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2010.03.31.WED
ヤマザキナビスコカップが開幕!!本日の超最新情報

INDEX

2連勝
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4節
グループE
メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)1−0川崎
北京国安(中国)0−1城南一和(韓国)
グループG
G大阪3−0アームド・フォース(シンガポール)
水原三星(韓国)2−0河南建業(中国)
G大阪は快勝して2連勝!川崎は3敗目で決勝トーナメント進出は絶望的!

白星発進
ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第1節(開幕戦)
グループA
FC東京2−2名古屋
新潟0−0仙台
京都1−1大宮
グループB
清水2−0湘南
浦和1−1磐田
横浜M1−0山形
前回王者のFC東京など、グループAは3試合ともにドロー!グループBは清水と横浜Mが白星発進!

45位
最新FIFAランキング発表、日本は1ランクUPの45位!4月7日に日本と対戦するセルビアは15位!

逆転勝ち
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦
リヨン3−1ボルドー
バイエルン2−1マンチェスター・ユナイテッド
9シーズンぶりの優勝を目指すバイエルンは劇的逆転勝利!フランス勢対決はリヨンが快勝!

5.26出発
6月11日に開幕するW杯に臨む日本代表の日程発表、チームは5月26日に羽田空港発のチャーター機で事前合宿地のスイスに出発!

決勝T進出
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4節
グループF
ペルシプラ・ジャヤプラ(インドネシア)1−3鹿島
全北現代(韓国)1−0長春亜泰(中国)
グループH
広島1−0アデレード・ユナイテッド(オーストラリア)
山東魯能(中国)1−2浦項スティーラーズ(韓国)
鹿島は4連勝で全北とともに決勝トーナメント進出が決定!広島は佐藤寿人の決勝弾で4戦目にして初勝利!

本日の超サカFLASH
日本代表vsセルビア代表(4月7日・長居陸上競技場)のチケットが完売ほか


本文
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2連勝
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4節結果

グループE:

メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)1−0川崎
(エティハドスタジアム・6011人)
≪得点者≫
メルボルン:マスカット58
≪出場メンバー≫
【川崎】
GK:
1.川島永嗣
DF:
2.伊藤宏樹
4.井川祐輔=89分
8.小宮山尊信
19.森勇介
MF:
6.田坂祐介
(90分22.木村祐志)
20.稲本潤一
29.谷口博之
(62分16.楠神順平)
FW:
7.黒津勝
23.登里享平
(69分11.ヴィトール・ジュニオール)
34.レナチーニョ

北京国安(中国)0−1城南一和(韓国)
(北京工人体育館)
≪得点者≫
城南一和:モリーナ74

グループG:

G大阪3−0アームド・フォース(シンガポール)
(万博・7526人)
≪得点者≫
G大阪:安田28、平井55、ゼ・カルロス90+3
≪出場メンバー≫
【G大阪】
GK:
29.木村敦志
DF:
4.高木和道
5.山口智
13.安田理大
21.加地亮
MF:
8.佐々木勇人
10.二川孝広
17.明神智和
27.橋本英郎
(80分6.下平匠)
FW:
14.平井将生
(75分32.大塚翔平)
18.チョ・ジェジン
(75分15.ゼ・カルロス)=93分

水原三星(韓国)2−0河南建業(中国)
(水原W杯スタジアム)
≪得点者≫
水原三星:モッタ10、キム・デイ90+1

 サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は31日、各地でグループリーグ第4節が行われ、グループGのG大阪は万博記念競技場でアームド・フォース(シンガポール)を3−0で下し、2勝2分けで勝ち点を8に伸ばした。グループEの川崎はアウェーでメルボルン(オーストラリア)に0−1で敗れ、3敗目(1勝)を喫して決勝トーナメント進出が厳しくなった。
 G大阪は前半に安田理が先制ゴール奪うと、後半にも平井らが得点を挙げた。川崎は序盤から圧倒的に攻めながらも決定力を欠き、後半にPKで決勝点を許した。
 グループリーグは32チームが東西各4グループに分かれ、各グループ上位2チームが決勝トーナメントに進む。

【G大阪、決勝T進出に大きく前進】
 G大阪が今季初めてホームのサポーターの前で勝利を飾った。西野監督は「ホームで初めて勝ったことは、プラスになるかもしれない」と手応えを口にする。2連勝で勝ち点を8に伸ばし、決勝トーナメント進出に向けても大きく前進した。
 前半に1点を奪い、その後も圧倒的に攻めながら追加点が奪えない。もどかしい状況を平井が強烈なゴールで打破。後半10分、佐々木のパスを受けた22歳が右足を振り抜いた。
 ペドロ・ジュニオールが監督の構想から外れ、ルーカスはケガで離脱した。攻撃サッカーが売りのG大阪のFW陣はやや崩壊気味だ。ただ、平井だけは着実に結果を残している。本人も「自分が点を取らないと。この1ヶ月が勝負」と、新エースとしての自覚も芽生えてきた。
 33本のシュートで3得点。指揮官は「今日のような迫力のない攻撃では、Jリーグでは通用しない」と険しいままだ。だが、今のG大阪にとっては勝利こそが一番の良薬。平井は「どんどん点を取って、勝利を掴む」と力強かった。

【川崎、決勝トーナメントかすむ3敗目】
 試合終了の笛を聞くと、川崎の選手がガックリとうなだれた。決勝トーナメントへの道がかすむ3敗目。「気持ち、球際の部分で相手が勝っていた。そこをしっかりやらないとアウェーでは勝ち点を取れない」。高畠監督は悔しさを押し殺すように淡々と話した。
 ホームの第3戦では4−0で圧倒したメルボルンをこの日も攻めた。前半32分、右サイドから切れ込んだ黒津がDFをかわしてシュート。直後にも黒津がクロスを頭で合わせたが、ともにGKに阻まれた。
 後半にPKで先制点を許した後も、好機はあった。25分の田坂のミドルシュートはGKの手に触れ、クロスバーに当たった。「チャンスで決めていれば流れを変えられたと思う」と高畠監督は振り返ったが、1点が最後まで遠かった。
 与えたPKの判定は微妙だった。シュートは枠をとらえながら、相手GKの神懸かり的ともいえる再三の好守に遭うツキのなさもあった。だが結局、決定力不足が最大の敗因。第3戦の暴力行為で出場停止のFW鄭大世の不在が大きく響いた。


白星発進
ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第1節(開幕戦)結果

グループA:

FC東京2−2名古屋
(国立・12291人)
≪得点者≫
FC東京:平山68、重松90+2
名古屋:ケネディ30、千代反田74

新潟0−0仙台
(東北電ス・16234人)

京都1−1大宮
(西京極・6041人)
≪得点者≫
京都:ディエゴ44
大宮:藤田58

グループB:

清水2−0湘南
(アウスタ・9015人)
≪得点者≫
清水:藤本85=PK、原90+3

浦和1−1磐田
(埼玉・22836人)
≪得点者≫
浦和:ポンテ90+2
磐田:成岡13

横浜M1−0山形
(ニッパ球・8593人)
≪得点者≫
横浜M:中澤71

 Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ第1日は31日、国立霞ヶ丘競技場などで6試合が行われ、グループリーグ・グループAは2連覇を狙うFC東京が名古屋と2−2で引き分けた。FC東京は後半ロスタイムに18歳の重松が決めて追い付いた。京都vs大宮は1−1、新潟vs仙台は0−0で、グループAの3試合は全て引き分け。
 グループBは、横浜Mが中澤の決勝ゴールで山形を1−0で下して白星発進。清水は終盤の得点で湘南に2−0で勝ち、浦和は磐田と1−1で引き分けた。
 グループリーグはアジアチャンピオンズリーグに出場する4クラブを除くJ1の14チームがグループA、Bに分かれて1回戦総当たりの6試合を実施。各グループ上位2チームが9月の準々決勝に進出する。

【FC東京、ルーキー重松が同点弾】
 敗色濃厚の後半ロスタイム。途中出場のFC東京の18歳、重松が思い切ったシュートで同点ゴールを決めた。Jリーグのデビュー戦となった28日の大宮戦に続く公式戦2試合連続ゴール。今季ユースから昇格したばかりの点取り屋は「決定的なチャンスが1度は来ると信じていた」と満足そうに話した。
 迷いはなかった。ボールを持つとスピードに乗ったドリブルを仕掛け、ワンツーパスを交換してゴール前に進入。思い切って右足を振り抜いた。
 昨年のナビスコカップで2度目の優勝を果たし、リーグ戦でも5位に食い込んだFC東京。着実に強豪に成長するチームの中、後半10分からの登場でも重松は「いつもやることは同じ。走り回って試合の流れを変えること」と頼もしい。その果敢なプレーで終盤、流れを引き寄せた。
 若手の活躍が注目されるナビスコ杯。昨季はFC東京のMF米本がルーキーに贈られる「ニューヒーロー賞」を受賞。2連覇が懸かる今季も、今後の活躍が楽しみな新人がまたFC東京から飛び出した。

【ピクシー、ドローに疲労感】
 名古屋は試合を優位に進めながら、土壇場で追い付かれて白星が逃げていった。ストイコビッチ監督は「フラストレーションが溜まっている。勝てるゲームで結果がついてこなくて残念」と疲労感をにじませた。
 長身のケネディが起点となった攻撃は機能したが、守備は前半から再三決定機を許すなど、不安定だった。ケネディは「もう少し点を取らないといけないかな」と険しい表情で話した。

【横浜Mは代表2人が勝利を演出】
 見せ場の少ない退屈な展開に業を煮やし、横浜Mの木村監督が動いた。「ちょっと早かったけど、点が入っていなかったからのお」。後半13分、交代要員としてピッチ脇に立ったのは中村と山瀬。温存していた豪華な日本代表2人を投入し、急激にリズムが変わった。
 ベンチで中村は「スピードアップがない」と感じていた。ボールのキープ、サイドチェンジ、そして緩急。自在に中盤をコントロールし、山瀬も相手守備陣を掻き回す。ゴールの気配が色濃く漂ってきた後半26分、左CKから試合が動いた。
 中村の蹴った鋭いボールに、中澤が頭一つ高いヘディングで合わせる。派手なガッツポーズを見せたDFは「セットプレーで勝ち切るのも、強いチームには必要なこと」と納得顔だ。今やFKやCKは横浜Mの大きな得点源になっている。
 「武器というのかな。いいキッカーとターゲットがいる。ちょっと寒いゲームだったが、こういう勝ち方もいい」と木村監督。点が取れそうで取れずに終わっていた昨季とは、明らかに変わりつつある。


45位
 国際サッカー連盟(FIFA)は本日31日、最新の世界ランキングを発表し、日本は前回から1ランク上がって45位だった。ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会のグループリーグで日本と同じグループEのチームでは、オランダが3位、カメルーンが20位で前回と変わらず、デンマークは1ランク下げて34位。
 1位スペイン、2位ブラジルに変動はなく、2ランク上げたポルトガルが4位となった。アジア連盟(AFC)加盟チームでは、23位から19位に浮上したオーストラリアがトップで、韓国も4つ上げて49位。4月7日の親善試合で日本と対戦するセルビアは15位。

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逆転勝ち
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦結果

リヨン3−1ボルドー
(ジェルラン・42000人)
≪得点者≫
リヨン:L・ロペス10、77=PK、バストス32
ボルドー:シャマフ14
≪出場メンバー≫
【リヨン】
GK:
1.ヨリス
DF:
3.クリス
5.ボドメール
13.レベイレール
20.A・シッソコ
MF:
7.バストス
(66分14.ゴブ)
8.ピャニッチ
(66分6.シェルストレーム)
17.マクン
19.デルガド
(86分41.ゴナロン)
28.トゥララン
FW:
9.L・ロペス
【ボルドー】
GK:
1.カラッソ
DF:
2.シアニ
21.シャルメ
(82分3.エンリケ)
25.サネ
28.トレムリナス
MF:
5.フェルナンド
7.グフラン
(84分11.ベリオン)
8.グルキュフ
17.ヴェンデウ
(72分10.ジュシエ)
18.プラシル
FW:
29.シャマフ

バイエルン2−1マンチェスター・ユナイテッド
(アリアンツ・アレーナ・70000人)
≪得点者≫
バイエルン:リベリー77、オリッチ90+3
マンU:ルーニー2
≪出場メンバー≫
【バイエルン】
GK:
22.ブット
DF:
5.ファン・ブイテン
6.デミチェリス
21.ラーム
28.バトシュトゥバー
MF:
7.リベリー
8.ハミト・アルティントップ
(86分18.クローゼ)
17.ファン・ボメル
23.プラニッチ
(89分44.ティモシチュク)
FW:
11.オリッチ
25.ミュラー
(73分33.ゴメス)
【マンU】
GK:
1.ファン・デル・サール
DF:
2.G・ネビル
3.エブラ
5.ファーディナンド
15.ヴィディッチ
MF:
13.パク・チソン
(70分9.ベルバトフ)
16.キャリック
(70分25.バレンシア)
17.ナニ
(82分11.ギグス)
18.スコールズ
24.フレッチャー
FW:
10.ルーニー

欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦日程

31日(水)
日本時間27:45〜

アーセナルvsバルセロナ
(エミレーツ)

インテルvsCSKAモスクワ
(ジュゼッペ・メアッツァ)

 サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は30日、各地で準々決勝第1戦の2試合が行われ、9シーズンぶりの優勝を目指すバイエルン(ドイツ)はホームで昨季準優勝のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に2−1で逆転勝ちした。リヨンvsボルドーのフランス勢対決はリヨンが3−1で快勝した。
 バイエルンは前半2分にFWルーニーの先制点を許したが、後半32分にMFリベリーのFKで同点とし、ロスタイムにFWオリッチが勝ち越しの左足シュートを決めた。リヨンは前半10分に先制点を挙げたFWリサンドロ・ロペスが2−1の後半32分にPKで駄目押しした。

【バイエルンが劇的逆転勝利】
 突破を仕掛けたゴメスが失った球が、相手DFに当たってこぼれた。右から矢のように走り込んだオリッチが拾い、一気に2人を抜いてGKと1対1に。一瞬のシュートフェイントを入れて左足で右隅に決めると、上半身裸になって喜びを爆発させた。
 ファンハール監督は「オリッチを右から切れ込む効果的なポジションに据えた賢い采配だった」と、本気とも冗談ともはかりかねる表情で言った。ロスタイムの逆転勝利はあまりに劇的だが、そういう戦いができるチーム作りをしてきた自負がにじむ。
 ドイツ随一の名門だが、欧州CLは9季前に優勝して以降は4強の壁を越えられない。イングランドやスペイン、イタリアの強豪とは資金力に差があり、近年の補強はクローゼをはじめとして主に国内のライバルチームからの引き抜きだ。国内では群を抜く戦力も、欧州では上がいる。
 オリッチもハンブルガーSVから今季移籍してきたが、同監督は「技術だけじゃない。絶対に最後まであきらめないので頼りになる」と、これまでのエース格との違いを強調する。かつてアヤックス(オランダ)を欧州制覇に導いた知将は「このチームの精神力が試されたが、見事な戦いぶりを披露してくれた」とご満悦だった。

【マンUは立場が逆転】
 マンチェスター・ユナイテッドは1998―1999年の決勝でバイエルンを相手に、後半ロスタイムに2得点して奇跡の逆転優勝を遂げた。今回のロスタイムは女神が敵に微笑み、ファーガソン監督は「運に見放された」とあきらめ顔だった。
 11年前に決勝の地バルセロナでピッチに立った選手の中で、マンUのDFネビルとMFギグスがこの日も出場した。バイエルン側は監督も含め1人も当時の経験者がいないが、6万6千人の大観衆はリベンジに沸いていた。

【先制のルーニーが負傷退場】
 マンチェスター・ユナイテッドのエース、ルーニーにとってはジェットコースターのような試合だった。敵地でビッグクラブ同士のバイエルンとの準々決勝第1戦。試合開始早々にジャンピングボレーで先制ゴールを挙げ、チームメートに手荒く祝福されたルーニーだったが、同点にされた試合終了間際に右足首を大きくひねり、ピッチで悶絶。医師の診断を受け、そのまま負傷退場となった。しかもロスタイムにはオリッチのゴールでまさかの逆転負け。
 ホームの第2戦でもルーニーを欠くことになれば、昨季の覇者、マンUにとっては大ピンチ。負傷の程度はまだ分からないが、ファーガソン監督は「ひどく深刻ということはないだろうが、今は何とも言えない」と心配そうだった。
 2006年ドイツW杯の直前にも足を負傷し、本大会ギリギリで復帰を果たしたが、この悪夢の再来か。検査結果の発表が待たれる。

【リヨンがフランス勢対決制す】
 フランス勢同士の第1戦は、欧州の大舞台で一日の長があるリヨンに軍配が上がった。リサンドロ・ロペスの2ゴールなどで2点差をつけ、準決勝進出に大きく前進したが、ピュエル監督は「勝負は決まっていない。まだ五分五分だ」と、アウェーでの第2戦へ向けて気の緩みは一切なかった。
 国内リーグで昨季リヨンの8連覇を阻み、今季も首位を走るボルドーは苦しくなった。ブラン監督は「準決勝に行くには偉業が必要だ」と、大逆転をあきらめていなかった。

【CSKA・本田は強行出場】
 欧州チャンピオンズリーグで本日31日、敵地でインテルと準々決勝第1戦を戦うCSKAモスクワの本田圭佑(23)が、30日の前日練習に元気に参加した。本田は29日の練習で利き足の左足首に痛みを訴え、別メニューの練習を行い、インテル戦の出場が危ぶまれていた。
 今や岡田代表率いる日本代表でも南アフリカW杯に向けた切り札として期待のかかる本田が、「おとぎ話のよう」と本場で形容された無回転フリーキックを準々決勝でも炸裂させることができるか。AP通信も異例の扱いで「本田の練習写真」を送信した。

【イタリアサッカー界に不満】
 CSKAモスクワ(ロシア)との欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦を翌日に控えたインテル(イタリア)のジョゼ・モウリーニョ監督は、前日会見でイタリアサッカー界への不満を明かした。
 就任初年度となった昨シーズン、いきなりリーグタイトルを獲得したモウリーニョ監督は、今シーズンもここまで首位を走り、CLでもベスト8に進出しているが、イタリアに来てからの1年半で、何度かベンチ入り禁止や罰金の処分を科されているように、イタリアのサッカー界と良好な関係を保っているとは言い難い。
 モウリーニョ監督は「インテルのことは非常に気に入っているが、イタリアサッカー自体には不満を持っている」とコメント。「単純なこと。私はイタリアサッカーを好きではないし、イタリアサッカーも私を好きではない」と、不満を口にした。
 なお、試合前後のインタビューを約1ヶ月に渡ってボイコットし続けている同監督は、27日のセリエA・ローマ戦に敗れた後も、コメントを拒否している。


5.26出発
 日本サッカー協会は30日、6月11日に開幕するワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に臨む日本代表の日程を発表し、チームは5月26日未明に羽田空港発のチャーター機で事前合宿地のスイス、ザースフェーに向けて出発することになった。
 ザースフェー入り後に行う強化試合のうち、5月30日のイングランド代表戦はオーストリアのグラーツ、6月4日のコートジボワール代表戦はスイスのシオンで開催する。その後、チームは同6日早朝に南アでの拠点となるジョージに入る。
 5月中旬に発表される代表メンバーは、壮行試合となる24日の韓国代表戦(埼玉スタジアム)に備えて22日に集合する。
 W杯グループリーグ・グループEの日本は、6月14日にブルームフォンテーンでカメルーン、同19日にダーバンでオランダ、同24日にルステンブルクでデンマークと対戦する。


決勝T進出
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4節結果

グループF:

ペルシプラ・ジャヤプラ(インドネシア)1−3鹿島
(ゲロラ・ブンカルノスタジアム・732人)
≪得点者≫
ペルシプラ:パエウ19
鹿島:遠藤1、興梠26、内田34
≪出場メンバー≫
GK:
21.曽ケ端準
DF:
2.内田篤人
3.岩政大樹
14.イ・ジョンス
5.ジウトン
MF:
6.中田浩二
40.小笠原満男
(80分19.伊野波雅彦)
8.野沢拓也=61分
25.遠藤康
(64分15.青木剛)
FW:
9.大迫勇也
13.興梠慎三=43分
(60分17.佐々木竜太)

全北現代(韓国)1−0長春亜泰(中国)
(全州W杯スタジアム)
≪得点者≫
全北現代:イ・ドングク54

グループH:

広島1−0アデレード・ユナイテッド(オーストラリア)
(広島ビ・12094人)
≪得点者≫
広島:佐藤45
≪出場メンバー≫
GK:
21.西川周作
DF:
24.森脇良太
35.中島浩司
22.横竹翔=77分
MF:
16.山岸智
8.森崎和幸
13.高柳一誠
(76分20.桑田慎一朗)
17.服部公太
33.山崎雅人
(92分28.丸谷拓也)
7.森崎浩司
FW:
11.佐藤寿人
(85分9.李忠成)

山東魯能(中国)1−2浦項スティーラーズ(韓国)
(山東省体育中心体育館)
≪得点者≫
山東魯能:リ・ジンス74
浦項:キム・ジェソン51、キム・テス86

 サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は30日、各地でグループリーグ第4節が行われ、グループFで首位を走る鹿島はジャカルタでペルシプラ・ジャヤプラ(インドネシア)に3−1で勝ち、4連勝をマーク。3勝1敗の全北現代(韓国)とともに同グループの2位以内が確定し、16チームによる決勝トーナメント進出を決めた。
 グループHでは初出場の広島が広島広域公園陸上競技場でアデレード・ユナイテッド(オーストラリア)に1−0で競り勝ち、初勝利を挙げて1勝3敗とした。
 鹿島は試合開始早々に遠藤が先制ゴール。その後も興梠、内田の日本代表コンビが加点した。広島は前半の佐藤の得点を守り抜いた。
 グループリーグは32チームが東西各4グループに分かれ、各グループ上位2チームが決勝トーナメントに進む。

【4戦全勝で決勝T進出決定】
 肌寒さの残る日本を飛び出し、気温29度の地での一戦。鹿島のオリベイラ監督は「前半で3点取れたので(それ以上)点を多く取ることは狙っていなかった。気候が日本と違い、スローペースでせざるを得なかった」と、省エネで掴んだ白星に納得の様子だった。
 前半1分に遠藤が先制。その後、ペルシプラに速攻を許すシーンが続き、同19分には同点ゴールを許した。しかし、地力で勝る鹿島は興梠、内田の日本代表コンビがゴールを挙げ、一気に突き放した。
 デコボコの芝でボールは思うように転がらない。試合は当初、現地時間で午後7時開始予定だったが、同4時に変更され、東南アジア特有の高い湿度の中での戦いを強いられた。さらに、エースFWマルキーニョスが父親の急死という悲報に見舞われ、遠征に同行できなくなるアクシデントもあった。
 昨年は果たせなかったJリーグとACLの2冠を目指す。連戦を乗り切るため、後半途中で小笠原らの主力を下げる采配を振るったオリベイラ監督は「1つ1つ確実に歩んで目的を達成したい」と、無傷の4連勝にも浮かれた様子は一切なかった。

【広島はグループリーグ突破に望み】
 初出場の広島がついにアジアの舞台で初勝利を挙げた。グループリーグ突破へ、望みをつなぐ勝ち点3。ペトロビッチ監督は「長いこと待ちわびていた分、とても甘い、うれしい初勝利になった」と頬を緩めた。
 ホームのサポーターの前で“らしさ”を存分に発揮した。ストヤノフが出場停止で、槙野、青山らがケガ。昨季にパスサッカーで旋風を起こしたメンバーの多くを欠いた布陣だったが、あ・うんの呼吸から生まれる細かいパスワークから決定機を何度もつくった。課題だったセットプレーの守備も最後まで体を張って耐え抜いている。
 唯一のゴールを決めたのは、やはりエースの佐藤だった。前半終了間際にCKから中島が流したボールを頭で押し込んだ。得点後は青山に子供が生まれたことを揺りかごのしぐさで祝福。佐藤は「何とか点を取って祝いたかった」。
 これで1勝3敗。崖っぷちな状況は変わりはない。だが、誰一人あきらめるものはいない。佐藤は「ただ勝っただけにすぎない。1勝するためだけにやっているんじゃない」と口にする。広島は勝ち続け、奇跡を待つ。


超サカFLASH

完売
 日本サッカー協会は本日、国際親善試合の日本代表vsセルビア代表(4月7日・長居陸上競技場)のチケットが完売したと発表した。セルビア戦はワールドカップ(W杯)最終登録メンバー23名決定前の最後の試合で、当日券の販売はない。

契約解除
 J1のC大阪は本日、教材販売会社「インフィニットクリエーション」とのスポンサー契約を解除したと発表した。同社が大阪府などから連鎖販売取引(マルチ商法)で業務停止命令を受けたため。

募金
 J2鳥栖は本日、ハイチ大地震とチリ大地震の被害救援募金で集まった10万83円を日本赤十字社を通じて被災地に送ると発表した。鳥栖は3月のホームゲーム2試合で募金活動を実施した。

現役引退
 サッカーの元ドイツ代表GKで、ドイツブンデスリーガのシュツットガルトに所属するイェンス・レーマン(40)が30日、今季限りでの引退を正式に表明した。ドイツ代表で61試合に出場し、2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会やユーロ2008(2008年欧州選手権)で正GKとして活躍した。

完敗
スコティッシュプレミアリーグ第26節延期分結果

ションストン4−1レンジャーズ
≪得点者≫
ションストン:シェリダン7、クリス・ミラー12、クレイグ35、デイビッドソン79
レンジャーズ:パパツ16

 スコティッシュプレミアリーグは30日、第26節延期分の1試合が行われ、首位レンジャーズはアウェーで7位ションストンに1−4で完敗した。


[提携サイト]
日本代表ニュース

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