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2010.06.04.FRI
日本代表はコートジボワール代表に完敗!!本日の超最新情報

INDEX

完敗
国際親善試合
日本代表0−2コートジボワール代表
日本はW杯前最後の強化試合で完敗して4連敗!

勝利
国際親善試合
スペイン1−0韓国
イタリア1−2メキシコ
ドイツ3−1ボスニア・ヘルツェゴビナ
W杯初優勝を目指すスペインはヘスス・ナバスの代表初ゴールで勝利!W杯連覇を目指すイタリアは完敗!

背番号発表
W杯のイングランド代表の背番号発表!MFベッカムの背番号『7』はトッテナムMFレノンが継承!

GK以外は×
W杯に出場する北朝鮮代表がFWキム・ミョンウォンをGKで最終登録するも、FIFAがGK以外でのプレーを認めず!

移籍希望
インテルのブラジル代表DFマイコン(28)がレアル・マドリードへの移籍希望を表明!

解任
リバプールが成績不振でベニテス監督(50)を解任!違約金は約4億1000万円!

新監督
フィオレンティーナの新監督にカターニャ監督のミハイロビッチ氏(41)が就任!

本日の超サカFLASH
横浜MのDF丁東浩がU-21韓国代表の合宿に招集ほか


本文
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完敗
国際親善試合結果

日本代表0−2コートジボワール代表

会場:スタッド・ドゥ・トゥルビオン
観衆:4919人
主審:シュトゥーダー(スイス)
天気:晴
気温:23℃
湿度:42%
ピッチ:全面良芝

≪得点者≫
コートジボワール:オウンゴール13、コロ・トゥーレ80

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
21.川島永嗣(川崎)
DF:
15.今野泰幸(FC東京)
(67分3.駒野友一(磐田))
22.中澤佑二(横浜M)
4.田中マルクス闘莉王(名古屋)=16分
5.長友佑都(FC東京)
MF:
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
(46分10.中村俊輔(横浜M))
2.阿部勇樹(浦和)
(46分20.稲本潤一(川崎))
7.遠藤保仁(G大阪)
(46分14.中村憲剛(川崎))
16.大久保嘉人(神戸)
(65分19.森本貴幸(カターニャ))
17.長谷部誠(ボルフスブルク)(cap)
FW:
9.岡崎慎司(清水)
(55分11.玉田圭司(名古屋))
ベンチ:
GK:
23.川口能活(磐田)
1.楢崎正剛(名古屋)
DF:
13.岩政大樹(鹿島)
6.内田篤人(鹿島)
25.酒井高徳(新潟)
MF:
8.松井大輔(グルノーブル)
24.香川真司(C大阪)
27.山村和也(流通経済大)
FW:
12.矢野貴章(新潟)
26.永井謙佑(福岡大)

フォーメーション
(4-5-1)

    9
16   17   18
   7  2
5  4  22  15
    21

コートジボワール代表
GK:
1.バリ
DF:
20.ドゥメル
4.コロ・トゥーレ
5.ゾコラ
17.ティエネ
MF:
21.エブエ
6.トゥーレ・ヤヤ
9.ティオテ
(88分14.E・コネ)
FW:
15.ディンダン=66分
(73分10.ジェルビーニョ)
11.ドログバ(cap)
(19分7.ドゥンビア)
(63分18.カデル・ケイタ)
8.カルー
ベンチ:
GK:
16.ゾグボ
23.イエボア
DF:
2.アングア
3.ボカ
6.ゴフリ
22.バンバ
MF:
12.ゴソ
13.ロマリッチ

フォーメーション
(4-3-3)

 8  11  15
   9  21
     6
17  5  4  20
    1

≪各種データ≫
日本コートジボワール
ボール支配率:
38%:62%
シュート数:
6:9
直接FK数:
7:12
間接FK数:
1:1
CK数:
1:3
GK数:
8:7
PK数:
0:0
オフサイド:
1:1

 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に備えて直前合宿中の日本代表は4日、シオン(スイス)でコートジボワール代表と国際親善試合を行い、0−2で完敗した。
 日本にとってW杯本大会前最後の強化試合。前半13分にドログバのFKからオウンゴールで先制を許し、後半もセットプレーから失点した。
 これで、両チームの対戦成績は日本の2勝1敗となった。国際サッカー連盟(FIFA)の世界ランキングはコートジボワールが27位、日本は45位。
 日本は前半、パスが思うようにつながらず、決定機を作ることができなかった。唯一のチャンスは、こぼれ球に左足を合わせた本田の左足ボレーだったが、惜しくもゴール左上に外れた。また守備では、カウンターから一本の縦パスでシュートまで持ち込まれるシーンもあった。
 後半は中村俊らを投入したが簡単にボールを失う場面が多く、攻撃の形を作れなかった。逆にコートジボワールは、体の強さを生かした突破から縦パスを入れて日本ゴールを襲ったが、こちらもなかなかシュートに持ち込むことができなかった。
 日本は結局、強化試合で白星を挙げられないまま、本大会が行われる南アフリカへ乗り込むこととなった。
 日本は6日に南アフリカ入りし、14日にグループリーグ・グループE初戦のカメルーン戦を迎える。

日本代表・岡田武史監督
「前半、ディフェンスはそこそこ計算できたが、マイボールになってからみんなが怖がっていた。後半になってボールが回るようになった。こういう相手に戦える選手、戦えない選手がはっきりした。先に点を取られてしっかりゾーンを作られるとゴール前のシーンはそんなに多くは作れない。(カメルーン戦に向けて)今までやってきたことを劇的に変えるつもりはない」

田中マルクス闘莉王
「(オウンゴールは)来ると思わなかった。カバーしにいこうと横から入ったので分からなかった。
(流れの中から失点はしていないが?)相手が強かった。ボールを取りにいっても取れない。すごいレベルの高い相手だった。W杯じゃなくて良かった。このままやったら決勝まで行くんじゃないかと思うほど強かった」

長谷部誠
「動き出しが少なかったけど、今日は1対1で9割くらい負けた。ああなるとサッカーにならない。もっと戦う気持ちを出していかないと。そこで勝てないから引いてしまったところはあった。その辺は練習からやっていくしかない。イングランド戦の方が戦っていた。今日はもっと戦えたと思う」

本田圭佑
「相手の嫌なところを突くのが唯一の手段なのに、相手が分かっているところにつなげても崩せないし、プレッシャーをかけられてカウンターを食らってしまう。サイドを使えたときはセンタリングをいい感じで上げられたシーンもあったし、ああいうのを徹底するのかカメルーン戦での形になればいいと思う。あとはミドル(シュート)。つないでいると相手はなかなか出てこない。後半、上から見ていてもそう思った」

大久保嘉人
「左サイドが使われていなかった。チャンスを使い切れていない感じだった。(前半はサイドバックが上がるチャンスがあったが?)もっとあっても良かった。ボールが右から回って、そのまま右しか見れていないのはキツい」

岡崎慎司
「自分が1トップで使われているのは裏が狙えるからだと思っている。自分の特徴を消して、ポストプレーをやっても意味がないと思う。でも、裏に抜けたボールはシュートまで持っていけるようにしないといけない。じゃないと、いる意味がない」

日本代表23名
GK:
23.川口能活(磐田)
1975/08/15
1.楢崎正剛(名古屋)
1976/04/15
21.川島永嗣(川崎)
1983/03/20
DF:
22.中澤佑二(横浜M)
1978/02/25
4.田中マルクス闘莉王(名古屋)
1981/04/24
3.駒野友一(磐田)
1981/07/25
13.岩政大樹(鹿島)
1982/01/30
15.今野泰幸(FC東京)
1983/01/25
5.長友佑都(FC東京)
1986/09/12
6.内田篤人(鹿島)
1988/03/27
MF:
10.中村俊輔(横浜M)
1978/06/24
20.稲本潤一(川崎)
1979/09/18
7.遠藤保仁(G大阪)
1980/01/28
14.中村憲剛(川崎)
1980/10/31
8.松井大輔(グルノーブル)
1981/05/11
2.阿部勇樹(浦和)
1981/09/06
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
1984/01/18
18.本田圭佑(CSKAモスクワ)
1986/06/13
FW:
11.玉田圭司(名古屋)
1980/04/11
16.大久保嘉人(神戸)
1982/06/09
12.矢野貴章(新潟)
1984/04/05
9.岡崎慎司(清水)
1986/04/16
19.森本貴幸(カターニャ)
1988/05/07

予備登録メンバー7名

DF:
徳永悠平(FC東京)
槇野智章(広島)
MF:
小笠原満男(鹿島)
石川直宏(FC東京)
香川真司(C大阪)
FW:
前田遼一(磐田)
田中達也(浦和)

サポートメンバー4名

DF:
酒井高徳(新潟)
MF:
香川真司(C大阪)
山村和也(流通経済大)
FW:
永井謙佑(福岡大)

【W杯初戦へ乏しい収穫】
 W杯前の最後の強化試合は収穫に乏しく、日本の課題ばかりが浮き彫りになった。岡田監督は「身体能力が高く技術もあるのはカメルーンも同じレベル。先に失点しないことが大事だったが…」と振り返った。本番初戦を想定した試合で力負け。0−2の現実は重く、このままでは勝算は低いことが明確になった。
 先発メンバーは5月30日のイングランド戦と同じ。だが敵のプレッシャーをまともに受け、中盤でボールを回せない。身体能力差は歴然で、球際では競り負け、味方が連動してサポートに動けなかった。早々にFKから失点し、好機は本田のシュートくらいだった。
 後半は中村俊、中村憲、稲本を一気に投入。中盤の選手の距離が縮まってワンタッチのパスがつながるようになったが、ゴール前まで迫る力強さを欠いた。全体の動きが足りず、長谷部は「もっと前に出て行かないと駄目。戦う気持ちも出さないと」と悔やんだ。運動量でも相手に劣るようでは、勝ち目はなかった。
 これで国際Aマッチ4連敗。士気が上がらないままスイス合宿を終え、南アフリカへ旅立つことになる。「負けてもともとの気持ちでやるしかない」と本田。大事なのは強化試合ではなくW杯だが、自信を掴めなかった日本は、果たして本番で白星を掴めるのか。不安だけが膨らんでいく。

【岡田監督が「戦える選手はっきりした」】
 日本代表は、南アW杯前最後の強化試合となるコートジボワール戦に0−2で敗れ、4連敗でW杯に臨むこととなった。日本は前半12分の相手FKから闘莉王のオウンゴールで先制点を許すと、後半35分にもセットプレーからシュートを押し込まれた。
 敗戦に岡田武史監督は「(前半は)DFはそこそこ計算できたが、マイボールになって怖がっていた。後半になってボールは回るようになったが、最後まで崩しきれなかった」と振り返った。
 また、この試合では17人の選手を試し「こういう相手に戦える選手、戦えない選手がある程度はっきりした」と語り、本大会初戦で対戦するカメルーン戦について「今までやってきたことを劇的に変えるつもりはない」と断言。開幕戦のメンバーがほぼ固まっていることを明かした。

【日本、不安抱えW杯本番へ】
 日本代表はコートジボワールと最後の強化試合に臨んだが、ほとんど見せ場もつくれないまま0−2で完敗。不安を抱えたまま本番に臨むことになった。
 試合は平日の昼間で、スタジアムは空席が目立ったが「ガンバレ、ニッポン」の声援がアルプスの山々に囲まれたスタンドに響いた。
 オウンゴールとフリーキックからの失点に、日本サポーターは唖然。コートジボワール代表メンバーで、柏レイソルなどでも活躍したドゥンビア(22)の通訳をしていたという大学院生赤司智己さん(26)は「彼を応援していたけど、試合は日本に勝ってほしかった」とポツリ。
 森本貴幸(22)のユニホームを着てイタリアから駆けつけたというスポーツトレーナー東風徹さん(26)は「まだ本番まで時間がある。切り替えてほしい」と言葉を搾り出した。

【闘莉王、完敗認める】
 闘莉王は2試合連続でオウンゴールを記録した。前半13分、ドログバのFKが壁に跳ね返った球をクリアし切れず、足に当てて日本ゴールに入れてしまった。先に失点しないことがテーマだっただけに「カバーしに行ったんだけど…」と悔しそうに振り返った。
 コートジボワールの強さを実感したようで「ボールが取れなかった。本当にレベルが高い。これがW杯じゃなくて良かった」と完敗を認めた。ドログバを負傷退場させたことについては「わざとじゃない。何でもないことを祈っている」と神妙だった。

【今野が右膝負傷】
 守備面で評価が急浮上していた今野は後半途中、相手タックルをひざ付近に受けて倒れ、担架に乗って退いた。しかし、日本の広報担当によると、チームドクターは「それほど深刻ではない」と診断したという。
 今野は退場する際は顔をゆがめ、試合後も「右膝の内側を痛めた。すぐには練習できない感じ」と話したが、表情は穏やかだった。

【本田、持ち味出せず】
 本田は右サイドで先発したが、前半40分にこぼれてきたボールを左足で鋭いシュートを放った以外は攻撃で目立つ場面は少なかった。
 調子を落としている中村俊に代わってチームの主軸に、との期待は高いが、前半だけで交代。韓国戦、イングランド戦に続いてゴールを奪えずに終わり「相手の方が判断が速くて、ボール回しもうまかった」と悔しそうだった。

【岡崎「シュート打てない」】
 またもFW陣から得点は生まれなかった。1トップの岡崎は見せ場すらつくれずに後半10分に交代。「シュートを打てていない。打てる場面もなかった」と反省した。
 5月10日に代表メンバーが発表されてからの3試合で奪ったのは、イングランド戦でCKに合わせた闘莉王の1点のみ。左MFに定着している大久保はこの日も守備に追われ、前半終了間際のミドルシュートは大きく枠を外れた。
 岡崎と交代した玉田も相手ゴールを脅かせず、後半20分から出場した森本は後方からの数少ない好パスをトラップせずに、誰もいないスペースへ頭でパスした。
 エースとして期待されながら3月以来、代表でのゴールがない岡崎は「全体的に(敵陣で)怖い動きができなかった」。長年の課題を拭い去れないまま本大会に臨む。

【俊輔、“輝き”放てず】
 後半5分、ゴールから約30メートル。中村俊が左足から放ったボールは右にカーブしながら枠の中に飛んだ。GKに止められたが、久しぶりに見るきれいなFKだった。
 中村俊は後半から本田に代わってピッチに入った。「先発とか、そういうことは全く考えていない。日本の勝利のためにできることをやる。執着はしてないよ」と、先発を外れても腐った様子を見せてなかった。
 左足首痛でコンディションが上がらず、午後の練習が休みだった2日は1人だけグランドに出て、黙々と調整を続けた。
 この日は中村憲のパスで積極的にゴール前へ飛び出すなど、コンディションは上がっている様子。守備でも自陣ゴール前まで下がるなど、ピッチを走り回った。
 だが、低調なチームの中で起点になる場面はなかった。悪くはないが、良くもない。W杯で先発メンバーに入るほどの特別な輝きを放つことはできなかった。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
21.川島永嗣 5.5
失点はどうしようもない
DF:
15.今野泰幸 5.0
守備で奮闘も、攻撃面に課題
(67分3.駒野友一 4.5)
前線にフィードを供給するが、動いて貰えず
22.中澤佑二 5.0
裏を取られる癖は相変わらず
4.田中マルクス闘莉王 5.0
前線に上がっていく際、後ろとの確認は取れているのか疑問視
5.長友佑都 5.0
パワフルなFWに手こずる
MF:
18.本田圭佑 4.5
ボレーシュート以外は見せ場なし
(46分10.中村俊輔 5.0)
気持ちが入っていることはアピールしていた
2.阿部勇樹 4.5
ボール奪取の能力を発揮できず
(46分20.稲本潤一 5.0)
体の強さは発揮した
7.遠藤保仁 4.0
低い位置で受けることしかできなかった
(46分14.中村憲剛 4.0)
ボールにあまり絡めず
16.大久保嘉人 4.5
積極性は買えるが、確実性がない
(65分19.森本貴幸 5.5)
シュートへの積極性は見せた
17.長谷部誠 4.5
不慣れなトップ下で良さが消えた
FW:
9.岡崎慎司 4.5
身体能力の高い相手DFに封じられる
(55分11.玉田圭司 -)
得意のドリブルを披露する機会はなかった
監督:
岡田武史 4.5
やりたいことはできたのか疑問視
コートジボワール代表
GK:
1.バリ 6.0
脅かされた場面は1回だけ
DF:
20.ドゥメル 6.5
前半からアップダウンを繰り返した
4.コロ・トゥーレ 6.5
ディフェンスラインを統率すると共に、前線にも攻め上がる
5.ゾコラ 6.5
センターバックに対応できることを証明した
17.ティエネ 6.0
守備でバランスを取った
MF:
21.エブエ 6.5
アーセナルでもやっている右センターハーフを率なくこなした
6.トゥーレ・ヤヤ 7.0
ボールを奪う力はさすがの一言
9.ティオテ 6.0
時折、ドリブルで突破を図る積極性を見せた
(88分14.E・コネ --)
FW:
15.ディンダン 6.0
ドゥメルとのコンビで右サイドを崩す
(73分10.ジェルビーニョ --)
11.ドログバ --
(19分7.ドゥンビア 6.0)
後半16分の反転からのシュートなど、大器の片鱗をのぞかせる
(63分18.カデル・ケイタ 6.0)
攻撃を活性化
8.カルー 6.0
ドリブルで相手を手玉に取るシーンがあった
監督:
エリクソン 6.0
ほぼ理想的な試合運び


勝利
国際親善試合結果

スペイン1−0韓国
≪得点者≫
スペイン:ヘスス・ナバス85

イタリア1−2メキシコ
≪得点者≫
イタリア:ボヌッチ89
メキシコ:ベラ17、メディナ83

ドイツ3−1ボスニア・ヘルツェゴビナ
≪得点者≫
ドイツ:ラーム50、シュバインシュタイガー73=PK、77=PK
ボスニア・ヘルツェゴビナ:ジェコ15

 サッカーのワールドカップ(W杯)に向けた強化試合は3日、各地で行われ、W杯初優勝を目指すスペインはインスブルックで韓国を1−0で下した。ユーロ2008(2008年欧州王者)のスペインは後半41分にFWヘスス・ナバスがペナルティーエリア外からミドルシュートを決めた。ヘスス・ナバスは代表初ゴール。負傷欠場していたセスク・ファブレガスも2ヶ月ぶりに復帰した。
 スペインはワールドカップ(W杯)グループリーグ・グループHで、スイス、ホンジュラス、チリと対戦。韓国はグループBで、アルゼンチン、ナイジェリア、ギリシャと対戦する。
 大会2連覇を目指すイタリアはブリュッセルでメキシコに1−2で完敗。メキシコは21歳のFWベラ(アーセナル)のゴールなどで2点を先行し、逃げ切った。
 前回大会3位のドイツは地元フランクフルトで、W杯出場を逃したボスニア・ヘルツェゴビナに3−1で逆転勝ちした。この日はDFラームがキャプテンとしてデビューし、ゴールもマーク。チーム状態に自信を覗かせた。


背番号発表
 イングランド協会(FA)は3日、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に臨むイングランド代表の背番号を発表した。
 エースとして活躍が期待されるマンチェスター・ユナイテッド所属のFWウェイン・ルーニーは「10」。このほか、イングランド代表の主将を務めるマンチェスター・ユナイテッド所属DFリオ・ファーディナンドは「5」、負傷のため本大会出場が叶わなかったLAギャラクシー所属のMFデイヴィッド・ベッカムが前回大会で付けていた「7」は、トッテナムのMFアーロン・レノンが継承することになった。
 背番号は以下の通り。

1.ジェームズ(ポーツマス)
2.G・ジョンソン(リバプール)
3.A・コール(チェルシー)
4.ジェラード(リバプール)
5.ファーディナンド(マンチェスター・ユナイテッド)
6.テリー(チェルシー)
7.レノン(トッテナム)
8.ランパード(チェルシー)
9.クラウチ(トッテナム)
10.ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)
11.J・コール(チェルシー)
12.グリーン(ウェストハム)
13.ウォーノック(アストンビラ)
14.バリー(マンチェスター・シティー)
15.アップソン(ウェストハム)
16.ミルナー(アストンビラ)
17.ショーン・ライト・フィリップス(マンチェスター・シティー)
18.キャラガー(リバプール)
19.デフォー(トッテナム)
20.L・キング(トッテナム)
21.ヘスキー(アストンビラ)
22.キャリック(マンチェスター・ユナイテッド)
23.ハート(マンチェスター・シティー)


GK以外は×
 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場する北朝鮮がFWのキム・ミョンウォンをGKで最終登録したことを受け、国際サッカー連盟(FIFA)は3日、「W杯ではGKとしてしかプレーできない」との見解を示した。
 最終登録メンバーは本日4日に発表される。
 本来はストライカーの選手を第3GKとして登録したのが発端。「23人のうち3人はGKであるべき」とのFIFAの規定に無理やり沿うようにした形だが、その選手をGK以外で起用できるかが問題となっていた。
 規定では、「ケガの場合を除いて(最終登録の)23人を変更することはできない」となっており、FIFAは「GKとして登録された3人はGKとしてのみプレーできる。チームが到着した時のミーティングで確認し、試合当日にもそのように促す」との見解を示している。


移籍希望
 イタリアセリエAのインテルに所属するブラジル代表DFマイコン(28)が3日、レアル・マドリード(スペイン)への移籍希望を表明した。
 2008年から2年間、インテルを率いていたジョゼ・モウリーニョ監督がレアル・マドリードの指揮官に就任することが決定して以降、モウリーニョ監督のお気に入りであるマイコンのレアル移籍の噂が加熱。今夏の去就が注目されている。これに関して、マイコンは「私が望むことはマドリードでプレーすること。それができたら名誉なこと。私のキャリアにとって最大のチャンスだ」とレアルでのプレーを望んでいることを明かした。
 なお、マイコンはブラジル代表として、来週に開幕が迫ったW杯のメンバーに選ばれている。同選手はW杯について「今はブラジル代表としてベストの状態でW杯に臨むことしか考えていない」と語り、当面は移籍問題を封印し、W杯へ集中するとした。


解任
 イングランドプレミアリーグのリバプールは3日、ラファエル・ベニテス監督(50)との契約を解除したと発表した。同監督は契約解除により支払われる額を300万ポンド(約4億1000万円)とすることで合意した。ベニテス監督はリバプールと2009年3月に5年間の契約延長に合意しており、契約解除金としておよそ1600万ポンド(約21億7000万円)を請求することもできたが、債務に苦しむクラブ側には全額を支払う余裕がなく、ベニテス監督側が折れた形となった。
 スペイン人のベニテス監督は2004年から指揮を執り、欧州チャンピオンズリーグ優勝など実績を残したが、リーグ制覇には導けなかった。同氏は、CL覇者のインテル(イタリア)の監督候補と報じられている。
 クラブのHP上でベニテス監督は「リバプールの監督でなくなると発表するのは非常に悲しい。スタッフと選手の努力に感謝している。私の気持ちはこれからも良い思いでとしてリバプールに残るだろう。厳しい時期も支えてくれたサポーターには、『ありがとう』という言葉以外みつからない。リバプールの監督であったことに誇りに思う。もう一度、ありがとうと言わせて欲しい。そして、あなたたちはいつでも『You'll never walk alone』ということを忘れないで欲しい」とコメントした。


新監督
 イタリアセリエAのフィオレンティーナは3日、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会終了後にイタリア代表監督に就任することが決まっているチェーザレ・プランデッリ監督の後任として、シニシャ・ミハイロビッチ氏(41)を新監督に迎えると発表した。
 ミハイロビッチ氏は今季途中からカターニャ(イタリア)を指揮し、チームを残留に導いていたが、先ごろ辞任を発表。今後はより大きなクラブで仕事をしたいと語っていた。
 フィオレンティーナは「ミハイロビッチ氏の監督就任は4日に正式に発表される」との声明を発表している。
 ミハイロビッチ氏は現役時代はユーゴスラビア代表やラツィオ(イタリア)などで活躍。インテルでアシスタントコーチを務めた同氏は、2008年にボローニャで監督としてデビューを果たした。
 今季のフィオレンティーナは欧州チャンピオンズリーグでベスト16に進出したものの、リーグ戦では11位と奮わず。さらにFWムトゥのドーピング陽性反応による出場停止、プランデッリ監督のフロントとの確執など、内部にも問題を抱えていた。


超サカFLASH

招集
 J1横浜Mは本日、DF丁東浩がU-21(21歳以下)韓国代表の合宿に招集されたと発表した。合宿は10日から23日まで韓国で行われる。

契約更新
 イングランド・サッカー協会(FA)は3日、W杯に臨むイングランド代表のファビオ・カペッロ監督が、2012年まで代表の指揮を執ると発表した。同監督についてはインテル(イタリア)の監督に就任する可能性をイタリア紙などが報じていた。

獲得
 イングランドプレミアリーグのウォルバーハンプトンは3日、同じイングランドのバーンリーからスコットランド人FWスティーウ゛ン・フレッチャー(23)をクラブ史上最高額の移籍金で獲得したと発表した。契約期間は4年間。移籍金は未公表。フレッチャーは今季1部に昇格したバーンリーで8ゴールを挙げたが、チームは1年で降格していた。

新監督
 ポルトガルリーグのポルトは3日、かつてポルト、チェルシー(イングランド)、インテル(イタリア)でジョゼ・モウリーニョ氏が指揮官を務めた際にアシスタントをしていたアンドレ・ビラス・ボアス氏(32)が監督に就任したと発表した。契約期間は2年。ビラス・ボアス氏は長年、モウリーニョ氏の下でアシスタント兼スカウトを務め、昨年10月にアカデミア・コインブラ(ポルトガル)で監督としてのキャリアをスタート。就任当初降格圏にいたチームを11位に浮上させた。


[提携サイト]
日本代表ニュース

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