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本日の超最新情報
新生日本代表の横浜合宿がスタート!!2010.09.02.THU

INDEX

合宿開始
新生日本代表の横浜合宿がスタート!ザッケローニ新監督はスタンドから練習を視察!

辞退&追加招集
名古屋DF田中マルクス闘莉王(29)が右肋軟骨損傷の全治10日で日本代表を辞退!新潟DF永田充(27)が追加招集!

天皇杯展望
明日3日、第90回天皇杯全日本選手権が開幕!Jリーグ勢は5日の2回戦から登場!

残留決定
CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(24)のCSKA残留が決定!

正式発表
トッテナムがレアル・マドリードからオランダ代表MFファン・デル・ファールト(27)を獲得したことを正式に発表!

新監督
ボローニャの新監督に前シエナ監督のマレザーニ氏(56)が就任!

本日の超サカFLASH
左膝半月板の手術を受けた神戸FW大久保嘉人がリハビリを開始ほか


本文
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合宿開始
 サッカーの日本代表は本日2日、横浜市内のホテルに集合し、国際親善試合のパラグアイ戦(4日・日産スタジアム)に備えて合宿を開始した。ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会でのベスト16入りから2ヶ月、新生日本代表が4年後のW杯へ向けてスタートを切った。ケガで不参加となった闘莉王(名古屋)に代わって招集された永田(新潟)を含む代表選手23名全員が集まった。
 まだ就労ビザを取得していないザッケローニ新監督は、練習前の宿舎で23選手に日本代表としての誇りを説き、「みんな非常にやる気に満ちていた」と好印象を持った様子。約1時間の練習はニッパツ三ツ沢球技場の一室で視察した。
 本田(CSKAモスクワ)、岡崎(清水)、長友(チェゼーナ)らが戦術練習で精力的に汗を流し、故障を抱える遠藤(G大阪)、長谷部(ボルフスブルク)は別メニューで調整した。
 7日のグアテマラ戦(長居陸上競技場)を含め、練習と試合の指揮は原監督代行が執る。

日本代表メンバー23名
GK:
楢崎正剛(名古屋)
川島永嗣(リールセ)
DF:
中澤佑二(横浜M)
駒野友一(磐田)
岩政大樹(鹿島)
永田充(新潟)
栗原勇蔵(横浜M)
長友佑都(チェゼーナ)
槙野智章(広島)
内田篤人(シャルケ)
MF:
橋本英郎(G大阪)
遠藤保仁(G大阪)
中村憲剛(川崎)
松井大輔(グルノーブル)
今野泰幸(FC東京)
長谷部誠(ボルフスブルク)
藤本淳吾(清水)
細貝萌 (浦和)
本田圭佑(CSKAモスクワ)
乾貴士 (C大阪)
香川真司(ドルトムント)
FW:
岡崎慎司(清水)
森本貴幸(カターニャ)

【全選手が同じスタートライン】
 16強入りと躍進したW杯南アフリカ大会から約2ヶ月。新生日本代表がようやく船出した。とはいえ、かじ取り役のザッケローニ新監督は就労ビザが出ていないので、練習を指導できない。寂しい初日になった。
 指示を出したのは、監督代行の原博実強化担当技術委員長。一部の選手からは「やる気をどう出せばいいのか」と不満も漏れていたが、ピッチに立つと精力的な動きを見せた。新指揮官が、グラウンドの外からじっと目を光らせていたからだ。
 イタリア人監督は前日にJリーグの試合を視察した際、「自分の選択にミスがないよう、できるだけ選手の情報を集めたい」と話した。新監督の前では全選手が同じスタートライン。気の抜けたプレーを見せれば出遅れる。FW岡崎(清水)は「これからサバイバルが始まる」と言った。
 W杯ドイツ大会後の4年前、オシム監督体制の始動に集まったのは18選手。中村俊(横浜M)ら当時の欧州組は参加しなかったとはいえ、南ア大会に行ったのは18人の中でGK川口(磐田)、DF闘莉王(名古屋)ら5人だけだった。
 最終目標は4年後のW杯。今回の23人のうち、何人がブラジルに辿り着けるだろうか。

【ザック新監督「外から見て勉強」】
 サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ新監督が本日2日夜、神奈川県内でパラグアイ戦(4日)とグアテマラ戦(7日)戦に向けて行われた代表合宿を視察後、取材に応じた。同監督は「原さんに責任を持ってやっていただく」と、2試合の指揮を執る原博実・代行監督の立場に配慮し、「私は外から客観的に見て勉強させてもらう。良い印象や情報が出てくることを期待している」と謙虚に話した。
 原代行監督は「彼(ザッケローニ監督)から起用して欲しい選手の個人名などは出ていない。我々が選んだ布陣で戦う」と“原ジャパン”としての戦いを強調した。

【ザック新監督が1人1人と握手】
 代表選手達と宿舎で初対面したザッケローニ新監督は、原委員長によると、選手1人1人と握手、「W杯の1ページは終わった。これから新しいストーリーを一緒につくりたい」などとあいさつした。
 練習は日本サッカー協会の大仁副会長らと視察。選手の動きを熱心に見詰め、選手の名前を確認していたという。選手の新監督評は上々で、長友が「真面目そうで自分の戦術を持っていそう」と言えば、内田も「優しそうだった」と話した。

【原監督代行は4−5−1を採用】
 原監督代行は一際大きな声を響かせ、練習を指揮。FC東京監督時代以来の現場に立ち、気合いが入っている様子だった。
 戦術練習では本田、松井、長友ら欧州組が入るチームで4−5−1の布陣を採用。パラグアイ戦のメンバーについては「コンディションを見て」としたが、布陣は4−5−1でいくという。

【本田、切れのある動き披露】
 W杯で2得点の活躍を見せた本田は、ミニゲームで鋭いシュートを決めるなど切れのある動きを見せた。久しぶりの日本での練習に「暑いですね」と疲れた表情で話した。
 ザッケローニ新監督の印象を聞かれると「どうですかね。しっかり頑張っていこうと話していただけなので」と言葉少な。足早に帰りのバスに乗り込んだ。

【駒野「PK蹴りたい」】
 W杯決勝トーナメント1回戦で敗れたパラグアイとの再戦。この試合のPK戦でキックを外した駒野(磐田)は「PKを蹴りたい?」と問われ「機会があるか分からないけど、蹴らしてもらえるなら」と意欲を見せた。
 W杯のパラグアイ戦後は号泣しただけに、「自分はベスト16に入ったことより、負けた印象が強い。次は90分間で勝負をつけたい」とリベンジを誓った。

【岡田武史前監督が会談】
 サッカーのワールドカップ(W杯)日本代表の前監督で、8月に文部科学省参与に就任したばかりの岡田武史氏(53)が本日2日、同省大臣室で川端達夫文部科学相らと会談し、「子供達は、1回失敗しても、何度もチャレンジすることが大事」と教育行政にアドバイスした。
 1998年のフランス大会ではグループリーグで敗退して監督を退任しながらも、再就任して臨んだ今年の南アフリカ大会でチームを決勝トーナメントに導いた岡田氏。“リベンジ”の大切を説いて、「僕なんか何度も“無職”になっている」と笑いを誘った。
 岡田氏は、ともに参与となった安西祐一郎慶応大教授とともに、川端文科相から改めて辞令を受け取って、同省幹部らと約30分、会談。「教師も大変。『岡ちゃん』人気がありますから、学校を応援で回りましょうか」と先生達にもエールを送った。


辞退&追加招集
 日本サッカー協会は本日2日、国際親善試合のパラグアイ戦(4日・日産スタジアム)とグアテマラ戦(7日・長居陸上競技場)に臨む日本代表で名古屋のDF田中マルクス闘莉王(29)がケガのために外れ、代わりに新潟のDF永田充(27)を追加招集したと発表した。
 闘莉王は1日の練習中に負傷し、右肋軟骨損傷で全治10日間の診断を受けたため、2日からの代表合宿参加を辞退した。
 27歳の永田は2004年12月のドイツ戦以来の代表選出で、国際Aマッチの出場経験はない。


天皇杯展望
第90回天皇杯全日本選手権1回戦日程

3日(金)
19:00〜
流通経済大学(茨城)vsアルテ高崎(群馬)
(笠松)
14:00〜
福島ユナイテッド(福島)vsソニー仙台(宮城)
(Jヴィレッジ)
19:00〜
サウルコス福井(福井)vs富山新庄クラブ(富山)
(福井テクノ)
19:00〜
ツエーゲン金沢(石川)vsJAPANサッカーカレッジ(新潟)
(金沢)
19:00〜
四日市大学(三重)vs中京大学(愛知)
(鈴鹿)
13:00〜
札幌大学(北海道)vsグルージャ盛岡(岩手)
(札幌厚別)
19:00〜
佐川急便中国(広島)vsデッツォーラ島根E.C(島根)
(福山)
15:00〜
カマタマーレ讃岐(香川)vs高知大学(高知)
(熊谷陸)
15:00〜
HOYO Atletico ELAN(大分)vsホンダロック(宮崎)
(大分サA)
19:00〜
東京ヴェルディユース(東京)vs駒澤大学(大学)
(西が丘)
18:00〜
佐川印刷(京都)vs奈良クラブ(奈良)
(西京極)
13:00〜
FC琉球(沖縄)vs徳島ヴォルティス・セカンド(徳島)
(秋津)
19:00〜
Y.S.C.C(神奈川)vs鹿屋体育大学(鹿児島)
(平塚)
19:00〜
山形大学(山形)vsブラウブリッツ秋田(秋田)
(NDスタ)
16:00〜
レノファ山口(山口)vs米子北高校(鳥取)
(平塚)
19:00〜
Honda FC(静岡)vsFC岐阜SECOND(岐阜)
(草薙陸)
16:00〜
V・ファーレン長崎(長崎)vs環太平洋大学(岡山)
(笠松)
18:00〜
佐賀大学(佐賀)vs熊本学園大学付属高校(熊本)
(佐賀)
19:00〜
大阪体育大学(大阪)vsアルテリーヴォ和歌山(和歌山)
(金鳥スタ)
18:00〜
関西学院大学(兵庫)vsMIOびわこ草津(滋賀)
(加古川)
16:00〜
順天堂大学(千葉)vsヴァンラーレ八戸FC(青森)
(秋津)
18:00〜
東京国際大学(埼玉)vs栃木ウーヴァ(栃木)
(熊谷陸)
16:00〜
福岡教育大学(福岡)vs愛媛FCしまなみ(愛媛)
(草薙陸)
19:30〜
松本山雅(長野)vs玉穂フットボールクラブ(山梨)
(松本球)

 サッカーの第90回天皇杯全日本選手権は明日3日、各地で1回戦24試合を行い、プロとアマチュアの88チームが一発勝負のトーナメント方式で来年1月1日の決勝(東京・国立霞ヶ丘競技場)を目指す伝統の大会が開幕する。
 都道府県代表などが出場する1回戦でJリーグ準加盟の松本山雅FC(長野)は玉穂FC(山梨)、V・ファーレン長崎(長崎)は環太平洋大(岡山)と対戦。高校勢の米子北高(鳥取)はレノファ山口(山口)、熊本学園大付高(熊本)は佐賀大(佐賀)に挑む。
 大会史上初の3連覇を狙うG大阪などJ1、J2勢が登場する2回戦は5日に開催される。


残留決定
 日本代表MF本田圭佑(24)が、ロシアプレミアリーグ、CSKAモスクワに残留することが1日、正式に決まった。8月31日(日本時間9月1日)の夏の移籍期限が終了し、来年1月1日まで他クラブでの選手登録はできなくなった。
 8月19日にクラブ幹部が「放出はない」と話すなど今夏の移籍が事実上消滅していた。ミラン(イタリア)、バルセロナ(スペイン)など各国の名門が獲得に興味を示したが、約20億円の高額移籍金もあってオファーには至らなかった。唯一の正式オファーとなったガラタサライ(トルコ)には本田側が断りを入れた。
 日本代表新監督のザッケローニ氏は、古巣のミランに本田獲得を提案するなど、新生日本でも大きな期待を受ける。本日2日の日本代表合宿開始に向けて国内で静養した本田は「気持ちを切り替える作業はしている。ポジティブに考えたい」としており、今冬のビッグクラブ移籍に向けて、さらなる活躍を目指す。


正式発表
 イングランドプレミアリーグのトッテナムは1日、レアル・マドリード(スペイン)からオランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト(27)を獲得したと正式に発表した。
 バイエルン(ドイツ)への移籍も報じられていたファン・デル・ファールト。しかし契約は成立せず、移籍市場が閉じる直前でトッテナムが同選手の獲得に動いていた。しかし、プレミアリーグが移籍市場が閉まる現地時間31日午後6時までに移籍登録がされたか確認していたため、公式発表が先送りとなっていた。
 ファン・デル・ファールトは2008年にハンブルガーSV(ドイツ)からレアルに加入。しかし、昨季ミラン(イタリア)から加入したカカにポジションを奪われると、今オフにはチームが同ポジションにセルヒオ・カナレスとメスート・エジルを補強したことで、出場機会の大幅な減少が予想されていた。


新監督
 イタリアセリエAのボローニャは1日、前シエナ(以上イタリア)指揮官のアルベルト・マレザーニ氏(56)を新監督に迎えたと発表した。また、モナコ(フランス)からウルグアイ代表MFディエゴ・ペレスを獲得したことを併せて発表した。
 セリエA開幕戦前日に当たった8月29日に、「チームの可能性に対して懐疑的だった」として、突如フランコ・コロンバ前監督を解任したボローニャ。同クラブは代わりに、昨季までシエナを率いていたマレザーニ氏の監督就任を発表した。
 なお、30日のインテル戦ではユースチームを率いるパオロ・マニャーニ監督が指揮を執り、昨季王者を相手に0−0で引き分けていた。


超サカFLASH

帰国
 欧州でW杯招致活動を行っていた日本サッカー協会の小倉純二会長が1日、帰国した。

予選免除
 日本サッカー協会の小倉純二会長は1日、アジアカップの上位3チームに与えられる次回大会予選免除の権利がなくなる可能性があることを明らかにした。11月に行われるアジア連盟(AFC)理事会で議論される。

手術
 J1ののFC東京の正GK権田修一(21)が本日、脱臼した右手親指の靱帯の修復手術を受けた。8月28日の神戸戦で負傷した。3日に退院し、8日のナビスコ杯準々決勝第2戦の清水戦での復帰を目指す。今季リーグ戦は17試合に出場している。

全治4週間
 J1大宮は本日、DF深谷友基が8月30日に左手の手術を受け、全治4週間と診断されたと発表した。8月28日のC大阪戦で脱臼した。

練習参加
 ドイツブンデスリーガ、フライブルクに移籍したFW矢野貴章が1日、チームの練習に参加し、ミニゲームなどで約1時間汗を流した。11日のシュツットガルト戦でデビューを目指し「来たからには試合に出ることが目標。FWなので点を取りたい」と意気込みを語った。同リーグはワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の日本代表にともに名を連ねた長谷部誠(ボルフスブルク)、内田篤人(シャルケ)もプレーする。「心強いし、対決できることは楽しみ」と話した。

リハビリ開始
 8月21日に左膝半月板の手術を受けたJ1神戸FW大久保嘉人が1日、リハビリを開始した。

3回戦進出
スペイン国王杯2回戦結果

CDトゥデラノ0−2ルセナ
フミージャCF0−1UDメリージャ
バジャドリード5−3ラス・パルマス
ヒムナスティク1−2シェレス
テルエル0−1レアル・ウニオン
UDログロニェス0−0(4PK3)セルセダ
CDアルカラ1−3サント・アンドレウ
オビエド2−2(4PK5)ムルシア
カウダル0−1U・デ・ラス・パルマス
ポリ・エヒド1−0アルコジャーノ
コルドバ1−0ヌマンシア
バダホス2−0レアル・ハエン
カステジョン2−3ポルトゥガレテ
カディス3−1CEロスピタレ
ADセウタ2−1CDグアダラハラ
アルコルコン3−2セルタ・デ・ビゴ
ベティス2−1サラマンカ
エルチェ4−1テネリフェ
ジローナ1−1SDウエスカ
ポンフェッラディーナ1−0レクレアティーボ
アルバセーテ0−2グラナダCF
FCカルタヘナ1−3ラージョ・バジェカノ

 スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)は1日、各地で2回戦が行われ、昨季レアル・マドリードを2試合合計4−1で下すなど旋風を巻き起こしたアルコルコン(2部)などが3回戦進出を決めた。1部から2部に降格した組ではバジャドリード、シェレスが勝ち上がり、テネリフェは敗退した。


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