7009人だった。


日程発表
 Jリーグは本日3日、今季の日程を発表した。1部(J1)、2部(J2)とも3月6日に開幕し、最終節は12月4日。W杯開催に伴い、全34節のJ1は5月15、16日の第12節後に約2ヶ月間中断。1増の19クラブが総当たり2回戦制で争うJ2も6月12、13日の第17節後、約1ヶ月間中断する。
 開幕戦では、昨季J1で3連覇の鹿島が浦和をホームで迎える。11年ぶりにJ1復帰の湘南はホームで山形と対戦。同じく復帰の仙台は磐田と、C大阪は大宮とそれぞれアウェーでぶつかる。
 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の影響で、J1第4節の広島vs名古屋(広島広域)は4月21日の開催。第11節の4カードも7月14日にずれ込むほか、出場チームの勝ち上がり次第で、9月以降の日程が一部変更する可能性もある。
 ヤマザキナビスコカップは3月31日にグループリーグが始まり、決勝は11月3日に行われる。

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2010年シーズンJ1日程
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2010年シーズンJ2日程


欠場
オランダエールディビジ第21節結果

VVV3−1ヘーレンフェーン
≪得点者≫
VVV:デ・レフト11、ガルシア14、カラブロ16
ヘーレンフェーン:シボン35=PK

NAC1−1AZ
≪得点者≫
NAC:クワクマン89
AZ:モイサンデル75

フローニンゲンvsADO
(大雪で延期)

NECvsヴィレムU
(大雪で延期)

 オランダエールディビジは2日、第21節の2試合が行われ、DF吉田麻也が所属する11位VVVフェンロは、ホームで13位ヘーレンフェーンと対戦し、3−1で快勝した。1月に左足甲を披露骨折した吉田は欠場した。VVVは暫定10位に浮上した。
 昨季王者の8位AZは7位NACと対戦し、1−1で引き分けた。
 この日予定されていたフローニンゲンvsADO、NECvsヴィレムUは大雪のため延期となった。


ベンチ外
スコティッシュプレミアリーグ第18節延期分結果

キルマーノック1−0セルティック
≪得点者≫
キルマーノック:マグワイア52

アバディーン0−1フォルカーク
≪得点者≫
フォルカーク:ヒーリー31

 スコティッシュプレミアリーグは2日、第18節延期分の2試合が行われ、MF水野晃樹が所属するセルティックは、敵地でキルマーノックと対戦し、0−1で敗れた。水野はベンチ入りしなかった。
 1日にトッテナム(イングランド)からセルティックに移籍したアイルランド代表FWロビー・キーンはいきなりの先発出場でスコットランドデビュー。幾つかチャンスを迎えたものの、チームは0−1で敗れ、デビュー戦を飾ることができなかった。
 セルティックは首位レンジャースと勝ち点10差の2位。


ドロー
イングランドプレミアリーグ第21節延期分結果

ハル・シティー1−1チェルシー
≪得点者≫
ハル:モヨロコ29
チェルシー:ドログバ42

 イングランドプレミアリーグは2日、第21節延期分の1試合を行い、首位のチェルシーは1−1でハル・シティーと引き分けた。2位のマンチェスター・ユナイテッドと試合数24で並んだが、勝ち点差は2までしか開かなかった。
 ランパードやバラックが相手ゴールに迫るなど、好調な出だしを見せたチェルシーだが、前半29分、ハントのCKからモヨロコにヘッドで先制点を奪われ、今季苦手としているセットプレーから失点してしまう。
 先制点を奪われたことで奮起したチェルシーは42分、ドログバがFKを直接沈めて同点とする。ドログバにとってはアフリカネーションズカップから戻ってきて初の得点となった。
 いい時間帯に同点としたチェルシーだったが、その後はスターリッジらがチャンスを掴むものの、追加点を奪うには至らず。1−1と引き分け、2位マンUとの勝ち点差を2ポイントとするにとどまった。
 なお、プライベートの問題が大きく取り沙汰されているチェルシーのDFテリーは、ハル・シティーのサポーターから大きな野次を受けていた。イングランド代表の主将としての今後については、イングランド代表のカペッロ監督が今週中にも決断を下すとされている。


準決勝進出
フランスリーグカップは2日に準々決勝結果

ボルドー1−0セダン(2部)
≪得点者≫
ボルドー:グフラン50

 フランスリーグカップは2日、準々決勝の1試合が行われ、王者ボルドーがセダン(2部)に1−0で勝利を収め、準決勝に駒を進めた。
 昨季国内リーグとリーグカップの2冠を成し遂げているボルドーは後半5分、グフランのゴールで均衡を破ると、セダンにその後の反撃を許さず、1−0で競り勝った。なお、フランスリーグ1で首位を独走、クープ・ドゥ・フランス(フランスカップ)でもベスト16に進出しているボルドーは、国内3冠の可能性を残している。


練習合流
 ケガにより、前節1月30日のアスレティック・ビルバオ戦を欠場していたスペインリーガエスパニョーラ、エスパニョールのMF中村俊輔がとアルゼンチン人DFファン・フォルリンが2日、チームの練習に合流した。中村は今回の全体合同練習を無事にこなしたことで、6日に行われるレアル・マドリード戦に出場する可能性が出てきた。
 オーバーワークによる右太もも痛からこれまで別メニューをこなしていた中村は、合同練習ではチームメートと一緒に汗を流したものの、実戦形式で行われた紅白戦には参加しなかった。


レンタル
 イングランドプレミアリーグのサンダーランドは2日、同じイングランドのマンチェスター・シティーからジンバブエ代表FWベンジャニ・ムワリュワリ(31)を今季終了までの期限付きで獲得したと発表した。1日の時点で、今冬の移籍市場は締め切られていたものの、サンダーランド側がプレミアリーグやイングランド協会(FA)に対し、通信ネットワークに問題が発生していたことを文書で説明したことで、移籍が承認される形となった。
 サンダーランドのスティーブ・ブルース監督は、チームの公式HPで「彼は強くパワフルなセンターフォワードで、ずっと追い求めていた選手」と、頼もしいストライカーの獲得に喜びを表している。
 2008年にマンCに加入したムワリュワリは、今季チームにアルゼンチン代表FWカルロス・テベス、トーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨールらが加入したことで出場機会が減少し、公式戦6試合の出場にとどまっていた。


4連覇へ猛追
 サッカーのイングランドプレミアリーグで4連覇を狙うマンチェスター・ユナイテッドの足取りが後半戦を迎えて、力強さを増してきた。1月31日に敵地での3位のアーセナルとの強豪対決に3―1で快勝。圧倒的な攻撃力で首位のチェルシーを勝ち点差1で追走している。
 ポルトガル代表の新鋭ナニが攻撃のアクセントとなった。前半32分、右サイドからトリッキーなドリブルでDF2人の間を切り裂き、ペナルティーエリア内でもさらに1人かわして浮かせたクロスが相手GKのオウンゴールを誘発。その4分後には速攻からドリブルを仕掛け、ゴール前への絶妙のパスでルーニーのリーグ通算100得点目をお膳立てした。
 鋭い突破と華麗な個人技が持ち味で、母国ポルトガルでは「第2のロナウド」と評される23歳のナニ。「素晴らしいパフォーマンスで貢献できた」と自画自賛すれば、ファーガソン監督も「力強くなり、成熟してきた」と高く評価した。
 昨季は正念場の終盤戦に登場した若手FWマケダの活躍が優勝への足掛かりとなった。今季は勢いあるナニが光明となるか。百戦錬磨の老将は「(優勝への)追い込みは常に難しいが、選手を信頼して対処する」と自信をうかがわせた。


泥沼不倫騒動
 サッカーのイングランド代表で主将を務めるチェルシーのDFジョン・テリー(29)が、不倫騒動で批判の矢面に立たされている。不倫相手がチェルシー時代にチームメートだったマンチェスター・シティーDFウェイン・ブリッジ(29)の元彼女で内縁の妻という醜聞に「お手本となるべき代表選手の行為ではない」「主将を降りるべきだ」と連日、地元メディアをにぎわせている。
 主将の処遇について、イングランド協会(FA)はイタリア人のカペッロ代表監督に一任する方針を示したが、2日付のデーリー・テレグラフ紙は「責任の放棄だ」と噛みついた。現在は故障で戦列を離れているブリッジが復帰すれば、今夏のワールドカップ(W杯)で再びチームメートになる可能性もあり、事態は複雑だ。
 大衆紙は傷心のテリー夫人が幼い子供達を連れてドバイ(UAE)に姿を隠したことを書き立て、元モデルの不倫相手は25万ポンド(約3600万円)で真相を暴露する計画とされる。静養先のスイスから4日にロンドン入りするカペッロ監督がどんな判断を下すのか、騒ぎはしばらく収まりそうにない。


0−0
国際親善試合結果

日本代表0−0ベネズエラ代表

会場:九州石油ドーム
観衆:27009人
主審:范崎(中国)
天気:屋内
気温:7℃
湿度:40%
ピッチ:全面良芝

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.楢崎正剛(名古屋)
DF:
21.徳永悠平(FC東京)
(59分3.駒野友一(磐田))
22.中澤佑二(横浜M)(cap)
4.田中マルクス闘莉王(名古屋)=51分
5.長友佑都(FC東京)
MF:
25.小笠原満男(鹿島)
(76分26.金崎夢生(名古屋))
8.稲本潤一(川崎)
7.遠藤保仁(G大阪)
14.中村憲剛(川崎)
(59分20.平山相太(FC東京))
FW:
16.大久保嘉人(神戸)
(85分17.香川真司(C大阪))
9.岡崎慎司(清水)
(75分13.佐藤寿人(広島))
ベンチ:
GK:
18.川島永嗣(川崎)
23.西川周作(広島)
DF:
12.岩政大樹(鹿島)
15.今野泰幸(FC東京)
6.内田篤人(鹿島)
MF:
24.石川直宏(FC東京)
2.阿部勇樹(浦和)
10.乾貴士(C大阪)
FW:
19.興梠慎三(鹿島)

フォーメーション
(4-4-2)

   9  16
14      25
   7  8
5  4  22  21
    1

ベネズエラ代表
GK:
1.モラレス
DF:
18.ロメロ
3.レイ(cap)
4.サラサール
6.シチェロ
MF:
8.ルセナ
(84分2.ペロソ)
5.ディ・ジョルジ
20.フローレス
(73分13.フエンマジョル)
14.ゲラ
(81分10.ゴメス)
FW:
15.モレノ
(89分19.ファリアス)
7.アリスティギエタ
(68分9.ロンドン)
ベンチ:
GK:
12.バルデス
DF:
16.ペルニア
MF:
11.ルゴ
FW:
17.コルデロ

フォーメーション
(4-4-2)

   7  15
 20 14  8
    5
6  4  3  18
    1

≪各種データ≫
日本ベネズエラ代表
ボール支配率:
63%:37%
シュート数:
13:4
直接FK数:
20:18
間接FK数:
2:1
CK数:
4:0
GK数:
8:17
PK数:
0:0
オフサイド:
2:1

 サッカーの国際親善試合、キリンチャレンジカップは2日、大分・九州石油ドームで行われ、日本代表はベネズエラ代表と0−0で引き分けた。6月開幕のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に向けて強化を図る日本は、主力選手が出場した今年最初のホームでの試合を勝利で飾ることができなかった。
 1週間の合宿を終えたばかりの日本は全体的に動きが鈍く、単純なミスも目立った。岡田監督の下で初招集された小笠原(鹿島)は右MFで先発してミドルシュートを放つなど持ち味を発揮したが、得点を生むことはできなかった。
 日本はこの後メンバーを26人から23人に絞って東京で開催される東アジア選手権に臨み、6日に中国、11日に香港、14日には韓国と対戦する。

中澤佑二
「シーズンが始まったばかりなので、悲観することはない」

稲本潤一
「攻守の切り替えを意識した。(東アジア選手権までに)課題をしっかり克服したい」

小笠原満男
「勝ちたかったので引き分けは残念。チームコンセプトをいかにプレーで出せるかを自分のテーマにした。見てくれる人達のためにもいいプレーをして、結果を出していきたい」

平山相太
「0−0で途中から出場だったので、得点したかった。東アジア選手権はチームコンセプトと結果にこだわりたい」

日本代表・岡田武史監督
「勝てなくて残念だが、ベネズエラがプレッシャーを掛けたのでいい経験ができた。新しい選手もテストできたので、いい試合ができた。(小笠原は)サイドに張る選手が出てきたら活きてきた」

ベネズエラ代表・ファリアス監督
「プレスをうまくかけられ、やりたい試合ができた。日本からイニシアチブも取れた。満足して国に帰れる」

日本サッカー協会・犬飼基昭会長
「(怒気を含みながら)あんな試合、言うことはないよ」

日本代表26名
GK:
1.楢崎正剛(名古屋)
18.川島永嗣(川崎)
23.西川周作(広島)
DF:
22.中澤佑二(横浜M)
4.田中マルクス闘莉王(名古屋)
3.駒野友一(磐田)
12.岩政大樹(鹿島)
15.今野泰幸(FC東京)
21.徳永悠平(FC東京)
5.長友佑都(FC東京)
6.内田篤人(鹿島)
MF:
25.小笠原満男(鹿島)
8.稲本潤一(川崎)
7.遠藤保仁(G大阪)
14.中村憲剛(川崎)
24.石川直宏(FC東京)
2.阿部勇樹(浦和)
16.大久保嘉人(神戸)
10.乾貴士(C大阪)
26.金崎夢生(名古屋)
17.香川真司(C大阪)
FW:
11.玉田圭司(名古屋)
13.佐藤寿人(広島)
20.平山相太(FC東京)
9.岡崎慎司(清水)
19.興梠慎三(鹿島)

【W杯イヤー初戦は寂しい内容】
 収容人員4万人のスタジアムで入場者は約2万7000人。空席が目立つスタンドと同様、日本のW杯イヤーの本格的な初戦は寂しい内容に終わった。「持ち味を出せなかった」と主将の中澤。今年初めて主力で臨んだ一戦なのに、無得点の引き分けは物足りなかった。
 動きが鈍く、日本の特長の1つである素早いパスワークが見られない。岡崎は「チームとしての連動性がなく、バラバラになってしまった」と悔やんだ。
 予想以上の相手の強いプレッシャーへの対応に苦しんだ。今回の合宿中、大学生相手には通用した形がつくれない。ダイレクトパスをつなぎ、ゴールに迫ることができなかった。
 見せ場は岡田ジャパン初招集の小笠原が放ったミドルシュート2本くらい。昨季のJリーグ最優秀選手は一瞬の輝きこそ見せたが、期待された遠藤、中村憲らとの中盤の連係面では十分とはいえなかった。
 中村俊(エスパニョール)ら欧州組が不参加で、ほとんどの選手が休養明けとはいえ、低調なスタートを切った日本。岡田監督は「新しい選手を試すこともできたし、みんな感覚的に試合に慣れてきた」と満足感も示したが、W杯までは残り約4ヶ月しかない。

【小笠原、代表に懸ける思いを体現】
 W杯ドイツ大会のブラジル戦以来、約3年7ヶ月ぶりに日の丸を背負った小笠原は「代表は、いいものだなと感じた」と振り返った。
 右MFで先発出場し、「とりあえずチームがやってきたことをやろうと思った」と攻撃の起点となった。前半25分には、チーム初となるシュート。守備でもボール奪取に奮闘したが、まだ周囲との連係はこ慣れていない。プレーエリアは中央に偏り、コンパクトな陣形の守備網に脅威を与え切れなかったきらいはある。それでも岡田監督は「良さを出してくれた」と一定の評価を与える。
 チーム合流以来「自分は新人だから」と言い続けた。食事会場では毎回違うテーブルを回って各選手に声をかけ、チームに溶け込もうとする努力を惜しまない。「30歳の新人」は次戦でさらに、チームにフィットした姿を見せるつもりだ。

【平山、ゴールならずも存在感】
 試合後、平山の表情は渋かった。「クロスからチャンスはあった。そこでもっとタイミング良く動きだせれば良かった」と、反省ばかりが口を突いて出た。
 後半14分、地元九州の大歓声を浴びて途中出場した。同19分には長崎・国見高の先輩、大久保のクロスを頭で合わせる場面もあった。主力選手とともに初めて立った日本代表のピッチ。連係は「問題なかった」と言うが、ゴールという結果に結び付けることはできなかった。
 ただ、平山が入ったことで前線にボールが入り、周囲の動きがよくなったのも事実。代表デビューとなった1月6日のイエメン戦でのハットトリックに続く活躍はできなかったが、見せ場の少ない試合でひとまず存在感は示した。

【楢崎が昨年6月以来の出場】
 左手の骨折から復帰したGK楢崎が代表戦では昨年6月のオーストラリア戦以来の出場を果たした。相手のシュートは4本のみで無難に無失点で終え、「あまり仕事がなかった」と苦笑いを浮かべた。
 低調だったチームについては「シーズン最初の試合で難しかった。いいリズムでできていなかった」と渋い表情だった。

【寿人、途中出場もヘッド外す】
 FW平山と同様に後半途中から切り札として投入されたFW佐藤寿は、後半37分に惜しいヘッドを放ったが、ゴール枠外へ。「短い時間で結果を残さないといけない。決めて初めてプラスアルファになる」と反省を並べた。「ベネズエラはコンディションが良かったけど、オランダやカメルーンより落ちる。勝たないといけない」と、W杯に向けての課題を忘れなかった。

【徳永「絡めなかった」】
 体調不良が続く内田に代わり、右サイドバックで先発出場した徳永は後半14分に交代するまで十分なアピールができなかった。
 試合後は少し硬い表情。「周りとはあまり絡んでいけなかったと思う」と言い「あまり試合をやっていなかったし、感覚的なものだと思う」と反省の言葉を並べた。

【日本協会・犬飼会長が怒り】
 スタジアムを後にする犬飼会長が吐き捨てた。「言うことないよ、あんな試合!」。普段、代表の試合後は必ず報道陣に対応する同会長だが、異例のコメント拒否で足早に車に乗り込んだ。
 日本サッカー協会のトップが怒り出すのも無理もない試合だった。W杯南米予選で敗退し、欧州組も不在の相手に13本のシュートを打ちながら無得点。主力メンバーを招集した試合としてはW杯イヤー初戦で、目標の「ベスト4」へ好スタートを切りたかったはず。だが、合宿での疲れが残っていたとはいえミスが多く、ほとんど決定的なチャンスをつくれない。岡田監督は「ベネズエラが素晴らしいプレッシャーをかけてくれた」と相手を褒めたが、お粗末な試合だったことは間違いない。

【空席目立つW杯イヤー初戦】
 W杯イヤーの国内初戦にも関わらず、スタンドは空席が目立った。収容人員4万人の九州石油ドームで観客数は2万7009人。試合内容も寂しく、盛り上がりに欠けた。
 それでも後半30分、昨季までJ1大分でプレーした金崎がピッチに入るとサポーター席から大きな歓声が上がった。金崎は「九石ドームで(代表として)プレーできて良かった。芝生も良くてやりやすかった」と明るい表情だった。

【良芝に関係者はひと安心】
 芝の状態が悪化し、昨年10月には日本vsトーゴの開催が取りやめとなった九州石油ドームに美しい芝が戻った。
 管理会社によると昨年はJリーグ以外の行事が減ったため、秋以降は順調に芝が育ったという。1日の公式練習で使用した日本代表選手達の評判も上々で、試合を主管した大分県協会の首藤隆憲会長は「今回はバッチリ。国際Aマッチにふさわしい舞台を用意できた」と胸をなで下ろした

【場内で大分への募金活動】
 今季からJ2に降格し、資金難に苦しんでいる大分への募金活動がドーム内で行われた。この日は昨年12月から活動を始めた大分市の職員らに加え、釘宮磐市長も参加して協力を呼び掛けた。
 総額6億円の融資を行ったJリーグの鬼武健二チェアマンも観戦に訪れており、ポケットマネーを募金箱に投じた。同チェアマンは「市長が率先してやってくれるのは喜ばしい。大分に対しては県も動いてくれているし、周囲の後押しは力になる」と好意的だった。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
1.楢崎正剛 5.5
見せ場はなかった
DF:
21.徳永悠平 5.5
パスの出し手とのタイミング合わず
(59分3.駒野友一 5.5)
流れを変えられず
22.中澤佑二 5.5
パススピード&精度をもう少し上げたい
4.田中マルクス闘莉王 5.5
正確なフィード見せた
5.長友佑都 5.5
豊富な運動量はさすが
MF:
25.小笠原満男 6.0
好機にはほとんど絡んだ
(76分26.金崎夢生 --)
8.稲本潤一 5.5
バランスを考えてプレーした
7.遠藤保仁 5.5
パスの出しどころに苦慮
14.中村憲剛 5.5
もう少しミドルを狙いたかった
(59分20.平山相太 5.5)
高さ活かせずも存在感見せた
FW:
16.大久保嘉人 5.5
球離れ遅いも、後半は起点に
(85分17.香川真司 --)
9.岡崎慎司 5.5
攻撃面で仕事できなかった
(75分13.佐藤寿人 --)
ベネズエラ代表
GK:
1.モラレス 6.0
好セーブ見せた
DF:
18.ロメロ 5.5
安定した守備を披露
3.レイ 5.5
冷静に対応して最終ライン統率
4.サラサール 5.5
的確なカバーリング見せた
6.シチェロ 5.5
左足の精度が高かったあ
MF:
8.ルセナ 5.5
豊富な運動量で中盤支える
(84分2.ペロソ --)
5.ディ・ジョルジ 5.5
バイタルエリアでバランス取った
20.フローレス 5.5
序盤は左サイドで起点となった
(73分13.フエンマジョル --)
14.ゲラ 5.5
守備面での貢献光る
(81分10.ゴメス --)
FW:
15.モレノ 5.5
献身的な動き見せた
(89分19.ファリアス --)
7.アリスティギエタ 5.5
最前線で起点になった
(68分9.ロンドン 4.5)
サッカー選手には見えなかった


超サカFLASH

全治2週間
 J1川崎は本日、FWジュニーニョが右ふくらはぎの肉離れで全治2週間と診断されたと発表した。先月25日の練習中に痛めた。

合宿参加
 中京大中京高のFW宮市亮(2年)が2日、J1名古屋の鹿児島・指宿キャンプに参加した。

波乱
FAカップ4回戦再試合結果

ウィガン0−2ノッツ・カウンティ(3部)
クリスタル・パレス(2部)3−1ウォルバーハンプトン

 FAカップは2日、4回戦の再試合2試合が行われ、イングランドプレミアリーグの2チームが揃って下部チームに敗れて敗退する波乱が起きた。


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