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2010.05.30.SUN
日本代表はイングランド代表にオウンゴール2発で逆転負け!!本日の超最新情報

INDEX

逆転負け
国際親善試合
イングランド代表2−1日本代表
日本はまさかのオウンゴール2失点での逆転負けで国際Aマッチ3連敗!

W杯出場決定
女子アジアカップ
3位決定戦
女子中国代表0−2女子日本代表
決勝
女子オーストラリア代表1−1(PK5−4)女子北朝鮮代表
なでしこジャパンは澤穂希のゴールなどで中国を下して3位となり、6大会連続のW杯出場が決定!

首位キープ
ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第5節最終日
グループA
京都1−0名古屋
グループB
浦和0−1清水
京都は柳沢敦の決勝弾で首位キープ!名古屋は決勝T進出が絶望的!
J2第15節最終日
札幌3−1富山
栃木2−0岐阜
3−2草津
東京V1−1横浜FC
首位柏は逆転勝ちで4連勝!4位栃木も快勝して4連勝!

ドロー
国際親善試合
スロバキア1−1カメルーン
スペイン3−2サウジアラビア
ハンガリー0−3ドイツ
セルビア0−1ニュージーランド
アメリカ2−1トルコ
W杯初戦で日本が対戦するカメルーンは守備の甘さが目立ってドロー!ドイツは3ゴール完勝!

発表
W杯初戦で日本が対戦するカメルーン代表の最終登録メンバー23名発表!インテルFWエトーらが順当に選出!

発表
W杯のウルグアイ代表の最終登録メンバー23名発表!アトレティコ・マドリードFWフォルランらが順当に選出!

本日の超サカFLASH
日本代表が明日31日にサブ組中心の練習試合を実施ほか


本文
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逆転負け
国際親善試合結果

イングランド代表2−1日本代表

会場:UPCアレナ
観衆:13000人
主審:アイスナー(オーストリア)
天気:曇りのち雨
気温:18℃
湿度:85%
ピッチ:全面良芝

≪得点者≫
イングランド:オウンゴール71、83
日本:田中マルクス闘莉王7

≪出場メンバー≫
イングランド代表
GK:
1.デイヴィッド・ジェームス
(46分29.ジョー・ハート)
DF:
2.グレン・ジョンソン
(46分13.ジェイミー・キャラガー)
5.リオ・ファーディナンド(cap)
6.ジョン・テリー
3.アシュリー・コール
MF:
7.テオ・ウォルコット
(46分24.ショーン・ライト・フィリップス)
4.トム・ハドルストーン
(46分20.スティーブン・ジェラード)
8.フランク・ランパード
11.アーロン・レノン
(77分28.エミール・ヘスキー)
FW:
9.ダレン・ベント
(46分25.ジョー・コール)
10.ウェイン・ルーニー
ベンチ:
GK:
12.ロバート・グリーン
DF:
18.レイトン・ベインズ
14.マイケル・ドーソン
15.マシュー・アップソン
16.レドリー・キング
17.スティーブン・ワーノック
MF:
19.スコット・パーカー
21.マイケル・キャリック
22.ジェームス・ミルナー
23.アダム・ジョンソン
FW:
26.ピーター・クラウチ
27.ジャーメイン・デフォー

フォーメーション
(4-4-2)

  10  9
11       7
   8  4
3  6  5  2
    1

日本代表
GK:
21.川島永嗣(川崎)
DF:
15.今野泰幸(FC東京)
22.中澤佑二(横浜M)
4.田中マルクス闘莉王(名古屋)
5.長友佑都(FC東京)
MF:
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)(cap)
2.阿部勇樹(浦和)
7.遠藤保仁(G大阪)
(86分11.玉田圭司(名古屋))
16.大久保嘉人(神戸)
(71分8.松井大輔(グルノーブル))
FW:
9.岡崎慎司(清水)
(65分19.森本貴幸(カターニャ))
ベンチ:
GK:
23.川口能活(磐田)
1.楢崎正剛(名古屋)
DF:
3.駒野友一(磐田)
13.岩政大樹(鹿島)
25.酒井高徳(新潟)
MF:
10.中村俊輔(横浜M)
20.稲本潤一(川崎)
14.中村憲剛(川崎)
24.香川真司(C大阪)
27.山村和也(流通経済大)
FW:
12.矢野貴章(新潟)
26.永井謙佑(福岡大)

フォーメーション
(4-5-1)

    9
16  7  17  18
    2
5  4  22  15
    21

≪各種データ≫
イングランド日本
ボール支配率:
63%:37%
シュート数:
19:13
直接FK数:
13:8
間接FK数:
2:2
CK数:
4:3
GK数:
12:12
PK数:
1:0
オフサイド:
2:2

 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に臨む日本代表は30日、オーストリアのグラーツで強化試合を行い、強豪イングランド代表に1−2で敗れた。4月のセルビア戦、今月のW杯壮行試合の韓国戦に続いて国際Aマッチ3連敗となった。
 日本は前半7分、DF闘莉王(名古屋)が3試合ぶりの得点となる先制ゴールを奪った。GK川島(川崎)がMFランパード(チェルシー)のPKを止めるなど好セーブを連発したが、後半27、38分のオウンゴールで殊勲の白星を逃した。左足首痛のMF中村俊(横浜M)は出場しなかった。イングランドとの対戦成績は1分け2敗。
 イングランドはFWルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)ら世界的なスターが先発出場。後半からMFジェラード(リバプール)が入って攻勢に出て、オウンゴールを誘った。
 日本は6月4日にスイス・シオンで、コートジボワールとW杯開幕前最後の強化試合を行う。

川島永嗣
「(PKを止めたのは)イメージ通り。止められて良かった。まだ準備の段階。これからが本当の戦いになる」

中澤佑二
「(惜敗にも)負けは負け。勝ちたかった。オウンゴールだったが、どんな形でも失点は失点」

田中マルクス闘莉王
「チャンスで2点目を取っていれば楽になったが…。(攻守)両面で目立ってしまった。申し訳ない」

長友佑都
「相手はスピードがあって止めるのが大変だった。2失点は悔しい。前を向いて、次の試合に全力でいきたい」

本田圭佑
「あれ(先制点)がなかったら難しい試合になっていた。どう2点目を取るか、どう失点しないか。このままでは勝てない」

遠藤保仁
「ちょっと引きすぎたところもあったけど、バランス良く守備ができた。セットプレーで先制点も取れたし、チームのバランスが韓国戦より良かった」

松井大輔
「プレッシャーが激しかった。準備をしっかりしないと。コンディションを上げたい」

ジョン・テリー
「日本はとても良いチームだった。切れのある選手が数名いた。前半は我々より良かった」

フランク・ランパード
「前半は立ち上がりから終始、動きだしが遅かった。W杯開幕まであと少しになったが、いい調整をしたい。日本は動きがシャープでボールを動かすのが速かった。ビデオで韓国戦は見たが、今回の方が良かった」

日本代表・岡田武史監督
「もう少し攻撃でボールを動かせればよかったが、足が止まった。先に点を取って、守り切りたい意識が強かった。意図した攻撃の形は何本か出た。コンディションを上げて、攻撃の推進力を出さないと」

イングランド代表・ファビオ・カペッロ監督
「日本は非常にいいプレーをした。特にGKが好セーブを何度も見せた。組織力にも優れている。韓国戦はよくなかったが、この試合はいいパフォーマンスだった」

日本サッカー協会・犬飼基昭会長
「結果は結果だけど、チームの出来具合はいいところまできていると感じた。選手達が吹っ切れて、怖がらずにプレーしている感じ。あと2週間でどれだけ上げられるか。可能性を感じた」

日本代表23名
GK:
23.川口能活(磐田)
1975/08/15
1.楢崎正剛(名古屋)
1976/04/15
21.川島永嗣(川崎)
1983/03/20
DF:
22.中澤佑二(横浜M)
1978/02/25
4.田中マルクス闘莉王(名古屋)
1981/04/24
3.駒野友一(磐田)
1981/07/25
13.岩政大樹(鹿島)
1982/01/30
15.今野泰幸(FC東京)
1983/01/25
5.長友佑都(FC東京)
1986/09/12
6.内田篤人(鹿島)
1988/03/27
MF:
10.中村俊輔(横浜M)
1978/06/24
20.稲本潤一(川崎)
1979/09/18
7.遠藤保仁(G大阪)
1980/01/28
14.中村憲剛(川崎)
1980/10/31
8.松井大輔(グルノーブル)
1981/05/11
2.阿部勇樹(浦和)
1981/09/06
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
1984/01/18
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
1986/06/13
FW:
11.玉田圭司(名古屋)
1980/04/11
16.大久保嘉人(神戸)
1982/06/09
12.矢野貴章(新潟)
1984/04/05
9.岡崎慎司(清水)
1986/04/16
19.森本貴幸(カターニャ)
1988/05/07

予備登録メンバー7名

DF:
徳永悠平(FC東京)
槇野智章(広島)
MF:
小笠原満男(鹿島)
石川直宏(FC東京)
香川真司(C大阪)
FW:
前田遼一(磐田)
田中達也(浦和)

サポートメンバー4名

DF:
25.酒井高徳(新潟)
MF:
24.香川真司(C大阪)
27.山村和也(流通経済大)
FW:
26.永井謙佑(福岡大)

【機能した4−1−4−1】
 新システムの4−1−4−1が機能した。ルーニーを中心としたイングランドの強力攻撃陣に対して、中澤、闘莉王のセンターバックコンビとアンカー(守備専門のボランチ)の阿部が囲い込んで止めた。「守備ではそこそこ計算できた。W杯の初戦に向けた道筋が、まあ見えたと思います」と岡田監督も手応えを口にした。
 ザースフェー合宿から本格的に導入した4−1−4−1のキーマンは阿部だった。「役割がはっきりしていた。後ろも動かしてくれた」。DFラインの前で、下がってきた相手FWをマークし、時には相手のトップ下に体を寄せてピンチの芽を摘んだ。「負けてしまった。結果が全て。自分としてはもっと後ろと前の助けになるプレーがしたい」と反省したが、岡田監督は「(阿部)勇樹は90分持たないと思っていたが、よく持ってくれた。後ろとの連係、ルーニーが下がったら勇樹が見て、勇樹が(マークに)いったら後ろがステイとポジショニングが非常によかった」と高い評価を与えた。
 素晴らしいパフォーマンスを発揮したのには理由がある。試合会場のUPCアレナはシュトルム・グラーツの本拠地。阿部が師と仰ぐ前日本代表監督のオシム氏が、かつて指揮を執ったスタジアムだった。イングランド戦はそのオシム氏が視察。オシム氏から「運動量が減った。かつての輝きがない」と厳しい指摘を受けたこともあったが、健在ぶりをアピールした。

【GK川島、好セーブ連発】
 GK川島が好セーブを連発し、チームを引き締めた。1−0の後半11分、イングランドのランパードのPKを読み切り、右に横っ跳びして手で弾き、雄たけびを上げた。後半24分にはルーニーのシュートも左に飛んで、右手で弾き出した。
 オウンゴールで2失点したが、代表戦では昨年11月以来の出場ながら切れのいい動きを見せた。34歳の楢崎に続く第2GKの立場だが、「PKを止めたのはイメージ通り。チャンスをもらえて自分のプラスにしたかった。ここからが本当の戦い」と目を輝かせていた。

【中澤は再び左手負傷】
 日本代表DF中澤は以前負傷していた左手を試合中に再び痛め、試合後、包帯を巻いて報道陣の前に現れた。
 右足をかすめた、2失点目のオウンゴールについては「失点は失点。あそこまでサイドで展開されて、後ろに(向かって)守らないといけなかった」と反省。手応えはあったか、との質問には「あまり気にしていない。負けは負け。選手単位の問題を詰めていかないと」と前を向いた。

【“有言実行”闘莉王】
 「日本は優しすぎる。(試合は)戦争のつもりでやるべきだ。殴られたから殴り返すのではなく、先に殴ってしまえばいい」。闘争心をむき出しにするブラジル出身のDFは、0−2で敗れた24日の韓国戦後にこう話しており、自ら実践してみせた。
 闘莉王は、0−3で惨敗した4月のセルビア戦が出場停止、韓国戦はケガで出られず、この日が3試合ぶりの代表戦だった。「仲間の力になれず、悔しい」と語っていただけに、イングランド戦は待ち遠しかった。溜まっていた鬱憤(うっぷん)を自らの右足で吐き出した。

【長友、左サイドに戻って奮闘】
 韓国戦は右サイドバックで起用された長友が、本来の左サイドバックに戻ってフル出場した。自慢のスタミナを武器に、体を張った守りで奮闘したものの「相手はスピードがあって止めるのが大変だった」と強豪との対決に疲れた様子だった。
 2失点とも相手クロスがオウンゴールにつながってしまっての逆転負け。「2失点は悔しい。際どいところにボールを入れられて、なかなか厳しい」と悔しがった。

【阿部、新布陣に手応え】
 守備に重点を置いた新布陣で、中盤の底に就いた阿部は「やりやすかった」と手応えを口にした。相手の攻撃をつぶす役割だけでなく、前に位置した遠藤や長谷部とのパスワークもさえた。
 もちろん、逆転負けに納得はしていない。「本大会でも負けては意味がない。もう1点を取りにいけるかどうか」と攻撃面を課題に挙げた。

【本田「どう2点目を取るか」】
 強豪相手に善戦したが、本田は「どう2点目を取るか、どう失点しないか。このままでは勝てない」と、W杯本番に向けて表情は厳しかった。
 3トップ気味の右サイドで先発。しかし、攻撃面で目立ったのは後半6分にミドルシュートで相手ゴールを脅かした程度だった。
 岡田監督から得点を期待されているが、韓国戦に続いてゴールはなし。試合後ももどかしさを隠せなかった。

【森本、悔しさの中にも手応え】
 森本は1点リードの後半20分から途中出場。岡田監督から「とどめを刺してこい」と送り出され、22分にはペナルティーエリア内で左足で強烈なシュートを放ったが、GKの正面を突き、阻まれた。
 24日の韓国戦に続く途中出場。本大会でも切り札的な起用が予想される。「自分が決めていれば2−0だった」と悔しがったが、「チーム全体としていい戦いができた」と手応えも口にした。

【俊輔ベンチで勝ち見守る】
 日本代表MF中村俊輔は試合後に早川トレーナーが見守る中、ピッチ脇でダッシュを繰り返した。イングランド戦は左足首痛を押して強行出場する可能性もあったが、最後まで出場機会はなし。
 だが、24日の韓国戦後に注射を打ってからは「効いてきていい状態。大丈夫」と痛みも徐々に引いてきており、6月4日のコートジボワール戦出場に向けて回復ぶりをアピールした。

【オシム氏「どっちがイングランドだ?」】
 前日本代表監督のイビチャ・オシム氏(69)が、日本協会関係者とともに観戦した。
 監督時代さながらの鋭い眼光をピッチへ向けたオシム氏。自宅のあるグラーツで、かつての教え子たちが強豪相手に奮闘した様子をしっかりと見届けた。
 観戦後には記者会見し「今日の試合は非常にポジティブな出来事。時間帯によっては、どっちがイングランドなんだというプレーをした。収穫の多い試合だった」と日本を高く評価した。
 試合は序盤に日本が先制し、後半途中までリードを奪っていた。「チェスならば後半25分の時点でイングランドが参ったと投了してもおかしくはなかった」。日本が強豪を追い込んだとあって、自宅のあるグラーツでの熱弁は約45分間続いた。
 J1千葉の監督時代にも指導したMF阿部(浦和)の働きぶりに「あんなにいいプレーをしたのを見たのは記憶にない。ちょっとお世辞だが…」と感慨深げ。PKを止めるなど好守が光ったGK川島(川崎)も「日本のサッカー界にとってグッドニュース」と絶賛した。
 もちろん褒めるだけではない。「右サイドの運動量が少し足りなかった。最後まで耐え抜くんだという意地もほしかった」と注文も付けた。
 岡田監督が「進退伺」を立てたことについて問われると「私も監督を何十年もやっているが、重圧の対処の解決策は見つけていない」と述べた。

【イングランド、後半に圧力強めて逆転】
 イングランドは選手が厳しいシーズンを終えたばかりとあって精彩を欠いた。それでも後半は攻撃の圧力を強め、2つのオウンゴールを誘って逆転勝ち。カペッロ監督は「日本は非常にいいプレーをした」と相手の頑張りを称えたが、試合中は終始ベンチでイラついた表情だった。
 ランパードはPKを失敗。左へ蹴ったボールをGK川島に止められ、顔をしかめた。W杯前最後の調整試合で不満の残る内容に「W杯の開幕まであと少しになったが、いい調整をしたい」と笑顔はなかった。

【英BBC、日本戦は「説得力に欠ける試合」】
 イングランドのふがいない戦いぶりに英国BBC放送は試合後、日本戦を「説得力に欠ける試合」とバッサリ切り捨てた。
 4−4−2の布陣で試合に臨んだイングランドは、開始直後から気だるいプレーを展開。動きの鈍さから先制点を奪われたと非難した。先制点を決めた闘莉王に対して、マークについたG・ジョンソンは簡単に前に入られシュートを許した。強靭な体を持つセンターバックのファーディナンドは20分、小柄な岡崎に競り負けあわやというシュートを許した。
 攻撃では、両サイドのレノンとウォルコットが試合を通してスペースを見つけるのに苦労。レノンは19分の得点機も生かせなかった。W杯への生き残りを懸けて試合に臨んだFWベントも、至近距離のヘディングシュートを外した。
 後半には4−4−1−1のコンパクトな布陣に変更。パスもつながり始めたが、A・コールが森本にかわされ危ないシュートを許し、FWヘスキーも押し込むだけのダイビングヘッドを左に逸らし、「あのミスが代表落ちにつながる可能性もある」と厳しく報じた。
 イングランドは6月1日、現在の30名から最終メンバーを23名に絞り込むが、BBCは「期待外れの試合を終えたカペッロ監督は、答えを出すよりも、逆に頭を悩ますことになるだろう」と選考の混乱を予想した。

≪超サカ採点表≫
イングランド代表
GK:
1.ジェームス 5.5
失点に責任はなし。無難な出来
(46分29.ハート 6.0)
出場早々に本田のミドルシュートを弾き出す
DF:
2.G・ジョンソン 5.0
オーバーラップした後のプレーが雑
(46分13.キャラガー 6.0)
途中出場の松井に仕事をさせず
5.ファーディナンド 6.0
サイドからのクロスボールは完璧に跳ね返す
6.テリー 5.5
タックルが遅れる場面が多かった
3.A・コール 6.0
オーバーラップの場面は少なかったが、中澤のオウンゴールを誘発
MF:
7.ウォルコット 5.0
常に2対1の状況を作られ、ドリブル突破はほとんどできず
(46分24.ショーン・ライト・フィリップス 5.0)
左サイドでの起用だったが、縦へのスピードを生かしきれず
4.ハドルストン 5.0
球離れが悪くボールの奪いどころに
(46分20.ジェラード 5.5)
ほとんど存在感はなかったが、終盤に突然スイッチを入れて日本ゴールを脅かす
8.ランパード 6.0
強烈なキックで幾度も日本ゴールを脅かす
11.レノン 5.0
スペースを消され、持ち味を発揮できず
(77分28.ヘスキー --)
FW:
9.D・ベント 6.0
前線で身体を投げ出し、前半はルーニー以上の脅威に
(46分25.ジョー・コール 6.0)
鋭いクロスでオウンゴールを誘発
10.ルーニー 5.5
闘莉王、中澤に上手く押さえ込まれる
監督:
カペッロ 5.5
完全にテストとして割り切っていた様子
日本代表
GK:
21.川島永嗣 7.0
PK阻止など、数え切れないほどのビックセーブを連発
DF:
15.今野泰幸 6.0
攻撃面では物足りないが、守備では十分な存在感
22.中澤佑二 5.5
キャプテンという重責からは解放されたはずだが、身体が重かった
4.田中マルクス闘莉王 6.5
ストライカーのような振り抜きで先制弾。長友の裏を上手くカバーした
5.長友佑都 6.0
身体を投げ出した守備で、イングランドの強力な右サイドを押さえ込む
MF:
18.本田圭佑 6.0
前半は存在感が薄かったが、後半はまさに攻撃の中心になる
17.長谷部誠 6.5
攻守に躍動し、身体を張り続ける。キャプテンマークも似合っていた
2.阿部勇樹 7.0
危険なスペースをきっちりと埋めた。シンプルなパスで攻撃の潤滑油に
7.遠藤保仁 6.0
中盤でボールを落ち着け、前線にも積極的に飛び出す。コンディションは徐々に戻ってきた
(86分11.玉田圭司 --)
16.大久保嘉人 6.5
高い位置で積極的に仕掛けてチャンスメイク
(71分8.松井大輔 5.5)
試合に入り切れず、効果的なプレーは少なかった
FW:
9.岡崎慎司 6.0
ボールは収まらなかったが、積極的に裏を狙い、献身的な守備でチームに貢献した
(65分19.森本貴幸 6.0)
出場してすぐのビッグチャンスは決めたかった。閉塞した試合の流れを打破できず
監督:
岡田武史 6.0
新布陣はひとまず目処が立つ。本戦を見据えた采配も良かった


W杯出場決定
女子アジアカップ結果

3位決定戦:

女子中国代表0−2女子日本代表
(中国・成都)
≪得点者≫
日本:安藤梢18、澤穂希62

決勝:

女子オーストラリア代表1−1(PK5−4)女子北朝鮮代表

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねた女子アジアカップ最終日は本日30日、中国四川省成都市で決勝と3位決定戦を行い、日本は3位決定戦で中国を2−0で下して3位を確保し、6大会連続のW杯出場を決めた。
 日本は前半、FKの後の混戦から安藤(デュイスブルク)が押し込んで先制。後半にもFKを澤(ワシントン・フリーダム)が頭ですらせて加点し、そのまま逃げ切った。
 女子W杯は1991年に世界選手権として創設され、なでしこジャパンで知られる日本は全大会に出場している。来年の大会は16チームが出場し、ドイツの9会場で6月26日から7月17日まで開催される。
 決勝はオーストラリアが1−1からのPK戦を5−4で制して北朝鮮を下し、初優勝した。

女子日本代表
GK:
山郷のぞみ(浦和)
福元美穂(岡山湯郷)
海堀あゆみ(INAC)
DF:
須藤安紀子(日テレ)
近賀ゆかり(日テレ)
豊田奈夕葉(日テレ)
岩清水梓(日テレ)
矢野喬子(浦和)
熊谷紗希(浦和)
MF:
澤穂希(フリーダム)
宮間あや(アスレティカ)
川澄奈穂美(INAC)
南山千明(日テレ)
宇津木瑠美(日テレ)
上尾野辺めぐみ(新潟)
菅沢優衣香(新潟)
中野真奈美(岡山湯郷)
鮫島彩(東京電力)
FW:
安藤梢(デュイスブルク)
大野忍(日テレ)
山口麻実(ビート)
永里優季(ポツダム)
高瀬愛実(INAC)

【結束深めたなでしこジャパン】
 佐々木監督は「戦術やスキルではなく、精神的な部分で少しだけ中国を上回った。強くなった選手を称えたい」とホッとした表情を浮かべた。2008年に監督就任後、五輪やW杯などの予選は初めて。北京五輪後には中心だったDF池田らが引退し、厳しい戦いを知らない新戦力が増えた。今大会前には「若い子がまだ経験ある主力にぶら下がっていて、戦う集団になっていない」と心配していた。
 そんな中、苦しんでいたのが澤だ。今やピッチ外でもチームの精神的支柱。「自分のことだけでなく、下の子達の気持ちを引き上げてまとめなきゃいけない」と、誰よりもプレッシャーを感じながら今大会に臨んだ。
 先制の場面は、ようやくまとまり始めたチームを表すかのようだ。澤は「まだまだ言っても返ってこない子も多いけど、今日は1つになって戦えた。若手の成長を感じられた」。初優勝は逃したが、なでしこはW杯に向け結束を深めた。

【澤、釜本氏に並ぶ代表75ゴール目】
 日本女子のエース、澤が国際Aマッチ通算得点で、男子の釜本邦茂・日本サッカー協会名誉副会長に並ぶ75得点目をマークした。澤の代表初ゴールは1993年12月6日のフィリピン戦。15歳でのデビュー戦となったこの試合でいきなり4点を奪った。


首位キープ
Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第5節最終日結果

グループA:

京都1−0名古屋
(西京極・16017人)
≪得点者≫
京都:柳沢38

グループB:

浦和0−1清水
(埼玉・34040人)
≪得点者≫
清水:原87

ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ順位表
(第5節終了時)

グループA:

1位 京都
勝点9 得9 失4
得失点差 +5
3勝2分
(5試合消化)

2位 仙台
勝点8 得3 失1
得失点差 +2
2勝2分
(4試合消化)

3位 FC東京
勝点7 得4 失3
得失点差 +1
2勝1分1敗
(4試合消化)

4位 新潟
勝点7 得3 失5
得失点差 -2
2勝1分2敗
(5試合消化)

5位 大宮
勝点4 得4 失4
得失点差 ±0
1勝1分2敗
(4試合消化)

6位 名古屋
勝点2 得4 失6
得失点差 -2
2分1敗
(3試合消化)

7位 C大阪
勝点1 得2 失5
得失点差 -3
1分3敗
(4試合消化)

グループB:

1位 磐田
勝点10 得7 失3
得失点差 +4
3勝1分
(4試合消化)

2位 清水
勝点8 得4 失3
得失点差 +1
2勝2分1敗
(5試合消化)

3位 横浜FM
勝点7 得5 失2
得失点差 +3
2勝1分1敗
(4試合消化)

4位 山形
勝点7 得3 失1
得失点差 +2
2勝1分1敗
(4試合消化)

5位 浦和
勝点7 得6 失6
得失点差 ±0
2勝1分2敗
(5試合消化)

6位 神戸
勝点3 得4 失7
得失点差 -3
1勝3敗
(4試合消化)

7位 湘南
勝点0 得2 失9
得失点差 -7
4敗
(4試合消化)

 Jリーグ・ヤマザキナビスコカップは本日30日、埼玉スタジアムなどでグループリーグ第5節の残り2試合が行われ、グループAは京都が柳沢の得点で名古屋を1−0で退け、勝ち点11とし、首位を守った。名古屋は同2でグループリーグ突破が難しくなった。
 グループBは清水が後半42分の原の決勝点で浦和を1−0で破って、勝ち点を8とした。浦和は同7。グループAのFC東京とグループBの山形は29、30日に試合がなかった。

J2第15節最終日結果

札幌3−1富山
(札幌厚別・7614人)
≪得点者≫
札幌:西嶋42、宮沢50、古田70
富山:苔口13

栃木2−0岐阜
(栃木グ・3294人)
≪得点者≫
栃木:リカルド・ロボ75、広瀬80

3−2草津
(柏・7436人)
≪得点者≫
柏:レアンドロ・ドミンゲス18、61=PK、パク・ドンヒョク51
草津:ラフィーニャ8、佐田35

東京V1−1横浜FC
(国立・6761人)
≪得点者≫
東京V:土屋45
横浜FC:寺田37

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 J2第15節最終日は本日30日、国立競技場などで残りの4試合が行われ、首位柏は草津に3−2で逆転勝ちし、4連勝で勝ち点を36に伸ばした。4位栃木は岐阜に2−0で快勝し、同じく4連勝で勝ち点26。
 札幌は富山を3−1で退け、東京Vと横浜FCは1−1で引き分けた。


ドロー
国際親善試合結果

スロバキア1−1カメルーン
≪得点者≫
スロバキア:コプーネク6
カメルーン:エノー83

スペイン3−2サウジアラビア
≪得点者≫
スペイン:ビジャ30、シャビ・アロンソ58、ジョレンテ90+1
サウジアラビア:オサマ・ハウサウィ16、アル・ナマレ74

ハンガリー0−3ドイツ
≪得点者≫
ドイツ:ポドルスキ5=PK、ゴメス69、カカウ73

セルビア0−1ニュージーランド
≪得点者≫
ニュージーランド:スメルツ22

アメリカ2−1トルコ
≪得点者≫
アメリカ:アルティドール58、デンプシー75
トルコ:アルダ・トゥラン27

スウェーデン4−2ボスニア・ヘルツェゴビナ
ノルウェー2−1モンテネグロ
ウクライナ3−2ルーマニア
ポーランド0−0フィンランド
アイスランド4−0アンドラ
アゼルバイジャン1−3マケドニア
モルドバ2−3UAE

 サッカーの国際親善試合は29日、各地で行われ、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会グループリーグ・グループEの初戦で日本と対戦するカメルーンは、オーストリアのクラーゲンフルトでスロバキアと強化試合を行い1−1で引き分けた。
 A・ソングやウェボらが先発したカメルーンは前半6分に先制点を許した。その後は攻守に連係が取れず精彩を欠いていたが、後半38分にエノーが押し込み、辛うじて引き分けた。欧州チャンピオンズリーグを制したインテルイタリア)のFWエトーは出場しなかった。
 日本とカメルーンは6月14日にブルームフォンテーンで対戦する
 W杯初優勝を目指すスペインはオーストリアのインスブルックで、W杯出場を逃したサウジアラビアに3−2で競り勝った。2−2の後半ロスタイムに交代出場のジョレンテ(ビルバオ)が決勝点を挙げた。
 2大会連続11度目の出場のセルビアはオーストリアのクラーゲンフルトで、28年ぶりにW杯本大会に出場する格下のニュージーランドに0−1で黒星を喫した。
 前回大会3位のドイツはブダペストで、W杯不出場のハンガリーに3−0と順当勝ち。アメリカは米フィラデルフィアでトルコに2−1で逆転勝ちした

【カメルーン守備陣に甘さ】
 カメルーンは1対1の局面で身体能力の高さを発揮したが、連係には課題を残した。
 前半6分、左からの折り返しを走り込んだコプネクに決められた。後半早々にもあっさりとDFラインの裏を突かれ、クロスバー直撃のシュートを許すなど、守備陣のマークが甘くなる場面が目立った。ルグエン監督は8強に終わった1月のアフリカネーションズカップ(アフリカ選手権)の反省から守備陣の整備を進めているが、短期間で修正できるかは疑問だ。
 エトー不在の攻撃陣はスロバキアの堅守に苦戦。後半38分にエノーのゴールで引き分けるのが精一杯だった。

【エトーは近日中に合流】
 カメルーン代表のルグエン監督は29日、主将を務めるFWエトー(インテル)について「来週、チームに合流する。(本大会まで)2週間あれば問題ない」と述べた。エトーは、この日のスロバキア戦を欠場していた。
 元カメルーン代表のロジェ・ミラ氏が、エトーの代表でのプレーを批判。そのことを伝え聞いたエトーは怒りが収まらず「W杯は行くほどの価値があるのか。あと数日考える」とフランスのテレビ局に語るなど、チーム内は足並みが乱れているもようだ。

【W杯未勝利のニュージーランドに黒星】
 セルビアは前半にカウンター攻撃を浴びて失点。攻撃陣も振るわず、W杯未勝利のニュージーランドに足をすくわれた。
 後半にはフラストレーションの溜まったセルビアのサポーターが瓶や発煙筒を投げ込んだり、ピッチに乱入したりして一時騒然となった。主将のヴィディッチがサポーターをなだめる一幕も。後味の悪い敗戦に、アンティッチ監督は「目的はW杯の初戦に照準を合わせることだ」と気持ちを切り替えた。


発表
 ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会グループリーグ・グループEの初戦(6月14日)で日本と対戦するカメルーン代表のル・グエン監督は29日、同国代表の最終登録メンバー23名を発表し、FWエトー(インテル)らが入った。
 DFボング(バランシエンヌ)とFWチュポ・モーティング(ニュルンベルク)の2名はジュニア年代でそれぞれフランス、ドイツの代表として出場経験があり、現時点では国際サッカー連盟(FIFA)からカメルーン代表入りの許可は下りていない。
 カメルーン代表メンバー23名は以下の通り。

GK:
イドリス・カルロス・カメニ(エスパニョール/スペイン)
スレイマヌ・ハミドゥ(カイセリシュポール/トルコ)
ギー・エンディ・アセンベ(バランシエンヌ/フランス)
DF:
ベノワ・アスー・エコット(トッテナム/イングランド)
セバスチャン・バソング(トッテナム/イングランド)
ガエタン・ボング(バランシエンヌ/フランス)
オーレリアン・シェジュ(リール/フランス)
ジェレミ・ヌジタップ(アンカラギチュ/トルコ)
ニコラス・ヌクル(モナコ/フランス)
リゴベール・ソング(トラブゾンシュポール/トルコ)
ステファーヌ・エムビア(マルセイユ/フランス)
MF:
アチール・エマナ(ベティス/スペイン)
エヨング・エノー(アヤックス/オランダ)
ジャン・マクン(リヨン/フランス)
ジョルジュ・マンジェク(カイザースラウテルン/ドイツ)
ヨエル・マティプ(シャルケ/ドイツ)
ランドリー・エングエモ(セルティック/スコットランド)
アレクサンドル・ソング(アーセナル/イングランド)
FW:
サミュエル・エトー(インテル/イタリア)
アチール・ピエール・ウェボ(マジョルカ/スペイン)
モハマドゥ・イドリス(フライブルク/ドイツ)
エリック・チュポ・モティング(ニュルンベルク/ドイツ)
ビンセント・アブバカル(コトンスポート)


発表
 ウルグアイ代表を率いるオスタル・タバレス監督は29日、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の最終登録メンバー23名を発表し、FWフォルラン(アトレティコ・マドリード)、スアレス(アヤックス)らが順当に選ばれた。同代表は来月4日に南アフリカへ出発する予定。
 ウルグアイ代表メンバー23名は以下の通り。

GK:
ファン・カスティージョ(デポルティボ・カリ/コロンビア)
フェルナンド・ムスレラ(ラツィオ/イタリア)
マルティン・シルバ(ディフェンソール・スポルティング)
DF:
ディエゴ・ルガーノ(フェネルバフチェ/トルコ)
ディエゴ・ゴディン(ビジャレアル/スペイン)
アンドレス・スコッティ(コロコロ/チリ)
ホルヘ・フシル(ポルト/ポルトガル)
マルティン・カセレス(ユベントス/イタリア)
マウリシオ・ビクトリーノ(ウニベルシダ・デ・チリ/チリ)
マキシミリアーノ・ペレイラ(ベンフィカ/ポルトガル)
MF:
ワルテル・ガルガーノ(ナポリ/イタリア)
エヒディオ・アレバロ・リオス(ペニャロール)
セバスチャン・エグレン(AIKソルナ/スウェーデン)
ディエゴ・ペレス(モナコ/フランス)
アルバロ・ペレイラ(ポルト/ポルトガル)
ニコラス・ロデイロ(アヤックス/オランダ)
アルバロ・ゴンサレス(ナシオナル)
アルバロ・フェルナンデス(ウニベルシダ・デ・チリ/チリ)
FW:
ルイス・スアレス(アヤックス/オランダ)
ディエゴ・フォルラン(アトレティコ・マドリード/スペイン)
セバスチャン・アブレウ(ボタフォゴ/ブラジル)
エディンソン・カバーニ(パレルモ/イタリア
セバスチャン・フェルナンデス(バンフィエルド/アルゼンチン)


超サカFLASH

練習試合
 日本代表が明日31日にサブ組中心の練習試合を行うことが明らかになった。スイス・シオンのクラブと対戦する方向で調整している。


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