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2010.04.24.SAT
J1第8節第1日、清水が首位浮上!!本日の超最新情報

INDEX

首位奪還
J1第8節第1日
清水2−1大宮
京都1−2山形
川崎3−0神戸
浦和0−1磐田
横浜M1−3鹿島
G大阪2−0FC東京
新潟2−2広島
今季公式戦10試合無敗の清水が競り勝って首位奪還!川崎は3ゴール完勝で暫定3位浮上!鹿島FWマルキーニョスはJ1史上5人目となる通算100得点を達成!
J2第8節第1日
熊本1−3
愛媛2−0横浜FC
開幕8戦無敗の柏は快勝して首位堅守!愛媛は暫定6位浮上、横浜FCは開幕3連勝後に5連敗!

アシスト
ロシアプレミアリーグ第7節
シビル・ノボシビルスク1−4CSKAモスクワ
本田圭佑は2試合連続の先発出場で2点目をアシスト!

組み合わせ
アジアカップ(2011年1月7〜29日・カタール)のグループリーグの組み合わせが決定!日本は前回大会準優勝のサウジアラビアなどと同じグループB!

日本到着
W杯の優勝トロフィーが82カ国目の訪問国として日本に到着!

導入なし
W杯南アフリカ大会でゴール裏に2人の審判員を配置する新ルールの導入はなし!

出場認めず
FAとプレミアリーグが経営破綻のポーツマスに来季の欧州リーグの出場を認めず!

退団濃厚
20日の欧州CL準決勝第1戦のバルセロナ戦後にユニフォームを投げつけるなどしたインテルFWバロテッリ(19)の退団が濃厚!

脱税疑惑
昨季限りで現役を引退した元イタリア代表で元ミランのマルディーニ氏(41)に脱税疑惑!

6連勝
ドイツブンデスリーガ第32節
ボーフム0−2シュツットガルト
6位シュツットガルトは6連勝で3位ブレーメンに勝ち点1差に迫る!

恐竜軍団・福井
サッカー地域リーグの北信越1部リーグに所属する「サウルコス福井」が発足から4シーズン目!

本日の超サカFLASH
南アフリカが北朝鮮とスコアレスドローほか


本文
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首位奪還
J1第8節第1日結果

清水2−1大宮
(アウスタ・15156人)
≪得点者≫
清水:兵働58、山本86
大宮:坪内76

京都1−2山形
(西京極・8073人)
≪得点者≫
京都:角田42
山形:ハン・ドンウォン82、田代90+2

川崎3−0神戸
(等々力・17669人)
≪得点者≫
川崎:レナチーニョ5=PK、黒津49、鄭大世78=PK

浦和0−1磐田
(埼玉・37116人)
≪得点者≫
磐田:西55

横浜M1−3鹿島
(日産ス・43025人)
≪得点者≫
横浜M:渡邉30
鹿島:イ・ジョンス21、小笠原51、マルキーニョス60

G大阪2−0FC東京
(万博・17590人)
≪得点者≫
G大阪:ルーカス66、宇佐美75

新潟2−2広島
(東北電ス・24146人)
≪得点者≫
G大阪:曹永哲13、マルシオ・リシャルデス68
広島:佐藤5、山岸90

J1第8節最終日日程

25日()
14:00〜
湘南vs仙台
(平塚)
14:00〜
C大阪vs名古屋
(長居)

Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第8節第1日は本日24日、埼玉スタジアム2002などで7試合が行われ、清水が大宮に2−1で競り勝ち、開幕から8戦負けなし、公式戦10試合無敗で首位を奪還した。前節首位の浦和は磐田のゴールを割れず、連勝は4で止まった。
 川崎はレナチーニョと鄭大世がPKを決めるなど、神戸につけ入る隙を与えず3−0で完勝。鹿島はマルキーニョスの通算100得点などで横浜Mを下し、G大阪は後半の2得点で2−0とFC東京を破った。
 山形は好調の田代が勝ち越しゴールを奪い、京都に2−1で逆転勝ち。新潟は広島に終了間際に追い付かれて、2−2で今季初勝利を逃した。
 なお、鹿島のFWマルキーニョス(34)が横浜市の日産スタジアムで行われた横浜M戦で、J1史上5人目となる通算100得点を達成した。
 過去の達成者は中山雅史、三浦知良、ウェズレイ、藤田俊哉。

【清水、首位に返り咲き】
 清水は引き気味に守る大宮に手を焼いたが、小野のパスからの先制点と意表を突く山本真のロングシュートで退けて首位返り咲き。今季、公式戦10試合負けなしとし、シーズン序盤の主役になっている。
 後半13分、左サイドでボールを持った小野が「いい形で入ってきた」と、相手DFの間に顔を出した兵働にパス。兵働はマトら相手2人をかわして今季初得点を決めた。「イメージ通り。仕掛けて点を取れたのがいい」と胸を張った。
 1−1とされ、引き分けの気配が漂う後半41分、右サイドの角度のない位置から山本真が折り返した。結果的にロングシュートとなり、サポーターの大歓声を受けた山本真は「クロスだったので複雑な気持ちだが、ゴールはゴール」と苦笑い。長谷川監督も「まさか入るとは思わなかった。ラッキーだが、勝つんだという気持ちが生んだ得点」と顔を紅潮させた。
 ヤマザキナビスコカップを含めて今季5連勝としたホームに、次戦は浦和を迎える。古巣との上位対決に、小野は「ずっといたチームだが、どこが相手でも勝ち点3を狙う。みんな盛り上がっている」と自信ありげだった。

【大宮、不運な失点 開幕戦以来の勝利逃す】
 大宮は重厚な守りとサイドをえぐる速攻で好調清水を苦しめたが、開幕戦以来の勝利を逃した。1−1の後半41分、勝ち越しを許したGK北野は「ニアのポストに当たってボールの方向が変わった。不運としか言いようがない」と、クロス気味に入ってきた相手のシュートにぶぜんとした表情を浮かべた。
 清水戦では2006年3月を最後に白星がない。それでも、張外龍監督は「2点目の意外な失点まではよく頑張った。今後に向け、自信になる試合」と選手の健闘を称えた。

【強い、速い、高い!川崎・鄭大世】
 反感は承知でも、PKを譲る気はなかった。後半33分、川崎の鄭大世は自らの突進で得たPKのキッカーに名乗り出た。本来ならレナチーニョだが「懇願した」。それまで決定機を逃していたこともあり、意地でも1点を決めたかった場面だ。
 渋々引き下がったレナチーニョに代わって放った球は、右ポストを直撃。運良くゴール内に転がった。「危ねえ」と、思わず苦笑い。昨季もジュニーニョからキッカーを“強奪”してPKを外し、チームの雰囲気を悪くした反省があるだけに冷や汗を流した。得点後、レナチーニョの肩を抱いてなだめる光景が印象的だった。
 前線で屈強な体を張り、後半立ち上がりにはDF3人に囲まれながら黒津のゴールをアシスト。神戸の三浦監督は「テセのところだけ劣勢になった。強い、速い、高い」と脱帽。川崎が自慢とする攻撃を十分に引っ張り、通算5ゴールで得点ランクも上位が指定席になっている。
 ただ、シュート8本で1点に本人は不満げ。「決定力の面では世界と差がある」。北朝鮮代表として臨むワールドカップ(W杯)を意識し、自らに課すハードルは非常に高い。

【川崎・中村が今季初の先発出場】
 あごの骨折から復帰した川崎の中村が、今季初めて先発出場して後半ロスタイムまでプレーした。「ちょっと緊張した」と言うが、中盤の軸として確実に攻撃を組み立てた。
 心配された接触プレーへの恐怖もなかったようで「全然気にしないでやれている」。ただ、持ち味であるゴールに直結するプレーはなく「もうちょっと頑張らないとね」と内容には納得していなかった。

【神戸・大久保、フェースガードに戸惑い】
 神戸は後半開始から鼻骨骨折の大久保がフェースガードを装着してピッチに入った。だが、リードを広げられる苦しい展開となり、決定機は巡ってこなかった。
 「見えにくい。視野が狭くて。何回も顔から取っちゃおうかと思った」と、慣れないガードに戸惑った様子。幸い、痛めていた左膝の状態は良く、プレーに不安はなさそう。「もう大丈夫。問題ないよ」と、次戦の先発出場に向けて意欲をのぞかせた。

【磐田・西、長女誕生祝うゴール】
 0−0の後半10分、磐田の西がゴールほぼ正面から思い切り良く左足のミドルシュートを決めた。23日に第1子の長女が誕生したばかり。出産に立ち会ったという29歳の新米パパは、ゴールの後に同僚と“揺りかごダンス”で喜びを分かち合った。
 その後の劣勢も粘り強く守って、磐田は公式戦6試合連続負けなし。西は「欲を言えば(チームとして)2、3点目がほしかったけど、この流れをつなげていけるようにしたい」と上機嫌だった。

【浦和、連勝ストップ】
 後半だけでシュート11本を放つなど押しまくった浦和だが、ゴールネットは揺らせなかった。フィンケ監督は決定力を欠いての0−1の敗戦に「選手も私もとてもガッカリしている。幸運が手伝っていればゴールは入っていた」とため息をついた。連勝は4で止まり、首位から転落した。
 指揮官が不運を嘆いたのはエジミウソンのシュートが2度もゴールの枠に嫌われた場面。前半23分に右足で狙ったシュートがバーを直撃し、後半5分にはヘディングシュートがポストを叩いた。
 ただ、幾度となく訪れたチャンスをものにできずに磐田に守り切られたのも事実だ。CKは10本、ペナルティーエリア付近のFKも何本もあっただけに、阿部は「セットプレーがあれだけあったので、1、2本は決めないといけない」と反省した。引いた相手に対して有効なミドルシュートも数えるほどだった。
 埼玉スタジアムでは2002年以来となる磐田戦の黒星。阿部は「上に行くためには負けを続けるわけにはいかない」と、上位対決となる次節の清水戦へ気持ちを切り替えた。

【鹿島・小笠原、大舞台へ必死のアピール】
 鹿島の小笠原が1ゴール、1アシストの活躍。前半21分にFKを李正秀の頭に合わせると、1−1の後半6分にはマルキーニョスのクロスを左足で決め、勝ち越し点を奪った。
 ワールドカップ(W杯)日本代表入りへ、残り少ない時間でアピールしたいところ。「厳しい状況だが、可能性がないわけじゃない。お金を払ってでも行きたいもの」と大舞台への思いを口にした。

【横浜M、王者と力の差を痛感】
 横浜Mは後半、ことごとく空いたスペースを鹿島に突かれて2失点と崩された。特にマルキーニョスに奪われた3点目は、中澤が簡単に背後を取られてしまった。
 中澤は「プレスがかからず難しかった。こちらのボランチが1人で、その横のスペースをうまく使われた」と渋い表情。中村は「鹿島は誰が何をするか分かっている。共通理解があり、難しいことはしなくてもうまくいく」と、3連覇中のクラブとの力の差を痛感したようだった。

【G大阪、流れ変えた復帰の遠藤】
 G大阪は前半は終始攻め込まれて、守備一辺倒だった。西野監督は後半と同時に勝負に打って出ている。故障から復帰したばかりの遠藤とルーカスを投入し、試合の流れを変えた。
 攻撃に勢いが生まれると、後半21分にルーカスのミドルシュートで先制。その9分後には遠藤が宇佐美のゴールをアシストした。途中出場の2人がホームでの今季初勝利を呼び込んだ。指揮官は「前半は凡戦。攻め手が見つからなかった。後半は遠藤がいいアクセントでボールをさばいていた」と頬を緩めた。
 ケガで本調子ではなかったチームの司令塔に、切れが戻ってきたのは大きい。遠藤は絶妙なアシストを見せた場面を「シュートを打っても良かったけど、今野がカバーしていたので。周りが見えていれば普通のパス」とさらり。得意の直接FKでもゴールを脅かしている。
 遠藤は、今季出場したリーグ戦ではここまで勝利がなかった。「だいぶ遅いけれど、これから巻き返していきたい」。頼れる男がG大阪の勢いを加速させそうだ。

【FC東京、無得点の攻撃陣を責める】
 FC東京の城福監督は、前半に一方的に攻めながら得点を奪えなかった攻撃陣を責めた。「ペナルティーエリア内の精度の差が結果に出た。考えられないシュートミスがあった」と険しい表情で話した。
 これで黒星が一つ先行した。指揮官は「考えられるベストの準備をしたが…。これが実力」と吐き捨てるように言った。

【広島、疲労乗り越えしぶとく勝ち点1】
 広島は過密日程の疲労を乗り越え、しぶとく勝ち点1を掴んだ。アジアチャンピオンズリーグを含めて15日間で5試合目。試合中盤は運動量が落ちて苦しんだが、試合終了間際に山岸のゴールで追い付いた。
 劣勢を跳ね返し、ペトロビッチ監督は「広島が強豪になれたことを証明できた」と誇った。だが先制点を奪った佐藤は満足せず「勝ち点3を取れる質が、このチームにはある。勝ち点1は最低限の結果」と貪欲に上を見据えた。

【新潟、あと一歩で初勝利逃す】
 新潟はあと一歩でリーグ戦今季初勝利を逃した。黒崎監督は「広島とは違う甘さが出た」と残念がった。
 中盤までは守備がうまく機能し、速攻で何度も相手ゴールに迫った。1得点、1アシストとチームを引っ張った曹永哲は悔しさを押し隠し「こういう戦いを続けて、最後まで集中できれば必ず勝てる」と前を向いた。

【山形・田代、5試合で4得点】
 山形に今季から加入した田代が勢いに乗ってきた。後半ロスタイムに下村からの右クロスを右足で蹴り込み、値千金の勝ち越しゴール。リーグ戦ここ5試合で4得点と大暴れだ。
 出場機会を求めて鹿島から移籍してきた。初めは周囲との連係がうまくいかなかった。先発しても途中交代が続いたが、第4節の鹿島戦での初ゴールをきっかけに目覚めている。小林監督も「こんなに変わるのかなというぐらい、ゲームに溶け込んでいる」と驚くほどだ。
 田代は「鹿島とは違うサッカーで理解するのに時間がかかった。悔しい思いもしたけれど、そのおかげで今がある」と自信をのぞかせた。山形の新エースが得点を量産しそうだ。

J2第8節第1日結果

熊本1−3
(水前寺・5156人)
≪得点者≫
熊本:松橋70
柏:近藤26、オウンゴール30、フランサ61

愛媛2−0横浜FC
(ニンスタ・4195人)
≪得点者≫
愛媛:小原27、アライール40

J2第8節最終日日程

25日()
13:00〜
札幌vs水戸
(札幌ド)
13:00〜
富山vs徳島
(富山)
13:00〜
福岡vs鳥栖
(レベスタ)
13:00〜
大分vs北九州
(大銀ド)
16:00〜
千葉vs岐阜
(フクアリ)
16:00〜
東京Vvs甲府
(味スタ)
16:00〜
岡山vs草津
(カンスタ)

Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第8節第1日は本日24日、熊本市水前寺競技場などで2試合が行われ、首位の柏が熊本に3−1で快勝。勝ち点を20に伸ばし、開幕から8試合負けなしとした。
 アウェーの柏は前半26分に近藤直也のゴールで先制すると、その4分後にはオウンゴールで追加点。後半にもフランサが加点し、反撃を1点に抑えて快勝した。
 愛媛は前半の2得点で逃げ切って暫定6位浮上。横浜FCは開幕3連勝後に5連敗となった。


アシスト
ロシアプレミアリーグ第7節結果

シビル・ノボシビルスク1−4CSKAモスクワ

 サッカーのロシアプレミアリーグは本日24日、第7節が行われ、MF本田圭佑が所属するCSKAモスクワは、アウェーでシビル・ノボシビルスクと対戦し、本田の1アシストなどで4−1で大勝した。
 2試合連続で先発出場した本田は攻撃的MFとしてフル出場し、積極的に攻撃に参加。自身の得点はなかったが、1−0の前半終了間際にギジェルメのゴールをアシストした。後半も中央でボールを奪って3点目につなげる活躍を見せた。


組み合わせ
 サッカーのアジアカップ(2011年1月7〜29日・カタール)のグループリーグ組み合わせ抽選が23日、カタールのドーハで行われ、2大会ぶり4度目の優勝を目指す日本は前回大会準優勝のサウジアラビア、ヨルダン、シリアと同じグループBに入った。日本は9日にヨルダン、13日にシリア、17日にはサウジアラビアと対戦する。試合開始時間は未定。
 大会は予選を免除された前回大会優勝のイラク、同準優勝のサウジアラビア、同3位の韓国など6チームと、予選を勝ち抜いた日本、オーストラリアなど10チームの計16チームが出場。4グループに分かれてグループリーグを行い、各グループの上位2チームが準々決勝に進出する。
 組み合わせは以下の通り。

グループA:
カタール、クウェート、中国、ウズベキスタン

グループB:
日本、サウジアラビア、ヨルダン、シリア

グループC:
韓国、インド、オーストラリア、バーレーン

グループD:
イラク、北朝鮮、アラブ首長国連邦、イラン

日本戦試合日程

2011年1月9日()
日本vsヨルダン
(ドーハ)

1月13日(木)
シリアvs日本
(ドーハ)

1月17日(月)
サウジアラビアvs日本
(アル・ラヤーン)


日本到着
 サッカーワールドカップ(W杯)南アフリカ大会開幕を前に世界巡回ツアーが行われている優勝トロフィーが23日、82カ国目の「訪問」国として日本に到着した。
 世界85カ国、91都市を巡るツアーは昨年9月のスイスから始まり、日本には韓国からチャーター機で運ばれた。羽田空港で到着セレモニーが開かれ、元日本代表MFの中田英寿氏らが出席。日本協会の川淵三郎名誉会長は「今回は(獲得を)遠慮しておきます。ベスト4が目標なんで。協会が宣言している2050年までの優勝をぜひ実現してほしい」と話した。
 トロフィーとともに搭乗していた中田氏は「優勝トロフィーは、まさにサッカーを象徴する存在。これまでサッカーに興味がなかったような人でも、きっとW杯を見たくなる。そんな力を秘めていると思う」と魅力をPRした。
 トロフィーは24日、J1浦和vs磐田戦の行われる埼玉スタジアムで披露され、25日には東京都渋谷区のラフォーレ原宿で一般公開される。

【5月14日に提案書提出】
 サッカーの2018、2022年ワールドカップ(W杯)日本招致委員会は23日、委員長の犬飼基昭・日本サッカー協会会長が5月14日にスイス・チューリヒの国際サッカー連盟(FIFA)本部を訪れ、同日締め切りの開催提案書(招致ブック)を提出すると発表した。
 W杯招致には、日本をはじめ、イングランド、オーストラリア、ロシア、アメリカ、共催のオランダ・ベルギー、スペイン・ポルトガルが両大会に、韓国、カタールは2022年大会のみに立候補している。両大会の開催地は12月のFIFA理事会で決まる。

【ブブゼラで聴力低下】
 南アフリカのプレトリア大などによる研究で、地元ファンがサッカー観戦で使用するラッパのような民族楽器ブブゼラの騒音が聴力低下を招くことが22日、明らかになった。
 南アの労働環境で耳栓なしで許される最大値は85デシベルだが、調査では平均値が100デシベルを越え、最大131デシベルだった。観戦者は一時的に聴力が低下。長時間観戦の場合は一時的では済まない可能性があるという。調査を行ったスワネポエル教授は「W杯では耳栓持参を勧める」と観戦予定者に警告した。


導入なし
 国際サッカー連盟(FIFA)は23日、スイスのチューリヒでワールドカップ(W杯)南アフリカ大会についての記者会見を行い、ブラッター会長は同大会ではゴール裏に2人の審判員を配置する新ルールを導入しないと明言した。
 欧州リーグなどで試験的に導入されている新ルールの採用について、FIFAは5月に最終検討することになっていた。
 このほか、バルク事務局長は約20万枚が売れ残っている入場券について「値下げは絶対にない」と断言。3月の現地視察では懸念を表明していた大会の準備状況については「今なら、数日後でも問題なく開幕できる」と不安が解消されたことを強調した。


出場認めず
 FA(イングランドサッカー協会)とプレミアリーグは23日、ポーツマスの来季の欧州リーグ(EL)出場を認めないと通達した。
 ポーツマスは2月、約1000万ポンド(約15億円)の負債を抱え経営破綻。リーグ戦で勝ち点9を剥奪されるなどして、来季のチャンピオンシップ(2部)降格が決まったが、FAカップでは決勝に進出。対戦相手のチェルシーが来季の欧州チャンピオンズリーグ出場をほぼ決めているため、通常なら欧州リーグの出場権を獲得できる。しかしクラブの財政状況から、出場が認められるかが疑問視されていた。
 FAとプレミアリーグは共同で「我々は、2010−2011年シーズンの欧州リーグに出場するために必要なUEFAクラブライセンスを、ポーツマスには与えられないということをクラブの管財人に通達した」と声明を発表。これにより事実上、ポーツマスの来季EL出場の可能性は消滅した。
 この結果、リーグ戦7位のチーム(現在はリバプール)が、繰上げで来季のELに出場することとなる。


退団濃厚
 20日に行われた欧州チャンピオンズリーグ準決勝第1戦のバルセロナ(スペイン)戦で、期待を裏切るパフォーマンスに終わったインテル(イタリア)のFWマリオ・バロテッリ(19)。試合後には、サポーターとの口論やユニフォームを投げつけるなどの悪態をさらした。
 これにより批判が集まっているバロテッリが23日、クラブの公式HP上で謝罪した。同選手は「全ての人に謝りたい。理性を失っていた」とコメント。だが、事態は収束には向かわなかった。
 インテルは同日、同選手が、本日24日に行われるアタランタ戦のメンバーから外れたことを発表。クラブによれば、「緊張感が高まるのを避けるために、(マッシモ・)モラッティ会長が決断を下した」とのこと。
 JリーグでもG大阪のFWペドロ・ジュニオールが同様の行為で、クラブを離れることとなったが、バロテッリの今後はいかに?
 イタリアの各メディアでは、バロテッリがインテルを退団することを決断したと一斉に報じている。


脱税疑惑
 昨季限りで現役を引退した元イタリア代表でミラン(イタリア)に所属していたパオロ・マルディーニ氏(41)に、脱税疑惑が持ち上がっていることが23日、明らかになった。
 ミランで欧州王者に5度輝き、クラブのあらゆる出場記録を塗り替えるなど、24年間に渡るキャリアで様々な栄光を手にしてきたマルディーニ氏。だが報道によると、同氏は納税に関して有利になるよう、違法と思われる行為をしていた疑いが浮上しているという。また、違法に情報システムにアクセスした疑いも持たれている。
 ミラノ検察はすでに捜査を終えており、同氏とその妻を含む43人について、立件されるかどうかはこれから決まる予定。昨年5月にはすでに税務署員1人が逮捕されており、2009年1月の電話盗聴捜査の中で、マルディーニ氏はこの署員に別の人間の税務状態をチェックするように求めていたことが分かっている。
 一方、マルディーニ氏の弁護士であるダニーロ・ブオンジョルノ氏は、「自身と妻が関与していないことを証明できると、マルディーニは確信をもっている」とコメント。「彼らは犠牲者として扱われるべきであって、捜査されるべき人間でなかったのは明らかだ」と、両者の無罪を主張している。


6連勝
ドイツブンデスリーガ第32節結果

ボーフム0−2シュツットガルト
≪得点者≫
シュツットガルト:カカウ14、マリカ18

 ドイツブンデスリーガは23日、第32節の1試合が行われ、6位シュツットガルトが15位ボーフムに2−0で快勝した。
 アウェーでボーフムと対戦したシュツットガルトは、前半14分にカカウの今季リーグ戦12点目となるゴールで先制すると、その4分後にもカカウのお膳立てからマリカが追加点。最後までホームのボーフムに得点を許さず、リーグ戦6連勝を飾った。勝ち点53に伸ばしたシュツットガルトは、翌日に試合を控える欧州チャンピオンズリーグ出場圏内の3位ブレーメン(勝ち点54)に1ポイント差まで迫った。


恐竜軍団・福井
 サッカー地域リーグの北信越1部リーグに所属する「サウルコス福井」が今年、発足から4シーズン目を迎える。Jリーグ入りを目指して活動しているが、同じようにJリーグを狙うクラブがしのぎを削る中で、過去2年は7位、5位(8チーム中)と低迷している。
 今季は伊田一博新監督(42)を迎え、選手も大幅に入れ替えた。監督が掲げる目標はリーグ優勝やJFL昇格ではなく、「昨シーズン一度も勝てなかった上位チームから勝ち点を奪うこと」。戦力面や経営規模の面からも、短期間でJリーグまで駆け上がるのは容易ではないのが実情だ。
 チームを運営するNPO法人「福井にJリーグチームをつくる会」の片岡和治事務局長(60)は「福井といえばサウルコスと呼ばれるのが理想」という。「どのカテゴリーにいても地域の人が支え、地元に自分達のクラブがあると誇れる、欧州のようなサッカー文化を根付かせたい」と話す。
 11日、ホームでのリーグ開幕戦は、相手に押し込まれる場面もあったが、後半、佐藤啓太のゴールで先制、そのまま逃げ切る好スタート。18日の第2戦は惜しくも敗れ、1勝1敗となった。
 伊田監督が「勝ち点を1つでも拾っていく」と話すように、「恐竜軍団」を意味するサウルコスはJリーグを見据え、一歩ずつ歩みを進める。


超サカFLASH

フル出場
 ポルトガル1部リーグ、マリティモMF相馬崇人が23日に行われたリオアベ戦でフル出場した。試合は0−0で引き分けた。

提携が終了
 J1浦和とドイツブンデスリーガのバイエルンは2006年からフルパートナーシップ契約を結んでいたが、契約を更新せず、既に提携が終了したことが23日、明らかになった。

開催地決定
 Jリーグは23日、10月17日に行われるJ2第30節、鳥栖vs横浜FCを佐賀県総合運動場陸上競技場で開催すると発表した。キックオフ時間は未定。

入場禁止
 J2徳島は本日、観戦ルールを違反したサポーター1人について25日と29日のリーグ戦2試合の入場を禁止すると発表した。このサポーターは、17日の愛媛戦の終了後、あいさつに来た選手に対して拡声器を用いて罵声を浴びせる威嚇行為を行った。拡声器の使用は、応援の統率以外では禁止されている。

親善
国際親善試合結果

南アフリカ0−0北朝鮮

ホンジュラス0−1ベネズエラ
≪得点者≫
ベネズエラ:フランシスコ・フローレス51

 国際親善試合は23日、2試合が行われ、W杯開催国の南アフリカは、ドイツのタウヌスシュタインで北朝鮮と対戦し、0−0で引き分けた。ホンジュラスはベネズエラに0−1で敗れた。


[提携サイト]
日本代表ニュース

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