本日の超最新情報
J1第15節第1日、首位鹿島は引き分けて連勝が4でストップ!!2010.07.27.TUE

INDEX

勝ち点1差
J1第15節第1日
仙台1−1広島
鹿島2−2新潟
清水3−2C大阪
首位鹿島は追い付かれて連勝が4でストップ!2位清水は逃げ切り勝利で鹿島に1差に迫る!

海外で人選
日本代表の次期監督は日本協会の原博実強化担当技術委員長(51)が海外で人選!

完敗発進
ミルクカップグループリーグ第1戦結果
U-19デンマーク代表4−1U-19日本代表
日本は重松健太郎(FC東京)が同点弾を挙げるも、その後の3失点で大敗!

90分再試合
雷雨のため前半36分で中止となった25日のJ2の水戸vs大分(Ksスタ)は90分間の再試合で実施!

記者会見
アムカル・ペルミへの移籍が決まった元日本代表FW巻誠一郎(29)が千葉市内で記者会見!

スタメン
親善試合
KVKティネーン1−2リエーセ
リエーセGK川島永嗣は先発し、2日連続で試合出場!

練習参加
CSKAモスクワMF本田圭佑は通常通り練習に参加も、スルツキ監督の会見を真っ向から否定!

退団発表
レアル・マドリードの元スペイン代表FWラウール(33)が退団を発表!移籍先はイングランドかドイツ!

獲得
ベジクタシュ(トルコ)がレアル・マドリードから元スペイン代表MFグティ(33)を獲得!2年契約で年俸は約3億500万円!

発表
ブラジル代表のメネゼス新監督(48)が8月10日のアメリカ戦の同国代表メンバー24名発表!MFカカらは選出されず!

前代未聞の策
W杯で内紛騒ぎを起こして敗退したフランス代表が前代未聞の策に乗り出す!

本日の超サカFLASH
G大阪のFWルーカスに3試合の出場停止処分ほか


本文
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勝ち点1差
J1第15節第1日結果

仙台1−1広島
(ユアスタ・12139人)
≪得点者≫
仙台:関口26
広島:オウンゴール78

鹿島2−2新潟
(カシマ・10685人)
≪得点者≫
鹿島:マルキーニョス55、大迫74
新潟:矢野45+2、三門80

清水3−2C大阪
(アウスタ・13317人)
≪得点者≫
清水:兵働17、藤本37、岡崎57
C大阪:オウンゴール82、マルチネス90+4

J1第15節最終日日程

28日(水)
19:00〜
山形vs川崎
(NDスタ)
19:00〜
大宮vs横浜M
(NACK)
19:00〜
FC東京vs磐田
(国立)
19:00〜
名古屋vs湘南
(瑞穂陸)
19:00〜
京都vs浦和
(西京極)
19:00〜
神戸vsG大阪
(ホームズ)

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2010年シーズンJ1日程&結果

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 J1第15節第1日は本日27日、カシマスタジアムなどで3試合が行われ、新潟は三門のゴールで2−2と同点に追い付き、9試合負けなしとした。首位鹿島は4連勝を逃したが、勝ち点1を加えた。
 2位清水は前半に2点を先行。後半には日本代表FW岡崎の今季7ゴール目で加点して3−2で逃げ切り、鹿島に勝ち点1差と迫った。C大阪は7試合ぶりの黒星。
 仙台は関口が先制点を挙げたが、後半のオウンゴールで広島に追い付かれ、10試合ぶりの白星はならなかった。

【鹿島は勝ち切れず渋い表情】
 一度は逆転した首位鹿島だが、終盤に追い付かれて引き分け。連勝は4で止まった。
 1点を追う後半は素晴らしい攻めを見せた。10分、新井場が右サイドで巧みにDFをかわし、正確なクロスでマルキーニョスの同点ゴールをアシスト。29分には途中出場したばかりの本山がオフサイドラインぎりぎりから飛び出した大迫に縦パスを通し、試合をひっくり返した。
 猛暑の中で中2日の厳しい日程。ただ、小笠原は「相手も一緒。それは関係ない」と勝ち切れなかったことに悔しさいっぱい。本山も「勝ち点3が取りたかった。すごく残念」と渋い表情だった。

【新潟は鹿島と真っ向勝負】
 一度は逆転されながら、追い付いた。王者鹿島と価値ある引き分けだ。選手時代の大半を過ごした古巣に指揮官として初めて挑んだ新潟の黒崎監督は「しぶとさ、粘り強さを見せてくれた。頼もしく思っている」と選手をたたえた。
 前半ロスタイム、矢野のゴールで先手を打った。中盤で相手ボールを奪った瞬間、「シュートを狙っていた」。右足の外側にかけた技ありのシュートが相手DFにも当たり、ゴール左へ。日本代表FWは今季15試合目での初ゴールに「長かった」と本音を漏らした。
 攻守の要、本間が警告累積で出場停止。布陣をいつもの4−4−2から4−3−3に変えたが、黒崎監督は「鹿島と真っ向勝負がしたかった」と攻撃的姿勢を貫いた。後半、2点を奪われても、矢野は「誰一人あきらめなかった」と言う。35分、途中出場の三門のリーグ戦初得点で追い付いた。
 9試合連続負けなし。昨季リーグで唯一、鹿島に2戦2勝した相性の良さも生かし、相手の連勝を4で止めた。まだまだ夏場。王者の独走を阻止しようと挑んだ新潟の意地が光った。

【清水が本拠500得点の大台突破】
 4連覇を狙う王者の独走を許すわけにはいかない。清水が3−2で逃げ切りリーグ戦5試合ぶりの白星を挙げ、首位鹿島に勝ち点1差と迫った。
 先制点は爽快なミドルシュートだった。前半17分、藤本のパスを兵働が豪快にゴールへ叩き込んだ。J1史上5クラブ目のホーム通算500得点目となる記念のゴールだった。
 前半33分にはGK西部が小松にかわされ、大ピンチを迎えたが、DF岩下が体を投げ出すようにして阻止。すると4分後、今度は藤本が相手GKと1対1になり、技ありのループシュートで加点した。後半には日本代表FW岡崎が2試合連続のゴールを奪い、反撃をしのいで逃げ切った。
 ワールドカップ(W杯)による中断後、2分けと足踏みして2位に後退。わずか3日前には名古屋との上位対決で3−3の壮絶な一戦を演じたばかりだった。体調の回復具合も心配されたが、昨季は7月4日から13試合負けなしで首位に浮上するなど、暑い時期には無類の強さを発揮する。悲願のリーグ初制覇に向け、清水は夏を「満喫」しそうだ。

【警告10枚で観客ブーイング】
 清水vsC大阪で主審を務めたのは、審判交流でイングランドから派遣されたアトウェル氏。来日後の会見では「双方にとっていいプログラム。日本の友人から多くを学びたい」と穏やかな口調で話していたが、この日は両チームに計10枚のイエローカードを提示し、スタンドからブーイングを浴びる場面もあった。
 W杯南アフリカ大会決勝でもイングランド人のウェブ主審がカードを14枚も出したばかり。サッカーの母国の審判は警告がお好き?

【佐藤寿人が古巣で節目の200試合】
 広島の佐藤がJ1通算200試合出場を達成。古巣仙台の本拠で節目を迎え「こんなスタジアムでメモリアルというのは特別な思いだった。ブーイングもうれしかった」と感慨に浸った。
 ただ、プレーでは開始直後にバー直撃の強烈なシュートを放ったものの、その後はほとんど見せ場をつくれなかった。「もっといい仕事をしないといけない」と、反省も忘れなかった。

【京都が加藤監督を解任】
 最下位に低迷するJ1の京都サンガは27日、加藤久監督(54)を解任し、秋田豊コーチ(39)が新監督に就任すると発表した。28日の浦和戦(西京極)は秋田コーチが代行として指揮を執る。試合後に監督就任の記者会見を行う。
 加藤監督は2007年10月から就任。J1で2008年14位、2009年12位。今季は2勝4分け8敗で勝ち点10、得失点差で最下位の18位と沈み、3月27日の磐田戦で勝って以降、リーグ戦は10試合連続で白星から見放されていた。
 元日本代表の秋田コーチは1993年から鹿島、名古屋でプレー。2007年に当時J2の京都に移籍、同年に現役を引退した。2008年から京都でコーチを務めていた。
 秋田コーチは「自分1人だけではなく、選手、スタッフ、チーム関係者、サポーターとともに戦い、今の状況を打破していきたい」とクラブを通じてコメントした。


海外で人選
 日本サッカー協会の小倉純二新会長(71)は26日、原博実強化担当技術委員長(51)が現在、海外で次期日本代表監督の人選に当たっていることを明らかにした。
 小倉会長は原委員長の具体的な渡航先は明かさなかったが、「いろいろな人に会ったりして、絞り込みをやっている状態。かなり進んでいる」と、人選が順調にいっていることを示唆した。
 ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で日本をベスト16に導いた岡田武史監督は、大会を最後に退任。日本代表の次の試合は9月4日に国際親善試合のパラグアイ戦が予定されている。

【代表コーチ削減を示唆】
 日本サッカー協会の小倉純二新会長は26日、東京都文京区のJFAハウスで初仕事を行い、次期日本代表チームのコーチ陣の人数を減らす考えを明かした。岡田体制ではコーチが4人いたが「今回(の代表)はコーチがたくさんいた。原技術委員長は“あんなにいらない”と言っている」と話し、コーチは2、3人にとどめることが濃厚。
 また原委員長がチリで次期日本代表監督候補のビエルサ監督サイドと接触していることに関し、小倉新会長は「いろんな人に会っている感じ。情報を集めて絞り込みをやっている状態で、(原委員長は)かなり進んでいると言っている。最終調整?何とも言えない」と話していた。


完敗発進
ミルクカップグループリーグ第1戦結果

U-19デンマーク代表4−1U-19日本代表
≪得点者≫
日本:重松健太郎65

 サッカーのU-19(19歳以下)日本代表は26日、北アイルランドのバリーマニーで開幕したミルクカップの初戦でデンマークと対戦し、1−4で完敗した。日本は0−1の後半20分にFW重松(FC東京)のゴールで同点に追い付いたが、その後に3失点した。
 同大会には日本を含め6カ国が参加している。

U-19日本代表メンバー16名
GK:
1.川浪吾郎(柏)
18.中村隼(山形)
DF:
2.田中優毅(日体大)
3.阿部巧(横浜FC)
4.平出涼(FC東京)
5.岡本拓也(浦和ユース)
6.遠藤航(湘南ユース)
7.寺岡真弘(関西大)
MF:
8.六平光成(中央大)
9.藤田息吹(慶應義塾大)
11.菊池大介(草津)
12.加藤大(新潟)
13.宮市亮(中京大中京高)
14.小島秀仁(前橋育英高)
FW:
15.杉本健勇(C大阪)
16.重松健太郎(FC東京)


90分再試合
 Jリーグは26日、雷雨のため前半36分に中断し、そのまま中止となった25日のJ2の水戸ホーリーホックvs大分トリニータ(ケーズデンキスタジアム水戸)を90分間の再試合で行うことを決めた。日時、会場は未定。
 Jリーグでは昨年9月、J1の鹿島vs川崎(カシマスタジアム)が大雨で中断し、後日異例の再開試合になったのを受け、規約を改正。「不可抗力により開催不能または中止になった場合、当該試合の取り扱いはチェアマンが決定する」とし、今回が改正後初の適用だった。


記者会見
 ロシアプレミアリーグのアムカル・ペルミへの移籍が決まった元日本代表FW巻誠一郎(29)が本日27日、千葉市内で記者会見を開き「FWとして結果が形に見えないといけない。ゴールを取り続けることが非常に重要」と決意を口にした。
 今季出場機会に恵まれなかった長身FWは「チャンスがない形になるより、僕自身1プレーヤーでいたい。W杯を見ていて世界の舞台で戦いたい思いが沸々と沸いてきた」と移籍を決断した理由を説明。サポーターへの思いを聞かれると「今の僕があるのはサポーターの力があったから」と涙を浮かべ、「笑われるかもしれないが、僕にとってはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)やバルセロナ(スペイン)と同じ価値がこのクラブ(千葉)にはある。戻ってこられるよう頑張りたい」と7年半在籍した古巣への強い愛着を口にした。


スタメン
親善試合結果

KVKティネーン1−2リエーセ

ブレイ・ワンダーズ0−5ビジャレアル
ケルン1−2ランス
ハノーバー1−0ゲンチレルビルリイ
パナシナイコス0−2マインツ

 プレシーズンの親善試合は26日、各地でが行われ、日本代表GK川島永嗣が所属するベルギー1部リーグのリエーセは敵地でベルギー2部のKVKティネーンと対戦した。試合は前半に2得点を挙げたリエーセが相手の反撃を1点に抑え2−1で勝利を収めた。川島は先発メンバーに名を連ね、2日連続で試合に出場した。
 ビジャレアル(スペイン)はブレイ・ワンダーズ(アイルランド)と対戦し、5−0で大勝。ケルン(ドイツ)はランス(フランス)と対戦し、1−2で逆転負けを喫した。


練習参加
 ロシアプレミアリーグ、CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(24)はスパルタク・ナリチク戦から一夜明けた26日、チーム練習に参加。気温30度を超える中、ボール回し、ミニゲーム、フィジカルトレーニングなど2時間近くに及ぶメニューで精力的に汗を流した。
 スパルタク・ナリチク戦が行われた25日もベンチ外メンバーで行われた練習をこなしており、2日連続のハードメニュー。スルツキ監督の指揮する練習で精力的な動きを見せた。

【本田は真っ向から否定】
 本田は起用法を巡るスルツキ監督との意見の食い違いで、ベンチ外。攻撃的位置での出場を何度も志願したが、ボランチで起用され続けたことが原因だった。だが、スルツキ監督は試合後の会見で「本田はW杯の疲れもあり休ませた」と弁解。一夜明けた26日に本田はチーム練習に参加し「疲れがある?それはむしろ逆。疲れがとれすぎてこれから追い込んでいかないといけない感じ」と真っ向から否定した。
 本田はスルツキ監督とは今後も継続的に話し合いを持つ意向で「お互いプロなんで曲げられないことはある。お互い子供ではないので主張をしっかりして、ピッチの上で解決したい」と力を込めた。妥協してボランチでピッチに立つことは頭になく、練習で実力を示して攻撃的MFのポジションを勝ち取るつもりだ。

【ロシア紙がスルツキ監督を批判】
 本田圭佑が25日のスパルタク・ナリチク戦でベンチ外となり、レオニード・スルツキ監督との起用法を巡る確執が取り上げられる中、26日のロシア紙は「本田抜きではナリチクに勝てず!」との見出しを掲げた。
 この試合でCSKAは4位のナリチクに1−2と敗戦。チームも攻撃に迫力を欠くお粗末な展開となっただけに、今回の報道により本田に対する期待の大きさが伺える。
 なお、現在勝ち点27で3位のCSKAは、8月1日に6位スパルタク・モスクワ(同20)と対戦する。


退団発表
 サッカーのスペインリーガエスパニョーラ、レアル・マドリードのFWラウール・ゴンサレス(33)が26日に記者会見し、クラブを退団することを明らかにした。33歳の元スペイン代表FWは涙を浮かべながら「体が許す限り選手を続けたい。外国で経験を積むチャンスだ」と他国リーグへの移籍に言及した。
 ラウールは1992年にレアルの下部組織に入り、1994年に17歳でトップデビューして以来、レアルでプレー。6度の国内リーグ優勝や3度の欧州制覇に貢献し、通算741試合出場、323得点はクラブ歴代最多。スペイン代表でも歴代最多の44得点をマークしているが、2006年10月以降代表から遠ざかり、同国が初優勝したワールドカップ(W杯)南アフリカ大会には出場しなかった。
 ドイツブンデスリーガのシャルケ移籍が濃厚だが「シャルケのほかにも興味を示してくれている。僕の未来はイングランドかドイツにある」と話した。


獲得
 サッカーのトルコスーパーリーグのベジクタシュは26日、スペインリーガエスパニョーラのレアル・マドリードを退団した元スペイン代表MFグティ・エルナンデス(33)と2年契約を結んだと発表した。年俸は270万ユーロ(約3億500万円)。
 R・マドリードの生え抜きでサポーターからの支持が厚いグティは5度の国内リーグ優勝と3度の欧州チャンピオンズリーグ制覇に貢献した。
 昨季リーグ4位のベジクタシュは2007〜2008年にR・マドリードの指揮を執ったベルント・シュスター新監督が率いる。ベジクタシュは2008−2009年シーズンにリーグ優勝しているが、昨季は4位でシーズンを終えた。


発表
 サッカーのブラジル代表を率いるマノ・メネゼス新監督(48)は26日、就任初戦でアメリカと対戦する8月10日の国際親善試合の代表メンバー24名を発表し、8強に終わったワールドカップ(W杯)南アフリカ大会代表はFWロビーニョ(サントス)ら4人にとどまり、MFカカ(レアル・マドリード)、FWルイス・ファビアーノ(セビリア)らが外れた。
 4年後に自国開催するW杯に向け、代表再建を託された新監督は「刷新」を掲げ、FWネイマール、MFガンソ(以上サントス)ら成長著しい若手を初めて代表に選び、FWパト(ミラン)も起用した。代表は国内でプレーをする選手が半数の12人となった。
 メネゼス監督は記者会見で「大事なのは(選手の)責任感。代表に選ばれたプロ選手としての責任を果たさなければならない」と述べた。

【最も高い位置に立って離れる】
 自国開催の2014年W杯を見据え、ブラジル代表を率いるマノ・メネゼス新監督が25日、これまで率いたコリンチャンスで最後の指揮を執った。ブラジル全国選手権1部でグアラニに3−1で快勝。勝ち点24とし、首位に立ってクラブ監督の職を離れた。
 「最も高い位置に立って私は離れる。2008年からコリンチャンスで仕事を始め、あらゆることに貢献できたと思う」とメネゼス監督は誇らしげだ。今回の代表監督就任はフルミネンセのラマーリョ監督が合意に至らなかったために、メネゼス監督に白羽の矢が立った経緯があった。前節まで首位だったそのフルミネンセを「最後の試合」で勝ち点で上回った。
 南アフリカ大会で8強に終わったドゥンガ監督の後任。ブラジルは1950年にもW杯を開催し、優勝はウルグアイにさらわれた。64年ぶりの自国開催では優勝が義務付けられる。「非常に誇らしく、幸せだ」と新監督は意欲に満ちている。
 プロ選手の経歴はないが、2007年にはグレミオでリベルタドーレスカップ準優勝、2009年はコリンチャンスをブラジル杯優勝に導いた手腕が注目される。4年後、カナリア軍団はブラジルで羽ばたくか?


前代未聞の策
 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で内紛騒ぎを起こした上、グループリーグ敗退を喫したフランスが、前代未聞の策に乗り出した。同大会後に就任したブラン新監督は、けじめをつけるためにW杯代表を1人も選出せずに8月の初陣に臨む。
 前回準優勝の実績を引っ提げて臨んだW杯だったが、ドメネク前監督に暴言を吐いたとしてアネルカをチームから追放。これに選手が抗議して練習をボイコットする泥仕合になった。グループリーグ最終戦は主力のほとんどが先発落ちして完敗し、国内で政界からも「恥さらし」と非難された。
 ブラン監督の提案を受け、フランス連盟は23日、アウェーで8月11日にノルウェーと対戦する親善試合のメンバーにW杯代表の全23選手を出場させないことを決めて発表した。ブラン監督とは1998年W杯で優勝した代表の同僚で、昨季のフランス1部リーグを制したマルセイユのデシャン監督は「無秩序状態の代表チームに対し、最初に威厳を示す必要があった」と支持した。
 ただ、懸案事項はまだある。次世代を担うと期待されながらW杯代表から漏れたベンゼマ(レアル・マドリード)は今回の除外対象になっていないが、未成年の買春に関与した疑いで警察当局の取り調べが続いている。ブラン監督が代表チームの立て直しに徹し、醜聞に揺れるストライカーの招集を見送るのか。8月5日のメンバー発表が注目される。


超サカFLASH

3試合出場停止
 Jリーグは26日、J1のG大阪所属のFWルーカスに3試合の出場停止処分を科したと発表した。既に消化した24日の横浜M戦、28日の神戸戦、8月1日の山形戦が対象。ルーカスは18日の浦和戦で反則を犯して退場処分となり、さらに執拗な抗議や侮辱的発言をし、ペットボトルを蹴るなどした。


[提携サイト]
日本代表ニュース

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