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2010.03.20.SAT
J1第3節第1日、横浜Mは中村俊輔の無回転ミドルなどで4ゴール完勝!!本日の超最新情報

INDEX

4ゴール完勝
J1第3節第1日
湘南1−3広島
清水1−0神戸
京都2−1仙台
横浜M4−0川崎
大宮0−1鹿島
G大阪0−0新潟
FC東京0−0C大阪
横浜Mは中村俊輔の無回転ミドル弾などで4ゴール完勝!王者・鹿島は大迫勇也が決勝ゴール!
J2第3節第1日
富山1−3大分
岐阜0−1甲府
大分はキム・ボギョンの2ゴールなどで2連勝!昨季4位の甲府は今季初勝利!

警告持ち越さず
W杯南アフリカ大会ではグループリーグから準々決勝までの警告を準決勝に持ち越さないことが決定!

本日の超サカFLASH
ドイツブンデスリーガ第27節結果ほか


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4ゴール完勝
J1第3節第1日結果

湘南1−3広島
(平塚・8250人)
≪得点者≫
湘南:坂本66=PK
広島:佐藤寿21、29、山岸57

清水1−0神戸
(アウスタ・15367人)
≪得点者≫
清水:ボスナー82

京都2−1仙台
(西京極・8177人)
≪得点者≫
京都:角田6、ディエゴ53
仙台:中原36

横浜M4−0川崎
(日産ス・35870人)
≪得点者≫
横浜M:中村8、山瀬12、40、栗原60

大宮0−1鹿島
(NACK・13268人)
≪得点者≫
鹿島:大迫83

G大阪0−0新潟
(万博・16813人)

FC東京0−0C大阪
(味スタ・20143人)

J1第3節最終日日程

21日()
13:00〜
山形vs浦和
(NDスタ)
16:00〜
名古屋vs磐田
(瑞穂陸)

 J1第3節第1日は本日20日、日産スタジアムなどで7試合が行われ、横浜Mはリーグ戦復帰2戦目の日本代表MF中村俊輔が2002年7月以来のゴールを挙げるなど川崎に完勝。川崎のほか、仙台も京都に敗れ、早くも全勝チームが消えた。
 広島は佐藤の2得点などで湘南を圧倒し、清水はボスナーの決勝点で神戸に競り勝った。4連覇を狙う鹿島は1−0で大宮を下した。
 5季ぶりの王座を目指すG大阪は新潟と、FC東京はC大阪とともに0−0で引き分けた。

【大迫、出場1分後に決勝弾】
 苦しい状況のチームを救えるのが本物のストライカーだ。この日の鹿島の19歳、大迫にはその資格があった。
 王者鹿島は後半に入って何度も相手ゴールに迫った。だが、得点を奪えない。0−0のまま、時間は過ぎていた。
 大迫は37分、興梠に代わってピッチに入った。わずか1分後、マルキーニョスの低い弾道の右クロスに向かって近いサイドに走り込み、右足を合わせた。「角度はなかったけれど、触れば入ると思った」と言う。この試合、初めて触れたボールがネットを揺らした。
 鹿児島城西高時代に全国高校選手権の得点王に輝き、鳴り物入りで鹿島に来て1年。昨季は高卒新人ながら22試合に出場して3ゴールを挙げた。だが、J1得点王経験者のマルキーニョス、日本代表の興梠の壁は高い。シーズンが進むにつれて出場機会は減った。
 「出場時間が短い。結果を出さないと長くならないな、と思っていた」と大迫は言う。ピッチに立ち続けるために「欲を言えばもう1点決めたかった」。得点直後のチャンスを外しただけに、今季初ゴールにも浮かれた様子はなかった。

【大宮、終盤の失点で2連敗】
 大宮は守備が持ちこたえられず、終盤の失点で2連敗。張外龍監督は「チャンピオン相手にこれぐらいの集中力を持って戦ってくれれば」と選手の善戦を称えつつも「高い技術を持っている相手には限界がある」と本音を漏らした。
 得点源のラファエルがケガで離脱し、この日は主将の藤本が負傷退場した。指揮官は「今は我慢の時期」と厳しい表情で話した。

【横浜M、俊輔の一撃で試合掌握】
 全ての流れを決めたのは、前半8分の中村の狙い澄ました一撃だった。横浜Mは渡邉が右から折り返し、山瀬のシュートがポストを直撃。DFにクリアされ、逸機かと思われたが、そのボールの先に中村がいた。左足で約27メートル先のゴール左上を正確に射抜いた。
 Jリーグ復帰2戦目での華麗なゴール。「遠めからは練習でも狙っていた。ブレるような球で、狙い通り」という。投げキスで喜びを表現した背番号25が、その後は川崎守備陣を2人、3人と引きつける。「あのシュートで相手がビビったね」と木村監督。その分どこかに空いたスペースを突き、横浜Mは面白いように球を回した。
 2得点の山瀬は「誰も(中村)俊さんを変に意識せず、11人の中にいる感じ」と言う。頼れるMFがチームに溶け込み、触発されたように兵藤や狩野、小椋らも生き生きとピッチを駆ける。「彼らはボールも持てるし、さばけるし、動ける。それを噛み合わせることが自分の仕事でもある」と中村。ピッチ上の歯車がゴールへ向かってスムーズに回り始めている。
 とどめは中村の左CKから、栗原の迫力満点のヘディング。木村監督は「連勝、気持ちいいね。悪いけど完勝だったからね」とホクホク顔だ。低迷が続いた近年の横浜Mとは、何やら違う雰囲気が漂っている。

【川崎は守備崩壊で大敗】
 川崎は守備が崩壊し、なすすべなく0−4の大敗を喫した。高畠監督は「序盤に2失点し、全く自分達のサッカーができなかった」と険しい表情だった。
 中村やジュニーニョに加え、守備陣も寺田や菊地が故障。苦しい台所事情で、前線の鄭大世やレナチーニョが苛立ちを募らせるばかりの展開が続いた。今季初黒星に、稲本は「球際の厳しさとか攻守の切り替えとか、マリノスがやっていたことが、こちらはできなかった」と反省した。

【清水・ボスナーが決勝FK弾】
 後半3分から途中出場し、清水の決勝点となるFKを決めたのは今季千葉から移籍したDFボスナーだった。「イメージ通り。素晴らしいサポーターの前でゴールを決められて良かった」と、本拠での今季初得点に笑みを浮かべた。
 FKを譲った小野は「(練習で)みんなが怖がってよけるぐらいだから」と、抜群の破壊力を誇る左足の威力を絶賛しながら「ゴールになってくれて最高にうれしい」とチームメートの活躍を素直に喜んでいた。

【清水・岡崎が2季ぶりの欠場】
 前節の山形戦で前歯を負傷した清水の日本代表FW岡崎慎司は、2008年8月以来の欠場となった。前日までの練習には参加していたが、この日は大事を取った。
 スタンド観戦した岡崎は「引いた守りを崩すのは難しいが、自分ならどう崩すかを考えながら見ていた」と広報を通じてコメントした。

【G大阪、6戦勝ち星未勝利】
 試合後にはG大阪サポーターの激しいブーイングが飛び交った。ホームで無得点の引き分けに終わり、リーグ戦は今季未勝利。アジアチャンピオンズリーグなどを含めると公式戦は6戦で勝ち星なしだ。西野監督は「深刻にはあまり考えていない」と平静を装ったが、その表情は憔悴しきっていた。
 2トップをあきらめて敷いた1トップの布陣が、全く機能せずに主導権を握られた。「動きにスピードがなかった」と二川。途中で2トップに戻すなど、試行錯誤の状態に。なりふり構わずに戦う姿には、もはや天皇杯王者としてのプライドはなかった。
 途中出場のペドロ・ジュニオールが途中交代で引き上げる際には不満を爆発させてユニフォームを叩きつけた。ルーカスは後半途中に膝を痛めるなどチームの雰囲気は落ち込むばかりだ。浮上の兆しが見えてこない。

【遠藤はフル出場も不調】
 G大阪の西野監督は、中2日のアウェーで行われるアジアチャンピオンズリーグのシンガポール軍戦に遠藤を帯同させないことを明言した。
 遠藤はこの日、攻撃的MFとしてフル出場したが、本来の出来には遠かった。司令塔は「どういうことが原因であれ、決定機をつくれていない。1週間空くので、いい調整をしていきたい」と淡々と話した。

J2第3節第1日結果

富山1−3大分
(富山・10726人)
≪得点者≫
富山:朝日68
大分:森島20、キム・ボギョン24、58

岐阜0−1甲府
(長良川・4528人)
≪得点者≫
甲府:片桐84

J2第3節最終日日程

21日()
13:00〜
栃木vs札幌
(栃木グ)
13:00〜
草津vs横浜FC
(正田スタ)
13:00〜
vs福岡
(柏)
13:00〜
徳島vs千葉
(鳴門大塚)
16:00〜
岡山vs熊本
(カンスタ)
16:00〜
愛媛vs水戸
(ニンスタ)
16:00〜
北九州vs東京V
(本城)

 J2第3節第1日は本日20日、富山県総合運動公園陸上競技場などで2試合が行われ、大分は前半に森島とキム・ボギョンのゴールで優位に立ち、後半にも加点して富山を3−1で下し、2連勝とした。
 また、岐阜と甲府の一戦は両チーム無得点で迎えた終盤、甲府の片桐が先制ゴールを決めると、この1点を守り切り1−0で勝利。昨季惜しくもJ1昇格を逃した甲府が、今季初勝利を飾った。


警告持ち越さず
 国際サッカー連盟(FIFA)は19日の理事会で、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会ではグループリーグから準々決勝までの警告を準決勝に持ち越さないことを決定した。
 2016年リオデジャネイロ夏季五輪の男子サッカーは、従来通り原則23歳以下と3人までのオーバーエージ(24歳以上)の選手による大会とする案を6月の総会に諮ることを決めた。
 政府介入を理由に資格停止としていたイラク・サッカー協会への処分は解除した。12月にアラブ首長国連邦で開催するクラブW杯の開催期間は同8〜18日で賞金総額は過去2大会と同額の1650万ドル(約14億8500万円)となった。
 また、2009年の会計報告を発表し、収支は1億9600万ドル(約177億円)の黒字だった。過去最高となった10億5900万ドル(約960億円)の収入に対し、支出は8億6300万ドル(約782億円)。W杯などの放送権契約やスポンサー収入が好調だった。総資産も10億6100万ドル(約961億円)に達した。
 また、2011年〜2014年会計年度の総予算は収入38億ドル(約3440億円)、支出36億ドル(3260億円)とした。2009年の会計報告と合わせ、6月の総会で承認される
 また、FIFAは同日、日本などとともに2022年ワールドカップ(W杯)開催に立候補していたインドネシアを準備不備のため候補から外すことを決めた。インドネシアは昨年末に提出した招致契約書の中に、FIFAが義務付けているインフラ整備などの政府保証を盛り込めなかった。


超サカFLASH

レンタル
 J2徳島は本日、FW菅原康太(24)、DF大原卓丈(23)が東北社会人リーグ1部のグルージャ盛岡に期限付き移籍すると発表した。

ブンデス
ドイツブンデスリーガ第27節結果

ケルン1−1ボルシア・メンヘングラッドバッハ
≪得点者≫
ケルン:マニシェ79
ボルシアMG:ロイス56

 ドイツブンデスリーガは19日、第27節の1試合が行われ、12位ボルシア・メンヘングラッドバッハはアウェーで13位ケルンと対戦し、1−1で引き分けた。

エール
オランダエールディビジ第28節結果

ヘーレンフェーン4−1NEC
≪得点者≫
ヘーレンフェーン:シボン31=PK、50、ブリュアー90+2=PK、ファズリ90+3
NEC:ゴーセンス12

 オランダエールディビジは19日、第28節の1試合が行われ、11位ヘーレンフェーンはホームで13位NECと対戦し、4−1で快勝した。

寄付
 国際サッカー連盟(FIFA)は19日の理事会で、大地震に見舞われたハイチの復興支援のために300万ドル(約2億7000万円)を寄付し、同じく震災のあったチリでは120万ドル相当のサッカー施設再建プロジェクトを実施すると決めた。

W杯招致
 コロンビアのウリベ大統領は19日、サッカーの2026年ワールドカップ(W杯)招致を目指す意向を明らかにした。コロンビアは1986年W杯の開催権を獲得しながら、財政難のために返上したことがある。


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